JP2003244223A - 輻輳制御方法、エッジ型パケット転送装置及びネットワーク - Google Patents

輻輳制御方法、エッジ型パケット転送装置及びネットワーク

Info

Publication number
JP2003244223A
JP2003244223A JP2002035304A JP2002035304A JP2003244223A JP 2003244223 A JP2003244223 A JP 2003244223A JP 2002035304 A JP2002035304 A JP 2002035304A JP 2002035304 A JP2002035304 A JP 2002035304A JP 2003244223 A JP2003244223 A JP 2003244223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
congestion
packet
transmission
edge
packet transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002035304A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3715934B2 (ja
Inventor
Yoshiyuki Hamaoka
快之 濱岡
Junichi Murayama
純一 村山
Kazuhiro Matsuda
和浩 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2002035304A priority Critical patent/JP3715934B2/ja
Publication of JP2003244223A publication Critical patent/JP2003244223A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3715934B2 publication Critical patent/JP3715934B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 輻輳したリソースの利用率を最適化すること
ができる輻輳制御方法を提供する。 【解決手段】 本発明による輻輳制御方法は、複数の端
末(1A〜1F)を収容する複数のパケット転送装置
(2A,2B )と、1個又はそれ以上の以上のパケット転送
装置を収容するコアルータ(3)とを具えるパケット転
送ネットワークの輻輳制御方法であって、エッジ型パケ
ット転送装置(2A)は、輻輳が発生した際、輻輳を示
す識別子と、輻輳の原因となったパケットの宛先アドレ
ス及び送信元アドレスと、送信規制すべき送信規制時間
とを含む輻輳通知パケットを生成し、当該輻輳通知パケ
ットを輻輳の原因となったパケットの送信元アドレスを
宛先アドレスとして送信する。そして、輻輳通知パケッ
トを受信したエッジ型パケット転送装置(2B)は、受
信した輻輳通知パケットに含まれる輻輳の原因となった
パケットの送信元アドレス及び宛先アドレスを特定し、
特定された送信元及び宛先アドレスのパケット転送に対
して、前記送信規制すべき規制時間にわたって送信規制
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット転送ネッ
トワークにおける輻輳制御方法に関するものである。さ
らに、本発明は、輻輳制御機能を有するエッジ型パケッ
ト転送装置及び当該エッジ型パケット転送装置を具える
パケット転送ネットワークにも関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパケット転送ネットワークでは、
輻輳を検出したパケット転送装置は、輻輳の原因となっ
たパケットを送信したユーザ端末に対して、例えば、IE
TFのRFC792で規定されるICMP Source Quenchパケットを
用いて輻輳通知していた。また、輻輳通知を受けたユー
ザ端末は、該当する宛先アドレスを有するパケットの送
信を中止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のパケット転送ネ
ットワークにおいては、パケット送信の継続/中止を判
断するのがユーザ端末であった。このため、過度に短い
規制時間の場合には、輻輳しているリソースが通常状態
又は正常状態に復帰することができず、一方過度に長い
規制時間の場合には、輻輳しているリソースが通常状態
に復帰した後、しばらくの期間リソースを利用すること
ができず、そのリソースの有効利用が実現されていなか
った。
【0004】また、従来の輻輳制御方法では、パケット
のアドレスに基づいて送信中止を行っていたため、同一
のユーザ端末間において、特定のアプリケーションフロ
ー(例えば、同一のTCPコネクション上を転送するI
Pパケット群)だけを送信抑制することが困難であっ
た。このため、大量のデータ転送をFTPで行うと、同
一ユーザ端末間で行われているVolp等の音声通信を
妨害してしまうといったような問題が生じていた。
【0005】さらに、送信レート制御機能を有するTP
Cパケットと送信レート制御機能を有しないUDPパケ
ットとが混在した場合に、UDPパケットのみが送信抑
制されず網リソースを優先的に消費してしまうと言う問
題も生じていた。このため、TPCを用いるアプリケー
ションとUDPを用いるアプリケーションとの間で差異
化を実現することができなかった。
【0006】従って、本発明の目的は、輻輳が発生した
場合に適切に輻輳制御でき、輻輳したリソースの利用率
を最適化することができる輻輳制御方法を提供すること
にある。
