JP2006163027A - 画像形成装置 - Google Patents

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康夫 高山
Tsutomu Sugimoto
勉 杉本
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靖晃 渡辺
Migaku Fukuhara
琢 福原
Yasutomo Ishii
康友 石井
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Abstract

【課題】 回転部材から像担持体へ放出されるトナーが、露光手段のレンズ面へ落下して付着するのを防止できる画像形成装置の提供を課題とする。
【解決手段】 像担持体13と、像担持体13を帯電する帯電手段36と、帯電手段36によって帯電された像担持体13の帯電面13Aをレンズ面42Aから照射された光によって露光して静電潜像を形成する露光手段40と、静電潜像をトナーで現像する現像手段38と、像担持体13に圧接されてトナーを転写される転写媒体14と、転写媒体14と帯電手段36との間に配設され、像担持体13に付着したトナーを回収して一時的に保持し、非画像形成時にそのトナーを像担持体13へ放出する回転部材34と、を有する画像形成装置10において、非画像形成時に、露光手段40のレンズ面42Aを像担持体13の帯電面13Aから離間させる揺動機構50を備える。
【選択図】 図6

Description

本発明は、回転部材が、転写媒体と帯電手段との間で像担持体に付着したトナーを回収して一時的に保持し、非画像形成時に、その回収したトナーを像担持体に放出することで、現像手段等により、そのトナーを回収できるようにして、像担持体から不要なトナーを除去するようにした画像形成装置に関する。
従来から、クリーニングブレードを用いない、所謂クリーナーレスシステムの画像形成装置が考案されている(例えば、特許文献1参照)。そして、このようなクリーナーレスシステムの画像形成装置におけるクリーニングシステムが種々考案されている。
例えば、転写ベルト(転写媒体)と帯電ローラー(帯電手段)との間に配設されたブラシローラー(回転部材)に、転写ベルトに転写されずに残留した転写残留トナーや、転写ベルトから感光体(像担持体)にオフセットされたリトランスファートナー(リトラトナー)を一時的に蓄積させ、非画像形成時に、ブラシローラーに逆バイアスの電圧を印加して、そのブラシローラーから感光体へトナーを放出させ、転写ベルト上のトナーを回収するクリーニング装置や、現像器(現像手段)によってトナーを回収させるというシステムが考案されている。
しかしながら、多数枚の連続プリントを行ったときなど、クリーニングサイクルが長い場合や、ジャムによりトナー像が転写ベルトに転写されずに感光体に残った場合などでは、ブラシローラーに蓄積するトナーの量が多くなり、ブラシローラーから感光体に放出されるトナーの密度が高くなる(約2g/m2)という問題がある。
すなわち、ブラシローラーから感光体へ放出されるトナーの密度が高くなると、ブラシローラーの下流側に配設された露光手段としてのLEDアレイヘッドのセルフォックレンズの表面(以下「レンズ面」という)に、そのトナーが落下して付着することがあり、プリントされた画像に白すじが発生してしまうという不具合があった。
特開2001−255744号公報
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、回転部材から像担持体へ放出されるトナーが、露光手段のレンズ面へ落下して付着するのを防止できる画像形成装置を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の画像形成装置は、像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記帯電手段によって帯電された前記像担持体の帯電面をレンズ面から照射された光によって露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像をトナーで現像する現像手段と、前記像担持体に圧接されてトナーを転写される転写媒体と、前記転写媒体と前記帯電手段との間に配設され、前記像担持体に付着したトナーを回収して一時的に保持し、非画像形成時に該トナーを前記像担持体へ放出する回転部材と、を有する画像形成装置であって、前記非画像形成時に、前記露光手段のレンズ面を前記像担持体の帯電面から離間させる揺動機構を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、まず、像担持体が帯電手段によって帯電され、帯電面が露光手段のレンズ面から照射された光によって露光されて静電潜像が形成される。そして、現像手段によって静電潜像がトナーで現像され、このトナーが、像担持体に圧接された転写媒体に転写される。また、転写媒体と帯電手段との間では、未転写残留トナーなど、像担持体に付着したトナーが、回転部材に回収されて一時的に保持される。
