JP2006173938A - ルータ装置及びそれに用いる入力パケット制御方法並びにそのプログラム - Google Patents

ルータ装置及びそれに用いる入力パケット制御方法並びにそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 処理負荷を低減させ、CPUや周辺部品の温度上昇を防止するとともに、内部の温度上昇による誤動作を未然に防止可能なルータ装置を提供する。
【解決手段】 CPU15は温度センサ部16を監視して自装置内部の温度を常に監視し、パケット転送負荷の増加によるCPU15や周辺部品の処理負荷増加に伴うCPU15や周辺部品の温度上昇時に、ルータ装置1内部の温度が予め設定した閾値温度#1以上になった場合に、ポリシング部12に対して予め設定したポリシングレートでポリシング動作を行うように指示を行う。CPU15はポリシング動作を行うように指示を行った後、温度センサ部16から得た自装置内部の温度が予め設定された閾値温度#2以下になった場合、ポリシング部12に対してポリシング動作停止の指示を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明はルータ装置及びそれに用いる入力パケット制御方法並びにそのプログラムに関し、特にルータ装置の内部の温度上昇時の入力パケット制御方法に関する。
従来、ルータ装置においては、IP(Internet Protocol)パケットのルーティングを行っており、特に小型の装置においては、冷却ファンのような強制空冷装置を持っていない。
上記の小型のルータ装置のような情報処理装置においては、負荷が小さければ、その動作に支障が生ずることはないが、負荷が大きくなると、その動作に支障が生ずることがある。そのため、装置内に温度センサを配置し、この温度センサの検出結果を基にその処理動作を制御する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の装置は、図5に示すように、TDMA(Time Division Multiple Access)処理部31と、直交変調器32と、パワーモジュール33と、送信ON/OFF制御部34と、温度センサ35と、送信モード選択部36都から構成されている。
上記の装置はTDMA方式のディジタル移動通信システムで、パケットデータ通信機能を備えた移動機において、パワーモジュール33の近傍に設置した温度センサ35で検出したパワーモジュール33の温度情報を基に、パワーモジュール33の温度が予め設定された閾値以下の場合にパケットデータを連続する無線タイムスロットで送信し、閾値以上の場合にパケットデータを間欠的に無線タイムスロットで送信している。
特開平09−326749号公報
しかしながら、上述した従来の情報処理装置では、TDMA方式を前提にしているため、決まったタイムスロット上でのデータの送信制御しかできず、ルータ等のようなパケット単位で転送が行われる装置でのパケット制御を行うことができないため、装置内温度上昇時でのIPパケットの制御を行うことができない。
また、従来の情報処理装置では、廃棄されるデータ毎の優先順位付けを行う方法を持たないため、装置内温度上昇時に送信タイムスロット数を制限することによって優先度の高いデータが装置内で廃棄されてしまうという問題がある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、処理負荷を低減させ、CPUや周辺部品の温度上昇を防止することができるとともに、内部の温度上昇による誤動作を未然に防ぐことができるルータ装置及びそれに用いる入力パケット制御方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明によるルータ装置は、強制空冷が行われずにIP(Internet Protocol)パケットのルーティングを行うルータ装置であって、
自装置内部の温度を検出する温度センサと、前記温度センサで検出された温度に応じて自装置に入力されるパケット量を制御する制御手段とを備えている。
本発明による入力パケット制御方法は、強制空冷が行われずにIP(Internet Protocol)パケットのルーティングを行うルータ装置に用いる入力パケット制御方法であって、
前記ルータ装置が、自装置内部の温度を温度センサにて検出する処理と、前記温度センサで検出された温度に応じて自装置に入力されるパケット量を制御する処理とを実行している。
本発明による入力パケット制御方法のプログラムは、強制空冷が行われずにIP(Internet Protocol)パケットのルーティングを行うルータ装置に用いる入力パケット制御方法のプログラムであって、コンピュータに、自装置内部の温度を温度センサにて検出する処理と、前記温度センサで検出された温度に応じて自装置に入力されるパケット量を制御する処理とを実行させている。
すなわち、本発明のルータ装置は、冷却ファンのような強制空冷装置を持たないIP(Internet Protocol)パケットのルーティングを行う小型のルータにおいて、ルータへの入力パケット量が増加することでルータによるパケット転送量が増加し、ルータ内部のCPU(中央処理装置)や周辺部品の処理負荷増加に伴う、CPUや周辺部品の温度上昇時に、ルータ内部の温度が設定されたある閾値を超えた場合、ルータに入力されるパケットの量を制御し、CPUや周辺部品の処理負荷を低減させ、CPUや周辺部品の温度上昇を低減させることによって、ルータのパケット転送高負荷時におけるルータ内部の温度上昇によるルータの誤動作を防止することを特徴としている。
より具体的に説明すると、本発明のルータ装置は、CPUが予めポリシング部に対してポリシング動作時のポリシングレートを設定している。CPUは温度センサを常に監視することによって、ルータ内部の温度を監視している。また、CPUは温度センサ部より得たルータ内部の温度がCPU内に設定される閾値温度#1を超えた場合、ポリシング部に、入力インタフェース部から入力されるパケットに対して予めCPUから設定されたポリシングレートに基づいてポリシング動作を実行するように指示を行う。
さらに、CPUは温度センサ部から得たルータ内部の温度がCPU内に設定される閾値温度#2以下となった場合、ポリシング部に、入力インタフェース部から入力されるパケットに対して行っていたポリシング動作を停止させるための指示も行う。
入力インタフェース部はルータに入力されるパケットを受信し、ポリシング部へパケットの送出を行う。ポリシング部は、通常、入力インタフェース部から送出させたパケットを全てフォワーディング制御部に出力している。ポリシング部はCPUからポリシング動作実行の指示があった場に、CPUから予め設定されたポリシングレートにしたがって、入力インタフェース部から出力されたパケットに対してポリシング動作を実行した後、パケットをフォワーディング制御部へ送出する。また、ポリシング部は、ポリシング動作実行中にCPUからポリシング動作停止の指示があった場合、入力インタフェース部から送出されたパケットに対してのポリシング動作を停止し、入力インタフェース部から送出された全てのパケットをフォワーディング制御部に送出する。
フォワーディング制御部はポリシング部から送出されてきたパケットを、フォワーディング制御部内に持つルーティングテーブルにしたがって出力インタフェース部に出力する。出力インタフェース部はフォワーディング制御部から出力されてきたパケットを受信し、ルータよりパケットの出力を行う。
このように、本発明のルータ装置は、入力されるパケット量が増加し、パケット転送処理が増加した時に、CPUや周辺部品のパケット転送の処理増加に伴なうCPUや周辺部品の温度上昇時によって、自装置内部の温度が上昇した場合にパケット入力を制御し、CPUや周辺部品へのパケット転送処理を低減させ、ルータ内部の温度を低減させることで、パケット転送による高負荷時における自装置内での温度上昇による誤動作発生を未然に防ぐことが可能になるという効果が得られる。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、処理負荷を低減させ、CPUや周辺部品の温度上昇を防止することができ、内部の温度上昇による誤動作を未然に防ぐことができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によるルータ装置の構成を示すブロック図である。図1において、ルータ装置1は入力インタフェース部11と、ポリシング部12と、フォワーディング制御部13と、出力インタフェース部14と、CPU(中央処理装置)15と、温度センサ部16と、CPU15で実行されるプログラムを記録する記録媒体17とから構成されている。
入力インタフェース部11はルータ装置1に向けて送信されてきたパケットの受信を行い、ポリシング部12へそのパケットを送出する。ポリシング部12は、通常、受信したパケットを全てフォワーディング制御部13へ送出しているが、CPU15からポリシング動作実行の指示を受けると、予めCPU15から設定されていたポリシングレートにしたがって、入力インタフェース部11から受信したパケットに対してポリシング動作を実行した後、そのパケットをフォワーディング制御部13へ送出する。また、ポリシング部12はポリシング動作実行中にCPU15からポリシング動作停止の指示を受けた場合、実行していたポリシング動作を停止し、入力インタフェース部11から受信したパケットを全てフォワーディング制御部13へ送出する。
フォワーディング制御部13は内部に持つルーティングテーブル(図示せず)にしたがって、ポリシング部12から受信したパケットを出力インタフェース部14に送出する。出力インタフェース部14はフォワーディング制御部13から出力されてきたパケットを受信すると、そのパケットをIPパケット出力として出力する。
温度センサ部16はルータ装置1内部の温度監視を行う。CPU15に対しては、予め自装置内がある一定温度を超えた場合にポリシング部12にポリシング動作を指示するための閾値温度#1と、自装置内部の温度がある一定温度まで下がった場合にポリシング部12にポリシング動作停止を指示するための閾値温度#2とが設定されている。
また、CPU15にはポリシング部12にポリシング動作を行わせる場合のポリシングレートも設定される。CPU15はこの設定されたポリシングレートを使用し、ポリシング部12にポリシングを行うためのポリシングレートの設定を行う。さらに、CPU15は温度センサ部16を監視することによって、自装置内部の温度を常に監視し、ルータ装置1がパケット転送負荷の増加によって、CPU15や周辺部品の処理負荷増加に伴う、CPU15や周辺部品の温度上昇時に、ルータ装置1内部の温度がCPU15内に設定した閾値温度#1以上になった場合に、ポリシング部12に対して予め設定したポリシングレートでポリシング動作を行うように指示を行う。
さらにまた、CPU15はポリシング部12に対してポリシング動作を行うように指示を行った後に、温度センサ部16から得た自装置内部の温度がCPU15内に設定される閾値温度#2以下になった場合、ポリシング部12に対してポリシング動作停止の指示を行う。
図2は本発明の一実施例によるルータ装置1の動作を示すフローチャートである。これら図1及び図2を参照して本発明の一実施例によるルータ装置1の動作について説明する。尚、図2に示す処理はCPU15が記録媒体17のプログラむを実行することで実現される。
初めに、CPU15に対しては、ルータ装置1内部の温度がある温度以上となった場合に、ポリシング部12へポリシング動作の指示を行うための閾値温度#1が設定される(図2ステップS1)。同様に、CPU15に対しては、ルータ装置1内部の温度がある温度以下となった場合に、ポリシング部12へポリシング動作停止の指示を行うための閾値温度#2が設定される(図2ステップS2)。さらに、CPU15に対しては、ポリシング部12がポリシング動作を行う時のポリシングレートが設定される(図2ステップS3)。
CPU15はその内部に設定されかつポリシング部12がポリシング動作を行う時のポリシングレートを、ポリシング部12に対して設定する(図2ステップS4)。CPU15は温度センサ16によってルータ装置1内部の温度の監視を開始する(図2ステップS5)。ルータ装置1は入力インタフェース部11からIPパケットの受信を開始し(図2ステップS6)、ポリシング部12は入力インタフェース部11から受信したパケットを全てフォワーディング制御部13に送出する(図2ステップS7)。
CPU15は温度センサ16から得られるルータ装置1内部の温度を常に監視し、CPU15内に設定されたポリシング部12へポリシング動作の指示を行うための閾値温度#1との比較を行い、ルータ装置1内部の温度が閾値温度#1より低い場合に上記のステップS7の処理に戻り、ルータ装置1内部の温度が閾値温度#1より高い場合に下記のステップS9の処理へ進む(図2ステップS8)。
CPU15は温度センサ16から得られるルータ装置1内部の温度がCPU15内に設定される閾値温度#1より高いため、ポリシング部12に対してルータ装置1内へのパケット入力を制限するために、ポリシング動作を指示する(図2ステップS9)。
ポリシング部12はCPU15からポリシング動作の指示を受けると、予めCPU15から設定されたポリシングレートにしたがって、入力インタフェース部11から受信したパケットに対してポリシングを実行する(図2ステップS10)。
さらに、CPU15は温度センサ16から得られるルータ装置1内部の温度を監視し、CPU15内に設定されたポリシング部12へポリシング動作停止の指示を行うための閾値温度#2との比較を行い、ルータ装置1内部の温度が閾値温度#2より高い場合、上記のステップS10の処理へ戻り、ルータ装置1内部の温度が閾値温度#2より低い場合、下記のステップS12の処理へ進む(図2ステップS11)。
CPU15は温度センサ16から得られるルータ装置1内部の温度がCPU15内に設定される閾値温度#2より低くなったために、ポリシング部12に対してルータ装置1内へのパケット入力の制限を解除するため、ポリシング動作停止の指示を行い、上記のステップS7の処理へ戻る(図2ステップS12)。
このように、本実施例では、冷却ファンのような強制空冷装置を持たないIPパケットのルーティングを行う小型のルータ装置1において、ルータ装置1への入力パケット量が増加してルータ装置1によるパケット転送量が増加し、ルータ装置1内のCPU11や周辺部品の処理負荷増加にともなうCPU11や周辺部品の温度上昇時に、入力インタフェース側でポリシングを行うことによって、ルータ装置1の処理負荷を低減することができる。
また、本実施例では、ルータ装置1への入力パケット増加時に、入力インタフェース側でポリシングを行うことによって、ルータ装置1の処理負荷を低減させ、CPU11や周辺部品の温度上昇を防止することができ、ルータ装置1内部の温度上昇によるルータ装置1の誤動作を未然に防ぐことができる。
図3は本発明の他の実施例によるルータ装置の構成を示すブロック図である。図3において、本発明の他の実施例によるルータ装置2はプライオリティキューイング部21と記録媒体22とを付加した以外は図1に示す本発明の一実施例によるルータ装置1と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。同一構成要素の動作は上述した本発明の一実施例と同様である。
CPU15は入力インタフェース部11から送出されたパケットをプライオリティキューイング部21でプライオリティキューイングを実行するために必要な情報、つまりIPパケットを識別するためのIPヘッダにおける識別情報[ディスティネーションIPアドレス、ソースIPアドレス、プロトコル番号、ToS(Type of Service)値等]及び識別されたパケットのプライオリティ情報(High,Medium,Normal,Low等)をプライオリティキューイング部21に設定する。
同時に、CPU15には予めルータ装置2内部の温度がある一定温度を超えた場合にポリシング部12にポリシング動作を指示するための閾値温度#1と、ルータ装置2内部の温度がある一定温度まで下がった場合にポリシング部12にポリシング動作停止を指示するための閾値温度#2とが設定される。また、CPU15にはポリシング部12にポリシング動作を行わせる場合のポリシングレートも設定される。CPU15はこの設定されたポリシングレートを使用し、ポリシング部12にポリシングを行うためのポリシングレートの設定を行う。
さらに、CPU15は温度センサ部16を監視することによって、ルータ装置2内部の温度を常に監視し、ルータ装置2がパケット転送負荷の増加によってCPU15や周辺部品の温度が上昇し、ルータ装置2内部の温度がCPU15内に設定した閾値温度#1以上になった場合に、プライオリティキューイング部21に対して、予め設定したIPパケットを識別するためのIPヘッダにおける識別情報(ディスティネーションIPアドレス、ソースIPアドレス、プロトコル番号、ToS値等)にしたがってパケット識別を行う。
その後に、CPU15はプライオリティ情報(High,Medium,Normal,Low等)にしたがってプライオリティキューイングを実行するように指示を行うと同時に、ポリシング部12に対して、CPU15によって設定されたポリシングレートにしたがってポリシング動作を実行するように指示を行う。
さらに、CPU15は温度センサ部16から得られるルータ装置2内部の温度がCPU15内に設定される閾値温度#2より低い温度になった場合、プライオリティキューイング部21へプライオリティキューイングの動作停止を指示するとともに、ポリシング部12へポリシング動作停止の指示を行う。
プライオリティキューイング部21はCPU15からプライオリティキューイングを実行するために必要な、IPパケットを識別するためのIPヘッダにおける識別情報(ディスティネーションIPアドレス、ソースIPアドレス、プロトコル番号、ToS値等)及び識別されたパケットのプライオリティ情報(High,Medium,Normal,Low等)が設定され、CPU15からプライオリティキューイング実行の指示が合った場合、入力インタフェース部11から送出されたパケットをIPヘッダにおける識別情報及び識別されたパケットのプライオリティ情報にしたがってパケットの識別行い、プライオリティキューイングを実施する。
また、プライオリティキューイング部21はプライオリティキューイング実行中にCPU15からプライオリティキューイング動作停止の指示が合った場合、実行中のプライオリティキューイングを停止し、入力インタフェース部11から送出されたパケットを全てそのまま、ポリシング部12へ送出する。
図4は図3に示すプライオリティキューイング部21の動作の一例を示す図である。この図4を参照して、プライオリティキューイング部21の動作について説明する。尚、図4において、プライオリティキューイング部21にはHighキュー211、Mediumキュー212、Normalキュー213、Lowキュー214というプライオリティキューが配設されている。
プライオリティキューイング部21はCPU15からプライオリティキューイング実行の指示がされた場合に、入力インタフェース部11から送出されたIPパケットを、予めCPU15から設定されたIPパケットを識別するためのIPヘッダにおける識別情報(ディスティネーションIPアドレス、ソースIPアドレス、プロトコル番号、ToS値等)によって識別した後、プライオリティ情報(High,Medium,Normal,Low等)にしたがって、それぞれのプライオリティキューにパケットを積んでいく。
各プライオリティキューに積まれたパケットは優先度の高いキューに積まれたパケットからポリシング部12へと送出される。この時、最優先のHighキュー211にパケットが存在する間、それ以下の優先度(Medium,Normal,Low)に積まれたパケットは各キューからポリシング部12へと送出されることはない。
同様に、Mediumキュー212に積まれたパケットはHighキュー211にパケットが積まれていない場合のみ、ポリシング部12へと送出される。Normalキュー213に積まれたパケットはHighキュー211及びMediumキュー212にパケットが積まれていない場合のみ、ポリシング部12へと送出される。Lowキュー214に積まれたパケットはHighキュー211、Mediumキュー212、Normalキュー213全てにパケットが存在しない場合のみ、ポリシング部12へと送出することができる。
このプライオリティキューイングが動作することによって、常に、優先度の高いパケットから順にポリシング部12へと送出されるため、ポリシング部12にてポリシング動作を実行した場合には優先度の低いパケットが廃棄され、ポリシングによる入力パケットを制限しても優先度の高いパケットの廃棄を抑制することができる。
これによって、本実施例では、ルータ装置2への入力パケット量が増加することでルータ装置2によるパケット転送量が増加し、ルータ装置2内部のCPU15や周辺部品の処理負荷増加に伴う、CPU15や周辺部品の温度上昇時に、ルータ装置2内部の温度が設定された閾値温度#1を超えた場合、ポリシング部12でポリシングを行うことによって、ルータ装置2の処理負荷を低減させた時でも、プライオリティキューイングによって優先度の高いパケットを優先してポリシング部12に出力することができるので、ポリシング部12でポリシングが実行されても、高優先パケットの廃棄を抑制することができる。
本発明の一実施例によるルータ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例によるルータ装置1の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施例によるルータ装置の構成を示すブロック図である。 図3に示すプライオリティキューイング部の動作の一例を示す図である。 従来の温度センサの検出結果を基にその処理動作を制御する方法を示す図である。
符号の説明
1,2 ルータ装置
11 入力インタフェース部
12 ポリシング部
13 フォワーディング制御部
14 出力インタフェース部
15 CPU
16 温度センサ部
17,22 記録媒体
21 プライオリティキューイング部
211 Highキュー
212 Mediumキュー
213 Normalキュー
214 Lowキュー

Claims (13)

  1. 強制空冷が行われずにIP(Internet Protocol)パケットのルーティングを行うルータ装置であって、
    自装置内部の温度を検出する温度センサと、前記温度センサで検出された温度に応じて自装置に入力されるパケット量を制御する制御手段とを有することを特徴とするルータ装置。
  2. 前記制御手段は、前記温度センサで検出された温度が予め設定された第1の閾値を超えた時に自装置に入力されるパケット量を低減する低減処理を行うように制御することを特徴とする請求項1記載のルータ装置。
  3. 前記制御手段は、前記温度センサで検出された温度が予め設定された第2の閾値以下となった時に前記低減処理を停止するように制御することを特徴とする請求項2記載のルータ装置。
  4. 前記低減処理を行うポリシング手段を含み、
    前記制御手段は、前記ポリシング手段によるポリシング動作を予め設定されたポリシングレートにて行わせることを特徴とする請求項2または請求項3記載のルータ装置。
  5. 前記ポリシング手段前段にて優先制御を行う優先制御手段を含み、
    前記制御手段は、前記温度センサで検出された温度が予め設定された第1の閾値を超えた時に前記優先制御手段にて優先制御を行った後に前記ポリシング手段にて前記低減処理を行わせることを特徴とする請求項4記載のルータ装置。
  6. 前記制御手段は、前記温度センサで検出された温度が予め設定された第2の閾値以下となった時に前記優先制御を停止するように制御することを特徴とする請求項5記載のルータ装置。
  7. 強制空冷が行われずにIP(Internet Protocol)パケットのルーティングを行うルータ装置に用いる入力パケット制御方法であって、
    前記ルータ装置が、自装置内部の温度を温度センサにて検出する処理と、前記温度センサで検出された温度に応じて自装置に入力されるパケット量を制御する処理とを実行することを特徴とする入力パケット制御方法。
  8. 前記パケット量を制御する処理は、前記温度センサで検出された温度が予め設定された第1の閾値を超えた時に自装置に入力されるパケット量を低減する低減処理を行うように制御することを特徴とする請求項7記載の入力パケット制御方法。
  9. 前記パケット量を制御する処理は、前記温度センサで検出された温度が予め設定された第2の閾値以下となった時に前記低減処理を停止するように制御することを特徴とする請求項8記載の入力パケット制御方法。
  10. 前記ルータ装置が、前記低減処理を行うポリシング手段を含み、
    前記パケット量を制御する処理は、前記ポリシング手段によるポリシング動作を予め設定されたポリシングレートにて行わせることを特徴とする請求項8または請求項9記載の入力パケット制御方法。
  11. 前記ルータ装置が、前記ポリシング手段前段にて優先制御を行う優先制御手段を含み、
    前記パケット量を制御する処理は、前記温度センサで検出された温度が予め設定された第1の閾値を超えた時に前記優先制御手段にて優先制御を行った後に前記ポリシング手段にて前記低減処理を行わせることを特徴とする請求項10記載の入力パケット制御方法。
  12. 前記パケット量を制御する処理は、前記温度センサで検出された温度が予め設定された第2の閾値以下となった時に前記優先制御を停止するように制御することを特徴とする請求項11記載の入力パケット制御方法。
  13. 強制空冷が行われずにIP(Internet Protocol)パケットのルーティングを行うルータ装置に用いる入力パケット制御方法のプログラムであって、コンピュータに、自装置内部の温度を温度センサにて検出する処理と、前記温度センサで検出された温度に応じて自装置に入力されるパケット量を制御する処理とを実行させるためのプログラム。
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