JP2006180189A - 色処理方法、色処理装置、及びルックアップテーブル - Google Patents

色処理方法、色処理装置、及びルックアップテーブル Download PDF

Info

Publication number
JP2006180189A
JP2006180189A JP2004371030A JP2004371030A JP2006180189A JP 2006180189 A JP2006180189 A JP 2006180189A JP 2004371030 A JP2004371030 A JP 2004371030A JP 2004371030 A JP2004371030 A JP 2004371030A JP 2006180189 A JP2006180189 A JP 2006180189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
parameter
color space
prediction model
prediction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004371030A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Sasaki
信 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2004371030A priority Critical patent/JP2006180189A/ja
Publication of JP2006180189A publication Critical patent/JP2006180189A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 既知の特性に頼ることなく、良好な色予測を行えるようにする。
【解決手段】 色予測モデルを制御する制御パラメータを格納するルックアップテーブルを用いて、色予測モデルに反映させる制御パラメータを決定する制御パラメータ決定部12と、この決定された制御パラメータを反映させた色予測モデルにより、デバイスで色を再現するための色空間(入力色空間)における色を表す入力点から、デバイスで再現された色を測色して得られる色空間(出力色空間)における色を表す出力点を予測する色予測部11とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、色再現デバイスの色を予測する処理を行う色処理方法等に関し、特に、色予測モデルを用いて色を予測する色処理方法等に関する。
CMYKの4つの色成分により色再現を行うプリンタや、RGBの3つの色成分により色再現を行うディスプレイ等の色再現デバイスでは、一般に、そのデバイスの特性に応じて色再現の特性が異なってくる。そのため、例えば、カラー画像をスキャナで読み取ってカラーでプリント出力するカラー複写機においては、スキャナの出力であるRGB信号を、一旦デバイスに依存しない色空間であるCIE−LやCIE−XYZの信号に変換し、それをプリンタの入力であるCMYK信号に変換する。このようなことから、色再現を良好に行うために、デバイスに依存するCMYK色空間やRGB色空間での色を表す色成分の組み合わせと、デバイスに依存しないCIE−L色空間やCIE−XYZ色空間での色を表す色成分の組み合わせとを正しく対応付けることは重要である。
ところで、このような対応付けを行うには、色予測モデルが用いられる。通常、色予測モデルでは、色再現デバイスで出力した色パッチと、色パッチを測色器等で測色して得た測色値との対(以下、「実データ対」という)に基づいて、色パッチに存在しない色についての色予測が行われる。
このような色予測モデルには、例えば、ノイゲバウアー法のような物理モデルや、ニューラルネットワークにより実データ対を学習するものがある。
また、実データ対に対し回帰分析を行うことにより色予測を行う手法も提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平10−262157号公報(第4−8頁) 特開2002−84434号公報(第4−8頁、第1図)
このうち、特許文献1の手法では、予測対象となる色の周辺の実データ対に、滑らかな加重をかけ、全体として非線形で滑らかな色の予測を可能としている。この方法によれば、CMYK(入力色空間)からL(出力色空間)への予測、L(出力色空間)とK(入力色空間の点要素の一部)からCMY(入力色空間の残りの点要素)への予測等を精度よく行うことができる。また、プリンタに限らず、RGB系(ディスプレイ、スキャナ)でも同様な結果を得ることができる。
しかしながら、この手法では、重み付け線形回帰分析における重み付けの係数を表す関数の形状が固定されていたため、実データのばらつきが激しく予測が不安定になる領域等を考慮した適切な予測ができなかった。
そこで、特許文献2では、予測の滑らかさを色の領域ごとに制御することをも可能としている。一般に、プリンタでは、Kが大きくなるほど予測が不安定になる性質を持っている。このため、LとKからCMYへの予測を行ったとき、Kが小さい場合と大きい場合とでは、同一の制御で良好な精度を確保することは困難である。そこで、特許文献2では、Kに応じて予測の滑らかさを制御するパラメータを持つ予測モデルを提案しており、低明度領域(高K%領域)の不安定な予測を解消している。
ところが、実際の色再現デバイスでは、このような既知の特性(Kが大きくなるほど予測が不安定になるという特性等)を用いることで必ずしも適切な予測ができるとは限らない。
まず、測色器が不安定な場合は、実データ対そのものが大きくばらつく場合もあるし、デバイスの状態や気温等の状況によって実データ対の特性が日ごとに変わることもある。或いは、同一デバイスでも固体差により、実データ対の特性は異なるのが一般的である。
また、実データ対の中でも、安定した測色がされているパッチと、不安定な測色がされているパッチとが混在する場合もある。従って、幾つかのパッチセットが用意されている場合に、それらのパッチセットの間でパッチの疎密度合いが異なることもあり、これらに対し同一のパラメータを用いたのではうまく予測できない場合もある。予測対象となる色の周辺の実データ対が疎な場合で、かつ、測色精度が悪い状態の場合もあり、実データ対の中でも、様々な要因で精度はばらついている。
このようなことから、特許文献2のように既知の特性を頼りに定式化されたパラメータを持つ色予測モデルを用いて色予測を行っていたのでは、色予測の良好さに限界があるという問題点がある。
本発明では、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的は、既知の特性に頼ることなく、良好な色予測を行えるようにすることにある。
また、本発明の他の目的は、色予測モデルに対して色ごとに適切なパラメータを反映することにある。
かかる目的のもと、本発明では、色予測モデルに反映させるパラメータをルックアップテーブルに格納して用いるようにした。即ち、本発明の色処理方法は、色空間における色を表す点を色予測モデルを用いて予測する方法であり、色予測モデルを制御するパラメータを格納するルックアップテーブルを用いて、色を表す点を予測するための特定のパラメータを決定するステップと、その特定のパラメータを色予測モデルに反映させ、色を表す点を予測するステップとを含んでいる。
ここで、色を表す点の予測には、次のようなものがある。
第一に、特定の装置で色を再現するための色空間(入力色空間)における色を表す入力点から、その特定の装置で再現された色を測色して得られる色空間(出力色空間)における色を表す出力点を予測するというものである。
第二に、特定の装置で再現された色を測色して得られる色空間(出力色空間)における色を表す出力点から、その特定の装置で色を再現するための色空間(入力色空間)における色を表す入力点を予測するというものである。
第三に、特定の装置で再現された色を測色して得られる色空間(出力色空間)における色を表す出力点と、その特定の装置で色を再現するための色空間(入力色空間)における色を表す入力点の要素の少なくとも1つとから、入力点の残りの要素を予測するというものである。
また、本発明は、ルックアップテーブルに格納されたパラメータを色予測モデルに反映させて色予測を行う装置として捉えることもできる。その場合、本発明の色処理装置は、色空間における色を表す点を予測する装置であり、色を表す点を予測するための色予測モデルを制御するパラメータを格納するルックアップテーブルを記憶する記憶部と、この記憶部に記憶されたルックアップテーブルを用いて、色を表す点を予測するためのパラメータを決定する決定部と、この決定部により決定されたパラメータを反映させた色予測モデルにより、色を表す点を予測する色予測部とを備えている。
ここで、色を表す点の予測には、次のようなものがある。
第一に、特定の装置で色を再現するための色空間(入力色空間)における色を表す入力点から、その特定の装置で再現された色を測色して得られる色空間(出力色空間)における色を表す出力点を予測するというものである。
第二に、特定の装置で再現された色を測色して得られる色空間(出力色空間)における色を表す出力点から、その特定の装置で色を再現するための色空間(入力色空間)における色を表す入力点を予測するというものである。
第三に、特定の装置で再現された色を測色して得られる色空間(出力色空間)における色を表す出力点と、その特定の装置で色を再現するための色空間(入力色空間)における色を表す入力点の要素の少なくとも1つとから、入力点の残りの要素を予測するというものである。
一方、本発明は、ルックアップテーブルとして捉えることもできる。その場合、本発明のルックアップテーブルは、色空間における色を表す点を予測するための色予測モデルを制御するパラメータを有しており、そのパラメータとは、次のようなものである。
第一に、特定の装置で色を再現するための色空間(入力色空間)における色を表す入力点ごとに記憶され、かつ、その特定の装置で再現された色を測色して得られる色空間(出力色空間)における色を表す出力点をその入力点から予測する際に色予測モデルを制御するパラメータである。
第二に、特定の装置で再現された色を測色して得られる色空間(出力色空間)における色を表す出力点ごとに記憶され、かつ、その特定の装置で色を再現するための色空間(入力色空間)における色を表す入力点をその出力点から予測する際に色予測モデルを制御するパラメータである。
第三に、特定の装置で再現された色を測色して得られる色空間(出力色空間)における色を表す出力点と、その特定の装置で色を再現するための色空間(入力色空間)における色を表す入力点の要素の少なくとも1つとからなる色情報ごとに記憶され、かつ、その入力点の残りの要素をその色情報から予測する際に色予測モデルを制御するパラメータである。
本発明によれば、既知の特性に頼ることなく、良好な色予測を行えるようになる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施の形態」という)について詳細に説明する。尚、本実施の形態では、デバイスで色を再現するための色空間を「入力色空間」と呼び、この空間における色を表す点を「入力点」と呼ぶこととする。また、デバイスで再現された色を測色して得られる空間を「出力色空間」と呼び、この空間における色を表す点を「出力点」と呼ぶこととする。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態における色処理装置の機能構成を示した図である。
図示するように、本実施の形態の色処理装置は、色予測部11と、制御パラメータ決定部12とを備える。
色予測部11は、入力点から出力点を予測する機能を有する部分である。制御パラメータ決定部12は、後述するパラメータルックアップテーブルを参照し、入力点に応じて、色予測モデルに反映する制御パラメータを決定する機能を有する部分であり、決定部として把握することもできる部分である。
尚、これらの各機能は、ハードウェアのみによっても実現可能であるが、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによっても実現可能である。後者の場合は、色処理装置の図示しないCPUが、例えば、図示しないメモリに記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより各機能が実現される。また、パラメータルックアップテーブルは、図示しないメモリによって実現することもできる。
次に、本実施の形態において制御パラメータ決定部12が参照するパラメータルックアップテーブルについて説明する。
図2は、CMYK色空間における入力点からL色空間における出力点を予測する色予測モデルに反映する制御パラメータを格納したパラメータルックアップテーブルの一例を示したものである。このパラメータルックアップテーブルでは、CMYK格子点(Ci,Mi,Yi,Ki)と、各格子点に対応する色予測モデルの制御パラメータPiとを対応付けている(i=0,1,…,n)。
尚、パラメータルックアップテーブルは、色再現デバイスの実データの解析等により、予め生成しておくことができる。この場合の実データは、CMYKパッチと、このパッチを測色器によって測色したL値との対である。例えば、パラメータルックアップテーブルの生成のために用意したCMYK格子点の全てに対し、格子点近傍のパッチの疎密度を調べることにより、疎密に対して予測の滑らかさを制御する制御パラメータpを決定することができる。
次に、この予測の滑らかさを制御する制御パラメータpについて、具体的な色予測モデルを示して詳細に説明する。
ここでは、特許文献1、2に示された3次元の色信号から3次元の色信号を予測するための色予測モデルについて考える。即ち、入力色空間における実データ(x1i,x2i,x3i)と、出力色空間における実データ(y1i,y2i,y3i)とが得られているものとし、入力色空間における実データ(x1i,x2i,x3i)と、出力色空間におけるその実データに対する予測値(y’1i,y’2i,y’3i)とが、次式のように定数項を含む線形の関係になるように結び付けられているものとする。
Figure 2006180189
これにより、入力色空間における任意の点(x1j,x2j,x3j)と、出力色空間におけるその点に対する予測値(y’1j,y’2j,y’3j)とは、次式のような関係となる。
Figure 2006180189
そして、この色予測モデルでは、入力色空間における任意の点(x1j,x2j,x3j)について、実データを用いて重み付け線形回帰分析を行う。具体的には、次式のように、実データ(y1i,y2i,y3i)と予測値(y’1i,y’2i,y’3i)との重み付けされたユークリッド距離の2乗和Eを求め、Eを最小にするような行列の成分m11,m12,…を求める。
Figure 2006180189
ここで、Wijは、次式のように定義される。
Figure 2006180189
まず、第1式において、Hは合成関数であり、例えば、和、積等の演算を用いることができる。
また、第2式、第3式において、Fij,Gijは、単調減少関数である。従って、W1ij、W2ijは、着目する点からの距離の差が大きい実データについては重みを小さくして影響が少なくなるように、一方、着目する点からの距離の差が小さい実データについては重みを大きくして影響が大きくなるように設定された関数である。そして、着目する点からの距離の差がどの程度の影響を及ぼすかを調整する係数(以下、「重み幅」という)である(x10,x20,x30)、(y10,y20,y30)を用いて、実データに対する重みを調整している。
ところで、特許文献1では、この重み幅は固定である。一方、特許文献2では、この重み幅は可変とはなっているが、例えば、Kが大きくなるほど予測が不安定になる等の特性に着目して決定された算出式を用いて重み幅を求めている。
これに対し、本実施の形態では、このような特性とは無関係に、例えば、格子点近傍のパッチの疎密度が疎である領域があったような場合に、予測を滑らかにするために重み幅を大きくすることをも可能としている。即ち、図3に示すように、パッチの疎密度が疎になるにつれて重み幅(制御パラメータp)を大きくするように設定することができる。
但し、ここで注意すべきなのは、図3は、例えば、C、M、Y、Kの値が大きくなるにつれてパッチの疎密度が疎になる、といった特性を示しているものではなく、パッチの疎密度が疎であれば、制御パラメータpとして大きい値をパラメータルックアップテーブルに設定するという設定の方法を示すに過ぎないということである。
尚、制御パラメータpとしては、どのような色予測モデルにおけるどのようなパラメータを採用してもよい。例えば、予測を滑らかにするための制御パラメータとは相反するパラメータとして、予測結果を実データに追従させるための制御パラメータを採用してもよい。
また、制御パラメータpを決定するに当たっては、設計者の勘と経験によって決定してもよく、この点が本実施の形態における大きな利点である。
次に、このような機能構成を有する色処理装置の動作について詳細に説明する。
まず、制御パラメータ決定部12の動作について説明する。
図4は、制御パラメータ決定部12の動作の流れの一例を示したフローチャートである。
図示するように、制御パラメータ決定部12は、まず、入力点の情報を取得する(ステップ101)。ここでは、入力点はCMYKで表されるので、C、M、Y、Kそれぞれの値を取得する。
そして、パラメータルックアップテーブルを読み込む(ステップ102)。
次に、制御パラメータ決定部12は、ステップ101で取得したC、M、Y、Kの値の組み合わせに対する制御パラメータpを求める(ステップ103)。
尚、この場合、C、M、Y、Kの値の組み合わせがパラメータルックアップテーブルに格納されていれば、その組み合わせに対応付けられた制御パラメータpを取り出せばよい。一方、C、M、Y、Kの値の組み合わせがパラメータルックアップテーブルに格納されていなければ、次のように制御パラメータpを決定する。
Figure 2006180189
尚、fCMYK→pは、公知のルックアップテーブルの補間を行う関数を示すが、補間ができればどのようなものでも構わない。例えば、パラメータルックアップテーブルのCMYKと制御パラメータpとの対応を用いて、局所的に回帰分析を行って求めることもできる。
そして、最後に、この取得した制御パラメータpを、例えば、図示しない記憶装置に対し出力する(ステップ104)。
このようにして制御パラメータpが決定された後、色予測部11による色予測が行われる。このときの動作は、CMYK色空間における入力点を取得し、この入力点からL色空間における出力点を次のように予測するというものである。
Figure 2006180189
ここで、Fは、CMYK色空間からL色空間への色予測モデルを表す。この色予測モデルは、ステップ104で出力された制御パラメータpが反映されたものである。尚、色予測モデルとしては、例えば、特許文献1、2に記載されたものを用いることができるが、他のいかなる色予測モデルを用いるようにしてもよい。
従来技術では、制御パラメータpは、どのような入力点に対しても一定であるか、又は、入力点に対し定式化されたものであった。これに対し、本実施の形態では、制御パラメータpをこのように可変にすることにより、より精度の良い色予測を行うことができるようになった。
また、本実施の形態では、制御パラメータpをルックアップテーブルで持つことができるので、予測の都度、定式化や最適化を行うよりもパラメータの決定処理が速いという利点もある。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態における色処理装置の機能構成を示した図である。
図示するように、本実施の形態の色処理装置は、色予測部11と、制御パラメータ決定部12とを備える。本実施の形態では、出力点から入力点を予測する点で、入力点から出力点を予測する第1の実施の形態と異なる。
尚、これらの各機能は、ハードウェアのみによっても実現可能であるが、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによっても実現可能である。後者の場合は、色処理装置の図示しないCPUが、例えば、図示しないメモリに記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより各機能が実現される。また、パラメータルックアップテーブルは、図示しないメモリによって実現することもできる。
次に、本実施の形態において制御パラメータ決定部12が参照するパラメータルックアップテーブルについて説明する。
図6は、L色空間における出力点からRGB色空間における入力点を予測する色予測モデルに反映する制御パラメータを格納したパラメータルックアップテーブルの一例を示したものである。このパラメータルックアップテーブルでは、L格子点(Li,ai,bi)と、各格子点に対応する色予測モデルの制御パラメータPiとを対応付けている(i=0,1,…,n)。ここで、パラメータルックアップテーブルのLは、RGBの格子点から色予測モデルを用いて予測したLであってもよい。
尚、制御パラメータpの色予測モデルにおける位置付けについては第1の実施の形態で述べたことと同様であるので、詳しい説明を省略する。また、本実施の形態は、例えば、RGB色成分を有するディスプレイに適用できるものである。
次に、このような機能構成を有する色処理装置の動作について詳細に説明する。
まず、制御パラメータ決定部12の動作について説明する。
図7は、制御パラメータ決定部12の動作の流れの一例を示したフローチャートである。
図示するように、制御パラメータ決定部12は、まず、出力点の情報を取得する(ステップ201)。ここでは、出力点はLで表されるので、L、a、bそれぞれの値を取得する。
そして、パラメータルックアップテーブルを読み込む(ステップ202)。
次に、制御パラメータ決定部12は、ステップ201で取得したL、a、bの値の組み合わせに対する制御パラメータpを求める(ステップ203)。
尚、この場合、L、a、bの値の組み合わせがパラメータルックアップテーブルに格納されていれば、その組み合わせに対応付けられた制御パラメータpを取り出せばよい。一方、L、a、bの値の組み合わせがパラメータルックアップテーブルに格納されていなければ、次のように制御パラメータpを決定する。
Figure 2006180189
尚、fL*a*b*→pは、公知のルックアップテーブルの補間を行う関数を示すが、補間ができればどのようなものでも構わない。尚、RGB格子点から色予測モデルを用いて予測したLを用いた場合は、格子点のように均等な間隔ではなくなるので、補間演算は、パラメータルックアップテーブルのLと制御パラメータpとの対応を用いた局所的な回帰分析や、加重平均を用いて行えばよい。
そして、最後に、この取得した制御パラメータpを、例えば、図示しない記憶装置に対し出力する(ステップ204)。
このようにして制御パラメータpが決定された後、色予測部11による色予測が行われる。このときの動作は、L色空間における出力点を取得し、この出力点からRGB色空間における入力点を次のように予測するというものである。
Figure 2006180189
ここで、Fは、RGB色空間からL色空間への色予測モデルを表す。但し、本実施の形態では、L色空間からRGB色空間への色予測であり、逆予測になるので、F−1で表している。この色予測モデルは、ステップ104で出力された制御パラメータpが反映されたものである。尚、色予測モデルとしては、例えば、特許文献1、2に記載されたものを用いることができるが、他のいかなる色予測モデルを用いるようにしてもよい。
従来技術では、制御パラメータpは、どのような入力点に対しても一定であるか、又は、入力点に対し定式化されたものであった。これに対し、本実施の形態では、制御パラメータpをこのように可変にすることにより、より精度の良い色予測を行うことができるようになった。