この回収されたトナーは、非画像形成時に、像担持体へ放出され、現像手段等によって回収される。そして、このとき、露光手段のレンズ面は、揺動機構により、像担持体の帯電面から離間させられている。したがって、露光手段のレンズ面に、像担持体から落下したトナーが付着するような不具合は起きず、これによって、白すじの発生が防止される。
また、本発明に係る請求項2に記載の画像形成装置は、像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電手段と、前記帯電手段によって帯電された前記像担持体の帯電面をレンズ面から照射された光によって露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像をトナーで現像する現像手段と、前記像担持体に圧接されてトナーを転写される転写媒体と、前記転写媒体と前記帯電手段との間に配設され、前記像担持体に付着したトナーを回収して一時的に保持し、非画像形成時に該トナーを前記像担持体へ放出する回転部材と、を有する画像形成装置であって、前記非画像形成時に、前記像担持体の帯電面と前記露光手段のレンズ面との間に介在させるフィルム状部材を進退可能に備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、まず、像担持体が帯電手段によって帯電され、帯電面が露光手段のレンズ面から照射された光によって露光されて静電潜像が形成される。そして、現像手段によって静電潜像がトナーで現像され、このトナーが、像担持体に圧接された転写媒体に転写される。また、転写媒体と帯電手段との間では、未転写残留トナーなど、像担持体に付着したトナーが、回転部材に回収されて一時的に保持される。
この回収されたトナーは、非画像形成時に、像担持体へ放出され、現像手段等によって回収される。そして、このとき、像担持体の帯電面と露光手段のレンズ面との間には、フィルム状部材が介在している。したがって、像担持体から落下したトナーはフィルム状部材で受け止められ、露光手段のレンズ面に、そのトナーが付着するような不具合は起きない。よって、白すじの発生が防止される。
以上のように、本発明によれば、回転部材から像担持体へ放出されるトナーが、露光手段のレンズ面へ落下して付着するのを防止できる画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の最良な実施の形態について、図面に示す実施例を基に詳細に説明する。図1で示すように、本発明に係る画像形成装置としてのカラーレーザープリンター(以下「プリンター」という)10は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色の現像ユニット12C、12M、12Y、12Kと感光体13C、13M、13Y、13Kが、中間転写ベルト14に面して並列配置され、中間転写ベルト14が1周する間に4色のトナー像を重ね合わせる、所謂タンデム式のフルカラーレーザープリンターである。
このプリンター10は、底部に給紙トレイ16を備えている。この給紙トレイ16にセットされた用紙Pの搬送方向先端部には、給紙ローラー18が当接しており、この給紙ローラー18と図示しない用紙捌き手段によって、用紙Pが1枚ずつ給紙トレイ16から搬送方向下流側へ給紙される。そして、給紙ローラー18の搬送方向下流側には、2組の搬送ローラー20が配置されており、用紙Pは、この搬送ローラー20からの搬送力で上方の転写部22へ搬送される。
この転写部22には、中間転写ベルト14が巻き掛けられたベルト搬送ローラー24Aと、このベルト搬送ローラー24Aに圧接された転写ローラー26が配設されている。ベルト搬送ローラー24Aと転写ローラー26とのニップ部には、中間転写ベルト14が挟み込まれており、用紙Pは、このニップ部を通過する際に、中間転写ベルト14からトナー像を転写される。
そして、転写部22の上方で、かつ搬送方向下流側には、定着ユニット28が配設されている。この定着ユニット28には、高温になるヒートローラー28Aと、このヒートローラー28Aに圧接されたバックアップローラー28Bが配設されており、用紙Pが、ヒートローラー28Aとバックアップローラー28Bとのニップ部を通過する際に、トナーが溶融、凝固して用紙Pに定着される。そして、用紙Pは、定着ユニット28の搬送方向下流側に配置された排紙ローラー29によって排紙される。
