JP2006186554A - データ処理システム、データ処理装置、及びデータ送信装置 - Google Patents

データ処理システム、データ処理装置、及びデータ送信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006186554A
JP2006186554A JP2004376648A JP2004376648A JP2006186554A JP 2006186554 A JP2006186554 A JP 2006186554A JP 2004376648 A JP2004376648 A JP 2004376648A JP 2004376648 A JP2004376648 A JP 2004376648A JP 2006186554 A JP2006186554 A JP 2006186554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
authentication information
data
data processing
read
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004376648A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Izumi
宏和 泉
Atsuo Tanaka
厚夫 田中
Toshihiko Sugimura
俊彦 杉村
Takeo Fukuda
雄郎 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2004376648A priority Critical patent/JP2006186554A/ja
Publication of JP2006186554A publication Critical patent/JP2006186554A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

【課題】データ処理装置とデータ送信装置とを赤外線等の光を介して通信可能とし、データ送信装置からデータ処理装置に認証情報を複数回連続して送信し、データ処理装置でエラーなく認証情報を受信したときに認証処理を行えるようにする。
【解決手段】データ送信装置11は、データ処理装置1と赤外線等の光を介して通信可能とし、ユーザの認証情報(生体情報)を読み取る手段、その読取認証情報を複数回連続して送信する手段を備える。データ処理装置1は、ユーザの認証情報を登録認証情報として予め記憶すると共に、該登録認証情報に対応付けてデータを記憶するHD7、データ送信装置11からの読取認証情報を順番に受信する通信I/F9、エラーなく読取認証情報を受信したときに該読取認証情報と前記登録認証情報とからユーザの認証を行う機器制御部3、その結果に応じて前記登録認証情報に対応するデータの処理を行う画像形成部6を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ処理システム、データ処理装置、及びデータ送信装置、より詳細には、デジタル複合機等のデータ処理装置と、該データ処理装置と通信可能な携帯端末装置等のデータ送信装置とからなるデータ処理システムに関する。
近年、スキャナ機能,コピー機能,ファクシミリ機能,プリンタ機能などを備え、さらに、外部機器とネットワーク等を介して通信し、各種データの送信/受信を行う機能を備えたデジタル複合機(MFP)が商品化されている。このデジタル複合機をコンビニエンスストアやその他の店舗等に設置して、例えば、外出先から画像データの転送を行うサービスなど、デジタル複合機の便利な機能を利用した各種サービスが提供されている。このデジタル複合機には、処理する画像データなどを一時的に記憶する記憶装置(ハードディスクなど)が搭載されたものもあり、大量の画像データ、複数のジョブを効率よく処理できるようになっている。
例えば、特許文献1には、上記デジタル複合機と、携帯電話などの携帯端末装置とを利用して、画像データを送信できるようにしたシステムが提案されている。これは、デジタル複合機と、このデジタル複合機とは独立して携帯可能であり、デジタル複合機と通信可能、かつその他の通信装置と通信可能な携帯電話とを備えたシステムであって、デジタル複合機は、原稿から画像情報を得る画像情報生成手段と、画像メモリと、画像情報を画像メモリに記憶させる一方、画像メモリに記憶されている画像情報を携帯電話に送信するメインCPUとを備え、携帯電話は、メモリと、デジタル複合機から送信されてきた画像情報をメモリに記憶させる一方、メモリに記憶されている画像情報を他の通信装置に送信するCPUとを備えている。これにより、デジタル複合機に取り込まれた画像情報を不特定の場所から特定の送信先に送信できるようにしている。
特開平10−65864号公報
しかしながら、上記特許文献1では、携帯電話をデジタル複合機に対して着脱可能に固定して通信を行っており、両者間で確実に通信を行える反面、携帯電話を所定の位置にセットするための作業が必要となり、ユーザに手間をかけるという問題があった。また、携帯電話を固定せずに、赤外線を利用してデジタル複合機と通信することも可能であるが、赤外線等の光を利用する場合、有線通信に比べて通信環境が悪く、通信状態が安定せず、通信エラーが発生しやすいという問題がある。
また、指紋などの生体情報を読み取るための手段を備えた携帯電話が実用化されている。このような携帯電話とデジタル複合機とが赤外線等を介して通信する場合にも、携帯電話から送信される生体情報がデジタル複合機で確実に受信されないと、ユーザの認証処理を行うことができず、文書データや画像データなどの印刷処理等をスムーズに行うことができない。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、デジタル複合機などのデータ処理装置と、携帯端末装置などのデータ送信装置とを赤外線等の光を介して通信可能とし、データ送信装置からデータ処理装置に認証情報(生体情報)を複数回連続して送信し、データ処理装置でエラーなく認証情報を受信したときに認証処理を行えるようにすること、を目的としてなされたものである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、各種データを送信可能なデータ送信装置と、該データ送信装置と通信可能なデータ処理装置とを備えたデータ処理システムにおいて、前記データ送信装置は、ユーザの認証情報を読み取る認証情報読取手段と、該読み取った読取認証情報を複数回連続して送信する手段とを備え、前記データ処理装置は、ユーザの認証情報を登録認証情報として予め記憶すると共に、該登録認証情報に対応付けてデータを記憶する記憶手段と、前記データ送信装置から連続して複数回送信されてくる読取認証情報を順番に受信する受信手段と、該受信手段によりエラーなく読取認証情報を受信したときに該読取認証情報と前記登録認証情報とからユーザの認証を行う認証手段と、その認証結果に応じて前記登録認証情報に対応付けられたデータに対する処理を行うデータ処理手段とを備えていることを特徴としたものである。
