JP2006166166A - 電子アルバム再生装置 - Google Patents

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Koji Ujino
孝二 氏野
Masaaki Yugawa
正晃 湯川
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Abstract

【課題】 電子アルバムに記録された画像データのプリント処理作業におけるユーザーの作業負担を軽減し得る電子アルバム再生装置を提供する。
【解決手段】 電子アルバムの鑑賞中、ユーザーがプリント出力を希望する画像データがディスプレイ12に表示されたときに、外部入力機器20のキー入力部21を操作してこの画像データに識別情報を付加する。そして、電子アルバムを観賞した後、先ほど識別情報を付加した画像データのみを抽出してディスプレイ12に表示し、プリント枚数等を設定した後で出力部30にデータを送信し、プリント手段31によりプリント出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子アルバムに記録された画像データを再生表示する電子アルバム再生装置に関するものである。
近年、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話が普及しており、このデジタルカメラやカメラ付き携帯電話で撮影された画像は、プリンタ等のプリント装置で出力することにより写真プリントと同様に扱われる。
また、これらの画像データは、写真プリントとしてプリント出力するだけではなく、CDやDVD等の記録媒体にデータとして記録することで、電子アルバムとしても活用することができる(特許文献1参照)。
このような電子アルバムに記録された画像データは、パソコンやDVDプレイヤ等で再生することによりスライドショー形式で順次再生表示されるようになっている。
特開平5−108732号公報
ところで、画像データを電子アルバムとして記録媒体に記録した後でも、やはり画像データをプリント出力して写真プリントとして手元に残しておきたいという要望がある。このような電子アルバムに記録された画像データのプリント出力の要望に対しては、通常、以下のような手順でその処理が行われている。
まず、電子アルバムに記録されている画像データをパソコン等で読み出し、画像データをサムネイルでモニタ画面上に表示する。次に、サムネイルで表示された画像データの中からユーザーがプリント出力を希望するものだけを選択するとともに、そのプリント枚数を入力する。そして、ユーザーが選択した画像データ及びプリント枚数を示す情報をプリンタに送信することで画像データのプリント出力を行う。
しかしながら、サムネイルで表示された画像データの中からユーザーがプリント出力を希望する画像データを選択する際に、例えば同じようなアングルで撮影された画像データが複数枚あったときや集合写真のように大人数が写っているときには、サムネイルの縮小表示では一見してどんな画像データであるかを判別することが困難な場合がある。
このような場合には、サムネイルをクリック等することで画像データを画面全体に拡大表示させてどのような内容の画像データであるかを判別するのであるが、見えにくいサムネイルがあるたびにそのような拡大表示及び画面の切り替えを行うのは、非常に時間がかかり作業効率が悪いという問題があった。
さらに、作成したばかりの電子アルバムを最初に鑑賞するときは、ユーザーにとって非常に興味深く楽しみながら画像データを鑑賞できると思われるが、アルバム観賞後、プリント出力処理のためだけに再度同じ画像データを確認しなければならないというのは、ユーザーにとって非常に退屈な作業であり煩雑であるという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電子アルバムに記録された画像データのプリント処理作業におけるユーザーの作業負担を軽減し得る電子アルバム再生装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明では、電子アルバムの鑑賞中に、ユーザーがプリント出力等を希望する画像データに対してそのための識別情報を付加することができるようにした。
すなわち、請求項1の発明は、電子アルバムに記録されている画像データを表示手段に順次再生表示する電子アルバム再生装置であって、
前記電子アルバムの再生中に、ユーザーの操作に基づいて、前記表示手段に表示されている画像データに対して識別情報を付加する識別情報付加手段と、
