JP2006167259A - 広告装置兼用雑誌陳列装置および広告方法 - Google Patents

広告装置兼用雑誌陳列装置および広告方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 雑誌陳列装置の雑誌架に収容された雑誌が捌けた後、雑誌架の背面に設けた広告掲示部に在る広告コンテンツが視認可能な状態になることで宣伝広告手段としての活用が可能になる広告装置兼用雑誌陳列装置、およびこの装置を用いた広告方法を提供する。
【解決手段】 配布用の雑誌を収容する雑誌陳列装置であって、基台2と、1冊以上の雑誌6を収容できる雑誌架4を備え、雑誌架4は、雑誌6の背面を受ける雑誌架背部と、雑誌を支える雑誌保持部材5を備え、前記基台2の前面に、前記雑誌架4を配設し、前記雑誌架背部に、広告コンテンツ8の着脱を可能とする広告掲示部7を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

雑誌陳列装置の雑誌架に収容された雑誌が捌けた後、雑誌架の背面に設けた広告掲示部に在る広告コンテンツが視認可能な状態になることで宣伝広告手段としての活用が可能になる広告装置兼用雑誌陳列装置、およびこの装置を用いた広告方法に関する。
雑誌や商品を店頭などに陳列するための装置として、種々のものが考案されている。例えば、特開平7−16136公報や特開2002−85216公報に開示されている装置は、雑誌類ならばその表紙が、商品ならばその全体形状が顧客に一見してわかるように、雑誌や商品を棚に立てかけて客待ち状態に置くものである。
特開平7−16136 特開2002−85216
しかし、これらの陳列装置では、収容されている雑誌等が空になった場合、棚の背面だけが顧客の目に入ることになり、何の用をもなさない状態に置かれることになる。
ところで、昨今、駅などの街中や小売店の店頭において、フリーマガジンやフリーペーパーと呼ばれる雑誌やペーパー類の無償配布が行われるようになっている。これらの雑誌等は専用雑誌架に設置されることが多い。人気のある雑誌等は搬入後短期に捌けてしまうので、次の搬入があるまで専用雑誌架には何もない状態が続く。
これらの雑誌等は、主に広告宣伝、販売促進を目的としているので、設置される場所として通行量が多く集客力の高い場所が選ばれる。一方、集客力のある場所であるからこそ、雑誌等が搬入後短期に捌け、棚が空の状態が長く続くことになる。
つまり、広告宣伝などを目的として雑誌専用棚を設置しているにもかかわらず、何の訴求効果もない期間が長く続くのは問題である。
出版主(広告主)が一定期間の設置(広告)料金を支払っているにもかかわらず、販売・配布スピードが迅速な雑誌等であればあるほど、皮肉にも販売・設置場所の利用効率が低くなる。これを解決するためには、搬入日数を増やし雑誌等を補充する方法もあるが、人件費や設置冊数に制限があるため、経営的に限界があるのが現状である。
そこで、本発明は、雑誌等が棚から全部捌けたときに、棚の背面を広告媒体として機能させることを解決すべき課題とした。
上述の技術的課題を解決するために、本発明は、以下の構成をとる。
請求項1の広告装置兼用雑誌陳列装置は、配布用の雑誌を収容する雑誌陳列装置であって、基台と、1冊以上の雑誌を収容できる雑誌架を備え、雑誌架は、雑誌の背面を受ける雑誌架背部と、雑誌を支える雑誌保持部材を備え、前記基台の前面に、前記雑誌架を配設し、前記雑誌架背部に、広告コンテンツの着脱を可能とする広告掲示部を備えたことを特徴とする。
請求項2は、請求項1の広告装置兼用雑誌陳列装置において、前記基台の前面に前記雑誌架を、上下方向に1個以上列設し、左右方向に1個以上並設したことを特徴とする。
請求項3は、請求項1の広告装置兼用雑誌陳列装置において、前記広告掲示部に保持される広告コンテンツの大きさは、前記雑誌架に収容する雑誌の表紙の面積と同等かそれ以下であることを特徴とする。
請求項4は、請求項1の広告装置兼用雑誌陳列装置において、前記広告掲示部は、前記広告コンテンツの裏面を粘着させる弱粘着性のシートを、前記基台に固着することにより形成されていることを特徴とする。
請求項5は、請求項1の広告装置兼用雑誌陳列装置において、広告コンテンツは、飛び出し式カード状の立体広告物であり、雑誌が陳列されているときの形態は、平面的なカード状であり、雑誌がすべて取り除かれると、立体的な形態に変化することを特徴とする。
請求項6は、請求項1の広告装置兼用雑誌陳列装置において、前記広告掲示部は、矩形状の2枚の板状部材を空隙を設けて重ね合わせ、開縁部とする1辺を除く3辺同士を連結させ、一方の板状部材表面を前記基台に固着することによって形成され、前記開縁部から前記空隙内部に広告コンテンツを摺動自在に収容し、雑誌架背部に面した側の板状部材は透明な材料からなることを特徴とするもの。
