JP2006174251A - デジタルカメラ - Google Patents

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【課題】動画像圧縮技術を用いて連続画像の静止画を得ようとすると高圧縮にはなるが、フレーム間圧縮が行われているため各フレームを再生はできず、基準フレームもしくは静止画撮影要求の識別信号情報のあるフレームを基準として伸長し再生することしかできなかった。またフレーム再生の時には基準フレームを必ず伸長する必要がありこのための複雑な再生処理が必要であり、画質も劣化する。また装置が複雑化し、高価になってしまうといった問題があった。
【解決手段】連写画像を一時的に記憶する第一の記憶手段とデジタルカメラで記録する画像を記憶する第二の記憶手段と、前記第一の記憶手段のうち前後の画像の差異を検出する画像認識手段があり、前記画像認識手段が差異があると判別したら、前記第二の記憶手段の圧縮率を変えることを特徴とする。また交互に圧縮率を変えたり、最初の1枚目のみ圧縮率を低くする。
【選択図】図1

Description

本発明は、CCD,CMOS等の撮像素子を用いて撮影した撮影画像を圧縮して記録するためのデジタルカメラに関する。
従来、銀塩フィルムの代わりに半導体メモリ、光磁気ディスク等を記録媒体として撮像画像をデジタル記録するデジタルスチルカメラが実用化されている。
記録媒体がランダムアクセス可能であれば記録順とは異なる順序で任意に再生できることや複製するときデジタル記録のため複製物の画質が劣化しないという利点がある。
しかしながらデジタル記録はアナログ記録に比べて記録データ量が膨大になるといった問題点があった。
記録データ量を削減する手段として情報圧縮技術が有益で公知の圧縮方式にCCITTとISOで規格化されている静止画のJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式、動画のMPEG(Moving Pictures Experts Group)方式等の様々の方式が提案されている。例えばJPEG方式は非可逆圧縮で圧縮率を低圧縮率(高画質)から高圧縮率(低画質)に任意に変えることができる。
従来では静止画の単独撮影(単写)時には画質が優先され画像を取り込んだ後の後処理(圧縮処理と記録媒体への記録処理)に多少時間がかかったとしても許容できた。
しかし高速連写時には、連写の時間間隔が後処理に要する時間で制限されるので、圧縮処理と記録媒体への記録処理に要する時間を短縮するか、いずれかの部分を並行動作させて画像の取り込みの待ち時間を短縮しなければならない。
動画像の公知の圧縮技術であるMPEG方式では、各画面の圧縮に時間軸方向の圧縮を加味して圧縮率を高めている。例えば、基準となる画面(開始フレーム)の前後のフレームは動きがあったとしても、基準画面との相関が高い(類似した画素情報が得られる)はずなので、同一の画素番地で基準画像値からの差分を求めて、これを符号化すれば圧縮効果が高くなる。
このため特許文献1のように連続撮影を画面内圧縮符号化方式で圧縮して第一メモリ手段に格納する第一圧縮手段と当該第一メモリ手段に一次記憶された画像情報を画面間相関を利用して再圧縮し、第二メモリ手段に格納する第二の圧縮手段があり、連続撮影中の静止画撮影要求の識別信号情報を発生する識別信号発生手段の識別信号に基づき、連続撮影中の単写静止画フレームを第二圧縮手段におけるフレーム圧縮の対象にしないように第二の圧縮手段を制御するといったものがあった。
また特許文献2のように1駒撮影(単写)モードが設定されているときは撮像手段からの画像データを画像圧縮して記録媒体に記録し、連続撮影時には単純に1駒撮影(単写)モード時より画像データ量を減少させてデータを圧縮せずに直接に記録媒体に記録するといったものがあった。
特開平8−125957号公報 特開平10−164492号公報
