JP2006163391A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラズマディスプレイ装置の動作時に発生するノイズや電磁波妨害を大幅除去し,駆動信頼性を高めることができるプラズマディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】本発明によれば,気体放電を用いて画像イメージを表示するパネル110と,このパネル110を保持するフレーム120と,フレーム120に設けられ,上記のパネル110を駆動させる電気的信号を発生させる信号発生手段130と,上記の信号発生手段130とパネル110との間に,電気的信号を伝達する少なくとも一つの信号伝達ライン141と,信号発生手段130に接続されフレーム120に電気的に接続される接地部143を有する少なくとも一つの接地ライン142とを含む信号伝達手段140とを備えたプラズマディスプレイ装置100が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は,気体放電を用いてイメージを表現するプラズマディスプレイパネルを備えたディスプレイ装置に係り,より詳しくは,プラズマディスプレイパネルとその駆動装置との間の電気的信号を伝達する信号伝達手段を備えたプラズマディスプレイ装置に関する。
プラズマディスプレイ装置は,気体放電現象を用いて画像を表示する平板ディスプレイ装置である。大画面でありながら高画質,超薄型,軽量化および広視野角に優れた特性を持っており,他の平板ディスプレイ装置に比べて製造方法が簡単で大型化が容易であるため,大型平板ディスプレイ装置として脚光を浴びている。
このようなプラズマディスプレイ装置は,一般に,気体放電時に発生する紫外線で蛍光体を発光させてイメージなどの画像を表示するプラズマディスプレイパネルと,外部からの映像信号を受けてプラズマディスプレイパネルが画像を表示するように駆動させる駆動装置と,プラズマディスプレイパネルと駆動装置との間の電気的信号伝達を媒介する信号伝達手段とを備えている。
特に,このような信号伝達手段には,プラズマディスプレイパネルに伝達される駆動信号,例えば交流電流のように所定の電位差を有する電気的信号を高速で制御する集積回路チップが装着されているため,駆動時にノイズ(noise)および電磁波妨害(electromagnetic interference)を発生することになるが,信頼性あるプラズマディスプレイ装置を製造するにあたっては,このようなノイズまたは電磁波妨害を除去する必要がある。
このため,従来のプラズマディスプレイ装置においては,一端がプラズマディスプレイパネルに接続され,他端が駆動装置に接続される複数の配線のなかで,いずれか一配線をグラウンド(ground)配線に設定し,このグラウンド配線をプラズマディスプレイパネルの駆動装置に接続した後,この駆動装置を,プラズマディスプレイパネルを保持する,グラウンド電位を有するシャーシに連結することにより,ノイズおよび電磁波妨害を除去している。
しかし,このような従来のプラズマディスプレイ装置では,グラウンド配線がグラウンド電位を有するシャーシに複雑な経路を通して接続されるため,ノイズや電磁波妨害を充分に除去することができないという問題点があった。
さらに,プラズマディスプレイ装置の効率向上のため,放電気体に含まれるキセノンガスの含量を増加させる場合には,放電を開始もしくは維持する電圧が高くなる。このような場合には,ノイズまたは電磁波妨害も一緒に増加するため,上記のような従来の構造では,ノイズまたは電磁波妨害を除去するのに限界があった。
そこで,本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので,その目的は,プラズマディスプレイ装置の動作時に発生するノイズまたは電磁波妨害を大幅に除去することにより,駆動信頼性を確保することが可能な,新規かつ改良されたプラズマディスプレイ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために,本発明のある観点によれば,気体放電を用いて画像イメージを表示するパネルと,このパネルを保持するフレームと,このフレームに設けられ,上記のパネルを駆動させる電気的信号を発生させる信号発生手段と,この信号発生手段と上記のパネルとの間に,電気的信号を伝達する少なくとも一つの信号伝達ラインと,信号発生手段に接続されフレームに電気的に接続される接地部を有する少なくとも一つの接地ラインとを含む信号伝達手段と,を備えることを特徴とする,プラズマディスプレイ装置が提供される。
上記の信号伝達手段は,信号伝達ライン上に配設され,信号発生手段とパネルとの間の電気的信号伝達を制御する集積回路チップをさらに含むことも可能である。
また,上記の信号伝達ラインは,電気絶縁性膜が塗布されることもできる。
接地ラインは,接地部を除き,電気絶縁性膜が塗布されることが可能である。
接地部は,上記の接地ラインの端部に配設されることが可能であり,接地ラインの端部以外の部分に配設されることも可能である。また,上記の接地部は,前記接地ラインの他の部分より広い幅を有することもできる。
一方,上記の接地ラインは,信号伝達ラインより広い幅を有することも可能である。
また,上記の接地部は,信号伝達手段の中央に配設されることも可能であり,信号伝達手段の縁部に配設されることも可能である。
さらに,上記の接地部は,導電性接着剤によってフレームに接着されることも可能であり,溶接によってフレームに固定されることも可能である。
上記のフレームの反対側に位置する支持部の面に,電気絶縁性物質を塗布することもできる。
また,上記のフレームは,接地部が固定される部分に突出部を含むことも可能であり,この突出部は,フレームと一体形成されることも可能である。また,上記の突出部は,フレームに固定された別個の部材であるように形成されることも可能である。
さらに,上記のフレームは導電性を有するように形成されることもできる。
また,上記課題を解決するために,本発明の第2の観点によれば,気体放電を用いて画像イメージを表示するパネルと,このパネルを保持するフレームと,このフレームに設けられ,上記のパネルを駆動させる電気的信号を発生させる信号発生手段と,この信号発生手段と上記のパネルとの間に電気的信号を伝達する少なくとも一つの信号伝達ラインと,上記の信号発生手段に接続され,上記のフレームに電気的に接続される接地部を有する少なくとも一つの接地ラインとを含む信号伝達手段と,上記の接地部を上記のフレームに接触するように固定させる固定部材とを備えることを特徴とする,プラズマディスプレイ装置が提供される。
上記の固定部材は,上記の接地部の少なくとも一部を覆うカバー部と,このカバー部から延設され上記のフレームに結合される結合部とを含んでいることも可能である。
上記のカバー部と結合部とは導電性を有し,カバー部は接地部に密着していることも可能である。
上記のカバー部と結合部は導電性を有し,カバー部は導電性物質を介して接地部に接続されていることも可能である。
また,カバー部と結合部は導電性を有し,接地部は導電性接着剤によってカバー部に接着されるようにすることも可能である。
また,カバー部は,接地部をフレームに密着させるように,接地部を押圧するようにすることも可能である。
上記の結合部は,信号伝達手段を貫通せずにフレームに結合されることも可能であり,上記の接地部を貫通してフレームに結合されることも可能である。
上記の結合部の外側面には,フレームに形成された凹部の内側面に形成された雌ネジ溝に対応する雄ネジ山が形成されているようにすることも可能である。
この結合部は,フレームに形成された凹部に挿合されることも可能であり,フレームから突出形成された突出部に固定されることも可能である。
上記の突出部は,フレームと一体形成されることも可能であり,フレームに固定されている独立した別個の部材であることも可能である。また,この突出部は,ボスであることも可能である。また,この突出部は,フレームの剛性を補強する補強部材で合っても良い。
上記の固定部材は,信号伝達手段を貫通し,上記の接地部は,フレームに接続されることもできる。また,この固定部材は,信号伝達手段において信号伝達ラインが存在しない領域に配設されることも可能である。
上記の接地部は導電性接着剤によってフレームに接着されることも可能であり,この接地部に電気絶縁性物質を塗布することも可能である。
また,上記の固定部材は導電性を有し,接地部を貫通することも可能である。
上記の信号伝達手段は,信号伝達ライン上に位置し,信号発生手段とパネルとの間の電気的信号伝達を制御する集積回路チップをさらに含むことも可能である。
また,上記の信号伝達ラインは電気絶縁性膜で塗布されていることも可能である。また,上記の接地ラインは,接地部を除き,電気絶縁性膜で塗布されていることも可能である。
上記の接地部は接地ラインの端部に配設されることもでき,接地ラインの端部以外の部分に配設されることもできる。
また,上記の接地部は,接地ラインの他の部分より広い幅を有することもでき,上記の接地ラインは,信号伝達ラインより広い幅を有することも可能である。
また,上記の接地部は,信号伝達手段の中央に配設されることも可能であり,信号伝達手段の縁部に配設されることも可能である。
また,上記のフレームは導電性を有するように形成することもできる。
また,上記課題を解決するために,本発明の第3の観点によれば,気体放電を用いて画像イメージを表示するパネルと,パネルを支持するフレームと,フレームに設けられ,パネルを駆動する電気的信号を発生させる信号発生手段と,信号発生手段とパネルとの間に,電気的信号を伝達する少なくとも一つの信号伝達ラインと,信号発生手段と接続され,フレームに電気的に接続される接地部を有する少なくとも一つの接地ラインとを含む信号伝達手段と,接地部の少なくとも一部を覆うカバープレートと,接地部がフレームに電気的に接続されるように,カバープレートを貫通してフレームに固定される第1固定部材とを備えることを特徴とする,プラズマディスプレイ装置が提供される。
上記のカバープレートと第1固定部材は導電性を有し,カバープレートは接地部に電気的に接続されることも可能である。また,上記のカバープレートは,接地部に密着されるように接地部を押圧することも可能である。
また,上記の接地部は,導電性接着剤によってカバープレートに接着されることもできる。
上記の接地部とフレームとの間に,電気絶縁性物質を介在させることも可能である。
また,上記のカバープレートは,接地部をフレームに電気的に接続するように加圧することも可能である。
上記の接地部は,フレームに密着していることも可能であり,導電性接着剤によってフレームに接着されることも可能である。
また,上記の接地部とカバープレートとの間に,電気絶縁性物質を介在させることも可能である
上記のカバープレートは,集積回路チップを覆うように設けられることも可能であり,フレームの縁部を取り囲むようにさらに延設されることも可能である。
上記の信号伝達手段とフレームとの間に,接地部の少なくとも一部に対応するように配設された導電性プレートをさらに含むこともできる。このプレートは,接地部に密着していることも可能であり,フレームに密着していることも可能である。
上記のプレートは,導電性接着剤によってフレームに接着されることも可能である。また,上記の接地部は,導電性接着剤によってプレートに接着されることも可能である。
また,上記のプレートは,第2固定部材によってフレームに固定されることも可能である。
上記の第1固定部材は,プレートをフレームに固定させる役割を果たすことも可能である。また,この第1固定部材は,信号伝達手段を貫通せずにフレームに固定されることも可能である。さらに,この第1固定部材は,信号伝達手段を貫通してフレームに固定されることも可能である。また,この第1固定部材は,接地部を貫通してフレームに固定されることも可能である。
ここで,上記の第1固定部材は導電性を有するように形成されることも可能である。
上記の第1固定部材の外側面に,フレームに形成された凹部の内側面に形成された雌ネジ溝に対応する雄ネジ山が形成されることも可能である。上記の第1固定部材は,フレームに形成された凹部に固定されることも可能であり,フレームから突出した突出部に固定されることも可能である。
また,上記の突出部は,フレームと一体形成されることもでき,フレームに固定されている独立した別個の部材であることも可能である。
また,上記の突出部はボスであることも可能であり,フレームの剛性を補強する補強部材であることも可能である。
上記の信号伝達手段は,信号伝達ライン上に配設され,信号発生手段とパネルとの間の電気的信号伝達を制御する集積回路チップをさらに含むことも可能である。
上記の信号伝達ラインは電気絶縁性膜で塗布されることも可能であり,上記の接地ラインは,接地部を除き,電気絶縁性膜で塗布されることも可能である。
また,上記の接地部は,接地ラインの端部に配設されることもでき,接地ラインの端部以外の部分に配設されることもできる。また,上記の接地部は,接地ラインの他の部分より広い幅を有することも可能であり,上記の接地ラインは,信号伝達ラインより広い幅を有することも可能である。
上記の接地部は,信号伝達手段の中央に配設されることも可能であり,信号伝達手段の縁部に配設されることも可能である。
また,上記のフレームは導電性を有するように形成することも可能である。
また,上記課題を解決するために,本発明の第4の観点によれば,気体放電を用いて画像イメージを表示するパネルと,パネルを保持し,導電性を有するフレームと,フレームに設けられ,パネルを駆動させる電気的信号を発生させる信号発生手段と,信号発生手段とパネルとの間に,電気的信号を伝達する少なくとも一つの信号伝達ラインと,信号発生手段と接続され,フレームに電気的に接続される接地部を有する少なくとも一つの接地ラインとを含む信号伝達手段と,接地部がフレームに電気的に接続されるように,接地部の少なくとも一部を覆うカバープレートとを備えることを特徴とするプラズマディスプレイ装置が提供される。
上記のカバープレートは導電性を有し,上記のフレームに固定され,接地部はカバープレートに電気的に接続されていることも可能である。また,上記のカバープレートは導電性接着剤によってフレームに接着されていることも可能である。また,カバープレートはフレームに密着していることも可能である。
上記の接地部は,導電性接着剤によってカバープレートに接着されることも可能であり,カバープレートに密着していることも可能である。
また,上記のカバープレートは,接地部がフレームに電気的に接続されるように,接地部を押圧しながらフレームに固定されることも可能である。
上記の接地部は,フレームに密着していることも可能であり,導電性接着剤によってカバープレートに接着されることも可能である。
また,上記のカバープレートは導電性を有し,接地部に電気的に接続されていることも可能である。
上記の接地部は,カバープレートに密着していることも可能であり,導電性接着剤によってカバープレートに接着されていることも可能である。
また,上記のカバープレートとともに,信号伝達手段を覆う放熱プレートをさらに含むこともできる。このカバープレートと放熱プレートは共に導電性を有し,互いに電気的に接続され,放熱プレートはフレームに固定され,接地部はカバープレートに電気的に接続されていることも可能である。
上記の接地部は,導電性接着剤によってカバープレートに接着されることも可能であり,カバープレートに密着していることも可能である。
また,上記のカバープレートと放熱プレートとの間に,熱伝導性物質を介在させることも可能である。また,上記のカバープレートと放熱プレートとの間に,電気伝導性物質を介在させることも可能である。
ここで,上記の放熱プレートは,導電性接着剤によってカバープレートに接着されることも可能である。また,放熱プレートは,フレームの縁部を取り囲むように曲がって設けられることも可能である。また,放熱プレートは,固定部材によってフレームに固定されていることも可能である。
上記の固定部材は,放熱プレートを貫通してフレームに固定されていることも可能であり,カバープレートおよび放熱プレートを貫通してフレームに固定されていることも可能である。ここで,上記の固定部材は導電性を有するように形成されることもできる。
上記の信号伝達手段は,信号伝達ライン上に配設され,信号発生手段とパネルとの間の電気的信号伝達を制御する集積回路チップをさらに含むことができる。また,信号伝達ラインは,電気絶縁性膜で塗布されることも可能である。また,接地ラインは,接地部を除き,電気絶縁性膜で塗布されることも可能である。
上記の接地部は,接地ラインの端部に配設されることもでき,接地ラインの端部以外の部分に配設されることもできる。また,上記の接地部は,接地ラインの他の部分より広い幅を有することが可能であり,接地ラインは,信号伝達ラインより広い幅を有することが可能である。
また,上記の接地部は,信号伝達手段の中央に配設されることも可能であり,信号伝達手段の縁部に配設されることも可能である。
また,上記のフレームは,接地部が接続される部分に突出部を含んでいることもできる。
上記の突出部は,フレームと一体形成されることも可能であり,フレームに固定された別個の部材であることも可能である。また,上記の突出部はボスであることも可能であり,フレームの剛性を補強する補強部材であることも可能である。
また,接地部が接触される突出部の面は,信号伝達手段が接続される信号発生手段の面と実質的に同一平面をなすことも可能である。
また,フレームの表面から,接地部が接続される突出部の面までの距離は,フレームの表面からフレームの端部までの高さより大きくすることも可能である。
以上説明したように,本発明によれば,ノイズおよび電磁波妨害を大幅に低減することにより,駆動安全性と信頼性を向上させることが可能な,プラズマディスプレイ装置を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら,本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素については,同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は,発明の第1実施形態のプラズマディスプレイ装置を示す分解斜視図である。図2は,図1のプラズマディスプレイ装置の信号伝達手段部分を拡大して示す断面図である。図3は,図1の信号伝達手段を示す平面図である。図4は,図1の信号伝達手段を示す断面図である。図5および図6は,それぞれ図1の信号伝達手段の変形例を示す平面図である。
図1〜図4に示すように,本発明の第1実施形態に係るプラズマディスプレイ装置100は,パネル110,フレーム120,駆動装置130,および信号伝達手段140を備えている。
パネル110は,前面パネル111および後面パネル112を備えている。この前面パネル111と後面パネル112は,互いに離隔して対向するように配置され,縁部が結合されることにより放電空間(図示せず)を形成する。
前面パネル111と後面パネル112との間の放電空間は,図面には示していないが,例えば,ストライプ状または格子状といった所定の形態に形成された隔壁(図示せず)によって,複数の放電セル(図示せず)に区画されている。放電セルには,所定の電場が印加されると放電しプラズマガスを形成するとともに,紫外線を放出する放電気体(図示せず)が注入されている。また,放電セルには,放電気体から放出された紫外線によって発光する蛍光体(図示せず)が形成されている。
前面パネル,後面パネル,および隔壁には,放電セルに放電を引き起こさせるように,電場を形成する複数の電極(図示せず)が設けられている。このような電極は,前面パネルと後面パネルにそれぞれ第1電極(図示せず)および第2電極(図示せず)を形成し,これらが互いに交差するように配置する対向放電電極(図示せず)や,あるいは,前面パネルに,放電を維持する第1電極(図示せず)および第2電極(図示せず)を互いに対向するように形成し,後面パネルに,放電を生じさせるセルを選択するのに用いられる第3電極(図示せず)を配置する三つの電極からなった面放電電極(図示せず)のように,様々な方式で配置することができる。例えば,三電極面放電プラズマディスプレイパネルの場合,複数の走査電極ライン(図示せず)と複数の維持電極ライン(図示せず)が互いに交互に平行に前面パネルに配置され,複数のアドレス電極ライン(図示せず)が,走査電極ラインおよび維持電極ラインと交差するように後面パネルに配置され,これら電極ラインが交差する領域が各放電セルに対応する。
このような電極ラインの端子部(図示せず)は,前面パネルまたは後面パネルの縁部に沿って配列されている。このような電極ライン端子部は,図1に示すように,信号伝達手段140と連結されることにより,パネル110の駆動に必要な電流などを駆動装置130から供給されることになる。
フレーム120は,前方でパネル110と結合されてパネル110を保持する。フレーム120は,図1に示すように,両面テープ160のような接着部材によってパネル110と結合されるが,この他にも,様々な方式によってパネル110と結合されることができる。フレーム120は,パネル110に対応するようにプレート状に形成されているが,パネル110を安定的に保持するために,金属のような剛性がある材質から形成されている。
フレーム120の縁部には,剛性を補強するために,パネル110の後方に折り曲げられている折曲部121が形成されている。さらに,フレーム120は,プラズマディスプレイ装置100の軽量化および薄型化の傾向に合わせて軽く,かつ薄く製作されるため,フレーム120には,剛性を補強する補強部材122が設けられている。このような補強部材122は熔接,ネジ,またはボスによってフレーム120に結合される。
フレーム120とパネル110との間には,熱伝導性の良い熱伝導媒体170が配置されることが望ましい。なぜならば,プラズマディスプレイ装置100が動作することによってパネル110では多くの熱が発生することになるが,このような熱を,熱伝導媒体170を介してフレーム120に円滑に伝達して外部へ放出することができるからである。このような熱伝導媒体170は,パネル110の中央に位置するように配設され,両面テープ160は,熱伝導媒体170の周辺に配設されるようにする。このように熱伝導媒体170と両面テープ160を配設することにより,熱伝導効率を高めることができる。
駆動装置130はフレーム120の後方に設けられている。駆動装置130は,映像処理および論理制御装置131,電極駆動装置132,133,134,および電源供給装置135を備えている。映像処理および論理制御装置131は,外部から入力された映像信号を変換して内部映像信号として出力した後,出力された映像信号を制御して複数の電極制御信号を出力する。電極駆動装置132,133,134,は,本実施形態では例えば走査電極駆動装置132,維持電極駆動装置133およびアドレス電極駆動装置134に対応する。これらの駆動装置132,133,134は,映像処理および論理制御装置131から入力された電極ライン制御信号に応じて,パネル120の各電極ライン,例えば走査電極ライン(図示せず),維持電極ライン(図示せず)およびアドレス電極ライン(図示せず)のそれぞれに対する駆動信号を出力する。電源供給装置135は,映像処理および論理制御装置131と電極駆動装置132,133,134に様々なレベルの電圧を印加し,特に走査電極駆動装置132,維持電極駆動装置133およびアドレス電極駆動装置134には,パネル120の走査電極ライン,維持およびアドレス電極ラインのそれぞれに駆動信号を印加するために使われる様々なレベルの電圧を印加する。
プラズマディスプレイ装置,例えば三電極面放電タイプのプラズマディスプレイ装置においては,画像を表現する一つのフレームは,複数のサブフィールドが集まって形成される。一つのサブフィールドは,リセット期間と,アドレス期間と,維持期間とに分けられる。リセット期間には,全体放電セルを初期化するリセット放電が行われるように,走査電極ラインに,上昇ランプパルスと下降ランプパルスからなるリセットパルスが印加される。アドレス期間には,全体放電セルのなかで放電が起こる放電セルを選択するアドレス放電が行われるために,走査電極ラインに走査パルスが順次印加され,アドレス走査パルスに対応する表示データ信号が印加される。維持期間には,選択された放電セルで維持放電が行われるように,維持パルスが走査電極ラインと維持電極ラインとに交互に印加される。
信号伝達手段140は,パネル110と駆動装置130との間の駆動信号を伝達する機能を果たす。例えば,三電極面放電プラズマディスプレイ装置において,信号伝達手段140は,走査電極駆動装置132,維持電極駆動装置133,およびアドレス電極駆動装置134から出力された駆動信号をパネル110の走査電極ライン,維持およびアドレス電極ラインに伝達する。したがって,信号伝達手段140は,図1および図2に示すように,一側が電極ライン端子部の配置されたパネル110の縁部に接続され,他側がフレーム120の縁部付近に配置された電極駆動装置132,133,134に接続され,全体的には,フレーム120の縁部を取り囲むように配置される。このような信号伝達手段はFPC(Flexible Printed Cable),TCP(Tape Carrier Package)のような様々な形態からなることができる。
例えば,TCPのような信号伝達手段140は,図3および図4に示すように,一側がパネル110の電極ラインに接続され,他側が駆動装置130の電極駆動装置132,133,134に接続され,電極駆動装置132,133,134とパネル110の電極ラインとの間のリセットパルス,走査パルス,表示データ信号,維持パルスのような電気的信号の伝達を担当する複数の信号伝達ライン141を含んでいる。このような信号伝達ライン141は,両端を除き,電気絶縁性膜144上に所定のパターンに配設され,他の電気絶縁性膜145でコートされて外部と絶縁されている。信号伝達ライン141の両端は電気絶縁性膜144,145でコートされずに外部に露出しているので,パネル110の電極ラインと駆動装置130の電極駆動装置132,133,134に接続できるようになっている。信号伝達ライン141上には,パネル110と駆動装置130との間のリセットパルス,走査パルス,表示データ信号,維持パルスのような電気的信号伝達を制御する回路が集積された集積回路チップ146が接続されている。このような集積回路チップ146は,信号伝達手段140ではなく,駆動装置130上に配設されることもできる。集積回路チップ146はバンプ147のような接着剤によって信号伝達ライン141に連結され,連結部位は,例えばエポキシ樹脂148で塗布されている。
信号伝達ライン141には,フレーム120に電気的に接続される接地部143を持つ接地ライン142が含まれている。接地部143は,図4に示すように,いずれか一つの信号伝達ライン141を接地ライン142とし,その一部が外部に露出するように電気絶縁性膜144が存在しないようにした後,その部分に形成される。このような接地部143は,接地ライン142の他の部分または信号伝達ライン141より,広い幅を有する。または,接地ライン142の幅を信号伝達ライン141の幅より大きいように,接地ライン142全体を接地部143とすることもできる。また,接地部143は,接地ライン142の上部の一部が外部に露出するように,その部分を覆っている他の電気絶縁性膜145が存在しないようにし,その部分に形成されることができる。さらに,接地部143は,接地ライン142の上下両側のそれぞれ一部分が外部に露出するように,その部分を覆っている電気絶縁性膜144,145が全て存在しないようにし,外部に露出した接地ライン143の上下両側の各部分に共に形成されることもできる。このような接地ライン142は,信号伝達ライン141のなかの一つ,またはそれ以上からなることができる。このような接地部143は,接地ライン142上に一つまたはそれ以上を形成できる。接地部143は,接地ライン142と同様に,導電性を有し,望ましくは接地ライン142と同一の成分を有する。接地部143は,図3に示すように,信号伝達手段140の上部端に配設されることができる。また,接地部143は,図5または図6に示すように,信号伝達手段140の中央部または下側縁部に配設されることもできる。
接地部143は,図2に示すように,フレーム120の補強部材122に電気的に接続されている。接地部143は,信号伝達手段140を貫通する固定部材である固定ピン149によって補強部材122に固定されることにより,補強部材122に電気的に接続されている。固定ピン149は接地部143を貫通するとともに接地部143を補強部材122に固定させることにより,接地部143の補強部材122に対する電気的接続をより確実にすることができる。また,固定ピン149は導電性を有するように形成することができる。固定ピン149のヘッド149aと,接地部143が形成された接地ライン142との間には,電気絶縁性膜145が存在することで,固定ピン149が接地ライン142に及ぼす影響を小さくできる。他の方法において,固定ピン149は,その貫通部149bが,信号伝達手段140の信号伝達ライン141または接地ライン142が配置された部分以外の領域を貫通し,そのヘッド部149aが接地部143を補強部材122へ圧着し,電気的に接続させるように配設されることもできる。この場合,固定ピン149は非導電性であることが望ましい。このようにすることで,固定ピン149が信号伝達ライン141または接地ライン142に及ぼす悪影響を最小化することができる。
接地部143は,導電性接着剤によって補強部材122に接着されることにより,電気的に接続されることもできる。接地部143の補強部材122側は,電気絶縁性膜144によってコートされておらず,接地部143の補強部材122の反対側は,電気絶縁性膜145でコートされている。この場合は,固定ピン149で固定しなくても,接地部143と補強部材122との間の電気的接続がなされることが可能である。また,電気的接続をより確かにするために,接地部143を導電性接着剤によって補強部材122に接着させ,さらに接地部143を圧着させる固定ピン149を設けることができる。
信号伝達手段140上には,接地部143および集積回路チップ146を保護するとともに信号伝達手段140から発生する熱を外部に容易に放出させるため,放熱プレート150が設けられている。放熱プレート150は,フレーム120の縁部を覆うことができるように,図1のような曲がった構造を持つことが,プラズマディスプレイ装置100の全体体積を減少させながら信号伝達手段140を保護し,信号伝達手段140から発生する熱を外部に容易に放出させることができる点で望ましい。放熱プレート150は接地部143および集積回路チップ146を共に覆うこともできるが,接地部143および集積回路チップ146のうちの一つのみを覆うように設置されることもできる。放熱プレート150は,図1に示すように,ボルト151のような別途の固定手段によって補強部材122に固定される。放熱プレート150と信号伝達手段140との間には熱伝導媒体152が配置されることが,信号伝達手段140から発生した熱が放熱プレート150に円滑に伝達することができる点で望ましい。
上記のような構成を有する本発明の第1実施形態によるプラズマディスプレイ装置100は,外部からの映像信号を受信した駆動装置が,リセットパルス,走査パルス,表示データ信号,維持パルスなどの各種電気的信号を,信号伝達手段140を介してパネル110の電極ラインに送信することとなる。この過程で発生するノイズおよび電磁波妨害は,グラウンド電位を有するフレーム120に直接電気的に接続されている信号伝達手段140の接地部を介して容易に大幅低減されるので,プラズマディスプレイ装置100の駆動に安全性と信頼性を付与することになる。
図7は本発明の第2実施形態に係るプラズマディスプレイ装置において,信号伝達手段部分を示す部分断面図である。
図7に示す第2実施形態のプラズマディスプレイ装置は,図1〜図4に示す第1実施形態のプラズマディスプレイ装置100と比較して,接地部143が電気的に接触される部分が補強部材122ではなくボス123である点を除き,図1〜図4に示すプラズマディスプレイ装置と実質的に同一である。したがって,図1〜図4に示すものと同一の構成要素に対しては,図1〜図4と同一の符号で表示することとする。
図7に示すように,第2実施形態のプラズマディスプレイ装置においては,接地部143がフレーム120に結合されたボス123に電気的に接続されている。接地部143はボス123の上端部に位置するように配設されている。接地部143には固定部材である固定ピン149が貫通しており,接地部143がボス123に密着されるようにすることで,接地部143がボス123に電気的に確実に接続されるようにしている。固定ピン149のヘッド149aは,接地部143をボス123に密着するようにし,固定ピン149の貫通部149bは,接地部143を貫通してボス123に結合されることにより,固定ピン149をボス123に結合させている。この場合,接地部143は固定ピン149によって固定される前に,導電性接着剤によってボス123に接着されることもできる。
接地部143は,固定ピン149の代りに,例えば導電性接着剤によってボス123に接着されることもできる。この場合には,固定ピン149を設けなくとも良い。
ボス123は,金属のような導電性を有する材質から形成されている。ボス123は,コーキング材またはネジなどによって,フレーム120に固定される。
本実施形態の場合には,放熱プレート150は,第1実施形態とは異なり,補強部材122でなくフレーム120に固定されることになる。
このような構成を有する第2実施形態は,補強部材122より簡単な構成を有するボス123によって,容易に接地部143をフレーム120に固定させることができる。
図8は,本発明の第3実施形態に係るプラズマディスプレイ装置の,信号伝達手段部分を示す部分断面図である。
図8に示す第3実施形態のプラズマディスプレイ装置は,図1〜図4に示す第1実施形態のプラズマディスプレイ装置100と比較して,接地部143が電気的に接続される部分が,補強部材122でなくフレーム120の折曲部121である点を除き,図1〜図4に示すプラズマディスプレイ装置と実質的に同一である。したがって,図1〜図4に示すものと同一の構成要素に対しては,図1〜図4と同一の符号で表示することとする。
図8に示すように,第3実施形態に係るプラズマディスプレイ装置においては,接地部143がフレーム120の折曲部121に電気的に接続されている。折曲部121は,接地部143が固定される第1折曲部121aと,パネル110に固定されるフレーム120の本体部120aと第1折曲部121aとの間を連結する第2折曲部121bとからなっている。第1折曲部121aおよび第2折曲部121bは,一体形成され,フレーム120の本体部120aと一体となるように形成されている。信号伝達手段140が固定される側の第1折曲部121aの面は,フレーム120に配設される電極駆動装置132,133,134の信号伝達手段140が固定される面と同一であるか,または少し突出するように形成される。このように形成されることで,信号伝達手段140に損傷を与えることなく,接地部143が第1折曲部121aに,容易かつ確実に,電気的に接続される。第2折曲部121bは,第1折曲部121aとフレーム120の本体部120aを連結するため,図8に示すように,フレーム120の本体部120aから垂直に突出形成されることが望ましい。
第3実施形態においては,接地部143が電気的に接続されることとなる折曲部121の形状が,図8に示すような形状となっている。しかし,本発明において,接地部143が電気的に接続されることとなる折曲部121の形状は,図8に示した形状に限定されるわけではなく,様々な形態に構成することができる。
接地部143が第1折曲部121aに固定される構造は,第1実施形態の接地部143が補強部材122に固定される構造とほぼ同一であるので,その具体的な構成についての説明は省略する。
このような構造を有する第3実施形態によれば,第1実施形態または第2実施形態に比べ,別途の部材を追加しなくても,接地部143をフレーム120に,容易かつ確実に電気的に接続させることができる。
図9は,本発明の第4実施形態に係るプラズマディスプレイ装置において,信号伝達手段部分を示す部分断面図である。図10は,図9の信号伝達手段を示す正面図である。図11は,図9の信号伝達手段を示す断面図である。
図9〜図11に示す第4実施形態のプラズマディスプレイ装置は,図1〜図4に示す第1実施形態のプラズマディスプレイ装置100と比較して,信号伝達手段140に,カバープレート180が更に設けられている点を除き,図1〜図4に示す第1実施形態のプラズマディスプレイ装置と実質的に同一である。したがって,図1〜図4に示すものと同一の構成要素に対しては,図1〜図4と同一の符号で表示することとする。
図9〜図11に示すように,第4実施形態のプラズマディスプレイ装置においては,フレーム120に補強部材122が設けられ,補強部材122には,信号伝達手段140が配設されている。信号伝達手段140において,補強部材122が固定された面と反対側の面には,カバープレート180が設けられている。カバープレート180は,ボルト181のような固定部材によって,補強部材122に固定される。
信号伝達手段140に設けられた接地部143は,カバープレート180に電気的に接続されている。接地部143とカバープレート180との電気的接続を確実なものとするため,固定部材である固定ピン182が接地部143を貫通している。図11に示すように,固定ピン182のヘッド182aは,接地部143の少なくとも一部に対応する大きさに形成され,補強部材122側に配設されている,固定ピン182の本体182bは,電気絶縁性膜144,接地ライン142,および接地部143を順次貫通してカバープレート180に固定される。固定ピン182のヘッド182aは補強部材122と接するように設けられることが望ましい。また,固定ピン182の本体182bは,接地ライン142を貫通せずに接地部143のみを貫通することもできる。固定ピン182の本体182bは,カバープレート180に,ネジまたはボスなどによって固定される。
一方,信号伝達手段140の接地部143は,導電性接着剤によってカバープレート180に固定されることもでき,カバープレート180に密着されることもできる。接地部143とカバープレート180との密着は,接地部143がカバープレート180と補強部材122との間に位置するように信号伝達手段140を配置し,カバープレート180と補強部材122とを固定するボルト181の締め付け具合を適切に調節することで行う。このような場合には,固定ピン182という別途の部材を用意しなくても良い。
接地部143とカバープレート180との電気的接続のためには,図11に示すように,接地部143が形成されているカバープレート180側の電気絶縁性膜145の一部を除去することが望ましい。また,接地部143とカバープレート180の電気的接続のためには,接地部143が,接地ライン142のカバープレート180側に形成されていることが望ましい。しかし,本発明における接地部143とカバープレート180は,上記のような構造に限定されるわけではない。例えば,接地部143を接地ライン142の補強部材122側に形成し,接地部143をカバープレート180でなく補強部材122に直接固定することもできる。また,接地部143を接地ライン142のカバープレート180と補強部材122の両方に形成することにより,接地部143をカバープレート180と補強部材122の両方に電気的に接触させることもできる。
カバープレート180には,信号伝達手段140の集積回路チップ146に対応する部分に,集積回路チップ146が収納されるように,集積回路チップ146の大きさに対応した凹部180aが形成されている。このような凹部180aが形成されることにより,集積回路チップ146が損傷されることなく,カバープレート180が信号伝達手段140に容易に密着できる。このような構成は,集積回路チップ146が,信号伝達手段140のカバープレート180側に設置される場合に,適用できる。同一の理由で,集積回路チップ146が信号伝達手段140の補強部材122側に設置される場合には,補強部材122の集積回路チップ146に対応する部分に凹部を形成し,この凹部に集積回路チップ146を収納することが望ましい。
カバープレート180を補強部材122に固定させるボルト181は,図10に示すように,信号伝達手段140を貫通しないようにすることが,信号伝達手段140に悪影響を及ぼすことを防止することができるので,望ましい。しかし,カバープレート180と信号伝達手段140の密着程度を向上させるためのように,他の理由がある場合には,ボルト181のような固定部材が信号伝達手段140の信号伝達ライン141および接地ライン142が配列されない領域を貫通するようにすることが望ましい。カバープレート180には,図10に示すように,ボルト181が貫通する貫通孔183が形成されている。
補強部材122には,ボルト181が螺合する凹部が形成されている。補強部材122,ボルト181,およびカバープレート180は金属のような導電性材質からなっている。
このような構成を有することにより,第4実施形態に係るプラズマディスプレイ装置は,接地部143とフレーム120との電気的接続をより確実にし,これにより,プラズマディスプレイ装置の動作によるノイズおよび電磁波妨害を大幅低減させることができる。
図12は本発明の第5実施形態に係るプラズマディスプレイ装置における,信号伝達手段部分を示す断面図である。
図12に示す第5実施形態に係るプラズマディスプレイ装置は,図9〜図11に示す第4実施形態のプラズマディスプレイ装置と比較して,カバープレート180が補強部材122でなくボス123に結合されている点を除き,図9〜図11に示す第4実施形態のプラズマディスプレイ装置と実質的に同一である。したがって,図9〜図11に示すものと同一の構成要素に対しては,図9〜図11と同一の符号で表示することとする。
図12に示すように,第5実施形態に係るプラズマディスプレイ装置においては,フレーム120にボス123が設けられ,ボス123にはカバープレート180がボルト181のような固定部材によって固定されている。ボス123には,ボルト181が螺合する部分として,内側面に雌ネジ溝がボス123の長手方向に形成されている。信号伝達手段140の接地部143が固定ピン182などによってカバープレート180に電気的に接続されている点は,図9〜図11に示す第4実施形態に係るプラズマディスプレイ装置と同様である。
このような構成を有する本発明の第5実施形態に係るプラズマディスプレイ装置は,ボス123のような簡単な部材により,信号伝達手段140の接地部が非常に容易にフレーム120に接地されることができ,同時に信号伝達手段140のカバープレート180と反対側の面が空気に直接露出しているので,信号伝達手段140の放熱効率を高めることができる。
図13は本発明の第6実施形態に係るプラズマディスプレイ装置における,信号伝達手段部分を示す断面図である。
図13に示す本発明の第6実施形態に係るプラズマディスプレイ装置は,図9〜図11に示す第4実施形態に係るプラズマディスプレイ装置と比較して,カバープレート180が補強部材122でなくフレーム120の折曲部121に固定されている点を除き,図9〜図11に示す第4実施形態に係るプラズマディスプレイ装置と実質的に同一である。したがって,図9〜図11に示すものと同一の構成要素に対しては,図9〜図11と同一の符号で表示することとする。
図13に示すように,第6実施形態に係るプラズマディスプレイ装置において,フレーム120の折曲部121は信号伝達手段140が固定される第1折曲部121aと,パネル110に固定されるフレーム120の本体部120aと第1折曲部121aとの間を連結する第2折曲部121bとからなっている。第1折曲部121aおよび第2折曲部121bは一体形成され,フレーム120の本体部120aと一体になるように設けられる。信号伝達手段140が配設される第1折曲部121aの面は,フレーム120に固定される電極駆動装置134の信号伝達手段140が配置される面と同一であるか,または少し突出させることで,信号伝達手段140を第1折曲部121aに密着させることができるので,望ましい。第2折曲部121bは,第1折曲部121aと本体部120aから垂直に突出するように延設されている。本発明に係るフレーム120の折曲部121は,図13に示すものに限定されるわけではなく,様々な形態に形成することができる。
カバープレート180を第1折曲部121aに固定するための手段は,図9に示す第4実施形態のカバープレート180を補強部材122に固定するための手段とほぼ同一であるので,これについての具体的説明は省略する。
このような構成を有する第6実施形態に係るプラズマディスプレイ装置は,図9に示す第4実施形態に係るプラズマディスプレイ装置とは異なり,補強部材という別途の部材をさらに用いることなく,カバープレート180をフレーム120に直接固定させることにより,構成を単純にして製造工程を短縮させることができる。
図14は本発明の第7実施形態に係るプラズマディスプレイ装置における,信号伝達手段部分を示す断面図である。
図14に示す本発明の第7実施形態に係るプラズマディスプレイ装置は,図12に示す第5実施形態に係るプラズマディスプレイ装置と比較して,信号伝達手段140が直接ボス123に固定されておらず,ボス123に固定された支持プレート184に保持されている点を除き,図12に示す第5実施形態に係るプラズマディスプレイ装置と実質的に同一である。したがって,図12に示すものと同一の構成要素は図12と同一の符号で表示することとする。
図14に示すように,第7実施形態に係るプラズマディスプレイ装置において,ボス123の一端はフレーム120に固定され,他端は支持プレート184が固定される。支持プレート184はボス123の横断面積より広い面積を有することにより,信号伝達手段140を保持する役目を果たす。支持プレート184は,ボス123に固定される部分を有することは言うまでもなく,更に信号伝達手段140の接地部143,および集積回路チップ146まで固定するように延設されることが望ましい。支持プレート184はボルト181のような固定部材によってボス123に固定される。このボルト181はカバープレート180をボス123に固定させるボルトとは異なるものでも良いが,同一のものとすることで部品数を減らすことができるので望ましい。
第7実施形態に係るプラズマディスプレイ装置の他の構成部分は,図12に示す第5実施形態に係るプラズマディスプレイ装置の構成部分と実質的に同一であるので,これについての具体的な説明は省略する。たが,第7実施形態に係るプラズマディスプレイ装置においては,図12に示す第5実施形態に係るプラズマディスプレイ装置とは異なり,信号伝達手段140の接地部143がカバープレート180でなく支持プレート184に電気的に接続するようにすることもでき,または,接地部143がカバープレート180と支持プレート184の両方に電気的に接続されるようにすることもできる。これに対する具体的構成は,図9に示す第4実施形態に係るプラズマディスプレイ装置の構成から容易に理解できるので,その具体的説明は省略する。
このような構成を有する第7実施形態に係るプラズマディスプレイ装置は,図12に示す第5実施形態に係るプラズマディスプレイ装置とは異なり,信号伝達手段140が,支持プレート184によって保持され,カバープレート180によって覆われることにより,カバープレート180と接地部143との間の電気的接続を,より確実なものにすることができる。
上記のような構成を有する本発明の各実施形態における作用を説明する。本発明の各実施形態におけるプラズマディスプレイ装置は,外部から映像信号を受信した信号発生手段130がパネル110を駆動させるための信号を発生させ,この信号は信号伝達手段140を介してパネル110に伝達される。パネル110は,信号伝達手段140からの電気的信号を受けて放電を生じさせるが,この過程で発生した紫外線によって,蛍光体を励起して可視光をパネル110の全面に発光させることにより,画像イメージを形成する。このような過程で,プラズマディスプレイ装置の駆動に悪影響を及ぼすノイズや電磁波妨害が発生することになる。このようなノイズや電磁波妨害は,接地電位を有するフレーム120に直接電気的に接続された信号伝達手段140の接地部143を介して,迅速かつ円滑に除去される。このように,プラズマディスプレイ装置の駆動中に発生するノイズや電磁波妨害が,フレーム120に直接電気的に接続された信号伝達手段140の接地部143を介して迅速かつ円滑に除去されることにより,プラズマディスプレイ装置の安定性および駆動信頼性を確保することができる。
また,最近では,プラズマディスプレイ装置の効率を高めるために,放電ガスに含まれるキセノンXeの含量を多くする趨勢にある。この場合には,放電を開始および維持するために高電圧を印加しなければならず,そのために電気的信号の強度が増加する。そのため,ノイズや電磁波妨害に関する問題はさらに深刻となり,これらの問題を除去することが,非常に重要になる。本発明は,高効率プラズマディスプレイ装置から発生するノイズや電磁波妨害を大幅に低減することができるので,高効率を図るととともに安定的で信頼性ある駆動を可能にする。
上記のように,本発明の各実施形態によれば,プラズマディスプレイ装置の動作に必要な放電を発生させるために印加される電圧が上昇し,ノイズまたは電磁波妨害が増加する場合にも,ノイズまたは電磁波妨害の増加を防止することにより,駆動信頼性が安定的に確保されたプラズマディスプレイ装置を提供することが可能となる。
また,キセノンの含量が増加した放電気体のように,放電に必要な電圧が高い放電気体が用いられる場合にも,ノイズおよび電磁波妨害を大幅に低減させることができるので,高効率を果たしながらも安定的で信頼性ある動作が可能となる。
以上,添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲に記載された範疇内において,各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は,プラズマディスプレイ装置の作動時に発生するノイズまたは電磁波妨害を大幅に除去するとともに,プラズマディスプレイ装置の作動に必要な放電を発生させるために印加される電圧が上昇してノイズまたは電磁波妨害が増加する場合,ノイズまたは電磁波妨害が増加することを防止することにより,駆動信頼性が安定的に確保されたプラズマディスプレイ装置に適用可能である。
図1は本発明の第1実施形態に係るプラズマディスプレイ装置を示す分解斜視図である。 図1のプラズマディスプレイ装置の信号伝達手段部分を拡大して示す断面図である。 図1の信号伝達手段を示す平面図である。 図1の信号伝達手段を示す断面図である。 図1の信号伝達手段における第1の変形例を示す平面図である。 図1の信号伝達手段における第2の変形例を示す平面図である。 本発明の第2実施形態に係るプラズマディスプレイ装置において,信号伝達手段部分を示す部分断面図である。 本発明の第3実施形態に係るプラズマディスプレイ装置において,信号伝達手段部分を示す部分断面図である。 本発明の第4実施形態に係るプラズマディスプレイ装置において,信号伝達手段部分を示す部分断面図である。 図9の信号伝達手段を示す斜視図である。 図9の信号伝達手段を示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係るプラズマディスプレイ装置において,信号伝達手段部分を示す断面図である。 本発明の第6実施形態に係るプラズマディスプレイ装置において,信号伝達手段部分を示す断面図である。 本発明の第7実施形態に係るプラズマディスプレイ装置において,信号伝達手段部分を示す断面図である。
符号の説明
100 プラズマディスプレイ装置
110 パネル
111 前面パネル
112 後面パネル
120 フレーム
120a フレームの本体部
121 折曲部
121a 第1折曲部
121b 第2折曲部
122 補強部材
123 ボス
130 駆動装置
131 映像処理および論理制御装置
132 走査電極駆動装置
133 維持電極駆動装置
134 アドレス電極駆動装置
135 電源供給装置
140 信号伝達手段
141 信号伝達ライン
142 接地ライン
143 接地部
144,145 電気絶縁性膜
146 集積回路チップ
147 バンプ
148 エポキシ樹脂
149 固定ピン
149a 固定ピンのヘッド
149b 固定ピンの貫通部
150 放熱プレート
151 ボルト
152 熱伝導媒体
170 熱伝導媒体
180 カバープレート
180a 凹部
181 ボルト
182 固定ピン
182a 固定ピンのヘッド
182b 固定ピンの本体
183 貫通孔
184 支持プレート

Claims (47)

  1. 気体放電を用いて画像イメージを表示するパネルと;
    前記パネルを保持するフレームと;
    前記フレームに設けられ,前記パネルを駆動させる電気的信号を発生させる信号発生手段と;
    前記信号発生手段と前記パネルとの間に,電気的信号を伝達する少なくとも一つの信号伝達ラインと,前記信号発生手段に接続され前記フレームに電気的に接続される接地部を有する少なくとも一つの接地ラインとを含む信号伝達手段と;
    を備えることを特徴とする,プラズマディスプレイ装置。
  2. 前記信号伝達手段は,前記信号伝達ライン上に配設され,前記信号発生手段と前記パネルとの間の電気的信号伝達を制御する集積回路チップをさらに含むことを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  3. 前記信号伝達ラインは,電気絶縁性膜が塗布されていることを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  4. 前記接地ラインは,前記接地部を除き,電気絶縁性膜が塗布されていることを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  5. 前記接地部は,前記接地ラインより広い幅を有することを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  6. 前記接地部は,前記信号伝達手段の中央に配設されることを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  7. 前記接地部は,前記信号伝達手段の端部に配設されることを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  8. 前記接地部は,導電性接着剤によって前記フレームに接着されていることを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  9. 前記フレームは,前記接地部が接続される部分に,突出部が形成されていることを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  10. 前記フレームは,導電性を有することを特徴とする,請求項1に記載のプラズマディスプレイ装置。
  11. 気体放電を用いて画像イメージを表示するパネルと;
    前記パネルを保持するフレームと;
    前記フレームに設けられ,前記パネルを駆動させる電気的信号を発生させる信号発生手段と;
    前記信号発生手段と前記パネルとの間に,電気的信号を伝達する少なくとも一つの信号伝達ラインと,前記信号発生手段に接続され,前記フレームに電気的に接続される接地部を有する少なくとも一つの接地ラインとを含む信号伝達手段と;
    前記接地部を前記フレームに接続させるように固定する固定部材と;
    を備えることを特徴とする,プラズマディスプレイ装置。
  12. 前記固定部材は,前記接地部の少なくとも一部を覆うカバー部と,前記カバー部から延設され前記フレームに結合される結合部とを含んでいることを特徴とする,請求項11に記載のプラズマディスプレイ装置。
  13. 前記カバー部と前記結合部とは導電性を有し,前記カバー部は前記接地部に密着していることを特徴とする,請求項12に記載のプラズマディスプレイ装置。
  14. 前記カバー部は,前記接地部を前記フレームに密着させるように,接地部を押圧することを特徴とする,請求項12に記載のプラズマディスプレイ装置。
  15. 前記結合部は,前記フレームから突出形成された突出部に固定されることを特徴とする,請求項12に記載のプラズマディスプレイ装置。
  16. 前記突出部は,前記フレームと一体形成されていることを特徴とする,請求項15に記載のプラズマディスプレイ装置。
  17. 前記突出部は,前記フレームに固定されている独立した別個の部材であることを特徴とする,請求項15に記載のプラズマディスプレイ装置。
  18. 前記固定部材は,前記信号伝達手段を貫通し,前記接地部は前記フレームに固定されていることを特徴とする,請求項11に記載のプラズマディスプレイ装置。
  19. 前記固定部材は,前記信号伝達手段の前記信号伝達ラインが存在しない領域に配設されることを特徴とする,請求項18に記載のプラズマディスプレイ装置。
  20. 前記固定部材は,導電性を有し,前記接地部を貫通することを特徴とする,請求項18に記載のプラズマディスプレイ装置。
  21. 気体放電を用いて画像イメージを表示するパネルと;
    前記パネルを保持するフレームと;
    前記フレームに設けられ,前記パネルを駆動させる電気的信号を発生させる信号発生手段と;
    前記信号発生手段と前記パネルとの間に,電気的信号を伝達する少なくとも一つの信号伝達ラインと,前記信号発生手段と接続され,前記フレームに電気的に接続される接地部を有する少なくとも一つの接地ラインとを含む信号伝達手段と;
    前記接地部の少なくとも一部を覆うカバープレートと;
    前記接地部が前記フレームに電気的に接続されるように,前記カバープレートを貫通して前記フレームに固定される第1固定部材と;
    を備えることを特徴とする,プラズマディスプレイ装置。
  22. 前記カバープレートと前記第1固定部材とは導電性を有し,前記カバープレートは前記接地部に電気的に接続されていることを特徴とする,請求項21に記載のプラズマディスプレイ装置。
  23. 前記カバープレートは,当該カバープレートが前記接地部に密着されるように,前記接地部を押圧することを特徴とする,請求項22に記載のプラズマディスプレイ装置。
  24. 前記接地部は,導電性接着剤によって前記カバープレートに接着されていることを特徴とする,請求項22に記載のプラズマディスプレイ装置。
  25. 前記カバープレートは,前記接地部を前記フレームに電気的に接続させるように押圧することを特徴とする,請求項21に記載のプラズマディスプレイ装置。
  26. 前記カバープレートは,前記集積回路チップを覆うように設けられることを特徴とする,請求項21に記載のプラズマディスプレイ装置。
  27. 前記カバープレートは,前記フレームの縁部を取り囲むように更に延設されることを特徴とする,請求項26に記載のプラズマディスプレイ装置。
  28. 前記信号伝達手段と前記フレームとの間に,前記接地部の少なくとも一部に対応するように配設された導電性プレートをさらに含むことを特徴とする,請求項21に記載のプラズマディスプレイ装置。
  29. 前記導電性プレートは,前記接地部に密着していることを特徴とする,請求項28に記載のプラズマディスプレイ装置。
  30. 前記導電性プレートは,前記フレームに密着していることを特徴とする,請求項28に記載のプラズマディスプレイ装置。
  31. 前記導電性プレートは,第2固定部材によって前記フレームに固定されていることを特徴とする,請求項28に記載のプラズマディスプレイ装置。
  32. 前記第1固定部材は,前記導電性プレートを前記フレームに固定させることを特徴とする,請求項28に記載のプラズマディスプレイ装置。
  33. 前記第1固定部材は,導電性を有することを特徴とする,請求項21に記載のプラズマディスプレイ装置。
  34. 前記第1固定部材の外側面には,前記フレームに形成された凹部の内側面に形成された雌ネジ溝に対応する雄ネジ山が形成されていることを特徴とする,請求項21に記載のプラズマディスプレイ装置。
  35. 前記第1固定部材は,前記フレームから突出形成された突出部に結合されることを特徴とする,請求項22に記載のプラズマディスプレイ装置。
  36. 前記突出部は,前記フレームと一体形成されていることを特徴とする,請求項35に記載のプラズマディスプレイ装置。
  37. 前記突出部は,前記フレームに固定されている独立した別個の部材であることを特徴とする,請求項35に記載のプラズマディスプレイ装置。
  38. 気体放電を用いて画像イメージを表示するパネルと;
    前記パネルを保持し,導電性を有するフレームと;
    前記フレームに設けられ,前記パネルを駆動させる電気的信号を発生させる信号発生手段と;
    前記信号発生手段と前記パネルとの間に,電気的信号を伝達する少なくとも一つの信号伝達ラインと,前記信号発生手段と接続され,前記フレームに電気的に接続される接地部を有する少なくとも一つの接地ラインとを含む信号伝達手段と;
    前記接地部が前記フレームに電気的に接続されるように,前記接地部の少なくとも一部を覆うカバープレートと;
    を備えることを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  39. 前記カバープレートは,導電性を有し,前記フレームに固定され,前記接地部は前記カバープレートに電気的に接続されていることを特徴とする,請求項38に記載のプラズマディスプレイ装置。
  40. 前記接地部は,前記カバープレートに密着していることを特徴とする,請求項39に記載のプラズマディスプレイ装置。
  41. 前記カバープレートは,前記接地部が前記フレームに電気的に接続されるように前記接地部を押圧し,前記フレームに固定されていることを特徴とする,請求項38に記載のプラズマディスプレイ装置。
  42. 前記カバープレートは,導電性を有し,前記接地部に電気的に接続されていることを特徴とする,請求項41に記載のプラズマディスプレイ装置。
  43. 前記カバープレートとともに前記信号伝達手段を覆う放熱プレートをさらに含んでいることを特徴とする,請求項38に記載のプラズマディスプレイ装置。
  44. 前記カバープレートと前記放熱プレートは共に導電性を有し,互いに電気的に接続され,前記放熱プレートは前記フレームに固定され,前記接地部は前記カバープレートに電気的に接続されていることを特徴とする,請求項43に記載のプラズマディスプレイ装置。
  45. 前記放熱プレートは,前記フレームの縁部を取り囲むように曲がって設けられることを特徴とする,請求項44に記載のプラズマディスプレイ装置。
  46. 前記放熱プレートは,固定部材によって前記フレームに固定されていることを特徴とする,請求項44に記載のプラズマディスプレイ装置。
  47. 前記固定部材は,導電性を有することを特徴とする,請求項46に記載のプラズマディスプレイ装置。
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