次に、感光体13C、13M、13Y、13Kが、中間転写ベルト14にトナー像を重ね合わせるプリント部30について説明する。なお、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色を区別する際には、符号の後にC、M、Y、Kを付加して説明するが、各色を区別する必要がない場合は、符号の後のC、M、Y、Kは省略する。
図2で示すように、中間転写ベルト14は、上述したベルト搬送ローラー24Aと、ベルト搬送ローラー24Aの下方に配設されたベルト搬送ローラー24Bと、ベルト搬送ローラー24Bの斜め上方で、かつ用紙搬送路の反対側に配設されたベルト搬送ローラー24Cに巻き掛けられている。
中間転写ベルト14において、ベルト搬送ローラー24Bとベルト搬送ローラー24Cの間の斜め下方を向いた面が、感光体13C、13M、13Y、13Kからトナー像を転写される転写面14Aとされている。この転写面14Aに面して、現像ユニット12C、12M、12Y、12Kと、感光体13C、13M、13Y、13Kが並列して配置されており、感光体13C、13M、13Y、13Kが転写面14Aに当接している。
また、転写ローラー32C、32M、32Y、32Kが、転写面14Aを介して感光体13C、13M、13Y、13Kに圧接されている。なお、転写面14Aの感光体13Kより下流側には、中間転写ベルト14に転写されたトナーの濃度検出等を行うセンサー15が配設されている。
図3で示すように、感光体13の感光面13Aには、回転方向に順に、中間転写ベルト14、ブラシローラー34、帯電ローラー36、現像ローラー38が当接している。現像ローラー38は、感光体13の回転方向と同じ方向に回転している。すなわち、現像ローラー38は、ニップ部においては感光体13に対して逆回転している。これによって、現像ローラー38から感光体13への転写効率が高められている。
また、帯電ローラー36と現像ローラー38との間には、先端に設けられたセルフォックレンズ42のレンズ面42Aから光ビームを照射して、感光体13の感光面13Aをライン露光するLEDアレイヘッド40が配設されている。
次に、トナー像を中間転写ベルト14に転写するまでの工程を説明する。感光体13が図3の矢印で示すように、反時計回りに回転すると、まず、感光面13Aが、帯電ローラー36によって均一に所定の極性電位にAC帯電される。そして、更に感光体13が回転すると、感光面13Aの帯電面が、LEDアレイヘッド40によって露光され、帯電面の露光された部分の電位が低下して、静電潜像が形成される。
その後、感光体13の帯電極性と同極性に帯電している現像トナーT1を、現像ローラー38によって、帯電面の電位低下部に電気的に付着させることで、静電潜像を現像する。そして、このトナーと逆極性の転写電圧が印加された転写ローラー32に、トナーが電気的に引き寄せられる。これによって、トナー像が、感光体13から中間転写ベルト14へ転写される。
ここで、感光体13から中間転写ベルト14へトナー像が転写される際に、中間転写ベルト14に転写されずに感光体13に残留する転写残留トナーT2が発生する。また、中間転写ベルト14に上流側で転写されたトナーが、下流側の感光体13にオフセットするリトランスファートナー(以下「リトラトナー」という)T3が発生する。
このため、この転写残留トナーT2とリトラトナーT3を感光体13から除去する必要がある。そこで、次に、転写残留トナーT2とリトラトナーT3のクリーニング方法について説明する。初めに、プリント時について説明する。図4(A)で示すように、まず、現像ローラー38から感光体13へ現像トナーT1が移動する。その後、転写部で転写残留トナーT2が感光体13に残留し、リトラトナーT3が中間転写ベルト14から感光体13にオフセットする。
そして、図4(B)で示すように、ブラシローラー34にリトラトナーT3の極性(例えばプラス(+))と逆極性の電圧(例えば−500V)を印加して、リトラトナーT3をブラシローラー34に電気的に吸着させる。また、転写残留トナーT2は、感光体13に付着させたまま帯電ローラー36による帯電領域、及びLEDアレイヘッド40による露光領域を通過させる。すなわち、転写残留トナーT2が感光体13に付着したままの状態でAC帯電、露光を行う。
そして、図5(A)で示すように、露光されていない非画像部(例えば−500V)に付着した転写残留トナーT2は、例えば−200Vの電圧を印加された現像ローラー38に電気的に回収され、現像ユニット12内で現像ローラー38に摺接するブレード39によって、現像ローラー38からトナー収容部37へ掻き落される。また、これと同時に、現像ローラー38は現像トナーT1を感光面13Aの電位低下部へ移動させる。これによって、転写残留トナーT2を感光体13から除去しながら、トナー像の形成を行うことができる。
