JP2006165273A - 熱電変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 吸熱/放熱電極部の隣の列には同一の電極部を配列するように熱電素子モジュールを構成させることで熱損失の発生を防止するとともに面密度の向上が図れる熱電変換装置を実現する。
【解決手段】 吸熱電極部20a、P型熱電素子12、放熱電極部30a、N型熱電素子13を前記の順番に複数組配列してなる熱電素子群を列設し、熱電素子12、13を直列接続して構成された熱電素子モジュール10と、熱電素子モジュール10の一方に配設され吸熱電極部20aに伝熱可能に接続された吸熱熱交換部20bと、熱電素子モジュール10の他方に配設され放熱電極部30aに伝熱可能に接続された放熱熱交換部30bとを備える熱電変換装置において、吸熱電極部20a、放熱電極部30aは、その隣の列に同一の電極部20a、30aが一致するように熱電素子モジュール10に列設されている。これにより、熱損失の発生を防止するとともに面密度の向上が図れる。
【選択図】 図1
【解決手段】 吸熱電極部20a、P型熱電素子12、放熱電極部30a、N型熱電素子13を前記の順番に複数組配列してなる熱電素子群を列設し、熱電素子12、13を直列接続して構成された熱電素子モジュール10と、熱電素子モジュール10の一方に配設され吸熱電極部20aに伝熱可能に接続された吸熱熱交換部20bと、熱電素子モジュール10の他方に配設され放熱電極部30aに伝熱可能に接続された放熱熱交換部30bとを備える熱電変換装置において、吸熱電極部20a、放熱電極部30aは、その隣の列に同一の電極部20a、30aが一致するように熱電素子モジュール10に列設されている。これにより、熱損失の発生を防止するとともに面密度の向上が図れる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、N型熱電素子、P型熱電素子からなる直列回路に直流電流を流通させることで吸熱、放熱が得られる熱電変換装置に関するものであり、特に、隣接する熱電素子の電気的絶縁に関する。
従来、この種の熱電変換装置として、例えば、特許文献1に示すように、N型熱電素子、P型熱電素子をこの順序で複数個、略碁盤目状に配列し、隣接する熱電素子の一方面に吸熱電極部、他方面に放熱電極部を配設するとともに、吸熱電極部に伝熱可能に形成されたな吸熱熱交換部および放熱電極部に伝熱可能に形成された放熱熱交換部を設けて全ての熱電素子が直列接続するように構成している。
そして、図示しない端子間に直流電圧を印加して通電することで、ペルチェ効果により吸熱電極部と隣接する熱電素子との界面で吸熱が生じ吸熱熱交換部で吸熱が行なわれ、放熱電極部と隣接する熱電素子との界面で発熱を生じ放熱熱交換部で放熱が行なわれるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平09−097930号公報
この種の装置では、全ての熱電素子が直列接続するために、吸熱/放熱熱交換部、吸熱/放熱電極部および熱電素子の各相互間が電気的な絶縁を得るように構成することが必要である。つまり、隣接する各相互間に電気的絶縁のための間隙を設けるとともに、その間隙を狭めることで熱電素子の面密度を高めることができる。
しかしながら、上記特許文献1によれば、熱電素子と吸熱/放熱電極部とが半田付けで接合させるようにしているので、接合時における半田のはみ出し分を考慮した間隙を確保するように設定しているので間隙を狭めることが困難であって、その結果熱電素子の面密度を高めることが困難である。
また、熱電素子群を複数列配設して構成した場合は、吸熱/放熱電極部は、その隣の列に配設される吸熱、もしくは放熱電極部での熱の影響を受ける。言い換えれば、面密度が高められて列間距離が縮小されるほど、吸熱電極部の隣の列の近傍に放熱電極部が配設されると、高温側から低温側への熱移動が行なわれやすくなって、吸熱、放熱熱交換部で熱交換される前に熱電素子モジュール内で熱損失を発生して熱電変換効率を低下させる問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記点に鑑みたものであり、吸熱/放熱電極部の隣の列には同一の電極部を配列するように熱電素子モジュールを構成させることで、熱損失の発生を防止するとともに面密度の向上が図れる熱電変換装置を提供することにある。
