JP2006174208A - 移動体用テレビ受信装置 - Google Patents

移動体用テレビ受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006174208A
JP2006174208A JP2004365599A JP2004365599A JP2006174208A JP 2006174208 A JP2006174208 A JP 2006174208A JP 2004365599 A JP2004365599 A JP 2004365599A JP 2004365599 A JP2004365599 A JP 2004365599A JP 2006174208 A JP2006174208 A JP 2006174208A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
station
vehicle
priority
relay
channel selection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004365599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4311345B2 (ja
Inventor
Masaaki Hisada
雅章 久田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004365599A priority Critical patent/JP4311345B2/ja
Publication of JP2006174208A publication Critical patent/JP2006174208A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4311345B2 publication Critical patent/JP4311345B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

【課題】 移動体用テレビ受信装置において、車両がある放送局のサービスエリア内の電界強度の低下する場所に位置しても、比較的短時間で受信状況の良好な他の系列局チャンネルへの自動選局を可能とする。
【解決手段】 MPU17は、車両の位置情報bと放送(中継)局の位置情報が含まれる局エリア情報dを取得して、車両と放送(中継)局との間の各距離を算出し、算出した距離に応じて優先度を付与し、最も高い優先度が付与された放送(中継)局を示す選局信号kを出力し、更に、見晴らし状況に応じて送信局から送信される電波の電界強度の変動の度合いが定義された場所ランク情報fに基づいて優先度の見直しを行い、受信状況の良好な放送(中継)局を選局する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、自動車等の移動体に搭載される移動体用テレビ受信装置に関する。
この種のテレビ受信装置としては、GPSなどによる位置情報検出装置からの位置情報と記録装置に記録させたテレビ放送局のサービスエリアデータから最適受信チャンネルの選定や現在受信中の放送チャンネルから系列局チャンネルへの切換受信を可能にするものがある。
しかし、テレビ放送局から送信される電波の電界強度は、テレビ放送局からの距離や周辺の見晴らし状況等の影響によって変動するため、上記したテレビ受信装置が、受信状態の良好な受信チャンネルを必ずしも選定するとは限らない。
図9に、テレビ受信装置を搭載した車両が、あるテレビ中継局のサービスエリアから隣接するテレビ中継局のサービスエリアへ向かって移動する様子を示す。また、図10に、図9の放送(中継)局Aと放送(中継)局Bとの間における各放送(中継)局A、Bから送信される電波の電界強度の分布を示す。
図10に示すように、放送(中継)局から送信される電波の電界強度は、放送(中継)局からの距離に応じて低下し、また、車両と放送(中継)局との間の見晴らし状況によって変動する。すなわち、このような電波の電界強度は、車両と放送(中継)局との間の状況(例えば、一般市街地、郊外、高層ビル街、丘、山林など)に応じてフェージングや反射によるマルチパス等の影響によって変動する。
このため、図9に示すように、放送(中継)局Aのサービスエリアaであっても、放送(中継)局Aから送信される電波の電界強度が著しく低下する場所(ヌルポイントn1)や、放送(中継)局Bのサービスエリアbであっても、放送(中継)局Bから送信される電波の電界強度が著しく低下する場所(ヌルポイントn2)が存在する。
したがって、上記したようなテレビ受信装置を搭載した車両が、例えば、放送(中継)局Aのサービスエリアaのヌルポイントに位置する場合、放送(中継)局Aから送信される電波よりも隣接する放送(中継)局Bから送信される電波の電界強度の方が強いにもかかわらず、放送(中継)局Aから送信される電波の電界強度の弱い電波を受信することになってしまう。
そこで、テレビ放送局のサービスエリアを予め記憶装置に記憶し、車両位置検出器を用いて車両の現在位置を検出し、車両の現在位置におけるサービスエリア内で同一の放送内容を送信中の全てのチャンネル放送の受信状態を判定し、この判定結果により受信状態が良好なチャンネル放送を選択して受信するテレビ受信装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−13753号公報
しかし、特許文献1に記載の発明は、各チャンネルに切り替えて電波の受信状況に応じて受信状態が良好なチャンネル放送を選択して受信するため、受信状態が良好なチャンネル放送を受信するまでに比較的長い時間を要する。
