JP2006167770A - 端曲げ装置、ばね成形機及び端曲げ処理方法 - Google Patents
端曲げ装置、ばね成形機及び端曲げ処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006167770A JP2006167770A JP2004365424A JP2004365424A JP2006167770A JP 2006167770 A JP2006167770 A JP 2006167770A JP 2004365424 A JP2004365424 A JP 2004365424A JP 2004365424 A JP2004365424 A JP 2004365424A JP 2006167770 A JP2006167770 A JP 2006167770A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- wire rod
- end bending
- tip
- tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Springs (AREA)
- Wire Processing (AREA)
Abstract
【解決手段】 本発明によれば、線材送給装置12により成形空間Rを越えて線材90を送給するだけで線材90の先端部を端曲げ装置30に届かせることができる。そして、線材90の先端部を端曲げ装置30の中心シャフト33と公転シャフト34との間に挟持し、公転シャフト34を中心シャフト33の回りに公転させることで、線材90の先端部が中心シャフト33の周りに巻き付けられて略円弧状に塑性変形され、線材90の端曲げ処理が完了する。このように本発明によれば、コイルばねを成形するための工具等を変形、破損させることなく、容易に端曲げ処理を行うことができる。
【選択図】 図1
Description
請求項14の発明は、請求項13に記載の端曲げ処理方法において、1対の予備成形シャフトより成形空間側に配置されかつ線材を挟んで対向し、線材を1対の予備成形シャフト側に案内する1対のガイド部材を設けると共に、各ガイド部の1対の予備成形シャフト側に線材排除用テーパガイド面を形成しておき、巻き付け工程を行ったときに1対のガイド部材により線材の撓みを規制し、線材引き戻し工程を行ったときに線材の先端部の略円弧状部分を線材排除用テーパガイド面に摺接させて、線材を1対のガイド部材の側面開放口から排除するところに特徴を有する。
請求項1及び9の発明によれば、線材送給装置により成形空間を越えて線材を送給するだけで線材の先端部を端曲げ装置に届かせることができる。そして、線材の先端部を端曲げ装置の中心シャフトと線材押さえ治具との間に挟持し、端曲げ用のアクチュエータを動力源にして線材押さえ治具を中心シャフトの回りに公転させることで、線材の先端部が中心シャフトの周りに巻き付けられて略円弧状に塑性変形され、線材の端曲げ処理が完了する。そして、線材送給装置により線材の先端部を成形空間側に引き戻し、端曲げ処理により成形された略円弧状部分に成形工具を押し当てて、線材送給装置により線材を送給すれば、後続の線材が円弧状に塑性変形され、コイルばねを製造することができる。このように本発明によれば、コイルばねを成形するための工具等を変形、破損させることなく、容易に端曲げ処理を行うことができる。
請求項2の発明によれば、請求項1に記載の発明において、中心シャフトを使用位置にしてその中心シャフトに線材を巻き付けることで、線材の先端部が略円弧状に成形される。そして、中心シャフトを待避位置に移動すれば、中心シャフトの先端部分に干渉することなく、スムーズに線材の先端部を成形空間側に引き戻すことができる。
請求項3の発明によれば、請求項2に記載の発明において、付勢手段の付勢力、又はエアアクチュエータにかかる圧縮ガスのガス圧の少なくとも何れか一方により、中心シャフトを使用位置又は待避位置の何れか一方と他方とに移動することができる。
請求項4の発明によれば、請求項1乃至3に記載の発明において、回転ベースに形成された複数の治具取り付け部のうちの何れかを選択して、そこに線材押さえ治具を取り付けることにより、線材押さえ治具と中心シャフトとの間隔を線材における線径の種類に応じて適宜変更することができる。ここで、線材押さえ治具は、中心シャフトと平行なシャフト構造にし、治具取り付け部は、線材押さえ治具を挿抜可能な孔構造にすることが好ましい(請求項5の発明)。
請求項6の発明によれば、請求項1乃至5に記載の発明において、線材押さえ治具より成形空間側に設けた規制部により線材の中間部における撓みを規制するので、線材の先端部に確実に曲げ力が加わり、線材の先端部を確実に略円弧状に塑性変形することができる。ここで、請求項7の構成のように、コイルばねを右巻きにするか又は左巻きにするかに応じて中心シャフトに対する規制部の配置を変更可能としておくことが好ましい。