請求項7は、請求項1の広告装置兼用雑誌陳列装置において、前記広告掲示部は、1対の部材であって、組み合わせると扁平な箱状になる部材を、ヒンジを介して開閉自在に連結することにより形成され、一方の部材の表面を前記基台に固着し、他方の部材の表面は透明な材料からなることを特徴とする。
請求項8は、請求項4〜7の広告装置兼用雑誌陳列装置において、前記広告掲示部は、前記基台に直接に固着させず、前記基台との間に弾性部材を設け、この弾性部材に固着させることを特徴とする。
請求項9は、請求項1の広告装置兼用雑誌陳列装置において、雑誌架の上方に、内容物の視認可能な展示容器を設置し、この展示容器内に、前記広告掲示部に保持された広告コンテンツと関連を有する物品を展示することを特徴とする。
請求項10の広告装置兼用雑誌陳列装置は、配布用の雑誌を収容する雑誌陳列装置であって、基台と、1冊以上の雑誌を収容できる雑誌架を備え、雑誌の背面を受ける雑誌架背部に、広告コンテンツを出力する表示装置を設けたことを特徴とする。
請求項11は、請求項10の広告装置兼用雑誌陳列装置において、表示装置として、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等の電子的な薄型の装置を含むことを特徴とする。
請求項12は、請求項10の広告装置兼用雑誌陳列装置において、前記基台の前面に前記雑誌架を、上下方向に1個以上列設し、左右方向に1個以上並設したことを特徴とする。
請求項13は、請求項10の広告装置兼用雑誌陳列装置において、前記表示装置に出力される広告コンテンツが、遠隔操作によって変更されることを特徴とする。
請求項14の広告方法は、請求項1〜9のいずれかの広告装置兼用雑誌陳列装置を使用した広告方法において、雑誌架背面の広告掲示部に広告コンテンツを保持し、雑誌架に収容した雑誌が無くなると、前記広告コンテンツが視認可能となることにより、雑誌収容を目的とする雑誌陳列装置を広告コンテンツ表示目的に転用することを特徴とする。
請求項15は、請求項14の広告方法において、広告コンテンツには、広告主が公開しているWebサーバ上のサイトへアクセスすることを可能とするサイト識別情報、あるいは広告主に電子メールを送信するための宛先情報が含まれており、携帯電話から、前記サイト識別情報あるいは前記宛先情報を介して広告主への情報送信あるいは広告主との双方向の情報通信をすることを特徴とする。
請求項16の広告方法は、請求項10〜13のいずれかの広告装置兼用雑誌陳列装置を使用した広告方法において、雑誌架に収容した雑誌が無くなると、雑誌架背部にある表示装置に出力される広告コンテンツが視認可能となることにより、雑誌収容を目的とする雑誌陳列装置を、広告コンテンツ表示目的に転用することを特徴とする。
請求項17は、請求項16の広告方法において、表示装置に出力された広告コンテンツには、広告主が公開しているWebサーバ上のサイトへアクセスすることを可能とするサイト識別情報が含まれており、表示装置上において、このサイト識別情報が特定されると、前記Webサーバは、前記サイトのコンテンツを表示装置に送信し、表示装置は受信したコンテンツによって更新表示をすることを特徴とする。
請求項18は、請求項16の広告方法において、出力された広告コンテンツには、広告主が公開しているWebサーバ上のサイトへアクセスすることを可能とするサイト識別情報、あるいは広告主に電子メールを送信するための宛先情報が含まれており、携帯電話から、前記サイト識別情報あるいは前記宛先情報を介して広告主への情報送信あるいは広告主との双方向の情報通信をすることを特徴とする。
請求項19は、請求項15又は請求項17又は請求項18の広告方法において、広告掲示部に収容・掲示された広告コンテンツあるいはサイトから送信されるコンテンツの内容には、クイズ、ランキング、ランキングクイズ、投票・選挙、通販、商品景品案内に関するものを含むことを特徴とする。
請求項20は、請求項15又は請求項17又は請求項18の広告方法において、同一広告主による同一内容のコンテンツを提供するサイトであっても、広告装置兼用雑誌陳列装置の設置場所の属性に対応した複数のサイト識別情報を付与されることを特徴とする。
請求項21は、請求項15又は請求項17又は請求項18の広告方法において、サイトへのアクセスがなされる都度、アクセスに関連するデータを収集し、収集データを集計することを特徴とする。
この発明において、「配布」とは、有償無償を問わず、不特定多数に配ることをいう。
「雑誌」とは、主に活字による情報媒体その他の配布物をいい、カタログやフリーペーパー、商品等の試供品等も含む。
「雑誌架」には、複数の雑誌を重ねて立てかけておくもの、平積みしておくもの等があるが、一番手前あるいは一番上に位置する雑誌の表紙全面が見えるものであればよい。ただし、本発明が、その効果を最も発揮するのは、複数の雑誌を重ねて立てかけておくタイプのものである。
「広告コンテンツ」とは、主として広告宣伝のための媒体をいい、提供者は、雑誌の出版主だけではなく、出版主とは直接間接には関連のない者も含む。また営利目的に限らず、公的機関の広報類も「広告コンテンツ」に含む。
「透明」とは、無色透明だけでなく、広告コンテンツが視認できるならば、有色透明でもよい。
「表示装置」とは、画像を表示する画面だけではなく、必要であれば、データを記憶する手段や、外部とデータを送受信する通信手段等を備えた装置をいう。
「広告主」とは、雑誌の出版主や広告コンテンツの提供者を含み、本発明を広告宣伝や広報に利用しようとする者をいう。
「携帯電話」という用語は、モバイル機器一般を指し、PDA(Personal Digital Assistants)等でもよい。
「サイト識別情報」とは、コンテンツデータの格納場所を示す情報をいい、URLが代表的なものである。
「コンテンツを送信」とは、コンテンツのダウンロードやストリーミングなどをいう。
「コンテンツを出力」とは、主に静止画や動画を表示することをいうが、画像データとともに送信された音声データ、あるいは単独に送信された音声データの出力も含む。
「設置場所の属性に対応した複数のサイト識別情報を付与」とは、例えば、個々の設置場所ごとにサイト識別情報を付与すること、行政区画が同じ設置場所には共通のサイト識別情報を付与すること、場所の属性(首都圏の駅、繁華街、住宅街のコンビニ等)を同じくする設置場所には共通のサイト識別情報を付与することなどが考えられる。要は、本発明の利用者の意図に沿った情報取得を可能にするものであれば、どのような観点から付与してもよい。
「収集データを集計」とは、統計データの計算処理だけでなく、計算結果の出力処理や、広告主へのプレゼンテーションも含む。
請求項1〜9に記載の発明によれば、雑誌架の雑誌が全部捌けたときに、広告手段として機能しうる。そのため、設置場所の有効利用を図ることができる。
また、広告掲示部が雑誌架の背後にあるため、雑誌の搬入と同時に、広告コンテンツの入れ替えも効率的にできる。
請求項2に記載の発明によれば、雑誌架を複数設けることによって、複数ある広告コンテンツ同士が連携し、複数のコンテンツならではの宣伝広告効果が期待できる。例えば、複数のコンテンツが一体となって、1つの絵柄を作り出すような場合である。
請求項3に記載の発明によれば、雑誌が置かれているときは、広告コンテンツが隠れているので、雑誌の背後にどのようなものがあるか、興味を持たせることができる。このことは、雑誌自体に興味を持たせることにもつながる。
請求項4〜8に記載の発明によれば、広告コンテンツの入れ替えが容易である。
請求項5に記載の発明によれば、雑誌が1冊もなくなると、雑誌の重みによる押圧が除去され、飛び出す絵本のように、カードが拡開し、立体化するので、この広告に接する者に対し、強い印象を与えることができる。
請求項8に記載の発明によれば、雑誌が1冊もなくなると、広告コンテンツの前面が前方に突出するので、この広告に接する者に対し、強い印象を与えることができる。
請求項9に記載の発明によれば、狭い店舗に設置する場合も、狭い空間の有効利用が図れる。また、買い物客などの一層の関心を引くことができ、広告効果が高まる。
請求項10〜13に記載の発明によれば、雑誌架の雑誌が全部捌けたときに、広告手段として機能しうる。そのため、設置場所の有効利用を図ることができる。
また、表示装置を設けることにより設置のための初期投資が必要とはいえ、以後の人手による広告コンテンツの入れ替えが不要になるので、長期的にはコストが削減される。
請求項12に記載の発明によれば、複数の表示装置を駆使することにより、その表現力、伝達力を倍加させることができる。
請求項14〜21に記載の発明によれば、雑誌架の雑誌が全部捌けたときに、広告手段として機能しうる。そのため、設置場所の有効利用を図ることができる。
また、捌ける過程においても、時間とともに少しずつ広告コンテンツが現れてくるので、その過程自体が通行人等に一定のインパクトを与える。
請求項15、18に記載の発明によれば、携帯電話を持っている通行人等を、サイトに誘導でき、一方的に広告を流すのではなく、モバイル機器と連動することで、広告効果の促進が図れる。
請求項19に記載の発明によれば、通行人等の耳目を集めやすく、広告効果の促進が図れる。また、広告主にとって有用な情報も獲得しやすい。
請求項20に記載の発明によれば、設置場所と関連づけた広告効果の測定が可能となる。
請求項21に記載の発明によれば、広告主にとって有用な情報が収集される。
1.第1の実施形態
(1)駅構内等に設置する広告装置兼用雑誌陳列装置の説明
図1は、本発明の1実施形態を説明する斜視図である。
広告装置兼用雑誌陳列装置1(以下「陳列装置1」という)は、その基台2を、鉄道駅構内の壁や柱等の設置場所3に固定して、設置する。基台2の固定手段は、特に限定しない。
図1では、基台2の前面に、雑誌架4が左右方向に2個、上下方向に2個配設されているが、雑誌架4の個数は、設置場所3の広さ次第でいくつでもよい。
なお、各雑誌架4は、収容する雑誌を支持するための雑誌保持部材5を備える。
雑誌架4に収容される雑誌6の背面にあたる位置に広告掲示部7を設け、広告掲示部7には広告コンテンツ8を保持できる。広告掲示部7に保持しうる広告コンテンツ8の大きさは、雑誌架4に収容する雑誌6の表紙面積と同等かそれ以下であることが適当である。雑誌6が捌けない間は、通行人や顧客に雑誌そのものに注目してもらうためである。
図1では、雑誌架4a、4dには雑誌6が収容されているので、広告掲示部7は雑誌6の陰になり見ることができない。雑誌架4b、4cは空なので、背面にある広告掲示部7に保持されている広告コンテンツ8が視認可能である。雑誌架4bの広告掲示部7には、広告コンテンツ8が保持されているのがみてとれる。
なお、広告コンテンツ8は紙製のチラシやポスター類に限らず、あまり厚みのないものであれば、商品サンプルや葉書などでもよく、特に限定しない。
次に、広告掲示部7について、図2に示す斜視図に従い説明する。なお、図2に示す陳列装置1には雑誌架4が1個しかないが、これは説明の便宜のためである。
前記広告掲示部7は、矩形状の2枚の板状部材9,10を重ね合わせたものである。板状部材9と板状部材10の対応する3組の辺同士、つまり、辺9bと辺10b、辺9cと辺10cおよび辺9dと辺10dとは、接着等の手段によって連結する。ただし、板状部材9,10は、その3辺を連結するとき、薄肉のスペーサ11等を介するので、空隙12が設けられる。残りの1辺10aは辺9aと連結せず、空隙12の開縁部13とする。
広告コンテンツ8は、この開縁部13から空隙12の内部に挿入されたり、取り出されたりする。
矢印Y1は、広告コンテンツ8の摺動可能な方向を示したものである。
なお、広告コンテンツ8の着脱作業を容易にするために開縁部13に切り欠き14を設けた。図2では、切り欠き14の形状は半円状であるが、特に形状は問わない。
前記広告掲示部7は、板状部材9を基台2の前面、かつ雑誌架4の背部に固着される。固着の手段は何でもよい。
雑誌6が捌けたとき、前記広告掲示部7に保持された広告コンテンツ8が見えるように板状部材10には透明な材料を用いる。
(2)広告掲示部の変形例
広告掲示部の構成は、前記の実施形態のものに限らず、種々考えられる。以下に、他の構成例を掲げる。
(a)広告掲示部の他の形態(一)
図3に示す広告掲示部15は、塩化ビニル等の弱粘着性のシート16を用い、その裏面16aを基台2に固着し、弱粘着性の有る表面16bを広告コンテンツ着脱面とすることにより構成したものである。
この広告コンテンツ着脱面16bへの広告コンテンツ8の着脱作業は、弱粘着性であるため容易である。
(b)広告掲示部の他の形態(二)
図4に示す広告掲示部17は、1対の部材18、19から構成される。部材18と部材19を組み合わせると扁平な箱状になり、ヒンジ20を介して開閉自在に連結されている。部材18の面18aは基台2に固着され、広告コンテンツ8を保持するときは、部材19の面19aを通して広告コンテンツ8を見ることができる。したがって、部材19の少なくとも面19aには透明な材料を用いる。
広告コンテンツ8を収容するためには、部材19を矢印Y2の方向に回動させ、広告コンテンツ8を矢印Y4の方向から差し入れ、矢印Y3の方向に部材19を動かし、部材18と組み合わさるようにすればよい。取り出すときは、部材19を同様に動かし、広告コンテンツ8を矢印Y5の方向に引けばよい。
この形態では、広告掲示部17は密閉されているので、内部に保持されている広告コンテンツ8の汚損を防ぐことができる。
(c)広告掲示部の他の形態(三)
図3に示す広告掲示部は、基台に直接に固着されている。しかし、図5に示すように、広告掲示部と基台2との間にバネやスポンジのような弾性部材35を設けてもよい。スポンジの1つの面を基台2に固着させ、スポンジの反対側の面にシート16の裏面を貼り付ける。なお、図5に示すように、シート16を直接貼り付けずに、スポンジに固着した板状部材36の表面に貼り付けるようにしてもよい。
図5の左側は、雑誌架に雑誌6が置かれ、その重みで、スポンジ35は圧縮している様子を示す。一方、図5の右側のように、雑誌が1冊も無くなると、スポンジ35は、その弾性力で突出する。図6に示すように、雑誌が無くなった瞬間に、広告コンテンツ8が自動的に飛び出すので、見る者に強い印象を与えることができる。
なお、弾性部材としては、バネ等も利用可能である。
また、図2、図4に示す広告掲示部についても、弾性部材を介して間接的に基台に設けるようにしてもよい。
さらに、雑誌を平積みする雑誌架の場合も、このような弾性力によって広告コンテンツが飛び出すようにすると、面白みがある。
(d)その他の変形例
前記の実施形態において、板状部材間の空隙12に広告コンテンツ8を横方向から挿入する広告掲示部7について説明した(図2参照)。しかし、挿入方向は、横方向に限らず、開縁部を板状部材の上縁あるいは下縁に設け、広告コンテンツ8を上下方向に摺動することによって着脱してもよい。
また、図2に示す広告掲示部7では、2枚の板状部材9,10を用いているが、板状部材10の3辺をスペーサ11を介して基台2に直接接着させることにし、板状部材9は不要としてもよい。あるいは、1枚の板状部材を中央付近で折り曲げ、対応する2組の辺を接着させることにすれば、板状部材が2枚ある場合と同様になる。
(3)広告コンテンツの変形例
前記の実施形態では、広告コンテンツとして、専らシート状のものとして説明した。
しかし、広告コンテンツは、シート状に限らない。例えば、図7に示すように開けると立体的な内容物が飛び出すカード状のものでもよい。カード状の広告コンテンツ37は、シート部材の一方の面に適宜形状の切起部38を設けるとともに、中央付近の折線部39で折り曲げ、折り曲げられた2片40,41の内側に切起部38が折り畳まれた状態で収容されている。この折線部39を下にし、1片40の裏面をシート16等を介して基台2に固着する。図7の左側に示すように、雑誌が置かれているときは、雑誌の重みによって他片41は押圧され、広告コンテンツ37は平面状の形態をとる。しかし、雑誌が一冊も無くなると、図7の右側に示すように、他片41は下方に下がり、折り畳まれていた切起部38が立体的な形態に変化する。
このような飛び出し式の仕掛けを、広告手段として用いることで、通行人や買い物客の注意や関心をひきつけることができる。
なお、カードの拡開の仕方は、図7のように上から下方に向かって開くものに限らず、下から上方に向かって開いたり、左右あるいは上下の2方向から開いたりするものであってもよい。
2.第2の実施形態
主として店舗内に設置する広告装置兼用雑誌陳列装置の説明
前記の第1の実施形態では、主に面積を広く確保できるような場所にも適するように、壁掛け状に設置するものを例示した。
しかし、本発明をコンビニエンスストア等の店舗に設置する場合は、面積に制約があるので、図8に示すような棚状の広告装置兼用雑誌陳列装置21(以下「陳列装置21」という)がふさわしい。
陳列装置21は、基台22と陳列棚23と後支柱24と前支柱25を備えている。
基台22と陳列棚23が雑誌架26を形成する。雑誌架26から雑誌が脱落しないように適宜線材27を配置している。雑誌架26aには雑誌6が収容されているが、雑誌架26bは空になり、背部に保持された広告コンテンツ8を見ることができる。
(2)変形例
この陳列装置21が設置される主要な場所としてコンビニエンスストアやCDショップが想定されるが、これらの店舗は都心に集中し、店内の面積が狭いところが多い。そのため、陳列装置21の雑誌架26の上方部分も有効利用を図りたい。
(a)雑誌架の上方部分の利用例
そこで、図9に示すように、雑誌架26の上部に展示容器28を載せ、この展示容器28の内部に雑誌架26に収容した雑誌の記事や広告コンテンツ8の内容と関連する商品やサンプルを陳列する。
たとえば、広告コンテンツ8に「次号はXマス特集」とあり、展示容器28には、次号で読者限定割引を予定している時計やアクセサリを陳列する。このようにすると、買い物客に、雑誌6自体と展示容器28内の物品の双方に関心を持たせることができる。
(b)その他の利用例
雑誌架の上部に載せるものは、展示容器28のようなものに限らない。タッチパネルを前面に重ねたディスプレイと印刷機器を備えた端末装置を載せてもよい。タッチパネルの操作によって、雑誌の広告主のキャンペーン案内、コンビニエンスストアや書店の店舗案内、あるいは出版主のポータルサイト等へ誘ったりできる。ディスプレイ上において店頭の案内をしたり、地図を表示したり、クーポンやチケットの発行をしたりすることもできる。
なお、搬入スタッフに、このタッチパネルを操作させて、スタッフ識別情報や作業時間や現場報告を入力させれば、スタッフの作業管理もできる。搬入スタッフは、別途日報等を作成・提出したりしなくてもよいので、作業の効率化が図れる。
このように、雑誌架の上方にある空間の活用の仕方は他にも種々考えられる。キャンペーンなどの応募葉書を入れるボックスを設置するのも、その一つである。
3.第3の実施形態
前記の第1および第2の実施形態は、紙やそれに類した材料からなる広告コンテンツの掲示を想定していた。しかし、昨今、電子的な画像表示装置が普及し、データ量の多い画像データの短時間の送受信が可能になってきた。そこで、第3の実施形態は、画像データを液晶ディスプレイなどの画面を備えた表示装置に出力し、広告コンテンツの掲示とするものである。
この実施形態は、第1の実施形態、あるいは第2の実施形態の広告掲示部の代わりに、電子的な表示装置29を用いるものである。したがって、他の構成は何ら変わることはないので、以下に表示装置29について説明する。
図10は、表示装置29のブロック図である。
表示装置29は、通信インタフェース部30、制御部31、記憶部32、画面表示部33、操作部34を備える。通信インタフェース部30は、通信回線Nを介して、外部の情報処理装置35とのデータの送受信を行う。制御部31は、受信したデータを、適宜記憶部32に格納するとともに画面表示部33に表示させる。操作部34としては、例えば、タッチパネルが考えられる。タッチパネルは、画面表示部33の前面に重ねて配置され、雑誌搬入スタッフや通行人などによる指等の押圧を感知することにより、入力の受け付けを行うものである。例えば、画面表示部33に当該広告コンテンツの広告主が誘導したいサイトのURLが表示されている場合に、このURLの表示位置を指先で押さえることでURLを指定したことになる。なお、広告コンテンツの一方的な表示のみをする場合は、操作部34を不要とする構成にしてもよく、入力キーのような他の手段を備えてもよい。
通行人等によってURL等が入力されたときは、制御部31は、通信インタフェース部30を介して情報処理装置35にコンテンツの送信を要求する。
ところで、表示装置29は、タッチパネル等の操作部34を備えることにより、雑誌搬入スタッフの作業管理の手段としても利用できる。雑誌の搬入の際に、搬入スタッフに、搬入時刻、搬入冊数やスタッフ識別情報等を入力させて、通信ネットワークを介して、これらの情報をスタッフ管理部門に送信させる。このようにすれば、スタッフと管理部門の双方にとって、手間が省ける。ただし、この作業管理のために必要なコンピュータプログラム(GUIの画面データも含む)は、情報処理装置35からダウンロードしたり、記憶部32に格納したりしておくことは必要である。
表示装置29は、外部の情報処理装置35から一方的に送信されてくる画像等を出力するだけでもよい。情報処理装置35は、曜日や時間帯等の種々の条件に応じて、適当な広告コンテンツを送信する。つまり、表示装置29に対し、遠隔操作による表示コンテンツの変更が可能になる。
なお、制御部31は、送信されたデータを画面表示部に表示させるだけではなく、記憶部32に格納されていたデータを取り出し、これを表示させてもよい。
表示装置29の駆動電力はどのような手段で得てもよいが、電池を内蔵していてもよい。また、表示装置29は、センサを備え、雑誌架が空になったことを検知したときに、画面表示部33への表示を開始するようにしてもよい。
なお、センサが備わっていれば、画面表示部33へ表示される広告の露出時刻や露出期間を管理できる。そこで、広告主に対し、広告効果を正確に測定し、報告できる。
4.本発明の装置の応用例
本発明の装置は、様々な広告方法やシステムに応用することが可能である。以下に、具体例をいくつか挙げる。
(1)応用例1 ―ランキング予想クイズ−
図11に示す例では、雑誌が全部捌けると、広告コンテンツ8a〜8hが現れる。この例は、3大ニュースの2位にあたるものは何かを当てさせるものであるが、広告コンテンツ8aに記されたURLで特定されるサイトにアクセスすることによって、応募する。一方、広告コンテンツ8eから、このクイズの答えは当該雑誌の次号に掲載されることがわかる。
通行人等を携帯電話から出版主あるいは広告主のサイトに誘導させると、アクセス件数などから、広告効果を測定できる。携帯電話で応募してきた通行人あるいは応募しなくても当該クイズに興味を持った通行人の多くは、次号を手にとることが予想される。そのため、次号も短時間で捌け、次々号の搬入までの広告掲載期間を長く確保できることにもなる。
(2)応用例2 ―投票広告−
図12に示す例は、雑誌が空になった後の陳列装置1が、選挙ポスター掲示板に類似した印象のビジュアル性を有することを利用したものである。
広告主にとって、有用なマーケティング情報が得られる。そのため、この装置1を広告手段として活用したいとする希望者が多数現れ、装置1の設置費用をカバーしうる広告収入も可能となる。
(3)広告主等にとっての有用な情報の収集
広告コンテンツを見た者が、携帯電話等を介して広告主等のサイトにアクセスしてきた場合、あるいは電子メールを送ってきた場合は、広告主等は、有用な情報を収集することができる。例えば、曜日別や時間別にアクセス件数の集計をとり、広告の属性あるいは当日の天候などを考慮して分析するだけで、いろいろな判断材料が得られる。さらに、アクセスしてきた者の属性まで収集できれば、一層きめ細かい分析ができる。そのためには、クイズやアンケートのサイトにおいて、年齢や性別などの個人情報の入力を依頼してもよい。
なお、図示していないWebサーバ等にインストールしたコンピュータプログラムによる自動化によって、これらの分析結果は迅速かつ的確に広告主等に提供される。
5.その他の実施形態
上記の実施形態では、主として、雑誌架が地面に垂直な平面上に配置されている場合を例に説明した。しかし、このような配置に限らず、駅構内の太い柱の四囲に配置したり、ひな壇状に配置したりしてもよい。要は、通行人や買い物客が、雑誌の表紙全体を見ることができ、雑誌が空になったら、背後の広告コンテンツを見ることができるものであればよい。
また、雑誌架の構造はどのようなものであってもよい。図2等で例示した雑誌架は、雑誌の下部と前面とをL字状の雑誌保持部材で構成しているが、さらに雑誌の側面を支持する部材を付加してもよい。あるいは、線状の部材でメッシュ状に構成してもよい。雑誌架の構造は特に限定しない。
さらに、上記の実施形態では、専ら通信ネットワークを介した情報収集によって、広告効果の測定等を行おうとする。しかし、広告への反応を把握する手段はこれに限らない。例えば、広告コンテンツを、撮影機能付き携帯電話等で撮影して、店頭スタッフに見せると、サービスクーポンや割引クーポンとなる、といった手段を通じても、広告主にとって有用な情報が得られる。
上記のように開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。したがって、種々の変形が可能である。しかし、その変形が特許請求の範囲に記載された技術思想に基づくものである限り、その変形は本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明によれば、雑誌架の雑誌の配布において、効果的な広告手段として機能しうるとともに、設置場所の有効利用を図ることができ、雑誌の搬入と同時に、広告コンテンツの入れ替えも効率的にできる。
第1の実施形態の広告装置兼用雑誌陳列装置を説明する図である。 第1の実施形態の広告掲示部を表す斜視図である。 第1の実施形態の他の広告掲示部を表す斜視図である。 第1の実施形態の他の広告掲示部を表す斜視図である。 第1の実施形態の他の広告掲示部を表す側面図である。 第1の実施形態の広告コンテンツが飛び出る様子を示す斜視図である。 第1の実施形態の立体的な広告コンテンツを示す側面図である。 第2の実施形態の広告装置兼用雑誌陳列装置を説明する図である。 第2の実施形態の広告装置兼用雑誌陳列装置の変形例を説明する図である。 第3の実施形態の表示装置の機能ブロック図である。 実施形態の広告装置兼用雑誌陳列装置を利用した具体例を説明する図である。 実施形態の広告装置兼用雑誌陳列装置を利用した具体例を説明する図である。
符号の説明
1 広告装置兼用雑誌陳列装置
2 基台
4 雑誌架
5 雑誌保持部材
6 雑誌
7 広告掲示部
8 広告コンテンツ
9,10 (広告掲示部7の)板状部材
12 (広告掲示部7の)空隙
15 (変形例の)広告掲示部
16b (広告掲示部15の)広告コンテンツ着脱面
17 (他の変形例の)広告掲示部
18,19 (広告掲示部17の)対をなす部材
20 (広告掲示部17の)ヒンジ
21 (他の実施形態の)広告装置兼用雑誌陳列装置
22 (装置21の)基台
26 (装置21の)雑誌架
28 展示容器
29 表示装置
35 (基台と広告掲示部の間の)弾性部材
37 立体広告物

Claims (21)

  1. 配布用の雑誌を収容する雑誌陳列装置であって、基台と、1冊以上の雑誌を収容できる雑誌架を備え、雑誌架は、雑誌の背面を受ける雑誌架背部と、雑誌を支える雑誌保持部材を備え、前記基台の前面に、前記雑誌架を配設し、前記雑誌架背部に、広告コンテンツの着脱を可能とする広告掲示部を備えたことを特徴とする広告装置兼用雑誌陳列装置。
  2. 前記基台の前面に前記雑誌架を、上下方向に1個以上列設し、左右方向に1個以上並設したことを特徴とする、請求項1に記載の広告装置兼用雑誌陳列装置。
  3. 前記広告掲示部に保持される広告コンテンツの大きさは、前記雑誌架に収容する雑誌の表紙の面積と同等かそれ以下であることを特徴とする、請求項1に記載の広告装置兼用雑誌陳列装置。
  4. 前記広告掲示部は、前記広告コンテンツの裏面を粘着させる弱粘着性のシートを、前記基台に固着することにより形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の広告装置兼用雑誌陳列装置。
  5. 広告コンテンツは、飛び出し式カード状の立体広告物であり、雑誌が陳列されているときの形態は、平面的なカード状であり、雑誌がすべて取り除かれると、立体的な形態に変化することを特徴とする、請求項1に記載の広告装置兼用雑誌陳列装置。
  6. 前記広告掲示部は、矩形状の2枚の板状部材を空隙を設けて重ね合わせ、開縁部とする1辺を除く3辺同士を連結させ、一方の板状部材表面を前記基台に固着することによって形成され、前記開縁部から前記空隙内部に広告コンテンツを摺動自在に収容し、雑誌架背部に面した側の板状部材は透明な材料からなることを特徴とする、請求項1に記載の広告装置兼用雑誌陳列装置。
  7. 前記広告掲示部は、1対の部材であって、組み合わせると扁平な箱状になる部材を、ヒンジを介して開閉自在に連結することにより形成され、一方の部材の表面を前記基台に固着し、他方の部材の表面は透明な材料からなることを特徴とする、請求項1に記載の広告装置兼用雑誌陳列装置。
  8. 前記広告掲示部は、前記基台に直接に固着させず、前記基台との間に弾性部材を設け、この弾性部材に固着させることを特徴とする、請求項4〜7のいずれかに記載の広告装置兼用雑誌陳列装置。
  9. 雑誌架の上方に、内容物の視認可能な展示容器を設置し、この展示容器内に、前記広告掲示部に保持された広告コンテンツと関連を有する物品を展示することを特徴とする、請求項1に記載の広告装置兼用雑誌陳列装置。
  10. 配布用の雑誌を収容する雑誌陳列装置であって、基台と、1冊以上の雑誌を収容できる雑誌架を備え、雑誌の背面を受ける雑誌架背部に、広告コンテンツを出力する表示装置を設けたことを特徴とする広告装置兼用雑誌陳列装置。
  11. 前記表示装置として、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等の電子的な薄型の装置を含むことを特徴とする、請求項10に記載の広告装置兼用雑誌陳列装置。
  12. 前記基台の前面に前記雑誌架を、上下方向に1個以上列設し、左右方向に1個以上並設したことを特徴とする、請求項10に記載の広告装置兼用雑誌陳列装置。
  13. 前記表示装置に出力される広告コンテンツが、遠隔操作によって変更されることを特徴とする、請求項10に記載の広告装置兼用雑誌陳列装置。
  14. 請求項1〜9のいずれかの広告装置兼用雑誌陳列装置を使用した広告方法において、雑誌架背面の広告掲示部に広告コンテンツを保持し、雑誌架に収容した雑誌が無くなると、前記広告コンテンツが視認可能となることにより、雑誌収容を目的とする雑誌陳列装置を広告コンテンツ表示目的に転用する広告方法。
  15. 請求項14に記載の広告方法において、広告コンテンツには、広告主が公開しているWebサーバ上のサイトへアクセスすることを可能とするサイト識別情報、あるいは広告主に電子メールを送信するための宛先情報が含まれており、携帯電話から、前記サイト識別情報あるいは前記宛先情報を介して広告主への情報送信あるいは広告主との双方向の情報通信をすることを特徴とする広告方法。
  16. 請求項10〜13のいずれかの広告装置兼用雑誌陳列装置を使用した広告方法において、雑誌架に収容した雑誌が無くなると、雑誌架背部にある表示装置に出力される広告コンテンツが視認可能となることにより、雑誌収容を目的とする雑誌陳列装置を、広告コンテンツ表示目的に転用する広告方法。
  17. 請求項16に記載の広告方法において、表示装置に出力された広告コンテンツには、広告主が公開しているWebサーバ上のサイトへアクセスすることを可能とするサイト識別情報が含まれており、表示装置上において、このサイト識別情報が特定されると、前記Webサーバは、前記サイトのコンテンツを表示装置に送信し、表示装置は受信したコンテンツによって更新表示をすることを特徴とする広告方法。
  18. 請求項16に記載の広告方法において、出力された広告コンテンツには、広告主が公開しているWebサーバ上のサイトへアクセスすることを可能とするサイト識別情報、あるいは広告主に電子メールを送信するための宛先情報が含まれており、携帯電話から、前記サイト識別情報あるいは前記宛先情報を介して広告主への情報送信あるいは広告主との双方向の情報通信をすることを特徴とする広告方法。
  19. 請求項15又は請求項17又は請求項18のいずれかに記載の広告方法において、雑誌架背部の広告コンテンツあるいは広告主のサイトから送信されるコンテンツの内容には、クイズ、ランキング、ランキングクイズ、投票・選挙、通販、商品景品案内に関するものを含むことを特徴とする広告方法。
  20. 請求項15又は請求項17又は請求項18のいずれかに記載の広告方法において、同一広告主による同一内容のコンテンツを提供するサイトであっても、広告装置兼用雑誌陳列装置の設置場所の属性に対応した複数のサイト識別情報を付与されることを特徴とする広告方法。
  21. 請求項15又は請求項17又は請求項18のいずれかに記載の広告方法において、サイトへのアクセスがなされる都度、アクセスに関連するデータを収集し、収集データを集計することを特徴とする広告方法。
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