JP2006178567A - メモリ管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ファイルを高速にリードライト可能なメモリ管理システムを提供する。
【解決手段】 所定容量のブロック単位で管理される第1の記憶部1および第2の記憶部3間のファイル転送を行うDMA(不図示)を制御するDMAC5と、第2の記憶部3にファイルを書き込む際、第2の記憶部3上の連続した空きブロックを取得する連続ブロック取得部120と、連続ブロック取得部120が取得した空きブロック毎にDMAC5を起動する起動部124と、を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 所定容量のブロック単位で管理される第1の記憶部1および第2の記憶部3間のファイル転送を行うDMA(不図示)を制御するDMAC5と、第2の記憶部3にファイルを書き込む際、第2の記憶部3上の連続した空きブロックを取得する連続ブロック取得部120と、連続ブロック取得部120が取得した空きブロック毎にDMAC5を起動する起動部124と、を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、メモリ管理システムに関し、特に半導体メモリのメモリ管理システムに関する。
従来のメモリ管理システムとしては、たとえば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された装置は、画像処理装置における半導体メモリなどの画像記憶部と、この記憶部とデータ転送を行うハードディスクドライブなどの大容量の記憶装置との間で行われるデータ転送時に、二次記憶装置の不良セクタの存在を推測し、その検知結果を基に記憶媒体の物理アドレスの連続性を判断し、高速転送を可能な連続領域を確保することができる。
この画像データのデータ転送には、DMA(Direct Memory Access)を用いたメモリ制御方式を適用し、データ転送動作の開始タイミングを制御することにより記憶領域の利用率の向上、転送時間の短縮化を可能にしている。
特開2003−198816号公報
一方、記憶装置間のファイル転送を管理するFATファイルシステムにおいては、記憶装置の記録媒体を予め決まっている小さな単位(クラスタ)、たとえば、FAT16であれば216=65536個に分割して管理し、DMAC(DMAコントローラ)をクラスタサイズ以下、たとえば、4Kバイト以下で起動し、データ転送を行っていた。したがって、ファイルのリードまたはライト時には、ファイルサイズが大きいほど、DMACの起動回数が多くなることにより、転送速度が低下してしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ファイルを高速にリードまたはライト可能なメモリ管理システムを提供することにある。
本発明によれば、所定容量のブロック単位で管理される半導体メモリ間のファイル転送を行うDMAを制御するDMA制御部と、
前記半導体メモリからファイルを読み出す際、前記ファイルが書き込まれている前記半導体メモリ上の連続ブロックを取得する連続ブロック取得部と、
前記連続ブロック取得部が取得した前記連続ブロック毎に前記DMA制御部を起動する起動部と、
を備えたことを特徴とするメモリ管理システムが提供される。
前記半導体メモリからファイルを読み出す際、前記ファイルが書き込まれている前記半導体メモリ上の連続ブロックを取得する連続ブロック取得部と、
前記連続ブロック取得部が取得した前記連続ブロック毎に前記DMA制御部を起動する起動部と、
を備えたことを特徴とするメモリ管理システムが提供される。
ここで、DMA制御部は、CPUを介さず、メモリ間のデータ転送をバスを介して直接行うDMAのコントローラである。半導体メモリは、たとえば、SDRAMなどであり、FATファイルシステムで管理される。
この発明によれば、メモリからデータを読み出す際、ブロック単位でDMA制御部を起動するのではなく、できる限り連続したブロック毎にDMA制御部を起動することができるので、ブロック単位で起動する場合に比較して起動回数が減少し、ファイルをより高速にリード可能なメモリ管理システムが提供される。
上記メモリ管理システムにおいて、前記半導体メモリから読み出す前記ファイルのサイズを取得するサイズ取得部と、前記連続ブロック取得部が取得した前記連続ブロックのブロック容量を算出する算出部と、前記ブロック容量が前記サイズより小さい場合、前記起動部によりまだ起動されていない前記ファイルの残サイズを算出するサイズ算出部と、前記残サイズが0になるまで前記起動部による前記DMA制御部の起動を繰り返す繰り返し部と、を含むことができる。
本発明によれば、所定容量のブロック単位で管理される半導体メモリ間のファイル転送を行うDMAを制御するDMA制御部と、
前記半導体メモリにファイルを書き込む際、前記半導体メモリ上の連続した空きブロックを取得する空きブロック取得部と、
前記空きブロック取得部が取得した前記空きブロック毎に前記DMA制御部を起動する起動部と、
を備えたことを特徴とするメモリ管理システムが提供される。
前記半導体メモリにファイルを書き込む際、前記半導体メモリ上の連続した空きブロックを取得する空きブロック取得部と、
前記空きブロック取得部が取得した前記空きブロック毎に前記DMA制御部を起動する起動部と、
を備えたことを特徴とするメモリ管理システムが提供される。
この発明によれば、メモリにデータを書き込む際、ブロック単位でDMA制御部を起動するのではなく、できる限り連続したブロック毎にDMA制御部を起動することができるので、ブロック単位で起動する場合に比較して起動回数が減少し、ファイルをより高速にライト可能なメモリ管理システムが提供される。
上記メモリ管理システムにおいて、前記半導体メモリに書き込むファイルの書込サイズを取得する書込サイズ取得部と、前記空きブロック取得部が取得した前記空きブロックの容量を算出する算出部と、前記容量が前記書込サイズより小さい場合、前記起動部によりまだ起動されていない残サイズを算出するサイズ算出部と、前記残サイズが0になるまで前記起動部による前記DMA制御部の起動を繰り返す繰り返し部と、を含むことができる。
本発明によれば、所定容量のブロック単位で管理される半導体メモリ間のファイル転送を行うDMAを制御するDMA制御部と、
前記半導体メモリからファイルを読み出す際、前記ファイルが書き込まれている前記半導体メモリ上の連続ブロックを取得する連続ブロック取得部と、
前記半導体メモリにデータを書き込む際、前記半導体メモリ上の連続した空きブロックを取得する空きブロック取得部と、
前記半導体メモリから前記データを読み出す際、前記連続ブロック取得部が取得した前記連続ブロック毎に前記DMA制御部を起動し、前記半導体メモリにデータを書き込む際、前記空きブロック取得部が取得した前記空きブロック毎に前記DMA制御部を起動する起動部と、
を備えたことを特徴とするメモリ管理システムが提供される。
前記半導体メモリからファイルを読み出す際、前記ファイルが書き込まれている前記半導体メモリ上の連続ブロックを取得する連続ブロック取得部と、
前記半導体メモリにデータを書き込む際、前記半導体メモリ上の連続した空きブロックを取得する空きブロック取得部と、
前記半導体メモリから前記データを読み出す際、前記連続ブロック取得部が取得した前記連続ブロック毎に前記DMA制御部を起動し、前記半導体メモリにデータを書き込む際、前記空きブロック取得部が取得した前記空きブロック毎に前記DMA制御部を起動する起動部と、
を備えたことを特徴とするメモリ管理システムが提供される。
この発明によれば、メモリからデータを読み書きする際、ブロック単位でDMA制御部を起動するのではなく、できる限り連続したブロック毎にDMA制御部を起動することができるので、ブロック単位で起動する場合に比較して起動回数が減少し、ファイルをより高速にリードおよびライト可能なメモリ管理システムが提供される。また、ファイルのフラグメンテーションの発生を低減することができるので、半導体メモリの記憶領域を効率よく利用できるとともに、ファイルの断片化によるリード時のDMA制御部の起動回数の増加を抑制できるので、ファイルのリード時の速度が低下するのを防止することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ファイルを高速にリードまたはライト可能なメモリ管理システムが提供される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第一の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係るメモリ管理システム100を示す機能ブロック図である。本実施形態のメモリ管理システム100は、所定容量のブロック単位で管理される半導体メモリ(第1の記憶部1および第2の記憶部3)間のファイル転送を行うDMAを制御するDMA制御部(DMAC5)と、半導体メモリ(第2の記憶部3)にデータを書き込む際、半導体メモリ上の連続した空きブロックを取得する空きブロック取得部(連続ブロック取得部120)と、空きブロック取得部が取得した空きブロック毎にDMA制御部を起動する起動部(起動部124)と、を備えたことを特徴とする。
図1は、本発明の実施の形態に係るメモリ管理システム100を示す機能ブロック図である。本実施形態のメモリ管理システム100は、所定容量のブロック単位で管理される半導体メモリ(第1の記憶部1および第2の記憶部3)間のファイル転送を行うDMAを制御するDMA制御部(DMAC5)と、半導体メモリ(第2の記憶部3)にデータを書き込む際、半導体メモリ上の連続した空きブロックを取得する空きブロック取得部(連続ブロック取得部120)と、空きブロック取得部が取得した空きブロック毎にDMA制御部を起動する起動部(起動部124)と、を備えたことを特徴とする。
なお、図1において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してある。
また、メモリ管理システム100の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
図1において、メモリ管理システム100は、半導体メモリ間のファイル転送を行うDMAを含み、そのDMAを制御するDMAC5を備える。DMAC5は、第1の記憶部1に格納されているファイルを読み出し、第2の記憶部3に転送して、書き込むようDMAを制御する。第1の記憶部1および第2の記憶部3は、特に限定されないが、たとえば、SDRAMなどの半導体メモリである。
メモリ管理システム100は、ライト要求受付部102と、ライトサイズ取得部104と、ライトポインタ位置取得部110と、サイズ算出部112と、FAT数算出部114と、連続ブロック取得部120と、判定部122と、起動部124と、残ライトサイズ算出部126と、を備える。
ライト要求受付部102は、ファイルのライト要求を受け付ける。このファイルのライト要求は、ユーザからの要求およびアプリケーションからの要求を含むことができる。ライトサイズ取得部104は、ライト要求受付部102が受け付けたライト要求されたファイルのサイズ(ライトサイズB)を取得する。
ライトポインタ位置取得部110は、最後に第2の記憶部3にファイルライトが行われた時のライトポインタ位置を取得する。サイズ算出部112は、ライトポインタ位置取得部110が取得したライトポインタ位置からその単位ブロック内の書き込み可能な領域の残サイズEを算出する。FAT数算出部114は、ライトサイズ取得部104が取得したライトサイズBから必要なFAT数Aを算出する。ここで、FAT数Aは下記の式(1)で求められる。
A=(B−E)/C+1 ・・・(1)
ここで、Cは、単位ブロックサイズであり、たとえば、4Kバイトである。
連続ブロック取得部120は、第2の記憶部3にアクセスし、できる限り連続した書き込み可能な空き連続ブロックを取得し、その空きFAT数Dを取得する。判定部122は、連続ブロック取得部120が取得した空きFAT数Dから今回書き込み可能な空き領域のサイズ(C×D+E)を求め、ライトサイズBが空き領域のサイズ(C×D+E)以下か否かを判定する。
起動部124は、今回書き込み可能な空き領域サイズ(C×D+E)、または全部書き込み可能な場合はライトサイズBで、DMAC5を起動する。残ライトサイズ算出部126は、既に書き込みが終了したサイズをライトサイズBから差し引いて、未だ書き込まれていないライトサイズBとして算出する。また、ブロック単位で書き込みが行われているので、このときのライトポインタ位置は、ブロックの末尾位置となるので、残サイズEは0となる。
このように構成されたメモリ管理システム100の動作について、以下に説明する。図2は、メモリ管理システム100の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、ライト要求受付部102がライト要求を受け付けると、ライトポインタ位置取得部110がライトポインタ位置を取得し、サイズ算出部112がライトポインタ位置からの単位ブロック内のライト可能な残サイズEを算出する(S11)。つづいて、FAT数算出部114が、ライトサイズBから必要FAT数Aを上述の式(1)により算出する(S13)。
つづいて、連続ブロック取得部120が、第2の記憶部3にアクセスして連続空きブロックを取得し、その空きFAT数Dを取得する(S15)。つづいて、判定部122が、ライトサイズBが書き込み可能な空きサイズ(C×D+E)以下か否かを判定する(S17)。
判定部122が、ライトサイズBが書き込み可能な空きサイズ(C×D+E)以下であると判定した場合(S17のYES)、起動部124が、ライトサイズBでDMAC5を起動し、ライトサイズBのファイルのデータを第2の記憶部3にライトさせる(S19)。
一方、判定部122が、書き込み可能な空きサイズ(C×D+E)がライトサイズB未満であると判定した場合(S17のNO)、起動部124が、空きサイズ(C×D+E)でDMAC5を起動し、空きサイズ(C×D+E)分のファイルのデータを第2の記憶部3にライトさせる(S21)。
つづいて、残ライトサイズ算出部126が、ライトサイズBから空きサイズ(C×D+E)を差し引いて、残りのライトサイズBを算出するとともに、残サイズEを0にセットし(S23)、ステップS13に戻る。
ステップS13では、上述したように、残りのライトサイズBから必要FAT数Aを算出し、上記の処理を繰り返し、最後、ライトサイズBが空きサイズ(C×D+E)以下になったとき(S17のYES)、起動部124が、ライトサイズBでDMAC5を起動し、ライトサイズBのファイルのデータを第2の記憶部3にライトさせて本処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、メモリにデータを書き込む際、ブロック単位でDMA制御部を起動するのではなく、できる限り連続したブロック毎にDMA制御部を起動することができるので、ブロック単位で起動する場合に比較して起動回数が減少し、ファイルをより高速にライト可能なメモリ管理システム100が提供される。
(第二の実施の形態)
図3は、本発明の実施の形態に係るメモリ管理システム100を示す機能ブロック図である。本実施形態のメモリ管理システム200は、所定容量のブロック単位で管理される半導体メモリ(第1の記憶部1および第2の記憶部3)間のファイル転送を行うDMAを制御するDMA制御部(DMAC5)と、半導体メモリ(第2の記憶部3)からデータを読み出す際、データが書き込まれている半導体メモリ上の連続ブロックを取得する連続ブロック取得部(連続ブロック取得部220)と、連続ブロック取得部が取得した連続ブロック毎にDMA制御部を起動する起動部(起動部224)と、を備えたことを特徴とする。
図3は、本発明の実施の形態に係るメモリ管理システム100を示す機能ブロック図である。本実施形態のメモリ管理システム200は、所定容量のブロック単位で管理される半導体メモリ(第1の記憶部1および第2の記憶部3)間のファイル転送を行うDMAを制御するDMA制御部(DMAC5)と、半導体メモリ(第2の記憶部3)からデータを読み出す際、データが書き込まれている半導体メモリ上の連続ブロックを取得する連続ブロック取得部(連続ブロック取得部220)と、連続ブロック取得部が取得した連続ブロック毎にDMA制御部を起動する起動部(起動部224)と、を備えたことを特徴とする。
図3において、メモリ管理システム200は、半導体メモリ間のファイル転送を行うDMAを含み、そのDMAを制御するDMAC5を備える。DMAC5は、第2の記憶部3に格納されているファイルを読み出し、第1の記憶部1に転送するようDMAを制御する。第1の記憶部1および第2の記憶部3は、特に限定されないが、たとえば、SDRAMなどの半導体メモリである。
メモリ管理システム200は、リード要求受付部202と、リードサイズ取得部204と、リードポインタ位置取得部210と、サイズ算出部212と、FAT数算出部214と、連続ブロック取得部220と、判定部222と、起動部224と、残リードサイズ算出部226と、を備える。
リード要求受付部202は、ファイルのリード要求を受け付ける。このファイルのリード要求は、ユーザからの要求およびアプリケーションからの要求を含むことができる。リードサイズ取得部204は、リード要求受付部202が受け付けたリード要求されたファイルのサイズ(リードサイズB')を取得する。
リードポインタ位置取得部210は、最後に第2の記憶部3からファイルリードが行われた時のリードポインタ位置を取得する。サイズ算出部212は、リードポインタ位置取得部210が取得したリードポインタ位置からその単位ブロック内の読み込み領域の残サイズE'を算出する。FAT数算出部214は、リードサイズ取得部204が取得したリードサイズB'から必要なFAT数A'を算出する。ここで、FAT数A'は下記の式(2)で求められる。
A'=(B'−E')/C'+1 ・・・(2)
ここで、C'は、単位ブロックサイズであり、たとえば、4Kバイトである。
連続ブロック取得部220は、第2の記憶部3にアクセスし、読み込み可能な連続ブロックを取得し、その連続FAT数D'を取得する。判定部222は、連続ブロック取得部220が取得した連続FAT数D'から今回読み込み可能な連続ブロックのサイズ(C'×D'+E')を求め、リードサイズB'が連続ブロックのサイズ(C'×D'+E')以下か否かを判定する。
起動部224は、今回読み込み可能な連続ブロックサイズ(C'×D'+E')、または全部読み込み可能な場合は、リードサイズB'で、DMAC5を起動する。残リードサイズ算出部226は、既に読み込みが終了したサイズをリードサイズB'から差し引いて、未だ読み込まれていないリードサイズB'として算出する。また、ブロック単位で書き込みが行われているので、このときのリードポインタ位置は、ブロックの末尾位置となるので、残サイズE'は0となる。
このように構成されたメモリ管理システム200の動作について、以下に説明する。図4は、メモリ管理システム200の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、リード要求受付部202がリード要求を受け付けると、リードポインタ位置取得部210がリードポインタ位置を取得し、サイズ算出部212がリードポインタ位置からの単位ブロック内のリード可能サイズE'を算出する(S31)。つづいて、起動部224が、リードサイズB'から必要FAT数A'を上述の式(2)により算出する(S33)。
つづいて、連続ブロック取得部220が、第2の記憶部3にアクセスして連続読み込み可能なブロックを取得し、その連続FAT数D'を取得する(S35)。つづいて、判定部222が、リードサイズB'が読み込み可能な連続ブロックサイズ(C'×D'+E')以下か否かを判定する(S37)。
判定部222が、リードサイズB'が読み込み可能な連続ブロックサイズ(C'×D'+E')以下であると判定した場合(S37のYES)、起動部224がリードサイズB'でDMAC5を起動し、リードサイズB'のデータを第2の記憶部3からリードさせる(S39)。
一方、判定部222が、読み込み可能な連続ブロックサイズ(C'×D'+E')がリードサイズB'未満であると判定した場合(S37のNO)、起動部224が、連続ブロックサイズ(C'×D'+E')でDMAC5を起動し、連続ブロックサイズ(C'×D'+E')分のファイルのデータを第2の記憶部3からリードさせる(S41)。
つづいて、残リードサイズ算出部226が、リードサイズB'から連続ブロックサイズ(C'×D'+E')を差し引いて、残りのリードサイズB'を算出するとともに、残サイズE'を0にセットし(S43)、ステップS33に戻る。
ステップS33では、上述したように、残りのリードサイズB'から必要なFAT数A'を算出し、上記の処理を繰り返し、最後、リードサイズB'が連続ブロックサイズ(C'×D'+E')以下になったとき(S37のYES)、起動部224がリードサイズB'でDMAC5を起動し、リードサイズB'のファイルのデータを第2の記憶部3からリードさせて本処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、メモリからデータを読み出す際、ブロック単位でDMA制御部を起動するのではなく、できる限り連続したブロック毎にDMA制御部を起動することができるので、ブロック単位で起動する場合に比較して起動回数が減少し、ファイルをより高速にリード可能なメモリ管理システム200が提供される。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、各実施形態において、ファイルのリードライトの両方の制御機能をメモリ管理システムが備えてもよい。この構成によれば、上述のメモリ管理システムによるファイルライトを行うことで、フラグメンテーションが発生を低減することができるので、半導体メモリの記憶領域を効率よく利用できるとともに、ファイルの断片化によるリード時のDMA制御部の起動回数の増加を抑制できるので、ファイルのリード時の速度が低下するのを防止することができる。
1 第1の記憶部
3 第2の記憶部
5 DMAC
100 メモリ管理システム
102 ライト要求受付部
104 ライトサイズ取得部
110 ライトポインタ位置取得部
112 サイズ算出部
114 FAT数算出部
120 連続ブロック取得部
122 判定部
124 起動部
126 残ライトサイズ算出部
200 メモリ管理システム
202 リード要求受付部
204 リードサイズ取得部
210 リードポインタ位置取得部
212 サイズ算出部
214 FAT数算出部
220 連続ブロック取得部
222 判定部
224 起動部
226 残リードサイズ算出部
3 第2の記憶部
5 DMAC
100 メモリ管理システム
102 ライト要求受付部
104 ライトサイズ取得部
110 ライトポインタ位置取得部
112 サイズ算出部
114 FAT数算出部
120 連続ブロック取得部
122 判定部
124 起動部
126 残ライトサイズ算出部
200 メモリ管理システム
202 リード要求受付部
204 リードサイズ取得部
210 リードポインタ位置取得部
212 サイズ算出部
214 FAT数算出部
220 連続ブロック取得部
222 判定部
224 起動部
226 残リードサイズ算出部
Claims (5)
- 所定容量のブロック単位で管理される半導体メモリ間のファイル転送を行うDMAを制御するDMA制御部と、
前記半導体メモリからファイルを読み出す際、前記ファイルが書き込まれている前記半導体メモリ上の連続ブロックを取得する連続ブロック取得部と、
前記連続ブロック取得部が取得した前記連続ブロック毎に前記DMA制御部を起動する起動部と、
を備えたことを特徴とするメモリ管理システム。 - 請求項1に記載のメモリ管理システムにおいて、
前記半導体メモリから読み出す前記ファイルのサイズを取得するサイズ取得部と、
前記連続ブロック取得部が取得した前記連続ブロックのブロック容量を算出する算出部と、
前記ブロック容量が前記サイズより小さい場合、前記起動部によりまだ起動されていない前記ファイルの残サイズを算出するサイズ算出部と、
前記残サイズが0になるまで前記起動部による前記DMA制御部の起動を繰り返す繰り返し部と、
を含むことを特徴とするメモリ管理システム。 - 所定容量のブロック単位で管理される半導体メモリ間のファイル転送を行うDMAを制御するDMA制御部と、
前記半導体メモリにファイルを書き込む際、前記半導体メモリ上の連続した空きブロックを取得する空きブロック取得部と、
前記空きブロック取得部が取得した前記空きブロック毎に前記DMA制御部を起動する起動部と、
を備えたことを特徴とするメモリ管理システム。 - 請求項3に記載のメモリ管理システムにおいて、
前記半導体メモリに書き込むファイルの書込サイズを取得する書込サイズ取得部と、
前記空きブロック取得部が取得した前記空きブロックの容量を算出する算出部と、
前記容量が前記書込サイズより小さい場合、前記起動部によりまだ起動されていない残サイズを算出するサイズ算出部と、
前記残サイズが0になるまで前記起動部による前記DMA制御部の起動を繰り返す繰り返し部と、
を含むことを特徴とするメモリ管理システム。 - 所定容量のブロック単位で管理される半導体メモリ間のファイル転送を行うDMAを制御するDMA制御部と、
前記半導体メモリからファイルを読み出す際、前記ファイルが書き込まれている前記半導体メモリ上の連続ブロックを取得する連続ブロック取得部と、
前記半導体メモリにデータを書き込む際、前記半導体メモリ上の連続した空きブロックを取得する空きブロック取得部と、
前記半導体メモリから前記データを読み出す際、前記連続ブロック取得部が取得した前記連続ブロック毎に前記DMA制御部を起動し、前記半導体メモリにデータを書き込む際、前記空きブロック取得部が取得した前記空きブロック毎に前記DMA制御部を起動する起動部と、
を備えたことを特徴とするメモリ管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004368739A JP2006178567A (ja) | 2004-12-21 | 2004-12-21 | メモリ管理システム |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006178567A true JP2006178567A (ja) | 2006-07-06 |
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JP (1) | JP2006178567A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011048680A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Canon Inc | データ転送システム、データ転送装置、データ転送装置の制御方法、及びプログラム |
JP2015060587A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | 瑞▲いー▼半導體股▲ふん▼有限公司 | メモリカードアクセス装置、その制御方法及びメモリカードアクセスシステム |
-
2004
- 2004-12-21 JP JP2004368739A patent/JP2006178567A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011048680A (ja) * | 2009-08-27 | 2011-03-10 | Canon Inc | データ転送システム、データ転送装置、データ転送装置の制御方法、及びプログラム |
JP2015060587A (ja) * | 2013-09-18 | 2015-03-30 | 瑞▲いー▼半導體股▲ふん▼有限公司 | メモリカードアクセス装置、その制御方法及びメモリカードアクセスシステム |
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