JP2006181686A - 研磨装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 手作業によるワークの被研磨面の平坦度のばらつきを抑えられるとともに、従来の研磨装置よりも平坦度を高精度に仕上げることが可能であり、また、手作業に近い繊細な調整を行うことが可能な研磨装置を提供する。
【解決手段】 研磨対象のワークを配置可能なワーク配置部2と、前記ワークの被研磨面に当接して被研磨面を研磨するための研磨面4aが形成された砥石4と、砥石4の側面、または、砥石4に取り付けられたアタッチメント20の砥石4の側面と平行な面に、先端が当接して、前記ワークの被研磨面と平行な面内での砥石4の位置を位置決めする複数のピン16,16・・を有する砥石保持部6と、砥石4の研磨面4aを前記ワークの被研磨面に当接させた状態で、砥石保持部6およびワークの少なくとも一方を被研磨面と平行な面内で移動させることで、砥石4の研磨面4aによりワークの被研磨面を研磨する研磨駆動手段8a,8bとを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、砥石をワークの被研磨面に当接させて被研磨面と平行な面内で移動させることで、被研磨面を研磨する研磨装置に関する。
砥石をワークの被研磨面に当接させて被研磨面と平行な面内で移動させることで、被研磨面を研磨する研磨装置が、従来より種々提案されている。
例えば、特許文献1には、被加工材(ワーク)の径と比べて小さな径の砥石を用いて、平板上の被加工材の表面を平坦に加工する平面研磨装置が記載されている。この平面研磨装置は、平板上の被加工材を保持するターンテーブルと、このターンテーブルに対向してその上方に配置され、被加工材と比べて小さな径の砥石を保持する研磨ヘッドとを備える。そして、ターンテーブルを回転させて被加工材を回転させるとともに、回転させた砥石を被加工材の表面に押し付けた状態で被加工材の表面に対して平行な面内で移動させる(特許文献1 第4図参照)ことにより、被加工材の表面を平坦に加工する。
また、研磨を施すワークの種類によっては、研磨の最終仕上げにおいて、作業者が砥石を手に持ってワークの被研磨面を研磨する手作業が必要となる場合もある。特に傷付きやすくデリケートな被研磨面を有するワークを研磨する場合には、従来の研磨装置を用いるよりも、被研磨面の仕上がりの繊細な調整を自在に行える手作業が好適な場合がある。
特開2002−187062号公報
しかしながら、砥石を用いた手作業による研磨においては、作業者の熟練度等によってワークの被研磨面の平坦度がばらついてしまうという課題がある。
他方、従来の研磨装置においては、砥石の研磨面と、ワークが載置されるターンテーブル(ワーク配置部)との平行度を高精度に保つことが困難であり、したがって、研磨面の平坦度を高精度に形成することが困難であるという課題がある。
また、従来の研磨装置では、ワークや砥石を回転させて研磨を行うため、手作業の研磨に比較して、ワークの被研磨面に部分的かつ繊細な研磨を施して調整を行うことが難しいという課題もある。
本発明は上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、手作業によるワークの被研磨面の平坦度のばらつきを抑えられるとともに、従来の研磨装置よりも平坦度を高精度に仕上げることが可能であり、また、手作業に近い繊細な調整を行うことが可能な研磨装置を提供することにある。
本発明に係る研磨装置は、上記課題を解決するために、以下の構成を備える。すなわち、研磨対象のワークを配置するワーク配置部と、前記ワークの被研磨面に当接して被研磨面を研磨するための研磨面が形成された砥石と、前記砥石の側面、または、砥石に取り付けられたアタッチメントの砥石の側面と平行な面に、先端が当接して、前記ワークの被研磨面と平行な面内での砥石の位置を位置決めする複数のピンを有する砥石保持部と、前記砥石の研磨面を前記ワークの被研磨面に当接させた状態で、前記砥石保持部およびワークの少なくとも一方を被研磨面と平行な面内で移動させることで、砥石の研磨面によりワークの被研磨面を研磨する研磨駆動手段とを備えることを特徴とする。
