JP2006163259A - 光学接続構造及びその作製方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光学部品と光伝送媒体とを適正に接続することができ、尚且つ構成の小型化及び簡素化を図りつつコストを削減することのできる光学接続構造及びその作製方法を提供する。
【解決手段】 プリント基板5上に設けられ、このプリント基板5に対して垂直方向に光入出射口3Aを有する面発光レーザ素子3と光ファイバ1との光学接続構造において、光ファイバ1を保持する保持部材2が、面発光レーザ素子3の光入出射口3Aを取り囲むようにプリント基板5上に設置された位置固定部材4に挿置されることにより、光ファイバ1と光入出射口3Aとの相対的な位置決めがなされ、光ファイバ1と面発光レーザ素子3とが光学接続される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学接続構造及びその作製方法に関するものである。
従来、複数の光学部品、光伝送媒体、光学接続部品等により構成される光回路構造において、基板上の光伝送媒体を、他の光伝送媒体または光学部品と接続させることにより、光学部品を相互接続させることが行われており、このような光伝送媒体を他の光伝送媒体と接続させる方法としては、光コネクタ等の接続部品が使用されている(例えば、特許文献1または2参照)。
特開平8−240731号公報 特開平11−142689号公報
一般的に光コネクタは、フェルールに光ファイバを装着し、光ファイバの軸方向から突き合わせることによって接続するものである。このような従来の光コネクタを、プリント基板上や装置内での光ファイバ接続に用いる場合、光コネクタハウジングを基板上に固定する必要があるが、その際、ハウジングが大型であることから、プリント基板上の占有スペースが大きくなるため不向きであった。また、接続作業性を向上させるためにラッチ機構を用い、着脱時にラッチが係合することで、フェルールに印加される押圧力を安定的に保持するようにしているが、構造が複雑となり、部品点数も増えるため、光コネクタの設計に多大な時間と経費が必要となり、コストアップの原因となっていた。さらに、プリント基板に対し垂直方向に開口された接続点を持つ光学部品等との接続には、ハウジングをプリント基板に対し垂直に取り付ける必要があるが、接続点に対する有効な位置合わせ方法がなかった。
また、上記方法において、プリント基板上の光学部品に光伝送媒体を装着する場合、光伝送媒体と光学部品とを接触させなければならないが、これにより、光学部品が破損してしまうおそれがあった。また、プリント基板上に接続面がプリント基板面に垂直方向に向いて設けられた光学部品と光伝送媒体との接続に関しては、レンズ等を用いて非接触で、光学接続させることも可能であるが、部品点数が多くなるとともに各々のレンズと個々の光学部品、並びに光伝送媒体との位置合わせが必要であり、接続時間が長くなり、高コストになっていた。
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するものであって、その目的とするところは、光学部品と光伝送媒体とを適正に接続することができ、尚且つ構成の小型化及び簡素化を図りつつコストを削減することのできる光学接続構造及びその作製方法の提供にある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、基板上に設けられ、前記基板に対して垂直方向に光入出射口を有する光学部品と光伝送媒体との光学接続構造において、
前記光伝送媒体を保持する保持部材が、前記光学部品の光入出射口を取り囲むように前記基板上に設置された位置固定部材に挿置されることにより、前記光伝送媒体と前記光入出射口との相対的な位置決めがなされ、前記光伝送媒体と前記光学部品とが光学接続されることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記保持部材が円柱状の孔を有しており、前記円柱状の孔に前記光伝送媒体が挿入され、固定されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、前記円柱状の孔が貫通孔であることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明において、前記貫通孔の先端が円錐状に拡がっていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項3または請求項4に係る発明において、前記貫通孔に挿入された前記光伝送媒体の先端と前記光学部品の光入出射口との間が光学的に透明な樹脂で満たされていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に係る発明において、前記保持部材の先端の形状が球状であることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1から請求項6のいずれか一項に係る発明において、前記保持部材の少なくとも先端部は光学的に透明な材料からなることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項1から請求項7のいずれか一項に係る発明において、前記光伝送媒体が光ファイバであることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、請求項1から請求項8のいずれか一項に係る発明において、押圧手段により前記保持部材を前記基板の方向に押圧してなることを特徴とする。
請求項10に係る発明は、請求項1から請求項9のいずれか一項に係る発明において、前記位置固定部材が球状、円錐状、V溝状から選択される一形状の空隙部を有しており、前記空隙部に前記保持部材の先端が挿入されることを特徴とする。
請求項11に係る発明は、請求項1から請求項10のいずれか一項に係る発明において、前記光学部品に対する前記保持部材の角度を操作し、前記光伝送媒体の端面を前記光入出射口に対して傾斜させて固定することを特徴とする。
請求項12に係る発明は、請求項1から請求項11のいずれか一項に係る発明において、前記光伝送媒体が単心又は多心の光ファイバであることを特徴とする。
請求項13に係る発明は、基板上に設けられ、前記基板に対して垂直方向に光入出射口を有する光学部品と光伝送媒体との光学接続構造の作製方法において、前記光伝送媒体を保持部材に保持する光伝送媒体保持工程と、前記光学部品の光入出射口を取り囲むように前記基板上に位置固定部材を設置する位置固定部材設置工程と、前記位置固定部材に前記保持部材を挿置することにより、前記光伝送媒体と前記光入出射口との相対的な位置決めを行なって前記光伝送媒体と前記光学部品とを光学接続させる位置決め工程とを有することを特徴とする。
請求項14に係る発明は、請求項13に係る発明において、前記光学部品に対する前記保持部材の角度を操作し、前記光伝送媒体の端面を前記光入出射口に対して傾斜させて配設する保持部材傾斜配設工程を有することを特徴とする。
請求項15に係る発明は、請求項13または請求項14に係る発明において、前記保持部材を前記基板に固定する保持部材固定工程を有することを特徴とする。
請求項16に係る発明は、請求項13から請求項15のいずれか一項に係る発明において、押圧手段によって前記保持部材を前記基板の方向に押圧する保持部材押圧工程を有することを特徴とする。
本発明の光学接続構造及びその作製方法によれば、光伝送媒体を保持する保持部材を光学部品の光入出射口を取り囲むように基板上に設置された位置固定部材に挿置させることで、光伝送媒体と光入出射口との相対的な位置決めがなされる構造であるため、光伝送媒体を基板上方から装着することが容易となり、さらに、光伝送媒体の先端を一定位置に保つことができるので、光学部品と適正な接続状態を保つことが可能となる。これにより、レンズ等を用いた進行方向の制御をする必要がなくなり、各々のレンズと個々の光学部品、並びに光伝送媒体との位置合わせ等の工程が必要なくなる。さらには、光学部品に対して光伝送媒体端面の角度調節を行うことが可能となるため、反射減衰量を大きくして戻り光による光学的なノイズ発生や、光学部品の破損等の不具合を軽減することができる。したがって、光学部品と光伝送媒体とを適正に接続することができる。
また、基板表面近傍で光伝送媒体の位置合わせを行うため、フェルール等を位置合わせする割りスリーブ等の長い部材を使う必要がなくなり、従来の光コネクタよりも小型化でき、構造が簡単となって部品点数も削減することができる。これにより、構成の小型化及び簡素化が可能となりコストを削減することができる。さらには、基板上の占有スペースを小さくすることが可能となる。
以下、本発明の第1実施形態について図1から図4に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、第1実施形態の光学接続構造51においては、プリント基板5(基板)上の所定の位置に、光学部品として面発光レーザ素子3が光入出射口3Aをプリント基板5に対し垂直に向けて予め実装されている。そして、面発光レーザ素子3の光入出射口3Aを取り囲むようにして、位置固定部材4がプリント基板5上に固定されている。この位置固定部材4は円柱状を成しており、中心部には、上面4Aから厚さ方向に所定の深さで凹む円錐状の固定穴11(空隙部)が形成されている。この固定穴11は、下方に行くにつれて径が小さくなるように形成されており、その中心部には、面発光レーザ素子3を挿通可能な光部品収納孔13が形成されている。この光部品収納孔13の深さは、面発光レーザ素子3の高さ寸法と同等あるいはそれ以上の長さで形成されている。尚、固定穴11は、円錐状としたが球状でも構わない。
ここで例えば、位置固定部材4としては、4mmφ×2mmの円柱状に形成され、外側径3mmφ、深さ1.6mmの固定穴11が設けられ、この固定穴11に貫通する径0.5mmφの光学部品収納孔13が形成されているものが用いられる。この光学部品収納孔13をプリント基板5上の面発光レーザ素子3に位置合わせして、位置固定部材4はプリント基板5上に固定されている。
さらに、この位置固定部材4を取り囲むようにして円柱状の保持固定部材7がプリント基板5上に固定されている。図3に示すように、この保持固定部材7は、その中央部に、上面7aから下面7bへ貫通する円柱状の保持部材用貫通孔12が形成されている。この保持部材用貫通孔12の孔径は、位置固定部材4の外径と同等にされており、内部に位置固定部材4を挿通可能となっている。よって、この保持部材用貫通孔12内に位置固定部材4を挿入させたときには、位置固定部材4の外周面と、保持部材用貫通孔12を構成している保持固定部材7の内周面とは、隙間なく嵌合される。
ここで例えば、保持固定部材7としては、5mmφ×5mmのものを用いており、中央に4mmφの保持部材用貫通孔12が設けられている。
また、この保持固定部材7の保持部材用貫通孔12内には、光ファイバ1(光伝送媒体)を保持する保持部材2が挿入される。この保持部材2は、図4に示すように、光ファイバ1を保持する光ファイバ保持部33と、上記位置固定部材4へ挿置される位置決め部34とから構成されている。ここで、光ファイバ1としては、心線の被覆部1Aを端部から除去し、被覆部1Aの端部から所定の位置のところで光ファイバ素線1Bをカットしたものが用いられている。
光ファイバ保持部33には、中央部に、上面33aから所定の深さで凹む保持穴部33Bが形成されている。この保持穴部33Bは、光ファイバ1の被覆部1Aを保持するものである。この保持穴部33Bの穴の深さは、光ファイバ1を確実に保持可能な深さとなっている。また、この光ファイバ保持部33の底部には、保持穴部33Bの底面33cに開口するとともに、保持穴部33Bと同軸を成す貫通孔33Aが形成されている。この貫通孔33Aは、光ファイバ素線1Bに沿った形状となっている。
さらに、光ファイバ保持部33の下面33bには、保持穴部33Bよりも大径かつ光ファイバ保持部33よりも小径を成す略円柱状の位置決め部34が設けられており、この位置決め部34の先端部34Bは半球状を呈している。この先端部34Bは、光学的に透明な材料からなっている。さらに、位置決め部34の中央部には、軸方向に貫通する貫通孔34Aが形成されている。この貫通孔34Aの先端部34aは、先端に行くにつれて径が大きくなっており、いわゆる円錐状の広がりを成している。そして、その開口部34bは、軸方向に対して直交している。このとき、開口部34bは、貫通孔34Aよりも大径かつ位置決め部34の直径よりも小径となる円形状を呈しており、位置決め部34の先端部34Bの外周面は、この開口部34bへと繋がるように球面状に形成されている。また、開口部34bは、面発光レーザ素子3の上面よりも大きい。
上述した貫通孔33A,34Aは、光ファイバ素線1Bを挿通可能な孔径で形成されるとともに、互いに同軸同径を成して連通しており、ファイバ用貫通孔9となる。図5に示すように、光ファイバ1は、このようにして形成されるファイバ貫通孔9内に光ファイバ素線1Bを挿入させ、光ファイバ保持部33の保持穴部33Bの底面33cに被覆部1Aを当接させた状態で、光ファイバ保持部33の上面33aにUV接着剤16で固定されている。このとき、光ファイバ1の先端は、貫通孔34Aの先端部34a内に、突出しない状態で固定されている。さらに、光ファイバ素線1Bの中心軸線は、開口部34bに対して垂直になっている。
ここで例えば、保持部材2としては、全体として2.5mmφ×6mmのものを用いている。そして、その中央部に、直径126μmのファイバ用貫通孔9を有しており、先端14の外周面は曲率半径1.1mmで球面状に形成されている。さらに、光ファイバ1としては、グレーデットインデックス(GI)マルチモードUV心線(コア径50μm、クラッド径125μm、外径250μm)の被覆を端部から15mmを除去し、被覆端部から5mmのところで、125μm径の光ファイバ素線1Bをカットした光ファイバ1を用いており、端部に光ファイバ素線1Bの露出部が存在し、この露出部の長さが5mmである。
図1に示すように、保持部材2を保持固定部材7に連結させるためのばね固定蓋27(押圧手段)が、保持固定部材7に設けられている。ばね固定蓋27は、保持固定部材7の上面7aと同径の蓋部27Aと、保持固定部材7を挿通可能な環状の壁部27Bとで構成されており、蓋部27Aの中心部には、貫通孔27aが形成されている。ばね固定蓋27は、この貫通孔27a内に光ファイバ1が挿通され、環状の壁部27Bの内周面を保持固定部材7の外周面に固定して設けられている。そして、このばね固定蓋27の蓋部27Aと保持部材2との間にコイル状ばね20(押圧手段)が介装されている。尚、ばね固定蓋27及びコイル状ばね20で保持部材2をプリント基板5の方向に押圧する押圧機構28(押圧手段)を構成している。
これにより、保持部材2は、プリント基板5に対して垂直に設けられ、かつ位置固定部材4に適度な押圧で載置される。
次に、第1実施形態の光学接続構造51の作製方法について説明する。
図6に示すように、まず、プリント基板5上の所定の位置に面発光レーザ素子3を実装する。この面発光レーザ素子3の上方から、光学部品収納孔13内に面発光レーザ素子3を挿通させながら位置固定部材4をプリント基板5上に固定する。そして、図7に示すように、この位置固定部材4を取り囲むようにして、保持固定部材7をプリント基板5上に固定する。すなわち、保持固定部材7は、保持部材用貫通孔12内に位置固定部材4を挿入させながらプリント基板5上に固定される。このとき、位置固定部材4と保持固定部材7とは、互いに隙間のない状態である。
一方、図4及び図5に示すように、保持部材2のファイバ用貫通孔9内に光ファイバ1を設ける。詳しくは、光ファイバ1の光ファイバ素線1Bを光ファイバ保持部33の保持穴部33B内からファイバ用貫通孔9に挿入させ、光ファイバ1の被覆部1Aの端面が保持穴部33Bの底面33cに当接するように設ける。そして、光ファイバ1を光ファイバ保持部33の上面33aに、UV接着剤16で固定する(光伝送媒体保持工程)。このとき、光ファイバ1は、光ファイバ素線1Bの先端をファイバ用貫通孔9の先端である位置決め部34の先端部34a内に突出させずに設ける。
このように、光ファイバ1を保持した保持部材2を、図8に示すように、保持部材用貫通孔12内に挿入し、位置決め部34の先端部34Bを位置固定部材4の固定穴11内に載置させる(位置決め工程)。このとき、位置決め部34の先端部34Bは、固定穴11の傾斜面の所定位置に係止した状態で設けられる。また、保持部材2は、保持部材用貫通孔12内において、保持部材貫通孔12の内周面との間隔に余裕を持って設けられる。
そして、図1に示すように、保持部材2を位置固定部材4へ押圧するため、保持固定部材7に、押圧機構28を設ける。まず、図9に示すように、光ファイバ1にコイル状ばね20を外装させ、このコイル状ばね20を光ファイバ保持部33の上面33aへと載置させる。その後、図1に示すように、ばね固定蓋27の貫通孔27a内に光ファイバ1を挿通させるとともに、コイル状ばね20を蓋部27Aで押し縮めながら、壁部27B内に保持固定部材7の上部を嵌合させて、ばね固定蓋27を保持固定部材7へと固定する。すると、ばね固定蓋27が保持部材2をプリント基板5の方向へ押圧する(保持部材押圧工程)。つまり、ばね固定蓋27と保持部材2との間に介在するコイル状ばね20の付勢力によって、保持部材2が位置固定部4へと押圧されることになる。
このようにして、光ファイバ1と面発光レーザ素子3の光入出射口3Aとが相対的に位置決めされるとともに、互いが光学接続される。
このように作製することによって、保持部材2を上方から位置固定部材4に載置させるだけで、面発光レーザ素子3と光ファイバ1との位置合わせが成されることになるので、これら面発光レーザ素子3と光ファイバ1との位置決めを容易に行うことができる。
そして、コイル状ばね20とばね固定蓋27とから成る押圧機構28で、保持部材2に対してプリント基板5の方向への押圧を加えることにより、保持部材2が位置固定部材4上に安定して設けられるとともに、光ファイバ1は面発光レーザ素子3と隙間をあけて空間的に光学接続された状態で維持される。面発光レーザ素子3から直接放射されるパワーと光学接続構造51により光ファイバ1に入射されたパワーとを比較すると、接続損失は2.5dBであった。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。尚、上記第1実施形態と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第2実施形態の光学接続構造52は、図5に示すような光ファイバ1を保持した保持部材2を、上記のような押圧手段28を用いずに、例えば、光透過性を有する固定樹脂23(樹脂)を用いて保持固定部材7に固定し、光ファイバ1と面発光レーザ素子3との接続を可能にしたものである。具体的には、図10及び図11に示すように、保持部材2と保持固定部材7との隙間に充填された固定樹脂23(図11参照)によって、保持部材2が保持固定部材7及び位置固定部材4へと固定されている。この固定樹脂23は、保持固定部材7の上面7aと面一となるように充填されている。
上記、第2実施形態の光学接続構造52の作製方法について説明する。
図10に示すように、光ファイバ1を設けた保持部材2を保持固定部材7内に挿入し、プリント基板5に設けられた位置固定部材4の固定穴11に保持部材2を載置させた後、図11に示すように、保持部材2と保持固定部材7と位置固定部材4との隙間を埋めるようにして固定樹脂23を充填させた後、固化させる。これにより、保持部材2、保持固定部材7、位置固定部材4は互いに固定され、光ファイバ1は面発光レーザ素子3と空間的に光学接続される。
このように、固定樹脂23を用いて、保持部材2、保持固定部材7、位置固定部材4を固定することにより、光ファイバ1と面発光レーザ素子3との接続状態を確実に維持することができる。このとき、面発光レーザ素子3から直接放射されるパワーと、この光学接続構造52により光ファイバ1に入射されたパワーとを実際に比較すると、接続損失は2.3dBと良好であった。
次に、本発明の第3実施形態について主に図12に基づいて説明する。尚、上記第1実施形態と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略し、相違点を中心に説明する。
光学接続構造53は、図5に示すような光ファイバ1を保持した保持部材2を、保持固定部材7及び押圧機構28を用いることなく、固定樹脂23のみを用いてプリント基板5に固定したものである。具体的には、図12に示すように、保持部材2とプリント基板5とが固定樹脂23によって連結固定されている。この固定樹脂23は、プリント基板5上の位置固定部材4の全体と、保持部材2の位置決め部34の下部とを覆うようにして固着されている。
上記、第3実施形態の光学接続構造53の作製方法について説明する。
保持部材2の位置決め部34をプリント基板5に設けた位置固定部材4の固定穴11に載置させた後、図12に示すように、保持部材2の位置決め部34の下部からプリント基板5にかけて固定樹脂23を塗布して固化させる。
これにより、より少ない部品で保持部材2をプリント基板5上に固定することができる。そして、保持部材2及びプリント基板5は固定樹脂23によって連結固定され、光ファイバ1と面発光レーザ素子3とが空間的に光学接続される。このとき、面発光レーザ素子3から直接放射されるパワーと、この光学接続構造53により光ファイバ1に入射されたパワーとを実際に比較すると、接続損失は2.0dBと良好であった。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。尚、上記第1実施形態と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略し、相違点を中心に説明する。
第4実施形態においては、図13に示すように、断面V字状のV溝15(空隙部)が形成された位置固定部材40を用いている。この位置固定部材40は、その上面40aにおいて、幅方向中央部に位置し且つ長さ方向に沿うようにしてV字状のV溝15が形成されている。このV溝15は、上記位置固定部材4の固定穴11と同様の深さ及び傾斜角度で形成されている。さらに、このV溝15に開口し且つ谷部15Aの一部を含むようにして、位置固定部材40の厚さ方向に貫通する光部品収納孔36がV溝15の底部に形成されている。この光部品収納孔36内に面発光レーザ素子3が収納される。
上記のような位置固定部材40には、図14に示すような保持部材29が載置される。この保持部材29は、断面視矩形の略直方体形状で、その先端部44は円筒面となっており、詳しくは、断面半円状となっている。また、中央部には、保持部材29の高さ方向に貫通する断面視矩形状のファイバ用貫通孔91が形成されている。ファイバ用貫通孔91の下方開口部91Aの中心部は、先端部44の頂部44Aと水平方向で一致するとともに、その頂部44Aの一部を含むようにして形成される。このファイバ用貫通孔91内に光ファイバ1が保持される。
このような保持部材29を上記位置固定部材40に載置させることで、上述した実施形態と同様の効果が得られる。
このように構成される光学接続構造54の場合、図15から図16に示すように、保持部材29をV溝15に沿って横方向へ移動させることが可能となるため、組み立て後の微調節が可能となる。このとき、保持固定部材71は、位置固定部材40に沿った形状となっている。
以上に述べた光学接続構造51,52,53,54によれば、光ファイバ1を保持する保持部材を面発光レーザ素子3の光入出射口3Aを取り囲むようにプリント基板5上に設置された位置固定部材に挿置させることで、光ファイバ1と光入出射口3Aとの相対的な位置決めがなされる構造であるため、光ファイバ1をプリント基板5上方から装着することが容易となり、さらに、光ファイバ1の先端を一定位置に保つことができるので、面発光レーザ素子3と適正な接続状態を保つことが可能となる。
これにより、レンズ等を用いた進行方向の制御をする必要がなくなり、各々のレンズと個々の面発光レーザ素子3、並びに光ファイバ1との位置合わせ等の工程が必要なくなる。さらには、面発光レーザ素子3に対して光ファイバ1の端面の角度調節を行うことが可能となるため、反射減衰量を大きくして戻り光による光学的なノイズ発生や、面発光レーザ素子3の破損等の不具合を軽減することができる。したがって、面発光レーザ素子3と光ファイバ1とを適正に接続することができる。
また、プリント基板5表面近傍で光ファイバ1の位置合わせを行うため、フェルール等を位置合わせする割りスリーブ等の長い部材を使う必要がなくなり、従来の光コネクタよりも小型化でき、構造が簡単となって部品点数も削減することができる。これにより、構成の小型化及び簡素化が可能となりコストを削減することができる。さらには、プリント基板5上の占有スペースを小さくすることが可能となる。
また、図17に示すように、プリント基板5に垂直な方向に対する保持部材2の角度θを変えて設けても良い(保持部材傾斜配設工程)。このように、面発光レーザ3に対する保持部材2の角度を操作し、光ファイバ1の端面を面発光レーザ素子3の光入出射口3Aに対して斜傾させても、光ファイバ1の端面位置は変化しない。そのため、保持部材2のプリント基板5に対する角度θが不安定な場合でも、光ファイバ1の先端を定位置に保つことができ、光ファイバ1と面発光レーザ素子3との接続状態を保つことができる。これにより、レンズ等を用いて光ファイバ1の進行方向の制御をする必要がなくなり、各々のレンズと個々の面発光レーザ素子3、光ファイバ1との位置合わせ等の工程が必要なくなった。さらには、プリント基板5に対する保持部材2の角度θを変えることで、光ファイバ1の端面の面発光レーザ素子3に対する角度θを調節することができ、反射減衰量を大きくし、戻り光による光学的なノイズ発生や、面発光レーザ素子3の破損等の不具合を軽減することができる。
また、図18に示すように、面発光レーザ素子3上にレンズ状物26をUV接着剤16を介して装着することで、光ファイバ1の端部に光をコリメートさせることができ、接続効率をより向上させることができる。
また、上記した保持部材2のファイバ用貫通孔9は貫通しているが、図19に示すように、ファイバ用貫通孔9の下部を、使用波長で透明な樹脂30で埋めて使用してもよい。または、保持部材2が使用波長で透明である場合、図20に示すように、穴部31としてもよい。つまり、保持部材2に貫通せずに設け、先端14で止まっていても良い。このとき、保持部材2の先端14は、光学的に透明となっている。これにより、保持部材2の先端にレンズ効果が生じるため、面発光レーザ素子3から出射された光は、保持部材2の先端でコリメートされ、光ファイバ1との接続効率が向上する。
また、図21のように、穴部31内に屈折率整合材24またはUV接着剤16を満たすことで、光ファイバ1と穴部31との間には保持部材2と光ファイバ1との間での光散乱や反射がなくなり、図22に示すような接続状態を良好に保つことができる。
上記の第1の実施形態の光学接続構造51では、押圧機構28として、コイル状ばね20を用いているが、板ばね、或いは、弾性樹脂を用いて行っても構わない。
また、保持固定部材7は、保持部材2を面発光レーザ素子3の上方に安定的に位置させることができれば、如何なる形状でも構わない。例えば、保持部材用貫通孔12の代わりに溝であってもよく、さらには、コイル状ばね20と保持固定部材7とが一体成形されていてもよい。
また、上記の第3の実施形態の光学接続構造53では、図23に示すように、固定樹脂23を、光ファイバ1と面発光レーザ3との間にも流入させてもよい。その場合、固定樹脂23には透明性がある方が好ましい。また、図24に示すように、固定樹脂23は、位置固定部材4と保持部材2との間のみに設けてもよく、その場合は、光ファイバ1と面発光レーザ3との間に、屈折率整合材24を挿入することができる。
上記した本発明の光学接続構造51,52,53,54には、光学部品として面発光レーザ3を用いたが、PD(フォトディテクタ)や、図25に示すように、エッジを45度カットし上方に光を出射する光導波路22など、プリント基板5に対して垂直方向に光を出入射するデバイスであれば、それに限らない。
また、上記のように、面発光レーザ3と光ファイバ1との位置合わせを行った後、各部材を安定させるために、固定樹脂23を光ファイバ1の周辺に流入し、硬化させて保持部材2、光ファイバ1、プリント基板5を一体固定してもよい。
また、保持部材2の形状は、上記のように全体形状が上述した形状のものに限らず、球体でも、円錐体でもよい。
位置固定部材4は、プリント基板5にハンダで固定するために、図26に示すような金属部材17と一体化されていてもよい。或いは、プリント基板5に切削等で加工を施して、位置固定部材4及び固定穴11を作製したり、位置固定部材4が一体となっているプリント基板5を用いてもよい。
光学接続構造51,52,53,54の保持部材2、保持固定部材7、位置固定部材4に用いられる材料は、接続に用いられる光ファイバ1や、要求される位置合わせ精度により適宣選択されるが、特に熱的寸法変化が小さいプラスチック、セラミック、金属等で作製されたものが好ましく使用される。プラスチック材料としては、ガラス混入エポキシ材料、PPS等が好ましく使用される。
保持部材2を黄銅、リン青銅、ステンレス、ニッケル等の金属で作製した場合、保持部材2とプリント基板5、または金属製の位置固定部材4または保持固定部材7とハンダで固定することが可能となり、光ファイバ1をプリント基板5上またはプリント基板5から引き出す際に面発光レーザ素子3の実装と同工程で光ファイバ1を接続することが可能となる。
光ファイバ1は、面発光レーザ素子3の使用目的により適宣選択して用いられ、例えば、石英またはプラスチック製のシングルモード光ファイバ、マルチモード光ファイバが好ましく使用される。また、一度に接続される光ファイバ1の本数に制限はなく、複数の光ファイバ1を接続できる。したがって、光学接続構造51,52,53,54に使用される光ファイバ1の本数には、特に制限はない。
また、光ファイバ1の代わりに、光導波路22を保持部材2に固定することで、光導波路22と面発光レーザ素子3とを位置合わせ及び接続させることも可能である。その際の光導波路22は、材料を問わず、石英、シリコン等の無機系でも接続可能であるが、好ましくは、ポリイミド、アクリル、エポキシ等の高分子系材料で作製されたものを使用することができる。
上記で用いられる固定樹脂23は、光学接続構造51,52,53,54が用いられる環境条件や製造プロセス等にあわせて適宣選択して使用される。例えば、その材料としては、エポキシ系、アクリル系、ポリイミド系が好ましく使用される。もしくはシリコーンゴム等の弾力性のあるゴム系の材料も使用される。また、その屈折率整合材24の形態は液状でも固体状でもよく、例えばオイル上、グリス状、ジェル状、フィルム状でもよい。
本発明における第1実施形態の光学接続構造を示す断面図である。 本発明における第1実施形態の光学接続構造のプリント基板上を示す斜視図である。 本発明における第1実施形態の光学接続構造の保持部材を示す斜視図である。 本発明における第1実施形態の光学接続構造を示す分解斜視図である。 本発明における第1実施形態の光学接続構造の保持部材を示す斜視図である。 本発明における第1実施形態の光学接続構造の作成方法を示す断面図である。 本発明における第1実施形態の光学接続構造の作成方法を示す断面図である。 本発明における第1実施形態の光学接続構造の作成方法を示す断面図である。 本発明における第1実施形態の光学接続構造の作成方法を示す断面図である。 本発明における第2実施形態の光学接続構造の作成方法を示す断面図である。 本発明における第2実施形態の光学接続構造の作成方法を示す断面図である。 本発明における第3実施形態の光学接続構造の作製方法を示す断面図である。 本発明における第4実施形態の光学接続構造の位置固定部材を示す斜視図である。 本発明における第4実施形態の光学接続構造の保持部材を示す斜視図である。 本発明における第4実施形態の光学接続構造を示す断面図である。 本発明における第4実施形態の光学接続構造を示す断面図である。 本発明における第1実施形態の光学接続構造の他の接続例を示す断面図である。 本発明における第1実施形態の光学接続構造の他の例を示す断面図である。 本発明における第1実施形態の光学接続構造の保持部材の他の例を示す断面図である。 本発明における第1実施形態の光学接続構造の保持部材の他の例を示す断面図である。 本発明における第1実施形態の光学接続構造の保持部材の他の例を示す断面図である。 本発明における第1実施形態の光学接続構造の他の例を示す断面図である。 本発明における第3実施形態の光学接続構造の他の例を示す断面図である。 本発明における第3実施形態の光学接続構造の他の例を示す断面図である。 本発明における第3実施形態の光学接続構造の他の例を示す断面図である。 本発明における第1〜第4実施形態の光学接続構造の面発光レーザ素子の他の例を示す斜視図である。
符号の説明
1 光ファイバ(光伝送媒体)
1A 被覆部
1B 光ファイバ素線
2,29 保持部材
3 面発光レーザ素子(光学部品)
3A 光入出射口
4,40 位置固定部材
4A 上面
5 プリント基板(基板)
7 保持固定部材
7a 上面
7b 下面
9 ファイバ用貫通孔(貫通孔)
11 固定穴(空隙部)
12 保持部材用貫通孔
13 光部品収納孔
14 先端
15 V溝(空隙部)
15A 谷部
16 UV接着剤
17 金属部材
20 コイル状ばね(押圧手段)
22 光導波路
23 固定樹脂(樹脂)
24 屈折率整合材
26 レンズ状物
27 ばね固定蓋(押圧手段)
27a 貫通孔
27A 蓋部
27B 壁部
28 押圧機構(押圧手段)
30 樹脂
31 穴部
33 光ファイバ保持部
33a 上面
33b 下面
33c 底面
33A 貫通孔
33B 保持穴部
34 位置決め部
34a 先端部
34b 開口部
34A 貫通孔
34B 先端部
36 光部品収納孔
40a 上面
44 先端部
44A 頂部
θ 角度
51,52,53,54 光学接続構造
71 保持固定部材
91 貫通孔
91A 開口部

Claims (16)

  1. 基板上に設けられ、前記基板に対して垂直方向に光入出射口を有する光学部品と光伝送媒体との光学接続構造において、
    前記光伝送媒体を保持する保持部材が、前記光学部品の光入出射口を取り囲むように前記基板上に設置された位置固定部材に挿置されることにより、前記光伝送媒体と前記光入出射口との相対的な位置決めがなされ、前記光伝送媒体と前記光学部品とが光学接続されることを特徴とする光学接続構造。
  2. 前記保持部材が円柱状の孔を有しており、前記円柱状の孔に前記光伝送媒体が挿入され、固定されることを特徴とする請求項1に記載の光学接続構造。
  3. 前記円柱状の孔が貫通孔であることを特徴とする請求項2に記載の光学接続構造。
  4. 前記貫通孔の先端が円錐状に拡がっていることを特徴とする請求項3に記載の光学接続構造。
  5. 前記貫通孔に挿入された前記光伝送媒体の先端と前記光学部品の光入出射口との間が光学的に透明な樹脂で満たされていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の光学接続構造。
  6. 前記保持部材の先端の形状が球状であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の光学接続構造。
  7. 前記保持部材の少なくとも先端部は光学的に透明な材料からなることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の光学接続構造。
  8. 前記保持部材が前記基板に固定されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の光学接続構造。
  9. 押圧手段により前記保持部材を前記基板の方向に押圧してなることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の光学接続構造。
  10. 前記位置固定部材が球状、円錐状、V溝状から選択される一形状の空隙部を有しており、前記空隙部に前記保持部材の先端が挿入されることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の光学接続構造。
  11. 前記光学部品に対する前記保持部材の角度を操作し、前記光伝送媒体の端面を前記光入出射口に対して傾斜させて固定することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の光学接続構造。
  12. 前記光伝送媒体が単心又は多心の光ファイバであることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の光学接続構造。
  13. 基板上に設けられ、前記基板に対して垂直方向に光入出射口を有する光学部品と光伝送媒体との光学接続構造の作製方法において、
    前記光伝送媒体を保持部材に保持する光伝送媒体保持工程と、
    前記光学部品の光入出射口を取り囲むように前記基板上に位置固定部材を設置する位置固定部材設置工程と、
    前記位置固定部材に前記保持部材を挿置することにより、前記光伝送媒体と前記光入出射口との相対的な位置決めを行なって前記光伝送媒体と前記光学部品とを光学接続させる位置決め工程とを有することを特徴とする光学接続構造の作製方法。
  14. 前記光学部品に対する前記保持部材の角度を操作し、前記光伝送媒体の端面を前記光入出射口に対して傾斜させて配設する保持部材傾斜配設工程を有することを特徴とする請求項13に記載の光学接続構造の作製方法。
  15. 前記保持部材を前記基板に固定する保持部材固定工程を有することを特徴とする請求項13または請求項14に記載の光学接続構造の作製方法。
  16. 押圧手段によって前記保持部材を前記基板の方向に押圧する保持部材押圧工程を有することを特徴とする請求項13から請求項15のいずれか一項に記載の光学接続構造の作製方法。
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WO2018146806A1 (ja) * 2017-02-13 2018-08-16 オリンパス株式会社 光モジュールおよび内視鏡

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