次に、ブラシローラー34に一時的に保持されているリトラトナーT3を、クリーニングモード時やジョブエンドにクリーニングする工程について説明する。図5(B)で示すように、まず、ブラシローラー34の印加電圧の極性をマイナス(−)からプラス(+)へ反転させ、ブラシローラー34から感光体13へプラス(+)に帯電されたリトラトナーT3を放出させる。
そして、現像ローラー38に印加したマイナス(−)の電圧をオフにすることで、リトラトナーT3を現像ローラー38では通過させる。そして、転写ローラー32の電圧極性をマイナス(−)からプラス(+)へ反転させ、中間転写ベルト14へ転写させる。その後、リトラトナーT3は、中間転写ベルト14でクリーナー25(図2参照)によって回収される。
ところで、感光体13に付着されたままの転写残留トナーT2や、ブラシローラー34から感光体13へ放出されたリトラトナーT3の密度が高くなると、LEDアレイヘッド40上を通過する際に、そのLEDアレイヘッド40のセルフォックレンズ42のレンズ面42A上に、転写残留トナーT2やリトラトナーT3が落下して付着してしまうおそれがある。セルフォックレンズ42のレンズ面42Aにトナーが付着すると、プリントされた画像に白すじが発生してしまうなどの不具合が起こる。
そこで、本発明では、規定枚数以上のプリント終了後(ジョブエンド)やクリーニングモード時に、LEDアレイヘッド40におけるセルフォックレンズ42のレンズ面42Aを感光体13の感光面13Aから離間させるようにしている。すなわち、図6で示すように、LEDアレイヘッド40を揺動機構50によって感光体13から離間する方向へ揺動可能に構成している。なお、図6では帯電ローラー36が省略されて示されている。
揺動機構50としては、例えば、LEDアレイヘッド40の筐体44を感光体13の軸方向に回動軸46によって軸支し、その回動軸46の一方の端部にアーム48の一端部を固着し、そのアーム48の他端部にシリンダーやソレノイド54等のピストンロッド52を枢支連結して、そのソレノイド54等によって揺動させる機構等が考えられる。
つまり、例えば図7、図8で示すように、ピストンロッド52が伸長していないときに、LEDアレイヘッド40のセルフォックレンズ42のレンズ面42Aが感光体13の感光面13Aに対向する(近接する)ように組み付ければ、ピストンロッド52を伸長したときには、回動軸46を中心にLEDアレイヘッド40のセルフォックレンズ42を現像ローラー38側(感光体13の回転方向下流側)へ回動(揺動)させることができるので、セルフォックレンズ42のレンズ面42Aを、その感光面13Aに対向する(近接する)位置から対向しない位置へ離間(待避)させることができる。
したがって、感光体13から落下して来た転写残留トナーT2やリトラトナーT3がLEDアレイヘッド40のセルフォックレンズ42のレンズ面42Aに付着する量を極めて低減することができる。なお、LEDアレイヘッド40を回動(揺動)させる方向は、図示とは逆の方向でもよいことは言うまでもない。
また、このようにして、感光体13の感光面13AからLEDアレイヘッド40のセルフォックレンズ42(レンズ面42A)が離間(待避)すると、その感光面13Aとセルフォックレンズ42(レンズ面42A)との間でエアフローが変化するので、その付近において、トナークラウドの発生が抑止される。したがって、更にセルフォックレンズ42のレンズ面42Aへの転写残留トナーT2やリトラトナーT3の付着が防止される。
次に、図9で示すグラフについて説明する。このグラフは、A4の用紙Pのプリント枚数と、セルフォックレンズ42の1個のレンズ面42Aに対して付着したトナーの個数との関係を示しており、LEDアレイヘッド40を揺動させないとき(菱形で示す)と、連続プリント100枚毎に揺動させたとき(正方形で示す)とを比較している。一般に、1レンズ当たり100個のトナーが付着すると、白すじが発生することが判っており、100個付着すると、レンズ面42Aのクリーニングが必要となる。
このグラフから判るように、LEDアレイヘッド40を揺動させないときには、1000枚当たり約4個のトナーが付着するため、100個のトナーが付着したときには、約25000枚のプリント枚数となる。同様に、LEDアレイヘッド40を連続プリント100枚毎に揺動させたときには、1000枚当たり約1.33個のトナーが付着するため、100個のトナーが付着したときには、約75000枚のプリント枚数となる。
つまり、LEDアレイヘッド40を揺動させないときには、約25000枚で、レンズ面42Aのクリーニングが必要となるが、LEDアレイヘッド40を100枚プリントする毎に揺動させると、3倍の約75000枚まで、レンズ面42Aのクリーニングが不要となる。このように、LEDアレイヘッド40を揺動させると、レンズ面42Aに付着するトナー量を極めて低減することができるので、レンズ面42Aを頻繁にクリーニングしなくても良好な画像が得られるようになる。
また、図10で示すように、感光体13の感光面13AとLEDアレイヘッド40のセルフォックレンズ42(レンズ面42A)との間に、感光体13の感光面13Aから落下して来る転写残留トナーT2やリトラトナーT3を受け止めるフィルム状部材56を進退可能に介在させる構成としてもよい。
このフィルム状部材56は、例えば感光体13の回転中心に回動可能に支持され、感光体13の感光面13Aより若干突出した一対の支持板58の先端間に張設され、その支持板58の回転中心側に固着された回動軸62に取り付けられたモーター60を正逆方向に回転させることによって、感光体13の感光面13AとLEDアレイヘッド40のセルフォックレンズ42(レンズ面42A)との間に、進退可能となるように構成される。
このようなフィルム状部材56を設けても、LEDアレイヘッド40のセルフォックレンズ42のレンズ面42Aに、転写残留トナーT2やリトラトナーT3が付着するのを防止することができるので、プリントされた画像に白すじが発生するのを防止することができる。なお、図示するように、揺動機構50とフィルム状部材56の両方を設ける構成としてもよく、その方がより効果的である。
また、このフィルム状部材56は、当然ながら、LEDアレイヘッド40の上流側に配設されている帯電ローラー36と、下流側に配設されている現像ローラー38に干渉しない位置に配設される。つまり、このフィルム状部材56は、帯電ローラー36と現像ローラー38に干渉しない位置に進退可能に設けられれば、どのように設けてもよく、図示の取付方や形状等に限定されるものではない。
画像形成装置の概略構成図 プリント部の概略構成図 プリント部の一部拡大概略構成図 プリント時における転写残留トナーのクリーニング方法を示す説明図 (A)プリント時における転写残留トナーのクリーニング方法を示す説明図、(B)クリーニングモード時におけるリトラトナーのクリーニング方法を示す説明図 揺動機構が設けられた露光手段の構成を示す概略斜視図 揺動前の露光手段を示す概略構成図 揺動後の露光手段を示す概略構成図 プリント枚数と1個のレンズ面に付着するトナー個数との関係を示すグラフ フィルム状部材が設けられたプリント部の構成を示す概略斜視図
符号の説明
10 プリンター(画像形成装置)
12 現像ユニット
13 感光体(像担持体)
13A 感光面(帯電面)
14 中間転写ベルト(転写媒体)
22 転写部
28 定着ユニット
30 プリント部
34 ブラシローラー(回転部材)
36 帯電ローラー(帯電手段)
38 現像ローラー(現像手段)
40 LEDアレイヘッド(露光手段)
42 セルフォックレンズ
42A レンズ面
50 揺動機構
56 フィルム状部材

Claims (2)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体を帯電する帯電手段と、
    前記帯電手段によって帯電された前記像担持体の帯電面をレンズ面から照射された光によって露光して静電潜像を形成する露光手段と、
    前記静電潜像をトナーで現像する現像手段と、
    前記像担持体に圧接されてトナーを転写される転写媒体と、
    前記転写媒体と前記帯電手段との間に配設され、前記像担持体に付着したトナーを回収して一時的に保持し、非画像形成時に該トナーを前記像担持体へ放出する回転部材と、
    を有する画像形成装置であって、
    前記非画像形成時に、前記露光手段のレンズ面を前記像担持体の帯電面から離間させる揺動機構を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 像担持体と、
    前記像担持体を帯電する帯電手段と、
    前記帯電手段によって帯電された前記像担持体の帯電面をレンズ面から照射された光によって露光して静電潜像を形成する露光手段と、
    前記静電潜像をトナーで現像する現像手段と、
    前記像担持体に圧接されてトナーを転写される転写媒体と、
    前記転写媒体と前記帯電手段との間に配設され、前記像担持体に付着したトナーを回収して一時的に保持し、非画像形成時に該トナーを前記像担持体へ放出する回転部材と、
    を有する画像形成装置であって、
    前記非画像形成時に、前記像担持体の帯電面と前記露光手段のレンズ面との間に介在させるフィルム状部材を進退可能に備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9008547B2 (en) 2012-05-21 2015-04-14 Ricoh Company, Ltd. Moving device and image forming apparatus including the moving device

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