これによれば、砥石または砥石に取り付けられたアタッチメントの側面をピンの先端で点接触により支持することで、砥石がワークの被研磨面の傾斜に正確にならって傾斜するから、被研磨面の平坦度が自動的に繊細に調節されて、被研磨面の平坦度を高精度に仕上げることが可能となる。
さらに、前記ピンは、ユーザーの操作により、前記砥石の側面、または、砥石に取り付けられたアタッチメントの砥石の側面と平行な面に対して、接離動可能に設けられていることを特徴とする。
さらに、前記ピンは、回転されることで、前記砥石の側面、または、砥石に取り付けられたアタッチメントの砥石の側面と平行な面に対して接離動するためのねじ部を有することを特徴とする。
これによれば、ユーザーが、ピンによる砥石の支持力、および、ピン先端と砥石または砥石に取り付けられたアタッチメントの側面との間の遊び量を自在かつ繊細に調節できる。
また、前記砥石を前記ワークの被研磨面に向かって所定圧力で押圧可能な砥石押圧手段を備えることを特徴とする。
これによれば、砥石の研磨面をワークの被研磨面に対して好適に押し付けて密着させた状態で、研磨を行うことができる。
さらに、前記砥石押圧手段は、前記砥石の研磨面の反対面の複数箇所を、前記ワークの被研磨面に向かって押圧することを特徴とする。
これによれば、砥石押圧手段が砥石の複数箇所を押圧するから、砥石の研磨面に均等な荷重を掛けることができる。
さらに、前記砥石押圧手段は、複数のエアシリンダにより前記砥石を押圧することを特徴とする。
これによれば、それぞれのエアシリンダが被研磨面の傾斜を吸収して、砥石をワークの被研磨面の傾斜に好適に追随させることができるとともに、砥石の研磨面に均等な荷重を掛けることができる。
また、研磨時に、前記ワークの被研磨面から前記砥石の研磨面がはみ出す際には、前記砥石押圧手段による押圧力を、研磨面の全面が被研磨面に接しているときの押圧力に対して、研磨面の全面積に対するはみ出す面積の割合だけ減じるよう制御を行う押圧力制御手段を備えることを特徴とする。
これによれば、砥石がワークからはみ出す際に、砥石とワークとの接触面積が小さくなることでワークと砥石との間に過大な圧力が掛かることを、防ぐことができる。
また、前記砥石保持部を前記ワークの被研磨面に対して垂直方向に移動させる垂直駆動手段と、前記砥石の前記砥石保持部からの離脱を防ぐための、砥石保持部に対する砥石の前記ワークの被研磨面方向への移動を、所定位置で規制する砥石係止部と、研磨時に、前記垂直駆動手段を駆動して、前記砥石の研磨面が前記ワークの被研磨面に接した状態からさらに前記砥石保持部を被研磨面に近づけるよう制御を行うことで、砥石を前記砥石係止部による移動の規制を受けない位置に設定する距離制御手段とを備えることを特徴とする。
これによれば、研磨時に、砥石の垂直方向の移動が所定範囲でフリーとなるから、砥石がワークの被研磨面の傾斜に好適に追随する。
また、前記砥石の磨耗量を測定する砥石磨耗量測定手段を備え、前記距離制御手段は、研磨時に、前記砥石磨耗量測定手段で測定された磨耗量の分だけ、前記砥石保持部と前記ワークの被研磨面との距離を近づける制御を行うことを特徴とする。
これによれば、研磨時における砥石保持部と砥石との位置関係を一定に保つことができ、砥石の遊び量や砥石押圧手段からの押圧力を一定に保つことができる。
さらに、前記砥石磨耗量測定手段は、前記ワーク配置部に対して固定された位置に設けられ、前記砥石の研磨面を当接可能な当接部材と、前記砥石の研磨面に垂直な方向の、前記砥石保持部に対する砥石の相対的な位置を検出する砥石位置検出手段と、前記垂直駆動手段を駆動制御して、前記砥石の研磨面が前記当接部材に当接するとともに、前記砥石保持部が当接部材に対して所定距離となるよう位置合わせする位置合わせ手段と、研磨前および研磨後に、前記位置合わせ手段により前記砥石保持部を位置合わせした状態で、砥石位置検出手段により砥石保持部と前記砥石との前記相対的な位置を検出し、研磨前の砥石の位置と研磨後の砥石の位置との差分を取ることで、砥石の磨耗量を測定する差分算出手段とから成ることを特徴とする。
これによれば、簡単な構成で砥石の磨耗量を検出することができる。
また、前記研磨駆動手段は、前記砥石保持部および前記ワークの少なくとも一方を、前記被研磨面と平行な面の所定範囲内の任意の軌道上を移動制御可能に設けられていることを特徴とする。
さらに、前記研磨駆動手段は、前記砥石保持部および前記ワークの少なくとも一方を、前記被研磨面と平行な面内における第一方向と、該平行な面内における、第一方向に垂直な第二方向とのそれぞれに独立して移動制御可能なX−Y軸駆動ロボットからなることを特徴とする。
これによれば、砥石を、ワークの被研磨面上の任意の軌道上を自在に移動させることができるから、ワークの被研磨面に、部分的かつ繊細な研磨を施したり、手作業に近い繊細な調整を施すことが可能となる。
本発明に係る研磨装置によれば、手作業によるワークの被研磨面の平坦度のばらつきを抑えられるとともに、従来の研磨装置よりも平坦度を高精度に仕上げることが可能であり、また、手作業に近い繊細な調整を行うことが可能となる。
以下、本発明に係る研磨装置を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、ベース部1上に設置された、本実施の形態に係る研磨装置Aの構成を示す説明図であり、(a)が平面図、(b)が正面図、(c)が側面図である。
研磨装置Aの基本構成を説明する。研磨装置Aは、研磨対象のワークを配置可能なワーク配置部としてのワーク固定ベース2と、ワーク固定ベース2上に配置された前記ワークの被研磨面に当接して被研磨面を研磨するための研磨面4aが形成された砥石4と、砥石4を保持する砥石保持部6と、砥石保持部6を前記ワークの被研磨面と平行な面内で移動させる研磨駆動手段としてのX軸駆動用ロボット8aおよびY軸駆動用ロボット8b(X−Y軸駆動ロボット)と、砥石保持部6を前記ワークの被研磨面に対して垂直方向に移動させる、Z軸駆動モータ10aおよびZ軸駆動部10bからなる垂直駆動手段10と、X軸駆動用ロボット8a、Y軸駆動用ロボット8bおよび垂直駆動手段10の駆動を制御する、図示しないコンピュータ等から成る制御部とを備える。
ワーク配置部としてのワーク固定ベース2は、ベース部1上に設けられ、上面が平面状に形成され、その上面上にワークを配置可能に設けられている。なお、図1(b),(c)においては、ワーク固定ベース2は断面図で示している。ワークは、その被研磨面が上面となるよう、ワーク固定ベース2上に配置される。
また、研磨装置Aは、ワーク固定ベース2上に配置されたワークを固定する図示しない固定手段を有する。この固定手段は、例えば、ワークの側面を挟持する機構により実現できる。
X−Y軸駆動ロボット(研磨駆動手段)の一部を構成するY軸駆動用ロボット8bは、ベース部1に対して固定されて設けられ、前記制御部に制御されて、X軸駆動用ロボット8a(後述)に連結されたX−Y連結ブラケット8cを、ワーク固定ベース2上のワークの被研磨面と平行な第一方向(Y方向。図1(a)においては上下方向、図1(b)においては奥行き方向、図1(c)においては左右方向)に往復移動させることができる。なお、図1(c)においては、Y軸駆動用ロボット8bを破線にて示し、透視した状態で表している。
X−Y軸駆動ロボット(研磨駆動手段)の一部を構成するX軸駆動用ロボット8aは、X−Y連結ブラケット8cを介してY軸駆動用ロボット8bに連繋され、Y軸駆動用ロボット8bの駆動により、前記第一方向に移動可能に設けられる。図1(a)に示すように、X軸駆動用ロボット8aは、一端がX−Y連結ブラケット8cを介してY軸駆動用ロボット8bに連繋され、他端が前記第一方向に平行なレール8dに案内されて、前記第一方向に移動される。
X軸駆動用ロボット8aには垂直駆動手段10が連繋され、X軸駆動用ロボット8aは、前記制御部に制御されて、垂直駆動手段10を、ワークの被研磨面と平行でかつ前記第一方向に垂直な第二方向(X方向。図1(a),(b)においては左右方向、図1(c)においては奥行き方向)に往復移動させることができる。
垂直駆動手段10は、Z軸駆動モータ10aおよびZ軸駆動部10bからなり、Z軸駆動モータ10aが前記制御部に制御されて駆動されることで、砥石保持部6と連繋されたZ軸駆動部10bが、前記ワークの被研磨面に対して垂直方向(Z方向。図1(a)においては奥行き方向、図1(b),(c)においては上下方向)に往復移動される。これにより、垂直駆動手段10は、砥石保持部6を前記ワークの被研磨面に対して垂直方向に移動させる。
このように、研磨装置Aは、Y軸駆動用ロボット8bにX軸駆動用ロボット8aが連繋され、さらにX軸駆動用ロボット8aに垂直駆動手段10が連繋され、さらに垂直駆動手段10のZ軸駆動部10bに砥石保持部6が連繋されている。したがって、砥石保持部6に保持された砥石4は、垂直駆動手段10によってワークの被研磨面に対して接離動制御可能に設けられるとともに、X軸駆動用ロボット8aおよびY軸駆動用ロボット8bにより被研磨面と平行な面の所定範囲内の任意の軌道上を移動制御可能に設けられている。
そして、研磨装置Aは、前記制御部により、垂直駆動手段10を駆動制御して砥石4の研磨面4aをワークの被研磨面に当接させた状態で、X軸駆動用ロボット8aおよびY軸駆動用ロボット8bを駆動制御して砥石4を被研磨面と平行な面内で移動させることで、砥石4の研磨面4aで被研磨面を研磨することができる。
図2に、前記制御部がX軸駆動用ロボット8aおよびY軸駆動用ロボット8bを駆動制御して実現可能な、ワークの被研磨面Wp上の砥石4の移動軌跡の例を示す。
図2(a)は、円形の被研磨面Wpに対し、小円aの軌跡を描きながら、全体として大円bの軌道上を移動させる例を示している。図2(b)は、小さな楕円cの軌跡を描きながら、全体として大きな楕円dの軌道上を移動させる例を示している。
図2(c)は、矩形の被研磨面Wpに対し、小さな往復移動eをさせながら、全体としてジグザグな軌道f上を移動させる例を示している。
図2(d)は、円形の被研磨面Wpに対し、螺旋状の軌道g上を移動させる例を示している。
このように、本実施の形態に係る研磨装置Aは、X−Y軸駆動ロボット(X軸駆動用ロボット8aおよびY軸駆動用ロボット8b)によって、研磨を行う砥石4の移動軌道を作り出すから、軌道を自在に構成することができる。なお、砥石4の移動軌道は、図2(a)〜(d)に示した例に限定されるものではなく、前記制御部内の処理を変えることにより、被研磨面と平行な面の所定範囲内の任意の軌道上を移動するよう構成することができる。
次に、砥石保持部6の詳細な構成につき、図3〜図5を用いて説明する。
図3に示すように、砥石保持部6は、上下面のそれぞれが開口された直方体状の砥石保持部本体6aと、砥石4の砥石保持部6(砥石保持部本体6a)からの離脱を防ぐための、砥石保持部6に対する砥石4の前記ワークの被研磨面方向への移動を、所定位置で規制する砥石係止部12をなす第二係止部12bと、第二係止部12bの内側面から砥石4の方向に向かって伸び、先端が砥石4に取り付けられた第二アタッチメント20(後述)の側面に、受けピン24,24・・を介して当接して、前記ワークの被研磨面と平行な面内での砥石4の位置を位置決めする複数のピン16,16・・と、砥石4を前記ワークの被研磨面に向かって所定圧力で押圧可能な砥石押圧手段としての複数のエアシリンダ14,14・・とを有する。
砥石4は、直方体形に形成され、その下面が、ワーク固定ベース2上に配置されたワーク上面の被研磨面に当接して被研磨面を研磨するための研磨面4aに形成される。砥石4の研磨面4aの反対面である上面には、その上面を覆う板状の第一アタッチメント18が、接着またはビス留め等の接合手段により取り付けられている。さらに、第一アタッチメント18には、第一アタッチメント18の上面および側面を覆うよう設けられた第二アタッチメント20が、ビス22により取り付けられている。
さらに、第二アタッチメント20の上面には、その上面縁部から側方に突出するよう設けられた第一係止部12aが取り付けられている。
また、砥石保持部本体6aの下部には、その下部の開口縁部に沿って砥石保持部本体6aの内方に突出する第二係止部12bが設けられている。
第一および第二係止部12a,12bにより、前記砥石係止部12が構成される。すなわち、砥石保持部本体6aに固定された第二係止部12bに、砥石4に対して固定された第一係止部12aが引っ掛かることにより、砥石保持部6に対する砥石4の前記ワークの被研磨面方向への移動が、所定位置で規制され、砥石4の砥石保持部6(砥石保持部本体6a)からの離脱が防がれる。
ピン16,16・・は、第二係止部12bを水平方向に貫通して第二係止部12bに螺合するねじ部を有するビスにより形成される。各ピン16,16・・の先端は、砥石4に向かって伸び、砥石4に取り付けられた第二アタッチメント20の側面(アタッチメント18の側面を覆う部分で、砥石4の側面と平行な面)に、第二アタッチメント20の側面に嵌入された受けピン24,24・・を介して当接して、砥石4を水平方向から支持する。ピン16,16・・は、図5に示すように、砥石4の両長手側面に2個ずつ、両短手側面に1個ずつ、ぞれぞれ配設される。もちろん、本発明のピンの配置はこれに限定されるものではない。
なお、ピン16,16・・は、アタッチメントを介することなく、砥石4の側面に直接当接するよう設けてもよい。
ピン16の先端部は、球面状または先鋭状に形成され、第二アタッチメント20の側面に嵌入された受けピン24の頭部に、点接触する。
また、ピン16,16・・は、前記ねじ部の作用により、ユーザーにより回転されることで第二アタッチメント20の側面に対して接離動する。これにより、ユーザーが、ピン16,16・・による砥石4の水平方向の支持力、および、ピン16先端と第二アタッチメント20の側面(受けピン24の頭部)との間の遊び量を自在かつ繊細に調節できる。
エアシリンダ14,14・・は、エア供給ホース14bから供給される空気圧によってロッド14aが突出入するよう駆動可能な、既知の一般的なエアシリンダを採用できる。エアシリンダ14,14・・は、砥石保持部本体6a内に水平に設けられた第一支持板26に固定されて設けられる。エアシリンダ14,14・・は、それぞれロッド14aが第一支持板26に形成された複数の貫通孔26aを貫通するよう配設され、エアシリンダ本体の、ロッドが突出する側の端部が第一支持板26に固定される。エアシリンダ14のエア供給ホース14bは砥石保持部本体6aの上部の開口部から外部に引き出され、図示しないエア供給装置に連結される。
エアシリンダ14のロッド14aは、公知のいわゆるフローティングジョイント28を介してシャフト30に連繋される。シャフト30は、一端がそのフローティングジョイント28に連繋され、他端は、第二アタッチメント20の上面に嵌入された受けピン32の頭部に向かうよう設けられる。なお、シャフト30の前記他端と受けピン32とは、接合されておらず、シャフト30は、受けピン32に対して接離動可能に設けられている(なお、図3中、シャフト30の前記他端部の破線箇所30aは、シャフト30が受けピン32の頭部に当接した状態を示している)。
砥石保持部本体6a内には、第一支持板26の下方に、水平(第一支持板26と平行)に設けられた第二支持板34が設けられる。第二支持板34には、各エアシリンダ14,14・・に対応する位置に貫通孔34a,34a・・が形成される。各貫通孔34a,34a・・には、シャフト30を砥石4に接離動する方向(鉛直方向)にガイドする、筒状のガイド部材36,36・・が嵌入されている。ガイド部材36は、その軸線が第二支持板34の板面に垂直(すなわち鉛直)となるよう、配設される。ガイド部材36の外周面には、一部だけ他の外周面よりも大径に形成され、ガイド部材36の貫通孔34aに対する抜け止めとして作用するストッパ部36aが形成される。
複数のエアシリンダ14,14・・に連繋されたシャフト30,30・・は、この筒状のガイド部材36に嵌入されて配設される。
本実施の形態においては、エアシリンダ14、および、エアシリンダ14に連繋されたフローティングジョイント28とシャフト30とガイド部材36とは、図5に示すように、砥石4の長手方向に沿って6本配設され、さらにそれが短手方向に2列に配設されて、合計12組設けられている。
前記制御部は、前記エア供給装置にも連繋され、エアシリンダ14に対する供給エアの圧力を制御可能に設けられる。
制御部は、研磨時には、前記X−Y軸駆動ロボットおよび垂直駆動手段10を制御して、砥石4の研磨面4aをワーク固定ベース2上のワークの被研磨面に接させ、その状態からさらに砥石保持部6を被研磨面に近づけるよう制御を行うことで、砥石4を砥石係止部12による移動の規制を受けない位置(第一係止部12aと第二係止部12bとが離間した状態)に設定する(距離制御手段)。
そして、制御部は、前記エア供給装置からエアシリンダ14への供給エアの圧力を制御して、エアシリンダ14のロッド14a、フローティングジョイント28、シャフト30、受けピン32、第一アタッチメント18、および第二アタッチメント20を介して、砥石4を、前記ワークに対して押圧させることができる。
このとき、制御部は、各エアシリンダ14,14・・に供給するエアの圧力を、互いに均等となるよう制御して、砥石4の研磨面4aとワークの被研磨面との間に掛かる圧力が一定となるよう制御する(押圧力制御手段)。
