JP2006171233A - 画像形成装置とカラー画像形成方法とプログラム - Google Patents
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Abstract
【目的】 カラー画像形成装置の電力消費を軽減させ、且つ像担持体の寿命を延ばす。
【構成】 中間転写ベルト5と複数の感光体ドラム1とを選択的に接触および離間させるための接離部4を備え、使用する色に対応する感光体ドラム1と中間転写ベルト5とを接触させ、使用しない色に対応する感光体ドラム1と中間転写ベルト5とを離間させる。つまり、押し上げ部材4aを支軸4bを中心に左旋方向へ回動させ、対応する第1転写部3を上昇させて中間転写ベルト5の外周面の対応する転写位置と対応する感光体ドラム1の外周面とを接触させたり、対応する押し上げ部材4aを支軸4bを中心に右旋方向へ回動させ、対応する第1転写部3を下降させて中間転写ベルト5の外周面の対応する転写位置と対応する感光体ドラム1の外周面とを離間させる。
【選択図】 図1
【構成】 中間転写ベルト5と複数の感光体ドラム1とを選択的に接触および離間させるための接離部4を備え、使用する色に対応する感光体ドラム1と中間転写ベルト5とを接触させ、使用しない色に対応する感光体ドラム1と中間転写ベルト5とを離間させる。つまり、押し上げ部材4aを支軸4bを中心に左旋方向へ回動させ、対応する第1転写部3を上昇させて中間転写ベルト5の外周面の対応する転写位置と対応する感光体ドラム1の外周面とを接触させたり、対応する押し上げ部材4aを支軸4bを中心に右旋方向へ回動させ、対応する第1転写部3を下降させて中間転写ベルト5の外周面の対応する転写位置と対応する感光体ドラム1の外周面とを離間させる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、電子写真方式の複写機,プリンタ,ファクシミリ装置,複合装置(MFP)等の画像形成装置、カラー画像形成方法、上記画像形成装置を制御するコンピュータ(CPU)に必要な機能を実現させるためのプログラムに関し、特に省エネルギーを実現するための技術に関する。
近年、電子写真方式の画像形成装置では、カラー複写機やカラープリンタなど、カラー画像形成を行えるものが多くなってきている。その中でも、複数の各感光体(第1像担持体)毎に現像装置を備え、その各感光体上にそれぞれ異なる色の単色トナーによる画像(単色トナー画像)を形成し、それらの単色トナー画像を中間転写体(第2像担持体)上に順次重ね合わせて転写して合成カラー画像を形成した後、その合成カラー画像を用紙(シート)上に一括転写するようなタンデム型の画像形成装置が増えてきている。
しかしながら、このような画像形成装置では、フルカラー(4色)モードではなく、単色モード,2色モード,又は3色モードで画像形成を行う場合にも、使わない色(画像色)に対応する感光体も回動させ、それに伴ってその色の画像形成に必要なユニットである帯電部,露光部,現像部,転写部,クリーニング部,除電部等を不要に動作させていたため、無駄に電力を消費するという問題があった。また、無駄に動作させていたため、感光体の劣化が早まるという問題もあった。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、電子写真方式の画像形成装置において、電力消費を軽減させ、且つ像担持体の寿命を延ばすことを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するため、以下に示す画像形成装置,カラー画像形成方法,プログラムを提供する。
請求項1の発明による画像形成装置は、複数の第1像担持体上にそれぞれ異なる色の単色トナーによる単色トナー画像を形成し、その各単色トナー画像を第2像担持体上に順次重ね合わせて転写して合成カラー画像を形成する画像形成装置であって、上記合成カラー画像を形成する際に、上記第2像担持体と上記複数の第1像担持体とを選択的に接触又は離間させる接離手段を設けたものである。
請求項1の発明による画像形成装置は、複数の第1像担持体上にそれぞれ異なる色の単色トナーによる単色トナー画像を形成し、その各単色トナー画像を第2像担持体上に順次重ね合わせて転写して合成カラー画像を形成する画像形成装置であって、上記合成カラー画像を形成する際に、上記第2像担持体と上記複数の第1像担持体とを選択的に接触又は離間させる接離手段を設けたものである。
請求項2の発明による画像形成装置は、請求項1の画像形成装置において、上記接離手段を、読み取った原稿画像又は生成した画像データから必要とする画像色を判別し、その判別結果に応じて上記第2像担持体と上記複数の第1像担持体とを選択的に接触又は離間させる手段としたものである。
請求項3の発明による画像形成装置は、請求項1又は2の画像形成装置において、上記第2像担持体を転写ベルトとし、上記接離手段が、上記転写ベルトの内周面側から、該転写ベルトの外周面と上記複数の第1像担持体の外周面とを選択的に接触又は離間させるものである。
請求項3の発明による画像形成装置は、請求項1又は2の画像形成装置において、上記第2像担持体を転写ベルトとし、上記接離手段が、上記転写ベルトの内周面側から、該転写ベルトの外周面と上記複数の第1像担持体の外周面とを選択的に接触又は離間させるものである。
請求項4の発明による画像形成装置は、4つの第1像担持体上にそれぞれ異なる色の各単色トナーによる単色トナー画像を形成し、その各単色トナー画像を2色ずつ2つの第2像担持体上にそれぞれ順次重ね合わせて転写して2つの2色カラー画像を形成した後、その2つの2色カラー画像を第3像担持体上に順次重ね合わせて転写してフルカラー画像を形成する画像形成装置であって、上記合成カラー画像を形成する際に、上記2つの第2像担持体のそれぞれと上記4つの第1像担持体の2つずつとを選択的に接触又は離間させる接離手段を設けたものである。
請求項5の発明による画像形成装置は、請求項4の画像形成装置において、上記接離手段を、読み取った原稿画像又は生成した画像データから必要とする画像色を判別し、その判別結果に応じて上記2つの第2像担持体のそれぞれと上記4つの第1像担持体の2つずつとを選択的に接触又は離間させる手段としたものである。
請求項6の発明による画像形成装置は、請求項4又は5の画像形成装置において、上記2つの第2像担持体をいずれも転写ベルトとし、上記接離手段を、上記各転写ベルトの内周面側から、該各転写ベルトの外周面と上記4つの第1像担持体の2つずつの外周面とを選択的に接触又は離間させる手段としたものである。
請求項6の発明による画像形成装置は、請求項4又は5の画像形成装置において、上記2つの第2像担持体をいずれも転写ベルトとし、上記接離手段を、上記各転写ベルトの内周面側から、該各転写ベルトの外周面と上記4つの第1像担持体の2つずつの外周面とを選択的に接触又は離間させる手段としたものである。
請求項7の発明による画像形成装置は、請求項4の画像形成装置において、上記接離手段に、上記第3像担持体と上記2つの第2像担持体とを選択的に接触又は離間させる手段を備えたものである。
請求項8の発明による画像形成装置は、請求項7の画像形成装置において、上記接離手段が、読み取った原稿画像又は生成した画像データから必要とする画像色を判別し、その判別結果に応じて、上記2つの第2像担持体のそれぞれと上記4つの第1像担持体の2つずつとを選択的に接触又は離間させると共に、上記第3像担持体と上記2つの第2像担持体とを選択的に接触又は離間させるものである。
請求項8の発明による画像形成装置は、請求項7の画像形成装置において、上記接離手段が、読み取った原稿画像又は生成した画像データから必要とする画像色を判別し、その判別結果に応じて、上記2つの第2像担持体のそれぞれと上記4つの第1像担持体の2つずつとを選択的に接触又は離間させると共に、上記第3像担持体と上記2つの第2像担持体とを選択的に接触又は離間させるものである。