しかしながら動画像圧縮技術を用いて連続画像の静止画を得ようとすると高圧縮にはなるが、フレーム間圧縮が行われているため各フレームを再生はできず、基準フレームもしくは静止画撮影要求の識別信号情報のあるフレームを基準として伸長し再生することしかできなかった。
またフレーム再生の時には基準フレームを必ず伸長する必要がありこのための複雑な再生処理が必要であり、画質も劣化する。
このような動画圧縮技術を用いればより高い圧縮率を達成できるが装置が複雑化し、高価になってしまうといった問題があった。
また連続撮影時に単純に1駒撮影(単写)モード時より画像データ量を減少させるといった撮像素子に取り込む画素数を減少させることで、取り込みデータを圧縮せずに直接に記録媒体に記録すると高速に静止画像を記録できるが全駒の連写画像が荒い画像になってしまい高精度記録ができないといった問題があった。
本発明は、これらの欠点を考慮し、連写の速度向上と必要画像の画質向上の両立を目的とする。
このため上記目的は、下記のような手段により達成される。
即ち、本発明1は、撮像手段により撮影した被写体の画像をデジタルデータに記録するデジタルカメラにおいて、
前記撮像手段により連続的に撮影を行い連写画像を得る連写手段と、この連写手段により得た連写画像を一時的に記憶する第一の記憶手段と、
デジタルカメラで記録する画像を記憶する第二の記憶手段と、
前記第一の記憶手段のうち前後の画像の差異を検出する画像認識手段があり、
前記画像認識手段が差異があると判別したら、前記第二の記憶手段の圧縮率を変えることを特徴とする。
本発明2は、本発明1にて画像の差異を検出する画像認識手段にて判別する画像は全体画像の一部の領域で行うことを特徴とする。
本発明3は、撮像手段により撮影した被写体の画像をデジタルデータに記録するデジタルカメラにおいて、
前記撮像手段により連続的に撮影を行い連写画像を得る連写手段と、この連写手段により得た連写画像を一時的に記憶する第一の記憶手段と、
デジタルカメラで記録する画像を記憶する第二の記憶手段があり、
前記第二の記憶手段により低圧縮率(高詳細度画像)と高圧縮率(低細度画像)
を交互で記録することを特徴とする。
本発明4は、撮像手段により撮影した被写体の画像をデジタルデータに記録するデジタルカメラにおいて、
前記撮像手段により連続的に撮影を行い連写画像を得る連写手段と、この連写手段により得た連写画像を一時的に記憶する第一の記憶手段と、
デジタルカメラで記録する画像を記憶する第二の記憶手段があり、
前記第二の記憶手段により連写の最初の1枚目は低圧縮率(高詳細度画像)で記録し、
2枚目からは高圧縮率(低細度画像)で記録することを特徴とする。
本発明は、以下に記載される効果を有する。
請求項1の効果としては、
撮像手段により撮影した被写体の画像をデジタルデータに記録するデジタルカメラにおいて、
前記撮像手段により連続的に撮影を行い連写画像を得る連写手段と、この連写手段により得た連写画像を一時的に記憶する第一の記憶手段と、
デジタルカメラで記録する画像を記憶する第二の記憶手段と、
前記第一の記憶手段のうち前後の画像の差異を検出する画像認識手段があり、
前記画像認識手段が差異があると判別したら、前記第二の記憶手段の圧縮率を変えることによって、連写中の「高精度の必要な画像」(以下必要画像と略す)の後の「差異のない画像データ」に関しては圧縮率を高くすることで、必要画像以外の画像データ量を減らすことで、第二の記録手段に記録する時間を短縮し、連写の速度向上と必要画像の画質向上の両立を可能にするものである。
請求項2の効果としては、
発明1にて画像の差異を検出する画像認識手段にて判別する画像は全体画像の一部の領域で行うことによって必要な領域で判別をより高速におこなえることにある。
請求項3の効果としては、
撮像手段により撮影した被写体の画像をデジタルデータに記録するデジタルカメラにおいて、
前記撮像手段により連続的に撮影を行い連写画像を得る連写手段と、この連写手段により得た連写画像を一時的に記憶する第一の記憶手段と、
デジタルカメラで記録する画像を記憶する第二の記憶手段があり、
前記第二の記憶手段により低圧縮率(高詳細度画像)と高圧縮率(低細度画像)
を交互で記録することによって、
あらかじめ圧縮する画像を特定する(連写最初の駒は必要画像の可能性が高いためにまず低圧縮率(高詳細度画像)で記録して、次の駒を高圧縮率(低細度画像)で記録する)ことで、請求項1「画像の差異を検出する処理にかかる時間」をさらに短縮できるため、連写の速度向上と必要画像の画質向上の両立を可能にするものである。
請求項4の効果としては、
撮像手段により撮影した被写体の画像をデジタルデータに記録するデジタルカメラにおいて、
前記撮像手段により連続的に撮影を行い連写画像を得る連写手段と、この連写手段により得た連写画像を一時的に記憶する第一の記憶手段と、
デジタルカメラで記録する画像を記憶する第二の記憶手段があり、
前記第二の記憶手段により連写の最初の1枚目は低圧縮率(高詳細度画像)で記録し、
2枚目からは高圧縮率(低細度画像)で記録することで、
連写最初の駒は必要画像の可能性が高いためにまず低圧縮率(高詳細度画像)で記録して、次の駒を高圧縮率(低細度画像)で記録することで、請求項2の効果よりをさらに短縮できるため、連写の速度向上と必要画像の画質向上の両立を可能にするものである。
また連写最初の駒は低圧縮率(高詳細度画像)で記録できるため、従来例の連続撮影時に撮像素子に取り込む画素数を減少させることで、取り込みデータを圧縮せずに直接に記録媒体に記録することにより全駒の連写画像が荒い画像になってしまい高精度記録ができないといったことはなくなる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
図1、図2〜図4を用いて本発明の第1実施形態を説明する。
まず本実施形態におけるデジタルカメラシステムの回路構成について説明する。
図1にこのデジタルカメラシステムの電気回路ブロック図を示す。
1はデジタルカメラの電源となる電池を含む電源回路であり、この電源1からの出力電圧は後述する各回路に供給される。
2は、DCDCコンバータで、例えば、電源1の電圧が変化しても一定の電圧を出力する定電圧回路を用いることができる。後述のシステム制御回路9にも供給する。
3は、撮像素子でCCD、CMOS等の撮像素子で光学的なレンズ(不図示)によって撮像素子に結像した光信号を光電変換して電気信号として出力する。
4は、撮像素子3のアナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換器、5は、AD変換器4の出力データを輝度データと色差データに分離してコンポーネント信号を生成するデジタル信号処理回路である。後述のシステム制御回路9と接続され制御される。
AD変換器4およびデジタル信号回路5からなる部分をカメラ信号処理回路50と呼ぶことにする。
6は、画像圧縮回路で後述のシステム制御回路9と接続され、システム制御回路9により指定された信号により取り込み画像を低圧縮率(高詳細度画像)、高圧縮率(低細度画像)に可変できる。圧縮方式は公知のJPEG方式等がある。
7は、第一の表示手段で例えば電子ビューファインダ、撮影画像を確認する液晶表示等である。画像圧縮回路6に接続される。
8は、映像/音声の外部出力端子で画像圧縮回路6、システム制御回路9に接続される。
9は、システムを全体を制御するシステム制御回路で、例えばマイコンで、CPU、ROM、RAM、入出力制御回路(I/O CONTROL)、マルチプレクサ、タイマ回路等を含むマイコン内蔵ワンチップIC回路構成となっており、カメラシステムの制御をソフトウエアで行えるもので条件判断するものである。ここで、システム制御回路9に後述のEEPROM19を内蔵させてもよい。
10は、撮影画像の最初の圧縮情報を一時記憶するための第一の記憶手段で例えばSDRAMなど。第一の記憶手段は、システム制御回路9に接続される。
11は、後述の第二の記憶手段のインターフェースでシステム制御回路9に接続される。
12は、撮像画像情報を最終的に記憶する第二の記憶手段でCFカード、SDカード、メモリスティク、光磁気ディスク等のメモリである。第二の記憶手段は、インターフェース11に接続される。
13は、第二の表示手段で、例えば液晶ディスプレイ(LCD)及び液晶表示回路により構成されている。LCDはカメラ撮影に関する情報を表示する。このLCDは、ファインダー内やカメラ本体外装に取り付けられている。なお、カメラ撮影に関する情報を表示する表示素子として、LCDだけでなくLED等を用いてもよい。液晶表示回路は、システム制御回路9からの命令に従ってLCDにカメラ撮影に関する情報を表示させる。
第二の表示手段13はシステム制御回路9に接続される。
14は、測距手段で距離測定装置(不図示)に配置された測距回路で、被写体距離の測定を行う。ここで、被写体距離の測定方法として、カメラ本体200側から光を投光して被写体からの反射光を受光することにより測距情報を得るアクティブ方式や、画面に対応して設けられたラインセンサ及びこのラインセンサの駆動制御を行う駆動回路で構成し、この駆動回路により各センサにおける電気量の蓄積制御を行うとともに各センサにおける像信号を読みとることにより、被写体像がどの位置で焦点を結んでいるかを既存の位相差検出方法で演算して検出するパッシブ方式を用いることができる。測距手段14はシステム制御回路9に接続される。
15は、レンズ駆動手段でレンズ(不図示)をモータ(不図示)により合焦させるように動作する。合焦動作は測距手段14の結果によりシステム制御回路9を介して演算し、演算結果のデフォーカス量とレンズ固有のパラメータから撮影レンズ中のフォーカスレンズ群をモータ(不図示)により駆動することで行われる。レンズ駆動手段15はシステム制御回路9に接続される。
16は、測光手段で被写体輝度を測定するための測光回路である。この測光手段は、システム制御回路9からの命令を受けて適正な露出を決定するために必要なデータ(被写体輝度)をシステム制御回路9に送る。測光手段16はシステム制御回路9に接続される。
17は、シャッタ駆動手段で、公知のシャッタ駆動回路である。システム制御回路9の信号により命令されたシャッタスピード値になるようにシャッタ(不図示)の開閉の制御を行う。シャッタ駆動手段17はシステム制御回路9に接続される。
18は、絞り駆動手段で、公知の絞り駆動回路である。システム制御回路9の信号により命令された絞り値になるように絞り(不図示)の開閉の制御を行う。絞り駆動手段18はシステム制御回路9に接続される。
19は、システム制御回路9に接続されたEEPROM(電気的にデータを消去・書き換えすることができるROM)である。このEEPROM19にはカメラ動作に必要な設定情報が書き込まれる。
20は、操作スイッチで、スイッチ検出回路及びスイッチ群で構成されている。スイッチ検出回路、スイッチ群を構成する複数のスイッチのうち各スイッチにおけるオン/オフ状態を検出して、この検出信号をシステム制御回路9に出力する。ここで、スイッチ群には、例えばレリーズボタンの半押しでオンするスイッチ(SW1)、レリーズボタンの全押しでオンするスイッチ(SW2)、連写と単写を切り替えるスイッチ、露出を設定するためのスイッチ(絞り、シャッタ速度設定SW)、オートフォーカス(AF)マニュアルフォーカス(MF)切り替えスイッチ、画像の圧縮率の設定スイッチ、電源スイッチ等が含まれる。操作スイッチ20はシステム制御回路9に接続される。
次に、図2から図4に示すフローチャートに基づいて本実施形態の動作について説明する。
まず電源1の電池が接続され、操作スイッチ20のスイッチ群の1つであるメインスイッチ(不図示)がオンになるとDC/DCコンバータ2が起動する。
これにより、DC/DCコンバータ2で定電圧が発生し、これらの定電圧がシステム制御回路9や各回路に供給される。システム制御回路9に定電圧が供給されると、システム制御回路9内のCPUにおいてリセット動作が行われる。具体的には、プログラム内におけるフラグをクリアにしたり、記憶されていた内容をクリアにしたりする。
以下システム制御回路9におけるプログラム動作の説明を行う。
ステップS1では、初期設定を行う。つまり、プログラムのフラグ(例えばCONT、COUNT等)をクリアしたり、メモリの内容をリセットしたりする。
ステップS2では、操作スイッチ20においてスイッチ群の各スイッチにおけるオン/オフ状態が検出されて、この検出信号がシステム制御回路9に出力される。例えば、操作スイッチ20は、レリーズボタンの半押しでオンするスイッチ(SW1)、レリーズボタンの全押しでオンするスイッチ(SW2)、連写と単写を切り替えるスイッチ、露出を設定するためのスイッチ(絞り、シャッタ速度設定SW)、オートフォーカス(AF)マニュアルフォーカス(MF)切り替えスイッチ、画像の圧縮率の設定スイッチ、電源スイッチ等の各スイッチにおけるオン/オフ状態を検出する。特に本件では最初に単写モードでの圧縮率を設定する。
ステップS3ではレリーズスイッチ(例えばレリーズスイッチが、半押しと本押しの2重押しのスイッチになっており、半押しのスイッチをSW1としこれがオンすると撮影準備動作を行い、本押しのスイッチをSW2としこれがオンすると撮影動作をおこなうスイッチ)のSW1がオンしているかの判別を行い、オフしているときはステップS2に戻りオンしているときは次のステップへいく。
ステップS4では電源1の電圧(バッテリ電圧)をシステム制御回路9よりバッテリチェック回路(不図示)に信号を送り、バッテリチェック回路で検知する。実際は電源電池1に一定の負荷を与え、この時の電圧降下をチェックする。このバッテリ電圧(レベル)は、システム制御回路9内のA/Dコンバータでアナログ値からデジタル値に変換しメモリしておく。
ステップS5は検知したバッテリ電圧をシステム制御回路9で電圧判別を行い、任意のレベル(例えば、カメラ最低動作電圧)以下であるときNGと判断しステップS2に戻り、任意の電圧より大きければOKと判断し次のステップへ進む。
ステップS6では、システム制御回路9から信号を送り測距手段14により、たとえば画面に対応したラインセンサから構成されていて、駆動回路によりセンサの蓄積制御が行われ、システム制御回路9が各センサ毎の像信号を受け取り、被写体がどの位置に焦点を結んでいるかを位相差検出方式で、システム制御回路9にて演算することで検出する(パッシブ測距)。そしてシステム制御回路9の演算結果により、通信によりレンズ駆動手段15によりモータを動作させレンズを所定位置まで動かす。
ステップS7では、測光手段16にて、被写体の輝度を測光し、システム制御回路9からの信号により、露出に必要なデータ(信号)をシステム制御回路9に送信し、適正な露出をきめる(シャッタ速度、絞り値)。
ステップS8では、操作スイッチ20の連写と単写を切り替えるスイッチの状態を読み(S2)、単写モードのときにはステップS9へ、連写モードの時にはステップS10へ進む。
ステップS9では、連写モードを示すフラグCONTを0にする。(単写モード)
また連写の回数を示すフラグCOUNTを0にする。
ステップS10では、連写モードを示すフラグCONTを1にする(連写モード)。また連写の回数を示すフラグCOUNTを0にする。
ステップS11では、操作スイッチ20のレリーズスイッチの本押しのスイッチSW2がオンしているかの判別を行い、オフしているときはステップS2に戻りオンしているときはステップS13へいく。
ステップS12では、公知のシャッタ・絞り制御ならびに発光制御を行う。ステップ7で決められた露出に必要なデータ(信号)であるシャッタ速度、絞り値等をシステム制御回路9からの信号により、シャッタ駆動手段17、絞り駆動手段18に送信し、シャッタ、絞りを駆動し適正な露出をきめる。
ステップS13では画像処理、メモリへの書き込み処理を行う。光学的なレンズ(不図示)によってCCD、CMOS等の撮像素子に結像した光信号を光電変換して電気信号として出力する。この電気信号をシステム制御回路9により、AD変換器4を介して輝度データと色差データに分離してコンポーネント信号を生成するデジタル信号処理を行う。この信号を画像圧縮回路6で圧縮処理を行い、システム制御回路9により指定された信号により取り込み画像を低圧縮率P1(高詳細度画像)、高圧縮率P2(低細度画像)のいずれかに圧縮する。なお圧縮方式は公知のJPEG方式等がある。
COUNT=0のときは初めに設定された低圧縮率P1(高詳細度画像)、高圧縮率P2(低細度画像)か、もしくは低圧縮率(高詳細度画像)を設定する。なお、圧縮率の設定はここでは2種類にしたが、2種類以上でも同様で設定圧縮率もしくは低圧縮率(高詳細度画像)側を設定する。
これを高速な読み書きができるSRAM等の撮影画像の最初の圧縮情報を一時記憶するための第一の記憶手段10に記憶される。
その後、順次、第二の記憶手段のインターフェース11を介して比較的低速な記憶手段のCFカード、SDカード、メモリスティク、光磁気ディスク等の第二の記憶手段に記録される。
ステップS14では、画像処理設定を行う。この詳細は図4で別途説明する。
ステップS15では連写モードを示すフラグCONTを0のとき(単写モード)はステップS16へ、連写モードを示すフラグCONTを1のとき(連写モード)はステップS17へ進む。
ステップS16では連写の回数を示すフラグCOUNTを0にしてステップS2に戻る。
ステップS17では連写の回数を示すフラグCOUNTを1増やしてステップS2に戻る。
図4でステップS14での、画像処理設定の説明をする。
ステップS301で連写の回数を示すフラグCOUNTが0か0以外かを判別する。COUNT=0の場合はステップS302へ進み、COUNT≠0の場合はステップS303へ進む。
ステップS302では、単写のデータの記憶でステップS13にて第一の記憶手段にCOUNT=0時の画像データを記憶するように処理する。そしてステップS1へ進む。
ステップS303では、COUNT≠0である連写の2枚目以降のデータの記憶で第一の記憶手段にCOUNT=n(n=1〜)時の画像データを記憶するように処理する(画像A)。
ステップS304では、連写の前回のデータCOUNT=n−1(n=1〜)時の画像データを呼び出すように処理する。(画像B)例えば2枚目なら1枚目のデータ(ステップS302で記憶した画像)を呼び出す。
ステップS305では、画像Bと画像Aの各画素の差分を演算する。
ステップS306では、差分が一定以上あると差異ありとみなして動作のある画像として判別しステップS307へ進み、差分が一定未満のときは差異なしとみなして動作のない画像として判別しステップS308へ進む。このときの画像認識手段はここではシステム制御回路9となる。また画像の差分の演算する領域は画面の任意の一部でもよい(例えば中央の10%の領域)。これにより差分演算の高速化する。
ステップS307では、差異がないと判断して高圧縮率P2(低細度画像)を設定する。
ステップS308では、差異がありと判断して低圧縮率P1(高細度画像)を設定する。このように動作のない画像はほぼ同じ画像と判別されるため、初めの1枚高圧縮率P2(低細度画像)にすれば、残りの差異のない画像は高圧縮率P2(低細度画像)にする必要がなく、低圧縮率P1(高細度画像)で充分となる。
ステップS309では画像Aの格納データを画像Bに入れ、次回撮影時のデータ(ステップS304)とする。そしてステップS15へ戻る。
図1、図2〜図3、図5を用いて本発明の第2実施形態を説明する。
図1、図2〜図3の説明は前述と同じで図5にて説明する。
図5でステップS14での、画像処理設定の説明をする。
ステップS201で連写の回数を示すフラグCOUNTが偶数か奇数かを判別する。COUNT=偶数の場合はステップS202へ進み、COUNT=奇数の場合はステップS203へ進む。
ステップS202では低圧縮率P1(高細度画像)を設定する。そしてステップS15へ戻る。
ステップS203では低圧縮率P1(高細度画像)よりも高圧縮率の高圧縮率P2(低細度画像)を設定する。そしてステップS15へ戻る。
例えば1枚目が低圧縮率P1(高細度画像)で撮影し2枚目は高圧縮率P2(低細度画像)、3枚目は低圧縮率P1(高細度画像)と交互に圧縮率を変えることで演算判別することなく簡単で容易に目的が達成できる。
図1、図2〜図3、図6を用いて本発明の第3実施形態を説明する。
図1、図2〜図3の説明は前述と同じで図6にて説明する。
図6でステップS14での、画像処理設定の説明をする。
ステップS101で連写の回数を示すフラグCOUNT0か1以上かを判別する。
COUNT=0の場合はステップS102へ進み、COUNT>0の場合はステップS103へ進む。
ステップS102では低圧縮率P1(高細度画像)を設定する。そしてステップS15へ戻る。
ステップS103では低圧縮率P1(高細度画像)よりも高圧縮率の高圧縮率P2(低細度画像)を設定する。そしてステップS15へ戻る。
例えば一番抑えたい1枚目が低圧縮率P1(高細度画像)で撮影し2枚目以降は高圧縮率P2(低細度画像)に圧縮率を変えることで演算判別することなく簡単で容易に目的が達成できる。
デジタルカメラシステムの電気回路ブロック図 動作フローチャート 動作フローチャート 実施例1の画像処理設定のフローチャート 実施例2の画像処理設定のフローチャート 実施例3の画像処理設定のフローチャート
符号の説明
1 電源
3 撮像素子
6 画像圧縮回路
9 システム制御回路
10 第一の記憶手段
12 第二の記憶手段
20 操作スイッチ
50 カメラ信号処理回路

Claims (4)

  1. 撮像手段により撮影した被写体の画像をデジタルデータに記録するデジタルカメラにおいて、
    前記撮像手段により連続的に撮影を行い連写画像を得る連写手段と、この連写手段により得た連写画像を一時的に記憶する第一の記憶手段と
    デジタルカメラで記録する画像を記憶する第二の記憶手段と、
    前記第一の記憶手段のうち前後の画像の差異を検出する画像認識手段があり、
    前記画像認識手段が差異があると判別したら、前記第二の記憶手段の圧縮率を変えることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 請求項1記載のデジタルカメラにおいて、画像の差異を検出する画像認識手段にて判別する画像は全体画像の一部の領域で行うことを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 撮像手段により撮影した被写体の画像をデジタルデータに記録するデジタルカメラにおいて、
    前記撮像手段により連続的に撮影を行い連写画像を得る連写手段と、この連写手段により得た連写画像を一時的に記憶する第一の記憶手段と
    デジタルカメラで記録する画像を記憶する第二の記憶手段があり、
    前記第二の記憶手段により低圧縮率(高詳細度画像)と高圧縮率(低細度画像)を交互で記録することを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 撮像手段により撮影した被写体の画像をデジタルデータに記録するデジタルカメラにおいて、
    前記撮像手段により連続的に撮影を行い連写画像を得る連写手段と、この連写手段により得た連写画像を一時的に記憶する第一の記憶手段と、
    デジタルカメラで記録する画像を記憶する第二の記憶手段があり、
    前記第二の記憶手段により連写の最初の1枚目は低圧縮率(高詳細度画像)で記録し、
    2枚目からは高圧縮率(低細度画像)で記録することを特徴とするデジタルカメラ。
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