【0007】さらに、本発明は、TPCを用いるアプリ
ケーションとUDPを用いるアプリケーションとの間で
差異化を実現することができ輻輳制御方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明による輻輳制御方法は、端末を収容する複
数のエッジ型パケット転送装置と、エッジ型パケット転
送装置を収容するコア型パケット転送装置とを具えるパ
ケット転送ネットワークにおける輻輳制御方法におい
て、エッジ型パケット転送装置は、輻輳が発生した際、
輻輳を示す識別子と、輻輳の原因となったパケットの宛
先アドレス及び送信元アドレスと、送信規制すべき送信
規制時間とを含む輻輳通知パケットを生成し、当該輻輳
通知パケットを輻輳の原因となったパケットの送信元ア
ドレスを宛先アドレスとして送信し、輻輳通知パケット
を受信したエッジ型パケット転送装置は、受信した輻輳
通知パケットに含まれる輻輳の原因となったパケットの
送信元アドレス及び宛先アドレスを特定し、特定された
送信元及び宛先アドレスのパケット転送に対して、前記
送信規制すべき規制時間にわたって送信規制を行うこと
特徴とする。
【0009】本発明では、送信側のユーザ端末又はパケ
ット転送装置に代わって、着信側のパケット転送装置が
送信規制されるべき規制時間を判断する。これにより、
輻輳するリソースの最適化を図ることができる。
【0010】本発明による輻輳制御方法の好適実施例
は、輻輳の発生を検出したエッジ型パケット転送装置
は、輻輳通知パケットに輻輳の原因となったパケットの
ヘッダ情報に加えて、上位プロトコルのヘッダ情報と参
照すべきヘッダ情報の範囲を示す識別子をペイロードに
含め、輻輳通知を受信したエッジ型パケット転送装置
は、受信した輻輳通知パケットに含まれる輻輳の原因と
なったパケットの送信元アドレス及び宛先アドレスを特
定する手段として、輻輳通知パケットで指示される参照
すべきヘッダ情報の範囲に基づいて上位プロトコルのヘ
ッダ情報も特定する手段を有し、この特定された情報に
該当するパケットの転送について送信規制を行うことを
特徴とする。このように、輻輳通知及び送信規制の情報
に加えて、パケットのヘッダ情報(宛先アドレス及び送
信元アドレス等)だけでなく、上位プロトコルのヘッダ
情報も含めることにより、送信規制単位を一層細かくす
ることが可能になり、アプリケーションの種類や振る舞
いに関わらず、アプリケーション間における網リソース
利用に関する差異化が可能になる。
【0011】本発明による輻輳制御方法の別の好適実施
例は、エッジ型パケット転送装置が出力キューを有し、
当該出力キューのキュー長をQとし、パケット送出レー
トをRとした場合に、前記送信規制を行う規制時間をQ
/Rにより規定される時間にほぼ等しくしたことを特徴
とする。このように、送信規制される時間を規定するこ
とにより、輻輳しているリソースが通常状態に復帰する
のに必要であると共に、送信側の過度に長い期間の規制
により該当するリソースが利用されないことを防止でき
る最適な規制時間が設定され、輻輳するリソースの最適
化を実現することができる。
【0012】本発明による輻輳制御方法の別の好適実施
例は、輻輳を検出したエッジ型パケット転送装置は、輻
輳の原因となるパケットを複数種類検出した際、これら
のパケットに対してヘッダ情報および上位プロトコルの
ヘッダ情報を参照することにより輻輳通知の優先度を定
め、輻輳通知の優先度の高いパケットの送信元に対して
のみ輻輳通知パケットを送信することを特徴とする。こ
のように、輻輳通知の対象となるエッジルータが複数存
在する場合、転送の優先度が低いパケットに対してより
長い規制時間を規定することができ、転送の優先度クラ
ス間における網リソース利用に関する差異化を実現する
ことができる。
【0013】さらに、本発明による輻輳制御方法の別の
好適実施例は、輻輳を検出したエッジ型パケット転送装
置は、輻輳通知パケットを転送した後、当該トラヒック
が正常状態に復帰した場合、送信規制を解除する輻輳解
除通知パケットを送出することを特徴とする。本例で
は、輻輳状態から通常状態に復帰したことを検出した場
合、送信規制を即時停止することができるので、輻輳す
るリソース利用の最適化を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の第1の実施例を示
す。図1は、本発明を説明するためのネットワークの一
例の構成を示す。図面を明瞭にするため、当該ネットワ
ークは、6個の端末、端末1(1A)、端末2(1
B)、端末3(1C)、端末4(1D)、端末5(1
E)および端末6(1F)を含む。端末1(1A)、端
末2(1B)及び端末3(1C)はそれぞれリンク1、
リンク2およびリンク3を介してエッジ型パケット転送
装置として機能するエッジルータ2Aに収容する。ま
た、端末4(1D)、端末5(1E)及び端末6(1
F)は、それぞれリンク4、リンク5及びリンク6を介
してエッジルータ2Bに収容する。さらに、エッジルー
タ2Aおよびエッジルータ2Bは、それぞれリンク7及
びリンク8を介してコア型パケット転送装置であるコア
ルータ3に収容する。
【0015】ここで、リンク帯域として、リンク1 、リ
ンク2 、リンク3 、リンク4、リンク5及びリンク6は
5Gb/sとし、リンク7及びリンク8は10Gb/s
とする。また、IPアドレスとして、端末1(1A)に
IP#1 が、端末2(1B)にIP#2 が、端末3
(1C)にIP#3 が、端末4(1D)にIP#4
が、端末5(1E)にIP#5 が、端末6(1F)に
IP#6 が、付与されているものとする。
【0016】図2は、図1で示されるエッジルータ2A
及びエッジルータ2Bの動作を説明するためのエッジル
ータの一例の構成を示す線図である。尚、エッジルータ
2A及びエッジルータ2Bは同一構成であるため、エッ
ジルータ2Aの構成について説明する。これらエッジル
ータは、端末を収容するためのポート1、ポート2及び
ポート3と、コアルータに収容されるためのポート4を
有している。ポート1、ポート2およびポート3は、パ
ケットの転送を制御するパケットフォワーダ部10に接
続する。ポート1〜3の出力側はそれぞれ第1〜第3の
出力キュー11〜13を介してパケットフォワーダ部1
0に接続し、入力側は直接パケットフォワーダ部10に
接続する。また、ポート4も、パケットフオワーダ部1
0に接続されるが、この際、ポート4の出力側は第4の
出力キュー14およびフィルタ部15を介してパケット
フォワーダ部10に接続され、入力側はパケット抽出部
16を介してパケットフォワーダ部10に接続する。
【0017】このエッジルータには、さらに、送信抑制
部17およびパケット生成部18を具える。送信抑制部
17はパケット抽出部16からのパケット入力に応じて
フィルタ部15へ、送信レートを制御するフィルタ情報
を出力する。フィルタ部15は、入力されたフィルタ情
報に基づいて送信パケットのフィルタリングを行う。
尚、送信抑制部17からフィルタ部15に供給されるフ
ィルタ情報は、一定時間経過後に、無効とされ消去す
る。パケット生成部18は、第1〜第3の出力キュー1
1〜13で廃棄されるパケットを収集して輻輳の発生を
検出し、これを入力として輻輳通知用のパケットを生成
し、これをパケットフォワーダ部10へ出力する。すな
わち、パケット生成部は、輻輳発生検出手段並びに輻輳
通知パケット生成手段として機能する。
【0018】図3は、図2で示されるパケット生成部1
8の動作を説明するためのパケット生成部の一例の構成
を示す。このパケット生成部は、図2の第1〜第3の出
力キュー11〜13から出力される廃棄パケットをパケ
ットフォーダ部10を介して廃棄パケット抽出部21で
受ける。廃棄パケット抽出部21で受け取られたパケッ
トはヘッダ解析部22へ送られ、ここで、輻輳の原因と
なったパケットの宛先アドレスや送信元アドレスなどの
ヘッダ内容の解析を行う。解析された内容はパケット生
成部23へ送出する。
【0019】パケット生成部23では、ヘッダの解析内
容に基づいて輻輳通知用のパケットを生成する。この輻
輳通知用のパケットは、輻輳の原因となったパケットの
ヘッダ情報に加えて、必要に応じて、上位プロトコルの
ヘッダ情報を含み、さらに参照すべきヘッダ情報の範囲
を示す識別子も含む。さらに、当該輻輳通知パケット
は、輻輳の発生に対する規制を行うための算出された規
制時間も含む。
【0020】次に、輻輳が発生した際の輻輳規制時間に
ついて説明する。図4は最適輻輳規制時間を説明するた
めの輻輳規制を行う前後における出力キューの状態を示
す線図である。図4(a)は輻輳が発生し、輻輳規制が
行われる前の出力キューの状態を示す。尚、これら出力
キューは図2に示すエッジルータの各出力キューに対応
する。出力キュー30(キュー長をQとする)には、フ
ロー1及びフロー2の2つのフローが到着し、一定の送
信レート(レート:R)でポートから出力される。尚、
説明を明瞭にするため、出力キュー30は3つの領域3
0a〜30cを有し、各領域に丸印が表示されている場
合、当該領域にパケットが蓄積されているものとする。
【0021】図4(a)に示すように、輻輳規制を行う
前は出力キューは完全にパケットで占められている。こ
の状態からフロー1のパケット廃棄が検知され、フロー
1が規制されている期間中の状態を図4(b)に示す。
フロー2のパケット到着レートがエッジルータの送信レ
ートR以下の場合、キュー内のパケット数は減少する。
フロー1の規制時間をQ/Rとすると、輻輳規制後の状
態は、図4(c)に示すように、パケットにより占めら
れるキュー長は0以上でQ以下の範囲まで減少する。輻
輳規制時間がQ/Rで規定される時間よりも長い場合、
キュー長は零の状態が続き、当該キューを利用するユー
ザ端末が受信するレートはR以下に低下する。一方、規
制時間がQ/Rで規定される時間よりも短い場合、当該
キューを利用するユーザ端末が受信するレートが送信レ
ートRの値よりも以下のレートまで低下することはな
い。また、フロー2のパケット到着レートがR以上であ
れば、フロー2のパケット廃棄が検知され、フロー1と
共に輻輳規制される。このように、全てのフローに対し
て、規制時間をQ/Rで規定される時間に設定すれば、
ユーザ端末が受信するレートをR以下に低下させること
なく、出力キューのパケットが占めるキュー長を出力キ
ューのキュー長Q以下に制御して輻輳状態を解消するこ
とができる。従って、Q/Rで規定される時間を最適な
輻輳規制時間として用いることができる。
【0022】この際、廃棄されたパケットに付与されて
いた転送の優先順位とは逆の順序の輻輳通知の優先順位
を輻輳通知用パケットに付与しておく。また、同一内容
の輻輳通知用パケットを短時間に複数生成するような必
要性が生じた場合には、輻輳通知用パケットを複数生成
するのではなく、輻輳通知用パケット数は1 つとしてお
き、輻輳通知用パケットに付与する輻輳通知の優先順位
を高く設定する。
【0023】次に、輻輳の識別について説明する。輻輳
の識別は、例えば、パケットのペイロードのフォーマッ
トとしてIETFのRFC792で規定されるICMP Source Quench
形式を流用することで実現する。これは、ICMPのTYPE値
=4 で識別される。さらに、CODE値を拡張し、ここ
に参照すべきペイロード長を記述することで、CODE値を
参照すべきヘッダ情報の範囲を示す識別子として利用で
きる。
【0024】さらに、図3に戻って説明する。生成され
た輻輳通知用のパケットは優先制御部24に送られる。
優先制御部24では、パケット生成部23で生成された
パケットを輻輳通知の優先度順に並べ、輻輳通知の優先
順位の高いものから、いくつかを選択する。選択された
パケットは、パケット送信部25へ送られる。パケット
送信部25は送られてきたパケットを外部へ転送する。
【0025】図5は、図2で示されるフィルタ部15が
搭載すべきフィルタリングテーブルの構成例を示したも
のである。このテーブルは、検索キーが、宛先IPアドレ
ス(5A)、送信元IPアドレス(5B)、優先クラス
(TOS)(5C)、プロトコル(TCP/UDP)
(5D)、宛先ポート(5E)、送信元ポート(5F)
で構成さる。このテーブルにエントリされたフローにつ
いては、その送信が規制される。
【0026】このような構成において、例えば端末1
(1A)および端末2(1B)が端末4 (1D)へそれ
ぞれ一時的に5Gb/sでパケット送信を行うものとす
る。この場合、エッジルータ2から端末4へのリンクの
帯域が5Gbpsであるのに対して、合計で10Gbp
sの入力があるため、パケット廃棄が発生する。ここ
で、エッジルータ2の動作を説明するため、エッジルー
タ2Bにおいて、ポート1 を端末4 (1D)にポート2
を端末5 (1E)にポート3 を端末6 (1F)にポート
4 をコアルータ3に割り当てるものとする。
【0027】前述したように、端末4宛のトラヒック
は、入力が10Gbps、出力は5Gbpsとなるた
め、出力キュー1においてパケット廃棄が発生する。こ
こで廃棄されたパケットは、パケット生成部18の廃棄
パケット抽出部21の機能により、パケット生成部18
に集められる。パケット生成部では、ヘッダ解析部22
において、収集された廃棄パケットについて解析が行わ
れる。ここで、廃棄パケットの送受信IPアドレスを参
照することにより、端末1から端末4へ送信されたパケ
ット及び端末2から端末4へ送信されたパケットが廃棄
されたことが解析される。そこで、パケット生成部23
において、宛先アドレスをIP#1 とした輻輳通知用パケ
ットと宛先アドレスをIP#2 とした輻輳通知用パケット
を生成する。これら輻輳通知用パケットのペイロードに
は、ICMP Source Quench(Type=4 )で規定される
フォーマットのデータを積む。これには、輻輳通知用パ
ケットの生成のトリガとなった廃棄パケットの送信元ア
ドレスおよび宛先アドレスが含まれる。さらに、当該輻
輳通知パケットは、当該輻輳通知パケットを受信したエ
ッジルータがが送信規制を行う規制時間を指定した輻輳
規制時間も含まれる。この輻輳規制時間は、上述した計
算方法を用いると、例えば出力キュー1の長さを125
MByteとして、(125MB)/5Gb =0.2秒と
することができる。
【0028】ここで生成された2 つの輻輳通知用パケッ
トには、同じ輻輳通知の優先順位を与える。これらの輻
輳通知用パケットは、優先制御部24において同一の優
先順位でスケジユーリングされ、パケット送信部25を
通じてパケット送信される。これらの輻輳通知用パケッ
トはコアルータ3を介して、エッジルータ2Aへ到達す
る。
【0029】ここで、エッジルータ2Aの動作を説明す
るために、エッジルータ2Aにおいて、ポート1を端末
1(1A)にポート2を端末2(1B)にポート3を端末3
(1C)にポート4をコアルータ3に割り当てるものとす
る。
【0030】エッジルータ2Aにおいて、ポート4を介
して入力した当該輻輳通知パケットは、パケット抽出部
16において(図2参照)、パケットの宛先アドレスに
関わりなく、パケットのプロトコルフィールドが参照さ
れ、これがICMPであることを特定した場合には、さらに
ICMPヘッダを参照し、これがSource Quench であること
を特定した場合には、このパケットを輻輳通知用パケッ
トとして抽出し、送信抑制部17へ転送する。送信抑制
部17は、転送されてきた輻輳通知パケットのペイロー
ドを解析し、宛先IPアドレスおよび送信元IPアドレス
を特定する共に規制時間も特定し、これらをフィルタ部
15に設定する。この結果、エッジルータ2Aは、端末
1から端末4へのトラヒック及び端末2から端末4への
トラヒックを0.2秒間停止する。この時、エッジルー
タ2Bでは、出力キュー1において、0.2秒間パケッ
トが到着せず、5Gbpsの速度でパケットが送出され
るので、パケットが占めるキュー長は最大の125MB
から零MBまで低下し、輻輳状態から正常状態に復帰す
る。尚、この期間中、当該端末4は5Gbpsの速度で
パケット受信を続けるので、スループットが低下するこ
とはない。
【0031】従って、本発明を適用することにより、輻
輳した出力キューを利用するユーザ端末4が受信するパ
ケットのスループットを低下させることなく、輻輳状態
から正常状態に復帰させることができる。
【0032】尚、輻輳通知を送信した後に、輻輳状態が
解消された場合、輻輳通知を送信した宛先アドレスと同
一の宛先アドレスを用いて輻輳解除通知を送信すること
もできる。このように輻輳解除通知を送出することによ
り、指定した規制時間内に輻輳が解消した場合、リソー
スの利用を即時に再開することができる。尚、輻輳解除
通知として、送信規制時間を零とした輻輳通知パケット
を送出することもできる。
【0033】次に、本発明による輻輳規制方法の第2の
実施例について説明する。本例では、2つの端末1及び
2からのトラヒックに同時に輻輳が発生した場合、端末
1と端末2との間で、意図的に品質を差別化する。上述
した第1の実施例と同一のネットワーク構成において、
端末1及び端末2が端末4へ、それぞれTOS値を高優
先度及び低優先度で5Gbpsでパケット送信し、端末
4を収容するエッジルータ2Bにおいて輻輳が発生した
ものとする。端末4を収容するエッジルータ2Bのパケ
ット生成部18(図2参照)では、ヘッダ解析部22に
おいて廃棄パケットの解析を行う。ここで、廃棄パケッ
トの送受信IPアドレスを参照することにより、端末1
から端末4へのパケット(高優先度)及び端末2から端
末4へのパケット(低優先度)が廃棄されていることが
解析される。
【0034】この際、エッジルータ2Bにおいては、各
トラヒックについて割り当てられたTOS値を考慮し、
優先度が低いパケットについてだけ送信規制を行う。こ
の送信規制の対象の限定は、フィルタ部15に設定され
るテーブル(図5を参照)において、TOS値に基づく
優先クラス5CとしてTOSフィールドを設けることに
より容易に行うことができる。この結果、エッジルータ
2Aでは、端末2のみが送信規制され、端末1は送信規
制されない。従って、本発明を適用することにより、 端末1から端末4へ5Gbps/s 端末2から端末4へ0Gbps/s となり、端末1と2との間において品質を差別化するこ
とができる。尚、送信規制のフロー情報として、TOS で
はなく、TCP/UDP や、TCP/UDP ポート番号を用いること
も可能である。この場合は、TCP/UDP 種別や、TCP/UDP
ポート番号単位で、送信規制が行え、これらのフロー間
での品質の差別化が行える。
【0035】
【発明の効果】上述の様に、本発明によれば、輻輳する
リソースの利用率の最適化を図ることができると共に、
アプリケーション間における網リソース利用の差異化を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるパケット転送システムの一例の
構成を示す線図である。
【図2】 パケット転送装置すなわちエッジルータの一
例の構成を示す線図である。
【図3】 パケット生成部の構成を示す線図である。
【図4】 規制前後の出力キューの状態を示す線図であ
る。
【図5】 フィルタ部のテーブル構成を示す図である。
【符号の説明】
1A 端末1 1B 端末2 1C 端末3 1D 端末4 1E 端末5 1F 端末6 1J リンク1 1K リンク2 1L リンク3 1M リンク4 1N リンク5 1O リンク6 1P リンク7 1Q リンク8 2A,2B エッジルータ 3 コアルータ 10 パケットフォワーダ部 16 パケット抽出部 17 送信抑制部 18 パケット生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 和浩 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA13 HA08 HB28 LC09 LC11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末を収容する複数のエッジ型パケット
    転送装置と、エッジ型パケット転送装置を収容するコア
    型パケット転送装置とを具えるパケット転送ネットワー
    クにおける輻輳制御方法において、 エッジ型パケット転送装置は、輻輳が発生した際、輻輳
    を示す識別子と、輻輳の原因となったパケットの宛先ア
    ドレス及び送信元アドレスと、送信規制すべき送信規制
    時間とを含む輻輳通知パケットを生成し、当該輻輳通知
    パケットを輻輳の原因となったパケットの送信元アドレ
    スを宛先アドレスとして送信し、 輻輳通知パケットを受信したエッジ型パケット転送装置
    は、受信した輻輳通知パケットに含まれる輻輳の原因と
    なったパケットの送信元アドレス及び宛先アドレスを特
    定し、特定された送信元及び宛先アドレスのパケット転
    送に対して、前記送信規制すべき規制時間にわたって送
    信規制を行うこと特徴とする輻輳制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の輻輳制御方法におい
    て、前記輻輳を検出したエッジ型パケット転送装置は、
    前記輻輳通知パケットに、輻輳の原因となったパケット
    の宛先及び送信元アドレスを含める手段として、輻輳の
    原因となったパケットのヘッダ情報の一部又は全部を前
    記輻輳通知パケットのヘッダ又はペイロードに含める手
    段を有し、 前記輻輳通知パケットを受信したエッジ型パケット転送
    装置は、受信した輻輳通知パケットに含まれる輻輳の原
    因となったパケット送信元アドレス及び宛先アドレスを
    特定する手段として、受信した輻輳通知パケットのペイ
    ロードを参照する手段を有することを特徴とする輻輳制
    御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の輻輳制御方法に
    おいて、前記輻輳の発生を検出したエッジ型パケット転
    送装置は、輻輳通知パケットに輻輳の原因となったパケ
    ットのヘッダ情報に加えて、上位プロトコルのヘッダ情
    報と参照すべきヘッダ情報の範囲を示す識別子をペイロ
    ードに含め、 輻輳通知を受信したエッジ型パケット転送装置は、受信
    した輻輳通知パケットに含まれる輻輳の原因となったパ
    ケットの送信元アドレス及び宛先アドレスを特定する手
    段として、輻輳通知パケットで指示される参照すべきヘ
    ッダ情報の範囲に基づいて上位プロトコルのヘッダ情報
    も特定する手段を有し、この特定された情報に該当する
    パケットの転送について送信規制を行うことを特徴とす
    る輻輳制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から3までのいずれか1項に記
    載の輻輳制御方法において、前記エッジ型パケット転送
    装置が1個又は複数個の出力キューを有し、これら出力
    キューのキュー長をQとし、パケット送出レートをRと
    した場合に、前記送信規制を行う規制時間をQ/Rによ
    り規定される時間にほぼ等しくしたことを特徴とする輻
    輳制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれか1項に記
    載の輻輳制御方法において、前記輻輳を検出したエッジ
    型パケット転送装置は、輻輳の原因となるパケットを複
    数種類検出した際、これらのパケットに対してヘッダ情
    報および上位プロトコルのヘッダ情報を参照することに
    より輻輳通知の優先度を定め、輻輳通知の優先度の高い
    パケットの送信元に対してのみ輻輳通知パケットを送信
    することを特徴とする輻輳制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から5までのいずれか1項に記
    載の輻輳制御方法において、前記輻輳を検出したエッジ
    型パケット転送装置は、輻輳通知パケットを転送した
    後、前記出力キューに蓄積されたパケット数が正常状態
    に復帰した場合、送信規制を解除する輻輳解除通知パケ
    ットとして前記送信規制時間を零とした輻輳通知パケッ
    トを送出することを特徴とする輻輳制御方法。
  7. 【請求項7】 端末を収容する複数のエッジ型パケット
    転送装置と、エッジ型パケット転送装置を収容するコア
    型パケット転送装置とを具えるパケット転送ネットワー
    クに用いられるエッジ型パケット転送装置であって、 輻輳が発生した際、輻輳を示す識別子と、輻輳の原因と
    なったパケットの宛先アドレス及び送信元アドレスと、
    送信規制すべき規制時間とを含む輻輳通知パケットを生
    成する輻輳通知パケット生成手段と、 前記輻輳通知パケットを、輻輳の原因となったパケット
    の送信元アドレスを宛先アドレスとして送信する手段
    と、 当該エッジ型パケット転送装置が収容する端末を宛先と
    する輻輳通知パケットを受信した場合、受信した輻輳通
    知パケットに含まれる輻輳の原因となったパケットの送
    信元アドレス及び宛先アドレスを特定し、特定された送
    信元及び宛先アドレスのパケットの転送に対して前記送
    信規制時間にわたって送信規制を行う送信規制手段とを
    具えることを特徴とするエッジ型パケット転送装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のエッジ型パケット転送
    装置において、当該パケット転送装置が1個又は複数個
    の出力キューを有し、これら出力キューのキュー長をQ
    とし、当該出力キューから送出されるパケットの送信レ
    ートをRとした場合に、送信規制すべき規制時間をQ/
    Rにより規定される時間ほぼ等しくしたことを特徴とす
    るエッジ型パケット転送装置。
  9. 【請求項9】 請求項2に記載のエッジ型パケット転送
    装置において、前記送信規制として、Q/Rにより規定
    される規制時間にわたってパケットの送信を停止するこ
    とを特徴とするエッジ型パケット転送装置。
  10. 【請求項10】 端末を収容する複数のエッジ型パケッ
    ト転送装置と、エッジ型パケット転送装置を収容するコ
    ア型パケット転送装置とを具えるパケット転送ネットワ
    ークにおいて、 前記エッジ型パケット転送装置が、 輻輳が発生した際、輻輳を示す識別子と、輻輳の原因と
    なったパケットの宛先アドレス及び送信元アドレスと、
    送信規制すべき規制時間とを含む輻輳通知パケットを生
    成する輻輳通知パケット生成手段と、 前記輻輳通知パケットを、輻輳の原因となったパケット
    の送信元アドレスを宛先アドレスとして送信する手段
    と、 前記輻輳通知パケットを受信した場合、受信した輻輳通
    知パケットに含まれる輻輳の原因となったパケットの送
    信元のアドレス及び宛先アドレスを特定し、特定された
    送信元及び宛先アドレスのパケット転送について送信規
    制を行う送信規制手段とを具え、 輻輳を検出したエッジ型パケット転送装置は、輻輳の原
    因となったパケットの送信元アドレスを宛先アドレスと
    して輻輳通知パケットを送信し、 輻輳通知パケットを受信したエッジ型パケット転送装置
    は、輻輳の原因となったパケットの送信元アドレス及び
    宛先アドレスを特定し、特定された送信元及び宛先アド
    レスのパケット転送に対して、前記送信規制すべき規制
    時間にわたって送信規制を行うことを特徴とするパケッ
    ト転送ネットワーク。
JP2002035304A 2002-02-13 2002-02-13 輻輳制御方法、エッジ型パケット転送装置及びネットワーク Expired - Fee Related JP3715934B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002035304A JP3715934B2 (ja) 2002-02-13 2002-02-13 輻輳制御方法、エッジ型パケット転送装置及びネットワーク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002035304A JP3715934B2 (ja) 2002-02-13 2002-02-13 輻輳制御方法、エッジ型パケット転送装置及びネットワーク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003244223A true JP2003244223A (ja) 2003-08-29
JP3715934B2 JP3715934B2 (ja) 2005-11-16

Family

ID=27777523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002035304A Expired - Fee Related JP3715934B2 (ja) 2002-02-13 2002-02-13 輻輳制御方法、エッジ型パケット転送装置及びネットワーク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3715934B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007053654A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Hitachi Communication Technologies Ltd パケット転送装置およびパケット転送システム
JP2007228148A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Furuno Electric Co Ltd パケット通信装置
JP2008193324A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Mitsubishi Electric Corp ネットワーク中継装置
JP2014528676A (ja) * 2011-10-07 2014-10-27 レイセオン カンパニー ルータ−ラジオフロー制御に関する方法および装置
US9167477B2 (en) 2010-04-15 2015-10-20 Nec Corporation Transmission device, transmission method and computer program
US9537789B2 (en) 2014-10-31 2017-01-03 Raytheon Company Resource allocating in a network
US10333839B2 (en) 2012-03-20 2019-06-25 Raytheon Company Routing a data packet in a communication network
EP3222014B1 (en) * 2014-11-17 2019-07-24 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Active queue management for a wireless communication network
JP2020080472A (ja) * 2018-11-13 2020-05-28 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 通信方法、プログラム、通信端末、および、mecサーバ
JP2022547143A (ja) * 2019-09-05 2022-11-10 華為技術有限公司 データ伝送制御方法、装置、及び記憶媒体

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007053654A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Hitachi Communication Technologies Ltd パケット転送装置およびパケット転送システム
JP4616728B2 (ja) * 2005-08-19 2011-01-19 株式会社日立製作所 パケット転送システム
JP2007228148A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Furuno Electric Co Ltd パケット通信装置
JP4729413B2 (ja) * 2006-02-22 2011-07-20 古野電気株式会社 パケット通信装置
JP2008193324A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Mitsubishi Electric Corp ネットワーク中継装置
US9167477B2 (en) 2010-04-15 2015-10-20 Nec Corporation Transmission device, transmission method and computer program
JP2014528676A (ja) * 2011-10-07 2014-10-27 レイセオン カンパニー ルータ−ラジオフロー制御に関する方法および装置
US10333839B2 (en) 2012-03-20 2019-06-25 Raytheon Company Routing a data packet in a communication network
US9537789B2 (en) 2014-10-31 2017-01-03 Raytheon Company Resource allocating in a network
EP3222014B1 (en) * 2014-11-17 2019-07-24 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Active queue management for a wireless communication network
JP2020080472A (ja) * 2018-11-13 2020-05-28 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 通信方法、プログラム、通信端末、および、mecサーバ
JP7137208B2 (ja) 2018-11-13 2022-09-14 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 通信方法、プログラム、通信端末、および、mecサーバ
JP2022547143A (ja) * 2019-09-05 2022-11-10 華為技術有限公司 データ伝送制御方法、装置、及び記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP3715934B2 (ja) 2005-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100454502B1 (ko) 아이피 라우터에서 VoIP 트래픽에 대한 QoS를제공하는 장치 및 포워딩방법
JP4627669B2 (ja) パケット転送装置およびその転送制御方式
US7423971B1 (en) Method and apparatus providing automatic RESV message generation for non-RESV-capable network devices
US7200116B2 (en) Communication device and method, and system
CA2552153C (en) Packet communication network and packet communication method
US9461912B2 (en) Load distribution architecture for processing tunnelled internet protocol traffic
US9596182B2 (en) Controlling non-congestion controlled flows
US20060117099A1 (en) Truncating data units
US20070160073A1 (en) Packet communications unit
CN101106518B (zh) 为中央处理器提供负载保护的拒绝服务方法
US7408879B2 (en) Router, terminal apparatus, communication system and routing method
WO2007088525A2 (en) Method and system for internal data loop back in a high data rate switch
US20100278189A1 (en) Methods and Apparatus for Providing Dynamic Data Flow Queues
JP2001045066A (ja) IP通信ネットワークシステム及びQoS保証装置
AU5436801A (en) Router device and priority control method for use in the same
JP3715934B2 (ja) 輻輳制御方法、エッジ型パケット転送装置及びネットワーク
US7016302B1 (en) Apparatus and method for controlling queuing of data at a node on a network
JP2002204269A (ja) ネットワークによりデータを伝送する方法及びコンピュータネットワーク
EP1622322A1 (en) Method for the priority classification of frames
US20010052025A1 (en) Router setting method and router setting apparatus
WO2000011841A1 (en) Method and system for prioritised congestion control in a switching hub
JP3715922B2 (ja) エッジ型パケット転送装置、パケット転送ネットワーク及び転送規制方法
WO2013168207A1 (en) Communication system, communication method, and program
Cisco VoIP Interoperability with Cisco Express Forwarding and Policy Based Routing
JP5501415B2 (ja) ネットワーク中継装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050826

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080902

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090902

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090902

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100902

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100902

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110902

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees