JP2006177882A - 制御棒駆動機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】対向配置された一対の磁気継手要素の間で作用する磁力を増加し、トルク伝達を向上させることができる制御棒駆動機構を提供する。
【解決手段】対向配置された一対の磁気継手要素13,14を介し電動機7の回転トルクを伝達して制御棒2を駆動する制御棒駆動機構3において、外側磁気継手要素14は、内周側に複数の溝部22aが形成されたアウタヨーク22と、アウタヨーク22の溝部22aにそれぞれ挿嵌され磁着した複数の磁石21とを備え、アウタヨーク22における磁石21間の段差部22bの高さ方向寸法Laを磁石21の高さ方向寸法Lbの半分以下となるように設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、原子力プラントに使用する制御棒駆動機構に係わり、さらに詳しくは、対向配置された一対の磁気継手要素を介し電動機の回転トルクを伝達して制御棒を駆動する制御棒駆動機構に関する。
一般に、沸騰水型原子炉(BWR)の圧力容器には、減速材を兼ねた冷却材が収容されるとともに、原子炉圧力容器の中央部には多くの燃料集合体が装荷された炉心が配置される。燃料集合体の間には制御棒(CR)が挿入・引抜自在に設置されており、原子炉の起動・停止、反応度補償、負荷追従等の制御は、炉心に対し制御棒を挿入・引抜することにより行われる。この制御棒は、原子炉圧力容器の下部に備わる制御棒駆動機構(CRD)によって昇降駆動される。
制御棒駆動機構は、原子炉圧力容器の下部に接続したハウジング内において、制御棒の下端に連結された中空ピストンをボールねじに螺合されたボールナット上に載置するよう構成されており、ボールねじを回転させボールナットを上下動させて制御棒を昇降駆動するようになっている。
また従来、ハウジングを挟んで対向配置された一対の磁気継手要素を設け、ハウジング外側の磁気継手要素は電動機の出力軸に連結し、ハウジング内側の磁気継手要素はボールねじへと連結した構造が開示されており(例えば、特許文献1参照)、一対の磁気継手要素の間で作用する磁力を用いて電動機の回転トルクを伝達し、ボールねじを回転させるようになっている。なお、磁気継手要素は、全体として筒状筐体内に磁石を密封収容した構成としている。
特開2002−14189号公報(第5図及び第9図)
しかしながら、上記従来技術には以下のような改善の余地があった。
すなわち、上記従来の外側磁気継手要素は、図示から明確なように、ヨークの内周側に磁石とほぼ同じ深さ寸法の複数の溝部が形成され、それら溝部に複数の磁石がそれぞれ挿嵌され磁着している。そのため、各磁石の内径側磁極とその側方に隣接するヨークの段差部(言い換えれば、磁性体)との間で磁束が生じ、そのぶんだけ内側磁気継手要素への磁束が減少していた。したがって、対向配置された一対の磁気継手要素の間で作用する磁力、すなわちトルク伝達の面で改善の余地があった。
本発明の目的は、対向配置された一対の磁気継手要素の間で作用する磁力を増加し、トルク伝達を向上させることができる制御棒駆動機構を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、対向配置された一対の磁気継手要素を介し電動機の回転トルクを伝達して制御棒を駆動する制御棒駆動機構において、前記一対の磁気継手要素のうち少なくとも一の磁気継手要素は、一方側に複数の溝部が形成されたヨークと、前記ヨークの溝部にそれぞれ挿嵌され磁着した複数の磁石とを備え、前記ヨークにおける磁石間の段差部の高さ方向寸法を前記磁石の高さ方向寸法の半分以下となるように設ける。
本発明においては、磁気継手要素のヨークにおける磁石間の段差部の高さ方向寸法を磁石の高さ方向寸法の半分以下となるように設ける。これにより、ヨークの段差部(言い換えれば、磁性体)が各磁石の高さ方向側の磁極に隣接しなくなるので、各磁石の高さ方向側磁極における側方への磁束が低減し、そのぶんだけ対向配置された他の磁気継手要素への磁束を増加させることができる。したがって、対向配置された一対の磁気継手要素の間で作用する磁力が増加し、トルク伝達を向上させることができる。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記ヨークの段差部の高さ方向側に非磁性体を配設する。
上記(1)で説明したようにヨークの段差部の高さ方向寸法を磁石の高さ方向の半分以下としたときに、例えばヨークの段差部の高さ方向側を空隙とすると、周囲の熱環境により空気が熱膨張して磁石等を破損させる可能性が生じる。本発明においては、ヨークの段差部の高さ方向側に空気より熱膨張係数の小さい非磁性体を配設することにより、磁石等の破損を未然に防止することができる。
(3)上記(2)において、好ましくは、前記非磁性体は、前記ヨーク及び前記磁石に接着する接着剤である。
(4)上記目的を達成するために、また本発明は、対向配置された一対の磁気継手要素を介し電動機の回転トルクを伝達して制御棒を駆動する制御棒駆動機構において、前記一対の磁気継手要素のうち少なくとも一の磁気継手要素は、ヨークと、このヨークの一方側に所定間隔で接合された複数の非磁性体と、これら非磁性体の間にそれぞれ挿嵌され前記ヨークに磁着した複数の磁石とを備える。
本発明によれば、対向配置された一対の磁気継手要素の間で作用する磁力を増加し、トルク伝達を向上させることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
本発明の第1の実施形態を図1〜図6により説明する。
図2は、本発明の制御棒駆動機構の一実施形態が適用された原子炉圧力容器の一部断面図であり、図3は、本発明の制御棒駆動機構の一実施形態の全体構成を表す縦断面図である。
これら図2及び図3において、原子炉圧力容器1は、内部に減速材を兼ねた冷却材を収容するとともに、その中央部に多数の燃料集合体が装荷された炉心が配置されている。制御棒(CR)2は、それら燃料集合体の間に挿入及び引抜自在に設置され、原子炉圧力容器1の下鏡部に貫通して設けた制御棒駆動機構(CRD)3によって昇降駆動されるようになっている。制御棒駆動機構3は、原子炉の反応度制御を目的として、制御棒2と一体的に構成され、原子力プラントの運転及び安全上の重要性が特に高いものである。
制御棒駆動機構3のハウジングは、原子炉圧力容器1の下鏡部に接続されたハウジング4と、このハウジング4の下部フランジにアウタチューブ5を介しボルト締結され、一次冷却水の隔壁となるスプールピース6とで構成されている。スプールピース6の下部には、制御棒駆動機構3の駆動源である電動機7が着脱可能に設けられている。
ハウジング4(及びアウタチューブ5)内には、上記制御棒2の下端にカップリング8を介し連結された中空ピストン9と、この中空ピストン9が載置されたボールナット10と、このボールナット10が螺合され、上端側が中空ピストン9に収容されたボールねじ11とが設けられている。スプールピース6内には、ボールねじ11の下端側に連結された伝達軸12が設けられている。また、スプールピース6を挟んで対向配置された一対の磁気継手要素13,14が設けられており、スプールピース6の内側の磁気継手要素13は伝達軸12に接続され、スプールピース6の外側の磁気継手要素14は電動機7の出力軸7aに接続されている。
そして、電動機7が駆動すると、その出力軸7aを介し外側磁気継手要素14が回転し、外側磁気継手要素14と内側磁気継手要素13との間で作用する磁力によって回転トルクが伝達されて、内側磁気継手要素13が回転するようになっている。これにより、内側磁気継手要素13に接続された伝達軸12等を介しボールねじ11が回転し、ボールナット10及び中空ピストン9が上下方向に移動し、それに伴い制御棒2が昇降駆動する。このようにして制御棒2の炉心への挿入・引き抜き量が調整され、炉出力が調整されるようになっている。
図4は、上記内側磁気継手要素13の詳細構造を表す縦断面図であり、図5は、図4中断面V−Vによる横断面図である。
これら図4及び図5において、内側磁気継手要素13は、全体として円筒状筐体内に磁石(永久磁石)15を密封収容した構成としている。詳細には、上記伝達軸12が挿通可能な円筒部16a及びこの円筒部16aの軸方向一方側(図4中下側)外周部に設けた円環部16bを有するシャフト16と、シャフト16の円筒部16aの軸方向他方側(図3中上側)外周部に接合された円環状のカラー17と、シャフト16の円筒部16aの外周側に配設されたインナーヨーク(磁性体)18と、シャフト16の円筒部16aの外周側及び対応するインナーヨーク18の内周側にそれぞれ形成された凹部に嵌合するキー19と、インナーヨーク18の外周側に磁着され、磁極が互い違いとなるように配置された複数の磁石15と、シャフト16の円環部16a及びカラー17に溶接手段等で接合され、複数の磁石15の外周側を被覆する円筒状のスリーブ20とで構成されている。
図6は、本発明の要部である上記外側磁気継手要素14の詳細構造を表す縦断面図であり、図1は、図6中断面I−Iによる横断面図である。
これら図6及び図1において、外側磁気継手要素14は、全体として円筒状筐体内に磁石(永久磁石)21を密封収容した構成としている。詳細には、内周側に複数の溝部22aが形成された略円筒状のアウタヨーク(磁性体)22と、アウタヨーク22の溝部22aにそれぞれ挿嵌され磁着した複数の磁石21と、これら磁石21の内周側を被覆する円筒状のスリーブ23と、複数の磁石21の軸方向一方側(図6中上側)端部を被覆するカラー24と、複数の磁石21の軸方向他方側(図6中下側)端部を被覆するとともに、上記電動機7の出力軸7aに連結されるエンドキャップ25と、このエンドキャップ25の外周側及び対応するアウタヨーク22の内周側にそれぞれ形成された凹部に嵌合するキー26とで構成されている。なお、アウタヨーク22は、カラー24及びエンドキャップ25に嵌め込み構造で接合されており、スリーブ23は、カラー24及びエンドキャップ25に溶接手段等で接合されている。
ここで本実施形態の大きな特徴として、アウタヨーク22の溝部22aの深さ方向寸法(言い換えれば、磁石21間の段差部22bの高さ方向寸法)Laは、磁石21の高さ方向寸法Lbの半分以下(本実施形態では半分)となるように設けられている。また本実施形態では、アウタヨーク22の段差部22bとスリーブ23との間が空隙27となっている。
次に、本実施形態による作用効果を、従来構造の外側磁気継手要素と比較しながら以下に詳細に説明する。
図7は、従来構造の外側磁気継手要素を表す横断面図であり、図8は、従来の外側磁気継手要素に生じる磁束を説明するための部分拡大横断面図である。なお、これら図7及び図8において、上記一実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。また図9は、本実施形態による外側磁気継手に生じる磁束を説明するための部分拡大横断面図である。
図7及び図8に示すように、従来の外側磁気継手28におけるアウタヨーク29の溝部29aの深さ方向寸法(言い換えれば、磁石21間の段差部29bの高さ方向寸法)Lcは、磁石21の高さ方向寸法Lbとほぼ同じとなるように設けている。そのため、各磁石21の内径側磁極とこれに隣接するアウタヨーク29の段差部29bとの間で磁束が生じ、そのぶんだけ内側磁気継手要素13側への磁束が減少する。
これに対し図9に示すように、本実施形態による外側磁気継手要素14は、アウタヨーク22の段差部22bの高さ方向寸法Laを磁石21の高さ方向寸法Lbの半分以下となるように設ける。これにより、アウタヨーク22の段差部22b(言い換えれば、磁性体)が磁石21の内径側磁極に隣接しなくなるので、各磁石21の内径側磁極における側方への磁束が低減し、そのぶんだけ内側磁気継手要素13への磁束を増加させることができる。したがって、対向配置された一対の磁気継手要素13,14の間で作用する磁力が増加し、トルク伝達を向上させることができる。また、本願発明者らは、本実施形態による磁気継手要素13,14の伝達トルクを数値解析した結果、従来の磁気継手要素13,26の伝達トルクに対し約2〜3%上昇することがわかった。また、磁気継手要素13,14における伝達トルクの向上により、例えば過大な回転トルクが掛けられたとき等に発生する外側磁気継手要素14と内側磁気継手要素との間のすべり現象を抑えることができ、信頼性の向上が図れる。
本発明の第2の実施形態を図10により説明する。本実施形態は、外側磁気継手要素のアウタヨーク22における段差部22aの内周側(高さ方向側)に非磁性体を配設した実施形態である。
図10は、本実施形態による外側磁気継手要素の詳細構造を表す横断面図である。なお、この図10において、上記第1の実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態による外側磁気継手要素14’は、アウタヨーク22の段差部22aの内周側に非磁性体30をそれぞれ配設する。非磁性体30は、例えばアウタヨーク22及び磁石21に接着する接着剤であり、液体状態で充填され時間の経過とともに固化するようになっている。
以上のように構成された本実施形態においても、上記第1の実施形態同様、対向配置された一対の磁気継手要素13,14’の間で作用する磁力が増加し、トルク伝達を向上させることができる。また、上記第1の実施形態のようにアウタヨーク22の段差部22bの内周側を空隙27とした場合、周囲の熱環境により空気が熱膨張して磁石21等を破損させる可能性が生じるが、本実施形態においてはアウタヨーク22の段差部22bの内周側に空気より熱膨張係数の小さい非磁性体30を配設することにより、磁石21等の破損を未然に防止することができる。また、第1の実施形態に比べ、磁性体30を配設することで磁石21に隣接する側方面積を大きくし、磁石21の保持力を高めることもできる。
本発明の第3の実施形態を図11により説明する。本実施形態は、外側磁気継手要素におけるアウタヨークの内周側に所定間隔で複数の非磁性体を接合し、それら非磁性体の間に複数の磁石を挿嵌し磁着した実施形態である。
図11は、本実施形態による外側磁気継手要素の詳細構造を表す横断面図である。なお、この図11において上記実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態による外側磁気継手要素31は、略円筒状のアウタヨーク32と、このアウタヨーク32の内周面32aに所定間隔で、溶接手段又は接着剤等により接合された複数の非磁性体33と、これら非磁性体33の間にそれぞれ挿嵌されアウタヨーク32の内周面32aに磁着した複数の磁石21とを備えている。このような構造とすることにより、上記実施形態のアウタヨーク22の段差部22bがなくなり、各磁石21の側方には磁性体が存在しないようになる。
以上のような本実施形態においても、上記第1及び第2の実施形態同様、対向配置された一対の磁気継手要素13,31の間で作用する磁力が増加し、トルク伝達を向上させることができる。また、非磁性体33の高さ方向寸法Ldを磁石21の高さ方向寸法Lbとほぼ同じとすることで、上記第2の実施形態同様、空隙をなくして磁石21等の破損を未然に防止することができ、磁石21の保持力を高めることもできる。
なお、上記第3の実施形態においては、アウタヨーク32の内周面32aに非磁性体33を接合した構造を例にとって説明したが、これに限られない。上記第3の実施形態の変形例を図12及び図13により説明する。
図12は、第1の変形例による外側磁気継手要素の詳細構造を表す横断面図である。なお、この図12において、上記第3の実施形態と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
第1の変形例による外側磁気継手要素31’は、アウタヨーク32’の内周面32aに複数の溝部32bを形成し、これら溝部32bに非磁性体33’を嵌合して接合する。なお、非磁性体33’におけるアウタヨーク32’の内周面32a’位置からの高さ方向寸法Ldが、磁石21の高さ方向寸法Lbとほぼ同じである。この変形例においても、上記第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図13は、第2の変形例による外側磁気継手要素の詳細構造を表す横断面図である。なお、この図13において、上記第1の変形例と同等の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
第2の変形例による外側磁気継手要素31”は、アウタヨーク32”の内周面32aに複数の溝部32bを形成し、これら溝部32bに非磁性体33”を嵌合して接合する。また、アウタヨーク32”の溝部32bに径方向に貫通するピン穴32cをそれぞれ設け、非磁性体33”の対応する位置にピン溝33aを設け、これらピン穴32c及びピン溝33aにピン34をそれぞれ挿嵌する。この変形例においても、上記第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
図6中断面I−Iによる横断面図であり、本発明の制御棒駆動機構の第1の実施形態を構成する外側磁気継手要素の詳細構造を表す。 本発明の制御棒駆動機構の第1の実施形態が適用された原子炉圧力容器の一部断面図である。 本発明の制御棒駆動機構の第1の実施形態の全体構成を表す縦断面図である。 本発明の制御棒駆動機構の第1の実施形態を構成する内側磁気継手要素の詳細構造を表す縦断面図である。 図4中断面V−Vによる横断面図であり、本発明の制御棒駆動機構の第1の実施形態を構成する内側磁気継手要素の詳細構造を表す。 本発明の制御棒駆動機構の第1の実施形態を構成する外側磁気継手要素の詳細構造を表す縦断面図である。 従来構造の外側磁気継手要素を表す横断面図である。 従来構造の外側磁気継手要素に生じる磁力を説明するための部分拡大横断面図である。 本発明の制御棒駆動機構の第1の実施形態を構成する外側磁気継手要素に生じる磁力を説明するための部分拡大横断面図である。 本発明の制御棒駆動機構の第2の実施形態を構成する外側磁気継手要素の詳細構造を表す横断面図である。 本発明の制御棒駆動機構の第3の実施形態を構成する外側磁気継手要素の詳細構造を表す横断面図である。 本発明の制御棒駆動機構の第1の変形例を構成する外側磁気継手要素の詳細構造を表す横断面図である。 本発明の制御棒駆動機構の第2の変形例を構成する外側磁気継手要素の詳細構造を表す横断面図である。
符号の説明
2 制御棒
3 制御棒駆動機構
13 内側磁気継手要素
14 外側磁気継手要素
21 磁石
22 アウタヨーク
22a 溝部
22b 段差部
30 非磁性体
31 外側磁気継手要素
32 アウタヨーク
33 非磁性体
La アウタヨークの段差部の高さ方向寸法
Lb 磁石の高さ方向寸法

Claims (4)

  1. 対向配置された一対の磁気継手要素を介し電動機の回転トルクを伝達して制御棒を駆動する制御棒駆動機構において、
    前記一対の磁気継手要素のうち少なくとも一の磁気継手要素は、一方側に複数の溝部が形成されたヨークと、前記ヨークの溝部にそれぞれ挿嵌され磁着した複数の磁石とを備え、
    前記ヨークにおける磁石間の段差部の高さ方向寸法を前記磁石の高さ方向寸法の半分以下となるように設けたことを特徴とする制御棒駆動機構。
  2. 請求項1記載の制御棒駆動機構において、前記ヨークの段差部の高さ方向側に非磁性体を配設したことを特徴とする制御棒駆動機構。
  3. 請求項2記載の制御棒駆動機構において、前記非磁性体は、前記ヨーク及び前記磁石に接着する接着剤であることを特徴とする制御棒駆動機構。
  4. 対向配置された一対の磁気継手要素を介し電動機の回転トルクを伝達して制御棒を駆動する制御棒駆動機構において、
    前記一対の磁気継手要素のうち少なくとも一の磁気継手要素は、ヨークと、このヨークの一方側に所定間隔で接合された複数の非磁性体と、これら非磁性体の間にそれぞれ挿嵌され前記ヨークに磁着した複数の磁石とを備えたことを特徴とする制御棒駆動機構。
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