JP2006180068A - デジタル放送受信装置、デジタル放送受信方法およびデジタル放送受信プログラム - Google Patents

デジタル放送受信装置、デジタル放送受信方法およびデジタル放送受信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 利用者が気になる場面を完全な形で視聴することができるデジタル放送受信装置を提供すること。
【解決手段】 携帯デジタルテレビ100本体が閉じていることを開閉検出部12が検出したときは、トランスポートデコード部3が分離したストリームを一次記憶部10に蓄積しておく。操作部4を介して保存指示が出されたとき、上記一次記憶部10に蓄積されているストリームを二次記憶部11に保存しておく。後に、操作部4を介した利用者からの指示を受け、二次記憶部11に蓄積されたストリームを復号して出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル放送受信装置、受信方法および受信プログラムに関し、より特定的には、携帯型のデジタル放送受信装置の受信した内容の保存処理に関する。
現在、MPEGの技術を用いたデジタル放送サービスが開始されている。このようなサービスに用いられるデジタル放送受信装置として既に据え置き型のデジタル放送受信装置が実用化されている。一方、携帯型のデジタル放送受信装置の受信装置規格の策定も進行しており、携帯型デジタル放送受信装置も実用化されつつある。
図8は、従来の据え置き型の受信装置の構成から想定される携帯型デジタル放送受信装置の構成を示した図である。図8に示す携帯型デジタル放送受信装置800は、アンテナ81と、復調手段82と、トランスポートデコード手段83と、操作手段84と、開閉検出手段85と、音声復号手段86と、音声出力手段87と、映像復号手段88と、映像出力手段89と、制御手段90とで構成される。図8において、アンテナ81は、放送局より送信されるデジタル放送電波を受ける。復調手段82は、ユーザが指定したチャンネルの放送電波に同期し、受けた電波を復調し、音声と映像の圧縮多重データであるトランスポートストリームを取得する。トランスポートデコード手段83は、復調手段82が取得したトランスポートストリームから音声圧縮データである音声ストリームと、映像圧縮データである映像ストリームとを分離する。操作手段84は、電源On/Off、受信チャネルの指定等、ユーザが本装置に指示を与えるためのインターフェースである。開閉検出手段85は、本装置が映像出力手段89を内包した折り畳みが可能な装置の場合、その映像出力手段89の開閉を検出する。筐体の折り畳みのマイクロスイッチ等がこれにあたる。なお、操作手段84によって、ユーザに指示させることで強制的に開いた状態、閉めた状態の検出とする場合もある。音声復号手段86は、音声ストリームを復号し、原音声データを得る。映像復号手段88は、映像ストリームを復号し、原映像データを得る。音声出力手段87は、原音声データを出力する。スピーカー、ヘッドホン出力ジャック等がこれにあたる。映像出力手段89は、装置を折り畳むことで装置に内包できるように取り付けられ、復号された原映像データを出力する。液晶ディスプレイ等がこれにあたる。制御手段90は、携帯型デジタル放送受信装置800の様々な処理を制御する。
携帯型の受信機では、携帯性を確保するため、映像出力手段89(液晶ディスプレイ)を内包する形で折り畳めるようにしたものが多い。このように映像出力手段89を折り畳み可能としたものは、折り畳んだ場合に、開閉検出手段85でその開閉を検出し、省電力化のため、復調手段82、トランスポートストリームデコード手段83、映像復号手段88、映像出力手段89において、トランスポートストリームの多重分離、映像ストリームの復号、映像出力を止めることが考えられている(例えば特許文献1)。
特開2003−87369号公報
上述した携帯型デジタル放送受信装置においては、例えば、上述の省電力化を図るためのほか、歩きながら映像を観ることは危険であるために音声だけを聴きながら歩いて移動する、あるいは、電車の中等で音声を出力すると五月蝿くなるために音声を消して映像のみを観る等の、映像あるいは音声の一方のみを視聴するという利用形態が考えられる。このような形態で利用しているとき、例えばユーザが、上述のような折り畳み式の受信装置で本体を折り畳んで(すなわち映像出力を停止して)ポケットに入れておき、野球中継の音声のみをイヤホンで聴きながら歩いていたときに、突然歓声があがったとする。このとき、ユーザがこの歓声が上がった場面を観たいと思い、その場で慌てて本体を取り出して開けたとしても、歓声が上がった直後の場面は既に終わっており、一番盛り上がったであろう歓声が上がった直後の、いわば肝心の場面を見逃してしまうこととなる。すなわち、ユーザにとって特に観たい場面であるにも関わらず観ることができないことになる。
それ故に、本発明の目的は、利用者が気になる場面を漏れなく視聴することができるデジタル放送受信装置を提供することである。
第1の発明は、デジタル放送を受信し、当該放送を構成する映像および音声を出力するデジタル放送受信装置であって、映像または音声のいずれか一方のみを出力する出力部と、出力部が映像または音声のみを出力しているときに、映像および音声を記憶し、新たな情報を記憶するための記憶容量の空きが無くなると最も古い情報に当該新たな情報を上書きする第1の記憶部と、第1の記憶部より大きな記憶容量を有する第2の記憶部と、出力部が映像または音声のみを出力しているときに、第1の記憶部に記憶されている映像および音声を第2の記憶部に保存する指示である保存指示を検知する保存指示検知部とを備え、保存指示検知部が保存指示を検知したとき、第1の記憶部の内容を第2の記憶部に保存することを特徴とする、デジタル放送受信装置である。
第2の発明は、第1の発明において、保存指示検知部が保存指示を検知した時点から所定時間が経過した時点までに受信したデジタル放送を構成する映像および音声を第2の記憶部に保存することを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、前記保存指示は、ユーザの操作に基づいて出されることを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明において、出力部は放送を構成する音声のみを出力し、放送を構成する音声の音量を検知し、当該音量が所定の閾値以上になったとき、保存指示を出す音量検知部を更に備えることを特徴とする。
第5の発明は、第1の発明において、出力部は、ユーザの指示に基づいて、第2の保存部に保存されている映像および音声をさらに出力することを特徴とする。
第6の発明は、デジタル放送を受信し、当該放送を構成する映像および音声を出力し、第1の記憶部と、第1の記憶部より大きな記憶容量を有する第2の記憶部とを有するデジタル放送受信装置でデジタル放送を受信する方法であって、映像または音声のいずれか一方のみを出力する出力ステップと、出力ステップが映像または音声のみを出力しているときに、映像および音声を第1の記憶部に記憶し、新たな情報を記憶するための記憶容量の空きが無くなると最も古い情報に当該新たな情報を上書きする第1の記憶ステップと、出力ステップが映像または音声のみを出力しているときに、第1の記憶ステップで記憶された映像および音声を第2の記憶部に保存する指示である保存指示を検知する保存指示検知ステップとを備え、保存指示検知ステップが保存指示を検知したとき、第1の記憶部の内容を第2の記憶部に保存することを特徴とする、デジタル放送受信方法である。
上記第1の発明によれば、ユーザが放送されている映像または音声を見ることができない状態であっても、指示があれば、放送内容を保存できる。そのため、ユーザにとって気になる場面を保存し、後に視聴することができる。
上記第2の発明によれば、保存指示が出された後も、更に所定時間分の放送内容を保存するため、ユーザにとって気になる場面について、より見逃しが少なくなる。
上記第3の発明によれば、ユーザの意志に基づき、気になる場面を保存することができる。
上記第4の発明によれば、ユーザによる指示がなくとも、気になる場面を保存できる。
上記第5の発明によれば、第2の記憶部に保存された内容を、デジタル放送受信装置を用いて視聴することができる。
また、第6の発明によれば、上述した第1の発明と同様の効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る携帯型デジタル放送受信装置(以下、携帯デジタルテレビと称す)の構成を示したブロック図である。図1において、携帯デジタルテレビ100は、アンテナ1と、復調部2と、トランスポートデコード部3と、操作部4と、音声復号部5と、音声出力部6と、映像復号部7と、映像出力部8と、制御部9と、一次記憶部10と、二次記憶部11と、開閉検出部12とで構成される。アンテナ1は、放送局より送出されるデジタル放送電波を受ける。復調部2は、受信した放送電波を、音声と映像の圧縮多重データであるトランスポートストリームに復調する。トランスポートデコード部3は、上記復調部2が出力したトランスポートストリームから圧縮音声データ(以下、音声ストリームと称す)、および圧縮映像データ(以下、映像ストリームと称す)を分離する。なお、本実施例では、圧縮方式にMPEG2を使用しているものとする。そして、上記映像ストリームは、IピクチャあるいはPピクチャで構成されているものとする。操作部4は、電源のON/OFF、受信チャネルの指定等、ユーザが携帯デジタルテレビ100に指示を与えるためのものである。音声復号部5は、音声ストリームを原音声データに復号(デコード)する。音声出力部6は、上記原音声データを出力する。スピーカー、ヘッドホン出力ジャック等が音声出力部6にあたる。映像復号部7は、映像ストリームを原映像データに復号する。映像出力部8は、装置を折り畳むことで装置に内包できるように取り付けられ、上記原映像データを出力する。例えば、液晶ディスプレイ等が映像出力部8に相当する。制御部9は、携帯デジタルテレビ100が、後述の図2に示すフローチャートに対応する動作を実行するための制御を行う。一次記憶部10は、トランスポートデコード部3で分離された映像・音声ストリームを一時的に蓄積する。一次記憶部10は、電源を切ると記憶内容が失われる半導体メモリであり、RAM等が該当する。なお、当該一次記憶部10は、例えば映像復号部7が復号処理時に使用するバッファとは別に設けられるものである。そのため、容量的には、例えば数秒〜数十秒分の映像を記憶できる程度に大きいものが好ましい。また、一次記憶部10は、記憶容量がいっぱいになると最も古いものから情報を削除して空き領域を作り、当該空き領域に情報を記憶していく、いわゆるリングバッファ方式で構成されている。二次記憶部11は、上記映像・音声ストリームを記憶する。二次記憶部11は、一次記憶部10と異なり、電源を切っても記憶内容を保持することができる半導体メモリである。例えば、フラッシュメモリなどがこれにあたる。開閉検出部12は、携帯デジタルテレビ100の開閉状態を検出する。筐体の折り畳みのマイクロスイッチ等がこれにあたる。
本実施形態は、上記のような構成において、携帯デジタルテレビ100が閉じているときは、トランスポートデコード部3が分離したストリームを一次記憶部10に蓄積しておく。そして、保存指示があれば、上記一次記憶部10に蓄積されているストリームを二次記憶部11に保存する。そして、後に二次記憶部11からストリームを復号して出力するものである。
以下、図2を用いて、携帯デジタルテレビ100が行う放送受信処理の詳細動作を説明する。本実施形態では、携帯デジタルテレビ100が開いているときは、映像および音声を出力する第1の動作モードで動作し、閉じているときは、音声のみを出力する第2の動作モードで動作するものとする。
図2は、制御部9が行う放送受信処理を示すフローチャートである。図2において、まず、携帯デジタルテレビ100は、地上デジタル放送の受信を開始する(ステップS1)。このステップS1の処理をより具体的に説明すると、まず、制御部9は、操作部4を経由してユーザに指示された放送局の周波数に同調させ、ユーザに指示された放送局の放送電波を受信する処理を復調部2に開始させる。更に、制御部9は、受信した放送電波をトランスポートストリームに復調する処理を復調部2に開始させる。以上で、ステップS1における受信開始処理が終わる。
上記ステップS1で復調されたトランスポートストリームは映像/音声などのデータが多重化されているものであるため、次に、制御部9は、トランスポートストリームを映像ストリームと音声ストリームとに分離する処理をトランスポートデコード部3に開始させる(ステップS2)。
ステップS2の処理が終わると、制御部9は、トランスポートデコード部3により分離された音声ストリームの復号処理を、音声復号部5に開始させる。併せて、制御部9は、音声復号部5から出力される原音声データをヘッドホン等に出力する処理を、音声出力部6に開始させる(ステップS3)。
次に、制御部9は、携帯デジタルテレビ100本体が折り畳まれている状態か否かを、開閉検出部12に判定させる(ステップS4)。ステップS4の判定の結果、携帯デジタルテレビ100本体が折り畳まれている状態のときは(ステップS4でYES)、制御部9は、閉時処理(ステップS5)を行い、処理を次のステップS6に進める。一方、本体が開いている状態のときは(ステップS4でNO)、制御部9は、開時処理(ステップS7)を行い、処理を次のステップS6に進める。
図3は、上記ステップS5で示した閉時処理の詳細を示すフローチャートである。図3において、まず、制御部9は、映像復号部7および映像出力部8が映像の復号・出力処理を行っている場合、当該映像復号・出力処理を停止させる(ステップS11)。つまり、本体が開いている状態のときは映像が出力されているところ、本体を開いている状態から閉じた状態にしたときに映像の出力が停止される。またこのとき、制御部9は、映像が映像出力部8に出力されているか否かを示す出力中フラグがONであれば、当該出力中フラグをOFFにする。次に、制御部9は、上記ステップS3で分離された各ストリームを一次記憶部10に蓄積する蓄積処理を開始する(ステップS12)。
次に、制御部9は、操作部4からユーザによる保存指示が出されたか否かを判定する(ステップS13)。保存指示とは、二次記憶部11に番組内容を保存するための指示であり、たとえば、ユーザが本体側面に配置された録画ボタンを押すことで保存指示が出される。ステップS13の判定の結果、保存指示が出されていなければ(ステップS13でNO)、閉時処理を終了する。一方、保存指示が出されていれば(ステップS13でYES)、制御部9は、保存指示が出されてから余剰記録時間が経過するまでの間待機する(ステップS14)。余剰記録時間とは、保存指示が出されてから、所定の時間(例えば10秒)分のストリームを一次記憶部10に蓄積するために予め指定される時間である。これは、保存する映像・音声を保存指示が出された時点までとした場合、保存指示後の映像・音声が記録されないことになる。しかし、ユーザが視聴したい場面は、保存指示後もしばらくは継続すると考えられる。そのため、保存指示が出された後についても所定時間分は映像・音声を保存するべく、余剰記録時間を設けている。
余剰記録時間が経過するまで待機すれば、次に、制御部9は、一次記憶部10へのストリームの蓄積を停止する(ステップS15)。次に、制御部9は、一次記憶部10に蓄積されているストリームを二次記憶部11に保存する。このとき、当該保存日時の情報を付加して保存する(ステップS16)。以上で、閉時処理が終了する。
図4は、上記ステップS6で示した開時処理の詳細を示すフローチャートである。図4において、まず、制御部9は、出力中フラグがONか否かを判定する(ステップS21)。出力中フラグがONであれば(ステップS21でYES)、制御部9は、操作部4を用いてユーザが指示した出力停止指示の有無を判定する(ステップS31)。出力停止指示が出されていれば(ステップS31でYES)、制御部9は、第1の実施形態にかかる受信処理を終了する。一方、出力停止指示が無ければ(ステップS31でNO)、制御部9は、開時処理を終了する。
ステップS21の判定の結果、出力中フラグがOFFであれば(ステップS21でNO)、制御部9は、一次記憶部10への蓄積処理を停止する(ステップS22)。これは、本体が開いているときは映像も出力されるため、一時記憶部10に映像を記憶しておく必要が無いためである。次に、制御部9は、操作部4を用いてユーザが指示する、二次記憶部11からの再生指示の有無を判定する(ステップS23)。再生指示が出ていなければ、制御部9は、ステップS2で分離された映像ストリームを原映像データに復号する処理を映像復号部7に開始させる(ステップS30)。その後、後述するステップS28の処理(映像の出力開始指示)へ進む。すなわち、この場合は、実時間放送をそのまま出力することになる。
一方、ステップS23の判定の結果、再生指示が出されていれば(ステップS23でYES)、制御部9は、二次記憶部11にストリームが記憶されているか否かを判定する(ステップS24)。
ステップS24の判定の結果、二次記憶部11に何も記録されていない場合(ステップS24でNO)、制御部9は、上述したステップS30の処理へ進む。一方、二次記憶部11にストリームが記録されていれば(ステップS24でYES)、制御部9は、二次記憶部11に記録されている各ストリームの二次記憶部11への保存日時を取得する。そして、制御部9は、取得した保存日時を一覧表示にしたメニューを生成して、映像出力部8に表示させる(ステップS25)。当該メニューには、一覧表示されている保存日時に対応する場面を再生するか否かの問合せも併せて表示される。そして、制御部9は、ユーザからの入力を待つ。
ステップS25で表示したメニューに対し、ユーザが操作部4を用いて入力を行うと、制御部9は、二次記憶部11に保存されているストリームの再生が指示されたか否かを判定する(ステップS26)。ステップS26の判定の結果、例えばユーザのキャンセル指示操作等で再生の指示がされなかった場合(ステップS26でNO)、制御部9は、上述したステップS30の処理へ進む。
一方、ステップS26の判定の結果、再生の指示がされた場合(ステップS26でYES)、制御部9は、上記メニューから選ばれた保存日時に対応する映像ストリームを原映像データに復号する映像復号処理を映像復号部7に開始させる(ステップS27)。
次に、制御部9は、ステップS27あるいはS30で復号された原映像データを画面に表示する処理を映像出力部8に開始させる(ステップS28)。次に、制御部9は、出力中フラグをONにする(ステップS29)。以上で、開時処理が終了する。
図2に戻り、ステップS4の閉時処理あるいはステップS6の開時処理が終了すると、制御部9は、受信終了指示が出されているか否かの判定(ステップS5)を行う。その結果、終了指示がない場合(ステップS5でNO)は、制御部9は、上記ステップS2に戻って処理を繰り返す。一方、例えばユーザが本装置の電源OFF(放送受信終了)を指示した場合(ステップS5でYES)、制御部9は、復調部2、トランスポートデコード部3、音声復号部5、音声出力部6、映像復号部7、映像出力部8の動作を停止させる。以上で、第1の実施形態にかかる受信処理は終了する。
このように、第1の実施形態では、携帯デジタルテレビ100本体が閉じており、映像出力部8への出力が停止している状態でも、映像・音声ストリームを一次記憶部10に蓄積していく。そして、この状態でユーザから保存指示を受けると、一次記憶部10に蓄積されたデータを二次記憶部11にコピーする。更に、保存指示が出た後も所定時間分のデータを記録してから二次記憶部11にコピーしている。そのため、例えば電車の中で野球中継の音声のみを聞いていた場合で、ホームランが出た場面などで歓声が上がったときに、保存指示を出すことにより、当該指示の前後にかかるホームランの場面が二次記憶部11に保存される。そして、後に好きなときに当該場面を再生して視聴することができる。つまり、ユーザが気になるシーンを視聴できないことを防ぐことができる。
なお、上述した閉時処理(ステップS4)では、保存指示が通知されたとき、余剰記録時間が経過するのを待ってから二次記憶部11にコピーしているが、保存指示が通知された時点で一次記憶部10から二次記憶部11にコピーを行ってもよい。この場合、当該コピー後から余剰記録時間が経過するまで、直接トランスポートデコード部3から二次記憶部11にストリームを出力するという処理を行えばよい。これにより、同じ時間分記憶するための一時記憶部10の容量をより少なく抑えることができる。
また、上記メニュー表示(図4のステップS25)についても、二次記憶部11への保存日時を一覧表示する他、二次記憶部11に記録されている映像ストリームを一部復号して、それらの画像をサムネイル形式で表示してもよい。これにより、二次記憶部11に記録された内容を、より把握しやすい形でユーザに提示できる。
更に、二次記憶部11に記録されたストリームは、携帯デジタルテレビ上で出力されなくてもよい。例えば、パーソナルコンピュータ上で出力してもよい。この場合は、二次記憶部11に記録されたストリームをパーソナルコンピュータ等に出力できるような形式で記録しておけばよい。これにより、二次記憶部11に記録された各場面をパーソナルコンピュータ上で出力する、あるいは加工する等で有効活用することができる。
(第2の実施形態)
次に、図5から図7を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。上述の第1の実施形態では、保存指示はユーザの操作に基づいて出されている。これに対して、第2の実施形態では、復号された原音声データの音量等を検出し、検出した音量等が所定の閾値以上になった時点で保存指示が出される。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る携帯デジタルテレビ200の構成を示したブロック図である。図5において、携帯デジタルテレビ200は、第1の実施形態で図1を用いて説明した携帯デジタルテレビ100に音量検知部21を加えたものに相当し、他の構成部は、第1の実施形態と同様である。従って、同一部位に同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
図5において、音量検知部21は、音声復号部5で復号された原音声データの音量あるいは音圧の値を検出する。また、当該検出結果を、制御部9に通知するものである。
以下、図6〜図7を用いて、本発明の第2の実施形態にかかるデジタル放送受信処理を説明する。図6は、第2の実施形態にかかるデジタル放送受信処理を示すフローチャートである。図6において、ステップS41からS42の処理は、上述の第1の実施形態で図2を用いて説明したステップS1からステップS2の処理と同様である。また、ステップS44、およびステップS46からS47の処理は、上述の第1の実施形態で図2を用いて説明したステップS4、およびステップS6からS7の処理と同様である。そのため、ここでは詳細な説明を省略する。
図6において、ステップS42の処理の後、制御部9は、音声ストリームの原音声データへの復号処理を音声復号部5に開始させる。併せて、制御部9は、音声復号部5から出力される原音声データをヘッドホン等に出力する処理を音声出力部6に開始させる(ステップS33)。このとき、制御部9は、音声復号部5に上記復号した現音声データを音量検知部21にも出力させておく。次に、制御部9は、携帯デジタルテレビ200が折り畳まれている状態が否かを判定する(ステップS44)。ステップS44の判定の結果、折り畳まれているときは(ステップS44でYES)、制御部9は、閉時処理(ステップS45)を行う。
図7は、上記ステップS45で示した閉時処理の詳細を示すフローチャートである。図7において、ステップS51からS52の処理は、上述の第1の実施形態で図3を用いて説明したステップS11からS12の処理と同様である。また、ステップS55からS57までの処理は、上述の第1の実施形態で図3を用いて説明したステップS14からステップS16の処理と同様である。そのため、ここでは詳細な説明を省略する。
ステップS52の処理の後、制御部9は、音声復号部5より出力された原音声データの音量の値(dB)を音量検知部21に検知させる(ステップS53)。次に、制御部9は、検知された音量値が、予め設定されている閾値以上であるか否かを判定する(ステップS54)。ステップS54の判定の結果、当該閾値以上のときは(ステップS54でYES)、制御部9は、処理を次のステップS55へ進める。ステップS55の動作は、上述の第1の実施形態で図3を用いて説明したステップS14と同様であるため、詳細な説明を省略する。一方、ステップS54の判定の結果、上記閾値未満のときは(ステップS54でNO)、ステップS45にかかる閉時処理を終了する。
このように、第2の実施形態では、携帯デジタルテレビ200本体が閉じられているときでも、受信する放送内容(音声ストリーム)の音量値を検知し、当該音量値が所定の閾値を越えたときに、二次記憶部11への保存を開始している。これにより、ユーザが保存指示を出す操作ができない場合であっても、音量値が所定の閾値を越えている場面(すなわち、特に盛り上がっている場面と考えられる)を保存しておくことができ、後にそれらの場面を視聴することができる。例えば、野球中継においてホームランが出た等で歓声が上がった場合に、保存指示の操作ができなくても、その時点前後の場面を二次記憶部11へ保存しておくことができる。
なお、上述の音量検知部21は、原音声データから音量値を検知しているが、復号前の音声ストリームから音量値を検知してもよい。
また、上述の音量検知部21は、音量値の検知だけでなく、音声認識によって原音声データから人間の歓声を識別し、当該歓声が所定の音量値を超えたときに保存指示を出すようにしてもよい。これにより、スポーツ中継等で特に盛り上がった場面だけをより正確に保存することができる。また、人間の歓声に限らず、特定の音声を識別して、同様の処理を行ってもよい。
また、上述した第1および第2の実施形態では、携帯デジタルテレビ本体が閉じているとき(第2のモード)は音声のみを出力しているが、逆に、第2のモードのときは映像のみを出力し、音声出力を行わない形態であってもよい。この場合は、上述した図2のステップS3の処理において、音声の復号・出力の代りに映像の復号・出力を行う。そして、図3のステップS11において、映像出力停止指示の代りに、音声出力停止の指示を出し、図4のステップS28において、映像出力開始指示の代りに、音声出力開始の指示を出す。これにより、第2のモードで映像のみが出力されているときに、ユーザが気になる場面で保存指示を出せば、当該指示時点の前後の場面が保存される。その結果、ユーザは、音声もついた完全な形で当該場面を後に視聴することができる。
また、携帯デジタルテレビ本体についても、折り畳み式でなくてもよい。例えば、折り畳み式ではないが、ユーザの指示操作によって映像出力処理を停止して音声のみを出力する、例えば省電力モード(第2のモード)に切り替わるような携帯デジタルテレビであってもよい。この場合は、当該省電力モードのときに、上述した閉時処理(図2のステップS5)を行うようにすればよい。
本発明にかかるデジタル放送受信装置、デジタル放送受信方法およびデジタル放送受信プログラムは、映像出力が停止しているときでも放送内容を保存し、任意のタイミングで当該保存内容を視聴することができ、携帯型デジタル放送受信装置等に有用である。
本発明の第1の実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成を示したブロック図 本発明の第1の実施形態に係るデジタル放送受信処理を示すフローチャート 図2のステップS5で示した閉時処理の詳細を示したフローチャート 図2のステップS7で示した開時処理の詳細を示したフローチャート 本発明の第2の実施形態に係るデジタル放送受信装置の構成を示したブロック図 本発明の第2の実施形態に係るデジタル放送受信処理を示すフローチャート 図6のステップS45で示した閉時処理の詳細を示したフローチャート 従来のデジタル放送受信装置の構成を示したブロック図
符号の説明
1 アンテナ
2 復調部
3 トランスポートデコード部
4 操作部
5 音声復号部
6 音声出力部
7 映像復号部
8 映像出力部
9 制御部
10 一次記憶部
11 二次記憶部
12 開閉検出部
21 音量検知部
100、200、800 デジタル放送受信装置

Claims (6)

  1. デジタル放送を受信し、当該放送を構成する映像および音声を出力するデジタル放送受信装置であって、
    前記映像または音声のいずれか一方のみを出力する出力部と、
    前記出力部が前記映像または音声のみを出力しているときに、前記映像および音声を記憶し、新たな情報を記憶するための記憶容量の空きが無くなると最も古い情報に当該新たな情報を上書きする第1の記憶部と、
    前記第1の記憶部より大きな記憶容量を有する第2の記憶部と、
    前記出力部が前記映像または音声のみを出力しているときに、前記第1の記憶部に記憶されている映像および音声を前記第2の記憶部に保存する指示である保存指示を検知する保存指示検知部とを備え、
    前記保存指示検知部が前記保存指示を検知したとき、前記第1の記憶部の内容を前記第2の記憶部に保存することを特徴とする、デジタル放送受信装置。
  2. 前記保存指示検知部が前記保存指示を検知した時点から所定時間が経過した時点までに受信したデジタル放送を構成する映像および音声を前記第2の記憶部に保存することを特徴とする、請求項1記載のデジタル放送受信装置。
  3. 前記保存指示は、ユーザの操作に基づいて出されることを特徴とする、請求項1記載のデジタル放送受信装置。
  4. 前記出力部は前記放送を構成する音声のみを出力し、
    前記放送を構成する音声の音量を検知し、当該音量が所定の閾値以上になったとき、前記保存指示を出す音量検知部を更に備えることを特徴とする、請求項1記載のデジタル放送受信装置。
  5. 前記出力部は、ユーザの指示に基づいて、前記第2の保存部に保存されている映像および音声をさらに出力することを特徴とする、請求項1記載のデジタル放送受信装置。
  6. デジタル放送を受信し、当該放送を構成する映像および音声を出力し、第1の記憶部と、第1の記憶部より大きな記憶容量を有する第2の記憶部とを有するデジタル放送受信装置でデジタル放送を受信する方法であって、
    前記映像または音声のいずれか一方のみを出力する出力ステップと、
    前記出力ステップが前記映像または音声のみを出力しているときに、前記映像および音声を前記第1の記憶部に記憶し、新たな情報を記憶するための記憶容量の空きが無くなると最も古い情報に当該新たな情報を上書きする第1の記憶ステップと、
    前記出力ステップが前記映像または音声のみを出力しているときに、前記第1の記憶ステップで記憶された映像および音声を第2の記憶部に保存する指示である保存指示を検知する保存指示検知ステップとを備え、
    前記保存指示検知ステップが前記保存指示を検知したとき、第1の記憶部の内容を第2の記憶部に保存することを特徴とする、デジタル放送受信方法。


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