JP3896056B2 - フレーム処理方法及びフレーム処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、LAN(Local Area Network)等のネットワーク内、又はネットワーク間でのデータ中継において、輻輳を回避するためのフレーム処理方法、又はフレーム処理装置に属する。
【0002】
【従来の技術】
現在のLAN(Local Area Network)の多くは、複数の支線ネットワークがブリッジ又はスイッチ等のフレーム処理装置を介して幹線ネットワークに接続されている。図1は、LANの構成を示す。図1において、80はフレーム処理装置、90はルータ、91は支線ネットワーク、92は幹線ネットワーク、93は端末である。支線ネットワーク91と幹線ネットワーク92はフレーム処理装置80を介して接続されている。支線ネットワーク91に収容されている複数の端末93は、これらのネットワークによってルータ90と接続される。
【0003】
10B−T規格の適用された従来のフレーム処理装置80の構成を図2に示す。図2において、80はフレーム処理装置、81はレイヤ1受信インタフェース、82はレイヤ2受信インタフェース、83はバッファ、84はスイッチ回路、85は優先度読取回路、86はフレーム廃棄回路、87はレイヤ2送信インタフェース、88はレイヤ1送信インタフェースである。支線ネットワークに収容されている端末からのデータ入力があると、レイヤ1受信インタフェース81、レイヤ2受信インタフェース82ではそれぞれレイヤ1、レイヤ2での受信処理を行う。受信したデータはバッファ83で一時的に蓄積され、スイッチ回路84でフレーム毎に処理される。処理されたフレームはレイヤ2送信インタフェース回路87、レイヤ1送信インタフェース回路88を経て、幹線ネットワークに向けてデータ出力される。
【0004】
フレーム処理装置80の処理能力を超えるフレーム数又はビット数のデータがネットワークからフレーム処理装置80に流入すると、輻輳状態が生じる。フレーム処理装置80に入力するデータには遅延に敏感なものや、データの欠落に敏感なものなど様々である。そのため、従来のフレーム処理装置では、フレーム構造に書きこまれた情報から遅延に敏感でないデータを判断してそのようなフレームを積極的に廃棄する(例えば、非特許文献1参照。)。図3にフレーム構造を示す。図3において、DA(Destination Address)はフレームの宛て先、SA(Source Address)はフレームの送り元、VLAN(Virtual LAN)は仮想LANに必要な制御信号、PL(Pay Lord)は送信する情報、FCS(Frame Check Sequence)は誤り検出信号を表わす。10B−T規格では、VLANにフレームを優先的に処理する優先度が書きこまれている。フレーム処理装置はこの優先度を用いて遅延に敏感なデータを判断して、そのフレームを優先的に処理して輻輳状態に対処する。
【0005】
【非特許文献1】
IEEE標準802.1Q、”IEEE Standards for Local and Metropolitan Area Networks - Virtual Bridged Local Area Networks”の8.7章, [online]、 Approved 8 December 1998, IEEE、[平成14年9月2日検索]、インターネット<URL:http://standards.ieee.org/getieee802/download/802.1Q-1998.pdf>
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、データの性質が異なっていたとしてもフレームに同じ優先度が付与される場合がある。10B−T規格では競合したフレームに対し特定のフレームを優先処理することができない。このような場合に、レイヤ3以上の情報を用いてフレームを選別する優先処理を行うこともできるが、レイヤ3以上の情報を用いた処理は負荷が重くなり、却って処理速度を遅くしかねない。
本発明は、このような問題を解決するために、レイヤ2において輻輳状態を監視し、範囲外のフレーム長を有するフレームを確率的に廃棄することによってフレームを処理することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本願発明では、ネットワークを接続するフレーム処理装置でのレイヤ2のフレーム処理方法であって、ネットワークの輻輳状態を監視し、輻輳限界の検知により、設定した廃棄確率に従ってフレーム長閾値を超えたフレームを廃棄することにより解決する。
【0008】
本願発明には前記フレーム長閾値を複数設定し、前記フレーム長閾値に応じて前記廃棄確率を設定すること、前記輻輳限界を複数設定し、前記輻輳限界に応じて前記フレーム長閾値を変動させることも含まれる。
【0009】
又、本願他の発明では、ネットワークを接続するフレーム処理装置でのレイヤ2のフレーム処理方法であって、ネットワークの輻輳状態を監視し、輻輳限界の検知により、設定した廃棄確率に従って設定の範囲のフレーム長を有するフレームを廃棄することにより解決する。
【0010】
本願発明では、これらの発明において、前記輻輳限界を複数設定し、前記輻輳限界に応じて前記廃棄確率を変動させること、前記輻輳限界を複数設定し、前記輻輳状態が悪化したときに前記廃棄確率を設定範囲内で最も高くし、その後、輻輳限界に応じた減衰率で、輻輳限界に対応する廃棄確率まで減少させること、検知した前記輻輳限界に応じてフレームを廃棄する期間の頻度を変動させることも含まれる。
【0011】
本願発明では、ネットワークからフレーム処理装置へ流入する時間当たりのフレーム数若しくは時間当たりのビット数のいずれか又は双方から前記輻輳状態を監視すること、フレーム処理待ちのフレーム数若しくはビット数のいずれか又は双方から前記輻輳状態を監視すること、ネットワークからフレーム処理装置へ流入する時間当たりのフレーム数とフレーム処理装置でフレーム処理する時間当たりのフレーム数との差分、若しくはネットワークからフレーム処理装置へ流入する時間当たりのビット数とフレーム処理装置でフレーム処理する時間当たりのビット数との差分のいずれか、又は双方から前記輻輳状態を監視することも含まれる。
なお、これらの各構成は、可能な限り組み合わせることができる。
【0012】
本願において、輻輳限界とは、フレームを廃棄する基準となるネットワークの輻輳状態をいい、場合により複数の輻輳限界を規定する。フレーム長閾値とは、フレームを廃棄する基準となるフレーム長をいい、場合により複数のフレーム長閾値を規定する。廃棄確率とは、フレームを廃棄する際の確率をいい、場合により複数の廃棄確率を規定する。フレーム処理待ちとは、フレーム処理をするためにフレーム処理装置に蓄えられた状態をいう。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本願発明のフレーム処理装置の構成を図4に示す。図4において、10はフレーム処理装置、11はレイヤ1受信インタフェース、12はレイヤ2受信インタフェース、13はバッファ、14はスイッチ回路、15は輻輳監視回路、16はフレーム選別回路、17はレイヤ2送信インタフェース、18はレイヤ1送信インタフェースである。
【0014】
ネットワークからのデータ入力があると、レイヤ1受信インタフェース11は受信したフレームを物理層に関する受信処理をし、レイヤ2受信インタフェース12では受信したフレームをリンク層に関する受信処理をする。受信したフレームはバッファ13で一時的に蓄積され、スイッチ回路14でフレーム処理される。処理されたフレームはレイヤ2送信インタフェース回路17、レイヤ1送信インタフェース回路18を経て、他のネットワークに向けてデータ出力される。輻輳監視回路15はフレーム処理装置内で輻輳状態を監視し、予め規定している輻輳状態になったときに輻輳限界と判断して、その情報をフレーム選別回路16に送出する。フレーム選別回路16はフレーム長閾値を超えたフレームに対して、予め設定された廃棄確率に従って廃棄するフレームを選別する。スイッチ回路14は選別されたフレームを廃棄し、それ以外は通過させる。
【0015】
フレーム長閾値を超えたフレームを廃棄確率に従って廃棄する状況を図5(a)、図5(b)に示す。図5(a)は輻輳限界に達していないときのデータ入出力であり、図5(b)は輻輳限界に達しているときのデータ入出力である。図5(a)では、フレームA、フレームB、フレームC、フレームDが入力されるが、フレームは廃棄されずに総て出力される。図5(b)において、輻輳状態を監視している輻輳監視回路が輻輳限界と判断すると、フレーム長閾値を超えるフレームを廃棄確率に従って廃棄する。例えば、フレームA、フレームB、フレームC、フレームDのうち、フレームBとフレームDがフレーム長閾値を超えているとき、廃棄確率に従って、フレームBは廃棄するが、フレームDは廃棄しないで通過させる。
【0016】
以上説明したように、本実施の形態では、フレーム処理装置がネットワークの輻輳状態を監視し、輻輳限界の検知によりフレーム長閾値を超えたフレームを廃棄確率に従って廃棄するため、フレーム処理装置の処理速度を落とすことなく、ネットワーク間を伝送するデータ伝送の伝搬遅延ジッタを抑圧することができた。
【0017】
(実施の形態2)
本実施の形態では、廃棄するフレームのフレーム長閾値を複数設定し、そのフレーム長閾値に応じて、フレームを廃棄する廃棄確率を設定する。図6にフレーム長閾値に対する廃棄確率の例を示す。図6において、フレーム長閾値をLからLまでの3段階設定する。但し、L<L<Lである。フレーム処理装置がネットワークの輻輳状態を監視し、予め規定している輻輳状態になったときに輻輳限界と判断して、フレームを廃棄確率に従って廃棄する。フレーム長がLまでは廃棄確率は零とし、フレーム長がLを超えると廃棄確率はP、フレーム長がLを超えると廃棄確率はP、フレーム長がLを超えると廃棄確率はPとする。但し、P<P<Pである。このようにフレーム長閾値を複数設定することにより、長いフレーム程、廃棄確率を高くすることができる。
【0018】
以上説明したように、本実施の形態では、フレーム長閾値を複数設定し、フレーム長閾値に応じて廃棄確率を設定したため、長いフレーム程、廃棄確率が高くなり、より効果的にネットワーク間を伝送するデータ伝送の伝搬遅延ジッタを抑圧することができた。
ここでは、フレーム長閾値を3段階設けたが、フレーム長閾値を複数設ければ本発明の目的は達成できる。
【0019】
(実施の形態3)
フレーム処理装置の輻輳監視回路は輻輳状態を監視し、予め規定している輻輳状態になったときに輻輳限界と判断する。本実施の形態では、輻輳限界を複数段階設定した上で、ネットワークの輻輳が各段階の輻輳限界に達すると、廃棄するフレームのフレーム長閾値を変動させる。図7に輻輳限界に対するフレーム長閾値の例を示す。図7において、輻輳限界をCからCまで3段階設定する。但し、輻輳限界C、C、Cの順で輻輳状態が悪化している。フレーム処理装置の輻輳監視回路がネットワークの輻輳状態を監視し、予め規定している輻輳状態になったときに輻輳限界CからCまで3段階を判断して、フレームを廃棄確率に従って廃棄する。輻輳限界がCまではフレーム長閾値はLとし、輻輳限界がCを超えるとフレーム長閾値はL、輻輳限界がCを超えるとフレーム長閾値はL、輻輳限界がCを超えるとフレーム長閾値はLと輻輳状態の悪化に応じてフレーム長閾値を短くする。但し、L<L<L<Lである。このように輻輳限界を複数設定することにより、輻輳状態に応じて長いフレーム長から短いフレーム長へと廃棄するフレームのフレーム長を変動させることができる。
【0020】
以上説明したように、本実施の形態では、輻輳限界を複数設定し、輻輳限界に応じて廃棄するフレームのフレーム長閾値を変動させることとしたため、輻輳状態に合わせたフレーム長のフレームから廃棄することができ、より効果的にネットワーク間を伝送するデータ伝送の伝搬遅延ジッタを抑圧することができた。
ここでは、輻輳限界を3段階設けたが、輻輳限界を複数設ければ本発明の目的は達成できる。
【0021】
(実施の形態4)
フレーム処理装置の輻輳監視回路は輻輳状態を監視し、予め規定している輻輳状態になったときに輻輳限界と判断する。本実施の形態では、輻輳限界を複数段階設定した上で、ネットワークの輻輳が各段階の輻輳限界に達すると、フレームを廃棄する廃棄確率を変動させる。図8に輻輳状態に対する廃棄確率の例を示す。図8において、輻輳限界をCからCまで3段階設定する。但し、輻輳限界C、C、Cの順で輻輳状態が悪化している。フレーム処理装置の輻輳がネットワークの輻輳状態を監視し、予め規定している輻輳状態になったときに輻輳限界CからCまで3段階を判断して、フレームを廃棄確率に従って廃棄する。輻輳限界がCまでは廃棄確率は零とし、輻輳限界がCを超えると廃棄確率はP、輻輳限界がCを超えると廃棄確率はP、輻輳限界がCを超えると廃棄確率はPと輻輳状態の悪化に応じて高くする。但し、P<P<Pである。このように輻輳限界を複数設定することにより、輻輳状態の悪化に応じてフレームの廃棄確率を高くすることができる。
【0022】
以上説明したように、本実施の形態では、輻輳限界を複数設定し、輻輳限界に応じて廃棄するフレームの廃棄確率を変動させることとしたため、輻輳状態の悪化に合わせてフレームの廃棄確率を高くすることができ、より効果的にネットワーク間を伝送するデータ伝送の伝搬遅延ジッタを抑圧することができた。
ここでは、輻輳限界を3段階設けたが、輻輳限界を複数設ければ本発明の目的は達成できる。
【0023】
(実施の形態5)
フレーム処理装置の輻輳監視回路は輻輳状態を監視し、予め規定している輻輳状態になったときに輻輳限界と判断する。本実施の形態では、輻輳状態の悪化に応じてフレームの廃棄確率を高くし、さらに、フレーム長閾値を複数設定して、フレーム長閾値毎に輻輳限界を設定する。図9にフレーム長閾値をパラメターにして輻輳状態に対する廃棄確率を示す。図9において、輻輳限界をCからCまで3段階設定する。但し、輻輳限界C、C、Cの順で輻輳状態が悪化している。フレーム処理装置の輻輳監視回路がネットワークの輻輳状態を監視し、予め規定している輻輳状態になったときに輻輳限界CからCまで3段階を判断して、フレームを廃棄確率に従って廃棄する。フレーム長がLより長くL以下のフレームに対しては、輻輳限界がCまでは廃棄確率は零とし、輻輳限界がCを超えると廃棄確率はP、輻輳限界がCを超えると廃棄確率はPと輻輳状態の悪化に応じて高くする。フレーム長がLより長いフレームに対しては、輻輳限界がCまでは廃棄確率は零とし、輻輳限界がCを超えると廃棄確率はP、輻輳限界がCを超えると廃棄確率はPと輻輳状態の悪化に応じて高くする。但し、L<Lであり、P<P<Pである。このように輻輳限界を複数設定することにより、輻輳状態の悪化に応じてフレームの廃棄確率を高くすることができ、且つフレームの長さに応じて輻輳限界を設定することができる。
【0024】
以上説明したように、本実施の形態では、輻輳状態の悪化に応じてフレームの廃棄確率を高くし、さらに、フレーム長閾値に応じて輻輳限界を設定したため、より一層効果的にネットワーク間を伝送するデータ伝送の伝搬遅延ジッタを抑圧することができた。
ここでは、輻輳限界を3段階設けたが、輻輳限界を複数設ければ本発明の目的は達成できる。
【0025】
(実施の形態6)
本実施の形態では、フレーム処理装置の輻輳監視回路が輻輳状態を監視し、予め規定している輻輳状態になったときに輻輳限界と判断して、設定の範囲のフレーム長を有するフレームを予め設定した廃棄確率に従って廃棄する。図10に設定の範囲のフレーム長を有するフレームに対する廃棄確率の例を示す。図10において、フレーム長をFからFまで規定する。但し、F<F<Fである。フレーム処理装置の輻輳監視回路がネットワークの輻輳状態を監視し、予め規定している輻輳状態になったときに輻輳限界と判断して、フレームを廃棄確率に従って廃棄する。フレーム長がFまでは廃棄確率は零とし、フレーム長がFを超えてFまでの範囲は廃棄確率はP、フレーム長がFを超えてFまでの範囲は廃棄確率は零、フレーム長がFを超えると廃棄確率はPとする。但し、P<P<Pである。このように特定の範囲のフレーム長を有するフレームに対して廃棄確率を設定することによって、特定のフレーム長に対して一定の性質を持つフレームを狙って廃棄したり通過させたりすることができる。
【0026】
以上説明したように、本実施の形態では、フレーム処理装置がネットワークの輻輳状態を監視し、輻輳限界の検知により設定の範囲のフレーム長を有するフレームを予め設定した廃棄確率に従って廃棄するため、フレーム処理装置の処理速度を落とすことなく、一定の性質を持つフレームの廃棄確率を設定することによって、ネットワーク間を伝送するデータ伝送の伝搬遅延ジッタを抑圧することができた。
ここでは、フレーム長の範囲を3段階にしたが、フレーム長の範囲を複数設ければ本発明の目的は達成できる。
【0027】
(実施の形態7)
フレーム処理装置の輻輳監視回路が輻輳状態を監視し、予め規定している輻輳状態になったときに輻輳限界と判断して、設定の範囲のフレーム長を有するフレームを予め設定した廃棄確率に従って廃棄する。さらに、輻輳限界に応じて廃棄確率を変動させる。図11に輻輳限界をパラメターにしてフレーム長に対する廃棄確率を示す。図11において、フレーム長をFからFまで3段階設定する。但し、F<F<Fである。フレーム処理装置がネットワークの輻輳状態を監視し、予め規定している輻輳状態になったときに輻輳限界Cと判断して、フレームを廃棄確率に従って廃棄する。フレーム長がFまでは廃棄確率は零とし、フレーム長がFを超えてFまでの範囲は廃棄確率はP、フレーム長がFを超えてFまでの範囲は廃棄確率は零、フレーム長がFを超えると廃棄確率はPとする。さらに、予め規定している輻輳状態が輻輳限界Cになると、フレーム長がFまでは廃棄確率は零とし、フレーム長がFを超えてFまでの範囲は廃棄確率はP、フレーム長がFを超えてFまでの範囲は廃棄確率はP、フレーム長がFを超えると廃棄確率はPに変動させる。但し、P<P<Pである。
【0028】
このように特定の範囲のフレーム長を有するフレームに対して廃棄確率を設定することによって、特定のフレーム長に対して一定の性質を持つフレームを狙って廃棄したり通過させたりすることができる。さらに、輻輳限界を複数設定することにより、輻輳状態の悪化に応じて、且つフレームの長さに応じてフレームの廃棄確率を変動することができる。
【0029】
以上説明したように、本実施の形態では、フレーム処理装置がネットワークの輻輳状態を監視し、輻輳限界の検知により設定の範囲のフレーム長を有するフレームを廃棄確率に従って、さらに、輻輳限界に応じて廃棄確率を変動させることとしたため、輻輳状態に合わせてフレームの廃棄確率を高くすることができ、より一層効果的にネットワーク間を伝送するデータ伝送の伝搬遅延ジッタを抑圧することができた。
ここでは、フレーム長の範囲を3段階に、輻輳限界を2段階にしたが、フレーム長の範囲、輻輳限界をそれぞれ複数設ければ本発明の目的は達成できる。
【0030】
(実施の形態8)
フレーム処理装置の輻輳監視回路は輻輳状態を監視し、予め規定している輻輳状態になったときに輻輳限界と判断する。輻輳限界と判断すると、設定した廃棄確率に従ってフレーム長閾値を超えたフレームを廃棄する。本実施の形態では、輻輳限界と廃棄確率を複数設定し、輻輳状態が悪化したときに廃棄確率を設定範囲内で最も高くし、その後、輻輳限界に応じた減衰率で、輻輳限界に対応する廃棄確率まで減少させる。時間と共に変動する輻輳限界の例を図12(a)に、輻輳限界に応じて時間と共に変動させる廃棄確率の例を図12(b)に示す。図12(a)において、輻輳限界をCからCまで3段階設定する。但し、輻輳限界C、C、Cの順で輻輳状態が悪化している。フレーム処理装置の輻輳監視回路がネットワークの輻輳状態を監視し、予め規定している輻輳状態になったときに輻輳限界CからCまで3段階を判断する。図12(a)のTにおいて輻輳限界Cを検知すると、図12(b)のTでは廃棄確率を設定範囲内で最も高いPとし、その後、輻輳限界に応じた減衰率で、輻輳限界に対応する廃棄確率まで減少させる。ここでは、TからTまでは輻輳限界Cのため、1グリッドで廃棄確率Pまで減少させている。図12(a)のTにおいて輻輳限界がCからCに改善したことを検知すると、図12(b)のTからTまでは輻輳限界Cのため、1グリッドで廃棄確率Pまで減少させている。但し、C<C<Cであり、P<P<Pである。このように輻輳限界を複数設定し、輻輳状態の悪化に応じてフレームの廃棄確率を設定範囲内で最も高くすると、急激な輻輳に対応することができる。
【0031】
以上説明したように、本実施の形態では、輻輳限界を複数設定し、輻輳状態の悪化により廃棄するフレームの廃棄確率を設定範囲内で最も高くすることとしたため、急激な輻輳にも対応することができ、より効果的にネットワーク間を伝送するデータ伝送の伝搬遅延ジッタを抑圧することができた。
ここでは、輻輳限界と廃棄確率を3段階設けたが、輻輳限界と廃棄確率を複数設ければ本発明の目的は達成できる。
【0032】
(実施の形態9)
フレーム処理装置の輻輳監視回路は輻輳状態を監視し、予め規定している輻輳状態になったときに輻輳限界と判断する。輻輳限界と判断すると、設定した廃棄確率に従ってフレーム長閾値を超えたフレームを廃棄する。本実施の形態では、検知した前記輻輳限界に応じてフレームを廃棄する期間の頻度を変動させる。時間と共に変動する輻輳状態の例を図13(a)に、輻輳限界に対する廃棄確率の例を図13(b)に示す。図13(a)において、輻輳限界をCからCまで3段階設定する。但し、輻輳限界C、C、Cの順で輻輳状態が悪化している。フレーム処理装置の輻輳監視回路がネットワークの輻輳状態を監視し、予め規定している輻輳状態になったときに輻輳限界CからCまで3段階を判断する。図13(a)のTにおいて輻輳限界を検知すると、図13(b)のTでは廃棄確率をPとし、一定期間後、廃棄確率を零に戻す。一定期間だけ廃棄確率をPとする頻度を輻輳限界の段階に応じて変動させる。例えば、図13(a)のTにおいて輻輳限界がCに変動したことを検知すると、図13(b)のTからTまでの1グリッド期間内で1度だけ廃棄確率をPに設定している。図13(a)のTにおいて輻輳限界がCに変動したことを検知すると、図13(b)のTからTまでの1グリッド期間内で2度廃棄確率をPに設定している。このように輻輳限界を複数設定し、輻輳限界に応じてフレームの廃棄確率を急激に変動させると、簡単な制御で急激な輻輳に対応することができる。
【0033】
以上説明したように、本実施の形態では、輻輳限界を複数設定し、輻輳限界に応じてフレームの廃棄確率を急激に変動させるため、急激な輻輳にも対応することができ、簡単な制御でより効果的にネットワーク間を伝送するデータ伝送の伝搬遅延ジッタを抑圧することができた。
ここでは、輻輳限界を3段階設けたが、輻輳限界を1段階とすれば、固定的な頻度となり、複数段階設ければ可変頻度とすることができる。
【0034】
(実施の形態10)
本実施の形態では、ネットワークの輻輳状態を監視する方法について説明する。ネットワークからフレーム処理装置へ流入する時間当たりのフレーム数若しくは時間当たりのビット数のいずれか又は双方から輻輳状態を監視する。
時間に対してネットワークからフレーム処理装置へ流入する時間当たりのフレーム数の例を図14(a)に示す。図14(a)において、例えば、時間Tでネットワークからフレーム処理装置へ流入する時間当たりのフレーム数がNを超えると、輻輳限界はCと判断し、時間Tで時間当たりのフレーム数がNを超えると、輻輳限界はCと判断する。このように、ネットワークからフレーム処理装置へ流入する時間当たりのフレーム数が瞬間的な輻輳に結びつきやすく、当該フレーム数をカウントすることによって、フレーム処理装置の処理限界を超えて輻輳が発生することを監視することができる。
【0035】
以上説明したように、ネットワークからフレーム処理装置へ流入する時間当たりのフレーム数からネットワークの輻輳状態を監視することにより、簡単な構成で輻輳限界を検知することができた。
【0036】
他の実施の形態では、フレーム処理待ちのフレーム数若しくはビット数のいずれか又は双方から前記輻輳状態を監視するものである。
時間に対してフレーム処理装置におけるフレーム処理待ちのフレーム数の例を図14(b)に示す。図14(b)において、例えば、時間Tでフレーム処理待ちのフレーム数がNを超えると、輻輳限界はCと判断し、時間Tでフレーム処理待ちのフレーム数がNを超えると、輻輳限界はCと判断する。このように、フレーム処理装置におけるフレーム処理待ちのフレーム数が長期的な輻輳に結びつきやすく、当該フレーム数をカウントすることによって、フレーム処理装置の処理限界を超えて輻輳が発生することを簡単に監視することができる。
【0037】
以上説明したように、フレーム処理装置におけるフレーム処理待ちのフレーム数からネットワークの輻輳状態を監視することにより、輻輳限界を検知することができた。
【0038】
他の実施の形態では、ネットワークからフレーム処理装置へ流入する時間当たりのフレームとフレーム処理装置でフレーム処理する時間当たりのフレーム数の差分から輻輳状態を監視するものである。
時間に対してネットワークからフレーム処理装置へ流入する時間当たりのフレーム数とフレーム処理装置でフレーム処理する時間当たりのフレーム数の例を図15(a)、図15(b)に示す。図15(a)は、ネットワークからフレーム処理装置に流入する時間当たりのフレームとフレーム処理装置でフレーム処理する時間当たりのフレーム数を示したものである。図15(b)はネットワークからフレーム処理装置に流入する時間当たりのフレームとフレーム処理装置でフレーム処理する時間当たりのフレーム数の差分を示したものである。図15(b)において、例えば、時間Tでフレーム数の差分がNを超えると、輻輳限界はCと判断し、時間Tでフレーム数の差分がNを超えると、輻輳限界はCと判断する。ネットワークからフレーム処理装置へ流入する時間当たりのフレーム数とフレーム処理装置で処理する時間当たりのフレーム数の差分がネットワークの輻輳に結びつきやすく、当該差分を輻輳状態の目安として監視すれば、効率的なフレーム処理の制御ができる。ここで、フレーム処理装置で処理する時間当たりのフレーム数とは、フレーム処理装置の処理能力で決定される時間当たりのフレーム数とフレーム処理装置の幹線ネットワーク側の通信容量で決定される時間当たりのフレーム数とのいずれか低い方をいう。
【0039】
以上説明したように、ネットワークからフレーム処理装置へ流入する時間当たりのフレーム数とフレーム処理装置で処理する時間当たりのフレーム数の差分からネットワークの輻輳状態を監視することにより、輻輳限界を検知することができた。
【0040】
なお、ネットワークの輻輳がフレーム処理装置で処理するフレーム数に依存する場合は、フレーム数から輻輳状態を監視すれば効果的である。ネットワークの輻輳がフレーム数に依存せず、ビット数、即ち、フレーム長とフレーム数の積の合算に依存する場合は、ビット数から輻輳状態を監視すれば効果的である。ネットワークの輻輳がフレーム数のみならずフレーム長にも依存する場合は、例えば係数を掛けたフレーム数とビット数の加算から輻輳状態を監視すれば効果的である。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によればネットワークを接続するフレーム処理装置においてレイヤ2で輻輳状態を監視し、範囲外のフレーム長を有するフレームを確率的に廃棄することによって簡単な構成でフレームを処理することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ネットワークの構成を説明する図である。
【図2】 従来のフレーム処理装置の構成を説明する図である。
【図3】 ネットワークで使用されるフレーム構造を説明する図である。
【図4】 本発明のフレーム処理装置の構成を説明する図である。
【図5】 フレーム長閾値を超えたフレームを廃棄確率に従って廃棄する状況を説明する図である。
【図6】 本発明のフレーム長閾値に対する廃棄確率の例を説明する図である。
【図7】 本発明の輻輳状態に対するフレーム長閾値の例を説明する図である。
【図8】 本発明の輻輳状態に対する廃棄確率の例を説明する図である。
【図9】 本発明のフレーム長閾値をパラメターにして輻輳状態に対する廃棄確率の例を説明する図である。
【図10】 本発明の特定のフレーム長を有するフレームに対する廃棄確率の例を説明する図である。
【図11】 本発明の輻輳限界をパラメターにしてフレーム長に対する廃棄確率の例を説明する図である。
【図12】 (a)時間と共に変動する輻輳状態の例の例を説明する図である。
(b)本発明の輻輳限界に対する廃棄確率の例を説明する図である。
【図13】 (a)時間と共に変動する輻輳状態の例を
(b)本発明の輻輳限界に対する廃棄確率の例を説明する図である。
【図14】 (a)時間に対してネットワークからフレーム処理装置へ流入するフレーム数の例を説明する図である。
(b)時間に対してフレーム処理装置におけるフレーム処理待ちのフレーム数の例を説明する図である。
【図15】 (a)時間に対してフレーム処理装置に流入するフレーム数とフレーム処理装置でフレーム処理するフレーム数の例を説明する図である。
(b)ネットワークからフレーム処理装置に流入するフレームとフレーム処理装置でフレーム処理するフレーム数の差分の例を説明する図である。
【符号の説明】
10:フレーム処理装置
11:レイヤ1受信インタフェース
12:レイヤ2受信インタフェース
13:バッファ
14:スイッチ回路
15:輻輳監視回路
16:フレーム選別回路
17:レイヤ2送信インタフェース
18:レイヤ1送信インタフェース
80:フレーム処理装置
81:レイヤ1受信インタフェース
82:レイヤ2受信インタフェース
83:バッファ
84:スイッチ回路
85:優先度読み取り装置
86:フレーム廃棄回路
87:レイヤ2送信インタフェース
88:レイヤ1送信インタフェース
90:ルータ
91:支線ネットワーク
92:幹線ネットワーク
93:端末

Claims (16)

  1. ネットワークを接続するフレーム処理装置でのレイヤ2のフレーム処理方法であって、ネットワークの輻輳状態を監視し、輻輳限界の検知により、設定した廃棄確率に従ってフレーム長閾値を超えたフレームを廃棄するフレーム処理方法において、前記フレーム長閾値を複数設定し、前記フレーム長閾値に応じて前記廃棄確率を設定することを特徴とするフレーム処理方法。
  2. 請求項1に記載のフレーム処理方法において、前記輻輳限界を複数設定し、前記輻輳限界に応じて前記フレーム長閾値を変動させることを特徴とするフレーム処理方法。
  3. 請求項1乃至2に記載のいずれかのフレーム処理方法において、前記輻輳限界を複数設定し、前記輻輳限界に応じて前記廃棄確率を変動させることを特徴とするフレーム処理方法。
  4. ネットワークを接続するフレーム処理装置でのレイヤ2のフレーム処理方法であって、ネットワークの輻輳状態を監視し、輻輳限界の検知により、設定した廃棄確率に従ってフレーム長閾値を超えたフレームを廃棄するフレーム処理方法において、前記輻輳限界を複数設定し、前記輻輳状態が悪化したときに前記廃棄確率を設定範囲内で最も高くし、その後、輻輳限界に応じた減衰率で、輻輳限界に対応する廃棄確率まで減少させることを特徴とするフレーム処理方法。
  5. 請求項1乃至2に記載のいずれかのフレーム処理方法において、検知した前記輻輳限界に応じてフレームを廃棄する期間の頻度を変動させることを特徴とするフレーム処理方法。
  6. 請求項1乃至5に記載のいずれかのフレーム処理方法において、ネットワークからフレーム処理装置へ流入する時間当たりのフレーム数若しくは時間当たりのビット数のいずれか又は双方から前記輻輳状態を監視することを特徴とするフレーム処理方法。
  7. 請求項1乃至5に記載のいずれかのフレーム処理方法において、フレーム処理待ちのフレーム数若しくはビット数のいずれか又は双方から前記輻輳状態を監視することを特徴とするフレーム処理方法。
  8. 請求項1乃至5に記載のフレーム処理方法において、ネットワークからフレーム処理装置へ流入する時間当たりのフレーム数とフレーム処理装置でフレーム処理する時間当たりのフレーム数との差分、若しくはネットワークからフレーム処理装置へ流入する時間当たりのビット数とフレーム処理装置でフレーム処理する時間当たりのビット数との差分のいずれか、又は双方から前記輻輳状態を監視することを特徴とするフレーム処理方法。
  9. ネットワークを接続するレイヤ2のフレーム処理装置であって、ネットワークの輻輳状態を監視する輻輳監視回路と、輻輳限界を検知した該輻輳監視回路からの情報により設定した廃棄確率に従ってフレーム長閾値を超えたフレームを廃棄するフレーム選別回路とを備えるフレーム処理装置において、前記フレーム選別回路は前記フレーム長閾値を複数設定し、該フレーム長閾値に応じて前記廃棄確率を設定する回路であることを特徴とするフレーム処理装置。
  10. 請求項9に記載のフレーム処理装置において、前記輻輳監視回路は輻輳限界を複数設定した回路であり、前記フレーム選別回路は該輻輳限界を検知した該輻輳監視回路からの情報に応じて前記フレーム長閾値を変動させる回路であることを特徴とするフレーム処理装置。
  11. 請求項9乃至10に記載のいずれかのフレーム処理装置において、前記輻輳監視回路は前記輻輳限界を複数設定した回路であり、前記フレーム選別回路は輻輳限界を検知した該輻輳監視回路からの情報に応じて前記廃棄確率を変動させる回路であることを特徴とするフレーム処理装置。
  12. ネットワークを接続するレイヤ2のフレーム処理装置であって、ネットワークの輻輳状態を監視する輻輳監視回路と、輻輳限界を検知した該輻輳監視回路からの情報により設定した廃棄確率に従ってフレーム長閾値を超えたフレームを廃棄するフレーム選別回路とを備えるフレーム処理装置において、前記フレーム選別回路は輻輳状態の悪化を検知した前記輻輳監視回路からの情報により前記廃棄確率を設定範囲内で最も高くし、その後輻輳限界に応じた減衰率で、輻輳限界に対応する廃棄確率まで減少させる回路であることを特徴とするフレーム処理装置。
  13. 請求項9乃至10に記載のいずれかのフレーム処理装置において、前記フレーム選別回路は輻輳限界を検知した前記輻輳監視回路からの情報に応じてフレームを廃棄する期間の頻度を変動させる回路であることを特徴とするフレーム処理装置。
  14. 請求項9乃至13に記載のいずれかのフレーム処理装置において、前記輻輳監視回路はネットワークからフレーム処理装置へ流入する時間当たりのフレーム数若しくは時間当たりのビット数のいずれか又は双方から前記輻輳状態を監視する回路であることを特徴とするフレーム処理装置。
  15. 請求項9乃至13に記載のいずれかのフレーム処理装置において、前記輻輳監視回路はフレーム処理待ちのフレーム数若しくはビット数のいずれか又は双方からネットワークの輻輳状態を監視する回路であることを特徴とするフレーム処理装置。
  16. 請求項9乃至13に記載のフレーム処理装置において、前記輻輳監視回路はネットワークからフレーム処理装置へ流入する時間当たりのフレーム数とフレーム処理装置でフレーム処理する時間当たりのフレーム数との差分、若しくはネットワークからフレーム処理装置へ流入する時間当たりのビット数とフレーム処理装置で処理する時間当たりのビット数との差分のいずれか、又は双方から前記ネットワークの輻輳状態を監視する回路であることを特徴とするフレーム処理装置。
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