本発明は上記問題に鑑みたもので、車両がある放送局のサービスエリア内の電界強度の低下する場所に位置しても、比較的短時間で受信状況の良好な他の系列局チャンネルへの自動選局を可能とすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1〜10に記載の発明では、ユーザの操作に応じた選局情報を出力する選局操作部と、テレビ放送用電波を送信する複数の送信局の各位置情報および見晴らし状況に応じて場所毎に送信局から送信される電波の電界強度の変動の度合いが定義された場所ランク情報を記憶する記憶手段と、記憶手段から選局操作部からの選局情報に基づく送信局と同一系列の送信局の位置情報を取得する送信局位置取得手段と、車両の位置および当該車両が位置する地点の周辺状況を示す位置情報を取得する車両位置情報取得手段と、送信局位置取得手段が取得した送信局と同一系列の送信局の位置情報および車両位置情報取得手段が取得した車両の位置情報に基づいて車両と送信局との間の各距離を算出する距離算出手段と、距離算出手段が算出した車両と送信局との間の各距離に応じて優先度を付与する第1の優先度付与手段と、車両が位置する地点の周辺状況と記憶手段に記憶された場所ランク情報に基づいて第1の優先度付与手段が付与した優先度を見直す第2の優先度付与手段と、第2の優先度付与手段によって最も高い優先度が付与された送信局を選局し、選局した送信局を示す選局信号を出力する選局制御手段と、選局制御手段からの選局信号に基づく送信局から送信される電波を受信して表示画面に表示させる受信手段と、を備えたことを特徴としている。
このように、車両と複数の同一系列の送信局との間の各距離を算出し、算出した距離に応じて優先度を付与し、更に、車両が位置する地点の周辺状況と見晴らし状況に応じて場所毎に送信局から送信される電波の電界強度の変動の度合いが定義された場所ランク情報に基づいて優先度を見直し、最も高い優先度が付与された送信局を選局するので、車両がある放送局のサービスエリア内の電界強度の低下する場所に位置しても、比較的短時間で受信状況の良好な他の系列局チャンネルへの自動選局を行うことが可能となる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る移動体用テレビ受信装置のブロック構成を図1に示す。移動体用テレビ受信装置1は、テレビ放送用電波を送信する放送局または中継局から送信される電波を受信するアンテナ11、テレビ受信部12、モニタ13、選局操作部15およびマイコン16を備えている。また、マイコン16には、車両位置認識装置14がケーブル接続されている。
テレビ受信部12は、マイコン16から入力される選局信号kに基づく受信チャンネルの電波を受信して映像信号および音声信号を出力するもので、アンテナ11によって受信された電波の増幅および中間周波へ変換を行うフロントエンド12a、フロントエンド12aからの信号を復調する復調部12b、復調部12bによって復調された信号をデコードし、映像信号および音声信号を出力するデコード部12cを備えている。
また、テレビ受信部12は、アンテナ11が受信した電波の電界強度の大きさを検出して電界強度の大きさを示す電界強度信号gを出力する電界強度検出回路、もしくは受信エラーか否かを検出するとともに検出して受信エラーか否かを示す受信エラー信号hを出力する受信エラー検出回路(いずれも図示せず)の少なくとも一方を備えている。
モニタ13は、テレビ受信部12から入力される映像信号に応じた映像を表示画面に表示するとともに、テレビ受信部12から入力される音声信号に応じた音声をスピーカから出力する。
車両位置認識装置14は、GPSアンテナ14aを用いて車両の正確な現在位置を求めるとともに車両の現在位置を位置情報bとしてマイコン16へ送信するもので、具体的には、従来のものと同様のナビゲーション装置によって構成され、現在位置を含む地図を表示する機能、目的地への経路案内を行う機能などを備えている。車両位置認識装置14から出力される位置情報bには、車両の位置を示す情報(緯度、経度)の他に、車両が位置する地点の周辺状況を示す情報(高層ビル街、一般市街地、郊外、丘、山林など)が含まれる。
選局操作部15は、ユーザの操作に応じた選局情報a(チャンネル番号)を出力する。
マイコン16は、メモリ18および各種処理を行うMPU17を備えている。MPU17は、メモリ18に記憶されたプログラムに従って各種演算処理を行う。
次に、図2を参照して、メモリ18の構成およびMPU17の処理構成について説明する。
メモリ18には、上記プログラムの記憶領域の他に、エリア・チャンネル記録18aおよび場所状況記録18bの各領域が設けられている。
エリア・チャンネル記録18aには、地域毎に、物理チャンネル、放送局系列リスト、放送局の位置(緯度、経度)、中継局リスト、中継局の位置(緯度、経度)、放送(中継)局のサービスエリアマップ等が局エリア情報dとして記憶されている。
図3に、エリア・チャンネル記録18aの一例を示す。図に示す例では、地域毎に、物理チャンネル、放送局、放送局の位置情報等が記憶されている。
メモリ18の場所状況記録18bには、見晴らし状況に応じて場所毎に放送(中継)局から送信される電波の電界強度の変動の度合いが定義された場所ランク情報fが記憶されている。この場所ランク情報fは、具体的には、図4に示すように、高層ビル街、一般市街地、郊外、丘、山林といった周辺の場所(周辺の地形)毎に、電波の電界強度の変動の度合いとして乗算係数が定義されたものである。電波の伝播特性の変動は、高層ビル街、一般市街地、郊外、丘、山林等の順に小さくなるため、乗算係数も同様の順に小さくなっている。
MPU17の処理は、図2に示したように、選局情報処理部17a、判別処理部17bおよび選局制御処理部17cとして表すことができる。
選局情報処理部17aは、選局操作部15から出力される選局情報aと、車両位置認識装置14から出力される車両の位置情報bに基づいて、ユーザが視聴を希望している放送(中継)局を特定し、特定した放送(中継)局と同一系列の放送(中継)局の位置情報をエリア・チャンネル記録18aから局エリア情報dとして取得する。また、車両の位置情報bに含まれる車両の位置を示す情報(緯度、経度)と各放送(中継)局の位置情報(緯度、経度)から車両と各放送(中継)局との間の直線距離をそれぞれ算出するとともに算出した距離に基づいて放送(中継)局に優先度を付与した位置選局情報eを判別処理部17bへ出力する。
判別処理部17bは、選局情報処理部17aからの位置選局情報eに対して、位置情報bに含まれる車両が位置する地点の周辺状況に基づく優先度の見直しを行い、あるいは、電界強度信号gもしくは受信エラー信号hを取得して電界強度信号gもしくは受信エラー信号hに基づく優先度の見直しを行い、優先度の見直しを反映した選局ランク情報iを選局制御部17cへ出力する。
選局制御処理部17cは、判別処理部17bから出力される選局ランク情報iに基づく選局信号kをテレビ受信部12へ出力するとともに、一時的に2番目以下の優先度が付与された放送(送信)局を選局する選局信号kをテレビ受信部12へ出力する。
以下、図5〜7を参照して、選局情報処理部17a、判別処理部17bおよび選局制御処理部17cの各処理について説明する。
図5に、選局情報処理部17aのフローチャートを示す。マイコン16のMPU17は、移動体用テレビ受信装置1の電源がオンすると、図5に示す処理を定期的に行う。
まず、ユーザの操作に応じた選局情報aを選局操作部15から取得する(S100)。
次に、車両位置認識装置14から車両の位置情報bを取得する(S102)。
次に、取得した選局情報aと車両の位置情報bに基づいて、ユーザが視聴を希望している放送(中継)局を特定し、特定した放送(中継)局と同一系列の放送(中継)局の位置情報をエリア・チャンネル記録18aから局エリア情報dとして取得する(S104)。
次に、車両の位置情報bと各放送(中継)局の位置情報から車両と各放送(中継)局との間の直線距離をそれぞれ算出する(S106)。
次に、算出した距離の短い放送(中継)局から順番に優先度を付与する(S108)。ここで、エリア・チャンネル記録18aに含まれる放送(中継)局のサービスエリアマップを参照して、車両が優先度1となった放送(中継)局のサービスエリア内に位置するか否かについての判定も行い、車両が優先度1となった放送(中継)局のサービスエリア内に位置する場合はその放送(中継)局を優先度1のままとするが、車両が優先度1となった放送(中継)局のサービスエリア内に位置しない場合は車両がサービスエリア内に位置する放送(中継)局を優先度1とし、算出距離は短いがサービスエリア外となる放送(中継)局を優先度2とする。
次に、このように優先順位付けされた各放送(中継)局を含む選局情報を位置選局処理情報eとして出力し(S110)、本処理を終了する。
図6に、判別処理部17bのフローチャートを示す。マイコン16のMPU17は、図5に示した処理と同様に、定期的に図6に示す処理を行う。
まず、位置選局処理情報eを取得する(S200)。
次に、車両位置認識装置14から位置情報bを取得する(S202)。
次に、メモリ18へアクセスして、メモリ18の場所状況記録18bから場所ランク情報fを読み出す(S204)。
次に、車両が位置する地点の周辺状況に基づく優先度の見直しを行う(S206)。具体的には、優先度の高いいくつかの放送(中継)局(例えば、3つ)に対し、車両位置認識装置14から出力される車両の位置情報bに基づいて車両が位置する地点の周辺状況を判定し、例えば、高層ビル街であれば算出距離に1.5を掛け、市街地であれば算出距離に1.2を掛け、郊外であれば算出距離に1.0を掛けるなど、場所ランク情報fに定義された乗算係数を乗算し再計算することで、優先順位を見直す。
なお、ここでは、優先度の高い上位のいくつかの放送局に対し、再計算を行う例を示したが、全ての放送局に対して再計算を行っても良い。また、ここで示した乗算係数は一例であり、各状況に適した値とすることができる。
次に、テレビ受信部12から電界強度信号gもしくは受信エラー信号hを取得する(S208)。
次に、電界強度信号gもしくは受信エラー信号hに基づく優先度の見直しを行う(S210)。電界強度の弱い放送(中継)局もしくは受信エラーのある放送(中継)局よりも電界強度の強い放送(中継)局もしくは受信エラーのない放送(中継)局の方が優先度を高くする。ここで、電界強度信号gと受信エラー信号hの両信号がマイコン16に出力されている場合は、受信エラーがない場合でも、電界強度の強い放送(中継)局の方が電界強度の弱い放送(中継)局よりも優先度を高くする。
例えば、前に選局した優先度1の放送(中継)局の電界強度が最も強い、もしくは受信状況が最もよく、優先度2が優先度3より電界強度が弱い、もしくは受信状況が悪い場合は、前に選局した優先度1の放送(中継)局はそのままで、前に選局した優先度2と優先度3の放送(中継)局は順位を入れ替える。また前に設定した優先度1より、優先度2の電界強度が強い、もしくは受信状況のほうが良い場合は前に設定した優先度2を優先度1に、前に設定した優先度1を優先度2に変更する。
次に、このように優先度を見直した放送(中継)局の選局情報を選局ランク情報iとして出力し(S212)、本処理を終了する。なお、S212において出力される選局ランク情報iには、優先度1の放送(中継)局だけでなく、優先度2以下の放送(中継)局の各選局情報が含まれる。
図7に、選局制御処理部17cのフローチャートを示す。MPU17は、図5、図6に示した各処理と同様に、定期的に図7に示す処理を行う。
まず、判別処理部17bから選局ランク情報iを取得する(S300)。
次に、取得した選局ランク情報iに含まれる優先度1の放送(中継)局を示す選局信号kをテレビ受信部12へ出力する(S302)。
テレビ受信部12は、この選局信号kを基に受信チャンネルの番組の映像信号jおよび音声信号を出力部3に出力するとともに、映像信号jをマイコン16へ出力する。
MPU17は、この映像信号jがテレビ受信部12から入力されているか否かの判定を繰り返し(S304)、映像信号jが入力されていれば、映像信号jを基にチャンネルを切り替えると映像途切れが発生する期間か否かを判定する(S306)。具体的には、映像信号jにおける映像に影響を与えない期間(アナログテレビ放送における帰線区間、あるいはデジタルテレビ放送におけるガードインターバル区間)である場合、チャンネルを切り替えても映像途切れが発生しない期間であると判定し、映像信号jにおける映像に影響を与える期間である場合、チャンネルを切り替えると映像途切れが発生する期間であると判定する。
ここで、チャンネルを切り替えても映像途切れが発生しない期間であると判定した場合、優先度2の放送(中継)局を選局し(S310)、優先度2の放送(中継)局を示す選局信号kを出力する(S311)。
次に、優先度1の映像に影響を与えない期間内で一定時間経過(S312)すれば、優先度1の放送(中継)局を選局し(S308)、S302の処理に戻り、優先度1の放送(中継)局を示す選局信号kを出力する。
また、再度、映像信号jが入力され(S304でYESと判定)、チャンネルを切り替えても映像途切れが発生する期間ではないと判定された場合、優先度3の放送(中継)局を選局し(S310)、優先度3の放送(中継)局を示す選局信号kを出力する(S311)。
このように、選局制御処理部17cは、チャンネルを切り替えても映像途切れが発生しない期間において、優先度の2以下の放送(中継)局を順次選局する。また、テレビ受信部12は、この選局信号kを基に受信チャンネルの番組の映像信号jおよび音声信号を出力部3に出力するとともに、映像信号jとともに電界強度信号gもしくは受信エラー信号hの少なくとも一方をマイコン16へ出力する。
このように、MPU17は、車両と放送(中継)局との距離に応じて優先度を付与し、更に、車両が位置する地点の周辺状況に基づく優先度の見直しを行って選局するようになっているが、更に、優先度1となる放送(中継)局を選局している間に、映像途切れが生じないように一時的に優先度2以下の放送(中継)局を順次選局し、優先度2以下の放送(中継)局の受信状況を検出し、優先度1として選局している放送(中継)局よりも受信状況の良好な同一系列の放送(中継)局がある場合には、その受信状況の良好な放送(中継)局を選局する。
マイコン16のMPU17は、図5〜7に示した選局情報処理部17a、判別処理部17bおよび選局制御処理部17cの各処理を繰り返し、車両の移動とともに受信状況の良好な放送(中継)局の選局を行う。これにより、車両移動によるサービスエリア変化にも対応できる上、県域を越えた系列局サービスエリアなどへの自動切替えも可能となる。
上記したように、放送(中継)局の位置情報および車両の位置情報に基づいて車両と放送(中継)局との間の各距離を算出するとともに算出した距離に応じて優先度を付与し、更に、車両に位置する地点の周辺状況と見晴らし状況に応じて場所毎に送信局から送信される電波の電界強度の変動の度合いが定義された場所ランク情報fに基づいて上記優先度を見直し、最も高い優先度が付与された放送(中継)局を選局し、選局した放送(中継)局を示す選局信号を出力するので、車両がある放送(中継)局のサービスエリア内の電界強度の低下する場所に位置しても、比較的短時間で受信状況の良好な他の系列局チャンネルへの自動選局が可能である。これにより、例えば、高層ビル等による電波の電界強度への影響を低減することができ、ユーザは常に最良の受信状態の放送を視聴することが可能となる。
なお、上述したように高層ビル街、一般市街地、郊外、丘、山林などの順番で、電界強度の変動が大きくなりやすい。したがって、上記実施形態おいて、例えば、車両が高層ビル街に位置する場合には、山林に位置する場合よりも優先度を見直す周期を短くするなど、車両の位置する地点の周辺状況に応じて優先度を見直す周期を変更させてもよい。
また、図6のS212において、MPU17は、テレビ受信部2から出力される電界強度信号gに基づく電界強度の変動状況を車両の位置情報bとともにメモリ18に記憶しておき、車両位置認識装置14から取得した車両の位置情報bとメモリ18に記憶した情報に基づいて車両が電界強度の入れ替わりポイントを通過することを認識し、電界強度の強い放送(中継)局へのチャンネル切り替えを行うようにしてもよい。
また、車両の位置する地点の周辺状況に応じて優先度の見直しの対象とする放送(中継)局の数を限定してもよい。例えば、郊外なら優先度が1〜3の放送(中継)局について再確認し、高層ビル街なら優先度が1〜5の放送(中継)局について再確認するなど、場所ランク情報fに基づいて再確認する放送(中継)局の数を限定してもよい。
また、本実施形態では、選局操作部15から出力される選局操作部15としてチャンネル番号を出力する例を示したが、選局操作部15として放送局を特定する情報を出力してもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る移動体用テレビ受信装置について説明する。本実施形態における移動体用テレビ受信装置の構成は図1に示したものと同様であるため説明を省略する。上記実施形態において、選局情報処理部17aは、選局操作部15から出力される選局情報aと、車両位置認識装置14から出力される車両の位置情報bに基づいて、ユーザが視聴を希望している放送(中継)局を特定し、特定した放送(中継)局と同一系列の放送(中継)局の位置情報をエリア・チャンネル記録18aから局エリア情報dとして取得し、車両の位置情報bと各放送(中継)局の位置情報から車両と各放送(中継)局との間の直線距離をそれぞれ算出するとともに算出した距離に基づいて放送(中継)局に優先度を付与した位置選局情報eを判別処理へ出力する例を示したが、本実施形態では、距離算出の対象となる放送(中継)局を、車両の位置を中心とした一定範囲内に存在する放送(中継)局に限定する。
図8に、本実施形態に係るフローチャートを示す。図8に示すフローチャートは、図5に示したフローチャートのS104とS106との間に、算出対象となる放送(中継)局を一定範囲内に限定するための放送(中継)局の範囲を限定するステップ(S105)が設けられた点が異なる。
S105では、距離算出の対象となる放送(中継)局を、車両の位置を中心とした一定範囲内に存在する放送(中継)局(例えば、車両の位置を基準とする半径50km圏内に点在する放送(中継)局)に限定している。
例えば、現在位置から100km以上離れた地点の放送(中継)局から送信される電波の電界強度が、近隣の放送(中継)局から送信される電波の電界強度より強くなることはほとんどありえないため、このように算出対象となる放送(中継)局を限定することで、MPU17の処理時間や処理負荷を低減することができる。
(第3実施形態)
本実施形態における移動体用テレビ受信装置は、図1に示したメモリ18のエリア・チャンネル記録18aに、更に、放送(中継)局毎に県域放送であるか広域放送であるかを示す情報が記録されている。
第2実施形態では、車両の位置を中心とした一定範囲内に存在する放送(中継)局に限定して距離算出の対象となる放送(中継)局を算出する例を示したが、本実施形態では、車両が県域放送の放送(中継)局のサービスエリア内に位置するか否かに基づいて距離算出の対象となる放送(中継)局を限定する範囲の大きさを変化させる。
広域放送の放送(中継)局のサービスエリアは、その放送(中継)局が位置する都道府県だけでなく隣接する都道府県もカバーするようになっている場合が多く、県域放送の放送(中継)局のサービスエリアは、特定の都道府県の一部をカバーするようになっている場合が多い。
