JP2006177718A - アブソリュートエンコーダ - Google Patents

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Yasuhiro Matsutani
泰裕 松谷
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Abstract

【課題】 ACサーボモータのポール合わせを機械的な制限を受けることなく、ポール合わせを簡略化することができるアブソリュートエンコーダを提供する。
【解決手段】 不揮発性記憶素子12を搭載し、かつ絶対位置を検出することができるACサーボモータに搭載されたアブソリュートエンコーダにおいて、ACサーボモータの磁極(ポール)位置と一致したある任意の一回転内位置をオフセットデータとして不揮発性記憶素子12に記憶させ、アブソリュートエンコーダが検出した絶対位置と不揮発性記憶素子12に記憶させたオフセットデータの減算を行うことで、前記磁極(ポール)位置を原点位置とした一回転位置に補正することができ、ACサーボモータの磁極(ポール)位置と一致した位置を原点位置とすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ACサーボモータに搭載されるアブソリュートエンコーダに関する。
従来のACサーボモータは、モータの磁極(ポール)位置とエンコーダの原点位置を機械的に合わせている。
図3は従来のエンコーダブロック図である。
図において、31は絶対値検出センサ、33は位置出力部である。ACサーボモータのポール位置とエンコーダの原点位置は機械的に合わせてあるので、絶対値センサ31からの出力はそのまま位置出力部33に送られる。
また、原点での位置決めを行うことなくアブソリュート型ロータリーエンコーダを設置できるようにするものとして、特許文献1に示すアブソリュート型ロータリーエンコーダがある。
これは、アブソリュート型ロータリーエンコーダをサーボモータ等にマウントして接続した後、サーボモータの回転軸の原点位置で原点リセット信号を送出することで、原点リセット信号検知回路によってこの信号が検知され、電池によりバックアップされたメモリによりそのときの回転角度に対するバイナリデータが保持され、以後はグレイ/バイナリ変換回路と多回転カウンタの出力からこのメモリの保持値を減算することによって設定された原点位置からの回転角度を検出できるようにしている。
特開平6−129875公報
このように、従来のACサーボモータは、モータの磁極(ポール)とエンコーダの原点位置を機械的に一致させなければならず、エンコーダの取り付け位置および取り付け方向等が制限され、かつ、モータの磁極(ポール)とエンコーダの原点位置または磁極(ポール)信号を一致させるための調整が必要になるという問題があった。
また、ACサーボモータおよびエンコーダが小型になればなるほど、モータの磁極(ポール)とエンコーダの原点位置または磁極(ポール)信号を一致させる機械的な範囲が小さくなり、調整がより困難になるという問題もあった。
また、特許文献1に示すアブソリュート型ロータリーエンコーダは、電池でバックアップされたメモリにモータの原点位置データ(原点リセット信号が検知された時の回転角度に応じたバイナリデータ)を保持し、以後は多回転カウンタの出力からこのメモリの保持値を減算することによって設定された原点位置からの回転角度を検出するものであるが、
(1)メモリを常時バックアップしなければならず、電池がなくなってしまうとデータが消えてしまい、原点位置がずれてしまう、
(2)原点リセット信号は電源が重畳されているため、ノイズ等の外乱によって誤検出した場合、メモリに保持したバイナリデータを更新してしまう、
という欠点があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、ACサーボモータの磁極(ポール)合わせを機械的な制限を受けることなく、磁極(ポール)合わせを簡略化することができるアブソリュートエンコーダを提供することを目的とし、かつ、不揮発性記憶素子を使用し、ある任意の一回転内位置をオフセットデータとして記憶することで、常時バックアップする必要がなく、不揮発性記憶素子自体が破損しない限り、位置データが消えてしまうことはなく、原点位置がずれることもない、また、一度記憶させてしまえば、再書き込みをしない限り、外乱等で保持したデータを更新してしまうこともないという前記記載の特許文献1の欠点もあわせて改善している。
上記問題を解決するため、請求項1記載のアブソリュートエンコーダの発明は、不揮発性の記憶素子を搭載し、かつ絶対位置を検出することができるACサーボモータに搭載されたアブソリュートエンコーダにおいて、ACサーボモータの磁極位置と一致した、一回転内の任意の位置をオフセットデータとして前記不揮発性記憶素子に記憶させ、前記アブソリュートエンコーダが検出した絶対位置と前記不揮発性記憶素子に記憶させたオフセットデータの減算を行なうことで、前記磁極位置を原点位置とした一回転位置に補正することができ、ACサーボモータの磁極位置と一致した前記任意位置を原点位置とすることができることを特徴とする。
請求項1記載の発明によると、ACサーボモータの磁極(ポール)位置と一致したある任意の一回転内位置を不揮発性記憶素子に記憶させることができ、機械的な合わせを行うことなく、ACサーボモータの磁極(ポール)合わせを行うことができる。
したがって、ACサーボモータの磁極(ポール)合わせを機械的な制限を受けることなく、磁極(ポール)合わせを簡略化することができるアブソリュートエンコーダが得られることとなる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明に係るブロック図である。
図において、11は絶対値検出センサで、ACサーボモータの回転角度を常に絶対値として検出することができるものである。12は不揮発性記憶素子で、ACサーボモータの磁極(ポール)位置を記憶するためのものである。13は位置出力部で、絶対値センサ11の検出値と不揮発性記憶素子12の値の差が取り込まれる。
このようにして、絶対位置を検出することができる絶対位置検出センサから絶対位置を検出し、不揮発性記憶素子に記憶してある、ある任意の一回転内位置を読み出し、両者の減算を行うことで、不揮発性記憶素子に記憶してある一回転内位置を原点位置とすることが簡単に行える。
また、ACサーボモータを励磁ロックさせることでACサーボモータの磁極(ポール)位置に固定し、この位置を不揮発性記憶素子に記憶しておくことで、ACサーボモータの磁極(ポール)位置とエンコーダの原点位置を簡単に一致させることができる。
図2は図1のブロック図の機能を示す具体例である。
例えば、絶対値検出センサ11は、その1回転の分解能が1024のアブソリュートエンコーダであるとすると、1/1024の絶対角度を検出することができることになる。 したがって、1回転内の位置データは、0から1023までの角度データとして表される。このため、90°の位置を不揮発性記憶素子に記憶する場合は、256をオフセットデータとして不揮発性記憶素子に記憶させればよい。
そこで、90°の位置を原点位置としたい場合は、不揮発性記憶素子12にオフセットデータとして256を記憶させておくことで簡単にACサーボモータの磁極(ポール)合わせが行える。
したがって、絶対値検出センサ11が絶対角度256を検出したら、図1から、
絶対角度256−オフセットデータ256=0
となり、絶対値検出センサ11が絶対角度256の値を検出したにも関わらず、位置出力としては0が位置出力部13から出力される。すなわち、原点位置(角度0°)となる。
また、絶対値検出センサ11が絶対角度512(180°)を検出したら、同様に不揮発性記憶素子12内のオフセットデータ256(90°)との差をとることで、位置出力部13からは256(90°)が出力される。
同様に、絶対値検出センサ11が絶対角度768(270°)を検出したら、位置出力部13からは512(180°)が出力される。
このような計算を一回転全周に亘って行えば角度の補正をすることができ、任意の位置を原点とすることが簡単に行える。
本発明に係るアブソリュートエンコーダのブロック図である。 図1のブロック図の機能を示す具体例である。 従来のアブソリュートエンコーダのブロック図である。
符号の説明
11 絶対値検出センサ
12 不揮発性記憶素子
13 位置出力部

Claims (1)

  1. 不揮発性の記憶素子を搭載し、かつ絶対位置を検出することができるACサーボモータに搭載されたアブソリュートエンコーダにおいて、ACサーボモータの磁極位置と一致した、一回転内の任意の位置をオフセットデータとして前記不揮発性記憶素子に記憶させ、前記アブソリュートエンコーダが検出した絶対位置と前記不揮発性記憶素子に記憶させたオフセットデータの減算を行なうことで、前記磁極位置を原点位置とした一回転位置に補正することができ、ACサーボモータの磁極位置と一致した前記任意位置を原点位置とすることができることを特徴とするアブソリュートエンコーダ。
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