上記、目的を達成するために、請求項1ないし請求項6に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、吸熱電極部(20a)、P型熱電素子(12)、放熱電極部(30a)、およびN型熱電素子(13)を前記の順番に複数組配列してなる熱電素子群を列設して、全ての熱電素子(12、13)を直列接続して構成された熱電素子モジュール(10)と、この熱電素子モジュール(10)の一方面に配設され、吸熱電極部(20a)に伝熱可能に接続された吸熱熱交換部(20b)と、熱電素子モジュール(10)の他方面に配設され、放熱電極部(30a)に伝熱可能に接続された放熱熱交換部(30b)とを備える熱電変換装置において、
吸熱電極部(20a)および放熱電極部(30a)は、その隣の列に吸熱電極部(20a)および放熱電極部(30a)と同一の電極部が一致するように熱電素子モジュール(10)に列設されていることを特徴としている。
吸熱電極部(20a)および放熱電極部(30a)は、その隣の列に吸熱電極部(20a)および放熱電極部(30a)と同一の電極部が一致するように熱電素子モジュール(10)に列設されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、隣の列には同一の電極部(20a、30a)が列設されていることで、熱電素子(12、13)間に電流が流れると、高温の状態となる放熱電極部(30a)と、低温の状態となる吸熱電極部(20a)とが近接しないので、高温側から低温側への熱移動による熱損失の発生を防止することができるとともに、熱電素子(12、13)の面密度の向上が図れる。
請求項2に記載の発明では、吸熱熱交換部(20b)および放熱熱交換部(30b)は、少なくとも隣り合う吸熱熱交換部(20b)および放熱熱交換部(30b)相互間に絶縁層を介して接していることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、絶縁層で電気的な絶縁ができるので隣り合う吸熱熱交換部(20b)および放熱熱交換部(30b)の相互間の間隙を最小にすることができる。これにより、数多くの熱電素子(12、13)が熱電素子モジュール(10)に配設可能となることで熱電素子(12、13)の面密度が向上できる。
ところで、面密度が向上することで熱損失を発生しやすいが、隣の列には同一の電極部(20a、30a)が列設されていることで、放熱電極部(30a)と吸熱電極部(20a)とが近接しないので、熱損失の発生を防止することができる。
請求項3に記載の発明では、熱電素子モジュール(10)は、吸熱電極部(20a)、P型熱電素子(12)、放熱電極部(30a)、およびN型熱電素子(13)が複数組積層していることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、熱電素子(12、13)を碁盤目状に配設したときと比べて、熱電素子群に沿う方向に対して積層させるほうが隣接する熱電素子(12、13)間の間隙を小さくすることができる。また、熱電素子群に沿う方向に対して略直交方向には、同一の電極部(20a、30a)が列設されることで熱損失の発生を防止することができるとともに面密度の向上が図れる。
請求項4に記載の発明では、熱電素子モジュール(10)は、P型熱電素子(12)、および前記N型熱電素子(13)が交互に略碁盤目状に配列され、一方の隣接する前記熱電素子(12、13)の端面に前記吸熱電極部(20a)が配設され、他方の隣接する前記熱電素子(12、13)の端面に前記放熱電極部(30a)が配設されていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、熱電素子(12、13)が碁盤目状に配設する熱電素子モジュール(10)であっても、隣に同一の電極部(20a、30a)が列設されることで熱損失の発生を防止することができるとともに面密度の向上が図れる。
請求項5に記載の発明では、隣り合う吸熱熱交換部(20b)および放熱熱交換部(30b)相互間は、蒸着法もしくは浸漬法のいずれか一方による絶縁性樹脂コーティングを施して電気的に絶縁されていることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、この種の方法であれば、少なくとも吸熱熱交換部(20b)および放熱熱交換部(30b)相互間を簡素な設備で容易に絶縁処理ができるとともに、相互間の間隙を最小にできることで数多くの熱電素子(12、13)が配設可能となる。
請求項6に記載の発明では、隣り合う吸熱熱交換部(20b)および放熱熱交換部(30b)相互間には、絶縁材からなる絶縁部材(15)を配設して電気的に絶縁されていることを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、絶縁部材(15)で絶縁層が形成される。従って、吸熱熱交換部(20b)および放熱熱交換部(30b)の相互間の間隙を最小にすることができることで数多くの熱電素子(12、13)が配設可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態における熱電変換装置を図1ないし図3に基づいて説明する。図1は本実施形態における熱電変換装置の全体構成を示す模式図、図2は図1に示すA矢視図、図3は吸熱電極部材20および放熱電極部材30の概略形状を示す斜視図である。
以下、本発明の第1実施形態における熱電変換装置を図1ないし図3に基づいて説明する。図1は本実施形態における熱電変換装置の全体構成を示す模式図、図2は図1に示すA矢視図、図3は吸熱電極部材20および放熱電極部材30の概略形状を示す斜視図である。
本実施形態の熱電変換装置は、吸熱電極部20a、P型熱電素子12、放熱電極部30a、およびN型熱電素子13の順に複数個積層してなる熱電素子群を列設して全ての熱電素子12、13を直列接続するように構成している。
具体的には、図1および図2に示すように、平板状の絶縁材料(例えば、ガラスエポキシ、PPS樹脂、LCP樹脂、もしくはPET樹脂など)からなる第1絶縁基板11に、吸熱電極部20a、P型熱電素子12、放熱電極部30aおよびN型熱電素子13を交互に複数個積層してなる熱電素子群を列設して構成された熱電素子モジュール10と、その熱電素子モジュール10の一方面に配設する吸熱熱交換部20bと、熱電素子モジュール10の他方面に配設する放熱熱交換部30bと、隣り合う熱電素子群を電気的に接続する接続部16とから構成している。
まず、P型熱電素子12はBi−Te系化合物からなるP型半導体により構成され、N型熱電素子13はBi−Te系化合物からなるN型半導体により構成された極小部品である。また、第1絶縁基板11は、上記積層された熱電素子群を嵌合する図示しない基板穴が複数個形成されており、その複数個の基板穴にそれぞれの熱電素子群を嵌合させて一体に構成している。
なお、第1絶縁基板11に形成された基板穴は、図1に示すように、後述するが吸熱/放熱熱交換部20b、30bに流通する熱交換媒体である空気の流れ方向と同じ方向に熱電素子群を配設している。そして、隣の列との間には絶縁材料からなる絶縁部材15が配設されており、隣り合う吸熱/放熱熱交換部20b、30b相互間に絶縁層が形成されることで電気的に絶縁される。
次に、吸熱電極部20aおよび放熱電極部30aは、図2および図3に示すように、P型熱電素子12と型N熱電素子12とを電気的に接続するために平面状に形成された電極板であって、本実施形態では、吸熱電極部材20および放熱電極部材30に形成して熱電素子12、13との間に配設されている。
そして、吸熱電極部20aおよび放熱電極部30aの隣の列には、同一の電極部20a、30aが一致するように熱電素子モジュール10に列設して構成している。つまり、熱電素子群に沿う方向に対して略直交方向には同一の電極部20a、30aが一致するように熱電素子群を列設する。
これにより、吸熱電極部20aの隣の列には吸熱電極部20aが配設され、放熱電極部30aの隣の列には放熱電極部30aが配設されるので、熱電素子12、13に電流が流れると、低温の状態となる吸熱電極部20aと高温の状態となる放熱電極部30aとが近接することはない。
また、吸熱電極部材20および放熱電極部材30は、銅材などの導電性材料により形成され、上述した吸熱電極部20aおよび放熱電極部30aと、これらの吸熱電極部20aおよび放熱電極部30aから伝熱された熱を吸熱/放熱するための吸熱/放熱熱交換部20b、30bとを一体に形成している。
その吸熱/放熱熱交換部20b、30bの形状は、図3に示すように、平面状に形成された吸熱電極部20aおよび放熱電極部30aから延びた平面に略U字状になるように折り曲げて、外方に延出する平面に切り起こしなどの成形加工でルーバー状のフィンを形成しているものである。
このフィンに熱交換媒体である空気が流れることで熱交換される。なお、吸熱電極部材20および放熱電極部材30は、熱電素子12、13の幅寸法と略同等もしくはそれ以下の幅寸法で形成している。
そして、図2に示すように、一方の吸熱熱交換部20bが第1絶縁基板11の一方面に配設され、他方の放熱熱交換部30bが第1絶縁基板11の他方面に配設されるように、熱電素子12、13間に吸熱電極部20aおよび放熱電極部30aを積層して構成している。
なお、図3中に示す実線は、吸熱/放熱熱交換部20b、30bに流通する空気の流れ方向を示す矢印であり、切り起こされたフィンに空気が流通するように吸熱/放熱熱交換部20b、30bが形成している。また、図3中に示す破線は、熱電素子群に沿って積層された熱電素子12、13間に流れる電流の流れ方向を示す矢印である。つまり、空気の流れ方向と電流の流れ方向とが同じ方向に流れるように構成している。
ところで、この種の熱電変換装置では、吸熱電極部材20および放熱電極部材30相互間に必要以上の隙間(以下、間隙と称する)を設けることで電気的に絶縁することができるが、本発明では、熱電素子12、13の面密度を高めるためにこの間隙を狭めるようにしている。
ここで、面密度とは、第1絶縁基板11に配設される単位面積あたりの熱電素子12、13の収容個数を表す密度であって、この面密度が高いほど、収容個数が多くなって高出力を得ることができる。従って、本実施形態では、熱電素子群に沿った方向に向けて絶縁部材15を配設することで、熱電素子群に沿った方向に対して略直交方向における吸熱電極部材20および放熱電極部材30相互間の間隙をできるだけ小さく(例えば、1mm程度)することで面密度を高めることができる。
また、熱電素子群に沿った方向における吸熱/放熱熱交換部20b、30b相互間の間隙を必要最小寸法(例えば、2〜3mm程度)になるように設定している。なお、図1中に示す16は、隣り合う熱電素子群とを電気的接続する接続部材である。
さらに、図1中に示す左右端に配設される電極部材は、それぞれ端子24a、24bが設けられ、その端子24a、24bには、図示しない直流電源の正側端子を端子24aに接続し、負側端子を端子24bに接続するようにしている。
また、第1絶縁基板11を区画壁として、第1絶縁基板11の一方面と多方面とをそれぞれ図示しないケース部材により送風通路を形成し、その送風通路に熱電素子群に沿う方向に空気を流通することで、吸熱熱交換部20bおよび放熱熱交換部30bと空気とが熱交換され、吸熱熱交換部20bが配設される側では空気を冷却することができ、放熱熱交換部30bが配設される側では空気を加熱することができる。
次に、以上の構成による熱電変換装置の製造方法について説明する。本実施形態では、吸熱電極部20aと吸熱熱交換部20bおよび放熱電極部30aと放熱熱交換部20bがそれぞれ一体に形成しているため熱電素子組付け工程において、吸熱電極部材20、P型熱電素子12、放熱電極部材30、およびN型熱電素子13を前記の順番に複数組配列してなる熱電素子群を形成することで、同時に吸熱熱交換部20bおよび放熱熱交換部20bが一方面、多方面に配設することができる。
ここで、熱電素子12、13の間に配設する吸熱電極部20aおよび放熱電極部30aは、それぞれ半田付けで接合して熱電素子12、13の間に積層している。そして、電子モジュール組付け工程において、積層された熱電素子群を第1絶縁基板11に設けられた基板穴に複数列配設するとともに、隣り合う熱電素子群の間には、空気の流れ方向に向けて絶縁部材15を配設する。
これにより、上方側に配設される吸熱電極部材20が隣接して配列されたP型熱電素子12とN型熱電素子13とを直列的に接続されるとともに、下方側に配設される放熱電極部材30が隣接して配列されたN型熱電素子13とP型熱電素子12とを直列的に接続される。
そして、第1絶縁基板11を区画壁として図示しないケース部材を組み付けて空気通路を形成することで上方側に吸熱熱交換部が形成され、下方側に放熱熱交換部が形成されて、これに空気を流通させることで冷風、温風を得ることが可能となる。
次に、以上の構成による熱電変換装置の作動を説明する。図1に示すように、端子24aから入力された直流電源は、図中に示す左端上のP型熱電素子12から熱電素子群に沿って電流が流れて図中に示す右端上のN型熱電素子まで直列的に流れる。つまり、全ての熱電素子12、13に直流電流が熱電素子群に沿って流れている。
具体的には、P型熱電素子12→放熱電極部30a→N型熱電素子13→吸熱電極部20a→P型熱電素子12の順に電流が流れる。ここで、PN接合部を構成する放熱電極部30aはペルチェ効果によって高温の状態となり、NP接合部を構成する吸熱電極部20aは低温の状態となる。
つまり、第1絶縁基板11の一方面に配設された吸熱熱交換部2Obは低温の熱が伝達されて被冷却流体が接触され、他方面に配設された放熱熱交換部3Obは高温の熱が伝達されて冷却流体が接触される。
これにより、吸熱熱交換部2Obでは被冷却流体が冷却され、放熱熱交換部3Obでは冷却流体が加熱されることになる。なお、このときに、それぞれの吸熱電極部材20および放熱電極部材30は、電位を有しているが、絶縁部材15と最小限の間隙によって電気的に絶縁されている。
なお、本実施形態では、図示しない直流電源の正側端子を端子24a側に接続し、負側端子を端子24b側に接続して端子24aに直流電源を入力させたが、これに限らず、図示しない直流電源の正側端子を端子24b側に接続し、負側端子を端子24a側に接続して端子24bに直流電源を入力させても良い。ただし、このときには、下側に吸熱電極部材20が吸熱熱交換部を形成し、上側の放熱電極部材30側が放熱熱交換部を形成するようになる。
以上の第1実施形態による熱電変換装置によれば、吸熱電極部20aおよび放熱電極部30aをその隣の列に同一の電極部20a、30aが一致するように熱電素子モジュール10に列設することにより、熱電素子12、13間に電流が流れると、高温の状態となる放熱電極部30aと、低温の状態となる吸熱電極部20aとが近接しないので、高温側から低温側への熱移動による熱損失の発生を防止することができるとともに、熱電素子12、13の面密度の向上が図れる。
また、吸熱熱交換部20bおよび放熱熱交換部30bは、少なくとも隣り合う吸熱熱交換部20bおよび放熱熱交換部30b相互間に絶縁層を形成する絶縁部材15を介することにより、絶縁層で電気的絶縁ができるので隣り合う吸熱熱交換部20bおよび放熱熱交換部30bの相互間の間隙を最小にすることができる。
これにより、数多くの熱電素子12、13が熱電素子モジュール10に配設可能となる。従って、熱電素子12、13の面密度が向上できる。さらに、面密度が向上することで熱損失を発生しやすいが、隣の列には同一の電極部20a、30aが列設されていることで、放熱電極部30aと吸熱電極部20aとが近接しないので熱損失の発生を防止することができる。
また、吸熱電極部20a、P型熱電素子12、放熱電極部30a、およびN型熱電素子13が複数組積層していることにより、熱電素子12、13を碁盤目状に配設したときと比べて、熱電素子群に沿う方向に対して積層させるほうが隣接する熱電素子12、13間の間隙を小さくすることができる。
(第2実施形態)
以上の第1実施形態では、吸熱電極部20a、P型熱電素子12、放熱電極部30a、およびN型熱電素子13の順に複数組積層した熱電素子群を空気流れ方向と同一方向に配設させるとともに、隣り合う熱電素子群との間に絶縁部材15を配設して面密度の向上を図ったが、これに限らず、吸熱電極部材20および放熱電極部材30に絶縁樹脂でコーティングを施して、少なくとも隣り合う吸熱熱交換部20bおよび放熱熱交換部30b相互間に絶縁層を形成するように構成しても良い。
以上の第1実施形態では、吸熱電極部20a、P型熱電素子12、放熱電極部30a、およびN型熱電素子13の順に複数組積層した熱電素子群を空気流れ方向と同一方向に配設させるとともに、隣り合う熱電素子群との間に絶縁部材15を配設して面密度の向上を図ったが、これに限らず、吸熱電極部材20および放熱電極部材30に絶縁樹脂でコーティングを施して、少なくとも隣り合う吸熱熱交換部20bおよび放熱熱交換部30b相互間に絶縁層を形成するように構成しても良い。
具体的には、図4(a)に示すように、吸熱電極部20a、P型熱電素子12、放熱電極部30a、およびN型熱電素子13の順に積層した熱電素子群を空気流れ方向に対して直交する方向に向けて複数列(例えば、4列)配列している。
そして、吸熱電極部材20および放熱電極部材30は、図4(b)および図4(c)に示すように、吸熱電極部20aに伝熱可能に形成された吸熱熱交換部20bを熱電素子モジュール10の一方面に配設し、放熱電極部30aに伝熱可能に形成された放熱熱交換部30bを熱電素子モジュール10の他方面に配設している。
また、吸熱電極部20aおよび放熱電極部30aは、その隣の列に同一の電極部20a、30aが一致するように熱電素子モジュール10に列設して構成している。そして、本実施形態では、絶縁部材15の代わりに隣り合う吸熱電極部材20および放熱電極部材30は表面に絶縁樹脂でコーティングを施して絶縁層を形成している。
ここで、絶縁性樹脂によるコーティングは、蒸着法、もしくは浸漬法のいずれか一方の方法で、少なくとも吸熱/放熱熱交換部20b、30b相互間が互いに電気的に絶縁するように絶縁性樹脂を塗布している。そして、その絶縁性樹脂として、ポリパラキシリレン、アクリル系樹脂、エポキシ樹脂などを用いて絶縁膜を形成している。
そして、吸熱電極部20a、P型熱電素子12、放熱電極部30a、およびN型熱電素子13の順に複数個積層させて熱電素子群を形成した後に、熱電素子群ごとにコーティングを行なって熱電素子モジュール10に配列している。
以上の第2実施形態による熱電変換装置によれば、吸熱熱交換部20bおよび放熱熱交換部30b相互間を簡素な設備で容易に絶縁処理ができるとともに、少なくとも隣り合う吸熱熱交換部20bおよび放熱熱交換部30b相互間の間隙をできるだけ小さく(例えば、1mm程度)することができる。
さらに、吸熱電極部20aおよび放熱電極部30aをその隣の列に同一の電極部20a、30aが一致するように熱電素子モジュール10に列設することにより、熱電素子12、13間に電流が流れると、高温状態となる放熱電極部30aと、低温状態となる吸熱電極部20aとが近接しないので、高温側から低温側への熱移動による熱損失の発生を防止することができるとともに、熱電素子12、13の面密度の向上が図れる。
(第3実施形態)
以上の実施形態では、熱電素子群を吸熱電極部20a、P型熱電素子12、放熱電極部30a、およびN型熱電素子13の順に複数組積層して構成したが、熱電素子12、13が交互に碁盤目状になるように熱電素子群を列設させ、一方の隣接する熱電素子12、13の端面に吸熱電極部20aを配設し、他方の隣接する熱電素子12、13の端面に放熱電極部30aを配設するように構成しても良い。
以上の実施形態では、熱電素子群を吸熱電極部20a、P型熱電素子12、放熱電極部30a、およびN型熱電素子13の順に複数組積層して構成したが、熱電素子12、13が交互に碁盤目状になるように熱電素子群を列設させ、一方の隣接する熱電素子12、13の端面に吸熱電極部20aを配設し、他方の隣接する熱電素子12、13の端面に放熱電極部30aを配設するように構成しても良い。
具体的には、図5および図6に示すように、熱電素子12、13を交互に複数個配列してなる熱電素子群を列設させて構成している。そして、熱電素子12、13の両端に吸熱電極部20aおよび放熱電極部30aを直列的に接続するように吸熱電極部材20および放熱電極部材30を配設したものである。
そして、隣接する熱電素子群相互間には、絶縁材料からなる絶縁部材15を配設することで絶縁膜を形成している。従って、第1実施形態と同じように、吸熱電極部材20および放熱電極部材30相互間の間隙は最小(例えば、1mm程度)となるように設定している。
ここで、吸熱電極部20aおよび放熱電極部30aは、その隣の列に同一の電極部20a、30aが一致するように配設している。より具体的には、図5に示すように、熱電素子群の一列目では、熱電素子12、13の上方側に吸熱電極部20aを、熱電素子12、13の下方側に放熱電極部30aを熱電素子群に沿って配列させており、その二列目には、熱電素子12、13の上方側に放熱電極部30aを、熱電素子12、13の下方側に吸熱電極部20aを熱電素子群に沿って配列させている。
そして、吸熱電極部材20および放熱電極部材30は、図6に示すように、吸熱電極部20aに伝熱可能に形成された吸熱熱交換部20bを熱電素子12、13の一方面に配設し、放熱電極部30aに伝熱可能に形成された放熱熱交換部30bを熱電素子12、13の他方面に配設している。
なお、本実施形態では、隣接する熱電素子群相互間に絶縁部材15を配設したが、第2実施形態と同じように、吸熱電極部材20および放熱電極部材30に絶縁樹脂でコーティングを施して絶縁層を形成しても良い。
以上の第3実施形態による熱電変換装置によれば、以上の第1、第2実施形態と同じように、熱電素子12、13が碁盤目状に配設する熱電素子モジュール10であっても、熱電素子12、13間に電流が流れると、高温状態となる放熱電極部30aと、低温状態となる吸熱電極部20aとが近接しないので、高温側から低温側への熱移動による熱損失の発生を防止することができるとともに、熱電素子12、13の面密度の向上が図れる。
(他の実施形態)
以上の実施形態では、全ての熱電素子12、13を一系統からなる直列回路になるように、熱電素子12、13に吸熱電極部材20および放熱電極部材30を配設させたが、これに限らず、図7に示すように、複数系統(例えば、四系統)の直列回路となるように吸熱電極部材20および放熱電極部材30を配設しても良い。さらに、図8に示すように、並列の二系統からなる直列回路となるように吸熱電極部材20および放熱電極部材30を配設しても良い。
以上の実施形態では、全ての熱電素子12、13を一系統からなる直列回路になるように、熱電素子12、13に吸熱電極部材20および放熱電極部材30を配設させたが、これに限らず、図7に示すように、複数系統(例えば、四系統)の直列回路となるように吸熱電極部材20および放熱電極部材30を配設しても良い。さらに、図8に示すように、並列の二系統からなる直列回路となるように吸熱電極部材20および放熱電極部材30を配設しても良い。
そして、このときにおいても、図7および図8に示すように、吸熱電極部20aおよび放熱電極部30aは、その隣の列に同一の電極部20a、30aが一致するように配設している。
また、以上の実施形態では、吸熱電極部20aおよび放熱電極部30aと吸熱熱交換部20bおよび放熱熱交換部30aとを一体で形成したが、これらを別体で形成して吸熱電極部20aおよび放熱電極部30aに伝熱可能となるように吸熱熱交換部20bおよび放熱熱交換部30aとを接続させても良い。
また、以上の実施形態では、吸熱電極部材20および放熱電極部材30を単品で形成して、複数個配列したが、これに限らず、吸熱電極部材20および放熱電極部材30を少なくとも熱電素子群相当の複数個まとめて連結するように連結部(図示せず)で連結させて、吸熱電極部20aおよび放熱電極部30aを熱電素子12、13に結合した後に、連結部材25、35を切断するように構成しても良い。これによれば、吸熱電極部材20および放熱電極部材30を単品で形成するよりも製造工数の低減が図れる。
また、以上の第1実施形態では、熱電素子群を第1絶縁基板11に形成された基板穴に配列して一体構成させたが、これに限らず、別体の図示しない支持部材を設けて熱電素子群を支持させても良い。
図9に示すように、吸熱電極部20aおよび放熱電極部30aが貫通する貫通孔(図示せず)を形成した平板状の支持部材26、36を設け、その支持部材26、36を熱電素子12、13の両端に配設する。
図9に示すように、吸熱電極部20aおよび放熱電極部30aが貫通する貫通孔(図示せず)を形成した平板状の支持部材26、36を設け、その支持部材26、36を熱電素子12、13の両端に配設する。
また、以上の実施形態では、本発明をペルチェ効果によって、一方の電極部に低温状態の熱を伝熱させ、他方の電極部に高温の熱を伝達するように構成した熱電素子モジュール10に適用したが、これに限らず、ゼーベック効果(電極部に温度差を与えると電流が流れる。)による熱電素子モジュール10にも適用しても良い。
10…熱電素子モジュール
12…P型熱電素子、熱電素子
13…N型熱電素子、熱電素子
15…絶縁部材
20a…吸熱電極部
20b…吸熱熱交換部
30a…放熱電極部
30b…放熱熱交換部
12…P型熱電素子、熱電素子
13…N型熱電素子、熱電素子
15…絶縁部材
20a…吸熱電極部
20b…吸熱熱交換部
30a…放熱電極部
30b…放熱熱交換部
Claims (6)
- 吸熱電極部(20a)、P型熱電素子(12)、放熱電極部(30a)、およびN型熱電素子(13)を前記の順番に複数組配列してなる熱電素子群を列設して、全ての前記熱電素子(12、13)を直列接続して構成された熱電素子モジュール(10)と、
前記熱電素子モジュール(10)の一方面に配設され、前記吸熱電極部(20a)に伝熱可能に接続された吸熱熱交換部(20b)と、
前記熱電素子モジュール(10)の他方面に配設され、前記放熱電極部(30a)に伝熱可能に接続された放熱熱交換部(30b)とを備える熱電変換装置において、
前記吸熱電極部(20a)および前記放熱電極部(30a)は、その隣の列に前記吸熱電極部(20a)および前記放熱電極部(30a)と同一の電極部が一致するように前記熱電素子モジュール(10)に列設されていることを特徴とする熱電変換装置。 - 前記吸熱熱交換部(20b)および前記放熱熱交換部(30b)は、少なくとも隣り合う前記吸熱熱交換部(20b)および前記放熱熱交換部(30b)相互間に絶縁層を介して接していることを特徴とする請求項1に記載の熱電変換装置。
- 前記熱電素子モジュール(10)は、前記吸熱電極部(20a)、前記P型熱電素子(12)、前記放熱電極部(30a)、および前記N型熱電素子(13)が複数組積層していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱電変換装置。
- 前記熱電素子モジュール(10)は、前記P型熱電素子(12)、および前記N型熱電素子(13)が交互に略碁盤目状に配列され、一方の隣接する前記熱電素子(12、13)の端面に前記吸熱電極部(20a)が配設され、他方の隣接する前記熱電素子(12、13)の端面に前記放熱電極部(30a)が配設されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱電変換装置。
- 隣り合う前記吸熱熱交換部(20b)および前記放熱熱交換部(30b)相互間は、蒸着法もしくは浸漬法のいずれか一方による絶縁性樹脂コーティングを施して電気的に絶縁されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の熱電変換装置。
- 隣り合う前記吸熱熱交換部(20b)および前記放熱熱交換部(30b)相互間には、絶縁材からなる絶縁部材(15)を配設して電気的に絶縁されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の熱電変換装置。
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JP2010505384A (ja) * | 2006-09-28 | 2010-02-18 | ローズマウント インコーポレイテッド | 改良された工業用熱電式発電機 |
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-
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- 2004-12-07 JP JP2004354634A patent/JP2006165273A/ja not_active Withdrawn
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US9373770B2 (en) | 2006-09-28 | 2016-06-21 | Rosemount Inc. | Industrial thermoelectric generator |
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