本発明の第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記データ処理装置は、前記記憶手段の登録認証情報に対応付けられたデータを記憶した外部記憶装置とネットワークを介して接続可能とし、前記認証手段により認証された読取認証情報に対応するデータを、前記外部記憶装置に記憶されているデータの中から特定できるようにしたことを特徴としたものである。
本発明の第3の技術手段は、第1の技術手段において、前記データ送信装置は、各種データを記憶する記憶手段を備え、前記認証情報読取手段により読み取った読取認証情報と、前記記憶手段に記憶されているデータとを含む情報を複数回連続して送信することを特徴としたものである。
本発明の第4の技術手段は、第1の技術手段において、前記データ送信装置は、ユーザの認証情報を登録認証情報として記憶すると共に、該登録認証情報に対応付けてデータを記憶する記憶手段を備え、前記認証情報読取手段により読み取った読取認証情報と、前記記憶手段に記憶されている登録認証情報と、データとを含む情報を複数回連続して送信することを特徴としたものである。
本発明の第5の技術手段は、第3又は第4の技術手段において、前記データ処理装置は、前記受信手段によりエラーなく読取認証情報及び/又はデータを受信した旨をユーザに報知する報知手段を備えていることを特徴としたものである。
本発明の第6の技術手段は、第3又は第4の技術手段において、前記データ処理装置は、前記受信手段によりエラーなく受信したデータの処理を開始した旨をユーザに報知する報知手段を備えていることを特徴としたものである。
本発明の第7の技術手段は、第1の技術手段において、前記データ送信装置は、前記認証情報読取手段により読み取られる読取認証情報を連続して送信する回数を設定する手段を備えていることを特徴としたものである。
本発明の第8の技術手段は、第1の技術手段において、前記データ処理装置は、前記認証情報読取手段により読み取られる読取認証情報を連続して送信させる回数を設定する手段と、該設定された送信回数で前記読取認証情報を送信するように前記データ送信装置に要求する手段とを備えていることを特徴としたものである。
本発明の第9の技術手段は、第8の技術手段において、前記データ送信装置は、前記データ処理装置から要求された送信回数に応じて、前記読取認証情報を連続して送信することを特徴としたものである。
本発明の第10の技術手段は、第1の技術手段において、前記データ処理装置は、前記認証手段により読取認証情報が認証されたときに、該読取認証情報に対応するデータの処理を開始することを特徴としたものである。
本発明の第11の技術手段は、第1の技術手段において、前記データ送信装置は、前記認証情報読取手段により読み取った読取認証情報を、予め設定された送信回数分連続して送信することを特徴としたものである。
本発明の第12の技術手段は、第1の技術手段において、前記データ送信装置は、前記認証情報読取手段により予め設定された送信回数分読み取った読取認証情報を、その読み取った順番に連続して送信することを特徴としたものである。
本発明の第13の技術手段は、第1の技術手段において、前記データ送信装置及び前記データ処理装置間におけるデータの送受信は、光を介して行われることを特徴とたものである。
本発明の第14の技術手段は、第1の技術手段において、前記認証情報は、ユーザの生体情報であることを特徴としたものである。
本発明の第15の技術手段は、各種データを送信可能なデータ送信装置と、該データ送信装置と通信可能なデータ処理装置とを備えたデータ処理システムにおいて、前記データ送信装置は、ユーザの認証情報を登録認証情報として予め記憶すると共に、該登録認証情報に対応付けてデータを記憶する記憶手段と、ユーザの認証情報を読み取る認証情報読取手段と、該読み取った読取認証情報と前記記憶手段に記憶されている登録認証情報とデータとを含む情報を複数回連続して送信する手段とを備え、前記データ処理装置は、前記データ送信装置から連続して複数回送信されてくる情報を順番に受信する受信手段と、該受信手段によりエラーなく情報を受信したときに該情報に含まれる読取認証情報と登録認証情報とからユーザの認証を行う認証手段と、その認証結果に応じて前記情報に含まれるデータに対する処理を行うデータ処理手段とを備えていることを特徴としたものである。
本発明の第16の技術手段は、第1乃至第15のいずれか1の技術手段において、前記データ送信装置は、各種データを記憶可能な携帯端末装置であり、前記データ処理装置は、スキャナ機能,コピー機能,ファクシミリ機能,プリンタ機能のいずれか複数の機能を備えたデジタル複合機であることを特徴としたものである。
本発明の第17の技術手段は、ユーザの認証情報を読み取る認証情報読取手段と、該読み取った読取認証情報を複数回連続して送信する手段とを備えたデータ送信装置と通信可能なデータ処理装置において、該データ処理装置は、ユーザの認証情報を登録認証情報として予め記憶すると共に、該登録認証情報に対応付けてデータを記憶する記憶手段と、前記データ送信装置から連続して複数回送信されてくる読取認証情報を順番に受信する受信手段と、該受信手段によりエラーなく読取認証情報を受信したときに該読取認証情報と前記登録認証情報とからユーザの認証を行う認証手段と、その認証結果に応じて前記登録認証情報に対応付けられたデータに対する処理を行うデータ処理手段とを備えていることを特徴としたものである。
本発明の第18の技術手段は、第17の技術手段に記載のデータ処理装置と通信可能なデータ送信装置において、該データ送信装置は、ユーザの認証情報を読み取る認証情報読取手段と、該読み取った読取認証情報を複数回連続して送信する手段とを備えていることを特徴としたものである。
本発明によれば、デジタル複合機などのデータ処理装置と、携帯端末装置などのデータ送信装置とを赤外線等の光を介して通信可能とし、データ送信装置からデータ処理装置に認証情報(生体情報)を複数回連続して送信し、データ処理装置でエラーなく認証情報を受信したときに認証処理を行えるため、赤外線等の光を利用した場合でも、確実に認証を行ってデータ処理を行うことができる。また、ユーザは携帯端末装置を手に持ったまま、データ処理装置と通信し、生体情報を認証情報として用いて、画像データや文書データの印刷など所望の処理を手軽に実行することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るデータ処理システムの概略構成例を示す図で、図中、1はデータ処理装置、11はデータ送信装置、20はLAN等で構成されたネットワーク、21,22はネットワーク20に接続された端末装置、30はインターネット、31はインターネット30に接続されたファクシミリ装置、32はインターネット30に接続された端末装置を示す。データ処理装置1とデータ送信装置11は、赤外線や可視光などの光を介して通信可能とする。赤外線通信を行う場合には、例えば、IrDA(Infrared Data Association)規格に準拠した通信方式を適用してもよい。
尚、本実施形態のデータ処理装置1として、スキャナ機能,コピー機能,ファクシミリ機能,プリンタ機能のいずれか複数の機能を備えたデジタル複合機を適用し、データ送信装置11として、ユーザの認証情報を読み取る手段と、読み取った読取認証情報を複数回連続して送信する手段とを備えた携帯電話を適用した場合を代表例として説明するが、データ処理装置1は、デジタル複合機に限らず、電子写真方式のプリンタなどであってもよく、また、データ送信装置11は、携帯電話に限らず、PDA(Personal Digital Assistant)や、ノート型パーソナルコンピュータなどであってもよい。
図1において、デジタル複合機1は、原稿を読み取ってデータ入力する画像読み取り部2と、デジタル複合機1が備える各機能を制御する機器制御部3と、ユーザ入力を受け付ける操作部4と、ネットワーク20を介して端末装置21,22と通信し、インターネット30を介してファクシミリ装置31,端末装置32と通信する通信部5と、データの印刷処理を行うデータ処理手段である画像形成部6と、画像データや文書データなど(以下、ユーザデータという)を記憶するためのハードディスク(HD)7と、デジタル複合機1の制御情報や設定情報などを記憶するメモリである管理部8と、携帯電話11との間で赤外線などの光通信を行うための受光部を備えた受信手段である通信インタフェース(通信I/F)9と、HD7に記憶されたデータを消去する消去手段10と、を備えている。
本実施形態において、携帯電話11は、ユーザの認証情報を読み取る手段と、読み取った読取認証情報を複数回連続して送信する手段とを備えている。デジタル複合機1が備えるHD7には、ユーザの認証情報を登録認証情報(すなわち、読取認証情報と比較するための認証情報)として予め記憶すると共に、その登録認証情報に対応付けてユーザデータが記憶されている。通信I/F9及び機器制御部3は、携帯電話11から連続して複数回送信されてくる読取認証情報を順番に受信し、機器制御部3は、エラーなく読取認証情報を受信したときに、その読取認証情報とHD7の登録認証情報とを比較してユーザの認証を行う。画像形成部6及び機器制御部3は、認証結果に応じて登録認証情報に対応付けられたユーザデータに対する処理を行う。尚、携帯電話11で読み取られる認証情報とは、例えば、ユーザ自身の指紋などの生体情報である。
また、別の実施形態として、デジタル複合機1は、HD7の登録認証情報に対応付けられたユーザデータを記憶した外部記憶装置(図示せず)とネットワーク20を介して接続可能とし、所謂ドキュメントファイリング機能を利用する形態としてもよい。この場合、デジタル複合機1は、機器制御部3により認証された読取認証情報に対応するユーザデータを、上記外部記憶装置に記憶されているユーザデータの中から特定して、そのユーザデータに対して処理を行うことができる。尚、上記外部記憶装置としては、例えば、サーバ装置、他のデジタル複合機などを適用することができる。
また、別の実施形態として、携帯電話11は、ユーザの認証情報を読み取る手段と、読み取った読取認証情報を複数回連続して送信する手段と、さらに、ユーザデータを記憶する手段とを備え、携帯電話11からデジタル複合機1に、読取認証情報及び処理を行うユーザデータを含む情報を複数回連続して送信するようにしてもよい。
この場合、デジタル複合機1が備える通信I/F9及び機器制御部3は、携帯電話11から連続して複数回送信されてくる読取認証情報及びユーザデータを含む情報を順番に受信し、機器制御部3は、エラーなく情報を受信したときに、その情報に含まれる読取認証情報とHD7の登録認証情報とを比較してユーザの認証を行う。画像形成部6及び機器制御部3は、認証結果に応じて上記情報に含まれるユーザデータに対する処理を行う。
また、別の実施形態として、携帯電話11は、ユーザの認証情報を読み取る手段と、読み取った読取認証情報を複数回連続して送信する手段と、さらに、ユーザの認証情報を登録認証情報として予め記憶すると共に、その登録認証情報に対応付けてユーザデータを記憶する手段とを備え、携帯電話11からデジタル複合機1に、読取認証情報と登録認証情報と処理を行うユーザデータとを含む情報を複数回連続して送信するようにしてもよい。
この場合、デジタル複合機1が備える通信I/F9及び機器制御部3は、携帯電話11から連続して複数回送信されてくる読取認証情報と登録認証情報とユーザデータを含む情報を順番に受信し、機器制御部3は、エラーなく情報を受信したときに、その情報に含まれる読取認証情報と登録認証情報とを比較してユーザの認証を行う。画像形成部6及び機器制御部3は、認証結果に応じて上記情報に含まれるユーザデータに対する処理を行う。
上述した各実施形態におけるユーザデータに対する処理とは、例えば、画像形成部6からの印刷処理や、HD7への記憶処理、さらには、ファクシミリ送信処理や、電子メール送信処理などを含むものとする。また、エラーなく受信できたかどうかの判断は、機器制御部3が行う。
上記処理を実行するためのプログラムは管理部8に格納されており、当該プログラムに従って、機器制御部3が、受信手段である通信I/F9、データ処理手段である画像形成部6それぞれを制御する。
また、通信I/F9によりエラーなく読取認証情報を受信した後、以後の読取認証情報を受信しないようにしてもよい。この処理は、通信I/F9及び機器制御部3により実行される。後述の図5に示すように、例えば、読取認証情報を連続して5回送信するように携帯電話11に設定しておき、携帯電話11から設定回数(本例では5回)に応じて読取認証情報を連続して送信する。デジタル複合機1が2回目の読取認証情報をエラーなく受信した場合、この2回目の読取認証情報により認証処理を行い、3回目以降を受信しないようにする。尚、読取認証情報を送る側である携帯電話11からは同一の読取認証情報を一度に5回連続して送っている。すなわち、設定した回数分の読取認証情報が携帯電話11から送信され、読取認証情報を受ける側であるデジタル複合機1が、読取認証情報の受信状況(エラーなく受信できたかどうか)に従って、次に送信されてくる読取認証情報を受信するかどうかを決定する。
以下、図1に示すデジタル複合機1の各部について詳細に説明する。まず、画像読み取り部2は、データを入力するデータ入力手段であり、例えば、画像読み取り手段としてのCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)2aと、原稿台や自動原稿送り装置(ADF)などにセットされた原稿を検知する原稿検知センサ2bとを備えている。
操作部4は、各種入力キーなどを備えた入力部4aと、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)などの表示部4bとを備えており、デジタル複合機1に対して操作の入力や、各種設定の入力を行う。また、入力部4aには、デジタル複合機1を利用するユーザの認証情報を入力する認証情報入力手段を配置するようにしてもよい。ユーザの認証情報の入力方法としては、例えば、ユーザコードの直接入力、IDカードの情報読み取り入力、ユーザの生体情報(指紋などの)読み取り入力など様々である。これらのいずれかの方法により、デジタル複合機1のユーザ認証を行えるようにする。
画像形成部6は、携帯電話11からのデータを処理(出力)するデータ処理(出力)手段であり、揮発性メモリ6aと、LSU(Laser Scanning Unit:レーザ走査ユニット)などの印字部6bとを備えている。
HD7は、携帯電話11からのデータを一時記憶するための記憶手段であり、データのセキュリティの観点から、メモリ6aから送られてくるデータを暗号化して記憶し、再びメモリ6aに送る際にデータを復号するようにしてもよい。これは、デジタル複合機1がコンビニエンスストアやその他の店舗等に設置される場合、不特定多数の人がデジタル複合機1を利用することになるため、HD7に記憶されているデータを見られないように暗号化して記憶しておく。また、HD7は、磁気記憶媒体を備えた記憶手段として構成することで、大量のデータ(データ容量、ページ数)を蓄積して順次処理していくことが可能となり、複数のユーザからの指示を効率良く処理することができる。
以下、デジタル複合機1が搭載している画像処理モードに関する動作例について簡単に説明する。
(コピーモード)
本実施形態に係るデジタル複合機1を複写機として利用する場合には、画像読み取り部2で読み取られた原稿のデータが、画像形成部6から複写物として出力される。
画像読み取り部2には、CCD2aが備えられており、読み取り位置にセットされた原稿の画像を電子的に読み取ることができる。そして、読み取られた原稿のデータは、揮発性メモリ6a上に出力データとして完成され、一旦HD7へ記憶される。原稿が複数ある場合は、この読み取り、記憶の動作が繰り返される。その後、操作部4から指示された処理モードに基づいて、HD7に記憶されたデータが適切なタイミングで順次読み出されて揮発性メモリ6aに送られる。そして、印字部6bへの書き込みタイミングに合わせてデータが揮発性メモリ6aから印字部6bへと転送される。
また、読み取ったデータを複数枚印字する場合も、同様に出力データとしてページ単位でHD7へ記憶され、出力するモードに合わせてHD7から揮発性メモリ6aに送られ、出力枚数の分だけ繰り返し印字部6bへの書き込みタイミングに合わせて印字部6bへ転送される。
(プリンタモード)
次に、本実施形態に係るデジタル複合機1をプリンタとして利用する場合には、通信I/F9や通信部5から受信したデータが揮発性メモリ6aなどを介して画像形成部6から出力される。
通信部5は、有線あるいは無線を利用してネットワーク20と接続されており、ネットワーク20上に接続された外部機器である端末装置21,22からデータを受信する。通信I/F9は、携帯電話11からデータを受信する。このように受信されたデータは、出力するデータとしてページ単位に揮発性メモリ6aに送られ、一旦HD7へ記憶される。そして、データは、再びHD7から揮発性メモリ6aに送られ、前述した複写機として利用する場合と同様にして印字部6bへと転送される。
(スキャナモード)
また、本実施形態に係るデジタル複合機1をネットワークスキャナとして利用する場合には、画像読み取り部2において読み取られた原稿のデータを、通信部5からネットワーク20を介して任意の端末装置21,22へ送信することができる。ここでも、画像読み取り部2に備えられたCCD2aにより原稿を電子的に読み取る。そして、読み取られた原稿のデータは、揮発性メモリ6a上に出力データとして完成され、一旦HD7へ記憶される。そして、再びHD7から揮発性メモリ6aに送られ、操作部4を介して指示された送信先との通信を確立させた上で通信部5から目的の送信先へと送信される。
(ファクシミリモード)
さらに、通信部5は、ネットワーク20,インターネット30を介してファクシミリ装置31と接続されている。また、通信部5は、電話回線(図示せず)を介してファクシミリ装置と接続するようにしてもよい。本実施形態に係るデジタル複合機1をファクシミリ装置として利用する場合にも同様の動作が行われ、外部機器との間でデータ送信及び受信が可能となる。
本実施形態に係るデジタル複合機1の各構成部は、機器制御部3により制御され、操作部4に設けられたタブレット,キー群などの入力部4aからの操作指示を監視すると共に、表示部4bを介してデジタル複合機1の状態に関する情報などのユーザに通知すべき情報を的確に案内表示する。また、管理部8には、機器制御部3により制御されている各構成部に関する情報が管理されており、これら情報をもとに、機器制御部3がデジタル複合機1全体の動作を制御する。
図2は、図1に示したデータ処理システムのデジタル複合機1及び携帯電話11の構成例を示す機能ブロック図である。デジタル複合機1の機器制御部3は、受信手段である通信I/F9を制御するための受信制御手段3a、通信I/F9によりエラーなく読取認証情報を受信したときにその読取認証情報とHD7の登録認証情報とを比較してユーザの認証を行う認証手段3b、データ処理手段である画像形成部6を制御するためのデータ処理制御手段3c、表示部4bにメッセージを表示させるなどしてユーザに受信状況や受信結果等を報知するための報知手段3dを構成する。
報知手段3dは、読取認証情報及び/又はユーザデータの受信状況や受信結果をユーザに報知したり、ユーザデータを携帯電話11から送信する場合、通信I/F9によりエラーなく受信したユーザデータの処理を開始した旨をユーザに報知する。また、通信エラーが発生した場合、通信I/F9により情報を受信できなかった旨をユーザに報知するようにしてもよい。具体的には、表示部4bにメッセージ(例えば、「認証情報受信中」,「認証情報受信完了」,「ユーザデータの印刷を開始しました。」,「ユーザデータの印刷中」など)を表示させたり、音声出力手段4cから音声出力するようにしてもよい。また、図示しないLEDなどの発光手段により色で報知するようにしてもよい。
前述の図1において説明したように、受信制御手段3aは、携帯電話11から連続して複数回送信されてくる読取認証情報を順番に受信するように通信I/F9を制御したり、通信I/F9によりエラーなく読取認証情報を受信した後、以後の読取認証情報を受信しないように通信I/F9を制御する。この際、機器制御部3は、エラーなく読取認証情報を受信できた回数を履歴情報として管理部8に記憶するようにしてもよい。認証手段3bは、通信I/F9によりエラーなく読取認証情報を受信したときに、その読取認証情報とHD7の登録認証情報とを比較してユーザの認証を行う。また、データ処理制御手段3cは、認証手段3bにより読取認証情報が認証されたときに、その読取認証情報に対応するユーザデータの処理を開始するように画像形成部6を制御する。
また、携帯電話11が、読取認証情報と、登録認証情報と、その登録認証情報に対応付けられたユーザデータとを含む情報を送信する場合、認証手段3bは、通信I/F9によりエラーなく読取認証情報と登録認証情報とユーザデータとを含む情報を受信したときに、その受信情報を管理部8に一旦格納し、受信情報に含まれる読取認証情報と登録認証情報とを比較してユーザの認証を行うようにしてもよい。
また、携帯電話11は、各種情報を表示するためのLCDからなる表示部11aと、複数の操作キーを備えた操作部11bと、携帯電話11を制御する制御部11cと、デジタル複合機1と赤外線等の光を介して通信するための発光部を備えたI/F部11dと、ユーザデータ等を記憶する管理部(記憶部)11eと、他の外部機器とネットワークを介して通信するための通信部11fと、ユーザの認証情報を読み取るための認証情報読取手段11gと、を備えている。尚、音声通話手段の記載は省略している。
図2に示すように、管理部11eには、携帯電話11に関する端末情報,携帯電話11のユーザに関する所有者情報,ユーザ認証のための個人認証情報,デジタル複合機1に送信するユーザデータである文書情報(または画像情報),認証情報読取手段11gにより読み取られた読取認証情報を連続して送信する送信回数(本例では5回),電話番号情報,及び電子メールのアドレス情報などを記憶している。尚、本例の文書情報には、文書データ毎に、認証の要否や、社内文書/社外文書の識別情報、カラー/白黒の識別情報などが付与されている。尚、上記文書情報(または画像情報)は、デジタル複合機1やネットワークを介した外部記憶装置等に記憶されている場合、携帯電話11に記憶しておかなくてもよい。
また、携帯電話11は、読取認証情報(及びユーザデータ)を連続して送信する送信回数を設定する手段を備え、ユーザは携帯電話11に対して任意の送信回数を設定することができる。この送信回数は、光通信の通信速度などに応じて適当な回数を設定すればよく、ユーザデータを同時に送信する場合、ユーザデータの容量や、ユーザデータである画像データ(JPEG形式など)/文書データ(Microsoft Word(登録商標)のdoc形式など)の種別などに応じて適当な回数を設定すればよい。尚、赤外線通信の通信速度は、IrDAの規格によれば、速度別に、低速(115kbps)のSIR、中速(1Mbps)のMIR、高速(4Mbps)のFIR、さらに、超高速(16Mbps)のVFIRに分けることができる。携帯電話11は、設定された送信回数に従って、デジタル複合機1に向けて、読取認証情報(及びユーザデータ)を連続して送信する。
また、デジタル複合機1は、読取認証情報(及びユーザデータ)を連続して送信させる回数を設定する手段と、設定された送信回数で読取認証情報(及びユーザデータ)を送信するように携帯電話11に要求する手段とを備えるようにしてもよい。これは、デジタル複合機1の設置環境に応じて、携帯電話11との通信状態が変化するため、保守担当者などにより最適な送信回数をデジタル複合機1に予め設定しておく。保守担当者は、例えば、管理部8に記憶された履歴情報などを参照して送信回数を決めるようにしてもよい。
デジタル複合機1は、携帯電話11から読取認証情報(及びユーザデータ)を受信する前に、携帯電話11と通信して送信回数を送り、その送信回数を携帯電話11の管理部11eに設定させる。携帯電話11は、デジタル複合機1から要求(設定)された送信回数に応じて、読取認証情報(及びユーザデータ)を連続して送信するようにする。これにより、デジタル複写機1の設置環境に応じた最適な送信回数で読取認証情報(及びユーザデータ)の送信を行うことができる。
図3は、携帯電話11で読み取られた読取認証情報をデジタル複合機1に複数回連続して送信する処理の一例を説明するためのフロー図である。まず、携帯電話11は、認証情報読取手段11gで読み取った読取認証情報の送信回数を設定し(ステップS1)、設定した送信回数(本例ではN回)で読取認証情報を連続して送信する(ステップS2)。デジタル複合機1は、携帯電話11から連続して複数回送信されてくる読取認証情報を順番に受信して受信完了したかどうか(すなわち、エラーなく受信できたかどうか)を判断し(ステップS3)、読取認証情報の受信を完了した場合(YESの場合)、受信完了した読取認証情報と、HD7の登録認証情報とを比較してユーザ認証を行う(ステップS4)。
次に、デジタル複合機1は、認証処理の結果、認証OKかどうかを判断し(ステップS5)、認証OKの場合(YESの場合)、登録認証情報に対応付けられたユーザデータを特定し、そのユーザデータを処理する(ステップS6)。また、上記ステップS5において、認証OKでない場合(NOの場合)、エラー処理を行う(ステップS7)。
一方、デジタル複合機1は、ステップS3において、読取認証情報の受信を完了していない場合(NOの場合)、受信を継続し(ステップS8)、受信回数がN回目であるかどうかを判断し(ステップS9)、N回目の場合(YESの場合)、エラー処理を行う(ステップS10)。また、上記ステップS9において、N回目でない場合(NOの場合)、ステップS3に戻り処理を繰り返す。
図4は、携帯電話11で読み取られた読取認証情報をデジタル複合機1に複数回連続して送信する処理の他の例を説明するためのフロー図である。まず、携帯電話11は、認証情報読取手段11gで読み取った読取認証情報及び管理部11eのユーザデータを含む情報の送信回数を設定し(ステップS11)、設定した送信回数(本例ではN回)で読取認証情報及びユーザデータを含む情報を連続して送信する(ステップS12)。デジタル複合機1は、携帯電話11から連続して複数回送信されてくる情報を順番に受信して受信完了したかどうか(すなわち、エラーなく受信できたかどうか)を判断し(ステップS13)、情報の受信を完了した場合(YESの場合)、受信完了した情報に含まれる読取認証情報と、HD7の登録認証情報とを比較してユーザ認証を行う(ステップS14)。
次に、デジタル複合機1は、認証処理の結果、認証OKかどうかを判断し(ステップS15)、認証OKの場合(YESの場合)、上記情報に含まれるユーザデータを処理する(ステップS16)。また、上記ステップS15において、認証OKでない場合(NOの場合)、エラー処理を行う(ステップS17)。
一方、デジタル複合機1は、ステップS13において、読取認証情報及びユーザデータを含む情報の受信を完了していない場合(NOの場合)、受信を継続し(ステップS18)、受信回数がN回目であるかどうかを判断し(ステップS19)、N回目の場合(YESの場合)、エラー処理を行う(ステップS20)。また、上記ステップS19において、N回目でない場合(NOの場合)、ステップS13に戻り処理を繰り返す。
図5は、携帯電話11に設定される送信回数に応じた認証処理の一例を説明するための図である。本例では、認証情報読取手段11gにより読み取られた読取認証情報を連続して5回送信するように携帯電話11に設定してあるため、携帯電話11はデジタル複合機1に読取認証情報を連続して5回送信する。例えば、デジタル複合機1は、携帯電話11からの2回目の読取認証情報をエラーなく受信した場合、この2回目の読取認証情報に対して認証処理を行い、3回目以降を受信しない。また、デジタル複合機1が5回全て受信できなかった場合、エラー表示を行う。
図6は、本発明が適用されるデータ処理システムにおけるデータ処理の一例を説明するための図である。図6(A)は、携帯電話11からデジタル複合機1に読取認証情報をN回送信する処理について示し、図6(B)は、携帯電話11からデジタル複合機1に読取認証情報,登録認証情報,及びユーザデータを含む情報をN回送信する処理について示す。
図6(A)において、携帯電話11は、ユーザの認証情報を読み取る手段(認証情報読取手段11g)と、読み取った読取認証情報をN回連続して送信する手段(I/F部11d)とを備えている。デジタル複合機1が備えるHD7には、ユーザの認証情報を登録認証情報(すなわち、読取認証情報と比較するための認証情報)として予め記憶すると共に、その登録認証情報に対応付けてユーザデータが記憶されている。デジタル複合機1は、携帯電話11から連続してN回送信されてくる読取認証情報を順番に受信し、エラーなく読取認証情報を受信したときに、その読取認証情報とHD7の登録認証情報とを比較してユーザの認証を行う。さらに、認証許可された場合、登録認証情報に対応付けられたユーザデータに対する処理を行う。例えば、印刷を行って文書12を出力する。
図6(B)において、携帯電話11は、ユーザの認証情報を読み取る手段(認証情報読取手段11g)と、読み取った読取認証情報をN回連続して送信する手段(I/F部11d)と、さらに、ユーザの認証情報を登録認証情報として予め記憶すると共に、その登録認証情報に対応付けてユーザデータを記憶する手段(管理部11e)とを備え、携帯電話11からデジタル複合機1に、読取認証情報と登録認証情報と処理を行うユーザデータとを含む情報をN回連続して送信する。
この場合、デジタル複合機1は、携帯電話11から連続してN回送信されてくる読取認証情報と登録認証情報とユーザデータを含む情報を順番に受信し、エラーなく情報を受信したときに、その情報を管理部8に一旦格納して、情報に含まれる読取認証情報と登録認証情報とを比較してユーザの認証を行う。さらに、認証許可された場合、上記情報に含まれるユーザデータに対する処理を行う。例えば、印刷を行って文書12を出力する。
ここで、携帯電話11は、認証情報読取手段11gにより読み取った認証情報を、予め設定された送信回数分連続して送信するようにしてもよいし、あるいは、認証情報読取手段11gにより予め設定された送信回数分読み取った認証情報を、その読み取った順番に連続して送信するようにしてもよい。前者の場合、認証情報の読み取り処理は1回のみ実行され、後者の場合、認証情報の読み取り処理は送信回数分実行される。
本発明によれば、デジタル複合機などのデータ処理装置と、携帯端末装置などのデータ送信装置とを赤外線等の光を介して通信可能とし、データ送信装置からデータ処理装置に認証情報(生体情報)を複数回連続して送信し、データ処理装置でエラーなく認証情報を受信したときに認証処理を行えるため、赤外線等の光を利用した場合でも、確実に認証を行ってデータ処理を行うことができる。
また、ユーザは携帯端末装置を手に持ったまま、データ処理装置と通信し、生体情報を認証情報として用いて、画像データや文書データの印刷など所望の処理を手軽に実行することができる。
本発明の一実施形態に係るデータ処理システムの概略構成例を示す図である。 図1に示したデータ処理システムのデジタル複合機及び携帯電話の構成例を示す機能ブロック図である。 携帯電話で読み取られた読取認証情報をデジタル複合機に複数回連続して送信する処理の一例を説明するためのフロー図である。 携帯電話で読み取られた読取認証情報をデジタル複合機に複数回連続して送信する処理の他の例を説明するためのフロー図である。 携帯電話に設定される送信回数に応じた認証処理の一例を説明するための図である。 本発明が適用されるデータ処理システムにおけるデータ処理の一例を説明するための図である。
符号の説明
1…データ処理装置(デジタル複合機)、2…画像読み取り部、2a…CCD、2b…原稿検知センサ、3…機器制御部、3a…受信制御手段、3b…認証手段、3c…データ処理制御手段、3d…報知手段、4,11b…操作部、4a…入力部、4b,11a…表示部、4c…音声出力手段、5,11f…通信部、6…画像形成部、6a…メモリ、6b…印字部(LSU)、7…ハードディスク(HD)、8…管理部、9…通信インタフェース、10…消去手段、11…データ送信装置(携帯電話)、11c…制御部、11d…I/F部、11e…管理部(記憶部)、11g…認証情報読取手段、12…文書、20…ネットワーク、21,22,32…端末装置、30…インターネット、31…ファクシミリ装置。

Claims (18)

  1. 各種データを送信可能なデータ送信装置と、該データ送信装置と通信可能なデータ処理装置とを備えたデータ処理システムにおいて、前記データ送信装置は、ユーザの認証情報を読み取る認証情報読取手段と、該読み取った読取認証情報を複数回連続して送信する手段とを備え、前記データ処理装置は、ユーザの認証情報を登録認証情報として予め記憶すると共に、該登録認証情報に対応付けてデータを記憶する記憶手段と、前記データ送信装置から連続して複数回送信されてくる読取認証情報を順番に受信する受信手段と、該受信手段によりエラーなく読取認証情報を受信したときに該読取認証情報と前記登録認証情報とからユーザの認証を行う認証手段と、その認証結果に応じて前記登録認証情報に対応付けられたデータに対する処理を行うデータ処理手段とを備えていることを特徴とするデータ処理システム。
  2. 前記データ処理装置は、前記記憶手段の登録認証情報に対応付けられたデータを記憶した外部記憶装置とネットワークを介して接続可能とし、前記認証手段により認証された読取認証情報に対応するデータを、前記外部記憶装置に記憶されているデータの中から特定できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  3. 前記データ送信装置は、各種データを記憶する記憶手段を備え、前記認証情報読取手段により読み取った読取認証情報と、前記記憶手段に記憶されているデータとを含む情報を複数回連続して送信することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  4. 前記データ送信装置は、ユーザの認証情報を登録認証情報として記憶すると共に、該登録認証情報に対応付けてデータを記憶する記憶手段を備え、前記認証情報読取手段により読み取った読取認証情報と、前記記憶手段に記憶されている登録認証情報と、データとを含む情報を複数回連続して送信することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  5. 前記データ処理装置は、前記受信手段によりエラーなく読取認証情報及び/又はデータを受信した旨をユーザに報知する報知手段を備えていることを特徴とする請求項3又は4に記載のデータ処理システム。
  6. 前記データ処理装置は、前記受信手段によりエラーなく受信したデータの処理を開始した旨をユーザに報知する報知手段を備えていることを特徴とする請求項3又は4に記載のデータ処理システム。
  7. 前記データ送信装置は、前記認証情報読取手段により読み取られる読取認証情報を連続して送信する回数を設定する手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  8. 前記データ処理装置は、前記認証情報読取手段により読み取られる読取認証情報を連続して送信させる回数を設定する手段と、該設定された送信回数で前記読取認証情報を送信するように前記データ送信装置に要求する手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  9. 前記データ送信装置は、前記データ処理装置から要求された送信回数に応じて、前記読取認証情報を連続して送信することを特徴とする請求項8に記載のデータ処理システム。
  10. 前記データ処理装置は、前記認証手段により読取認証情報が認証されたときに、該読取認証情報に対応するデータの処理を開始することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  11. 前記データ送信装置は、前記認証情報読取手段により読み取った読取認証情報を、予め設定された送信回数分連続して送信することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  12. 前記データ送信装置は、前記認証情報読取手段により予め設定された送信回数分読み取った読取認証情報を、その読み取った順番に連続して送信することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  13. 前記データ送信装置及び前記データ処理装置間におけるデータの送受信は、光を介して行われることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  14. 前記認証情報は、ユーザの生体情報であることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  15. 各種データを送信可能なデータ送信装置と、該データ送信装置と通信可能なデータ処理装置とを備えたデータ処理システムにおいて、前記データ送信装置は、ユーザの認証情報を登録認証情報として予め記憶すると共に、該登録認証情報に対応付けてデータを記憶する記憶手段と、ユーザの認証情報を読み取る認証情報読取手段と、該読み取った読取認証情報と前記記憶手段に記憶されている登録認証情報とデータとを含む情報を複数回連続して送信する手段とを備え、前記データ処理装置は、前記データ送信装置から連続して複数回送信されてくる情報を順番に受信する受信手段と、該受信手段によりエラーなく情報を受信したときに該情報に含まれる読取認証情報と登録認証情報とからユーザの認証を行う認証手段と、その認証結果に応じて前記情報に含まれるデータに対する処理を行うデータ処理手段とを備えていることを特徴とするデータ処理システム。
  16. 前記データ送信装置は、各種データを記憶可能な携帯端末装置であり、前記データ処理装置は、スキャナ機能,コピー機能,ファクシミリ機能,プリンタ機能のいずれか複数の機能を備えたデジタル複合機であることを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1に記載のデータ処理システム。
  17. ユーザの認証情報を読み取る認証情報読取手段と、該読み取った読取認証情報を複数回連続して送信する手段とを備えたデータ送信装置と通信可能なデータ処理装置において、該データ処理装置は、ユーザの認証情報を登録認証情報として予め記憶すると共に、該登録認証情報に対応付けてデータを記憶する記憶手段と、前記データ送信装置から連続して複数回送信されてくる読取認証情報を順番に受信する受信手段と、該受信手段によりエラーなく読取認証情報を受信したときに該読取認証情報と前記登録認証情報とからユーザの認証を行う認証手段と、その認証結果に応じて前記登録認証情報に対応付けられたデータに対する処理を行うデータ処理手段とを備えていることを特徴とするデータ処理装置。
  18. 請求項17に記載のデータ処理装置と通信可能なデータ送信装置において、該データ送信装置は、ユーザの認証情報を読み取る認証情報読取手段と、該読み取った読取認証情報を複数回連続して送信する手段とを備えていることを特徴とするデータ送信装置。
JP2004376648A 2004-12-27 2004-12-27 データ処理システム、データ処理装置、及びデータ送信装置 Pending JP2006186554A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004376648A JP2006186554A (ja) 2004-12-27 2004-12-27 データ処理システム、データ処理装置、及びデータ送信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004376648A JP2006186554A (ja) 2004-12-27 2004-12-27 データ処理システム、データ処理装置、及びデータ送信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006186554A true JP2006186554A (ja) 2006-07-13

Family

ID=36739347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004376648A Pending JP2006186554A (ja) 2004-12-27 2004-12-27 データ処理システム、データ処理装置、及びデータ送信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006186554A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9924355B2 (en) System, communication apparatus, communication method, and storage medium storing program
JP4687744B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
EP2028823B1 (en) Information processing apparatus and information processing method
JP4879039B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置における認証方法、及び画像形成装置における認証プログラム
JP2010224785A (ja) データ転送システム及びデータ転送方法
JP4324098B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法及びコンピュータプログラム
JP2007079857A (ja) サーバー装置、クライアント装置及びそれらの制御方法、コンピュータプログラム、記憶媒体
JP2008234603A (ja) 画像形成システム、携帯端末装置、コンピュータプログラム、記録媒体及び画像形成方法
JP5436610B2 (ja) 画像形成装置
JP2018030371A (ja) 情報処理システムと画像形成装置と、その処理方法及びプログラム
JP6681319B2 (ja) 画像処理装置および画像処理システム
JP5065876B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システムおよび情報処理装置で実行されるプログラム
JP5624240B2 (ja) プログラム、データ通信方法及び画像形成装置
JP4179310B2 (ja) 通信装置
JP4397344B2 (ja) 機能提供装置及び画像処理システム
JP5410630B2 (ja) 画像形成装置、画像印刷方法、通信システム、外部装置、及びプログラム
JP2013041538A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及び情報処理装置の制御プログラム
JP2006186598A (ja) データ処理システム、データ処理装置、及びデータ送信装置
JP2006072538A (ja) データ処理システム及びデータ処理装置
JP2006186554A (ja) データ処理システム、データ処理装置、及びデータ送信装置
JP2006166274A (ja) データ処理システム、データ処理装置、及びデータ送信装置
JP2006303561A (ja) 画像処理装置
JP2018077918A (ja) 通信方法
JP5624238B2 (ja) デジタルカメラ、プログラム及びデータ通信方法
JP2019008725A (ja) 通信装置、システム、制御方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060915

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070302

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090427

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090818