JP4849270B2 - コンピュータ装置 - Google Patents
コンピュータ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4849270B2 JP4849270B2 JP2008031400A JP2008031400A JP4849270B2 JP 4849270 B2 JP4849270 B2 JP 4849270B2 JP 2008031400 A JP2008031400 A JP 2008031400A JP 2008031400 A JP2008031400 A JP 2008031400A JP 4849270 B2 JP4849270 B2 JP 4849270B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packet
- packet length
- data
- reception
- cpu
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
このとき、ステップS4以降の処理が完了しないうちに、ステップS1〜ステップS3の処理を繰り返し行われると、受信したパケットのデータが受信データバッファ14に蓄積されていく。ステップS4以降の処理で受信データバッファ14からデータを取り出す処理が遅れると、受信データバッファ14がオーバフローし、伝送コントローラ10が受信データバッファ14にコピーできなかったデータは廃棄されることになる。
受信装置において特定のパケットを優先的に処理する技術として、特許文献1には、パケット簡易検査手段によって、特定ポート番号を持つパケットを監視して該当するパケットのIPアドレスを抽出し、次に、パケット詳細検査手段によって、抽出されたIPアドレスを持つパケットを監視し、該当するパケットを、TCP/UDPレベルにおいて解析して、データ通信時のポート番号の情報を取得し、このポート番号を持つパケットの優先度を高優先度に設定することによって、データ通信時のポート番号が不定でも、QoS保証するパケット伝送装置が記載されている。
また、特許文献2では、パケットの優先受信処理を行う機能のみしか利用されないキューの上限値で輻輳判定を行っているため、コンピュータ装置が他の機能と平行して処理を行っているような場合、他の機能に影響を与える虞がある。
なお、複数回線の伝送データを処理するコンピュータ装置においては、回線の優先度に基づいて、優先度が高くなるに伴って順に小さいパケット長を回線ごとに割付け、CPU使用率が高くなるに従って、優先度の低い回線から順にその回線のパケット長を前記閾値として設定すると良い。
本発明に係わるパケット受信制御方法は、UDPパケットとTCPパケットの混在する伝送データを受信処理するコンピュータ装置のパケット受信制御方法であって、UDPパケットにはTCPパケットに比べて、相対的に小さいパケット長を割り付け、CPU使用率が予め定められた基準値以上になったときは、受信ドライバの処理により、UDPパケットのパケット長を閾値として当該閾値よりも大きいパケット長のデータは廃棄し、該閾値以下のパケット長は受信処理することを特徴とする。
コンピュータ装置1のCPU使用率測定手段17は周期的に起動し、CPUの使用率を計算する。CPU使用率の計算方法としては、たとえばアイドル状態で動作するプログラムの一定時間内の動作時間を測定し、プログラムが動作する時間が短くなるほどCPU使用率が上がってくると判断することができる。
伝送コントローラ10には、図1に示すように、伝送データが入力される。ここで、伝送データDs1〜Ds3は、VoIP電話機52からのショートパケット、伝送データDLは端末装置53からのロングパケットを表している。
以下、図3を用いて受信ドライバ13の処理を説明する。
受信ドライバ13は、OS12からの受信イベント通知によって起動すると、CPU使用率測定手段17によって計算されたCPU使用率データ18を読み込み(ステップS11)、予め設定された基準値より大きいか否かを判定する(ステップS12)。判定の結果、CPU使用率データが基準値より大きい場合は(ステップS12で「YES」)、次に、受信データのパケット長が予め設定された閾値より大きいか否かを判定し、大きい場合はその受信データを廃棄して、受信イベント通知は発生させない(ステップS14)。この廃棄の仕方としては、直前の受信データのリンクチェーンを次のショートパケットへつなげるという処理によって実現できる。なお、閾値は、VoIP電話機52から送信される音声パケットのパケット長を設定しても良いし、端末装置53から送られてくるデータのパケット長と音声パケットのパケット長の中間の値を設定するようにしても良い。
これによりCPUの負荷が高くなりCPU使用率が一定値以上になると、端末装置53からのデータは廃棄され、VoIP電話機52からの音声パケットが優先的に受信されるようになる。
(閾値の設定方法)
以下、パケット廃棄の判定条件となる閾値の設定方法について説明する。
まず図4に示すシステム構成を構築する。すなわち、コンピュータ装置1にスイッチングHUB51を介してVoIP電話機52と接続し、定サイズパケット送信装置60を両スイッチングHUB51に接続して、定サイズパケット送信装置60からロングパケットを送信しコンピュータ装置1で中継されたデータを受信する。なお、定サイズパケット送信装置としては、米国スパイレント・コミュニケーションズ社の提供するスマートビット(SmartBits,登録商標)などがある。
CPU使用率測定手段17は、CPU使用率データを計算すると、その計算結果が予め定めた基準値以上か否かを判定し、基準値以上の場合は、コントロール・ステータスレジスタ群25に廃棄処理の閾値となるパケット長を設定する。