前記電子アルバムに記録されている複数の画像データのうち前記識別情報が付加された画像データのみを抽出し、該抽出された画像データ又は該画像データのサムネイル画像データを前記表示手段に表示するように制御する画像データ表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、識別情報付加手段により、電子アルバムの再生中に表示手段に表示されている画像データに対して識別情報が付加され、画像データ表示制御手段により、前記識別情報が付加された画像データのみが前記表示手段に表示される。
請求項2の発明は、電子アルバムに記録されている画像データを表示手段に順次再生表示する電子アルバム再生装置であって、
前記電子アルバムの再生中に、ユーザーの操作に基づいて、前記表示手段に表示されている画像データに対して識別情報を付加する識別情報付加手段と、
前記電子アルバムに記録されている複数の画像データ又は該画像データのサムネイル画像データを前記表示手段に表示するとともに、前記識別情報の付加された画像データと前記識別情報の付加されていない画像データとを互いに識別可能な表示形式で表示する画像データ表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、識別情報付加手段により、電子アルバムの再生中に表示手段に表示されている画像データに対して識別情報が付加され、画像データ表示制御手段により、前記識別情報が付加された画像データと付加されていない画像データとが互いに識別可能な表示形式で前記表示手段に表示される。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載された電子アルバム再生装置において、
前記表示手段に表示された前記画像データ又は該画像データのサムネイル画像データには、少なくともプリント枚数を示すオーダー情報が関連付けられており、
前記オーダー情報を編集するオーダー情報編集手段をさらに備えたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、オーダー情報編集手段により、表示手段に表示された画像データ又は該画像データのサムネイル画像データに関連付けられている少なくともプリント枚数を示すオーダー情報が編集される。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のうち何れか1項に記載された電子アルバム再生装置において、
前記表示手段に表示された前記画像データ又は該画像データのサムネイル画像データのうちプリント不要な画像データの選択を取り消し、又はプリントすべき画像データの追加を行う選択補正手段をさらに備えたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、選択補正手段により、表示手段に表示された画像データ又は該画像データのサムネイル画像データのうちプリント不要な画像データがその選択を取り消され、又はプリントすべき画像データの追加が行われる。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のうち何れか1項に記載された電子アルバム再生装置において、
前記識別情報が付加された画像データを前記オーダー情報に基づいてプリント処理するプリント手段をさらに備えたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、プリント手段により、識別情報が付加された画像データがそのオーダー情報に基づいてプリント処理される。
請求項6の発明は、請求項1乃至4のうち何れか1項に記載された電子アルバム再生装置において、
前記識別情報が付加された画像データを前記オーダー情報とともに記録媒体に記録する記録手段をさらに備えたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、記録手段により、識別情報が付加された画像データがそのオーダー情報とともに記録媒体に記録される。
請求項7の発明は、請求項1乃至4のうち何れか1項に記載された電子アルバム再生装置において、
前記識別情報が付加された画像データを前記オーダー情報とともに電気通信回線を通じて外部のプリント手段に送信してプリント注文処理するネット注文手段とをさらに備えたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、ネット注文手段により、識別情報が付加された画像データがそのオーダー情報とともに電気通信回線を通じて外部のプリント手段に送信されプリント注文処理される。
請求項8の発明は、請求項1乃至7のうち何れか1項に記載された電子アルバム再生装置において、
前記識別情報付加手段は、前記識別情報を有線又は無線通信により前記画像データに付加するように構成された外部入力機器であることを特徴とする。
従って、本発明によれば、識別情報付加手段は、識別情報を有線又は無線通信により外画像データに付加する外部入力機器で構成されることとなる。
以上のように、請求項1に係る発明によれば、電子アルバムの鑑賞中にユーザーが例えばプリント出力を希望する画像データが表示手段に表示されたときに、その画像データに対してその都度識別情報を付加するようにしているから、電子アルバムの鑑賞後に該識別情報を付加した画像データのみを抽出してプリント出力処理することで、再度サムネイルで一覧表示をしてから選択する等、ユーザーにとって煩雑な作業を軽減する上で有利となる。
請求項2に係る発明によれば、電子アルバムの鑑賞中にユーザーが例えばプリント出力を希望する画像データが表示手段に表示されたときに、その画像データに対してその都度識別情報を付加するようにし、プリント出力処理に際しては、電子アルバムの観賞後に全画像データ又は該画像データのサムネイル画像データを表示するとともに、先ほど識別情報を付加した画像データと付加していない画像データとを互いに識別可能な表示形式(例えば、識別情報が付加されていない画像データ又はそのサムネイル画像の表示色を比較的目立ちにくい灰色に変更したり、画像データ又はそのサムネイル画像にオーバーラップするように×印をつけたりする等)で表示するようにしているから、ユーザーの選択した画像データの確認が容易に行え、選択解除や追加選択の作業も簡単に行えるという利点がある。
請求項3に係る発明は、プリント出力を希望する画像データに対してそれぞれプリント枚数の増減を調節することができ、例えば、集合写真等で複数枚のプリント出力が必要な場合であっても適切に対処することができる。
請求項4に係る発明は、選択補正手段により、プリント出力を希望した画像データのうち選択ミスしたものを選択解除でき、さらに電子アルバム鑑賞時に選択し忘れていた画像データを新たに選択することができる。
請求項5に係る発明によれば、プリント手段を備えたことにより、ユーザーがプリント出力を希望する画像データのプリント出力処理を行うことができる。
請求項6に係る発明は、ユーザーがプリント出力を希望する画像データと、そのプリント枚数を示すオーダー情報とを記録媒体に記録することができるから、プリント出力を専門に行っているDP店等にその記録媒体を持ち込めば、店頭でプリント出力の注文を簡単に行うことができる。
請求項7に係る発明は、ユーザーがプリント出力を希望する画像データと、そのプリント枚数を示すオーダー情報とをインターネット経由でDP店等に送信してプリント注文を行うことができるから、ユーザーは自宅等でプリント注文を済ませておけば、店頭に受け取りに行くだけで希望する画像データのプリントを入手することができ、利便性が高い。
請求項8に係る発明は、例えば、電子アルバムをDVDプレイヤで再生してテレビに画像データを表示させている場合、電子アルバム鑑賞中にプリント出力を希望する画像データがテレビ表示されたときに、ユーザーが手元に持っている赤外線リモコンやPDA等に設けられた識別情報を付加するボタンを押すことによりその画像データに識別情報を付加することができ、簡単で手軽にその後のプリント処理に必要な作業を行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
図1は、本発明の実施形態1に係る電子アルバム再生装置100の構成を示すブロック図である。図1に示すように、この電子アルバム再生装置100は、CDやDVD等の電子アルバムを再生表示する再生部10と、再生部10に対してユーザーが必要な操作を行うための外部入力機器20(識別情報付加手段)と、再生部10からデータを受け取ってプリント出力のための処理を行う出力部30とを備えている。
前記再生部10は、電子アルバムに記録されている画像データを読み出すメディアドライブ11と、読み出した画像データを画面上に表示するディスプレイ12と、半導体メモリやハードディスク等で構成された記録媒体13と、音声情報の入出力を担う音声入出力部14と、外部入力機器20及び出力部30との間で通信ケーブルを介してデータのやり取りを行うための通信ケーブル端子15と、外部入力機器20との間で赤外線信号をやり取りする赤外線入出力部16と、プリントすべき画像データ又は該画像データのサムネイル画像をディスプレイ12に表示するように制御する画像データ表示制御手段17と、画像データに関連付けられたプリント枚数を示すオーダー情報を編集するオーダー情報編集手段18と、プリントすべき画像データの選択を補正する選択補正手段19とを備えている。
なお、前記画像データ表示制御手段17、オーダー情報編集手段18、及び選択補正手段19は、プログラムとして構成されたソフトウェアを想定しており、前記記録媒体13に記録されている。
前記外部入力機器20は、ユーザーが行った任意の操作を再生部10に対して実行するためのキー入力部21と、ユーザーの操作に関連したメニュー画面を表示するディスプレイ22と、半導体メモリやハードディスク等で構成された記録媒体23と、再生部10との間で通信ケーブルを介してデータのやり取りを行うための通信ケーブル端子24と、ユーザーのキー入力操作を赤外線信号として再生部10に出力する赤外線入出力部25とを備えている。
前記キー入力部21は、電子アルバムの再生、停止、早送り、及び巻き戻し等の電子アルバムの鑑賞に係る機能の他に、ディスプレイ12に再生表示されている画像データのプリント出力をユーザーが希望する場合に該画像データに対して識別情報を付加する機能を備えている。
前記出力部30は、プリント出力すべき画像データをオーダー情報に基づいてプリント出力処理するプリント手段31と、プリント出力すべき画像データをオーダー情報とともに半導体メモリ等の記録媒体に記録する記録手段32と、プリント出力すべき画像データをオーダー情報とともにインターネット経由でDP店等に送信してプリント注文処理するネット注文手段33とを備えている。
なお、本実施形態1では、前記再生部10と外部入力機器20との間のデータのやり取りを赤外線信号により行うようにしているが、この形態に限定されず、データの通信を行うことができれば有線又は無線を問わず様々な形態の通信手段に置き換えることができる。
次に、本発明の実施形態1に係る電子アルバム再生装置において、電子アルバムに記録された画像データのうちユーザーがプリント出力を希望するものを選択する処理の流れを図2のフローチャート図に示す。
図2に示すように、まず、ステップS101で、電子アルバムを起動する。ステップS102で、電子アルバムに記録された画像データ(観光地に関連付けられた観光案内情報等の付帯情報も含む)をディスプレイ12に再生表示する(図3(a)参照)。この画像データの下側位置にはタイトルバー35が表示され、このタイトルバー35の左側位置には画像データと関連付けられた観光地タイトル(図3(a)では“金閣寺”)が表示され、タイトルバー35の右側位置には画像データのExif情報から取得した撮影日時が表示されている。
そして、ステップS103で、ディスプレイ12に表示された画像データが、ユーザーがプリント出力を希望する画像データであるかを判定する。
ステップS103での判定が「YES」の場合には、ステップS104に分岐して、ステップS104で、ユーザーがキー入力部21を操作することでディスプレイ12に表示された画像データに対して識別情報を付加する(図3(b)参照)。このとき、識別情報としてタイトルバー35の左端に印36(例えば、黒丸等)が表示され、この画像データがプリント出力を希望するものであることを示すようになっている。
そして、ステップS104で識別情報を付加した後、ステップS102に進み、次の画像データをディスプレイ12に表示する。ステップS103での判定が「NO」の場合には、ステップS105に分岐する。
ステップS105で、再生表示すべき次の画像データの有無を判定する。ステップS105での判定が「YES」の場合には、ステップS102に分岐して、次の画像データをディスプレイ12に表示する。ステップS105での判定が「NO」の場合には、電子アルバムの鑑賞を終了する。
次に、電子アルバムを鑑賞した後の画像データの出力処理に関する流れを図4のフローチャート図に示す。図4に示すように、ステップS201で、電子アルバムに収録されている画像データを検索する。ステップS202で、検索された画像データに識別情報が付加されているかを判定する。
ステップS202での判定が「NO」の場合には、ステップS201に分岐して、次の画像データの検索を行う。ステップS202での判定が「YES」の場合には、ステップS203に分岐して、ステップS203で当該画像データのファイル名やオーダー情報を示すリストデータを記録媒体13のプリント画像記録領域に記録する。
ステップS204で、電子アルバム内の全ての画像データについて識別情報の付加状況を確認したかを判定する。ステップS204での判定が「NO」の場合には、ステップS201に分岐して、引き続き画像データの検索を行う。ステップS204での判定が「YES」の場合には、ステップS205に分岐して、ステップS205で、プリント注文確認モードをディスプレイ12に表示するとともに、画像データ表示制御手段17により、記録媒体13のプリント画像記録領域に記録されたリストデータに基づいて識別情報の付与された画像データをディスプレイ12にサムネイルで表示する。
図5は、プリント注文確認モードを表示した状態を示す図である。図5に示すように、ディスプレイ12には識別情報を付加した画像データがサムネイルで表示されており、各画像データの下側位置には、プリント枚数を示すオーダー情報が関連付けて表示されている。
また、このオーダー情報のプリント枚数を示す枠40の右側には、プリント枚数をカウントアップ又はダウンさせる編集ボタン41(オーダー情報編集手段)が設けられており、ユーザーが希望枚数を入力することによりプリント枚数を編集することができる。通常動作時には、画像データのプリント枚数は全て1枚に設定されているが、図5に示す例では、画像8のプリント枚数を2枚に編集している。
なお、通常は識別情報を付加した画像データのプリント枚数は全て1枚に設定されるが、この形態に限定されず、例えば、電子アルバムの鑑賞時にディスプレイ12に表示されている画像データに対してキー入力部21の識別情報付加ボタンを押した回数に連動してプリント枚数を増加するように設定しても構わない。
このようにプリント枚数を設定することで、例えば、電子アルバムを旅行に参加した複数のメンバーで鑑賞していたときに、集合写真等の複数人が写っている画像データがディスプレイ12に表示された場合には、そのメンバーの人数分だけボタンを押しておけば、アルバム観賞後のプリント枚数の設定作業において、すでに必要なプリント枚数が入力された状態となり、ユーザーの作業が煩雑になることを抑制できる。
プリント注文確認モードでは、画面下側位置に削除ボタン42、変更ボタン43、プリントボタン44、保存ボタン45、及びスクロールボタン47という各メニューボタンが設けられている。以下、これらのボタンの機能について説明する。
図5に示すように、48はサムネイルで表示された画像データを選択する選択カーソルであり、この選択カーソル48を任意の画像データに合わせた状態で削除ボタン42を押すと、その画像データはプリント不要と判断されてプリント注文確認モードからその表示が削除される。
なお、図5のディスプレイ12上には、サムネイルで画像データが4枚のみ表示されているが、スクロールボタン47を操作することにより、プリント出力を希望するその他の画像データを確認することができる。
また、変更ボタン43を押すと、図6に示すプリント注文変更モードに画面が切り替わるようになっている。このプリント注文変更モードでは、電子アルバムに収録されている全画像データがサムネイルで表示されるのであるが、図6に示すように、識別情報が付加された画像データ(図6では画像3、5、8、10)に比べてプリント枚数が0枚の画像データは、例えば灰色やセピア色等の比較的目立たない色彩で表示されるようになっている。このような表示形式を採用すれば、現在選択しているプリント出力予定の画像データがどれであるかが一目瞭然となり好ましい。
なお、このような表示形式に限定するものではなく、例えば、図7に示すように、プリント枚数が0枚の画像データにオーバーラップするように、選択されていないことを示す×印を表示するようにしても同様の効果が得られる。
ここで、現在プリント枚数が0枚の画像データの枚数を編集ボタン41でカウントアップすると、選択済みの画像データと同じような表示形式となる。このように、電子アルバムの鑑賞時に選択し忘れた画像データをプリント注文変更モードにおいて選択した後、「戻る」ボタン49を押すと、再び図5に示すプリント注文確認モードに切り替わる。
そして、プリントボタン44を押すと、選択した画像データ及びプリント枚数を示すオーダー情報が出力部30(図1参照)に送信され、出力部30のプリント手段31で画像データのプリント出力が行われる。
一方、保存ボタン45を押すと、選択した画像データ及びプリント枚数を示すオーダー情報が出力部30に送信され、出力部30の記録手段32で画像データ及びオーダー情報が半導体メディア等の記録媒体に記録される。この記録媒体をDP店等に持ち込めば、記録媒体内の画像データをオーダー情報に基づいて店頭でプリント出力処理することができる。
さらに、ネット注文ボタン46を押すと、選択した画像データ及びプリント枚数を示すオーダー情報が出力部30に送信され、出力部30のネット注文手段33で画像データ及びオーダー情報がインターネットを経由してDP店等に送信される。そして、このDP店等においてネット注文データとしてプリント処理される。このように、ユーザーが自宅等で直接DP店にデータを送信してプリント注文を済ませておけば、後は店頭に受け取りに行くだけで希望する画像プリントを入手することができる。
なお、本実施形態1の電子アルバム再生装置では、図5に示すプリント注文確認モードにおいて、識別情報が付加された画像データのみをサムネイルで表示するようにしたが、この形態に限定されず、プリント注文確認モードにおいて、図6又は図7で示したように全画像データをサムネイルで表示させるとともにプリント枚数が0枚の画像データの表示を目立たなくする表示形式を採用しても構わない。
なお、本実施形態1では、電子アルバムの再生表示のみを行う電子アルバム再生装置について説明したが、この形態に限定されず、電子アルバムを作成する装置に本発明の機能を持たせるようにしても構わない。この点は、以下の実施形態2についても同様である。
<実施形態2>
前記実施形態1の電子アルバム再生装置では、図6又は図7に示すように、画像データの選択変更の際に全画像データをサムネイルで表示したモードに切り替えるようにしているが、電子アルバムに収録されている画像データの数が非常に多い場合には、このような編集モードではユーザーの作業が煩雑になるおそれがある。以下、この点について考察する。
そもそも、電子アルバムの鑑賞時にユーザーがプリント出力を希望する画像データに対して識別情報を付加したにも関わらずその画像データの補正が必要となる理由として、電子アルバム鑑賞時に連続的に再生される画像データの表示時間が短くて識別情報を付加するためのボタンを押す時間がなかった場合や、表示時間が十分長くても、プリント注文するかどうかのユーザーの意志決定がなされる前に次の画像データが表示されてしまった場合等が考えられる。このような場合には、プリント出力を希望する画像データの次に表示される画像データ又はその周辺の画像データに対して識別情報を付加してしまうことが多いと考えられる。
すなわち、ユーザーが本当にプリント出力を希望する画像データは、現在選択している画像データの周辺に位置していることが判明しているにも関わらず、前記実施形態1の電子アルバム再生装置における編集モードのように、一旦サムネイルで全画像を表示してその中から必要な画像データを探し出すようにしたのでは、例えば、サムネイル画像の表示が小さくて判別しづらい等、ユーザーに必要以上の作業負担がかかるおそれがあり好ましくない。そこで、本実施形態2に係る電子アルバム再生装置では、この点に鑑みてユーザーが効率よく画像データの補正を行えるようにした。
図8は、本発明の実施形態2に係る電子アルバム再生装置におけるプリント注文確認モードを表示した状態を示す図である。前記実施形態1と本実施形態2との違いは、このプリント注文確認モードの表示形式及び変更手順のみであるため、以下、実施形態1と同じ部分については同じ符号を付し、相違点についてのみ説明する。
図8に示すように、ディスプレイ12には識別情報を付加した画像データがサムネイルで表示されており、各画像データの下側位置には、該画像データを基準にしてその前後に保存されている画像データを順番に表示させるスライドボタン51が設けられている。
ここで、例えば、画像8が表示されているスライドボタン51を操作することにより、図9に示すように画像8を画像9に変更する補正を行うことができる。このようなプリント注文確認モードであれば、全画像データを表示する場合に比べて各サムネイルの表示サイズが大きいため各画像データを確認しやすいという利点がある。さらに、スライドボタン51を操作するだけで容易に目的の画像データを探すことができるため、全画像データを表示してその中から必要な画像データを選択する場合に比べて予め表示される画像データの数が制限されていることから、ユーザーに必要以上の煩わしさを感じさせることがない。
以上説明したように、本発明は、電子アルバム再生装置に対し、電子アルバム再生表示中に、プリント出力すべき画像データの選択をすることができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
本発明の実施形態1に係る電子アルバム再生装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態1の電子アルバム再生装置におけるプリント出力すべき画像データの選択処理の流れを示すフローチャート図である。 (a)ディスプレイに表示される画像データの一例を示す図である。(b)ディスプレイに表示される画像データに識別情報を付加した状態を示す図である。 本実施形態1の電子アルバム再生装置における画像データの出力処理に関する流れを示すフローチャート図である。 プリント注文確認モードを表示した状態を示す図である。 プリント注文変更モードを表示した状態を示す図である。 プリント注文変更モードを表示した状態の別の例を示す図である。 本実施形態2の電子アルバム再生装置におけるプリント注文確認モードを表示した状態を示す図である。 本実施形態2の電子アルバムにおけるプリント注文すべき画像データを変更した状態を示す図である。
符号の説明
10 再生部
11 メディアドライブ
12 ディスプレイ
13 記録媒体
15 通信ケーブル端子
16 赤外線入出力部
17 画像データ表示制御手段
18 オーダー情報編集手段
19 選択補正手段
20 外部入力機器(識別情報付加手段)
21 キー入力部
22 ディスプレイ
23 記録媒体
24 通信ケーブル端子
25 赤外線入出力部
30 出力部
31 プリント手段
32 記録手段
33 ネット注文手段
40 枠
41 編集ボタン
100 電子アルバム再生装置

Claims (8)

  1. 電子アルバムに記録されている画像データを表示手段に順次再生表示する電子アルバム再生装置であって、
    前記電子アルバムの再生中に、ユーザーの操作に基づいて、前記表示手段に表示されている画像データに対して識別情報を付加する識別情報付加手段と、
    前記電子アルバムに記録されている複数の画像データのうち前記識別情報が付加された画像データのみを抽出し、該抽出された画像データ又は該画像データのサムネイル画像データを前記表示手段に表示するように制御する画像データ表示制御手段とを備えたことを特徴とする電子アルバム再生装置。
  2. 電子アルバムに記録されている画像データを表示手段に順次再生表示する電子アルバム再生装置であって、
    前記電子アルバムの再生中に、ユーザーの操作に基づいて、前記表示手段に表示されている画像データに対して識別情報を付加する識別情報付加手段と、
    前記電子アルバムに記録されている複数の画像データ又は該画像データのサムネイル画像データを前記表示手段に表示するとともに、前記識別情報の付加された画像データと前記識別情報の付加されていない画像データとを互いに識別可能な表示形式で表示する画像データ表示制御手段とを備えたことを特徴とする電子アルバム再生装置。
  3. 請求項1又は2に記載された電子アルバム再生装置において、
    前記表示手段に表示された前記画像データ又は該画像データのサムネイル画像データには、少なくともプリント枚数を示すオーダー情報が関連付けられており、
    前記オーダー情報を編集するオーダー情報編集手段をさらに備えたことを特徴とする電子アルバム再生装置。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1項に記載された電子アルバム再生装置において、
    前記表示手段に表示された前記画像データ又は該画像データのサムネイル画像データのうちプリント不要な画像データの選択を取り消し、又はプリントすべき画像データの追加を行う選択補正手段をさらに備えたことを特徴とする電子アルバム再生装置。
  5. 請求項1乃至4のうち何れか1項に記載された電子アルバム再生装置において、
    前記識別情報が付加された画像データを前記オーダー情報に基づいてプリント処理するプリント手段をさらに備えたことを特徴とする電子アルバム再生装置。
  6. 請求項1乃至4のうち何れか1項に記載された電子アルバム再生装置において、
    前記識別情報が付加された画像データを前記オーダー情報とともに記録媒体に記録する記録手段をさらに備えたことを特徴とする電子アルバム再生装置。
  7. 請求項1乃至4のうち何れか1項に記載された電子アルバム再生装置において、
    前記識別情報が付加された画像データを前記オーダー情報とともに電気通信回線を通じて外部のプリント手段に送信してプリント注文処理するネット注文手段とをさらに備えたことを特徴とする電子アルバム再生装置。
  8. 請求項1乃至7のうち何れか1項に記載された電子アルバム再生装置において、
    前記識別情報付加手段は、前記識別情報を有線又は無線通信により前記画像データに付加するように構成された外部入力機器であることを特徴とする電子アルバム再生装置。
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Citations (4)

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