JP2006183256A - 融雪システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 融雪作業を効率的に行うことができるシステムを提供することである。
【解決手段】 地中に埋設され、底部および側部がコンクリート部で被覆された一対の並置した融雪槽と、コンクリート部の側部及び/又は底部の外面の少なくとも一部に配置された面状発熱体と、V字形の横断面となるように融雪槽の頂部をそれぞれ切除することによって形成される雪塊破砕部と、雪塊破砕部内に配置されたクラッシャと、融雪槽と雪塊破砕部との境界に配置されたネットとを備え、クラッシャの各々に、回転軸に取り付けられたスパイラル状の破砕羽根が設けられ、一方の破砕羽根の一部が対向する破砕羽根のスパイラルの隙間の間に入り込むように構成されており、雪塊破砕部内に投入された雪塊が、クラッシャによって破砕された後、ネットを介して融雪槽に落下し、面状発熱体によって発せられる熱によって融かされるようになっていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は一般に、融雪システムに関する。より詳細には、本発明は、融雪作業を効率的に行うことができる融雪システムに関する。
積雪地においては、降り積もった雪を如何に処理するかが重要な課題となっている。降り積もった雪を処理する装置として、雪をタンクやコンテナの中に入れて融かす融雪装置がある。融雪装置には、タンクやコンテナの中に投入された雪を直接加熱する型式、雪に熱水シャワーを噴射して融解させる型式、温水パイプを内蔵し、温水パイプからの熱によって雪を融解させる型式など、種々の型式のものが開発され、市販されている。
しかしながら、これらの従来の融雪装置は、熱効率が十分ではなく、融雪に要する時間および経費に対して融雪量が少ない、雪塊に対して有効に融雪できない、等の欠点を有しており、満足すべき融雪装置が見当たらないのが現状である。
したがって、本発明は、融雪作業を効率的に行うことができる融雪システムを提供することを目的としている。
本願請求項1に記載の融雪システムは、地中に埋設され、底部および側部がコンクリート部で被覆された一対の並置した融雪槽と、前記コンクリート部の側部及び/又は底部の外面の少なくとも一部に配置された面状発熱体と、V字形の横断面となるように前記融雪槽の頂部をそれぞれ切除することによって形成される雪塊破砕部と、前記雪塊破砕部内に配置されたクラッシャと、前記融雪槽と前記雪塊破砕部との境界に配置されたネットとを備え、前記クラッシャの各々に、回転軸に取り付けられたスパイラル状の破砕羽根が設けられ、一方の破砕羽根の一部が対向する破砕羽根のスパイラルの隙間の間に入り込むように構成されており、前記雪塊破砕部内に投入された雪塊が、前記クラッシャによって破砕された後、前記ネットを介して前記融雪槽に落下し、前記面状発熱体によって発せられる熱によって融かされるようになっていることを特徴とするものである。
本願請求項2に記載の融雪システムは、車両の荷台上に載せられた一対の並置した融雪槽と、前記融雪槽の側部及び/又は底部の内面の少なくとも一部に配置された面状発熱体と、前記融雪槽内にそれぞれ配置されたクラッシャとを備え、前記クラッシャの各々に、回転軸に取り付けられたスパイラル状の破砕羽根が設けられ、一方の破砕羽根の一部が対向する破砕羽根のスパイラルの隙間の間に入り込むように構成されており、前記融雪槽内に投入された雪塊が、前記クラッシャによって破砕された後、前記面状発熱体によって発せられる熱によって融かされるようになっていることを特徴とするものである。
本発明の融雪システムによれば、面状発熱体から発せられる熱によって融かす前に雪塊を破砕して融け易くするため、効率的な融雪作業を低コストで行うことができる。また、移動式の融雪システムの場合には、場所を選ばずに融雪作業を行うことができるという効果も併せ有している。
次に図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態に係る融雪システムについて詳細に説明する。本発明の融雪システムは、地下埋設式のものと移動式のものの2種類に大別される。まず最初に、地下埋設式の融雪システムについて説明する。
図1は、地下埋設式の融雪システムを模式的に示した断面図である。図1において全体として参照符号10で示される本発明の好ましい実施の形態に係る融雪システムは、地中に埋設される一対の並置した融雪槽12を備えている。融雪槽12は、円形のパイプで形成されている。
融雪槽12の底部および側部は、コンクリート部14で被覆されており、コンクリート部14の底部には、融雪システム10が沈下しないように、砕石層16およびフーチングコンクリート層18が設けられている。コンクリート部14の側部の外面の少なくとも一部には、面状発熱体20が配置されており、面状発熱体20は、保温材22で被覆されている。コンクリート部14の底部の外面に、面状発熱体20を配置してもよい。なお、面状発熱体20は、ヒーターパネル等の公知の装置を使用してよい。また、保温材22は、公知の材料を用いてよい。
融雪槽12を形成する並置したパイプは、図1に示されるように、V字形の横断面を形成するように、頂部がそれぞれ切除されており、V字形の横断面を形成する箇所が、雪塊破砕部24となる。雪塊破砕部24には、クラッシャ26が配置されている。クラッシャ26は、図3に最も良く示されるように、駆動源(図示せず)によって回転駆動される一対の並置した回転軸26aに取り付けられたスパイラル状の破砕羽根26bを有している。クラッシャ26の各破砕羽根26bは、一方の破砕羽根26bの一部が対向する破砕羽根26bのスパイラルの隙間26cの間に入り込むように構成されており、これにより、クラッシャ26の上方に投入された雪塊を粉砕することができるようになっている。
融雪槽12と雪塊破砕部24との境界には、雪塊が融雪槽12内に落下せず粉砕された雪のみが融雪槽12内に落下するように、金属製のネット28が配置されている。また、雪塊破砕部24の頂部は、開閉式のシャッタ30で被覆されており、頂部の一部には、雪塊破砕部24の内部を監視し又は点検することができるように、点検用グレーチング32が配置されている。
以上のように構成された融雪システム10の使用について説明する。まず、雪を積載したダンプトラックを融雪システム10の脇に停車させ、シャッタ30を開け、雪を雪塊破砕部24内に投下する。すると、雪塊破砕部24内のクラッシャ26が回転しているため、投下された雪塊はクラッシャ26によって破砕される。破砕された雪は、ネット28を介して、融雪槽12内に落下し、面状発熱体20によって発せられる熱によって融かされる。なお、融雪システム10内の様子を、点検用グレーチング32から監視することができる。
次に、移動式の融雪システムについて説明する。図6は、移動式の融雪システムを模式的に示した断面図である。図6において全体として参照符号40で示される本発明の好ましい実施の形態に係る融雪システムは、トレーラーの荷台上に配置されており、一対の並置した融雪槽42を備えている。
融雪槽42の側部及び/又は底部の内面の少なくとも一部には、面状発熱体46が配置されている。面状発熱体46は、ヒーターパネル等の公知の装置を使用してよい。
各融雪槽42は、円筒形の形状を有しており、それらの内部に、雪塊を破砕するためのクラッシャ50がそれぞれ配置されている。各クラッシャ50は、駆動源(図示せず)によって回転駆動される回転軸50aに取り付けられたスパイラル状の破砕羽根50bを有している。各破砕羽根50bは、一方の破砕羽根50bの一部が対向する破砕羽根50bのスパイラルの隙間50cの間に入り込むように構成されており、これによりクラッシャ50の上方に投入された雪塊を粉砕することができるようになっている。
以上のように構成された融雪システム40の使用について説明する。まず、トレーラーの荷台上に配置されたホッパ52内に投入された雪塊は、ベルトコンベア54を介して、融雪槽42内に搬送される。すると、融雪槽42内のクラッシャ50が回転しているため、雪塊はクラッシャ50によって破砕される。そして、破砕された雪は、面状発熱体46によって発せられる熱によって融かされる。融雪水は、管を介して車外に排出される。
本発明は、以上の発明の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態において、融雪槽12、42は、円形のパイプで形成されているが、角形のパイプ等の、他の形状のパイプ材を使用してもよい。
地下埋設式の融雪システムを模式的に示した断面図である。 図1の部分2の拡大図である。 図1の融雪システムのクラッシャを概略的に示した拡大斜視図である。 図1の融雪システムの全体図である。 図4の平面図である。 移動式の融雪システムを模式的に示した縦断面図である。 図6の融雪システムの横断面図である。 図7の部分8の拡大図である。
符号の説明
10 地下埋設式の融雪システム
12 融雪槽
14 コンクリート部
20 面状発熱体
22 保温材
24 雪塊破砕部
26 クラッシャ
28 ネット
30 シャッタ
40 移動式の融雪システム
42 融雪槽
46 面状発熱体
50 クラッシャ

Claims (2)

  1. 地中に埋設され、底部および側部がコンクリート部で被覆された一対の並置した融雪槽と、
    前記コンクリート部の側部及び/又は底部の外面の少なくとも一部に配置された面状発熱体と、
    V字形の横断面となるように前記融雪槽の頂部をそれぞれ切除することによって形成される雪塊破砕部と、
    前記雪塊破砕部内に配置されたクラッシャと、
    前記融雪槽と前記雪塊破砕部との境界に配置されたネットとを備え、
    前記クラッシャの各々に、回転軸に取り付けられたスパイラル状の破砕羽根が設けられ、一方の破砕羽根の一部が対向する破砕羽根のスパイラルの隙間の間に入り込むように構成されており、
    前記雪塊破砕部内に投入された雪塊が、前記クラッシャによって破砕された後、前記ネットを介して前記融雪槽に落下し、前記面状発熱体によって発せられる熱によって融かされるようになっていることを特徴とする融雪システム。
  2. 車両の荷台上に載せられた一対の並置した融雪槽と、
    前記融雪槽の側部及び/又は底部の内面の少なくとも一部に配置された面状発熱体と、
    前記融雪槽内にそれぞれ配置されたクラッシャとを備え、
    前記クラッシャの各々に、回転軸に取り付けられたスパイラル状の破砕羽根が設けられ、一方の破砕羽根の一部が対向する破砕羽根のスパイラルの隙間の間に入り込むように構成されており、
    前記融雪槽内に投入された雪塊が、前記クラッシャによって破砕された後、前記面状発熱体によって発せられる熱によって融かされるようになっていることを特徴とする融雪システム。
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