請求項9の発明による画像形成装置は、請求項7又は8の画像形成装置において、上記2つの第2像担持体および上記第3像担持体をいずれも転写ベルトとし、上記接離手段が、上記第2像担持体である各転写ベルトの内周面側から、該各転写ベルトの外周面と上記4つの第1像担持体の2つずつの外周面とを選択的に接触又は離間させると共に、上記第3像担持体である転写ベルトの内周面側から、該転写ベルトの外周面と上記2つの第2像担持体の外周面とを選択的に接触および離間させるものである。
請求項10の発明による画像形成装置は、請求項1〜9のいずれかの画像形成装置において、上記各第1像担持体をそれぞれ独立に回転させる該第1像担持体毎の回転駆動手段を設けたものである。
請求項10の発明による画像形成装置は、請求項1〜9のいずれかの画像形成装置において、上記各第1像担持体をそれぞれ独立に回転させる該第1像担持体毎の回転駆動手段を設けたものである。
請求項11の発明による画像形成方法は、複数の第1像担持体上にそれぞれ異なる色の単色トナーによる単色トナー画像を形成し、その各単色トナー画像を第2像担持体上に順次重ね合わせて転写して合成カラー画像を形成するカラー画像形成方法であって、読み取った原稿画像又は生成した画像データから必要とする画像色を判別し、その判別結果に応じて上記第2像担持体と上記複数の第1像担持体とを選択的に接触又は離間させるものである。
請求項12の発明による画像形成方法は、4つの第1像担持体上にそれぞれ異なる色の各単色トナーによる単色トナー画像を形成し、その各単色トナー画像を2色ずつ2つの第2像担持体上にそれぞれ順次重ね合わせて転写して2つの2色カラー画像を形成した後、その2つの2色カラー画像を第3像担持体上に順次重ね合わせて転写してフルカラー画像を形成するカラー画像形成方法であって、読み取った原稿画像又は生成した画像データから必要とする画像色を判別し、その判別結果に応じて上記2つの第2像担持体のそれぞれと上記4つの第1像担持体の2つずつとを選択的に接触又は離間させるものである。
請求項13の発明によるプログラムは、複数の第1像担持体と1つの第2像担持体とを備えた画像形成装置を制御するコンピュータに、上記複数の第1像担持体上にそれぞれ異なる色の単色トナーによる単色トナー画像を形成し、その各単色トナー画像を上記第2像担持体上に順次重ね合わせて転写して合成カラー画像を形成する機能と、その合成カラー画像を形成する際に、読み取った原稿画像又は生成した画像データから必要とする画像色を判別し、その判別結果に応じて上記第2像担持体と上記複数の第1像担持体とを選択的に接触又は離間させる機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項14の発明によるプログラムは、4つの第1像担持体と2つの第2像担持体と1つの第3像担持体とを備えた画像形成装置を制御するコンピュータに、上記4つの第1像担持体上にそれぞれ異なる色の各単色トナーによる単色トナー画像を形成し、その各単色トナー画像を2色ずつ上記2つの第2像担持体上にそれぞれ順次重ね合わせて転写して2つの2色カラー画像を形成した後、その2つの2色カラー画像を第3像担持体上に順次重ね合わせて転写してフルカラー画像を形成する機能と、その合成カラー画像を形成する際に、読み取った原稿画像又は生成した画像データから必要とする画像色を判別し、その判別結果に応じて上記2つの第2像担持体のそれぞれと上記4つの第1像担持体の2つずつとを選択的に接触又は離間させる機能とを実現させるためのプログラムである。
この発明の画像形成装置によれば、第2像担持体(中間転写ベルト等)と複数の第1像担持体(感光体ドラム等)とを選択的に接触又は離間させることができるため、使用する色に対応する第1像担持体と第2像担持体とを接触させ、使用しない色に対応する第1像担持体と第2像担持体とを離間させることにより、使用しない色に対応する第1像担持体を回動させずに済み、その使用しない色の画像形成に必要なユニットである帯電部,露光部,現像部,転写部,クリーニング部,除電部等を動作させる必要もなくなる。よって、電力消費を低減させ、且つ像担持体の寿命を延ばすことができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明の第1実施形態であるタンデム型間接転写方式のカラー画像形成装置の作像部(画像形成部)の第1構成例を示す図である。
図1は、この発明の第1実施形態であるタンデム型間接転写方式のカラー画像形成装置の作像部(画像形成部)の第1構成例を示す図である。
第1実施形態のカラー画像形成装置は、フルカラー画像を形成可能なタンデム型の電子写真装置(電子写真方式のカラー複写機,カラープリンタ,カラーファクシミリ装置,カラー複合装置など)であり、複数の感光体ドラム1(1Y,1C,1M,1B)の回りに、それぞれ現像部2(2Y,2C,2M,2B)、第1転写部3(3Y,3C,3M,3B)、接離手段を構成する接離部(接離機構)4(4Y,4C,4M,4B)を配設している。
このカラー画像形成装置では、例えば各感光体ドラム1上にそれぞれ色の異なる単色トナー画像を形成すると共に、各接離部(第1接離部)4を可動させ(詳細には後述する)、各第1転写部3を中間転写ベルト5に接触させると共に、その中間転写ベルト5と各感光体ドラム1とをそれぞれ接触させることにより、各感光体ドラム1の外周面上の単色トナー画像を中間転写ベルト5上に順次重ね合わせて転写して合成カラー画像を形成し、それをシート状の転写紙(用紙)に一括転写することにより、フルカラー画像を形成することができる。
このカラー画像形成装置は、それぞれ独立に回転可能で、色の異なる単色トナー画像を外周面に形成するための複数の感光体ドラム(第1像担持体)1と、その各感光体ドラム1の外周面にそれぞれ形成される異なる色の単色トナー画像がその各感光体ドラム1にそれぞれ対応する転写位置で転写される中間転写ベルト(第2像担持体)5と、各第1転写部3をそれぞれ上下させることにより、中間転写ベルト5の外周面と各感光体ドラム1の外周面とをそれぞれ接触又は離間させる複数の接離部4とを備え、その各接離部4を可動、つまりその各接離部4をそれぞれ構成する押し上げ部材4aを選択的に支軸4bを中心に左旋方向又は右旋方向に回動させることによって各第1転写部3を選択的に上下させ、中間転写ベルト5の外周面の各転写位置と各感光体ドラム1の外周面とを選択的に接触又は離間させる。
また、各感光体ドラム1の回りには、現像部2の他に、帯電部6,クリーニング部7,除電部8等がそれぞれ設けられており、その各感光体ドラム1の外周面が露光部(レーザ書込部)9から画像信号(画像データ)に基づいて変調されて射出された各色の画像に対応するレーザ光により走査されて露光され、そこに静電潜像が形成される。
なお、このカラー画像形成装置における帯電部6,露光部9,現像部2,転写部3,クリーニング部7,除電部8による画像形成処理の詳細な説明は、公知のカラー画像形成装置と同様であるのと、この発明には直接関係しないことから省略する。
なお、このカラー画像形成装置における帯電部6,露光部9,現像部2,転写部3,クリーニング部7,除電部8による画像形成処理の詳細な説明は、公知のカラー画像形成装置と同様であるのと、この発明には直接関係しないことから省略する。
図2はこのカラー画像形成装置がカラー複写機であった場合の制御系の構成例を示すブロック図、図3はこのカラー画像形成装置がカラープリンタであった場合の制御系の構成例を示すブロック図であり、互いに対応する部分には同一符号を付している。
このカラー画像形成装置のメイン制御部100は、中央処理装置(マイクロプロセッサ),ROM(この発明に係わるプログラムを含むプログラムやその他の固定データが記憶されている),RAM等からなるマイクロコンピュータ(以下「CPU」と略称する)100aを用いたものであり、このカラー画像形成装置全体を統括的に制御する。
このカラー画像形成装置のメイン制御部100は、中央処理装置(マイクロプロセッサ),ROM(この発明に係わるプログラムを含むプログラムやその他の固定データが記憶されている),RAM等からなるマイクロコンピュータ(以下「CPU」と略称する)100aを用いたものであり、このカラー画像形成装置全体を統括的に制御する。
例えば、オペレーティングパネル101上のユーザ操作によって発行されたコピーモード(単色モード,2色モード,3色モード,4色モードのいずれか)の選択指示および画像データに基づいてコピーモードおよび各色の画像データを認識すると共に、接離判別制御部105により必要な色(画像色)を判別し、各接離部4によって各第1転写部3を選択的に上下させ、中間転写ベルト5の外周面と各感光体ドラム1の外周面とを選択的に接触又は離間させる制御を行う。
ここで、このカラー画像形成装置が図2に示すようなカラー複写機であった場合には、スキャナ部102によって原稿の画像データを色別に読み取る。なお、原稿の画像データ(原稿画像)を読み取った後、各色別に図示しないメモリ部に展開することもできる。このカラー画像形成装置が図3に示すようなカラープリンタであった場合には、プリンタコントローラ部201が、図示しないPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置により受け取ったプリントデータ(文字コードデータ又は描画データなど)に基づいてメモリ部202上に画像データをビットマップ状に展開する。つまり、プリントデータを印刷可能な画像データに変換する。
このカラー画像形成装置のメイン制御部100はまた、各感光体モータ制御部103(103Y,103C,103M,103B)に対して回転駆動手段である各感光体モータ151(151Y,151C,151M,151B)をそれぞれ駆動するための信号を、各接離部4を構成する接離モータ制御部(第1接離モータ制御部)104に対して接離モータ(第1接離モータ)152を駆動するための信号をそれぞれ出力する。
感光体ドラム1Yは感光体モータ151Yにより回転され、その回転は感光体モータ制御部103Yにより制御される。感光体ドラム1Cは感光体モータ151Cにより回転され、その回転は感光体モータ制御部103Cにより制御される。また、感光体ドラム1Mは感光体モータ151Mにより回転され、その回転は感光体モータ制御部103Mにより制御される。感光体ドラム1Bは感光体モータ151Bにより回転され、その回転は感光体モータ制御部103Bにより制御される。
感光体ドラム1Yは感光体モータ151Yにより回転され、その回転は感光体モータ制御部103Yにより制御される。感光体ドラム1Cは感光体モータ151Cにより回転され、その回転は感光体モータ制御部103Cにより制御される。また、感光体ドラム1Mは感光体モータ151Mにより回転され、その回転は感光体モータ制御部103Mにより制御される。感光体ドラム1Bは感光体モータ151Bにより回転され、その回転は感光体モータ制御部103Bにより制御される。
各感光体モータ制御部103(103Y,103C,103M,103B)は、それぞれメイン制御部100との間で少なくとも感光体モータ151(151Y,151C,151M,151B)のオン/オフ信号,回転方向信号(いずれもCPU100aから出力)や速度信号のやりとりを行う。それにより、各感光体ドラム1は、それぞれ異なる感光体モータにより独立に回転される。
接離判別制御部105は、画像データから必要な色を判別すると共に、各接離センサ(第1接離センサ)106(106Y,106C,106M,106B)によって各接離部4を構成する押し上げ部材4aによる中間転写ベルト5の外周面の対応する転写位置と対応する感光体ドラム1の外周面との接触と離間を監視し、各接離クラッチ(第1接離クラッチ)107(107Y,107C,107M,107B)を選択的にオンにすることによって接離モータ152の駆動により図示しないギア経由で対応する押し上げ部材4aを支軸4bを中心に左旋方向へ回動させ、対応する第1転写部3を上昇させて中間転写ベルト5の外周面の対応する転写位置と対応する感光体ドラム1の外周面とを接触させたり、オンになっている接離クラッチ107をオフにすることによって押し上げ部材4aを支軸4bを中心に右旋方向へ回動させ、対応する第1転写部3を下降させて中間転写ベルト5の外周面の対応する転写位置と対応する感光体ドラム1の外周面とを離間させる。
コピーモードが4色モード(フルカラーモード)の場合、各感光体ドラム1の外周面にそれぞれ形成されたY(イエロー),C(シアン),M(マゼンタ),B(ブラック)の各単色トナー画像は、転写位置(1次転写位置)で各第1転写部3により順次中間転写ベルト5上に重ね合わされて転写されていく。そして、その中間転写ベルト5上に重ね合わされた合成カラー画像は、駆動ローラ21と従動ローラ22,23とに張架されて回動する中間転写ベルト5により矢示方向Aに移動されて、2次転写位置でローラ状の第2転写部(転写ローラ)24により転写紙Pに一括転写される。なお、コピーモードが単色モード,2色モード,又は3色モードの場合には、各感光体ドラム1のうち、必要な色の単色トナー画像のみが対応する感光体ドラム1に形成されることになる。これについては、以降の各実施形態でも同様である。
合成カラー画像が一括転写された転写紙Pは、第2転写部(転写ローラ)24と従動ローラ25とによって張架された搬送ベルト26によって機外に排紙される。
合成カラー画像が一括転写された転写紙Pは、第2転写部(転写ローラ)24と従動ローラ25とによって張架された搬送ベルト26によって機外に排紙される。
したがって、ここでは、メイン制御部100,接離判別制御部105,および各接離部(接離機構)4を構成する接離モータ制御部(第1接離モータ制御部)104,接離モータ(第1接離モータ)152,接離センサ(第1接離センサ)106(106Y,106C,106M,106B),接離クラッチ(第1接離クラッチ)107(107Y,107C,107M,107B)が、接離手段としての機能を果たす。
図4は、図3のメイン制御部100のCPU100aによる転写接離動作制御の一例を示すフローチャートである。
メイン制御部100のCPU100aは、所定のタイミングで図4に示す転写接離動作制御のルーチンを実行する。この処理では、まずステップS1で、オペレーティングパネル101上の操作によって発行されたコピーモード(単色モード,2色モード,3色モード,4色モードのいずれか)の選択指示によって選択したコピーモードを認識する。
次に、ステップS2で、読み取った画像データ又は展開(生成)した画像データを認識し、Y(イエロー),C(シアン),M(マゼンタ),B(ブラック)のうち、必要とする画像色を判別する。
メイン制御部100のCPU100aは、所定のタイミングで図4に示す転写接離動作制御のルーチンを実行する。この処理では、まずステップS1で、オペレーティングパネル101上の操作によって発行されたコピーモード(単色モード,2色モード,3色モード,4色モードのいずれか)の選択指示によって選択したコピーモードを認識する。
次に、ステップS2で、読み取った画像データ又は展開(生成)した画像データを認識し、Y(イエロー),C(シアン),M(マゼンタ),B(ブラック)のうち、必要とする画像色を判別する。
そして、その判別結果に応じて以下の(A1)〜(A4)の動作を選択的に行う。
(A1)ステップS3でYが必要と判断した場合にはステップS8へ移行し、接離部4Yを可動して第1転写部3Yを上昇させ、中間転写ベルト5の外周面の対応する転写位置(第1転写部3Yの真上)と感光体ドラム1Yの外周面とを接触させる。また、ステップS9で感光体モータ制御部103Yによって感光体モータ151Yを駆動させ、感光体ドラム1Yを回転駆動させる。
(A2)ステップS4でCが必要と判断した場合にはステップS10へ移行し、接離部4Cを可動して第1転写部3Cを上昇させ、中間転写ベルト5の外周面の対応する転写位置(第1転写部3Cの真上)と感光体ドラム1Cの外周面とを接触させる。また、ステップS11で感光体モータ制御部103Cによって感光体モータ151Cを駆動させ、感光体ドラム1Cを回転駆動させる。
(A1)ステップS3でYが必要と判断した場合にはステップS8へ移行し、接離部4Yを可動して第1転写部3Yを上昇させ、中間転写ベルト5の外周面の対応する転写位置(第1転写部3Yの真上)と感光体ドラム1Yの外周面とを接触させる。また、ステップS9で感光体モータ制御部103Yによって感光体モータ151Yを駆動させ、感光体ドラム1Yを回転駆動させる。
(A2)ステップS4でCが必要と判断した場合にはステップS10へ移行し、接離部4Cを可動して第1転写部3Cを上昇させ、中間転写ベルト5の外周面の対応する転写位置(第1転写部3Cの真上)と感光体ドラム1Cの外周面とを接触させる。また、ステップS11で感光体モータ制御部103Cによって感光体モータ151Cを駆動させ、感光体ドラム1Cを回転駆動させる。
(A3)ステップS5でMが必要と判断した場合にはステップS12へ移行し、接離部4Mを可動して転写部3Mを上昇させ、中間転写ベルト5の外周面の対応する転写位置(第1転写部3Mの真上)と感光体ドラム1Mの外周面とを接触させる。また、ステップS13で感光体モータ制御部103Mによって感光体モータ151Mを駆動させ、感光体ドラム1Mを回転駆動させる。
(A4)ステップS6でBが必要と判断した場合にはステップS14へ移行し、接離部4Bを可動して転写部3Bを上昇させ、中間転写ベルト5の外周面の対応する転写位置(第1転写部3Bの真上)と感光体ドラム1Bの外周面とを接触させる。また、ステップS15で感光体モータ制御部103Bによって感光体モータ151Bを駆動させ、感光体ドラム1Bを回転駆動させる。
(A4)ステップS6でBが必要と判断した場合にはステップS14へ移行し、接離部4Bを可動して転写部3Bを上昇させ、中間転写ベルト5の外周面の対応する転写位置(第1転写部3Bの真上)と感光体ドラム1Bの外周面とを接触させる。また、ステップS15で感光体モータ制御部103Bによって感光体モータ151Bを駆動させ、感光体ドラム1Bを回転駆動させる。
不要な画像色に関しては、対応する接離部を可動させず、対応する感光体モータ制御部による感光体モータも駆動させない。
例えば、モノクロコピーを行う場合には、(A4)に示した動作のみを行い、(A1)〜(A3)に示した動作は行わない。グリーンコピーを行う場合には、CとYの色を必要とするため、(A1)と(A2)に示した動作を行い、(A3)(A4)に示した動作は行わない。
例えば、モノクロコピーを行う場合には、(A4)に示した動作のみを行い、(A1)〜(A3)に示した動作は行わない。グリーンコピーを行う場合には、CとYの色を必要とするため、(A1)と(A2)に示した動作を行い、(A3)(A4)に示した動作は行わない。
このようにして、ステップS7でスタンバイ完了として図4の転写接離動作制御のルーチンを終了することにより、他のルーチンで必要な色の画像データに基づいて画像形成処理(作像処理)が行われる。
よって、必要な色に対応するユニットである帯電部6,露光部9,現像部2,転写部3,クリーニング部7,除電部8のみが動作することになるため、消費電力を低減することができる。
よって、必要な色に対応するユニットである帯電部6,露光部9,現像部2,転写部3,クリーニング部7,除電部8のみが動作することになるため、消費電力を低減することができる。
図5はこの発明の第2実施形態であるタンデム型直接転写方式のカラー画像形成装置の作像部の構成例を示す図であり、図1と対応する部分には同一符号を付してある。
第2実施形態のカラー画像形成装置は、それぞれ独立に回転可能で、色の異なる単色トナー画像を外周面に形成するための複数の感光体ドラム(第1像担持体)1と、その各感光体ドラム1の外周面にそれぞれ形成される異なる色の単色トナー画像がその各感光体ドラム1にそれぞれ対応する転写位置で転写紙Pに転写させるための転写搬送ベルト30と、その転写紙Pへの直接転写を行う各転写部(第1転写部)3と、その各転写部3をそれぞれ上下させる各接離部4とを備えている。
第2実施形態のカラー画像形成装置は、それぞれ独立に回転可能で、色の異なる単色トナー画像を外周面に形成するための複数の感光体ドラム(第1像担持体)1と、その各感光体ドラム1の外周面にそれぞれ形成される異なる色の単色トナー画像がその各感光体ドラム1にそれぞれ対応する転写位置で転写紙Pに転写させるための転写搬送ベルト30と、その転写紙Pへの直接転写を行う各転写部(第1転写部)3と、その各転写部3をそれぞれ上下させる各接離部4とを備えている。
各転写部3は各接離部4が可動することによって上下し、転写搬送ベルト30の外周面の各転写位置と各感光体ドラム1の外周面との転写紙Pを挟んでの接触および離間を可能としている。第2実施形態における転写接離動作制御は、図4によって説明した第1実施形態の転写接離動作制御と同様なので、説明を省略する。
また、転写搬送ベルト30は、搬送駆動モータ153により回転される駆動ローラ32と従動ローラ33との間に張架されて矢示方向Bに回動する。
また、転写搬送ベルト30は、搬送駆動モータ153により回転される駆動ローラ32と従動ローラ33との間に張架されて矢示方向Bに回動する。
図6はこの発明の第3実施形態であるタンデム型間接転写方式のカラー画像形成装置の作像部の第2構成例を示す図であり、図1と対応する部分には同一符号を付してある。
第3実施形態のカラー画像形成装置は、それぞれ独立に回転可能で、Y,C,M,Bの色の異なる単色トナー画像を外周面に形成するための4つの感光体ドラム(第1像担持体)1(1Y,1C,1M,1B)と、それぞれ独立に回転可能で、4つの感光体ドラム1のうち2つの感光体ドラム1Y,1Cの外周面にそれぞれ形成された各単色トナー画像が1次転写位置P5,P6で、残りの2つの感光体ドラム1M,1Bの外周面にそれぞれ形成された各単色トナー画像が1次転写位置P7,P8でそれぞれ重ね合わされて転写される2つの第1中間転写体である中間転写ベルト(第2像担持体)40(40A,40B)を備えている。
第3実施形態のカラー画像形成装置は、それぞれ独立に回転可能で、Y,C,M,Bの色の異なる単色トナー画像を外周面に形成するための4つの感光体ドラム(第1像担持体)1(1Y,1C,1M,1B)と、それぞれ独立に回転可能で、4つの感光体ドラム1のうち2つの感光体ドラム1Y,1Cの外周面にそれぞれ形成された各単色トナー画像が1次転写位置P5,P6で、残りの2つの感光体ドラム1M,1Bの外周面にそれぞれ形成された各単色トナー画像が1次転写位置P7,P8でそれぞれ重ね合わされて転写される2つの第1中間転写体である中間転写ベルト(第2像担持体)40(40A,40B)を備えている。
各中間転写ベルト40(40A,40B)は、それぞれ各第1中間転写モータ154(154A,154B)により回転駆動される。
このカラー画像形成装置は、各第1転写部3(3Y,3C,3M,3B)と、各接離部4(4Y,4C,4M,4B)とを備え、コピーモードが4色モードの場合、各感光体ドラム1の外周面にそれぞれ単色トナー画像を形成し、各接離部4を可動して各第1転写部3を上昇させ、各中間転写ベルト40の外周面の対応する転写位置と各感光体ドラム1の外周面とを接触させて、各感光体ドラム1の外周面上の各単色トナー画像を2色ずつ2つの中間転写ベルト40の外周面にそれぞれ順次重ね合わせて転写する。
このカラー画像形成装置は、各第1転写部3(3Y,3C,3M,3B)と、各接離部4(4Y,4C,4M,4B)とを備え、コピーモードが4色モードの場合、各感光体ドラム1の外周面にそれぞれ単色トナー画像を形成し、各接離部4を可動して各第1転写部3を上昇させ、各中間転写ベルト40の外周面の対応する転写位置と各感光体ドラム1の外周面とを接触させて、各感光体ドラム1の外周面上の各単色トナー画像を2色ずつ2つの中間転写ベルト40の外周面にそれぞれ順次重ね合わせて転写する。
このカラー画像形成装置はまた、2つの中間転写ベルト40A,40Bの外周面にそれぞれ転写された各2色トナー画像が2次転写位置P9,P10で重ね合わされて外周面に転写される第2中間転写体である中間転写ドラム(第3像担持体)41を備えており、その中間転写ドラム41は第2中間転写モータ155により回転駆動される。
さらに、中間転写ドラム41の外周面上で重ね合わされた合成カラー画像を3次転写位置P11で転写紙Pに転写する第2転写部(転写ローラ)42と、転写紙Pを搬送する搬送ベルト43とを備えている。
さらに、中間転写ドラム41の外周面上で重ね合わされた合成カラー画像を3次転写位置P11で転写紙Pに転写する第2転写部(転写ローラ)42と、転写紙Pを搬送する搬送ベルト43とを備えている。
その搬送ベルト43は、駆動ローラ44と従動ローラ45との間に張架されて、駆動モータ156により駆動ローラ44が回転されることにより矢示方向Cに回動する。
第3実施形態における転写接離動作制御も、図4によって説明した第1実施形態の転写接離動作制御と同様なので、説明を省略する。
第3実施形態における転写接離動作制御も、図4によって説明した第1実施形態の転写接離動作制御と同様なので、説明を省略する。
図7はこの発明の第4実施形態であるタンデム型間接転写方式のカラー画像形成装置の作像部の第3構成例を示す図であり、図6と対応する部分には同一符号を付してある。
第4実施形態のカラー画像形成装置も、図6によって説明した第3実施形態と同様に、それぞれ独立に回転可能で、Y,C,M,Bの色の異なる単色トナー画像を外周面に形成するための4つの感光体ドラム1(1Y,1C,1M,1B)と、それぞれ独立に回転可能で、4つの感光体ドラム1のうち2つの感光体ドラム1Y,1Cの外周面にそれぞれ形成された各単色トナー画像が1次転写位置P5,P6で、残りの2つの感光体ドラム1M,1Bの外周面にそれぞれ形成された各単色トナー画像が1次転写位置P7,P8でそれぞれ重ね合わされて転写される2つの第1中間転写ベルト40(40A,40B)とを備えている。
第4実施形態のカラー画像形成装置も、図6によって説明した第3実施形態と同様に、それぞれ独立に回転可能で、Y,C,M,Bの色の異なる単色トナー画像を外周面に形成するための4つの感光体ドラム1(1Y,1C,1M,1B)と、それぞれ独立に回転可能で、4つの感光体ドラム1のうち2つの感光体ドラム1Y,1Cの外周面にそれぞれ形成された各単色トナー画像が1次転写位置P5,P6で、残りの2つの感光体ドラム1M,1Bの外周面にそれぞれ形成された各単色トナー画像が1次転写位置P7,P8でそれぞれ重ね合わされて転写される2つの第1中間転写ベルト40(40A,40B)とを備えている。
このカラー画像形成装置は、各第1転写部3(3Y,3C,3M,3B)と、第1接離手段を構成する各第1接離部(接離部)4(4Y,4C,4M,4B)とを備え、コピーモードが4色コピーモードの場合、各感光体ドラム1の外周面にそれぞれ単色トナー画像を形成し、各第1接離部4を可動して各第1転写部3を上昇させ、各第1中間転写ベルト40(40A,40B)の外周面の対応する転写位置と各感光体ドラム1の外周面とを接触させて、各感光体ドラム1の外周面上の各単色トナー画像を2色ずつ2つの第1中間転写ベルト40の外周面にそれぞれ順次重ね合わせて転写する。
このカラー画像形成装置はまた、2つの第1中間転写ベルト40の外周面にそれぞれ転写された各2色トナー画像が2次転写位置P9,P10で重ね合わされて外周面に転写される第2の中間転写体である第2中間転写ベルト(第3の像担持体)50を備えており、その第2中間転写ベルト50は第2中間転写モータ156により回転駆動される。
このカラー画像形成装置はさらに、第2転写部51(51A,51B)と、第1接離部4と同様の構成である第2接離部52(52A,52B)とを備え、各第2接離部52を可動して各第2転写部51を上昇させ、第2中間転写ベルト50の外周面の対応する転写位置と各第1中間転写ベルト40の外周面とを接触させて、各第1中間転写ベルト40の外周面の各単色トナー画像を第2中間転写ベルト50の外周面に順次重ね合わせて転写する。
このカラー画像形成装置はさらに、第2転写部51(51A,51B)と、第1接離部4と同様の構成である第2接離部52(52A,52B)とを備え、各第2接離部52を可動して各第2転写部51を上昇させ、第2中間転写ベルト50の外周面の対応する転写位置と各第1中間転写ベルト40の外周面とを接触させて、各第1中間転写ベルト40の外周面の各単色トナー画像を第2中間転写ベルト50の外周面に順次重ね合わせて転写する。
このカラー画像形成装置はさらにまた、第2中間転写ベルト50に重ね合わされた合成カラー画像を3次転写位置P11で転写紙Pに転写するローラ状の第3転写部(転写ローラ)61と、転写紙Pを搬送する搬送ベルト60とを備えている。
その搬送ベルト60は、転写ローラ61と従動ローラ62との間に張架されて、駆動モータ157により転写ローラ61が回転されることにより矢示方向Dに回動する。
その搬送ベルト60は、転写ローラ61と従動ローラ62との間に張架されて、駆動モータ157により転写ローラ61が回転されることにより矢示方向Dに回動する。
図8はこのカラー画像形成装置がカラー複写機であった場合の制御系の構成例を示すブロック図であり、図2と対応する部分には同一符号を付して、それらの説明をほとんど省略する。なお、このカラー画像形成装置がカラープリンタの場合には、図3によって説明したプリンタコントローラやメモリ部をスキャナ部に代えて備えるようにすればよい。
このカラー画像形成装置のメイン制御部100は、各感光体モータ制御部103に対して各感光体モータ151をそれぞれ駆動するための信号を、第1接離部4を構成する第1接離モータ制御部104に対して第1接離モータ152を駆動するための信号を、第2接離部52を構成する第2接離モータ制御部114に対して第2接離モータ158を駆動するための信号を、第1中間転写モータ制御部115Aに対して第1中間転写モータ154Aを駆動するための信号を、第1中間転写モータ制御部115Bに対して第1中間転写モータ154Bを駆動するための信号をそれぞれ出力する。
このカラー画像形成装置のメイン制御部100は、各感光体モータ制御部103に対して各感光体モータ151をそれぞれ駆動するための信号を、第1接離部4を構成する第1接離モータ制御部104に対して第1接離モータ152を駆動するための信号を、第2接離部52を構成する第2接離モータ制御部114に対して第2接離モータ158を駆動するための信号を、第1中間転写モータ制御部115Aに対して第1中間転写モータ154Aを駆動するための信号を、第1中間転写モータ制御部115Bに対して第1中間転写モータ154Bを駆動するための信号をそれぞれ出力する。
接離判別制御部105は、画像データから必要な色を判別すると共に、各第1接離センサ106によって各第1接離部4を構成する押し上げ部材4aによる各第1中間転写ベルト40の外周面の対応する転写位置と対応する感光体ドラム1の外周面との接触と離間を監視し、各第1接離クラッチ107を選択的にオンにすることによって第1接離モータ152の駆動によりギア経由で対応する押し上げ部材4aを支軸4bを中心に左旋方向へ回動させ、対応する第1転写部3を上昇させて第1中間転写ベルト40の外周面の対応する転写位置と対応する感光体ドラム1の外周面とを接触させたり、オンになっている第1接離クラッチ107をオフにすることによって対応する押し上げ部材4aを支軸4bを中心に右旋方向へ回動させ、対応する第1転写部3を下降させて対応する第1中間転写ベルト40の外周面の対応する転写位置と対応する感光体ドラム1の外周面とを離間させる。
接離判別制御部105はまた、各第2接離センサ116(116A,116B)によって各第2接離部52を構成する押し上げ部材52aによる第2中間転写ベルト50の外周面の対応する転写位置と対応する第1中間転写ベルト40の外周面との接触と離間を監視し、各第2接離クラッチ117(117A,117B)を選択的にオンにすることによって第2接離モータ158の駆動によりギア経由で対応する押し上げ部材52aを支軸52bを中心に左旋方向へ回動させ、対応する第2転写部51を上昇させて第2中間転写ベルト50の外周面の対応する転写位置と対応する第1中間転写ベルト40の外周面とを接触させたり、オンになっている第2接離クラッチ117をオフにすることによって対応する押し上げ部材52aを支軸52bを中心に右旋方向へ回動させ、対応する第2転写部51を下降させて第2中間転写ベルト50の外周面の対応する転写位置と対応する第1中間転写ベルト40の外周面とを離間させる。
コピーモードが4色コピーモードの場合、各感光体ドラム1のうち2つの感光体ドラム1Y,1Cの外周面にそれぞれ形成された各単色トナー画像が1次転写位置P5,P6で、残りの2つの感光体ドラム1M,1B上にそれぞれ形成された各単色トナー画像が1次転写位置P7,P8で各第1転写部3により各第1中間転写ベルト40上にそれぞれ順次重ね合わされて転写される。次に、各第1中間転写ベルト40の外周面にそれぞれ重ね合わされた各2色トナー画像は、2次転写位置P9,P10で各第2転写部51により各第2中間転写ベルト50の外周面に順次重ね合わされて転写される。そして、第2中間転写ベルト50上に重ね合わされた合成カラー画像は、3次転写位置P11で転写ローラ61により転写紙Pに一括転写される。
したがって、ここでは、メイン制御部100,接離判別制御部105,および各接離部(接離機構)4を構成する第1接離モータ制御部104,第1接離モータ152,第1接離センサ106(106Y,106C,106M,106B),第1接離クラッチ107(107Y,107C,107M,107B),第2接離モータ制御部114,第2接離モータ158,第2接離センサ116(106A,116B),第2接離クラッチ117(117A,117B)が、接離手段としての機能を果たす。
図9は、図8のメイン制御部100のCPU100aによる転写接離動作制御の一例を示すフローチャートである。
メイン制御部100のCPU100aは、所定のタイミングで図9に示す転写接離動作制御のルーチンを実行する。この処理では、まずステップS21で、オペレーティングパネル101上の操作によって発行されたコピーモード(単色モード,2色モード,3色モード,4色モードのいずれか)の選択指示によって選択したコピーモードを認識する。
次に、ステップS22で、読み取った画像データ(又は展開した画像データ)を認識し、Y,C,M,Bのうち、必要とする画像色を判別する。
メイン制御部100のCPU100aは、所定のタイミングで図9に示す転写接離動作制御のルーチンを実行する。この処理では、まずステップS21で、オペレーティングパネル101上の操作によって発行されたコピーモード(単色モード,2色モード,3色モード,4色モードのいずれか)の選択指示によって選択したコピーモードを認識する。
次に、ステップS22で、読み取った画像データ(又は展開した画像データ)を認識し、Y,C,M,Bのうち、必要とする画像色を判別する。
そして、その判別結果に応じて以下の(B1)〜(B6)の動作を選択的に行う。
(B1)ステップS23でYが必要と判断した場合にはステップS30へ移行し、第1接離部4Yを可動して第1転写部3Yを上昇させ、第1中間転写ベルト40Aの外周面の対応する転写位置P5と感光体ドラム1Yの外周面とを接触させる。また、ステップS31で感光体モータ制御部103Yによって感光体モータ151Yを駆動させ、感光体ドラム1Yを回転駆動させる。
(B2)ステップS24でCが必要と判断した場合にはステップS32へ移行し、第1接離部4Cを可動して第1転写部3Cを上昇させ、第1中間転写ベルト40Aの外周面の対応する転写位置P6と感光体ドラム1Cの外周面とを接触させる。また、ステップS33で感光体モータ制御部103Cによって感光体モータ151Cを駆動させ、感光体ドラム1Cを回転駆動させる。
(B1)ステップS23でYが必要と判断した場合にはステップS30へ移行し、第1接離部4Yを可動して第1転写部3Yを上昇させ、第1中間転写ベルト40Aの外周面の対応する転写位置P5と感光体ドラム1Yの外周面とを接触させる。また、ステップS31で感光体モータ制御部103Yによって感光体モータ151Yを駆動させ、感光体ドラム1Yを回転駆動させる。
(B2)ステップS24でCが必要と判断した場合にはステップS32へ移行し、第1接離部4Cを可動して第1転写部3Cを上昇させ、第1中間転写ベルト40Aの外周面の対応する転写位置P6と感光体ドラム1Cの外周面とを接触させる。また、ステップS33で感光体モータ制御部103Cによって感光体モータ151Cを駆動させ、感光体ドラム1Cを回転駆動させる。
(B3)ステップS25でMが必要と判断した場合にはステップS34へ移行し、第1接離部4Mを可動して第1転写部3Mを上昇させ、第1中間転写ベルト40Bの外周面の対応する転写位置P7と感光体ドラム1Mの外周面とを接触させる。また、ステップS35で感光体モータ制御部103Mによって感光体モータ151Mを駆動させ、感光体ドラム1Mを回転駆動させる。
(B4)ステップS26でBが必要と判断した場合にはステップS36へ移行し、第1接離部4Bを可動して第1転写部3Bを上昇させ、第1中間転写ベルト40Bの外周面の対応する転写位置P8と感光体ドラム1Bの外周面とを接触させる。また、ステップS37で感光体モータ制御部103Bによって感光体モータ151Bを駆動させ、感光体ドラム1Bを回転駆動させる。
(B4)ステップS26でBが必要と判断した場合にはステップS36へ移行し、第1接離部4Bを可動して第1転写部3Bを上昇させ、第1中間転写ベルト40Bの外周面の対応する転写位置P8と感光体ドラム1Bの外周面とを接触させる。また、ステップS37で感光体モータ制御部103Bによって感光体モータ151Bを駆動させ、感光体ドラム1Bを回転駆動させる。
(B5)ステップS27でY又はCの少なくとも一方の色が必要と判断した場合にはステップS38へ移行し、第2接離部52Aを可動して第2転写部51Aを上昇させ、第2中間転写ベルト50の外周面の対応する転写位置P9と第1中間転写ベルト40Aの外周面とを接触させる。また、ステップS39で第1中間転写モータ制御部115Aによって第1中間転写モータ154Aを駆動させ、第1中間転写ベルト40Aを回転駆動させる。
(B6)ステップS28でB又はMの少なくとも一方の色が必要と判断した場合にはステップS40へ移行し、第2接離部52Bを可動して第2転写部51Bを上昇させ、第2中間転写ベルト50の外周面の対応する転写位置P10と第1中間転写ベルト40Bの外周面とを接触させる。また、ステップS41で第1中間転写モータ制御部115Bによって第1中間転写モータ154Bを駆動させ、第1中間転写ベルト40Bを回転駆動させる。
(B6)ステップS28でB又はMの少なくとも一方の色が必要と判断した場合にはステップS40へ移行し、第2接離部52Bを可動して第2転写部51Bを上昇させ、第2中間転写ベルト50の外周面の対応する転写位置P10と第1中間転写ベルト40Bの外周面とを接触させる。また、ステップS41で第1中間転写モータ制御部115Bによって第1中間転写モータ154Bを駆動させ、第1中間転写ベルト40Bを回転駆動させる。
不要な画像色に関しては、対応する接離部を可動させず、対応する感光体モータ制御部による感光体モータおよび対応する第1中間転写モータ制御部による第1中間転写モータも駆動させない。
例えば、モノクロコピーを行う場合には、(B4)と(B6)に示した動作を行い、(B1)〜(B3),(B5)に示した動作は行わない。グリーンコピーを行う場合には、CとYの色を必要とするため、(B1)と(B2)と(B5)に示した動作を行い、(B3)(B4)(B6)に示した動作は行わない。
例えば、モノクロコピーを行う場合には、(B4)と(B6)に示した動作を行い、(B1)〜(B3),(B5)に示した動作は行わない。グリーンコピーを行う場合には、CとYの色を必要とするため、(B1)と(B2)と(B5)に示した動作を行い、(B3)(B4)(B6)に示した動作は行わない。
このようにして、ステップS29でスタンバイ完了として図9の転写接離動作制御のルーチンを終了することにより、他のルーチンで必要な色の画像データに基づいて画像形成処理(作像処理)が行われる。
よって、必要な色に対応するユニットである帯電部6,露光部9,現像部2,転写部3,クリーニング部7,除電部8のみが動作することになるため、消費電力を低減することができる。
よって、必要な色に対応するユニットである帯電部6,露光部9,現像部2,転写部3,クリーニング部7,除電部8のみが動作することになるため、消費電力を低減することができる。
図10はこの発明の第5実施形態であるタンデム型間接転写方式のカラー画像形成装置の作像部の第4構成例を示す図であり、図5と図7と対応する部分には同一符号を付してある。
第5実施形態のカラー画像形成装置は、それぞれ独立に回転可能で、Y,C,M,Bの色の異なる単色トナー画像を外周面に形成するための4つの感光体ドラム1(1Y,1C,1M,1B)と、それぞれ独立に回転可能で、4つの感光体ドラム1のうち2つの感光体ドラム1Y,1Cの外周面にそれぞれ形成された各単色トナー画像が1次転写位置P5,P6で、残りの2つの感光体ドラム1M,1Bの外周面にそれぞれ形成された各単色トナー画像が1次転写位置P7,P8でそれぞれ重ね合わされて転写される2つの中間転写ベルト(第1中間転写ベルト)40(40A,40B)とを備えている。
第5実施形態のカラー画像形成装置は、それぞれ独立に回転可能で、Y,C,M,Bの色の異なる単色トナー画像を外周面に形成するための4つの感光体ドラム1(1Y,1C,1M,1B)と、それぞれ独立に回転可能で、4つの感光体ドラム1のうち2つの感光体ドラム1Y,1Cの外周面にそれぞれ形成された各単色トナー画像が1次転写位置P5,P6で、残りの2つの感光体ドラム1M,1Bの外周面にそれぞれ形成された各単色トナー画像が1次転写位置P7,P8でそれぞれ重ね合わされて転写される2つの中間転写ベルト(第1中間転写ベルト)40(40A,40B)とを備えている。
このカラー画像形成装置はまた、各第1転写部3(3Y,3C,3M,3B)と、各第1接離部4(4Y,4C,4M,4B)とを備え、コピーモードが4色コピーモードの場合、各感光体ドラム1の外周面にそれぞれ単色トナー画像を形成し、各第1接離部4を可動して各第1転写部3を上昇させ、各中間転写ベルト40(40A,40B)の外周面の対応する転写位置P5,P6,P7,P8と各感光体ドラム1の外周面とを接触させて、各感光体ドラム1の外周面上の各単色トナー画像を2色ずつ2つの中間転写ベルト40の外周面にそれぞれ順次重ね合わせて転写する。
このカラー画像形成装置はさらに、各第2転写部51(51A,51B)と、各第2接離部52(52A,52B)とを備え、コピーモードが4色コピーモードの場合、各第2接離部52を可動して各第2転写部51を上昇させ、転写搬送ベルト30の外周面の対応する転写位置P9,P10と各中間転写ベルト40の外周面とを接触させて、各中間転写ベルト40の外周面上の各単色トナー画像を転写位置P9,P10で転写紙Pに順次重ね合わせて転写する。
なお、上述した各実施形態では、複数の感光体ドラム1をそれぞれ独立に回転(回動)させる複数の感光体モータを備えたが、感光体モータを1つだけ備え、複数のクラッチを選択的にオンにすることによって感光体モータの駆動によりギヤ経由で使用する色に対応する感光体ドラム1のみを回転させることもできる。
また、第1像担持体として感光体ベルトを用いることもできる。
さらに、上述した各実施形態では、接離モータの駆動により押し上げ部材を支軸を中心に左旋方向又は右旋方向に回動させるようにしたが、それらの回動をロータリソレノイド等の他の駆動手段によって行うことも可能である。
また、第1像担持体として感光体ベルトを用いることもできる。
さらに、上述した各実施形態では、接離モータの駆動により押し上げ部材を支軸を中心に左旋方向又は右旋方向に回動させるようにしたが、それらの回動をロータリソレノイド等の他の駆動手段によって行うことも可能である。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、画像形成装置の第2像担持体と複数の第1像担持体とを選択的に接触および離間させることができるため、使用する色に対応する第1像担持体と第2像担持体とを接触させ、使用しない色に対応する第1像担持体と第2像担持体とを離間させることにより、使用しない色に対応する第1像担持体を回動させずに済み、その色の画像形成に必要なユニットである帯電部,露光部,現像部,転写部,クリーニング部,除電部等を動作させる必要もなくなり、よって電力消費を低減させ、且つ像担持体の寿命を延ばすことができる。したがって、この発明を利用すれば、消費電力の低減化と感光体の高寿命化を達成可能な高性能高信頼の画像形成装置を提供することができる。
1(1Y,1C,1M,1B):感光体ドラム
2(2Y,2C,2M,2B):現像部
3(3Y,3C,3M,3B):第1転写部(転写部)
4(4Y,4C,4M,4B):第1接離部(接離部)
4a,52a:押し上げ部材 4b,52b:支軸
5,40(40A,40B):第1中間転写ベルト(中間転写ベルト)
6:帯電部 7:クリーニング部 8:除電部 9:露光部
21,44:駆動ローラ 22,23,25:従動ローラ
24,42:第2転写部(転写ローラ) 26,43:搬送ベルト
30:転写搬送ベルト 41:中間転写ドラム 50:第2中間転写ベルト
52(52Y,52C,52M,52B):第2接離部
61:第3転写部(転写ローラ) 100:メイン制御部 100a:CPU
101:オペレーティングパネル 102:スキャナ部
103(103Y,103C,103M,103B):感光体モータ制御部
104:第1接離モータ制御部(接離モータ制御部) 105:接離判別制御部
106(106Y,106C,106M,106B):第1接離センサ(接離センサ)
107(107Y,107C,107M,107B):第1接離クラッチ(接離クラッチ)
114:第2接離モータ制御部
115(115A,115B):第1中間転写モータ制御部
116(116A,116B):第2接離センサ
117(117A,117B):第2接離クラッチ
151(151Y,151C,151M,151B):感光体モータ
152:第1接離モータ(接離モータ) 153:搬送駆動モータ
154(154A,154B):第1中間転写モータ
155,157:第2中間転写モータ 156:駆動モータ
158:第2接離モータ 201:プリンタコントローラ部 202:メモリ部
2(2Y,2C,2M,2B):現像部
3(3Y,3C,3M,3B):第1転写部(転写部)
4(4Y,4C,4M,4B):第1接離部(接離部)
4a,52a:押し上げ部材 4b,52b:支軸
5,40(40A,40B):第1中間転写ベルト(中間転写ベルト)
6:帯電部 7:クリーニング部 8:除電部 9:露光部
21,44:駆動ローラ 22,23,25:従動ローラ
24,42:第2転写部(転写ローラ) 26,43:搬送ベルト
30:転写搬送ベルト 41:中間転写ドラム 50:第2中間転写ベルト
52(52Y,52C,52M,52B):第2接離部
61:第3転写部(転写ローラ) 100:メイン制御部 100a:CPU
101:オペレーティングパネル 102:スキャナ部
103(103Y,103C,103M,103B):感光体モータ制御部
104:第1接離モータ制御部(接離モータ制御部) 105:接離判別制御部
106(106Y,106C,106M,106B):第1接離センサ(接離センサ)
107(107Y,107C,107M,107B):第1接離クラッチ(接離クラッチ)
114:第2接離モータ制御部
115(115A,115B):第1中間転写モータ制御部
116(116A,116B):第2接離センサ
117(117A,117B):第2接離クラッチ
151(151Y,151C,151M,151B):感光体モータ
152:第1接離モータ(接離モータ) 153:搬送駆動モータ
154(154A,154B):第1中間転写モータ
155,157:第2中間転写モータ 156:駆動モータ
158:第2接離モータ 201:プリンタコントローラ部 202:メモリ部
Claims (14)
- 複数の第1像担持体上にそれぞれ異なる色の単色トナーによる単色トナー画像を形成し、その各単色トナー画像を第2像担持体上に順次重ね合わせて転写して合成カラー画像を形成する画像形成装置であって、
前記合成カラー画像を形成する際に、前記第2像担持体と前記複数の第1像担持体とを選択的に接触又は離間させる接離手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
前記接離手段は、読み取った原稿画像又は生成した画像データから必要とする画像色を判別し、その判別結果に応じて前記第2像担持体と前記複数の第1像担持体とを選択的に接触又は離間させる手段であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
前記第2像担持体は転写ベルトであり、
前記接離手段は、前記転写ベルトの内周面側から、該転写ベルトの外周面と前記複数の第1像担持体の外周面とを選択的に接触又は離間させることを特徴とする画像形成装置。 - 4つの第1像担持体上にそれぞれ異なる色の各単色トナーによる単色トナー画像を形成し、その各単色トナー画像を2色ずつ2つの第2像担持体上にそれぞれ順次重ね合わせて転写して2つの2色カラー画像を形成した後、その2つの2色カラー画像を第3像担持体上に順次重ね合わせて転写してフルカラー画像を形成する画像形成装置であって、
前記合成カラー画像を形成する際に、前記2つの第2像担持体のそれぞれと前記4つの第1像担持体の2つずつとを選択的に接触又は離間させる接離手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4記載の画像形成装置において、
前記接離手段は、読み取った原稿画像又は生成した画像データから必要とする画像色を判別し、その判別結果に応じて前記2つの第2像担持体のそれぞれと前記4つの第1像担持体の2つずつとを選択的に接触又は離間させる手段であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4又は5記載の画像形成装置において、
前記2つの第2像担持体はいずれも転写ベルトであり、
前記接離手段は、前記各転写ベルトの内周面側から、該各転写ベルトの外周面と前記4つの第1像担持体の2つずつの外周面とを選択的に接触又は離間させる手段であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4記載の画像形成装置において、
前記接離手段は、前記第3像担持体と前記2つの第2像担持体とを選択的に接触又は離間させる手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7記載の画像形成装置において、
前記接離手段は、読み取った原稿画像又は生成した画像データから必要とする画像色を判別し、その判別結果に応じて、前記2つの第2像担持体のそれぞれと前記4つの第1像担持体の2つずつとを選択的に接触又は離間させると共に、前記第3像担持体と前記2つの第2像担持体とを選択的に接触又は離間させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7又は8記載の画像形成装置において、
前記2つの第2像担持体および前記第3像担持体はいずれも転写ベルトであり、
前記接離手段は、前記第2像担持体である各転写ベルトの内周面側から、該各転写ベルトの外周面と前記4つの第1像担持体の2つずつの外周面とを選択的に接触又は離間させると共に、前記第3像担持体である転写ベルトの内周面側から、該転写ベルトの外周面と前記2つの第2像担持体の外周面とを選択的に接触および離間させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記各第1像担持体をそれぞれ独立に回転させる該第1像担持体毎の回転駆動手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 複数の第1像担持体上にそれぞれ異なる色の単色トナーによる単色トナー画像を形成し、その各単色トナー画像を第2像担持体上に順次重ね合わせて転写して合成カラー画像を形成するカラー画像形成方法であって、
読み取った原稿画像又は生成した画像データから必要とする画像色を判別し、その判別結果に応じて前記第2像担持体と前記複数の第1像担持体とを選択的に接触又は離間させることを特徴とするカラー画像形成方法。 - 4つの第1像担持体上にそれぞれ異なる色の各単色トナーによる単色トナー画像を形成し、その各単色トナー画像を2色ずつ2つの第2像担持体上にそれぞれ順次重ね合わせて転写して2つの2色カラー画像を形成した後、その2つの2色カラー画像を第3像担持体上に順次重ね合わせて転写してフルカラー画像を形成するカラー画像形成方法であって、
読み取った原稿画像又は生成した画像データから必要とする画像色を判別し、その判別結果に応じて前記2つの第2像担持体のそれぞれと前記4つの第1像担持体の2つずつとを選択的に接触又は離間させることを特徴とするカラー画像形成方法。 - 複数の第1像担持体と1つの第2像担持体とを備えた画像形成装置を制御するコンピュータに、
前記複数の第1像担持体上にそれぞれ異なる色の単色トナーによる単色トナー画像を形成し、その各単色トナー画像を前記第2像担持体上に順次重ね合わせて転写して合成カラー画像を形成する機能と、
その合成カラー画像を形成する際に、読み取った原稿画像又は生成した画像データから必要とする画像色を判別し、その判別結果に応じて前記第2像担持体と前記複数の第1像担持体とを選択的に接触又は離間させる機能と
を実現させるためのプログラム。 - 4つの第1像担持体と2つの第2像担持体と1つの第3像担持体とを備えた画像形成装置を制御するコンピュータに、
前記4つの第1像担持体上にそれぞれ異なる色の各単色トナーによる単色トナー画像を形成し、その各単色トナー画像を2色ずつ前記2つの第2像担持体上にそれぞれ順次重ね合わせて転写して2つの2色カラー画像を形成した後、その2つの2色カラー画像を第3像担持体上に順次重ね合わせて転写してフルカラー画像を形成する機能と、
その合成カラー画像を形成する際に、読み取った原稿画像又は生成した画像データから必要とする画像色を判別し、その判別結果に応じて前記2つの第2像担持体のそれぞれと前記4つの第1像担持体の2つずつとを選択的に接触又は離間させる機能と
を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004361900A JP2006171233A (ja) | 2004-12-14 | 2004-12-14 | 画像形成装置とカラー画像形成方法とプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2004361900A Pending JP2006171233A (ja) | 2004-12-14 | 2004-12-14 | 画像形成装置とカラー画像形成方法とプログラム |
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Country | Link |
---|---|
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009294516A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Canon Inc | 画像形成装置 |
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JP2011158596A (ja) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Ricoh Co Ltd | トナー像の画像ずれ補正装置、画像形成システム |
EP2363750A2 (en) | 2010-03-01 | 2011-09-07 | Ricoh Company, Ltd | Image forming apparatus having image carriers and developing members for different colors and image forming method used in the apparatus |
US8620188B2 (en) | 2010-04-09 | 2013-12-31 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus having a special color image mode |
JP2019117302A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
-
2004
- 2004-12-14 JP JP2004361900A patent/JP2006171233A/ja active Pending
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