JP2006165149A - 光起電力素子、光起電力素子集合体、光起電力素子モジュール、及び、それらの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 金属線よりなる網状電極体を光起電力体上に接合してなる光起電力素子において、金属線を片面に多く浮かせて織った網状電極体11と、光起電力体1とを接合してなることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
ところが、金属線の高速配線を実現し、安価な金属線を格子電極やバスバー兼インターコネクタと使用しても十分なコストメリットを出せる可能性のあるアイデアの一つが特許文献6に開示されている。このアイデアは図18に示す様に、金属線10を織ってなる網状体を形成し、それを光起電力体1上に接合するといったものである。金属線の織物からなる網状体は、例えばスクリーン印刷版、ガスの高温処理用フィルタ、電磁波吸収シート等の様々な分野で利用されている。これらは織物業界の自動織機を応用した装置で形成される。したがって、非常に高速かつ、大面積で形成することが可能である。大面積で高速形成した網状体を、裁断し光起電力体上に接合すれば図18の太陽電池が完成する。これは特許文献4、特許文献5、特許文献2、特許文献3の配線方法と比較して、非常に高速な配線方法と言える。
また、前記網状電極体の織り方は、同種の組織点が上下、または左右に隣接する部分を有する組織図によって表現される織り方であることを特徴とする。
また、前記網状体の織り方は、多重織りであることを特徴とする。
また、前記網状電極体は目抜きを行って織ったものであることを特徴とする。
さらに、金属線よりなる網状電極体を光起電力体上に接合してなる光起電力素子において、金属線を搦み織り(捩り織り)で織った網状電極体と、光起電極体とを接合してなることを特徴とする。
また、前記網状電極体は前記金属線と透光性部材とを織ったものであることを特徴とする。
また、前記網状電極体は前記金属線を一種、または二種以上、織ったものであることを特徴とする。
さらに、本発明の光起電力素子集合体は、前記網状電極体によって、複数の前記光起電力体を並列接続してなることを特徴とする。
さらに、本発明の光起電力素子集合体は、前記網状電極体によって、複数の前記光起電力体、または前記光起電力素子集合体を直列接続してなることを特徴とする。
さらに、本発明の光起電力素子モジュールは、前記光起電力素子、もしくは前記光起電力素子集合体を、少なくとも透明樹脂で封止したことを特徴とする。
また、前記光起電力素子、もしくは前記光起電力素子集合体を、前記透光性部材と同種の透明樹脂で封止したことを特徴とする。
さらに、上記の目的を達成すべく本発明の光起電力素子、光起電力素子集合体、及び、光起電力素子モジュールの製造方法は、金属線を片面に多く浮かして織った網状電極体、または金属線を搦み織り(捩り織り)で織った網状電極体を、光起電力体の表面上に接合する工程を有することを特徴とする。
また、金属線を片面に多く浮かして織った網状電極体、または金属線を搦み織り(捩り織り)で織った網状電極体を、光起電力体の表面上に接合する工程と、前記光起電力体を透明樹脂で封止する工程とを同一工程で行うことを特徴とする。
図1の(a)において、1は光起電力体であり、11は金属線10を片面に多く浮かせて織った網状電極体である。光起電力体1の表面に網状電極体11が接合されて光起電力素子が完成する。光起電力体1に入射した光によって、発生した電力は網状電極体11を伝わって光起電力素子の外部に取り出される。
さらに、二種以上の金属線によって、搦み織りを行うことも、前述の通り効果的である。搦み織りの場合は特に横繊維12yとして、細めの金属線、縦繊維12tとして太めの金属線を織り交ぜることが好ましい。こうすれば、横繊維12yは光起電力体表面に沿って、十分に追随することが可能であるため、格子電極としての機能を持つ。また、縦繊維12tは横繊維12yからなる格子電極が集めた電力を伝えるバスバーとしての機能を持つ。したがって、集電効率の高い電極を形成可能である。
(金属線)
本発明は金属線の種類によって限定されないが、金属線として次のものが挙げられる。金属線は、線材として工業的に安定に供給されている。その製法としては、母材から、伸線工程を経て得る方法が一般的である。伸線工程は母材に熱を加えて行っても良いし、ダイスを通して引き伸ばす方法でも良い。伸線工程の他にアニール工程を設けても良い。また、圧延や、電解によって形成した箔材にスリットを入れて線材にする方法もある。この場合、その断面は矩形となる。
入射する光のエネルギーを電力に変換する作用を有するものである。本発明は光起電力体の種類によって限定されないが、光起電力体として次のものが挙げられる。光起電力層単独体や、光起電力層と、光起電力層の形状を維持するための基板、電流を流すための電極層、光を反射させるための層等との複合体が公知である。
最も多くは光起電力層が半導体接合からなるものである。半導体は材料の面で大きくシリコン系と、ガリウム砒素や硫化カドミウムに代表される化合物半導体系とに分けられる。また接合のバンド構造の面で、単純な同種のp型半導体とn型半導体との接合であるpn接合型、禁制帯の異なる異種半導体の接合からなるヘテロ接合型、半導体と金属のショットキーバリア型に分類される。結晶構造の面での分類では結晶系、多結晶系、薄膜微結晶系、薄膜アモルファス系に分類される。層構造の面では接合一層からなるシングル、接合二層を重ねて直列化したタンデム、さらに三層を重ねたトリプル等が公知である。薄膜系の基板としては、導電性基板、絶縁性基板のどちらでも使用可能である。導電性基板としてはステンレスやアルミ等の金属基板が好適である。絶縁基板としてはガラス、セラミック、樹脂による基板が挙げられる。光起電力体が薄膜系の場合、光入射側表面の導電率向上を目的として、ITO、Sn2O3等の透明導電性酸化物層を形成することが好適である。光起電力体が半導体基板系の場合、入射光の反射防止や、表面のパッシベーションを目的として、光入射表面にはシリコンの酸化膜や、窒化膜が、形成されることが多い。半導体基板系の反光入射側表面には、銀、アルミ等の太陽光に対して反射率の高く、導電率の高い層が用いられる。
網状電極体と光起電力体との接合方法は、光起電力体と金属線によって適宜選択すれば良い。例えば図9に示した接合方法が挙げられる。
図9の(a)は金属線10sの表面に予め接着層10hを塗布し、それを光起電力体1の上に接合したものである。予め接着層10hを塗布した金属線10sで網状電極体を織り、それを光起電力体1上に接合しても良いし、先に金属線10sで網状電極体を織っておき、その後、接着層10hを形成して光起電力体1上に接合しても構わない。光起電力体が基板上に薄膜半導体層と透明電極層を積層してなる場合は、接着層10hとして樹脂系の銀ペーストやカーボンペースト、ITOペースト等の導電性ペーストが使用可能である。光起電力体が単結晶や多結晶の半導体基板からなる場合は、一般にその表面に窒化シリコンからなるパッシベーション層が形成されているため、接着層10sとしてはパッシベーション層をファイヤースルーすることが可能な焼結系の銀ペーストを選択することが好ましい。
図9の(b)は光起電力体1の上に導電性ペーストを印刷した印刷電極15を形成し、印刷電極15によって金属線10を光起電力体1上に接合したものである。
図9の(c)は次の方法によるものである。まず、光起電力体1の上に導電性ペーストによる印刷電極15を形成した後に、低融点金属からなる被覆16を印刷電極15に形成する。さらに、同様の低融点金属からなる被覆10hを有する金属線10sを上から加熱圧着する。
図9の(d)は金属線10を光起電力体1の表面に圧接し、その状態で透明樹脂20によって封止したものである。
前述のパッシベーション膜をファイヤーする様な400℃を超えるような工程の場合を除いて、図9のいずれの方法であっても、網状電極体を光起電力体1上に接合する装置としては、公知の加熱圧着装置が好適である。即ち、公知の真空ラミネータやロールラミネーター等を用いれば容易に熱圧着することが可能である。また、光起電力体1、網状電極体、封止樹脂を順に重ねてラミネートすることで、接合工程と同時に封止を行うことも可能である。接着層10hや、印刷電極15が紫外線や、常温で硬化するものである場合は、それぞれに適した装置であっても良い。その場合も、網状電極体を光起電力体に加圧し、圧着することが、金属線10をより光起電力体に強固に接合するためには好適である。
複数の並列された光起電力体の表面上に、一枚の網状電極体を接合することによって、複数の光起電力体間を並列接続することや、複数の並列された光起電力体間に網状電極体を挿入し、網状電極体を光起電力体の表面に接合することで複数の光起電力体を直列接続することによって、得られる光起電力素子の集合体である。図10に示したのはその一例である。まず、単結晶基板17からなる光起電力体を、図10(a)の様に点線で分割する。次にそれらを(b)に示すように並列に並べる。別途、金属線を片面に多く浮かせて織った、もしくは、搦み織りで織った、図10(c)の網状電極体11を(b)の複数の光起電力体に接合したものが(d)に示したものである。この様に金属線を織って作成した大きな網状電極体11で、複数の光起電力体を並列接合すれば、高性能、高信頼性の光起電力素子集合体を、非常に高速に作製することが可能であり、生産性が非常に向上する。
さらに、図10(d)の光起電力素子集合体を複数枚準備し、各光起電力体集合体の網状電極体11が光起電力体からはみ出した直列部Aの部分に、隣接する光起電力素子集合体を上から重ねて接合することで、(d)の光起電力素子集合体を複数枚、直列接続することが出来る。この様にして、(e)に示した大面積の光起電力素子集合体を効率的に作製することが可能である。図10では、網状電極体11の直列部Aは、その他の部分と同様の織り方で織られたものであるが、別の織り方で形成されていても良い。また、図10の(f)に示す様に、単に金属線の一部が延長されて、はみ出しているだけでも構わない。図10は一例であって、光起電力体は単結晶基板に限らず、先に説明した光起電力体全てに適用可能である。
透光性部材は網状電極体に織り込まれる部材であり、透明なものである。一般に光起電力素子は樹脂によって封止された状態で使用する。透光性部材は光起電力素子を樹脂封止する際に透明になるものであれば、特に制限は無い。つまり、封止樹脂に対して、表面濡れ性が良く、屈折率の差がほとんど無いものであれば使用可能である。例えばガラス長繊維や樹脂繊維が挙げられる。ガラス長繊維としては、樹脂の含浸性を高めるために表面処理を施したものが好適である。樹脂繊維としてはナイロン系、ポリエステル系、アクリル系、ウレタン系等が好適である。また、必要に応じて、経の異なる透光性部材や、種類の異なる透光性部材を織り込んでも構わない。さらに、その断面形状は円形、三角形、矩形等であっても良い。ガラスや樹脂の不織布を短冊状にカットしたものでも良い。
一般に、光起電力素子、又は光起電力素子集合体は、透明樹脂によって封止される。ここで言う封止とは、光起電力素子、又は光起電力素子の周りに、透明樹脂で保護層を形成することである。この封止によって、光起電力素子、及び光起電力素子集合体に、機械的強度、耐湿性、耐候性、電気絶縁性、意匠性を持たせ、外部環境から保護することが可能となる。また、光起電力素子、又は光起電力素子集合体を透明樹脂で封止し、電力取り出し端子、電力取り出し線、バイパスダイオード等を取りつけたものを光起電力素子モジュールと言う。
以下に示すように、図1に示した光起電力素子を作製した。まず、第一に次の要領で本例の光起電力体1を準備した。
本例の光起電力素子を図4に示す。図4は図1と同様の形式で、本例の光起電力素子の各部分を図示したものである。本例の網状電極体11は、実施例1と同様の3枚斜紋織りの網状電極体を、実施例1と同様の金属線10と、透光性部材14とを使用して織ったものである。透光性部材14としては直径0.1mmの透明性の高いポリエステル糸を使用した。織目ピッチは実施例1と同様に0.5mmとしたため、実施例1と同様に網状電極体11の形状保持力は十分であった。本例の金属線10の太さと、光起電力体1の性能等から算出した、最も適当と考えられる金属線10のピッチは3mmであったため、縦繊維として、金属線10とポリエステル糸とを5対1の割合で織り交ぜた。横繊維は全てポリエステル糸とした。作製した光起電力素子の特性を実施例1と同様に測定したところ、本例の光起電力素子は実施例1のものよりも変換効率が高かった。分析した結果、本例の光起電力素子は実施例1のものよりも短絡電流が増加し、直列抵抗成分はほぼ同等であった。ここから、透光性部材を織り交ぜることの効果は明らかである。
本例の光起電力素子は、網状電極体のみが実施例2と異なり、その他は実施例2と同様に製作した。本例の網状電極体は、実施例2と同様に、金属線とポリエステル糸とを3枚斜紋織りにする際に、横繊維を適度に目抜きしたものである。この網状電極体の下面(光起電力体と接合する面)の拡大図を図5の(a)に示す。図5(a)にDで示した白塗りの部分は、本例の光起電力素子を分析した結果、分かった網状電極体と光起電力体との接合面である。図4(b)の下面図と、図5(a)とを比較すると、本例の接合面Dは、実施例2の接合面Dよりも格段に大きいことが分かる。また、光起電力素子の特性を測定したところ、実施例2のものよりも直列抵抗成分が小さく、変換効率が高かった。さらに、高温高湿度状態で保持しても直列抵抗成分の顕著な上昇は見られなかった。以上より、目抜きの効果は明らかである。
本例の網状電極体は、透光性部材14を細かく織った下地と、同時に上地として、金属線10を、荒く織り込んだ二重織物である。図7の(a)に下地単体、(b)に上地単体、それらを一括して織り込んだ二重織物を(c)に示す。装置はジャガード織機を使用した。上地は細い金属線10gと、太めの金属線10Bからなる。細い金属線10gには実施例1と同様の金属線を使用し、太めの金属線10Bには直径0.3mmの銀メッキ銅線を使用した。各金属線のピッチは、それぞれ3mmと40mmとした。下地には直径0.1mmの透明性の高いポリエステル糸を使用した。各繊維のピッチは0.75mmとした。下地の織り方は基本的には平織りとし、要所を金属線と織り込んだ。
本例の網状電極体は、図8の(a)に示す様に、搦み織り(紗)で織ったものである。装置は公知の搦み織り機を使用した。横繊維12yとして、実施例2と同様の金属線を使用し、縦繊維12tとして実施例2と同様のポリエステル糸を使用した。横繊維12yのピッチは3mmとし、絡み合っている縦繊維12tのペアのピッチは10mmとした。完成した網状電極体の形状保持力は十分であり、光起電力素子の作製工程において、網状電極体の取り回しに問題は無かった。
本例の光起電力素子集合体は、次の様に作製した。
まず、6インチのp型単結晶基板の表面に燐を熱拡散させてn層を形成し、pn接合を作製した。次に、n層の上に、真空成膜装置を利用して窒化珪素からなる反射防止膜を形成し、エッチング液で基板側面や裏面の余分なn層を除去した。さらに、裏面に銀ペーストと、アルミペーストとを、夫々所定の形状に印刷し、公知の焼成炉を使って、焼成させることによって、裏面電極を形成した。こうして完成した半導体基板17を図10の(a)に示した様に、正六角形を半分にした形に分割した。分割には公知のダイシングマシーンを利用した。分割した基板を図10の(b)の様に並列させた。
図11に本例の光起電力素子を示す。本例の光起電力素子集合体は、半導体基板17を作製する際に、公知の多結晶基板を使用したことにおいてのみ、実施例6と異なる。
比較例5で作製された光起電力素子の特性を測定したところ、直列抵抗成分が大きく、変換効率が低くい傾向にあることが分かった。また、比較例5の光起電力素子は、高温高湿度状態で保持すると、直列抵抗成分が大きくなる傾向も示した。実施例7で作製された光起電力素子集合体は、比較例5よりも、直列抵抗成分が小さく、変換効率が高かった。また、高温高湿度状態で保持しても直列抵抗成分の顕著な上昇は見られなかった。以上より、本発明の効果は明らかである。つまり、本発明によれば、高性能で、高信頼性を有し、さらに非常に生産性の高い光起電力素子集合体が得られた。
本例の光起電力素子モジュールは、次の様に作製した。まず、実施例2のポリエステル糸の代わりにPMMA糸を使用して、網状電極体を作製し、実施例2と同様に作製した光起電力体の上に積層した。さらに、それらを二枚のPMMAの板で挟み込み、真空ラミネータで加熱融着させた。使用したPMMAの板は厚さ2mmであった。網状電極体と光起電力体との接合と同時に、樹脂封止工程も完了し非常に容易に製作することが可能であった。
2 拡散層
3 パッシベーション膜、反射防止膜
4 表面バスバー電極
5 裏面バスバー電極
6 裏面電極
7 格子電極
8 インターコネクタ
9 影、シャドウ
10 金属線
11 網状電極体
12 繊維
14 透光性部材
15 印刷電極
16 半田
17 半導体基板
18 チャンバー
19 ダイヤフラム
20 加熱板
21 透明樹脂
Claims (13)
- 金属線を片面に多く浮かせて織った網状電極体と、光起電極体とを接合してなることを特徴とする光起電力素子。
- 前記網状電極体の織り方は、同種の組織点が上下、または左右に隣接する部分を有する組織図によって表現される織り方であることを特徴とする請求項1に記載の光起電力素子。
- 前記網状電極体の織り方は、多重織りであることを特徴とする請求項1に記載の光起電力素子。
- 前記網状電極体は目抜きを行って織ったものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光起電力素子。
- 金属線を搦み織り(捩り織り)で織った網状電極体と、光起電極体とを接合してなることを特徴とする光起電力素子。
- 前記網状電極体は前記金属線を一種、または二種以上、織ったものであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光起電力素子。
- 前記網状電極体は前記金属線と透光性部材とを織ったものであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の光起電力素子。
- 請求項1乃至7の、いずれか一項に記載の網状電極体によって、複数の前記光起電力体を並列接続してなることを特徴とする光起電力素子集合体。
- 請求項1乃至8の、いずれか一項に記載の網状電極体によって、複数の前記光起電力体、または前記光起電力素子集合体を直列接続してなることを特徴とする光起電力素子集合体。
- 請求項1乃至9の、いずれか一項に記載の光起電力素子、または光起電力素子集合体を、少なくとも透明樹脂で封止したことを特徴とする光起電力素子モジュール
- 請求項7乃至9の、いずれか一項に記載の光起電力素子、または光起電力素子集合体を、前記透光性部材と同種の透明樹脂で封止したことを特徴とする請求項10に記載の光起電力素子モジュール。
- 金属線を片面に多く浮かせて織った網状電極体、または金属線を搦み織り(捩り織り)で織った網状電極体を、光起電力体の表面上に接合する工程を有することを特徴とする光起電力素子、光起電力素子集合体、及び光起電力素子モジュールの製造方法。
- 金属線を片面に多く浮かせて織った網状電極体、または金属線を搦み織り(捩り織り)で織った網状電極体を、光起電力体の表面上に接合する工程と、前記光起電力体を透明樹脂で封止する工程とを同一工程で行うことを特徴とする光起電力素子、光起電力素子集合体、及び光起電力素子モジュールの製造方法。
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