請求項8の発明によれば、請求項5に記載の発明において、先端部が直線状になっている線材を中心シャフト側へ送給するときには、線材を1対のガイド部材により案内することができる。また、端曲げ処理時には、線材を中心シャフトに巻き付けたときの線材の撓みを規制部により規制するので、線材の先端部に確実に曲げ力が加わり、線材の先端部を確実に円弧状に塑性変形することができる。そして、端曲げ処理完了後に線材送給装置が線材を引き戻す際には、略円弧状の線材の先端部が規制部の線材排除用テーパガイド面に摺接して、線材が1対のガイド部材の側面開放口から排除されるので、線材の引き戻し作業をスムーズに行うことができる。
請求項10の発明によれば、請求項9に記載の発明において、端曲げ処理部により形成された線材の略円弧状部分の径がコイルばねのばね径より小さくなったとしても、線材を成形空間に引き戻す際に心金工具を非接触位置に退避させておくことで、心金工具と線材の略円弧状部分とを干渉させずに済む。
請求項11の発明によれば、請求項10に記載の発明において、端曲げ装置により線材の先端部が略円弧状に塑性形成されると、後は制御部の制御により自動的に、中心シャフトが待避位置に移動しかつ心金工具が非接触位置に保持された状態で線材の先端部が成形空間まで移動される。そして、自動的に成形工具が成形空間側に移動し、線材が所定量だけ送給されて円弧状に塑性変形され、心金工具と切断工具との協働により線材が途中で切断される。これにより、端曲げ装置により略円弧状に塑性形成された部分が排除され、次いで、コイルばねを成形することが可能な状態になる。このように本発明によれば、端曲げ装置により線材の先端部が略円弧状に塑性形成された後は自動的にコイルばねを成形可能な状態にすることができる。
請求項12の発明によれば、請求項9乃至11に記載の発明において、先端部が直線状になっている線材を線材送給装置により自動的に端曲げ装置へ供給するときには、1対のガイド部材により案内され、端曲げ処理時には、線材を中心シャフトに巻き付けたときの線材の撓みを1対のガイド部材により規制するので、線材の先端部に確実に曲げ力が加わり、線材の先端部を確実に円弧状に塑性変形することができる。そして、端曲げ処理完了後に線材送給装置が自動的に線材を引き戻す際には、略円弧状の線材の先端部が規制部の線材排除用テーパガイド面に摺接して、線材が1対のガイド部材の側面開放口から排除されるので、線材の送給と線材の引き戻しをスムーズに行うことができ、端曲げ処理からコイルばねの成形までを自動で行うことができる。
請求項13の端曲げ処理方法では、線材配置工程を行うことで、線材の先端部を1対の予備成形シャフトの間に配置する。次いで、巻き付け工程を行うことで、一方の予備成形シャフトを他方の予備成形シャフトの回りに公転させ、他方の予備成形シャフトに線材の先端部を巻き付けて略円弧状に塑性変形させる。次いで、シャフト抜き取り工程を行うことで、他方の予備成形シャフトを線材の略円弧状部分から抜き、線材引き戻し工程を行うことで線材の先端部を成形空間に引き戻す。次いで、成形工具前進工程を行うことで、成形工具を成形空間に前進させて線材の円弧状部分に突き合わせ、不要先端部除去工程を行うことで、線材を所定量だけ送給して、成形工具により所定量の線材を円弧状に塑性変形してから心金工具と切断工具との協働により線材の先端側を除去する。これにより、本発明に係る端曲げ処理が完了し、次いで、コイルばねを成形することができる。
請求項14の端曲げ処理方法では、請求項13に記載の発明において、先端部が直線状になっている線材を中心シャフト側へ送給するときには、線材を1対のガイド部材により案内することができる。また、端曲げ処理時には、線材を中心シャフトに巻き付けたときの線材の撓みを1対のガイド部材により規制するので、線材の先端部に確実に曲げ力が加わり、線材の先端部を確実に円弧状に塑性変形することができる。そして、端曲げ処理完了後に線材引き戻し工程で線材を引き戻す際には、略円弧状の線材の先端部が各ガイド部材の1対の予備成形シャフト側に形成された線材排除用テーパガイド面に摺接して、線材が1対のガイド部材の側面開放口から排除されるので、線材の引き戻し作業をスムーズに行うことができる。
以下、本発明に係るばね成形機10、端曲げ装置30及び端曲げ処理方法に係る一実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。このばね成形機10は、鉛直に起立した板状の基台11に、線材送給装置12、成形工具16,17、切断工具19、心金工具18及び端曲げ装置30等を組み付けてなる。線材送給装置12は、基台11の前面11Aに沿って線材90を水平方向に送給し、その送給先の成形空間Rで成形工具16,17に線材90を摺接させることにより、線材90を円弧状に塑性変形してコイルばねを成形する。また、コイルばねのばね長が所定長となったところで切断工具19及び心金工具18により、コイルばねを線材90から切り離す。
本実施形態の端曲げ装置30には、前記第1実施形態の線材支持支柱35に代えてガイド部47が設けられている。以下、図8〜図10を参照しつつ本実施形態を説明する。
ガイド部47は、図8に示すように、線材90を挟んで上下に対称的に配置された1対のガイド部材45,45と、そのガイド部材45を固定ベース31に固定するための台座部材46とからなる。台座部材46は、固定ベース31にボルト(図示せず)にて固定されている。そして、台座部材46は、基台11と反対側に平坦面46Hを備え、その平坦面46Hが回転ベース32の前面32Fより若干基台11から離れて配置されている。そして、その平坦面46Hに各ガイド部材45,45がボルト(図示せず)にて固定されている。また、台座部材46のうち成形空間R側(同図の左側)を向いた面は、基台11の前面11Aから徐々に立ち上がって台座部材46の平坦面46Hに至るテーパ面46Tになっている。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
12 線材送給装置
13 ローラ
14 中間ガイド
15 送給ノズル
16,17 成形工具
18 心金工具
19 切断工具
30 端曲げ装置
31 固定ベース
32 回転ベース
32S シャフト挿入孔(治具取り付け部)
33 中心シャフト
34 公転シャフト(線材押さえ治具)
35 線材支持支柱(規制部)
36 支柱取付孔
37 端曲げ用モータ
38B 流路切替バルブ
38P コンプレッサ
39 回転駆動シャフト
40 直動付勢ばね
45 ガイド部材
45T1 線材排除用テーパガイド面
90 線材
92 略円弧状部分
Claims (14)
- 線材の先端部を予め円弧状に塑性変形させた状態にして線材送給装置により前記線材を成形空間に向けて送給し、前記成形空間で待ち受けた成形工具に前記線材の円弧状部分を当接させることで、後続の前記線材を円弧状に塑性変形させてコイルばねを成形するばね成形機に設けられ、前記線材の先端部が直線状になっている場合に、前記線材の先端部を予め略円弧状に塑性変形させるための端曲げ装置であって、
前記線材送給装置に対して前記線材の送給方向の前方かつ前記成形空間を越えた位置に配置され、前記成形されるコイルばねの中心軸と略平行で軸方向に往復動可能な中心シャフトと、
前記中心シャフトに対峙しかつ前記中心シャフトとの間に前記線材を挟持可能な線材押さえ治具と、
前記線材が前記中心シャフトと前記線材押さえ治具との間に挟持された状態で、前記線材押さえ治具を前記中心シャフトの回りに公転させるための端曲げ用のアクチュエータとを備えたことを特徴とする端曲げ装置。 - 前記中心シャフトを、前記線材が巻き付けられる使用位置と、巻き付けられた線材から抜いた待避位置との間で往復動させるための中心シャフト駆動手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の端曲げ装置。
- 前記中心シャフト駆動手段は、前記中心シャフトを前記往復動可能な方向の一方側に向けて付勢する付勢手段と、圧縮ガスを受けると前記付勢手段に抗して前記中心シャフトを前記往復動可能な方向の他方側に移動するエアアクチュエータとからなることを特徴とする請求項2に記載の端曲げ装置。
- 前記中心シャフトと同心な軸を中心にして回転しかつ前記線材押さえ治具が取り付けられる回転ベースと、前記回転ベースに形成され、前記線材の線径の種類に応じて前記線材押さえ治具の取り付け位置を変更するための複数の治具取り付け部とを備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の端曲げ装置。
- 前記線材押さえ治具は、前記中心シャフトと平行なシャフト構造をなし、
前記治具取り付け部は、前記線材押さえ治具を挿抜可能な孔構造をなしたことを特徴とする請求項4に記載の端曲げ装置。 - 前記中心シャフトより前記成形空間側に配置され、前記線材に対して前記線材押さえ治具と同じ側に当接し、前記線材を前記中心シャフトに巻き付けたときの前記線材の撓みを規制する規制部を備えたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の端曲げ装置。
- 前記コイルばねを右巻きにするか又は左巻きにするかに応じて前記中心シャフトに対する前記規制部の配置を変更可能としたことを特徴とする請求項6に記載の端曲げ装置。
- 前記中心シャフトより前記成形空間側に配置され、前記線材を前記中心シャフトに巻き付けたときの前記線材の撓みを規制する規制部を備え、
前記規制部は、前記線材を挟んで対向し、前記線材を前記中心シャフト側に案内する1対のガイド部材で構成され、
前記各ガイド部のうち前記中心シャフト側には、前記線材送給装置が前記線材を引き戻す際に略円弧状の前記線材の先端部と摺接して、前記線材を前記1対のガイド部材の側面開放口から排除するための線材排除用テーパガイド面が形成されたことを特徴とする請求項5に記載の端曲げ装置。 - 線材を成形空間に向けて送給可能な線材送給装置と、
前記線材の先端部が予め円弧状に塑性変形された状態で前記線材が送給されたときに、前記成形空間で前記線材の円弧状部分に当接して、後続の前記線材を円弧状に塑性変形することでコイルばねを成形する成形工具と、
前記成形工具を前記成形空間に対して進退させるための成形工具駆動手段と、
前記成形工具によって塑性変形された線材の円弧状部分の内側に接触する心金工具と、
前記心金工具と協働して前記線材の先端に円弧状部分の一部を残した状態で前記線材の先端側を切り離すための切断工具と、
前記線材の先端部が直線状になっている場合に、前記線材の先端部を略円弧状に塑性変形するための端曲げ装置とを備え、
前記端曲げ装置は、前記線材送給装置に対して前記線材の送給方向の前方かつ前記成形空間を越えた位置に配置され、前記成形されるコイルばねの中心軸と略平行で軸方向に往復動可能な中心シャフトと、
前記中心シャフトに対峙しかつ前記中心シャフトとの間に前記線材を挟持可能な線材押さえ治具と、
前記線材が前記中心シャフトと前記線材押さえ治具との間に挟持された状態で、前記線材押さえ治具を前記中心シャフトの回りに公転させるための端曲げ用のアクチュエータとを備えてなることを特徴とするばね成形機。 - 前記心金工具を、前記成形工具によって塑性変形された前記線材の円弧状部分の内側に接触させる接触位置と、前記端曲げ装置によって塑性変形された線材の略円弧状部分と干渉させない非接触位置との間で往復駆動するための心金工具駆動手段とを備えたことを特徴とする請求項9に記載のばね成形機。
- 前記中心シャフトを、前記線材が巻き付けられる使用位置と、巻き付けられた線材から抜いた待避位置との間で往復動駆動するための中心シャフト駆動手段と、
前記線材の先端部の位置を検出するための線材位置検出手段と、
前記端曲げ用のアクチュエータと前記中心シャフト駆動手段と前記線材送給装置と前記成形工具駆動手段と前記心金工具駆動手段とを制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記端曲げ装置により前記線材の先端部を略円弧状に塑性形成した状態で、前記中心シャフト駆動手段により前記中心シャフトを前記待避位置に移動しかつ、前記心金工具駆動手段により前記心金工具を前記非接触位置に保持し、
次いで前記線材供給手段を逆転駆動して前記線材の先端を前記成形空間まで移動し、
次いで前記成形空間から待避していた前記成形工具を前記成形工具駆動手段により成形空間側に移動し、
次いで前記線材供給手段を正転駆動して前記線材を所定量だけ送給することで、前記成形工具により所定量の前記線材を円弧状に塑性変形し、
次いで前記心金工具駆動手段により前記心金工具を前記接触位置に移動し、その心金工具と前記切断工具との協働により前記線材を途中で切断するように制御することを特徴とする請求項10に記載のばね成形機。 - 前記中心シャフトより前記成形空間側に配置されかつ前記線材を挟んで対向し、前記線材を前記中心シャフト側に案内する1対のガイド部材と、
前記各ガイド部材の前記中心シャフト側に形成され、前記線材送給装置が前記線材を引き戻す際に、前記線材の先端の略円弧状部分と摺接して、前記線材を前記1対のガイド部材の側面開放口から排除するための線材排除用テーパガイド面とを備えたことを特徴とする請求項9乃至11の何れかに記載のばね成形機。 - 線材の先端部を予め円弧状に塑性変形させた状態にして線材送給装置により前記線材を成形空間に向けて送給し、前記成形空間で待ち受けた成形工具に前記線材の円弧状部分を当接させることで、後続の前記線材を円弧状に塑性変形し、前記円弧状部分の内側に接触する心金工具と係合する切断工具で、前記円弧状部分の一部を残した状態で前記線材の先端側を切り離してコイルばねを成形するばね成形機を用いた端曲げ処理方法において、
そのばね成形機のうち、前記成形空間を挟んで前記線材送給装置と反対側に、前記成形されるコイルばねの中心軸と略平行に延びた1対の予備成形シャフトを設けておき、前記線材の先端部が直線状になっている場合に、
前記成形工具を前記成形空間から退避させた位置に保持すると共に前記線材送給装置を正転駆動して前記線材を前記成形空間より前方に送給し、その線材の先端部を前記1対の予備成形シャフトの間に配置する線材配置工程と、
一方の前記予備成形シャフトを他方の予備成形シャフトの回りにアクチュエータ駆動により公転させることで前記他方の予備成形シャフトに前記線材の先端部を巻き付けて略円弧状に塑性変形させる巻き付け工程と、
前記他方の予備成形シャフトを、直動駆動手段により前記線材の略円弧状部分から抜くように移動させるシャフト抜き取り工程と、
前記線材送給装置を逆転駆動して前記線材の先端部を前記成形空間に引き戻す線材引き戻し工程と、
前記成形工具を前記成形空間に前進させて、前記線材の略円弧状部分に突き合わせる成形工具前進工程と、
前記線材供給手段を正転駆動して前記線材を所定量だけ送給することで、前記成形工具により所定量の前記線材を円弧状に塑性変形してから前記心金工具と前記切断工具との協働により前記線材の先端側を除去する不要先端部除去工程とを行うことを特徴とする端曲げ処理方法。 - 前記1対の予備成形シャフトより前記成形空間側に配置されかつ前記線材を挟んで対向し、前記線材を前記1対の予備成形シャフト側に案内する1対のガイド部材を設けると共に、前記各ガイド部の前記1対の予備成形シャフト側に線材排除用テーパガイド面を形成しておき、
前記巻き付け工程を行ったときに前記1対のガイド部材により線材の撓みを規制し、
前記線材引き戻し工程を行ったときに前記線材の先端部の略円弧状部分を前記線材排除用テーパガイド面に摺接させて、前記線材を前記1対のガイド部材の側面開放口から排除することを特徴とする請求項13に記載の端曲げ処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004365424A JP4587292B2 (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | 端曲げ装置、ばね成形機及び端曲げ処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004365424A JP4587292B2 (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | 端曲げ装置、ばね成形機及び端曲げ処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006167770A true JP2006167770A (ja) | 2006-06-29 |
JP4587292B2 JP4587292B2 (ja) | 2010-11-24 |
Family
ID=36669063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004365424A Expired - Fee Related JP4587292B2 (ja) | 2004-12-17 | 2004-12-17 | 端曲げ装置、ばね成形機及び端曲げ処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4587292B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008080386A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Asahi-Seiki Mfg Co Ltd | コイルばね製造機およびコイルばね製造方法。 |
CN101856705A (zh) * | 2010-05-26 | 2010-10-13 | 金元宝弹簧设备(东莞)有限公司 | 一种弹簧线材端头自动回转的绕线机构 |
JP2011083825A (ja) * | 2011-01-31 | 2011-04-28 | Shiroki Corp | 線材の曲げ形成方法及び装置 |
CN102554080A (zh) * | 2011-12-22 | 2012-07-11 | 浙江鑫永利卡环有限公司 | 卡环绕制成型的方法和制造设备 |
JP2015145025A (ja) * | 2014-02-04 | 2015-08-13 | 新興機械工業株式会社 | 曲げ装置及びばね製造機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07227635A (ja) * | 1994-02-22 | 1995-08-29 | Asahi Seiki Kogyo Kk | Ncコイリングマシンのばね成形前の端曲げ方法及び装置 |
JPH0985375A (ja) * | 1995-09-22 | 1997-03-31 | Vadnais Technol Corp | バネ形成装置及びその方法 |
-
2004
- 2004-12-17 JP JP2004365424A patent/JP4587292B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07227635A (ja) * | 1994-02-22 | 1995-08-29 | Asahi Seiki Kogyo Kk | Ncコイリングマシンのばね成形前の端曲げ方法及び装置 |
JPH0985375A (ja) * | 1995-09-22 | 1997-03-31 | Vadnais Technol Corp | バネ形成装置及びその方法 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008080386A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Asahi-Seiki Mfg Co Ltd | コイルばね製造機およびコイルばね製造方法。 |
CN101856705A (zh) * | 2010-05-26 | 2010-10-13 | 金元宝弹簧设备(东莞)有限公司 | 一种弹簧线材端头自动回转的绕线机构 |
WO2011147056A1 (zh) * | 2010-05-26 | 2011-12-01 | 金元宝弹簧设备(东莞)有限公司 | 一种弹簧线材端头自动回转的绕线机构 |
JP2011083825A (ja) * | 2011-01-31 | 2011-04-28 | Shiroki Corp | 線材の曲げ形成方法及び装置 |
CN102554080A (zh) * | 2011-12-22 | 2012-07-11 | 浙江鑫永利卡环有限公司 | 卡环绕制成型的方法和制造设备 |
JP2015145025A (ja) * | 2014-02-04 | 2015-08-13 | 新興機械工業株式会社 | 曲げ装置及びばね製造機 |
US9682417B2 (en) | 2014-02-04 | 2017-06-20 | Shinko Machinery Co., Ltd. | Bending device and spring manufacturing machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4587292B2 (ja) | 2010-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN104942926B (zh) | 一种去内节机 | |
CN103433742B (zh) | 一种弹簧钩自动加工装置 | |
CN102069383B (zh) | 裁边、卷边、压边一体化整形系统 | |
CN104816034A (zh) | 自动薄壁圆管切割设备 | |
CN105500002B (zh) | 轴端孔自动加工工装 | |
JP4587292B2 (ja) | 端曲げ装置、ばね成形機及び端曲げ処理方法 | |
WO2018179009A1 (en) | Pipe clamping and cutting apparatus for cnc machine | |
EP1870175B1 (en) | Closing method and closing machine | |
CN113601212B (zh) | 一种切割机 | |
US8302449B2 (en) | Closing method and closing machine | |
JP4748582B2 (ja) | マンドレル可動式スウェージングマシン | |
CN109079057A (zh) | 一种金属加热丝的绕线及打圈装置及其绕线及打圈方法 | |
CN2601775Y (zh) | 车床的工件固持装置 | |
JP2010099802A (ja) | ねじ溝研削装置用レスト装置及びねじ溝研削装置 | |
US11724321B2 (en) | Hole drilling machine and method for drilling oval hole and inner-diameter-changing hole by means of hole drilling machine | |
CN109175484A (zh) | 汽车铰链销轴自动化切割设备 | |
CN215316016U (zh) | 切割工具 | |
US7299670B2 (en) | Method and apparatus for producing cylindrical components having bent portions | |
CN210744978U (zh) | 嵌线机夹压定子机构 | |
JPH07223111A (ja) | 薄肉金属管の切断装置 | |
CN208879572U (zh) | 一种金属加热丝的绕线及打圈装置 | |
JP2005177780A (ja) | ばね製造装置及びばね製造方法 | |
DK174221B1 (da) | Spindeldok | |
CN105499390B (zh) | 一种用于折弯中心的刀库及其加工工艺 | |
KR101847059B1 (ko) | 철제품 다방향 가공장치용 툴 작동유닛 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070412 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090515 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100616 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100803 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100901 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100902 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4587292 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |