JP2006170657A - 断線検出回路 - Google Patents

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睦 小山
Soichi Takahashi
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Abstract

【課題】断線の誤検出を防止して長期に渡って断線を正確に検出することができる断線検出回路を提供する。
【解決手段】断線検出回路が、ラインドライバと、ラインドライバへ入力された入力信号の非反転信号(PA)を伝送する非反転信号線と、入力信号の反転信号(*PA)を伝送する反転信号線と、非反転信号線および反転信号線から入力された信号を非反転信号として出力する第1のラインレシーバと、第1のラインレシーバとは非反転信号線および反転信号線の結線を逆にして入力された信号を反転信号として出力する第2のラインレシーバと、第1のラインレシーバと第2のラインレシーバからの信号が入力される排他的論理和回路とを備え、ノイズの影響が除去された信号が入力される排他的論理和回路の出力により断線を検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、サーボモータやリニアモータ等に設置された位置検出器からの信号線の断線を検出する断線検出回路に関する。
従来の断線検出回路は、ラインドライバへ入力された入力信号の非反転信号を伝送する非反転信号線と、入力信号の反転信号を伝送する反転信号線とをラインレシーバへ接続し、非反転信号線と反転信号線とにより伝送される信号を排他的論理和回路へ入力し、その出力により断線を検出している。
また、この改良発明として非反転信号線と反転信号線との間にラインレシーバのターミネータ抵抗とフォトカプラとを直列に接続し、ターミネータ抵抗を流れる電流をフォトカプラにより検出して断線の検出を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
この改良発明は、ターミネータ抵抗を流れる電流をフォトカプラにより検出して断線の検出を行っているため、フォトカプラは常時ON状態となっており、長期間の使用による電流伝達率の劣化により断線の誤検出が生ずる等の問題があり、長期に渡って断線を検出する場合には上記の排他的論理和回路を用いた断線検出回路が有効である。
このような排他的論理和回路を用いた断線検出回路を図3に示す。図3は従来の断線検出回路を示す回路図である。
従来の断線検出回路51は、サーボモータやリニアモータ等の回転または直進するモータのエンコーダやレゾルバ等の図示しない位置信号検出器の出力線52から位置信号検出器に設けられたラインドライバ53へ入力されるパルス信号等の入力信号をラインドライバ53が入力信号の位相をそのままにした非反転信号(PA)と入力信号の位相を反転させた反転信号(*PA)として出力し、これらをターミネータ抵抗Rtを介して接続された非反転信号線54と反転信号線55とにより伝送し、非反転信号線54と反転信号線55とを伝送される信号とをラインレシーバ56へ入力すると共に、非反転信号線54から分岐した非反転信号分岐線57および反転信号線55から分岐した反転信号分岐線58により伝送される信号を排他的論理和回路59へ入力してラインレシーバ56から出力される位置信号によりモータの回転制御や直進制御等を行うと共に、反転器60を介して出力される排他的論理和回路59からの常時ローレベル(Lレベルという。)の出力がハイレベル(Hレベルという。)に反転したことによりラインドライバ53に接続する非反転信号線54と反転信号線55の断線を検出してモータの暴走等を防止している。
実公平7−15219号公報(第2頁左欄および右欄、第3図および第1図)
しかしながら、上述した従来の図3に示す断線検出回路51においては、図4に示すようにステーション51(S51と記す。)で測定される非反転信号線54の非反転信号(PA)とS52で測定される反転信号線55の反転信号(*PA)とに電気ノイズ等の外部からのノイズ61、62が重畳した場合には、S53で測定されるラインレシーバ56の出力はラインレシーバ56の機能によりノイズ61、62の影響を受けないが、非反転信号(PA)と反転信号(*PA)とが共にLレベルまたはHレベルのときにLレベルを出力する排他的論理和回路59からの出力は、一般にノイズ電圧は、低い電圧(例えば5V)の電圧波形である非反転信号(PA)や反転信号(*PA)よりも高い電圧(例えば10V)であるので、ノイズ61の場合は共にHレベル、ノイズ62の場合は共にLレベルとなってLレベルが出力され、反転器60で反転させてS54で測定される出力は局所的なHレベルとして出力され、これを断線と誤って検出する誤検出が生じる可能性があるという問題がある。
なお、通常は非反転信号線54および反転信号線55はまとめて同一経路上を配線されているので、ノイズ61、62は同方向の同一電圧、つまりコモンモードノイズとして非反転信号(PA)や反転信号(*PA)に重畳される。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、非反転信号線や反転信号線の断線の誤検出を防止して長期に渡って断線を正確に検出することができる断線検出回路を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、断線検出回路が、ラインドライバと、該ラインドライバへ入力された入力信号の非反転信号を伝送する非反転信号線と、前記入力信号の反転信号を伝送する反転信号線と、前記非反転信号線および反転信号線から入力された信号を非反転信号として出力する第1のラインレシーバと、該第1のラインレシーバとは前記非反転信号線および反転信号線の結線を逆にして入力された信号を反転信号として出力する第2のラインレシーバと、前記第1のラインレシーバと第2のラインレシーバからの信号が入力される排他的論理和回路とを備え、前記排他的論理和回路からの出力により前記非反転信号線および前記反転信号線の断線を検出することを特徴とする。
これにより、本発明は、第1のラインレシーバおよび第2のラインレシーバのノイズキャンセル機能を利用して排他的論理和回路へは常にノイズを除去した信号を入力することが可能になり、排他的論理和回路から出力される信号を用いて断線の検出を行うことによりその誤検出を防止することができ、長期に渡って断線を正確に検出する断線検出回路を得ることができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による断線検出回路の実施例について説明する。
図1は実施例の断線検出回路を示す回路図である。
図1において、1は断線検出回路である。
断線検出回路1は、モータの図示しない位置信号検出器からの出力線2により入力信号が入力される位置信号検出器に設けられたラインドライバ3と、ラインドライバ3へ入力された入力信号の非反転信号(PA)を伝送する非反転信号線4と、入力信号の反転信号(*PA)を伝送する反転信号線5と、これらの間を接続するターミネータ抵抗Rtと、非反転信号線4および反転信号線5からそれぞれの入力端子に入力された信号を非反転信号として出力する第1のラインレシーバ6と、反転信号線5から分岐した反転信号線(反転信号分岐線7という。)および非反転信号線4から分岐した非反転信号線(非反転信号分岐線8という。)により伝送され、第1のラインレシーバ6とは各入力端子への結線を逆にして入力された信号を反転信号として出力する第2のラインレシーバ9と、第1のラインレシーバ6の非反転信号を反転器10で反転させた反転信号および第2のラインレシーバ9の反転信号を反転器11で反転させた非反転信号が入力され、それらの信号が共にLレベルまたはHレベルのときにLレベルを出力する排他的論理和回路12と排他的論理和回路12の出力信号を反転させる反転器14とにより構成され、第1のラインレシーバ6から出力され、反転器10で反転させ、再度反転器13で反転させた非反転信号の位置信号によりモータの回転制御や直進制御等を行うと共に、排他的論理和回路12からの出力を反転器14で反転させた常時Lレベルの出力がHレベルに反転したことにより非反転信号線4や反転信号線5の断線を検出する。
本実施例の第1のラインレシーバ6および第2のラインレシーバ9は図1において上側の端子から入力された信号に下側の端子(反転記号を付した端子)からの信号を減じ、その結果が正の電圧の時はHレベルを出力し、負の時はLレベルを出力する機能を有しており、これによりノイズ電圧がキャンセル(ノイズキャンセル機能という。)される。
例えば、図2にS1、S2で示す第1のラインレシーバ6への入力信号が電圧波形のHレベルが5V、Lレベルが0V、ノイズ61、62のノイズ電圧がそれぞれ10V、−10Vである場合に、第1のラインレシーバ6から出力される出力信号の電圧波形はノイズ61の場合は(5+10)V−(0+10)V=5V(Hレベル)となって出力され、ノイズ62の場合は(0−10)V−(5−10)V=−5Vとなって0V(Lレベル)として出力される。
上記の構成の作用について説明する。
図2に示すように本実施例の断線検出回路1においては、S1で測定される非反転信号線54の非反転信号(PA)とS2で測定される反転信号線55の反転信号(*PA)とに上記従来例と同様にノイズ61、62が重畳した場合には、S3で測定される第1のラインレシーバ6の出力を反転器10で反転させた出力は第1のラインレシーバ6のノイズキャンセル機能によりノイズ61、62を除去した反転信号となり、S4で測定される第2のラインレシーバ9の出力を反転器11で反転させた出力は第2のラインレシーバ9のノイズキャンセル機能によりノイズ61、62を除去した非反転信号となる。
そして、これらのノイズ61、62の影響が除去された信号が排他的論理和回路12に入力されるので、S6で測定される排他的論理和回路12からの出力を反転器14で反転させた出力はLレベルで一定となり、断線の誤検出が防止される。
また、S5で測定される第1のラインレシーバ6からの出力は、反転器10および反転器12によりそれぞれ反転されて第1のラインレシーバ6から出力された非反転信号に戻され、非反転信号の位置信号として出力される。
出力線2、つまり位置信号検出器の内部で断線が生じた場合、または非反転信号線4および反転信号線5の両方が断線した場合は、非反転信号(PA)と反転信号(*PA)とが共にHレベル一定になり、第1のラインレシーバ6および第2のラインレシーバ9からの出力も共にHレベルとなり、排他的論理和回路12への入力はそれぞれ反転器10と反転器11により反転されてLレベルとなって排他的論理和回路12からの出力を反転器14で反転させた出力はHレベルになるので、出力線2や非反転信号線4、反転信号線5の断線が検出される。
非反転信号線4および反転信号線5の一方が断線した場合、例えば非反転信号線4が断線した場合は、非反転信号(PA)の第1のラインレシーバへの入力がHレベル一定に、反転信号(*PA)がパルス信号になり、S3で測定される第1のラインレシーバ6の出力は正常な状態でなくなって(Lレベル)これを反転器10で反転させた出力はHレベル一定となり、S4で測定される第2のラインレシーバ9の出力を反転器11で反転させた出力もHレベル一定となって排他的論理和回路12からの出力を反転器14で反転させた出力はHレベルとなりこの信号にHレベルが含まれるので、非反転信号線4の断線が検出される。反転信号線5が断線した場合も同様である。
以上説明したように、本実施例では、ラインドライバへ入力された入力信号の非反転信号と反転信号とを第1のラインレシーバへ入力して出力された信号と、第1のラインレシーバとは非反転信号線および反転信号線の結線を逆にして第2のラインレシーバへ入力して出力された信号とを排他的論理和回路へ入力するようにしたことによって、第1のラインレシーバおよび第2のラインレシーバのノイズキャンセル機能を利用して排他的論理和回路へは常にノイズを除去した信号を入力することが可能になり、排他的論理和回路から出力される信号を用いて断線の検出を行うことによりその誤検出を防止することができ、非反転信号線、反転信号線の断線を長期に渡って正確に検出する断線検出回路を得ることができる。
なお、本実施例では位置信号検出器からの入力される一つの入力信号を用いて説明したが、90度の位相差を持つ2つの入力信号の場合やこれに1回転に1回の原点信号を加えた場合、120度の位相差を持つ3つの入力信号等に適用しても同様の効果を得ることができる。
実施例の断線検出回路を示す回路図 実施例の断線検出回路の各ステーションの信号波形を示す説明図 従来の断線検出回路を示す回路図 従来の断線検出回路の各ステーションの信号波形を示す説明図
符号の説明
1、51 断線検出回路
2、52 出力線
3、53 ラインドライバ
4、54 非反転信号線
5、55 反転信号線
6 第1のラインレシーバ
7、58 反転信号分岐線
8、57 非反転信号分岐線
9 第2のラインレシーバ
10、11、13、14、60 反転器
12、59 排他的論理和回路
56 ラインレシーバ
61、62 ノイズ

Claims (1)

  1. ラインドライバと、該ラインドライバへ入力された入力信号の非反転信号を伝送する非反転信号線と、前記入力信号の反転信号を伝送する反転信号線と、前記非反転信号線および反転信号線から入力された信号を非反転信号として出力する第1のラインレシーバと、該第1のラインレシーバとは前記非反転信号線および反転信号線の結線を逆にして入力された信号を反転信号として出力する第2のラインレシーバと、前記第1のラインレシーバと第2のラインレシーバからの信号が入力される排他的論理和回路とを備え、
    前記排他的論理和回路からの出力により、前記非反転信号線および前記反転信号線の少なくとも一方の断線を検出することを特徴とする断線検出回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105988058A (zh) * 2015-03-04 2016-10-05 上海开通数控有限公司 三相交流伺服驱动系统中电机动力线断线的检测方法

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