制御部は、この状態で、前記X−Y軸駆動ロボットにより砥石4を図2(a)〜(d)に示した軌道等で移動させて、ワークの研磨を行う。
なお、図3に示すように、砥石保持部6の側面には、タンク40内からポンプ42を介して汲み上げた研磨液をワークの被研磨面に対して供給するためのホース38が取り付けられる。
上記構成によれば、砥石4の研磨面の反対面の複数箇所を、複数(12本)のエアシリンダにより均等に押圧するから、砥石4の研磨面4aとワークの被研磨面との間に掛かる圧力がどの部分でも均一となって、ワークを高精度に平坦に研磨することができる。
また、ピン16は、先端の点接触により砥石4の水平方向の移動を規制しているから、砥石4の水平方向の遊びは所定範囲で規制しつつ、砥石4の上下方向および傾斜方向の移動は強く規制しないため、砥石4は、ワークの被研磨面の傾斜に追随して好適に傾斜することができる。
また、砥石4が被研磨面の傾斜に追随して傾斜した場合に、エアシリンダ14のロッド14aの突出量が、エアシリンダ14ごとにわずか異なるようになるが、制御部は前記エア供給装置により各エアシリンダ14に供給される供給エアの圧力が均等になるよう制御するから、各エアシリンダ14による押圧力は均等に保たれる。
さらに、エアシリンダ14のロッド14aと砥石4との間は、フローティングジョイント28により連繋されるとともに、シャフト30の前記他端部は砥石4に対して固定されずにフリーに設けられており、砥石4が砥石保持部6に対して傾斜した際に砥石4に無理な力が掛かることがないから、砥石4の研磨面の被研磨面への追随が妨げられることなく、かつ研磨面は被研磨面に均等に押圧される。
前記制御部の前記押圧力制御手段は、研磨時に、ワークの被研磨面から砥石4の研磨面4aがはみ出す際には、エアシリンダ14,14・・による押圧力を、研磨面4aの全面が被研磨面に接しているときの押圧力に対して、研磨面4aの全面積に対するはみ出す面積の割合だけ減じるよう制御を行う。
この制御は、例えば、研磨面4aのはみ出す部分の上方に位置するエアシリンダ14の押圧を停止して(押圧力を0にして)、その他のエアシリンダ14ははみ出していないときと同様の押圧力を掛け続けるよう制御を行って実現しても良いし、あるいは、全てのエアシリンダ14,14・・の押圧力を、研磨面4aの全面積に対するはみ出す面積の割合だけ減じる制御を行うことで実現してもよい。
次に、砥石4の磨耗量を測定する砥石磨耗量測定手段について説明する。
砥石磨耗量測定手段は、ワーク固定ベース2に対して固定された位置に設けられ、砥石4の研磨面4aを当接可能な当接部材13(図1参照)と、砥石4の研磨面4aに垂直な方向の、砥石保持部6に対する砥石4の相対的な位置を検出する砥石位置検出手段としての距離センサ44と、前記制御部により実現される、位置合わせ手段および差分算出手段とから成る。
当接部材13は、図1に示すように、ワーク固定ベース2上の、ワークを配置する部分の脇に配設される。当接部材13は、前記X−Y駆動ロボットによる砥石4の移動範囲内に配設される。当接部材13の上面は、砥石4の研磨面と平行な平面状に形成される。
砥石位置検出手段としての距離センサ44は、図3および図4に示すように、砥石保持部本体6aの内側面に固定されて設けられる。距離センサ44は、砥石保持部本体6aに固定された第一係止部12aの上方から第一係止部12aの上面に向かって照射光を照射して、第一係止部12aの上面との距離を計測可能な光電センサである。
前記制御部が前記X−Y駆動ロボットおよび垂直駆動手段10を制御することにより実現される前記位置合わせ手段は、新しい砥石4が取り付けられた際(研磨前と呼ぶ)に、垂直駆動手段10を駆動制御して、砥石4の研磨面4aが当接部材13に当接するとともに、砥石保持部6が当接部材13に対して所定距離hとなるよう位置合わせする(図6(a)参照)。
前記差分算出手段は、この位置合わせがなされた状態で、距離センサ44により、距離センサ44と第一係止部12aの上面との間の距離i(図6(a)参照)を検出し、前記制御部内のハードディスクやフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶手段に記憶する。
