JP2006168247A - 連続紙印刷装置 - Google Patents

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貴裕 秋山
Toshihiko Takenouchi
敏彦 竹之内
Saiji Kageyama
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Abstract

【課題】
プリンタエンジン間のジャム発生時や第2プリンタエンジンにおける白紙印刷頁数値入力ミスによる用紙破断のための用紙無駄、ロール紙補給装置接続時の用紙装填のオペレータ工数を削減出来る印刷装置を提供する。
【解決手段】
複数の連続紙プリンタエンジンを使用して、両面印刷、スポットカラー印刷及び磁気トナー印刷を行う印刷装置を備え、複数台の連続紙プリンタエンジンを同期印刷させながら印刷可能なプリンタ制御装置であって、同期印刷している複数台のプリンタエンジンをオペレータ操作により非同期印刷に移行する手段と、第1/第2のプリンタエンジン間に設けられる第1面と第2面の展開データ物理用紙長差固定値を容易に設定する手段と、オペレータ操作により同期印刷に復帰する手段とを有し、物理用紙長差固定値の設定時に印刷用紙を破断させない手段を有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は複数台のプリンタエンジンを連結した連続紙印刷装置に関する。
片面印刷可能な連続紙プリンタを2台連結して両面印刷を行い、また時には2台別々のプリンタとして片面印刷可能な構成の印刷装置がある。この種の両面印刷時のプリンタ制御方法は、2台のプリンタ(制御装置が別々に存在する)が同期印刷する方式であった。同期印刷する方式の代表例として、2台のプリンタ間における連続紙の滞留量を検出するためのセンサ付き中間バッファ機構やホストシステムとの物理頁差を連絡する手段を介し、個々に制御装置を有するプリンタで同期印刷させる連続紙両面印刷装置がある(例えば、特許文献1参照。)。この連続紙両面印刷装置は、個々の制御装置等を有する為、ホストシステムから各制御装置に別々なデータを転送する複雑さや用紙装填の難しさがあった。用紙装填の安易なシステムを提供する為に、中間バッファ機構や個々の制御装置を持たず、またホストシステムに複雑な負荷を掛けない連続紙両面印刷装置が求められている。
特開平07−237336号公報
従来の両面印刷走行方法では、第1片面連続紙プリンタエンジンで表面印刷された用紙をターンバで表裏逆転させ、続いて連結する第2片面連続紙プリンタエンジンで裏面を印刷する必要がある為、両面印刷の表裏同期印刷は必須であった。この同期印刷において、ある両面ジョブを終了し、次のジョブを待つ状態であって、第1プリンタエンジンがあるジョブの表面群を印刷終了し、第1/第2プリンタエンジン間の距離だけ第2プリンタエンジン用描画データをメモリに格納したままの待機している状態を印刷データ待機中と呼ぶ。
この時に以下のような問題があった。
1.第1/第2プリンタエンジン間において用紙ジャムが発生した場合、印刷装置が記載可能な機構(センサ等)を備えておらず、次の印刷データ印刷時に装置内でジャムエラーを検出するまで検知・修正する方法がなく、無駄な用紙を消費していた。
2.オペレータが同期印刷に使用する設定値を入力する方法の為、入力した値がミスであることに気づくまで無駄な印刷が行われ、また気づいても、即座に復旧する方法が無かった。
3.ロール紙補給装置などを接続した時、物理用紙長を変えて設定するには用紙装填動作をし直す必要があった。同期印刷の為、ホストシステムからの片面印刷データを第1プリンタエンジンで印刷終了後であっても、第2プリンタエンジンまで用紙を送らないと、即時変更が出来なかった。その為、この第1/第2プリンタエンジン間の用紙が無駄になった。
4.用紙を装填する時、または同期印刷を行っている時にジャムが発生した場合、第1プリンタエンジンと第2プリンタエンジン間の物理頁長差の設定が必要となる。通常、物理頁長差の設定を短時間で行う為、第2プリンタエンジンにおいて1頁づつでなく複数頁の白紙印刷を行う。この物理頁長差を調整する時にオペレータが誤って白紙印刷頁の数値を必要以上に大きくさせてしまうと第1/第2プリンタエンジン間の用紙滞留量が無くなり、そして破断してしまう。この結果、用紙再装填に時間を費やし、用紙が無駄となった。
以上のことから、結果的に、オペレータは用紙の取り外しや再装填を行わなければならなかった。これらの操作は、オペレータの手作業によって行わなければならず、ジャム修復時などの工数がかかった。また、ジャムエラー発生の際、プリンタエンジン間の用紙分が無駄になり、且つ、再用紙装填操作などで更に用紙を消費する仕組みだった。
本発明の目的は、同期印刷しながら印刷している2台のプリンタエンジンを、オペレータの簡単な入力操作で非同期印刷にし、第1プリンタエンジン及び第2プリンタエンジンの用紙をオペレータが任意に前進または後退させ、任意の個所で用紙を接合出来るようにすることにより、プリンタエンジン間のジャム発生時や第2プリンタエンジンにおける白紙印刷頁数値入力ミスによる用紙破断のための用紙無駄、ロール紙補給装置接続時の用紙装填のオペレータ工数を削減出来る印刷装置を提供することにある。
上記課題を解決する為に、本発明は、複数台の連続紙プリンタエンジンを同期印刷させながら印刷可能なプリンタ制御装置を備え、複数台のプリンタエンジンの同期印刷と非同期印刷とを切替選択可能な手段と、第1/第2のプリンタエンジン間に設けられる第1面と第2面の展開データ物理用紙長差固定値の設定手段とを有する連続紙印刷装置が、物理用紙長差固定値の設定時に印刷用紙を破断させない手段を設けたことを特徴とする。
また、複数台の連続紙プリンタエンジンを同期印刷させながら印刷可能なプリンタ制御装置を備え、同期印刷している複数台のプリンタエンジンを、オペレータ操作により非同期印刷に移行および復帰する手段と、第1/第2のプリンタエンジン間に設けられる第1面と第2面の展開データ物理用紙長差固定値の設定手段を有する連続紙印刷装置が、物理用紙長差固定値の設定時に印刷用紙を破断させない手段を設けたことを特徴とする。
また、前記連続紙印刷装置がオペレータ操作にて任意頁数の白紙印刷(NPRO)動作可能な手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ジャム等にて用紙切れがあった場合、非同期印刷にして、物理頁長差サブ画面6c機能の任意数指定白紙印刷指示手段により、自由に第1/第2プリンタエンジンに装填された用紙の送りができ、さらには第2プリンタエンジンにて白紙印刷頁数を誤って多く設定しても発光部、反射部及び滞留検出センサを設けることで用紙破断を防ぐことが出来る。また任意の個所で用紙を接合でき、オペレータの操作性向上と無駄な用紙の排出を防止出来る。
また、ミシン目無しのロール紙を使用する場合は、物理頁を変えられるので、ホストシステムからの文書データで別の物理頁用紙長を要求されても、この物理頁差分値を再入力するだけでよい為、同期印刷調整を容易にできるとともに、用紙破断を防止出来るので物理長が変わっても再装填作業及び無駄な用紙をなくすことが出来る。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の両面印刷装置とその用紙走行を示す構成図である。用紙の走行経路について説明する。用紙はロール紙補給装置1aから、電源操作ボックス1bの下を通り、第1プリンタエンジン1eに用紙を供給する。第1プリンタエンジン1eにおいて、制御装置1hが展開した第1面画像データが、現像機1cからトナーの付着を受けた感光ドラム1dにより、供給された用紙に画像が転写される。その後、トナーは定着機1fにて用紙に定着される。このように第1プリンタエンジン1eでトナーが定着された用紙を、ターンバ1gにて用紙走行方向を変えたり、表裏反転したりして、制御装置1hの下を通り第2プリンタエンジン1iに送る。第1プリンタエンジン1eと同様に第2プリンタエンジン1iで第2面描画データを印刷し、ロール紙巻取り装置1jに巻き取る。つまり、ターンバ1gにて用紙の表裏を変えることで両面印刷が可能となる。更に、ターンバ1gにて用紙の表裏を変えず、各プリンタエンジンのトナーを黒以外の色や磁気を帯びたトナーに交換することでスポットカラーや磁気トナー印刷が可能である。
次に、白紙印刷時における用紙破断防止の方法について図2を用いて説明する。図2は図1における用紙滞留量検出部の拡大図であり、発光部1kからの光信号が反射部1mで光信号を反射させて滞留検出センサ1nで光信号を検出する仕組みとなっている。具体的には第1プリンタエンジン1eと第2プリンタエンジン1i間の物理頁長差の設定を行う時、第2プリンタエンジン1iで白紙印刷を行うと滞留量が十分にある時は、発光部1kからの光信号が用紙に遮られ、反射部1mで光信号を反射出来ず滞留検出センサ1nで光信号を検出されず白紙印刷を続けた。しかし、白紙印刷頁数を必要以上に大きく設定した場合は、白紙印刷が続くとやがて滞留量は減少し、発光部1kからの光信号が用紙に遮られず反射部1mで光信号を反射させて滞留検出センサ1nで光信号が検出される。この場合、用紙が破断する可能性があるため白紙印刷を停止した。
図2における発光部1k、反射部1m、滞留検出センサ1nの配置は一例であり、他の配置もしくは他の手段を用いても同様に実現することが可能である。
図3は、本発明の印刷装置を説明する為のハードウェアブロック図である。この印刷装置は、プリンタ制御装置3bと、操作パネル3cと、第1プリンタエンジン3dと、第2プリンタエンジン3eとで主要部が構成される。プリンタ制御装置3bは、ホストインターフェース3f、CPU3h、RAM3g、操作パネルインターフェース3i、磁気記憶装置3k、第1プリンタエンジンインターフェース3m、第2プリンタエンジンインターフェース3nと、これらを相互に接続するシステムバス3jとからなる。
操作パネルインターフェース3iには操作パネル3cが接続されている。各プリンタエンジンインターフェース3m、3nには各プリンタエンジン3d、3eが接続されている。ホストインターフェース3fにはホストシステム3aが接続されている。電源投入により、磁気記憶装置3kより制御ブロクラムがRAM3gのシステムエリアに格納され、起動される。CPU3hは、RAM3gのシステムエリアに格納された制御プログラムに従って動作し、プリンタ装置全体を制御する。
図4は、プリンタ制御装置の制御プログラムの説明図である。制御プログラム群4cは、受信処理部4d、画像描画部4e、プリンタエンジン調整管理制御部4f、操作パネル制御部4g、磁気記憶装置制御部4h、頁メモリ管理部4i、第1プリンタエンジン制御部4j、第2プリンタエンジン制御部4kなどからなる。ホストシステム4aから送られてくる文書データは受信処理部4dで処理し、磁気記憶装置制御部4hに渡し、磁気ディスクに保管する。画像描画部4eは磁気ディスク上の文書データを描画データに展開し、頁メモリ管理部4iに送信する。頁メモリ管理部4iは文書データの描画データをメモリ上に配置管理する。この時、操作パネルからのオペレータ入力及び表示4bの指示により、操作パネル制御部4gでREADYキー7m(図7参照)押下を処理し印刷開始を指示されたら、プリンタエンジン調整管理制御部4fがメモリ上の描画データアドレスを引数にして各プリンタエンジン制御部4j、4kに起動を掛ける。
第1プリンタエンジン制御部4jはプリンタエンジン調整管理制御部4fが示す描画データアドレスをもとにメモリから描画データを取り出し、第1プリンタエンジンで転写する。第2プリンタエンジン制御部4kも同様にプリンタエンジン調整管理制御部4fが示す描画データアドレスをもとにメモリから描画データを取り出し、第2プリンタエンジンで転写する。プリンタエンジンでエラーが発生した場合は、プリンタエンジン調整管理制御部4f及び操作パネル制御部4gを介して、操作パネル3cにエラーを表示する。
図5は、用紙装填機能の説明図である。ここでは、印字サンプルとして通し番号を印刷した例について説明する。この用紙装填機能は、予めオペレータ操作により入力された物理頁サイズに基づいて、オペレータの用紙装填を支援する機能である。また、プリンタ制御装置3bが第1プリンタエンジンと第2プリンタエンジンの同期印刷に使用する物理頁差分値を入手する手段でもある。オペレータがこの用紙装填機能をオペレータ操作パネル3cから選択し、M枚の物理頁印刷を指示する。プリンタ制御装置3bは第1プリンタエンジン感光ドラム5aにて、1から始まる通し番号(1、2、・・、N、・・、M−1、M)を印刷し、物理頁サイズで紙送りする。その後、オペレータがターンバ5bを経由して第2プリンタエンジンに用紙を装填する。必要な場合は後処理機まで用紙を連続して装填する。この時、ターンバ5cにて用紙の表裏を反転する様に用紙装填すると、両面印刷を行うことになる。また、用紙の表裏を変えなければ、同用紙の片面のみに2重印刷するスポットカラーや磁気トナー印刷が可能である。ここでは用紙の表裏を変えた場合で説明するが、表裏を変えない場合も同様に実現することが出来る。
用紙装填後、オペレータは第2プリンタエンジン感光ドラム5d直前の第1面の通し番号Nを目視し、操作パネルよりこの番号を入力する。プリンタ印刷装置はM−N+1値を第1プリンタエンジン用画面データと第2プリンタエンジン用画面データの物理頁差分値(L=M−N+1)5fとして格納する。構造的に、N+1通し番号を目視することは出来ないので、目視出来るNの通し番号をオペレータに入力させ、差分の1を加算している。この物理頁差分値L(5f)は結果的にオペレータによる目視入力よりなっている。なお、第2プリンタエンジン感光ドラム5d直前に、差分を検知するようセンサを設けてその値を元に設定してもよい。同期印刷では、この物理頁差分値L(5f)を維持するように第1プリンタエンジンと第2プリンタエンジンの同期を取りながら印刷する。別々の片面用プリンタエンジンを連続して接続したプリンタシステムを提供するには、同期印刷は必要な制御である。
図6に、RAM3gに格納されている描画展開後の頁メモリの配置6b、各ポインタ6c及び各プリンタエンジンの転写ポインタ位置とメモリ開放6dの関連を示す。
本図により、頁メモリ6bを使用した画像描画部4e、頁メモリ管理部4i、プリンタエンジン調整管理制御部4f、各プリンタエンジン制御部4j、4kの動作と同期印刷及びメモリ開放について説明する。
画像描画部4eはプリンタエンジンへの転写に先行して、ホストシステムからの文書データを頁メモリ6bに画像描画データとして展開し、格納して行く。
この時の次に描画するメモリアドレスを描画データ展開点と称す。描画データ展開点の時間経過6aと頁メモリの配置6bと各ポインタ6cと各プリンタエンジンの転写ポインタ位置とメモリ開放6dを示す。画像描画部4eが文書データX頁分の画像描画データを頁メモリ6bに格納している。この時、描画データ展開点6aがAからEまで変化していく。
(描画データAの場合)
画像描画部4eがホストシステムから受信した最初の文書データを描画展開開始し、第1物理頁分が展開終了した時点である。頁メモリ管理部4iが描画データアドレスの先頭にポインタ値6c(1から始まる通し番号Yと両面印刷を示すフラグ(0、1))をセットする。頁メモリ管理部4iはポインタ設定後プリンタエンジン調整管理制御部4fに通知する。プリンタエンジン調整管理制御部4fはポインタ値(通し番号とフラグ)6cを判断して、第1プリンタエンジン制御部4jにメモリアドレスを引数にして起動を掛ける。第1プリンタエンジン制御部4jは頁メモリ6bから描画データを引き出し、第1プリンタエンジンで印刷させる。また、プリンタエンジン調整管理制御部4fは第2プリンタエンジン制御部4kにも引数無しで同時に起動を掛ける。第2プリンタエンジン制御部4kは引数無しの場合、白紙1頁印刷するように予め取り決めてあり、白紙印刷する。続けてプリンタエンジン調整管理制御部4fはポインタの更新時まで待機する。更に、この時、各プリンタエンジン制御部4j、4kはプリンタエンジンのエラーを監視する。これらにより、第1プリンタエンジンと第2プリンタエンジンの間にセンサを有した中間バッファ機構を持たない構成とした。
(描画データ展開点Bの場合)
画像描画部4eが画像描画データ処理を続け、ポインタ値6cが物理頁長差分値Lの2倍になる前の時点である。プリンタエンジン調整管理制御部4fはフラグを判断し、両面印刷(フラグ=1)の時、第1プリンタエンジン制御部4jは奇数ポインタの示すメモリアドレスを処理し、第2プリンタエンジン制御部4kは白紙印刷を続ける。
(描画データ展開点Cの場合)
ポインタ値6cが物理頁長差分値Lの2倍を超えて画像描画データ処理が進んだ時点である。この時、プリンタエンジン調整管理制御部4fはフラグを判断し、第1プリンタエンジン制御部4jはそのまま奇数ポインタを示すメモリアドレスを順次処理し続け、ここで始めて第2プリンタエンジン制御部4kが偶数ポインタの示すメモリアドレスを処理し始める。
(描画データ展開点Dの場合)
印刷データ頁数Xが物理頁長差分値Lの2倍を超えないで終了した時、つまり、ある印刷ジョブの頁枚数が少ない場合に起きるホストシステムからの印刷データ待機を示す。この状態は第2プリンタでの裏面が描画されないで残った状態である。
(描画データ展開点Eの場合)
次の印刷ジョブの印刷データを処理する場合である。第1面と第2面の表裏位置を及びメモリ開放の為に、ポインタは連続した値にする必要がある。直前の印刷ジョブ頁数が奇数で終わる場合は、画像描画部4eが白紙描画データを挿入し、偶数ポインタで終了するようにした。これにより、次の印刷ジョブの第1頁が必ず表面から描画可能となる。
一方、リカバリの為に、描画データ頁数Xが物理長差分値Lの2倍と第2プリンタエンジンの感光ドラムから定着機までの物理長を加算した値より超える場合に、プリンタエンジン調整管理制御部4fは頁メモリ管理部4iに対して第2プリンタエンジンで印刷保証済みのポインタを通知し、このポインタをもとに頁メモリ管理部4iは頁メモリを開放する。結果的に図6のようなリング形状のメモリ管理としてある。
また、印刷データ待機中に各プリンタエンジンの印刷位置微調整用FF(Form Feed)キー(図示せず)などを押下した場合、表裏位置ズレが発生する。1頁毎の各プリンタエンジン制御部4j、4k起動時に、これらをエンジンエラーとして常に監視するようにした。
図7は、メイン画面7aと物理頁長差調整サブ画面7c(Delta Set)を説明する為の図である。ここでは、メイン画面7a、メイン画面7aからの選択するペーパーロード(Paper Load)項目7b、ペーパーロード項目7bから選択された物理頁長差調整サブ画面7cを用いて、オペレータの入力方法及び同期/非同期移行動作を説明する。
メイン画面7aは、READYキー7mを押下すると、受信した印刷データの印刷を開始する。STOPキー7nを押下すると、印刷中のプリンタエンジンを停止する。CHECKキー7qは、エラー発生時にリセット処理を行う。具体的には第1プリンタエンジン1eまたは第2プリンタエンジン1iをリセットする。
非同期印刷中は、メイン画面7aの左右下部にあるSTOPキー7n、NPROキー7p、CHECKキー7qは各々第1プリンタエンジン1e及び第2プリンタエンジン1iを個別に制御出来るようにした。
同期印刷時は、第1/第2プリンタエンジンの区別がなく、STOPキー7n、NPROキー7p、CHECKキー7qは2台のプリンタエンジンを一体と見なし、左右どちらを押下しても同じ動作をする。この同期印刷の時、NPROキー7pを押下すると、第1プリンタエンジン1eは物理頁長差分値Lと感光ドラム1dから定着機1fまでの固定長を加算した頁分を白紙印刷し、同期して第2プリンタエンジン1iは物理頁長差分値Lだけの裏面データを印刷した後、感光ドラム1dから定着機1fまでの白紙頁を印刷する。
本発明では、2台のプリンタエンジンの印刷動作を非同期にする為、同期印刷中にSTOPキー7nを押下した時、メイン画面7aのタスクバーのペーパーロード設定項目7bを選択出来ようにした。具体的には、物理長差分調整サブ画面7cを選択した時に、非同期印刷に移行し、物理頁差調整サブ画面7cが表示されるようにした。
物理頁長差調整サブ画面7cは、物理頁長差分値Lを直接入力、または現在の物理頁長差分値Lを表示する物理頁長差分値L表示入力エリア7f(英語用画面ではDelta Pagesと表示)と、第1プリンタエンジン1eの白紙印刷枚数設定値エリア7eと第1プリンタエンジンの白紙印刷開始/停止キー7d(英語用画面では「NproEU1」または「StopEU1」を表示)と、第2プリンタエンジン1iの白紙印刷枚数設定値エリア7hと、第2プリンタエンジン1iの白紙印刷開始・停止キー7g(英語用画面では「NproEU2」または「StopEU2」を表示)を設けた。
これらの白紙印刷開始・停止キー(7d、7g)は、各々のプリンタエンジンがNpro動作中はStopEU1(第1プリンタエンジン1e用)とStopEU2(第2プリンタエンジン1i用)を表示し、Stop状態ではNproEU1(第1プリンタエンジン1e用)とNproEU2(第2プリンタエンジン1i用)を表示する。また、物理頁長差値Lをカウンタに保管指示する為のOKキー7iと、保管指示をキャンセルする為のキャンセルキー7kと、白紙印刷動作時のプリンタエンジンエラーをリセット指示する為のCheckキー7jを合わせて設けた。
図8は、操作バネル制御部4gの物理頁長差調整サブ画面7cを制御するフロー図である。印刷待機中の用紙ジャムが発生し、オペレータ自らが行う動作を踏まえて操作方法を説明する。このサブ画面制御フローは、操作パネル制御部4gに組み込まれ、プリンタ印刷装置3bの処理の信頼性を増す為、STOP状態のみしか稼動しないように条件を付けている。この条件において、オペレータがタスクバーのペーパーロード項目7bを選択出来る。このペーパーロード項目7bに、物理頁長差調整サブ画面選択項目(図示せず)がある。この物理頁長差調整サブ画面7cを選択されると、非同期印刷への移行処理ルーチンが実行出来るようになっている。
印刷データ待機中に用紙ジャムが発生した時、プリンタエンジン間の用紙滞留量をオペレータが見て差分値の入力ミスが判った時、更にロール紙を使用していて片面印刷終了時に物理頁長を変えなければならない時に、オペレータ自らまずこの物理頁長差調整サブ画面選択項目を選択する(S1)。印刷装置はこの動作を選択されると、エラー修復後の再印刷用に各ポインタ等を格納する(S2)。続けて物理頁長差調整サブ画面7cを表示する(S3)。
オペレータはジャム時に破断した用紙を取り除き、取り除いた分の物理頁枚数を第1プリンタエンジン1eの白紙印刷枚数設定値エリア7eに入力し、第1プリンタエンジン1eの白紙印刷開始/停止キー7dを押下して(S4)、その頁分の数の白紙印刷制御を行う(S5)。この時、オペレータは破断した用紙を整形し、テープなどで張り合わせる。その後、用紙の滞留量が十分あるか確認し、滞留量が多すぎた場合は第2プリンタエンジ1iの白紙印刷枚数設定値エリア7hに入力し、第2プリンタエンジン1iの白紙印刷開始/停止キー7gを押下して(S6)、白紙印刷調整する(S7)。この時、第2プリンタエンジン1iの白紙印刷枚数設定値エリア7hに誤って必要以上に大きな数値を入力した場合、滞留量が減少して用紙が破断してしまう可能性がある。そのため、この現象を防ぐために、発光部1kからの光信号が用紙に遮られず反射部1mで光信号を反射させて滞留検出センサ1nで光信号を検出すると、第2プリンタエンジン1iでの白紙印刷を停止した(S8)。これにより、物理頁長調整時に第2プリンタエンジン1iの白紙印刷頁数を誤って多く入力しても用紙破断を防止した。ロール紙を使用したり、単なる入力ミスなどは物理頁長差分値を物理頁長差分値表示入力エリア7fに直接入力する(S9)。各カウンタ及びポインタを算出しメモリエリアに格納する(S10)。物理頁長差分値の入力に失敗しても再入力出来るが、初期値戻せるようにCancelキー7kを設けている(S11)。
最後に、用紙滞留量や物理頁差分値が正しければOKキー7iを押下することにより(S12)、初期値のカウンタ等を破棄して新しいポインタやカウンタを保管して(S13)、同期印刷に移行する(S14)。物理頁長差調整サブ画面を終了してメイン画面に戻る(S15)。
本発明の機能を示す両面印刷装置と用紙走行の説明図 図1における用紙滞留量検出部の拡大図。 本発明の一実施例を示すハードウェアブロック説明図。 本説明の一実施例を示す制御プログラムブロック説明図。 本発明の一実施例を示す用紙装填説明図。 本発明の一実施例を示す同期印刷原理の説明図。 本発明の一実施例を示す操作パネルの説明図。 本発明の一実施例を示す制御フロー概念図。
符号の説明
1a … ロール紙給紙装置
1b … 電源操作ボックス
1c … 第1プリンタエンジンの現像機
1d … 第1プリンタエンジンの感光ドラム
1e … 第1プリンタエンジン
1f … 第1プリンタエンジンの定着機
1g … ターンバ
1h … 制御装置と操作パネル
1i … 第2プリンタエンジン
1j … ロール紙巻取り装置
1k … 発光部
1m … 反射部
1n … 滞留検出センサ
3a … ホストシステム
3b … プリンタ印刷制御装置
3c … 操作パネル
3d … 第1プリンタエンジン
3e … 第2プリンタエンジン
3f … ホストインターフェース
3g … RAM
3h … CPU
3i … 操作パネルインターフェース
3j … システムバス
3k … 磁気記憶装置
3m … 第1プリンタエンジンインターフェース
3n … 第2プリンタエンジンインターフェース
4a … ホストシステム
4b … オペレータ入力及び表示
4c … 制御プログラム群
4d … 受信処理部
4e … 画像描画部
4f … プリンタエンジン調整管理制御部
4g … 操作パネル制御部
4h … 磁気記憶装置制御部
4i … メモリ管理部
4j … 第1プリンタエンジン制御部
4k … 第2プリンタエンジン制御部
5a … 第1プリンタエンジンの感光ドラム
5b … 第1プリンタエンジンの定着機
5c … ターンバ
5d … 第2プリンタエンジンの感光ドラム
5e … 第2プリンタエンジンの定着機
6a … 描画データ展開の時間経過
6b … 頁メモリの配置
6c … ポインタ
6d … 各プリンタエンジンの転写ポインタ位置とメモリ開放
7a … メイン画面
7b … ペーパーロード項目
7c … 物理頁長差調整サブ画面
7d … 第1プリンタエンジン白紙印刷開始・停止キー
7e … 第1プリンタエンジン白紙枚数入力エリア
7f … 物理頁長差分値L表示入力エリア
7g … 第2プリンタエンジン白紙印刷開始・停止キー
7h … 第2プリンタエンジン白紙枚数入力エリア
7i … Okキー
7j … Checkキー
7k … Cancelキー
7m … READYキー
7n … Stopキー
7p … NPROキー
7q … CHECKキー

Claims (4)

  1. 複数台の連続紙プリンタエンジンを同期印刷させながら印刷可能なプリンタ制御装置を備え、複数台のプリンタエンジンの同期印刷と非同期印刷とを切替選択可能な手段と、第1/第2のプリンタエンジン間に設けられる第1面と第2面の展開データ物理用紙長差固定値の設定手段とを有する連続紙印刷装置において、物理用紙長差固定値の設定時に印刷用紙を破断させない手段を設けたことを特徴とする連続紙印刷装置。
  2. 複数台の連続紙プリンタエンジンを同期印刷させながら印刷可能なプリンタ制御装置を備え、同期印刷している複数台のプリンタエンジンを、オペレータ操作により非同期印刷に移行および復帰する手段と、第1/第2のプリンタエンジン間に設けられる第1面と第2面の展開データ物理用紙長差固定値の設定手段を有する連続紙印刷装置において、物理用紙長差固定値の設定時に印刷用紙を破断させない手段を設けたことを特徴とする連続紙印刷装置。
  3. 前記連続紙印刷装置は、オペレータ操作にて任意頁数の白紙印刷(NPRO)動作可能な手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載の連続紙印刷装置。
  4. 前記連続紙印刷装置は、両面印刷またはスポットカラー印刷または磁気トナー印刷可能な印刷装置であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の連続紙印刷装置。
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