このため、2つの県域放送の放送(中継)局の境界付近では、どちらの県域放送の放送(中継)局から送信される電波も受信できないが、広域放送の放送(中継)局から送信される電波は受信できるといった状況が考えられる。
このような状況では、距離算出の対象となる放送(中継)局を限定する範囲を広くして、広域放送の放送(中継)局から送信される電波を受信できるようにするのが好ましい。しかし、県域放送の放送(中継)局から送信される電波を受信できる場合には、必ずしも距離算出の対象となる放送(中継)局を限定する範囲を大きくする必要はない。
そこで、本実施形態のMPU17は、車両が県域放送の放送(中継)局のサービスエリア内に位置する場合には、距離算出の対象となる放送(中継)局を限定する範囲を小さくし、車両が県域放送の放送(中継)局のサービスエリア内に位置しない場合には、距離算出の対象となる放送(中継)局を限定する範囲を大きくするようになっている。
このように、車両が県域放送の放送(中継)局のサービスエリア内に位置するか否かに基づいて距離算出の対象となる放送(中継)局を限定する範囲の大きさを変化させることによって、算出対象となる放送(中継)局を限定し、MPU17の処理時間や処理負荷を低減することができる。
(第4実施形態)
本実施形態における移動体用テレビ受信装置は、図1に示したメモリ18のエリア・チャンネル記録18aに、更に、物理チャンネルに対応した各放送(中継)局の送信電力(例えば、10W(ワット))が記録されている点が異なる。
第2実施形態では、車両の位置を中心とした一定範囲内に存在する放送(中継)局に限定して距離算出の対象となる放送(中継)局を算出する例を示したが、本実施形態では、更に、エリア・チャンネル記録18aに記憶された各放送(中継)局の送信電力を参照し、距離算出したものの中から、車両からの距離が基準値よりも長く、かつ、送信電力が基準値よりも小さな放送(中継)局に対しては、優先度が2番目以下の放送(中継)局に対して行う一時的な選局切り替えの対象から除外する。
遠方に位置する送信電力の小さな放送(中継)局から送信される電波は、近隣に位置する送信電力の大きな放送(中継)局から送信される電波よりも電界強度が大きくなる可能性は低いため、このような遠方に位置する送信電力の小さな放送(中継)局を優先度が2番目以下の放送(中継)局に対して行う一時的な選局切り替えの対象から除外することによって、MPU17の処理時間や処理負荷を低減することができる。
(第5実施形態)
本実施形態における移動体用テレビ受信装置の構成は、図1に示したものと比較して、車両位置認識装置14からマイコン16へ車両移動速度として車速に応じた車速信号が入力される点が異なる。
第2実施形態では、車両の位置を中心とした一定範囲内に存在する放送(中継)局に限定して距離算出の対象となる放送(中継)局を算出する例を示したが、本実施形態では、車両移動速度に応じて、距離算出の対象となる放送(中継)局を限定する範囲の大きさを変化させる。
車両移動速度が大きいほど単位時間あたりの移動距離は大きくなり、電波の受信状況が変化する可能性が大きくなるため、距離算出の対象となる放送(中継)局を限定する範囲を広くするのが望ましい。しかし、距離算出の対象となる放送(中継)局を限定する範囲を広くすると、MPU17の処理負荷が増加してしまう。
そこで、本実施形態におけるMPU17は、車両位置認識装置14から入力される車速信号に基づいて、車両移動速度が大きい場合には距離算出の対象となる放送(中継)局を限定する範囲を広くし、車両移動速度が小さい場合には距離算出の対象となる放送(中継)局を限定する範囲を狭くするようになっている。
このように、車両移動速度に応じて距離算出の対象となる放送(中継)局を限定する範囲を変化させることによって、MPU17の処理負荷を低減することができる。
(第6実施形態)
本実施形態におけるMPU17は、放送(中継)局から送信される電波に含まれる番組毎の開始時刻や終了時刻を含む番組情報(例えば、電子番組表)をテレビ受信部12を介して取得するようになっている。
ユーザが、例えば、30分番組のみを視聴したい場合、車両とはるか遠方に位置する放送(中継)局との間の距離を算出しても、番組終了までの移動可能距離は限られるため、この計算は無駄になる可能性が高い。
そこで、本実施形態におけるMPU17は、テレビ受信部12を介して番組情報を取得し、受信中の番組の終了時刻に応じて距離算出の対象となる放送(中継)局を限定する範囲を変化させる。例えば、受信中の番組が3時間後に終了する場合には距離算出の対象となる放送(中継)局を限定する範囲を広くし、受信中の番組が30分後に終了する場合には距離算出の対象となる放送(中継)局を限定する範囲を狭くする。
このように、番組毎の開始時刻や終了時刻を含む番組情報に基づいて距離算出の対象となる放送(中継)局を限定する範囲を変化させることによって、MPU17の処理負荷を低減することができる。
(第7実施形態)
本実施形態における移動体用テレビ受信装置の構成は、図1に示したものと比較して、車両位置認識装置14からマイコン16へ車両の移動方向を示す移動方向信号が入力される点が異なる。
第2実施形態では、車両の位置を中心とした一定範囲内に存在する放送(中継)局に限定して車両と放送(中継)局との距離を算出する例を示したが、本実施形態では、移動方向信号に基づいて距離算出の対象となる放送(中継)局を限定する範囲を変化させる具体的には、車両前方エリアを広く、車両後方エリアを狭くするなどのように変化させる。
車両移動により、受信している放送(中継)局から車両走行方向前方に点在する放送(中継)局に切替わる可能性は高いが、車両走行方向後方に点在する放送(中継)局に切替わる可能性は低いため、車両前方エリアが広く、車両後方エリアが狭くなるように距離算出の対象となる放送(中継)局を限定する範囲を変化させている。
このように、車両移動方向に基づいて距離算出の対象となる放送(中継)局を限定する範囲を変化させることで、MPU17の処理時間や処理負荷を低減するとともに優先度の見直しタイミングを最適とすることができる。
なお、車両位置認識装置14は、GPSアンテナ14aを介して衛星からの電波を連続して受信することで車両の正確な移動方向を求めることができる。また、地磁気センサ、ジャイロスコープ、距離センサ等を備え、これらのセンサを用いて車両の移動方向を補正してもよい。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、図5のS102が車両位置情報取得手段に相当し、図5のS104が送信局位置取得手段に相当し、図5のS106が距離算出手段に相当し、図5のS108が第1の優先度付与手段に相当し、図6のS210、S211が第2の優先度付与手段に相当し、選局制御処理部17cが選局制御手段に相当し、テレビ受信部12が受信手段に相当し、テレビ受信部12の電界強度検出回路もしくは受信エラー検出回路が受信状況検出手段に相当し、MPU17が車両位置認識装置14から車速に応じた車速信号を取得する処理が移動速度取得手段に相当し、テレビ受信部12が番組情報手段に相当し、放送局または中継局が送信局に相当する。
なお、図5〜図8に示すフローチャートの各ステップの処理は、それぞれの機能を実現する手段として把握されるものであり、選局情報処理部17a、判別処理部17b、選局制御部17cとしては、上記した実施形態に示すようなソフトウェアによって構成されるものに限らず、ハードウェアにより構成されていてもよい。
本発明の第1実施形態に係る移動体用テレビ受信装置のブロック構成を示す図である。 移動体用テレビ受信装置のメモリの構成およびMPUの処理構成を示す図である。 エリア・チャンネル記録についての説明図である。 場所状況記録についての説明図である。 選局情報処理部のフローチャートである。 判別処理部のフローチャートである。 選局制御処理部のフローチャートである。 第2実施形態に係る選局情報処理部のフローチャートである。 ヌルポイントについての説明図である。 放送(中継)局から送信される電波の電界強度についての説明図である。
符号の説明
1…移動体用テレビ受信装置、11…アンテナ、12…テレビ受信部、
12a…フロントエンド、12b…復調部、12c…デコード部、13…モニタ、
14…車両位置認識装置、15…操作制御部、16…マイコン、17…MPU、
17a…選局制御処理部、17b…判別処理部、17c…選局制御処理部、
18…メモリ、18a…エリア・チャンネル記録、18b…場所状況記録。

Claims (10)

  1. ユーザの操作に応じた選局情報を出力する選局操作部と、
    テレビ放送用電波を送信する複数の送信局の各位置情報および見晴らし状況に応じて場所毎に前記送信局から送信される電波の電界強度の変動の度合いが定義された場所ランク情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段から前記選局操作部からの前記選局情報に基づく送信局と同一系列の送信局の位置情報を取得する送信局位置取得手段と、
    車両の位置および当該車両が位置する地点の周辺状況を示す位置情報を取得する車両位置情報取得手段と、
    前記送信局位置取得手段が取得した前記送信局と同一系列の送信局の位置情報および前記車両位置情報取得手段が取得した前記車両の位置情報に基づいて前記車両と前記送信局との間の各距離を算出する距離算出手段と、
    前記距離算出手段が算出した前記車両と前記送信局との間の各距離に応じて優先度を付与する第1の優先度付与手段と、
    前記車両が位置する地点の周辺状況と記憶手段に記憶された場所ランク情報に基づいて前記第1の優先度付与手段が付与した優先度を見直す第2の優先度付与手段と、
    前記第2の優先度付与手段によって最も高い優先度が付与された送信局を選局し、選局した送信局を示す選局信号を出力する選局制御手段と、
    前記選局制御手段からの前記選局信号に基づく送信局から送信される電波を受信して表示画面に表示させる受信手段と、を備えたことを特徴とする移動体用テレビ受信装置。
  2. 前記選局制御手段は、前記第2の優先度付与手段によって最も高い優先度が付与された送信局を選局するとともに一時的に2番目以下の優先度が付与された送信局を選局する選局信号を出力するもので、
    前記受信手段は、前記選局制御手段からの前記選局信号に基づく送信局から送信される電波の受信状況を検出する受信状況検出手段を備え、
    前記第2の優先度付与手段は、前記選局制御手段が前記選局信号を出力したときに、前記受信状況取得手段によって検出される受信状況に基づいて、前記優先度を再確認し、受信状況の最も良好な送信局の優先度が高くなるように前記優先度を更新することを特徴とする請求項1に記載の移動体用テレビ受信装置。
  3. 前記第2の優先度付与手段は、前記車両が位置する地点の周辺状況に応じて前記優先度を見直す周期を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の移動体用テレビ受信装置。
  4. 前記第2の優先度付与手段は、前記車両が位置する地点の周辺状況に応じて前記優先度の見直しの対象とする前記送信局の数を限定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の移動体用テレビ受信装置。
  5. 前記距離算出手段は、前記車両を中心とした一定範囲内に存在する放送中継局に限定して、前記車両と前記送信局との間の各距離を算出することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の移動体用テレビ受信装置。
  6. 前記記憶手段には、前記送信局毎のサービスエリアとともに、前記送信局毎に特定の都道府県をカバーする県域放送であるか複数の都道府県をカバーする広域放送であるかを示す情報が記憶されており、
    前記距離算出手段は、前記車両の位置と前記記憶手段に記憶された内容に基づいて、前記車両が前記県域放送の送信局のサービスエリア内に位置する場合、前記車両と前記送信局との間の距離算出の対象となる送信局を限定する範囲を小さくし、前記車両が前記県域放送の送信局のサービスエリア内に位置しない場合、前記車両と前記送信局との間の距離算出の対象となる送信局を限定する範囲を大きくすることを特徴とする請求項5に記載の移動体用テレビ受信装置。
  7. 前記選局制御手段は、前記第2の優先度付与手段によって最も高い優先度が付与された送信局を選局し、選局した送信局を示す選局信号を出力するとともに、一時的に2番目以下の優先度が付与された送信局に切り替える選局信号を出力するもので、
    前記記憶手段には、前記送信局毎の送信電力が記憶されており、
    前記選局制御手段は、車両位置情報取得手段が取得した前記車両の位置と記記憶手段に記憶された前記送信局毎の送信電力に基づいて、優先度が2番目以下の送信局に対して行う一時的な選局切り替えの対象から、車両からの距離が基準値よりも長く、かつ、送信電力が基準値よりも小さな送信局を除外することを特徴とする請求項5に記載の移動体用テレビ受信装置。
  8. 前記車両の移動速度を取得する移動速度取得手段を備え、
    前記距離算出手段は、前記車両の移動速度が大きい場合には前記距離算出の対象となる前記送信局を限定する範囲を大きくし、前記車両の移動速度が小さい場合には前記距離算出の対象となる前記送信局を限定する範囲を小さくすることを特徴とする請求項5に記載の移動体用テレビ受信装置。
  9. 前記送信局から送信される番組の終了時刻を含む番組情報を取得する番組情報手段を備え、
    前記距離算出手段は、前記番組情報取得手段が取得した前記番組情報に基づいて、受信中の番組の終了時刻に応じて前記車両と前記送信局との間の距離算出の対象となる送信局を限定する範囲を変化させることを特徴とする請求項5に記載の移動体用テレビ受信装置。
  10. 前記車両の移動方向を取得する移動方向取得手段を備え、
    前記距離算出手段は、前記移動方向取得手段が取得した前記車両の移動方向に応じて前記車両と前記送信局との間の距離算出の対象となる送信局を限定する範囲を変化させることを特徴とする請求項5に記載の移動体用テレビ受信装置。
JP2004365599A 2004-12-17 2004-12-17 移動体用テレビ受信装置 Expired - Fee Related JP4311345B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004365599A JP4311345B2 (ja) 2004-12-17 2004-12-17 移動体用テレビ受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004365599A JP4311345B2 (ja) 2004-12-17 2004-12-17 移動体用テレビ受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006174208A true JP2006174208A (ja) 2006-06-29
JP4311345B2 JP4311345B2 (ja) 2009-08-12

Family

ID=36674464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004365599A Expired - Fee Related JP4311345B2 (ja) 2004-12-17 2004-12-17 移動体用テレビ受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4311345B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008263504A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Mitsubishi Electric Corp デジタル放送受信装置及びその受信方法
JP2008294952A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Mitsubishi Electric Corp デジタル放送受信装置
JP2010258638A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Mitsubishi Electric Corp デジタル放送受信装置およびデジタル放送受信方法
JP2012049853A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Nec Saitama Ltd 携帯端末、テレビジョン放送自動選局方法およびテレビジョン放送自動選局プログラム
JP2012070034A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Mitsubishi Electric Corp デジタル放送受信装置及び方法
JP2012257118A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Jvc Kenwood Corp 携帯型受信機および放送受信方法
JP2013157665A (ja) * 2012-01-26 2013-08-15 Clarion Co Ltd デジタル放送受信制御装置、デジタル放送受信制御プログラムおよびデジタル放送受信制御方法
US8614770B2 (en) 2006-04-26 2013-12-24 Mitsubishi Electric Corporation Digital broadcast receiver and receiving method
US9015770B2 (en) 2012-04-18 2015-04-21 Mitsubishi Electric Corporation Digital broadcasting reception apparatus and digital broadcasting reception method
US9043858B2 (en) 2012-12-13 2015-05-26 Mitsubishi Electric Corporation Digital broadcast receiver and information updating method therefor
US9237298B2 (en) 2011-12-28 2016-01-12 Mitsubishi Electric Corporation Digital broadcast receiving device and station selection method

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8614770B2 (en) 2006-04-26 2013-12-24 Mitsubishi Electric Corporation Digital broadcast receiver and receiving method
JP2008263504A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Mitsubishi Electric Corp デジタル放送受信装置及びその受信方法
JP2008294952A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Mitsubishi Electric Corp デジタル放送受信装置
JP2010258638A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Mitsubishi Electric Corp デジタル放送受信装置およびデジタル放送受信方法
JP2012049853A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Nec Saitama Ltd 携帯端末、テレビジョン放送自動選局方法およびテレビジョン放送自動選局プログラム
JP2012070034A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Mitsubishi Electric Corp デジタル放送受信装置及び方法
JP2012257118A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Jvc Kenwood Corp 携帯型受信機および放送受信方法
US9237298B2 (en) 2011-12-28 2016-01-12 Mitsubishi Electric Corporation Digital broadcast receiving device and station selection method
JP2013157665A (ja) * 2012-01-26 2013-08-15 Clarion Co Ltd デジタル放送受信制御装置、デジタル放送受信制御プログラムおよびデジタル放送受信制御方法
US9015770B2 (en) 2012-04-18 2015-04-21 Mitsubishi Electric Corporation Digital broadcasting reception apparatus and digital broadcasting reception method
US9043858B2 (en) 2012-12-13 2015-05-26 Mitsubishi Electric Corporation Digital broadcast receiver and information updating method therefor

Also Published As

Publication number Publication date
JP4311345B2 (ja) 2009-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7421339B2 (en) Apparatus and method for controlling traffic information display in navigation system
US7941141B2 (en) System and method for selecting a frequency for personal-use FM transmission
KR100605906B1 (ko) 위치 정보를 포함한 디지털 방송 신호를 이용하는 디지털방송 시스템 및 그 방법
JP4311345B2 (ja) 移動体用テレビ受信装置
CN101523462A (zh) 用于提供实时交通信息的系统和方法
US20080016079A1 (en) Method and apparatus for locating radio stations
WO2006106684A1 (ja) 受信制御装置、受信装置、再生装置、受信制御方法、そのプログラム、および、そのプログラムを記録した記録媒体
JP2004140522A (ja) 移動体用装置
JP2008078875A (ja) 放送受信装置
JP2006108921A (ja) 車載端末装置
JP2006267060A (ja) 経路探索装置および受信装置
JP2005283187A (ja) 衛星探索装置
JP2009111602A (ja) デジタル放送受信機
KR20070090729A (ko) 데이터 출력 장치 및 방법
JP2008180577A (ja) ナビゲーション装置
JPH0943335A (ja) ナビゲーション装置および方法
JP6079262B2 (ja) 移動体用放送波受信装置
JP2006129051A (ja) デジタル放送受信装置、デジタル放送受信制御プログラム
JP2009008595A (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、および、ナビゲーションプログラム
JP6880185B2 (ja) 放送受信装置および放送受信方法
JP2016048876A (ja) サイマル放送受信装置とデジタルテレビ放送受信装置
JP2011524665A (ja) ポータブル電子通信装置、通信システム、これらのためのエラーデータの消去方法、並びに、これらのための再同調遅延の低減方法
JP2874637B2 (ja) ナビゲーション装置及び選局方法
JPH08181625A (ja) Fm多重放送受信機
JP2005277727A (ja) 移動体デジタル放送受信システム、情報センタ、及び移動体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090421

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090504

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130522

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140522

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees