JP2006166274A - データ処理システム、データ処理装置、及びデータ送信装置 - Google Patents

データ処理システム、データ処理装置、及びデータ送信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】データ処理装置とデータ送信装置とを赤外線等の光を介して通信可能とし、データ送信装置からデータ処理装置に同一データを連続して複数回送信し、データ処理装置でエラーなくデータを受信したときに、該データの処理を開始できるようにする。
【解決手段】データ処理装置(デジタル複合機)1は、同一データを複数回連続して送信するデータ送信装置(携帯電話)11と赤外線等の光を介して通信する通信I/F9、データ送信装置11から送信されてくるデータを処理する画像処理部6、通信I/F9及び画像処理部6を制御する機器制御部3を備える。機器制御部3は、データ送信装置11から連続して複数回送信されてくる同一データを順番に受信し、エラーなくデータを受信したときに、そのデータに対する処理を開始するように画像処理部6を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ処理システム、データ処理装置、及びデータ送信装置、より詳細には、デジタル複合機等のデータ処理装置と、該データ処理装置と通信可能な携帯端末装置等のデータ送信装置とからなるデータ処理システムに関する。
近年、スキャナ機能,コピー機能,ファクシミリ機能,プリンタ機能などを備え、さらに、外部機器とネットワーク等を介して通信し、各種データの送信/受信を行う機能を備えたデジタル複合機(MFP)が商品化されている。このデジタル複合機をコンビニエンスストアやその他の店舗等に設置して、例えば、外出先から画像データの転送を行うサービスなど、デジタル複合機の便利な機能を利用した各種サービスが提供されている。このデジタル複合機には、処理する画像データなどを一時的に記憶する記憶装置(ハードディスクなど)が搭載されたものもあり、大量の画像データ、複数のジョブを効率よく処理できるようになっている。
例えば、特許文献1には、上記デジタル複合機と、携帯電話などの携帯端末装置とを利用して、画像データを送信できるようにしたシステムが提案されている。これは、デジタル複合機と、このデジタル複合機とは独立して携帯可能であり、デジタル複合機と通信可能、かつその他の通信装置と通信可能な携帯電話とを備えたシステムであって、デジタル複合機は、原稿から画像情報を得る画像情報生成手段と、画像メモリと、画像情報を画像メモリに記憶させる一方、画像メモリに記憶されている画像情報を携帯電話に送信するメインCPUとを備え、携帯電話は、メモリと、デジタル複合機から送信されてきた画像情報をメモリに記憶させる一方、メモリに記憶されている画像情報を他の通信装置に送信するCPUとを備えている。これにより、デジタル複合機に取り込まれた画像情報を不特定の場所から特定の送信先に送信できるようにしている。
特開平10−65864号公報
しかしながら、上記特許文献1では、携帯電話をデジタル複合機に対して着脱可能に固定して通信を行っており、両者間で確実に通信を行える反面、携帯電話を所定の位置にセットするための作業が必要となり、ユーザに手間をかけるという問題があった。また、携帯電話を固定せずに、赤外線を利用してデジタル複合機と通信することも可能であるが、赤外線を利用する場合、有線通信に比べて通信環境が悪く、通信状態が安定せず、通信エラーが発生しやすいという問題がある。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、デジタル複合機などのデータ処理装置と、携帯端末装置などのデータ送信装置とを赤外線等の光を介して通信可能とし、データ送信装置からデータ処理装置に同一データを連続して複数回送信し、データ処理装置でエラーなくデータを受信したときに、該データの処理を開始できるようにすること、を目的としてなされたものである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、同一データを複数回連続して送信するデータ送信装置と、該データ送信装置と通信可能なデータ処理装置とを備えたデータ処理システムにおいて、前記データ処理装置は、前記データ送信装置から連続して複数回送信されてくる同一データを順番に受信するデータ受信手段と、該データ受信手段によりエラーなくデータを受信したときに該データに対する処理を開始するデータ処理手段とを備えていることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記データ送信装置及び前記データ処理装置間におけるデータの送受信は、光を介して行われることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1の技術手段において、前記データ処理装置は、前記データ受信手段によりエラーなくデータを受信した旨をユーザに報知する報知手段を備えていることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1の技術手段において、前記データ処理装置は、前記データ受信手段によりエラーなく受信したデータの処理を開始した旨をユーザに報知する報知手段を備えていることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1の技術手段において、前記データ処理装置は、前記データ受信手段によりエラーなくデータを受信した後、以後のデータを受信しないことを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1の技術手段において、前記データ送信装置は、同一データを連続して送信する回数を設定する手段を備えていることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1の技術手段において、前記データ処理装置は、同一データを連続して送信させる回数を設定する手段と、該設定された送信回数で前記同一データを送信するように前記データ送信装置に要求する手段とを備えていることを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第7の技術手段において、前記データ送信装置は、前記データ処理装置から要求された送信回数に応じて、前記同一データを連続して送信することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1乃至8のいずれか1の技術手段において、前記データ送信装置は、各種データを記憶する記憶手段を備えた携帯端末装置であり、前記データ処理装置は、スキャナ機能,コピー機能,ファクシミリ機能,プリンタ機能のいずれか複数の機能を備えたデジタル複合機であることを特徴としたものである。
第10の技術手段は、同一データを複数回連続して送信するデータ送信装置と通信可能なデータ処理装置において、該データ処理装置は、前記データ送信装置から連続して複数回送信されてくる同一データを順番に受信するデータ受信手段と、該データ受信手段によりエラーなくデータを受信したときに該データに対する処理を開始するデータ処理手段とを備えていることを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第10の技術手段において、該データ送信装置は、同一データを連続して送信する回数を設定する手段と、該設定された送信回数で前記同一データを連続して送信する手段とを備えることを特徴としたものである。
本発明によれば、デジタル複合機などのデータ処理装置と、携帯端末装置などのデータ送信装置とを赤外線等の光を介して通信可能とし、データ送信装置からデータ処理装置に同一データを連続して複数回送信し、データ処理装置でエラーなくデータを受信したときに、該データの処理を開始できるため、赤外線等の光を利用した場合でも、確実にデータ通信を行うことができる。また、ユーザは携帯端末装置を手に持ったまま、データ処理装置と通信し、画像データや文書データの印刷など所望の処理を手軽に実行することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るデータ処理システムの概略構成例を示す図で、図中、1はデータ処理装置、11はデータ送信装置、20はLAN等で構成されたネットワーク、21,22はネットワーク20に接続された端末装置、30はインターネット、31はインターネット30に接続されたファクシミリ装置、32はインターネット30に接続された端末装置を示す。データ処理装置1とデータ送信装置11は、赤外線や可視光などの光を介して通信可能とする。赤外線通信を行う場合には、例えば、IrDA(Infrared Data Association)規格に準拠した通信方式を適用してもよい。
尚、本実施形態のデータ処理装置1として、スキャナ機能,コピー機能,ファクシミリ機能,プリンタ機能のいずれか複数の機能を備えたデジタル複合機を適用し、データ送信装置11として、画像データや文書データなど(以下、単にデータという)を記憶する記憶手段を備えた携帯電話を適用した場合を代表例として説明するが、データ処理装置1は、デジタル複合機に限らず、電子写真方式のプリンタなどであってもよく、また、データ送信装置11は、携帯電話に限らず、データの記憶手段を備えた携帯可能なPDA(Personal Digital Assistant)や、ノート型パーソナルコンピュータなどであってもよい。
図1において、デジタル複合機1は、原稿を読み取ってデータ入力する画像読み取り部2と、デジタル複合機1が備える各機能を制御する機器制御部3と、ユーザ入力を受け付ける操作部4と、ネットワーク20を介して端末装置21,22と通信し、インターネット30を介してファクシミリ装置31,端末装置32と通信する通信部5と、データの印刷処理を行うデータ処理手段である画像形成部6と、データを記憶するためのハードディスク(HD)7と、デジタル複合機1の制御情報や設定情報などを記憶するメモリである管理部8と、携帯電話11との間で赤外線などの光通信を行うための受光部を備えたデータ受信手段である通信インタフェース(通信I/F)9と、HD12に記憶されたデータを消去する消去手段10と、を備えている。
本実施形態において、携帯電話11は、同一データを複数回連続して送信可能とし、デジタル複合機1が備える通信I/F9及び機器制御部3は、携帯電話11から連続して複数回送信されてくる同一データを順番に受信する。画像形成部6及び機器制御部3は、通信I/F9によりエラーなくデータを受信したときに、そのデータに対する処理を開始する。このデータに対する処理とは、例えば、画像形成部6からの印刷処理や、HD7への記憶処理、さらには、ファクシミリ送信処理や、電子メール送信処理などを含むものとする。また、エラーなく受信できたかどうかの判断は、機器制御部3が行う。
上記処理を実行するためのプログラムは管理部8に格納されており、当該プログラムに従って、機器制御部3が、データ受信手段である通信I/F9、データ処理手段である画像形成部6それぞれを制御する。
また、通信I/F9によりエラーなくデータを受信した後、以後のデータを受信しないようにしてもよい。この処理は、通信I/F9及び機器制御部3により実行される。後述の図5に示すように、例えば、同一データを連続して5回送信するように携帯電話11に設定しておき、携帯電話11から設定回数(本例では5回)に応じて同一データを連続して送信する。デジタル複合機1が2回目のデータをエラーなく受信した場合、この2回目のデータから処理を開始し、3回目以降を受信しないようにする。尚、データを送る側である携帯電話11からは同一データを一度に5回連続して送っている。すなわち、設定した回数分の同一データが携帯電話11から送信され、データを受ける側であるデジタル複合機1が、データの受信状況(エラーなく受信できたかどうか)に従って、次に送信されてくるデータを受信するかどうかを決定する。
以下、図1に示すデジタル複合機1の各部について詳細に説明する。まず、画像読み取り部2は、データを入力するデータ入力手段であり、例えば、画像読み取り手段としてのCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)2aと、原稿台や自動原稿送り装置(ADF)などにセットされた原稿を検知する原稿検知センサ2bとを備えている。
操作部4は、各種入力キーなどを備えた入力部4aと、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)などの表示部4bとを備えており、デジタル複合機1に対して操作の入力や、各種設定の入力を行う。また、入力部4aには、デジタル複合機1を利用するユーザの認証情報を入力する認証情報入力手段を配置するようにしてもよい。ユーザの認証情報の入力方法としては、例えば、ユーザコードの直接入力、IDカードの情報読み取り入力、ユーザの生体情報(指紋などの)読み取り入力など様々である。これらのいずれかの方法により、デジタル複合機1のユーザ認証を行えるようにする。
画像形成部6は、携帯電話11からのデータを処理(出力)するデータ処理(出力)手段であり、揮発性メモリ6aと、LSU(Laser Scanning Unit:レーザ走査ユニット)などの印字部6bとを備えている。
HD7は、携帯電話11からのデータを一時記憶するための記憶手段であり、データのセキュリティの観点から、メモリ6aから送られてくるデータを暗号化して記憶し、再びメモリ6aに送る際にデータを復号するようにしてもよい。これは、デジタル複合機1がコンビニエンスストアやその他の店舗等に設置される場合、不特定多数の人がデジタル複合機1を利用することになるため、HD7に記憶されているデータを見られないように暗号化して記憶しておく。また、HD7は、磁気記憶媒体を備えた記憶手段として構成することで、大量のデータ(データ容量、ページ数)を蓄積して順次処理していくことが可能となり、複数のユーザからの指示を効率良く処理することができる。
以下、デジタル複合機1が搭載している画像処理モードに関する動作例について簡単に説明する。
(コピーモード)
本実施形態に係るデジタル複合機1を複写機として利用する場合には、画像読み取り部2で読み取られた原稿のデータが、画像形成部6から複写物として出力される。
画像読み取り部2には、CCD2aが備えられており、読み取り位置にセットされた原稿の画像を電子的に読み取ることができる。そして、読み取られた原稿のデータは、揮発性メモリ6a上に出力データとして完成され、一旦HD7へ記憶される。原稿が複数ある場合は、この読み取り、記憶の動作が繰り返される。その後、操作部4から指示された処理モードに基づいて、HD7に記憶されたデータが適切なタイミングで順次読み出されて揮発性メモリ6aに送られる。そして、印字部6bへの書き込みタイミングに合わせてデータが揮発性メモリ6aから印字部6bへと転送される。
また、読み取ったデータを複数枚印字する場合も、同様に出力データとしてページ単位でHD7へ記憶され、出力するモードに合わせてHD7から揮発性メモリ6aに送られ、出力枚数の分だけ繰り返し印字部6bへの書き込みタイミングに合わせて印字部6bへ転送される。
(プリンタモード)
次に、本実施形態に係るデジタル複合機1をプリンタとして利用する場合には、通信I/F9や通信部5から受信したデータが揮発性メモリ6aなどを介して画像形成部6から出力される。
通信部5は、有線あるいは無線を利用してネットワーク20と接続されており、ネットワーク20上に接続された外部機器である端末装置21,22からデータを受信する。通信I/F9は、携帯電話11からデータを受信する。このように受信されたデータは、出力するデータとしてページ単位に揮発性メモリ6aに送られ、一旦HD7へ記憶される。そして、データは、再びHD7から揮発性メモリ6aに送られ、前述した複写機として利用する場合と同様にして印字部6bへと転送される。
(スキャナモード)
また、本実施形態に係るデジタル複合機1をネットワークスキャナとして利用する場合には、画像読み取り部2において読み取られた原稿のデータを、通信部5からネットワーク20を介して任意の端末装置21,22へ送信することができる。ここでも、画像読み取り部2に備えられたCCD2aにより原稿を電子的に読み取る。そして、読み取られた原稿のデータは、揮発性メモリ6a上に出力データとして完成され、一旦HD7へ記憶される。そして、再びHD7から揮発性メモリ6aに送られ、操作部4を介して指示された送信先との通信を確立させた上で通信部5から目的の送信先へと送信される。
(ファクシミリモード)
さらに、通信部5は、ネットワーク20,インターネット30を介してファクシミリ装置31と接続されている。また、通信部5は、電話回線(図示せず)を介してファクシミリ装置と接続するようにしてもよい。本実施形態に係るデジタル複合機1をファクシミリ装置として利用する場合にも同様の動作が行われ、外部機器との間でデータ送信及び受信が可能となる。
本実施形態に係るデジタル複合機1の各構成部は、機器制御部3により制御され、操作部4に設けられたタブレット,キー群などの入力部4aからの操作指示を監視すると共に、表示部4bを介してデジタル複合機1の状態に関する情報などのユーザに通知すべき情報を的確に案内表示する。また、管理部8には、機器制御部3により制御されている各構成部に関する情報が管理されており、これら情報をもとに、機器制御部3がデジタル複合機1全体の動作を制御する。
図2は、図1に示したデータ処理システムのデジタル複合機1及び携帯電話11の構成例を示す機能ブロック図である。デジタル複合機1の機器制御部3は、データ受信手段である通信I/F9を制御するためのデータ受信制御手段3a、データ処理手段である画像形成部6を制御するためのデータ処理制御手段3b、表示部4bにメッセージを表示させるなどしてユーザに受信状況を報知する報知手段3cを構成する。この報知手段3cは、通信I/F9によりエラーなくデータを受信した旨をユーザに報知したり、通信I/F9によりエラーなく受信したデータの処理を開始した旨をユーザに報知する。さらには、通信エラーが発生した場合、通信I/F9によりデータを受信できなかった旨をユーザに報知するようにしてもよい。具体的には、表示部4bにメッセージ(例えば、「正常に受信しました。」など)を表示させたり、音声出力手段4cから音声出力するようにしてもよい。また、図示しないLEDなどの発光手段により色で報知するようにしてもよい。
前述の図1において説明したように、データ受信制御手段3aは、携帯電話11から連続して複数回送信されてくる同一データを順番に受信するように通信I/F9を制御したり、通信I/F9によりエラーなくデータを受信した後、以後のデータを受信しないように通信I/F9を制御する。また、データ処理制御手段3bは、通信I/F9によりエラーなくデータを受信したときに、そのデータに対する処理を開始するように画像形成部6を制御する。
また、携帯電話11は、各種情報を表示するためのLCDからなる表示部11aと、複数の操作キーを備えた操作部11bと、携帯電話11を制御する制御部11cと、デジタル複合機1と赤外線等の光を介して通信するための発光部を備えたI/F部11dと、データを記憶する管理部(記憶部)11eと、他の外部機器とネットワークを介して通信するための通信部11fと、を備えている。尚、音声通話手段の記載は省略している。
図2に示すように、管理部11eには、携帯電話11に関する端末情報,携帯電話11のユーザに関する所有者情報,ユーザ認証のための個人認証情報,デジタル複合機1に送信する文書情報(または画像情報),同一の文書情報(または画像情報)を連続して送信する送信回数(本例では5回),電話番号情報,及び電子メールのアドレス情報などを記憶している。尚、本例の文書情報には、文書データ毎に、認証の要否や、社内文書/社外文書の識別情報、カラー/白黒の識別情報などが付与されている。
また、携帯電話11は、上記送信回数を設定する手段を備えており、ユーザによって任意の送信回数を設定することができる。この送信回数は、送信するデータの容量や、画像データ(JPEG形式など)/文書データ(Microsoft Word(登録商標)のdoc形式など)の種別、光通信の通信速度などに応じて適当な回数を設定すればよい。尚、赤外線通信の通信速度は、IrDAの規格によれば、速度別に、低速(115kbps)のSIR、中速(1Mbps)のMIR、高速(4Mbps)のFIR、さらに、超高速(16Mbps)のVFIRに分けることができる。携帯電話11は、設定された送信回数に従って、デジタル複合機1に向けて、同一の文書情報(または画像情報)を連続して送信する。
また、デジタル複合機1は、同一データを連続して送信させる回数を設定する手段と、設定された送信回数で同一データを送信するように携帯電話11に要求する手段とを備えるようにしてもよい。これは、デジタル複合機1の設置環境に応じて、携帯電話11との通信状態が変化するため、最適な送信回数をデジタル複合機1側に予め保持しておく。最適な送信回数は、例えば、エラーなくデータを受信できた回数の履歴を所定期間記憶しておき、この履歴情報から求めるようにしてもよい。
デジタル複合機1は、携帯電話11からデータを受信する前に、携帯電話11と通信して送信回数を送り、その送信回数を携帯電話11の管理部11eに設定させる。携帯電話11は、デジタル複合機1から要求(設定)された送信回数に応じて、同一データを連続して送信するようにする。これにより、デジタル複写機1の設置環境に応じた最適な送信回数でデータ送信を行うことができる。
図3は、携帯電話11に送信回数を設定する処理の一例を説明するためのフロー図である。まず、携帯電話11は、デフォルトの送信回数を設定し(ステップS1)、デジタル複合機1(データ処理装置)にデータ送信を行う際に、デジタル複合機1から送信回数の設定要求が有ったかどうかを判断し(ステップS2)、設定要求が有った場合(YESの場合)、送信回数を変更するかどうかユーザに確認するための画面を表示して送信回数の変更が選択されたかどうかを判断し(ステップS3)、送信回数の変更が選択された場合(YESの場合)、上記ステップS1に設定されている送信回数を、デジタル複合機1から要求された送信回数に変更する(ステップS4)。さらに、携帯電話11は、設定された送信回数で同一データを連続して送信する(ステップS5)。
また、携帯電話11は、上記ステップS2において、デジタル複合機1から設定要求がない場合(NOの場合)、また、上記ステップS3において、送信回数の変更が選択されなかった場合(NOの場合)、ステップS5に移行し、設定された送信回数で同一データを連続して送信する。
図4は、携帯電話11からデジタル複合機1に同一データを連続して複数回送信する処理の一例を説明するためのフロー図である。まず、携帯電話11は、デフォルトの送信回数(N回)を設定し(ステップS11)、デジタル複合機1に連続してN回の同一データ送信を行い、携帯電話11の表示部に「送信中」を表示する(ステップS12)。デジタル複合機1は、携帯電話11から送信されてくるデータを順番に受信し、エラーなくデータが受信されたかどうかを判断し(ステップS13)、エラーなくデータを受信できた場合(YESの場合)、そのデータに対して処理を実行し(ステップS14)、そのまま終了する。
また、デジタル複合機1は、上記ステップS13において、データ受信中にエラーが発生した場合(NOの場合)、データをN回受信したかどうかを判断し(ステップS15)、データをN回受信した場合(YESの場合)、エラー表示を行う(ステップS16)。また、上記ステップS15において、データをN回受信していない場合(NOの場合)、データの受信を継続し(ステップS17)、ステップS13に戻り処理を繰り返す。
図5は、携帯電話11に設定される送信回数に応じたデータ処理方法の一例を説明するための図である。本例では、同一データを連続して5回送信するように携帯電話11に設定しておく。従って、携帯電話11はデジタル複合機1に同一データを連続して5回送信する。例えば、デジタル複合機1が2回目のデータをエラーなく受信した場合、この2回目のデータに対して処理を開始し、3回目以降を受信しないようにする。また、デジタル複合機1が5回全て受信できなかった場合、エラー表示を行う。尚、データを送る側である携帯電話11からは同一データを一度に5回連続して送っている。すなわち、設定した回数分の同一データが携帯電話11から送信され、データを受ける側であるデジタル複合機1が、データの受信状況(エラーなく受信できたかどうか)に従って、次に送信されてくるデータを受信するかどうかを決定する。
本発明によれば、デジタル複合機と、携帯端末装置とを赤外線等の光を介して通信可能とし、携帯端末装置からデジタル複合機に同一データを連続して複数回送信し、デジタル複合機でエラーなくデータを受信したときに、そのデータの処理を開始できるため、赤外線等の光を利用した場合でも、確実にデータ通信を行うことができる。また、ユーザは携帯端末装置を手に持ったまま、デジタル複合機と通信し、画像データや文書データの印刷など所望の処理を手軽に実行することができる。
以上、携帯電話からデジタル複合機に対して、同一データを連続して複数回送信する形態を中心に説明したが、デジタル複合機から携帯電話に対して、同一データを連続して複数回送信する形態としてもよい。
本実施形態の場合、前述の図2において、同一データを複数回連続して送信するデータ送信装置がデジタル複合機1となり、デジタル複合機1に発光部を備える構成となる。この場合、携帯電話11は、デジタル複合機1から連続して複数回送信されてくる同一データを順番に受信するための受光部を備えたデータ受信手段(I/F部11d)と、I/F部11dによりエラーなくデータを受信したときに、そのデータに対する処理を開始するデータ処理手段とを備える構成とすればよい。この場合のデータ処理は、例えば、管理部11eに受信データを記憶する処理や、受信データを通信部11fからネットワークを介して他の外部機器に送信する処理などが考えられる。
本発明の一実施形態に係るデータ処理システムの概略構成例を示す図である。 図1に示したデータ処理システムのデジタル複合機及び携帯電話の構成例を示す機能ブロック図である。 携帯電話に送信回数を設定する処理の一例を説明するためのフロー図である。 携帯電話からデジタル複合機に同一データを連続して複数回送信する処理の一例を説明するためのフロー図である。 携帯電話に設定される送信回数に応じたデータ処理方法の一例を説明するための図である。
符号の説明
1…データ処理装置(デジタル複合機)、2…画像読み取り部、2a…CCD、2b…原稿検知センサ、3…機器制御部、3a…データ受信制御手段、3b…データ処理制御手段、3c…報知手段、4,11b…操作部、4a…入力部、4b,11a…表示部、4c…音声出力手段、5,11f…通信部、6…画像形成部、6a…メモリ、6b…印字部(LSU)、7…ハードディスク(HD)、8…管理部、9…通信インタフェース、10…消去手段、11…データ送信装置(携帯電話)、11c…制御部、11d…I/F部、11e…管理部(記憶部)、20…ネットワーク、21,22,32…端末装置、30…インターネット、31…ファクシミリ装置。

Claims (11)

  1. 同一データを複数回連続して送信するデータ送信装置と、該データ送信装置と通信可能なデータ処理装置とを備えたデータ処理システムにおいて、前記データ処理装置は、前記データ送信装置から連続して複数回送信されてくる同一データを順番に受信するデータ受信手段と、該データ受信手段によりエラーなくデータを受信したときに該データに対する処理を開始するデータ処理手段とを備えていることを特徴とするデータ処理システム。
  2. 前記データ送信装置及び前記データ処理装置間におけるデータの送受信は、光を介して行われることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  3. 前記データ処理装置は、前記データ受信手段によりエラーなくデータを受信した旨をユーザに報知する報知手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  4. 前記データ処理装置は、前記データ受信手段によりエラーなく受信したデータの処理を開始した旨をユーザに報知する報知手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  5. 前記データ処理装置は、前記データ受信手段によりエラーなくデータを受信した後、以後のデータを受信しないことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  6. 前記データ送信装置は、同一データを連続して送信する回数を設定する手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  7. 前記データ処理装置は、同一データを連続して送信させる回数を設定する手段と、該設定された送信回数で前記同一データを送信するように前記データ送信装置に要求する手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  8. 前記データ送信装置は、前記データ処理装置から要求された送信回数に応じて、前記同一データを連続して送信することを特徴とする請求項7に記載のデータ処理システム。
  9. 前記データ送信装置は、各種データを記憶する記憶手段を備えた携帯端末装置であり、前記データ処理装置は、スキャナ機能,コピー機能,ファクシミリ機能,プリンタ機能のいずれか複数の機能を備えたデジタル複合機であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1に記載のデータ処理システム。
  10. 同一データを複数回連続して送信するデータ送信装置と通信可能なデータ処理装置において、該データ処理装置は、前記データ送信装置から連続して複数回送信されてくる同一データを順番に受信するデータ受信手段と、該データ受信手段によりエラーなくデータを受信したときに該データに対する処理を開始するデータ処理手段とを備えていることを特徴とするデータ処理装置。
  11. 請求項10に記載のデータ処理装置と通信可能なデータ送信装置において、該データ送信装置は、同一データを連続して送信する回数を設定する手段と、該設定された送信回数で前記同一データを連続して送信する手段とを備えることを特徴とするデータ送信装置。
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US8634863B2 (en) 2006-07-26 2014-01-21 Nec Corporation Mobile terminal device and data transfer control program
JP2014012096A (ja) * 2012-07-05 2014-01-23 Daikoku Denki Co Ltd 遊技機、及び遊技機用外部端末

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8634863B2 (en) 2006-07-26 2014-01-21 Nec Corporation Mobile terminal device and data transfer control program
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