JP2006177327A - モータポンプ - Google Patents

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JP2006177327A
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Motoyasu Ogawa
元康 小川
Hitoshi Sato
仁 佐藤
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Nikkiso Co Ltd
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Nikkiso Co Ltd
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Abstract

【課題】一体となったモータとポンプがケーシング内に納められ、ポンプの吐出した取扱い流体がケーシング内を通ってモータ後端より吐出されるモータポンプにおいて、このモータポンプを鉛直に配置しても水平に配置しても内部の気体が容易に排出されるようにする。
【解決手段】モータポンプ10は、一体となった多段遠心ポンプとモータ22をケーシング16に納めて構成される。ポンプにより吐出された取扱い流体は、ケーシング内を通ってモータの後端に送られる。ケーシングのモータ後端部には、配管38が設けられている。配管38のケーシング16に対する接続位置は、モータポンプ10を鉛直に配置した場合にケーシングの最も高い位置である。この接続位置は、モータポンプ10を水平に配置した場合にも、ケーシングの最も高い位置とすることができる位置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、液化ガスを送る、遠心ポンプや斜流ポンプや軸流ポンプなどのターボポンプと、このターボポンプを駆動するモータとが一体となったモータポンプに関する。
従来、液化天然ガス(LNG)、液化窒素、液化アルゴンなどを移送するポンプは、サクションポットと呼ばれる圧力容器の中にモータとポンプを一体としたモータポンプを浸漬したサブマージドポンプが使用されている。下記特許文献1に、液化ガスを移送するサブマージドポンプが示されている。
特開平7−119679号公報
サブマージドポンプは、一般的には、サクションポット内に吊り下げるようにして配置されるため、ポンプおよびモータの軸線は鉛直方向に配置される。したがって、設置にあたっては、高さ方向に十分なスペースを要する。LNG基地など地上設備に設置する場合にあっては、地面を掘り下げて設置することも可能であるが、タンクローリー車に設置するなど、設置場所が限定される場合には、軸線を水平方向にする必要がある場合がある。液化ガスを取り扱う場合、気化した成分をポンプおよびモータ内に留まらすことなく効率よく排出する必要がある。
本発明は、ポンプおよびモータの軸線を延長方向にも水平方向にも設置可能なモータポンプを提供する。
本発明にかかるモータポンプは、ターボポンプと、同軸配置されこれを駆動するモータと、これらのポンプとモータを納める略円筒状のケーシングを有し、モータの後端付近のケーシングの、ポンプとモータの軸線を鉛直にした場合、水平にした場合、双方において、最も高い位置となる部位に、取扱い流体を吐出する吐出管が接続される。これにより、モータポンプ内部に、液化ガスが気化したガスが溜まることなく排出される。
また、本発明にかかる他のモータポンプは、ターボポンプと、同軸配置されこれを駆動するモータと、これらのポンプとモータを納める略円筒状のケーシングを有し、ケーシングのモータ後端付近に、二つの配管が接続される。二つの配管の少なくとも一方は、当該ターボポンプの軸線を鉛直に配置したとき、ケーシングの最も高い位置に接続される。水平に配置したときには、モータポンプの配置の仕方に応じて、一方の配管の接続位置がケーシングの最も高い位置となるようにも、他方の配管の接続位置が最も高い位置となるようにもできる位置に配管が接続されている。また、二つの配管は、当該モータポンプの軸線に直交する方向に延びて配置され、互いに略90°となる位置関係となっている。接続位置が高い方の配管を取扱い液を吐出する吐出管として使用し、もう一方の配管をモータに電力を供給する電力線の導管として使用する。略90°で配置された二つの配管を設けたことにより、同一のモータポンプが、電力を右側から供給する設置場所にも左側から供給する設置場所にも、対応することができる。
以下、本発明の実施形態を、図面に従って説明する。図1は、本実施形態のモータポンプ10の概略構成を示す図である。モータポンプ10は、3段の遠心ポンプからなるポンプ部12と、これを駆動するモータを有するモータ部14を含み、更にこれらを納めるケーシング16を有している。
ポンプ部12の個々の遠心ポンプのインペラ18は、共通のシャフト20に固定されており、このシャフト20は、モータ部14のモータ22のシャフトと一体となっている。モータ22は、そのステータ24がモータジャケット26に支持され、ロータ28がシャフト20に固定されている。モータジャケット26は、遠心ポンプのハウジング30に固定されている。ケーシング16は、略円筒形の胴部32を有し、胴部32にはポンプ部12の前端側(図1中下端側)に、吸込管34が一体に形成されている。モータ部14の後端側(図1中上端側)で胴部32は開放しており、ケーシング16は、この部分を覆う後端蓋36を含む。後端蓋36には、二つの配管38,40(図2参照)が一体に設けられている。
図2は、モータポンプ10を後端より見た図である。二つの配管38,40は、同一の形状を有し、それぞれの軸線42,44がなす角θは、略90°となっている。配管38,40の一方は、取扱い流体を吐出する吐出管となり、他方は、モータ22に電力を供給する電力線の導管として用いられる。図1の配置においては、配管38,40のどちらを吐出管にしてもよいが、以降の説明を簡潔にするために、配管38を吐出管とし、配管40を電力線の導管とする。導管40には、接続箱(不図示)が接続され、これによりケーシング内部と外部が封止されている。
遠心ポンプにより吐出された取扱い流体は、同軸に配置されたモータジャケット26とケーシング16の間の空間を流れ、モータ部14の後端に達し、ここから吐出管38へと送られる。図1のように、モータ22または遠心ポンプの軸線46を鉛直に配置した場合、吐出管38は、ケーシング16の内部空間の最も高い位置に接続されており、ケーシング16内部の気体、例えば運転開始前に残留している気体や液化ガスが気化した気体が、速やかに排出される。
モータポンプ10を横に設置する場合、すなわち軸線46を水平にして配置した場合においても、吐出管38を上方に向けることで、吐出管38がケーシング16の内部空間の最も高い位置に接続された状態とすることができる。
図3および図4は、モータポンプ10を横に設置した状態を示す図である。図3において、配管38は、上方を向き、この場合においても吐出管として用いれる。配管40は、左側方を向いており、電力線の導管として用いられている。図4は、図3の状態から、モータポンプ10の軸線46を軸として90°右回りに回転させた状態を示している。この状態において、配管40が上方を向き、配管38が右側方を向いている。ケーシング内部の気体を抜くために、上方を向いた配管40を吐出管として用い、もう一方の配管38を電力線の導管として用いる。このように、電力線の取り出し方向を変えることができるので、モータポンプを設置する際に、周囲の構造物との関係において自由度が増す。例えば、モータポンプ10の左側に他の構造物がある場合、図3の配置では、構造物がじゃまとなって電力線を取り出せないが、図4のように向きを変えることで、電力線が取り出せるようになる。
なお、二つの配管38,40は、本実施形態において、これらの軸線42,44が90°で交差するように設けられるが、図3、図4に示すように右勝手、左勝手に対応できるようであれば、他の角度であってもよい。例えば45°であれば、電力線を斜め方向に引き出すことになる。また、本実施形態の二つの配管38,40は、モータポンプを鉛直に配置したとき同じ高さとなるように設けられているが、高さが異なるように設けることもできる。この場合、鉛直配置においては、高い位置にある配管が吐出管となり、他方が電力線の導管となる。
以上のように、本実施形態のモータポンプは、鉛直に配置した場合も、水平に配置した場合も吐出管が、最も高い位置となるように配置でき、内部の気体が自然に排出される。また、吐出管とすることができる配管二つを、その向きが略90°となるように配置することで、水平配置の際、上方を向いた配管を吐出管とし、周囲の構造物の状況で、電力線の導管を右に出すか、左に出すかを選択することができる。
本実施形態のモータポンプ10の概略構成を示す断面図である。 モータポンプ10の後端に設けられた配管38,40の配置を示す図である。 モータポンプ10を水平配置したときの状態を示す図である。 モータポンプ10を水平配置したときの状態、特に図3の状態から90°回転させた状態を示す図である。
符号の説明
10 モータポンプ、12 ポンプ部、14 モータ部、16 ケーシング、38,40 配管(吐出管,導管)。

Claims (2)

  1. ターボポンプと、このターボポンプと同軸配置されこれを駆動するモータと、これらターボポンプとモータを納める略円筒形のケーシングとを有し、液化ガスを移送するモータポンプであって、
    当該ターボポンプが吐出し、ケーシング内を通ってモータの後端に送られた取扱い流体をケーシングより送り出す吐出管を有し、
    吐出管は、当該モータポンプの軸線が鉛直となるように配置したとき、および水平となるように配置したとき、いずれのときにあっても、ケーシングの最も高い位置とすることができる部位に接続されている、
    モータポンプ。
  2. ターボポンプと、このターボポンプと同軸配置されこれを駆動するモータと、これらターボポンプとモータを納める略円筒形のケーシングとを有し、液化ガスを移送するモータポンプであって、
    当該ターボポンプが吐出し、ケーシング内を通ってモータの後端に送られた取扱い流体を、いずれか一方が、ケーシングより送り出す第1配管および第2配管と、
    第1配管は、当該モータポンプの軸線が鉛直となるように配置したとき、および水平となるように配置したとき、いずれのときにあっても、ケーシングの最も高い位置とすることができる部位に接続され、
    第2配管は、当該モータポンプの軸線が水平となるように配置したとき、ケーシングの最も高い位置とすることができる部位に接続され、
    第1および第2配管は、これらの軸線が、それぞれ当該モータポンプの径方向に沿い、互いに略90°異なる向きに配置され、これらの配管のうち、高い位置に位置するものが取扱い流体を吐出する吐出管として機能し、他のものはモータに電力を供給する電力線を導く導管として機能する、
    モータポンプ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009002244A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Panasonic Electric Works Co Ltd ポンプ
CN105756978A (zh) * 2016-05-04 2016-07-13 杭州太普机械科技有限公司 便携式充气装置
WO2024030299A1 (en) * 2022-08-03 2024-02-08 Flowserve Pte. Ltd. Multi-stage pump or turbine for controlling fluids with significant variations in gas fraction

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