また、本実施の形態では、制御パラメータpをルックアップテーブルで持つことができるので、予測の都度、定式化や最適化を行うよりもパラメータの決定処理が速いという利点もある。
(第3の実施の形態)
図8は、本発明の第3の実施の形態における色処理装置の機能構成を示した図である。
図示するように、本実施の形態の色処理装置は、色予測部11と、制御パラメータ決定部12とを備える。例えば、LからCMYKへの予測は、次元数が多い方向への予測であるので、CMYを一意に決定するために、LとKとを与え、CMYを予測するのが一般的である。このようなことから、本実施の形態では、出力点と入力点の一部とから入力点の残りの要素を予測している。この点で、入力点から出力点を予測する第1の実施の形態や、出力点から入力点を予測する第2の実施の形態と異なる。
尚、これらの各機能は、ハードウェアのみによっても実現可能であるが、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによっても実現可能である。後者の場合は、色処理装置の図示しないCPUが、例えば、図示しないメモリに記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより各機能が実現される。また、パラメータルックアップテーブルは、図示しないメモリによって実現することもできる。
次に、本実施の形態において制御パラメータ決定部12が参照するパラメータルックアップテーブルについて説明する。
図9は、L色空間における出力点と、入力点の要素の一部としてのKとから、入力点の残りの要素としてのCMYを予測する色予測モデルに反映する制御パラメータを格納したパラメータルックアップテーブルの一例を示したものである。このパラメータルックアップテーブルでは、L格子点及びKの組み合わせ(Li,ai,bi,Ki)と、各組み合わせに対応する色予測モデルの制御パラメータPiとを対応付けている(i=0,1,…,n)。ここで、パラメータルックアップテーブルのLは、RGBの格子点から色予測モデルを用いて予測したLであってもよい。
尚、制御パラメータpの色予測モデルにおける位置付けについては第1の実施の形態で述べたことと同様であるので、詳しい説明を省略する。
次に、このような機能構成を有する色処理装置の動作について詳細に説明する。
まず、制御パラメータ決定部12の動作について説明する。
図10は、制御パラメータ決定部12の動作の流れの一例を示したフローチャートである。
図示するように、制御パラメータ決定部12は、まず、出力点の情報と、入力点の要素の一部に関する情報とを取得する(ステップ301)。ここでは、出力点はL、入力点の要素の一部はKで表されるので、L、a、b、Kそれぞれの値を取得する。
そして、パラメータルックアップテーブルを読み込む(ステップ302)。
次に、制御パラメータ決定部12は、ステップ301で取得したL、a、b、Kの値の組み合わせに対する制御パラメータpを求める(ステップ303)。
尚、この場合、L、a、b、Kの値の組み合わせがパラメータルックアップテーブルに格納されていれば、その組み合わせに対応付けられた制御パラメータpを取り出せばよい。一方、L、a、b、Kの値の組み合わせがパラメータルックアップテーブルに格納されていなければ、次のように制御パラメータpを決定する。
Figure 2006180189
尚、fL*a*b*K→pは、公知のルックアップテーブル補間を行う関数を示すが、補間ができればどのようなものでも構わない。尚、RGB格子点から色予測モデルを用いて予測したLを用いた場合は、格子点のように均等な間隔ではなくなるので、補間演算は、パラメータルックアップテーブルのLと制御パラメータpとの対応を用いた局所的な回帰分析や、加重平均を用いて行えばよい。
そして、最後に、この取得した制御パラメータpを、例えば、図示しない記憶装置に対し出力する(ステップ304)。
このようにして制御パラメータpが決定された後、色予測部11による色予測が行われる。このときの動作は、L色空間における出力点及び入力点の要素の一部であるKを取得し、この出力点から入力点の要素の残りを次のように予測するというものである。
Figure 2006180189
ここで、Fは、CMY色空間からL色空間及びKへの色予測モデルを表す。但し、本実施の形態では、L色空間及びKからCMY色空間への色予測であり、逆予測になるので、F−1で表している。この色予測モデルは、ステップ104で出力された制御パラメータpが反映されたものである。尚、色予測モデルとしては、例えば、特許文献1、2に記載されたものを用いることができるが、他のいかなる色予測モデルを用いるようにしてもよい。
ところで、本実施の形態では、L格子点及びKの組み合わせと、制御パラメータpとを対応付けたパラメータルックアップテーブル(以下、「LabKpテーブル」という)を設け、L、a、b、Kの値から制御パラメータpを求めるようにした。しかしながら、L値からKの値を求める関数、例えば、UCR(Under Color Removal)関数を用いてKの値が算出できる場合は、必ずしもこのようなパラメータルックアップテーブルを用いる必要はない。即ち、そのような場合は、L格子点と制御パラメータpとを対応付けたパラメータルックアップテーブル(以下、「Labpテーブル」という)、又は、Kの値と制御パラメータpとを対応付けたパラメータルックアップテーブル(以下、「Kpテーブル」という)を設け、L値又はKの値のいずれかから制御パラメータpを求めるようにすればよい。或いは、UCR関数等を用いてKの値を算出するデバイスかどうかの判断結果に応じて、LabKpテーブルを用いるか、Labpテーブル又はKpテーブルを用いるかを選択する選択手段を設けてもよい。
また、本実施の形態におけるパラメータルックアップテーブルは、図11に示すように、CMYK値とL値と制御パラメータpとを対応付けたルックアップテーブルでもよい。具体的には、CMYKを格子点とし、Lを色予測モデルによって算出された値とし、Lを算出したときに用いたパラメータを制御パラメータpとして格納すればよい。特許文献1、2においては、LとKとからCMYを求めるような逆予測を行う場合、逐次的にCMYを数回算出する過程がある。そして、最終的には実データとの誤差が最小となるCMYに収束する方法を採用している。このような場合、図11に示すようなパラメータルックアップテーブルを持っていれば、逐次処理の最初のCMYについては、[数9]により制御パラメータpを決定でき、次からの逐次処理では、[数5]を用いて制御パラメータpを決定することができ、逐次処理の精度も向上する。
従来技術では、制御パラメータpは、どのような入力点に対しても一定であるか、又は、入力点に対し定式化されたものであった。これに対し、本実施の形態では、制御パラメータpをこのように可変にすることにより、より精度の良い色予測を行うことができるようになった。
また、本実施の形態では、制御パラメータpをルックアップテーブルで持つことができるので、予測の都度、定式化や最適化を行うよりもパラメータの決定処理が速いという利点もある。
(第4の実施の形態)
図12は、本発明の第4の実施の形態における色処理装置の機能構成を示した図である。
図示するように、本実施の形態の色処理装置は、制御パラメータ決定部12と、正色予測部21と、逆色予測部22とを備える。
制御パラメータ決定部12は、パラメータルックアップテーブルを参照し、入力点に応じて、正色予測部21における色予測モデルに用いられる正制御パラメータを決定し、出力点と入力点の要素の一部に応じて、逆色予測部22における色予測モデルに用いられる逆制御パラメータを決定する機能を有する部分であり、決定部として把握することもできる部分である。また、正色予測部21は、入力点から出力点を予測する機能を有する部分、逆色予測部22は、出力点と入力点の要素の一部から入力点の残りの要素を予測する機能を有する部分であり、いずれも色予測部として把握することができる部分である。
尚、これらの各機能は、ハードウェアのみによっても実現可能であるが、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせによっても実現可能である。後者の場合は、色処理装置の図示しないCPUが、例えば、図示しないメモリに記憶されたプログラムを読み込んで実行することにより各機能が実現される。また、パラメータルックアップテーブルは、図示しないメモリによって実現することもできる。
次に、本実施の形態において制御パラメータ決定部12が参照するパラメータルックアップテーブルについて説明する。
本実施の形態では、入力色空間をCMYK、出力色空間をLとする。そして、正色予測部21は、CMYKからLを予測する色予測モデルを用いるものとし、逆色予測部22は、LとKからCMYを予測する色予測モデルを用いるものとする。但し、本実施の形態では、これに限らず、類似した色予測システムであれば、いかなるモデルを用いるものでもよい。
ここで、パラメータルックアップテーブルを図11に示すようなものとすれば、正色予測、逆色予測の色予測モデルの制御パラメータを、1つのルックアップテーブルで決定することができる。
次に、このような機能構成を有する色処理装置の動作について詳細に説明する。
まず、制御パラメータ決定部12は、第1の実施の形態で述べたのと同様の動作を行い、正制御パラメータを出力する。そして、正色予測部21は、CMYK色空間における入力点を取得し、この入力点からL色空間における出力点を予測する。
その後、制御パラメータ決定部12は、第3の実施の形態で述べたのと同様の動作を行い、逆制御パラメータを出力する。尚、このとき、制御パラメータ決定部12へは、正色予測部21にて予測された出力点のL値と、正色予測部21へ入力された入力点の要素の一部であるKとが入力される。また、逆色予測部22も、これらの情報を取得しし、入力点の残りの要素を予測する。
尚、図10に示した構成により、正色予測モデルFに対する逆色予測モデルF−1の可逆精度を評価することもできる。この場合は、正色予測部21から出力されたLと、正色予測部21へ入力されたKとを用いて、逆色予測部22によりCMYを算出したときに、正色予測部21へ入力されたCMYとの距離等により色予測モデルを評価すればよい。
尚、このような構成を用いて可逆精度の良いパラメータを算出する場合は、パラメータルックアップテーブルの各CMYK格子点に対する制御パラメータpを、例えば、次のような範囲に設定すればよい。
Figure 2006180189
即ち、このような範囲のパラメータを用いて、格子点CMYKから[数6]を用いてLを予測し、予測したLとKから[数9]を用いてCMYを予測し、格子点CMYと予測CMYとの距離が最小となるようなパラメータを探索して求めることができる。そして、このときのCMYK格子点と、予測されたLと、制御パラメータpとを、図11のパラメータルックアップテーブルに格納しておくことにより、色予測モデルの精度を保証するパラメータルックアップテーブルを生成することができる。
尚、上述した第1乃至第4の実施の形態においては、パラメータルックアップテーブルに格納する制御パラメータをスカラーとして説明した。しかしながら、図13に示すように、制御パラメータをベクトルとしてもよい。図13は、CMYK格子点に対し、3つの制御パラメータを持つ場合の例を示している。この場合、制御パラメータpは、次のように決定される。
Figure 2006180189
尚、fCMYK→p(表記の都合上、ベクトルpを単に「p」としている)は、公知のルックアップテーブル補間を行う関数を示すが、補間ができればどのようなものでも構わない。この補間演算も、加重平均や局所的な回帰分析等、公知の方法により実現できる。
ところで、特許文献2では、[数4]の第2式及び第3式における重み幅を、C、M、Yの各軸に対し設定する例も挙げている。このようなC、M、Y軸に対し、図13に示したベクトル形式の制御パラメータを適用することも可能である。
尚、本実施の形態では、色処理を行うハードウェアを特に限定して述べなかったが、例えば、パーソナルコンピュータ等のコンピュータにおいて実現するようにしてもよいし、画像形成装置の画像処理部(IPS)において実現するようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態の機能構成を示したブロック図である。 本発明の第1の実施の形態で参照されるパラメータルックアップテーブルの一例を示した図である。 本発明の第1乃至第4の実施の形態で参照されるパラメータルックアップテーブルに対する制御パラメータの設定について説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態における制御パラメータ決定部の動作を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の機能構成を示したブロック図である。 本発明の第2の実施の形態で参照されるパラメータルックアップテーブルの一例を示した図である。 本発明の第2の実施の形態における制御パラメータ決定部の動作を示したフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態の機能構成を示したブロック図である。 本発明の第3の実施の形態で参照されるパラメータルックアップテーブルの一例を示した図である。 本発明の第3の実施の形態における制御パラメータ決定部の動作を示したフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態等で参照されるパラメータルックアップテーブルの一例を示した図である。 本発明の第4の実施の形態の機能構成を示したブロック図である。 本発明の第1乃至第4の実施の形態で参照可能なパラメータルックアップテーブルの一例を示した図である。
符号の説明
11…色予測部、12…制御パラメータ決定部、21…正色予測部、22…逆色予測部

Claims (13)

  1. 色空間における色を表す点を色予測モデルを用いて予測する色処理方法において、
    前記色予測モデルを制御するパラメータを格納するルックアップテーブルを用いて、前記色を表す点を予測するための特定のパラメータを決定するステップと、
    前記特定のパラメータを前記色予測モデルに反映させ、前記色を表す点を予測するステップと
    を含むことを特徴とする色処理方法。
  2. 前記予測するステップは、
    特定の装置で色を再現するための色空間における色を表す入力点を取得するステップと、
    前記特定の装置で再現された色を測色して得られる色空間における色を表す出力点を、前記入力点から予測するステップと
    を更に含むことを特徴とする請求項1記載の色処理方法。
  3. 前記予測するステップは、
    特定の装置で再現された色を測色して得られる色空間における色を表す出力点を取得するステップと、
    前記特定の装置で色を再現するための色空間における色を表す入力点を、前記出力点から予測するステップと
    を更に含むことを特徴とする請求項1記載の色処理方法。
  4. 前記予測するステップは、
    特定の装置で再現された色を測色して得られる色空間における色を表す出力点と、当該特定の装置で色を再現するための色空間における色を表す入力点の要素の少なくとも1つとからなる色情報を取得するステップと、
    前記入力点の残りの要素を、前記色情報から予測するステップと
    を更に含むことを特徴とする請求項1記載の色処理方法。
  5. 前記パラメータは、前記色予測モデルによる予測の滑らかさ、又は、予測の元となる実データに対する予測結果の追従性を制御するパラメータであることを特徴とする請求項1記載の色処理方法。
  6. 色空間における色を表す点を予測する色処理装置において、
    前記色を表す点を予測するための色予測モデルを制御するパラメータを格納するルックアップテーブルを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記ルックアップテーブルを用いて、前記色を表す点を予測するためのパラメータを決定する決定部と、
    前記決定部により決定された前記パラメータを反映させた色予測モデルにより、前記色を表す点を予測する色予測部と
    を備えたことを特徴とする色処理装置。
  7. 前記色予測部は、
    特定の装置で色を再現するための色空間における色を表す入力点を取得し、
    前記特定の装置で再現された色を測色して得られる色空間における色を表す出力点を、前記入力点から予測することを特徴とする請求項6記載の色処理装置。
  8. 前記色予測部は、
    特定の装置で再現された色を測色して得られる色空間における色を表す出力点を取得し、
    前記特定の装置で色を再現するための色空間における色を表す入力点を、前記出力点から予測することを特徴とする請求項6記載の色処理装置。
  9. 前記色予測部は、
    特定の装置で再現された色を測色して得られる色空間における色を表す出力点と、当該特定の装置で色を再現するための色空間における色を表す入力点の要素の少なくとも1つとからなる色情報を取得し、
    前記入力点の残りの要素を、前記色情報から予測することを特徴とする請求項6記載の色処理装置。
  10. 前記パラメータは、前記色予測モデルによる予測の滑らかさ、又は、予測の元となる実データに対する予測結果の追従性を制御するパラメータであることを特徴とする請求項6記載の色処理装置。
  11. 色空間における色を表す点を予測するための色予測モデルを制御するパラメータを有し、
    前記パラメータは、
    特定の装置で色を再現するための色空間における色を表す入力点ごとに記憶され、
    前記特定の装置で再現された色を測色して得られる色空間における色を表す出力点を前記入力点から予測する際に前記色予測モデルを制御するパラメータである
    ことを特徴とするルックアップテーブル。
  12. 色空間における色を表す点を予測するための色予測モデルを制御するパラメータを有し、
    前記パラメータは、
    特定の装置で再現された色を測色して得られる色空間における色を表す出力点ごとに記憶され、
    前記特定の装置で色を再現するための色空間における色を表す入力点を前記出力点から予測する際に前記色予測モデルを制御するパラメータである
    ことを特徴とするルックアップテーブル。
  13. 色空間における色を表す点を予測するための色予測モデルを制御するパラメータを有し、
    前記パラメータは、
    特定の装置で再現された色を測色して得られる色空間における色を表す出力点と、当該特定の装置で色を再現するための色空間における色を表す入力点の要素の少なくとも1つとからなる色情報ごとに記憶され、
    前記入力点の残りの要素を前記色情報から予測する際に前記色予測モデルを制御するパラメータである
    ことを特徴とするルックアップテーブル。
JP2004371030A 2004-12-22 2004-12-22 色処理方法、色処理装置、及びルックアップテーブル Withdrawn JP2006180189A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004371030A JP2006180189A (ja) 2004-12-22 2004-12-22 色処理方法、色処理装置、及びルックアップテーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004371030A JP2006180189A (ja) 2004-12-22 2004-12-22 色処理方法、色処理装置、及びルックアップテーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006180189A true JP2006180189A (ja) 2006-07-06

Family

ID=36733867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004371030A Withdrawn JP2006180189A (ja) 2004-12-22 2004-12-22 色処理方法、色処理装置、及びルックアップテーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006180189A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009296140A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、プログラムおよび画像処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009296140A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、プログラムおよび画像処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4623137B2 (ja) 色処理装置、方法及びプログラム
JP5344518B2 (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JP4692564B2 (ja) 色処理装置およびプログラム
CN101515990B (zh) 颜色校正系数生成装置及颜色校正系数生成方法
JPH09508768A (ja) カラー・スキャナ信号を測色値に変換する方法および装置
JP4573045B2 (ja) 色信号対生成装置、色信号対生成方法、色処理装置、色処理方法、色信号対生成プログラム、色処理プログラム、記憶媒体
JP6079703B2 (ja) プロファイル作成方法、プロファイル作成プログラム、および記録媒体
JPH08102865A (ja) 色変換係数決定方法及び装置
US20060209325A1 (en) Image processing method, image processing apparatus and storage medium storing a program
JP2009049839A (ja) 色変換装置及びプログラム
JP2003125210A (ja) 色処理方法、記憶媒体、色処理装置、色変換装置、および画像形成装置
JP5152515B2 (ja) 色補正係数生成装置及び色補正係数生成プログラム
JP5299232B2 (ja) 色変換テーブル作成プログラム、色変換テーブル作成装置及び色変換テーブル作成方法
JP2008067308A (ja) 色処理装置、色処理方法およびプログラム
WO2009070220A1 (en) Generating an interim connection space for spectral data
JP2009004862A (ja) 画像処理装置
JP2006180189A (ja) 色処理方法、色処理装置、及びルックアップテーブル
US20110228290A1 (en) Color mapping determination for an n-color marking device based upon color stability
JP2009278264A (ja) 色処理装置およびプログラム
JP4379603B2 (ja) 色処理装置、色処理プログラム、記憶媒体
JP4613940B2 (ja) 色信号変換装置、画像形成装置およびプログラム
JP2008312119A (ja) カラーパッチに関する測色値の推定方法、該方法を利用したデバイス・プロファイルの作成方法および画像処理装置
JP2009231989A (ja) 色処理装置およびプログラム
JP5903946B2 (ja) 色処理装置及び色処理プログラム
JP5633242B2 (ja) 色補正係数生成装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091218

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20100225