砥石磨耗量測定手段は、ワークの研磨を行った後にも、図6(b)に示すように、前記位置合わせ手段により砥石4の研磨面4aが当接部材13に当接するとともに、砥石保持部6が当接部材13に対して前記所定距離hとなるよう位置合わせする。そして、前記差分算出手段は、この位置合わせがなされた状態で、同様に、距離センサ44により、距離センサ44と第一係止部12aの上面との間の距離jを検出する。
このとき、前記距離hに比較して、ワークの研磨によって砥石4が磨耗した分だけ、距離センサ44と第一係止部12aの上面との間の距離は長くなる(図6(b)参照)。
前記差分算出手段は、前記記憶手段に記憶した研磨前の前記距離iと研磨後の前記距離jとの差分(j−i)を、砥石4の磨耗量として算出する。
前記距離制御手段は、この磨耗量の検出を行った後の次回の研磨時には、新しい砥石4が取り付けられた際の研磨時に比較して、前記磨耗量(j−i)の分だけ、砥石保持部6とワークの被研磨面との距離を近づける制御を行う。
これにより、研磨時における、砥石保持部6およびエアシリンダ14と、砥石4の上面との位置関係を一定に保つことができる。すなわち、砥石保持部6に対する砥石4の遊び量や、エアシリンダ14のロッドの突出量を一定に保つことができ、常に均等な条件で研磨を行うことができる。
次に、砥石洗浄手段について説明する。研磨時にワークや砥石4が削られて発生した研磨カスにより、砥石4の研磨面4aが汚れる。本実施の形態に係る研磨装置Aは、この汚れを洗浄する砥石洗浄手段を備える。
図1に示すように、ワーク固定ベース2の、ワークを配置する部分の脇に、洗浄槽46が設けられる。
図7は、洗浄槽46を用いて砥石4の研磨面4aを洗浄している状態を示す説明図である。前記制御部は、砥石4を洗浄する際には、前記X−Y駆動ロボットおよび垂直駆動手段10を制御することにより砥石4の研磨面4aが洗浄槽46内に張られた水の中に入るように砥石を位置制御する。そして、その状態で前記X−Y駆動ロボットおよび垂直駆動手段10の少なくとも一方を制御して、砥石4を水中で細かく往復移動させるなどして振動させ、研磨面4aに付着した研磨カス等を洗浄する。
さらに、洗浄槽46内の水中に空気泡を発生させる気泡発生手段を設けると、より洗浄が好適に行える。気泡発生手段は、例えば、洗浄槽46内の下部に、上面に複数の細かい開口部52aが形成された空気室52を形成し、洗浄槽46の下部からその空気室52内に所定圧力の空気を供給することにより、開口部52aから水中に空気泡を発生させるよう構成することができる。空気室52への空気の供給は、エア供給装置50から供給される空気を圧力レギュレータ51により所定圧力に調節し、ホースおよび流量調節可能なスロットルバルブ54を介して行うことができる。
また、洗浄槽46内の水中に蓄積される研磨カスを水と共に排出する排出部56を、空気室52の下部に設けるとよい。
また、研磨液供給用のホース38と同様に、洗浄水の供給用のホース(図示せず)を砥石保持部6の側面に設ける等して、洗浄槽内に水を自動供給できるよう構成すればなお好適である。
本発明に係る研磨装置の構成を示す説明図であり、(a)が平面図、(b)が正面図、(c)が側面図である。 本発明に係る研磨装置の制御部がX−Y駆動ロボットを駆動制御して実現可能な、ワークの被研磨面上の砥石の移動軌跡の例を示す説明図である。 砥石保持部の説明図である。 砥石保持部の説明図である。 砥石保持部の説明図である。 砥石磨耗量測定手段の説明図である。 砥石洗浄手段の説明図である。
符号の説明
A 研磨装置
1 ベース部
2 ワーク固定ベース(ワーク配置部)
4 砥石
4a 研磨面
6 砥石保持部
6a 砥石保持部本体
8a X軸駆動用ロボット(研磨駆動手段)
8b Y軸駆動用ロボット(研磨駆動手段)
10 垂直駆動手段
12 砥石係止部
13 当接部材
14 エアシリンダ(砥石押圧手段)
16 ピン
18 第一アタッチメント
20 第二アタッチメント
30 シャフト
36 ガイド部材
38 ホース
44 距離センサ(砥石位置検出手段)
46 洗浄槽

Claims (12)

  1. 研磨対象のワークを配置するワーク配置部と、
    前記ワークの被研磨面に当接して被研磨面を研磨するための研磨面が形成された砥石と、
    前記砥石の側面、または、砥石に取り付けられたアタッチメントの砥石の側面と平行な面に、先端が当接して、前記ワークの被研磨面と平行な面内での砥石の位置を位置決めする複数のピンを有する砥石保持部と、
    前記砥石の研磨面を前記ワークの被研磨面に当接させた状態で、前記砥石保持部およびワークの少なくとも一方を被研磨面と平行な面内で移動させることで、砥石の研磨面によりワークの被研磨面を研磨する研磨駆動手段とを備えることを特徴とする研磨装置。
  2. 前記ピンは、ユーザーの操作により、前記砥石の側面、または、砥石に取り付けられたアタッチメントの砥石の側面と平行な面に対して、接離動可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載の研磨装置。
  3. 前記ピンは、回転されることで、前記砥石の側面、または、砥石に取り付けられたアタッチメントの砥石の側面と平行な面に対して接離動するためのねじ部を有することを特徴とする請求項2記載の研磨装置。
  4. 前記砥石を前記ワークの被研磨面に向かって所定圧力で押圧可能な砥石押圧手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項記載の研磨装置。
  5. 前記砥石押圧手段は、前記砥石の研磨面の反対面の複数箇所を、前記ワークの被研磨面に向かって押圧することを特徴とする請求項4記載の研磨装置。
  6. 前記砥石押圧手段は、複数のエアシリンダにより前記砥石を押圧することを特徴とする請求項5記載の研磨装置。
  7. 研磨時に、前記ワークの被研磨面から前記砥石の研磨面がはみ出す際には、前記砥石押圧手段による押圧力を、研磨面の全面が被研磨面に接しているときの押圧力に対して、研磨面の全面積に対するはみ出す面積の割合だけ減じるよう制御を行う押圧力制御手段を備えることを特徴とする請求項4〜6のうちのいずれか一項記載の研磨装置。
  8. 前記砥石保持部を前記ワークの被研磨面に対して垂直方向に移動させる垂直駆動手段と、
    前記砥石の前記砥石保持部からの離脱を防ぐための、砥石保持部に対する砥石の前記ワークの被研磨面方向への移動を、所定位置で規制する砥石係止部と、
    研磨時に、前記垂直駆動手段を駆動して、前記砥石の研磨面が前記ワークの被研磨面に接した状態からさらに前記砥石保持部を被研磨面に近づけるよう制御を行うことで、砥石を前記砥石係止部による移動の規制を受けない位置に設定する距離制御手段とを備えることを特徴とする請求項1〜7のうちのいずれか一項記載の研磨装置。
  9. 前記砥石の磨耗量を測定する砥石磨耗量測定手段を備え、
    前記距離制御手段は、研磨時に、前記砥石磨耗量測定手段で測定された磨耗量の分だけ、前記砥石保持部と前記ワークの被研磨面との距離を近づける制御を行うことを特徴とする請求項8記載の研磨装置。
  10. 前記砥石磨耗量測定手段は、
    前記ワーク配置部に対して固定された位置に設けられ、前記砥石の研磨面を当接可能な当接部材と、
    前記砥石の研磨面に垂直な方向の、前記砥石保持部に対する砥石の相対的な位置を検出する砥石位置検出手段と、
    前記垂直駆動手段を駆動制御して、前記砥石の研磨面が前記当接部材に当接するとともに、前記砥石保持部が当接部材に対して所定距離となるよう位置合わせする位置合わせ手段と、
    研磨前および研磨後に、前記位置合わせ手段により前記砥石保持部を位置合わせした状態で、砥石位置検出手段により砥石保持部と前記砥石との前記相対的な位置を検出し、研磨前の砥石の位置と研磨後の砥石の位置との差分を取ることで、砥石の磨耗量を測定する差分算出手段とから成ることを特徴とする請求項9記載の研磨装置。
  11. 前記研磨駆動手段は、前記砥石保持部および前記ワークの少なくとも一方を、前記被研磨面と平行な面の所定範囲内の任意の軌道上を移動制御可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜10のうちのいずれか一項記載の研磨装置。
  12. 前記研磨駆動手段は、前記砥石保持部および前記ワークの少なくとも一方を、前記被研磨面と平行な面内における第一方向と、該平行な面内における、第一方向に垂直な第二方向とのそれぞれに独立して移動制御可能なX−Y軸駆動ロボットからなることを特徴とする請求項11記載の研磨装置。
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