CPU負荷の状態チェックは、第1の実施の形態では、受信ドライバが行っていたが、伝送コントローラ20内に廃棄処理機能を組み込んだ場合、ロングパケットについては割込みが発生しないため、CPU使用率測定手段17がコントロール・ステータスレジスタ群25および閾値26の設定を行う。
以下、図6を用いて本実施の形態によるコンピュータ装置1の動作を説明する。本実施の形態では、受信ドライバ13は、受信パケットごとにパケット長を記憶し、パケット長リストを作成する。図7はパケット長リストの例である。受信データのパケット長を大きさ順に並べた一覧に対して、現在閾値となっているパケット長の位置が識別可能になっている。
以下、図8を用いてパケット長チェック/廃棄処理手段27の処理手順を詳述する。パケット長チェック/廃棄処理手段27は、データ受信によって起動され、まず、廃棄実行フラグがONか否かを判定し(ステップS41)、ONの場合は、閾値を入力する(ステップS42)。そして、受信データのパケット長が閾値より大きいか否かを判定して(ステップS43)、大きい場合は、その受信データを廃棄する(ステップS44)。一方、ステップS41の処理で廃棄実行フラグがOFFであり、またはステップS43の処理で受信データのパケット長が閾値以下の場合は、その受信データをバスインタフェース28へ渡すと共に割込み信号を発生させる(ステップS45)。
なお、パケット長リストに替えて、図9に示すように過去の受信パケット長と共に現在の受信データのパケット長ごとに受信割合を計算した受信履歴テーブルで管理することによって、CPU負荷の軽減に効果的なパケット長を迅速に選択することができる。たとえば、CPU使用率が基準値を15%超過したような場合、現在閾値からパケット長の受信割合が合計15%以上になるところのパケット長を抽出して新たな閾値として設定したり、CPU使用率をもとに一定の重み付けをして抽出したパケット長を新閾値を設定するようにしても良い。
また、制御装置、特にリアルタイム性を要求され、複数のデータを扱う制御装置に適用すると有効である。
2 演算処理部
3 受信処理部
10,20 伝送コントローラ
11 割込みドライバ
12 OS(オペレーティングシステム)
13 受信ドライバ
14 受信データバッファ
15 IPスタック
16 アプリケーション
17 CPU使用率測定手段
18 CPU使用率データ
21 受信回路群
22 送信回路群
23 フロー制御手段
24 ステーション管理手段
25 コントロール・ステータスレジスタ群
26 閾値
27 パケット長チェック/廃棄処理手段
28 バスインタフェース
29 媒体インタフェース
51 スイッチングHUB
52 VoIP電話機
53 端末装置
60 定サイズパケット送信装置
Claims (1)
- CPUを有しデータ処理を実行する演算処理部と、伝送パケットの受信処理を行う受信処理部とを備え、前記受信処理部は、前記演算処理部に対して受信データを渡すか否かを判定するための閾値となるパケット長を保存し、データ受信時に受信データのパケット長と前記閾値とを比較して前記閾値以下のパケット長の受信データのみをイベント通知によって前記演算処理部へ渡し、前記演算処理部は、CPU使用率に応じて、前記閾値を設定または変更するコンピュータ装置において、
前記コンピュータ装置は複数回線の伝送データを処理するコンピュータ装置であって、回線の優先度に基づいて、優先度が高くなるに伴って順に小さいパケット長を割付け、CPU使用率が高くなるに従って、優先度の低い回線から順にその回線のパケット長を前記閾値として設定することを特徴とするコンピュータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008031400A JP4849270B2 (ja) | 2008-02-13 | 2008-02-13 | コンピュータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008031400A JP4849270B2 (ja) | 2008-02-13 | 2008-02-13 | コンピュータ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009194504A JP2009194504A (ja) | 2009-08-27 |
JP4849270B2 true JP4849270B2 (ja) | 2012-01-11 |
Family
ID=41076156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008031400A Active JP4849270B2 (ja) | 2008-02-13 | 2008-02-13 | コンピュータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4849270B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5760325B2 (ja) * | 2010-03-29 | 2015-08-05 | 富士通株式会社 | 通信装置および通信方法 |
JP5804503B2 (ja) * | 2011-09-07 | 2015-11-04 | Necプラットフォームズ株式会社 | 通信装置、優先制御方法、プログラム |
US20150261721A1 (en) * | 2014-03-13 | 2015-09-17 | Lantiq Deutschland Gmbh | Flow control between processing devices |
CN113051203A (zh) * | 2021-03-01 | 2021-06-29 | 惠州Tcl移动通信有限公司 | 移动终端usb传输控制方法、装置、终端设备及介质 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3622701B2 (ja) * | 2001-08-01 | 2005-02-23 | 日本電気株式会社 | Voipシステム及びそれに用いるサービス品質制御方法 |
US7065191B2 (en) * | 2002-04-04 | 2006-06-20 | General Instrument Corporation | Method and system for budgeting resources dedicated to processing non-voice data traffic |
JP3896056B2 (ja) * | 2002-09-02 | 2007-03-22 | 日本電信電話株式会社 | フレーム処理方法及びフレーム処理装置 |
JP4146375B2 (ja) * | 2004-03-19 | 2008-09-10 | 日本電信電話株式会社 | 処理制御装置、処理制御方法及び処理制御プログラム |
JP2007110574A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | パケット受信装置 |
-
2008
- 2008-02-13 JP JP2008031400A patent/JP4849270B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009194504A (ja) | 2009-08-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107204931B (zh) | 通信装置和用于通信的方法 | |
JP4703063B2 (ja) | ネットワーク輻輳を緩和する方法およびシステム | |
JP3970138B2 (ja) | イーサネットスイッチにおける輻輳制御装置 | |
US10003544B2 (en) | Method and apparatus for priority flow and congestion control in ethernet network | |
US7660252B1 (en) | System and method for regulating data traffic in a network device | |
US9819590B2 (en) | Method and apparatus for notifying network abnormality | |
JP5233504B2 (ja) | 経路制御装置およびパケット廃棄方法 | |
EP2095580B1 (en) | Method and apparatus for policing bandwidth usage of a home network | |
US20070183332A1 (en) | System and method for backward congestion notification in network | |
CN113206800B (zh) | 一种报文缓存方法、装置以及网络设备 | |
CN102934403A (zh) | 控制网络上的数据传输 | |
CN101547159A (zh) | 一种避免网络拥塞的方法和设备 | |
WO2016202092A1 (zh) | 基于多层队列流控反压的传送方法及装置 | |
JP4849270B2 (ja) | コンピュータ装置 | |
CN116233018A (zh) | 报文处理方法、装置、电子设备及存储介质 | |
CN114448896B (zh) | 一种网络优化方法和装置 | |
WO2022042282A1 (zh) | 一种无损流量拥塞自适应方法、系统和网络设备 | |
KR20030044531A (ko) | 라우터의 폭주 방지 장치 및 방법 | |
CN108243117B (zh) | 一种流量监控方法、装置及电子设备 | |
CN117014379A (zh) | 码率控制方法、装置、电子设备和存储介质 | |
CN113556213A (zh) | 超时重传时间rto确定方法及相关装置 | |
US20050223056A1 (en) | Method and system for controlling dataflow to a central system from distributed systems | |
JP3394478B2 (ja) | Redによる輻輳回避装置及びその方法 | |
JP2004056322A (ja) | ネットワーク管理装置及びコンピュータプログラム | |
CN115462050A (zh) | 一种拥塞控制方法、网络设备及系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091203 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110511 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110525 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110720 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110921 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111004 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4849270 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |