JP2006177483A - ガス漏れ判定装置およびガス漏れ判定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 センサ異常とガス漏れとをより適正に簡易な構成によって判定する。
【解決手段】 水素高圧タンクに取り付けられた圧力センサからのタンク内圧力Phから水素高圧タンク内の水素変動量ΔQを計算すると共に(S110)、計算した水素変動量ΔQがセンサ不良に対応する不良領域にあるか配管の破断などによる水素漏れに対応する漏れ領域にあるか燃料電池による水素の消費に対応する消費領域にあるかを判定し(S120)。水素変動量ΔQが漏れ領域にあるときには配管破断などによるガス漏れを警告出力し(S140)、水素変動量ΔQが所定時間継続して不良領域にあるときにはセンサ異常を警告出力する(S160)。こうした処理により、簡易な構成でより適正にセンサ異常とガス漏れとをより適正に判定することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】 水素高圧タンクに取り付けられた圧力センサからのタンク内圧力Phから水素高圧タンク内の水素変動量ΔQを計算すると共に(S110)、計算した水素変動量ΔQがセンサ不良に対応する不良領域にあるか配管の破断などによる水素漏れに対応する漏れ領域にあるか燃料電池による水素の消費に対応する消費領域にあるかを判定し(S120)。水素変動量ΔQが漏れ領域にあるときには配管破断などによるガス漏れを警告出力し(S140)、水素変動量ΔQが所定時間継続して不良領域にあるときにはセンサ異常を警告出力する(S160)。こうした処理により、簡易な構成でより適正にセンサ異常とガス漏れとをより適正に判定することができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ガス漏れ判定装置およびガス漏れ判定方法に関し、詳しくは、ガスタンクからガス消費機器にガスを供給するガス供給系におけるガス漏れを判定するガス漏れ判定装置およびガスタンク内のガス量を検出するガス量検出手段を用いて該ガスタンクからガス消費機器にガスを供給するガス供給系におけるガス漏れを判定するガス漏れ判定方法に関する。
従来、この種のガス漏れ判定装置としては、水素タンクの圧力に基づいて検出される水素ガスの使用量と水素ガスを消費する燃料電池による水素ガスの使用量とに基づいてシステムからの水素漏れを判定するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、燃料電池による水素ガスの使用量をナビゲーションシステムを用いて過去の走行履歴から推定している。
特開2002−151126号公報
しかしながら、上述のガス漏れ判定装置では、水素タンクの圧力を検出する圧力センサに異常が生じたときには、ガス漏れが生じていても判定されないときやガス漏れが生じていないときでもガス漏れが判定される場合が生じる。これを防止するために圧力センサを二つ以上取り付けたり、水素タンクの使用量を検出する他のセンサを取り付けることも考えられるが、この場合、複数のセンサが必要となり、装置が複雑なものになってしまう。
本発明のガス漏れ判定装置およびガス漏れ判定方法は、センサ異常とガス漏れとを簡易な構成により判定することを目的の一つとする。また、本発明のガス漏れ判定装置およびガス漏れ判定方法は、センサ異常とガス漏れとをより適正に判定することを目的の一つとする。
本発明のガス漏れ判定装置およびガス漏れ判定方法は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明のガス漏れ判定装置は、
ガスタンクからガス消費機器にガスを供給するガス供給系におけるガス漏れを判定するガス漏れ判定装置であって、
前記ガスタンク内のガス量を検出するガス量検出手段と、
該検出されたガス量の時間変化に基づいて前記ガス漏れと前記ガス量検出手段の異常とを判定する判定手段と、
を備えることを要旨とする。
ガスタンクからガス消費機器にガスを供給するガス供給系におけるガス漏れを判定するガス漏れ判定装置であって、
前記ガスタンク内のガス量を検出するガス量検出手段と、
該検出されたガス量の時間変化に基づいて前記ガス漏れと前記ガス量検出手段の異常とを判定する判定手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明のガス漏れ判定装置では、ガスタンク内のガス量の時間変化に基づいてガスタンクからガス消費機器にガスを供給するガス供給系におけるガス漏れとガスタンク内のガス量を検出するガス量検出手段の異常とを判定する。即ち、ガスタンク内のガス量を検出するガス量検出手段からの検出値に基づいてガス漏れとガス量検出手段の異常とを判定するのである。この結果、簡易な構成によりガス漏れとガス検出手段の異常とを判定することができる。ここで、ガスタンクとしては水素ガスタンクなどを考えることができ、ガス消費機器としては燃料電池などを挙げることができる。
こうした本発明のガス漏れ判定装置において、前記判定手段は、前記検出されたガス量の時間変化が前記ガス供給系における想定される最大のガス漏れに対応する時間変化を超える領域または負の値となる領域とからなる不良領域にあるときに前記ガス量検出手段の異常を判定する手段であり、前記検出されたガス量の時間変化が前記ガス消費機器による消費に対応する時間変化を超える超消費領域にあるときにガス漏れを判定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、より適正にガス漏れとガス量検出手段の異常とを判定することができる。
この領域分けにより判定する態様の本発明のガス漏れ判定装置において、前記判定手段は、所定時間に亘って継続して前記検出されたガス量の時間変化が前記不良領域にあるときに前記ガス量検出手段の異常を判定する手段であるものとすることもできるし、前記判定手段は、所定時間に亘って継続して前記検出されたガス量の時間変化が前記超消費領域にあるときにガス漏れを判定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、より適正にガス漏れとガス量検出手段の異常とを判定することができる。
また、領域分けにより判定する態様の本発明のガス漏れ判定装置において、前記ガス消費機器によるガス消費量を検出するガス消費量検出手段を備え、前記判定手段は、前記検出されたガス量の時間変化が前記検出されたガス消費量の時間変化に対して所定量以上超える領域にあるときに前記超消費領域にあるとしてガス漏れを判定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、より適正にガス漏れを判定することができる。
本発明のガス漏れ判定方法は、
ガスタンク内のガス量を検出するガス量検出手段を用いて該ガスタンクからガス消費機器にガスを供給するガス供給系におけるガス漏れを判定するガス漏れ判定方法であって、
前記ガス量検出手段により検出されたガス量の時間変化が前記ガス供給系における想定される最大のガス漏れに対応する時間変化を超える領域または負の値となる領域とからなる不良領域にあるときに前記ガス量検出手段の異常を判定し、前記ガス量検出手段により検出されたガス量の時間変化が前記ガス消費機器による消費に対応する時間変化を超える超消費領域にあるときにガス漏れを判定する
ことを要旨とする。
ガスタンク内のガス量を検出するガス量検出手段を用いて該ガスタンクからガス消費機器にガスを供給するガス供給系におけるガス漏れを判定するガス漏れ判定方法であって、
前記ガス量検出手段により検出されたガス量の時間変化が前記ガス供給系における想定される最大のガス漏れに対応する時間変化を超える領域または負の値となる領域とからなる不良領域にあるときに前記ガス量検出手段の異常を判定し、前記ガス量検出手段により検出されたガス量の時間変化が前記ガス消費機器による消費に対応する時間変化を超える超消費領域にあるときにガス漏れを判定する
ことを要旨とする。
こうした本発明のガス漏れ判定方法によれば、ガスタンク内のガス量を検出するガス量検出手段により検出されたガス量の時間変化に基づいてガス量検出手段の異常とガス漏れとを判定するから、簡易な構成でより適正にガス量検出手段の異常とガス漏れとを判定することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例であるガス漏れ判定装置を搭載した燃料電池車20の構成の概略を示す構成図である。実施例の燃料電池車20は、図示するように、水素高圧タンク32から供給され循環ポンプ34により循環される燃料ガスとしての水素とエアコンプレッサ36により供給され排気中の水蒸気により加湿する加湿器38によって加湿された空気中の酸素とにより発電する燃料電池30と、この燃料電池30からの直流電力を三相交流電力に変換するインバータ26と、インバータ26により変換された三相交流電力により駆動しデファレンシャルギヤ24を介して駆動輪22a,22bに動力を出力する走行用モータ28と、燃料電池30の出力電圧を調整すると共に燃料電池30側の直流電力を低圧の直流電圧に変換してバッテリ42や低圧補機44に供給するDC/DCコンバータ40と、車両全体をコントロールする電子制御ユニット70とを備える。
燃料電池30は、図示しないが、電解質膜とこの電解質膜を狭持するアノード電極およびカソード電極とからなる単セルをセル間の隔壁をなすセパレータと共に複数積層してなる燃料電池スタックにより構成されており、セパレータに形成されたガス流路を通じてアノード電極に供給された水素ガスとカソード電極に供給された空気による電気化学反応により発電する。燃料電池30には、図示しないが、冷却媒体(例えば、冷却水)が循環可能な循環路が形成されており、この循環路内の冷却媒体の循環により燃料電池30内の温度が適温(例えば、65℃〜85℃)に保持されるようになっている。また、燃料電池30の運転に必要な循環ポンプ34やエアコンプレッサ36などの燃料電池用補機には燃料電池30により発電された電力が供給されている。
走行用モータ28は、例えば、電動機として機能すると共に発電機として機能する周知の同期発電電動機として構成されており、運転者のアクセルペダル83やブレーキペダル85の踏み込み量や車速Vに応じて電動機として又は発電機として駆動する。
電子制御ユニット70は、CPU72を中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に、処理プログラム等が記憶されたROM74と、一時的にデータを記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートや通信ポートとを備える。この電子制御ユニット70には、水素高圧タンク32の内圧を検出する圧力センサ33からのタンク内圧力Phや燃料電池30の出力端子間に取り付けられた電圧センサ52からの電圧Vfc,燃料電池30の出力端子からの電力ラインに取り付けられた電流センサ54からの電流Ifc,走行用モータ28の回転子の位置を検出する回転位置検出センサ29からの回転位置,イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81のポジションを検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジション,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキポジションセンサ86からのブレーキポジション,車両の走行速度を検出する車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。また、電子制御ユニット70からは、循環ポンプ34への駆動信号やエアコンプレッサ36への駆動信号,インバータ26へのスイッチング信号,DC/DCコンバータ40への電圧指令Vfc*などが出力ポートを介して出力されている。
こうして構成された燃料電池車20においてガス漏れ判定装置としては、圧力センサ33や電圧センサ52,電流センサ54などからの検出信号に基づいて水素高圧タンク32から燃料電池30に供給される水素の配管からの水素漏れや圧力センサ33の異常を判定する電子制御ユニット70が該当する。
次に、こうして構成された実施例の燃料電池車20におけるガス漏れ判定の際の動作について説明する。図2は実施例の電子制御ユニット70により実行されるガス漏れ判定処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは所定時間毎(例えば、数msec〜数十msec毎)に繰り返し実行される。
ガス漏れ判定処理ルーチンが実行されると、電子制御ユニット70のCPU72は、まず、水素高圧タンク32に取り付けられた圧力センサ33からのタンク内圧力Phを入力し(ステップS100)、数回前にこのルーチンが実行されたときに入力したタンク内圧力Phと今回入力したタンク内圧Phとの差に基づいて水素高圧タンク32内の水素の変動量ΔQを計算する(ステップS110)。
そして、計算した水素変動量ΔQと領域判定マップとを用いて計算した水素変動量ΔQがセンサ不良に対応する不良領域にあるか燃料電池30からの配管の破断などによる水素漏れに対応する漏れ領域にあるか燃料電池30による水素の消費に対応する消費領域にあるかを判定する(ステップS120)。図3に領域判定マップの一例を示す。ここで、不良領域と漏れ領域の境界は水素高圧タンク32の近傍で配管が破断したときに生じる水素変動量やそれより若干大きな水素変動量と時間との関係として設定されており、漏れ領域と消費領域との境界は燃料電池30による最大出力の際の水素変動量やそれより若干大きな水素変動量と時間との関係として設定されている。したがって、不良領域は配管破断が生じてもあり得ない水素変動量の領域やマイナスの領域として、漏れ領域は不良領域ではないが燃料電池30による最大出力の際の水素変動量を超える水素変動量の領域として、消費領域は燃料電池30による最大出力の際の水素変動量の範囲内の水素変動量の領域として、それぞれ設定されていることになる。
水素変動量ΔQが消費領域にあるときには、配管破断などによるガス漏れもセンサ異常も生じていない正常な範囲内と判断し、これで本ルーチンを終了する。水素変動量ΔQが漏れ領域にあるときには、配管破断などによるガス漏れと判断し、警告灯を点灯したり音声出力するなどにより配管破断などによるガス漏れを警告出力して(ステップS140)、本ルーチンを終了する。水素変動量ΔQが不良領域にあるときには、不良領域が所定時間(例えば、1秒や2秒)継続するのを待って(ステップS150)、警告灯を点灯したり音声出力するなどによりセンサ異常を警告出力して(ステップS160)、本ルーチンを終了する。ここで、水素変動量ΔQが不良領域のときに不良領域が所定時間継続するのを待つのは、その間にセンサ異常から回復する場合があるからである。これにより、センサ異常をより適正に判定することができる。
以上説明した実施例の燃料電池車20におけるガス漏れ判定処理によれば、水素高圧タンク32のタンク内圧Phだけに基づいて配管破断などによるガス漏れとセンサ異常とを判定することができる。この結果、簡易な構成により配管破断によるガス漏れとセンサ異常とを判定することができる。しかも、水素変動量ΔQが不良領域のときには不良領域が所定時間継続するのを待ってセンサ異常を判定するから、センサ異常をより適正に判定することができる。
実施例の燃料電池車20におけるガス漏れ判定処理では、水素高圧タンク32のタンク内圧Phに基づいて水素変動量ΔQを計算するものとしたが、水素高圧タンク32内の水素量Qを検出してその変動量ΔQを計算するものとしてもよい。
実施例の燃料電池車20におけるガス漏れ判定処理では、燃料電池30による最大出力の際の水素変動量の範囲内を消費領域として領域判定を行なったが、燃料電池30からの出力から水素消費量を計算すると共に計算した水素消費量に基づいて消費領域を設定し、設定した消費領域を用いて領域判定を行なうものとしてもよい。この場合、図2に例示したガス漏れ判定処理ルーチンに代えて図4に例示するガス漏れ判定処理ルーチンを実行すればよい。このルーチンでは、電流センサ54からの燃料電池30の出力電流Ifcを入力すると共に(ステップS102)、入力した出力電流Ifcに基づいて水素消費量Qhを計算し(ステップS112)、この水素消費量Qhより若干大きな値を用いて消費領域を設定する(ステップS114)。そして、この設定した消費領域を用いて水素変動量ΔQによる領域判定以降の処理(ステップS120〜S160)を実行する。このように、燃料電池30で消費している水素消費量Qhを用いて消費領域を設定することにより、より適正に配管破断などによるガス漏れを判定することができる。
実施例では、燃料電池30とこの燃料電池30に燃料としての水素を供給する水素高圧タンク32とを搭載した燃料電池車20として説明したが、燃料電池30と水素高圧タンク32とを備えるものであれば、車両に搭載しないものとしても構わない。また、水素高圧タンク32からの水素を燃料電池30に供給するものとしたが、水素の供給先は水素を消費する機器であれば如何なる機器(例えば水素エンジンなど)であっても構わない。さらに、実施例では、ガス燃料としての水素を貯蔵する水素高圧タンク32から水素を供給する場合について説明したが、ガス燃料としては水素に限定されるものではなく、天然ガスなど如何なるガス燃料を用いるものとしても構わない。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ガス漏れ判定装置の製造産業などに利用可能である。
20 燃料電池車、22a,22b 駆動輪、24 デファレンシャルギヤ、26 インバータ、28 走行用モータ、29 回転位置検出センサ、30 燃料電池、32 水素高圧タンク、33 圧力センサ、34 循環ポンプ、36 エアコンプレッサ、38 加湿器、40 DC/DCコンバータ、42 バッテリ、44 低圧補機、52 電圧センサ、54 電流センサ、60 エアコンECU、70 電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキポジションセンサ、88 車速センサ。
Claims (7)
- ガスタンクからガス消費機器にガスを供給するガス供給系におけるガス漏れを判定するガス漏れ判定装置であって、
前記ガスタンク内のガス量を検出するガス量検出手段と、
該検出されたガス量の時間変化に基づいて前記ガス漏れと前記ガス量検出手段の異常とを判定する判定手段と、
を備えるガス漏れ判定装置。 - 前記判定手段は、前記検出されたガス量の時間変化が前記ガス供給系における想定される最大のガス漏れに対応する時間変化を超える領域または負の値となる領域とからなる不良領域にあるときに前記ガス量検出手段の異常を判定する手段であり、前記検出されたガス量の時間変化が前記ガス消費機器による消費に対応する時間変化を超える超消費領域にあるときにガス漏れを判定する手段である請求項1記載のガス漏れ判定装置。
- 前記判定手段は、所定時間に亘って継続して前記検出されたガス量の時間変化が前記不良領域にあるときに前記ガス量検出手段の異常を判定する手段である請求項2記載のガス漏れ判定装置。
- 前記判定手段は、所定時間に亘って継続して前記検出されたガス量の時間変化が前記超消費領域にあるときにガス漏れを判定する手段である請求項2または3記載のガス漏れ判定装置。
- 請求項2ないし4いずれか記載のガス漏れ判定装置であって、
前記ガス消費機器によるガス消費量を検出するガス消費量検出手段を備え、
前記判定手段は、前記検出されたガス量の時間変化が前記検出されたガス消費量の時間変化に対して所定量以上超える領域にあるときに前記超消費領域にあるとしてガス漏れを判定する手段である
ガス漏れ判定装置。 - 請求項1ないし5いずれか記載のガス漏れ判定装置であって、
前記ガスタンクは水素ガスタンクであり、
前記ガス消費機器は燃料電池である
ガス漏れ判定装置。 - ガスタンク内のガス量を検出するガス量検出手段を用いて該ガスタンクからガス消費機器にガスを供給するガス供給系におけるガス漏れを判定するガス漏れ判定方法であって、
前記ガス量検出手段により検出されたガス量の時間変化が前記ガス供給系における想定される最大のガス漏れに対応する時間変化を超える領域または負の値となる領域とからなる不良領域にあるときに前記ガス量検出手段の異常を判定し、前記ガス量検出手段により検出されたガス量の時間変化が前記ガス消費機器による消費に対応する時間変化を超える超消費領域にあるときにガス漏れを判定する
ガス漏れ判定方法。
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Cited By (2)
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CN110242854A (zh) * | 2018-03-07 | 2019-09-17 | 本田技研工业株式会社 | 高压储罐装置及其泄漏判定方法 |
-
2004
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