JP2006162938A - フィルム観察装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 装置本体3と、この装置本体3に配設された複数の線状光源2と、この光源2の光を反射するための反射体9とを備えたフィルム観察装置1。前記複数の線状光源2が前記反射体9により保持されており、当該複数の線状光源2及び反射体9が、前記装置本体3に対して一体的に着脱可能である。
【選択図】 図4
Description
かかる不具合を解消するために、本出願人は、さきに複数の線状光源を連結具で連結してユニット化し、このユニットをフィルム観察装置に対して一体的に着脱可能にすることを提案している(特許文献1参照)。
前記複数の線状光源が前記反射体により保持されており、当該複数の線状光源及び反射体が、前記装置本体に対して一体的に着脱可能であることを特徴としている。
なお、ケーシング3には、図3に示されるように、シャウカステン正面側が、医師等のフィルム観察者と対向するように、シャウカステン1を卓上等で縦置き状に自立させるための支持脚部6が設けられている。この支持脚部6は、縦置きしたシャウカステン1の下部左右両側に取り付けられるとともに、各支持脚部6が正面側と背面側に延びる延設部6a、6bを備えており、シャウカステン1を卓上で安定的に立てることができるようになっている。
図3に示されるように、ケーシング3の左側の側面部3b(図1において右側)には、光源2の輝度を変更してフィルム観察面A1の明るさを調節するための調光ボリューム(調光操作部)16と、電源スイッチ17が設けられている。
また、縦置き状態のシャウカステン1の上部には、フィルム固定具19が設けられている。フィルム固定具19は、下方に開口したフィルム差込口19aを有しており、この差込口19aから被観察フィルムを差し込むと、フィルム固定具19と正面パネル構造体5とによって、被観察フィルムを挟持することができる。
拡散板21は、矩形状に形成されており、アクリル又はガラス製の乳半板が用いられており、光源2のランプイメージを緩和している。また、拡散板21は、ケーシング3の正面開口部全体を覆うことができる大きさを有している。なお、拡散板21は、ケーシング3のネジ孔27に対応した位置にネジ孔21aを有している(図6(a)参照)。
拡散フィルム22は、拡散板21の表面に配置されており、拡散板21を透過した光の輝度の均一化を更に図ることができ、また正面輝度の上昇も図ることができる。プリズムフィルム23は、プリズム突条が線状光源2と平行となるように向けられて、拡散フィルム23の正面側に重ねて配置されている。プリズムフィルム23は、プリズム面を正面側に向けて配置されており、正面方向へ集光して正面輝度を上昇させることができる。
また、パネル24は、ケーシング3のネジ孔27に対応した位置にネジ孔24aを有している(図6(a)参照)。
すなわち、パネル24は、ケーシング3の正面開口全体を塞ぐことができるように大きく形成されているが、比較的高価な光学フィルム22、23は、観察領域A1に対応して小さく形成されており、光源装置8から照射され観察領域A1を発光させるための光に光学的作用を与えるための最低限必要な大きさに抑えられている。
なお、光学フィルム22、23は、コストをさほど考慮しない場合、観察領域A1よりも十分に大きくしてもよい。
ここで、光学フィルム22、23は、スペーサシート(以下、単に「スペーサ」ともいう)30とともに、拡散板21と観察面保護パネル24によって挟まれる。
そして、拡散板21とパネル24との間の隙間がスペーサシート30で塞がれているから、正面パネル構造体5内部に粉塵等が侵入するのが防止されている。
なお、光学フィルム22、23の一辺だけを固定辺とし、他の辺を自由辺とするには、例えば、光学シート22、23の一辺だけを、拡散板21又はパネル24に対して、両面テープ等で固定することによってもよい。
なお、スペーサ30は、シート状に形成されていなくてもよく、光学フィルム22、23以外の範囲で、拡散板1とパネル24の間隔を保持できるものであれば足りる。また、スペーサ30は、単一の部材によって形成されている必要はなく、複数の部材の組み合わせであってもよい。
このシャウカステン1では、光学フィルム22、23によって正面方向L1へ集光され、正面方向の輝度が上昇する。したがって、このシャウカステン1は、MRIフィルム又はマンモグラフィ検診におけるフィルムのように高い輝度が要求されるフィルムの観察用として好適である。
また、輝度を上昇できる光学フィルム22、23を使用しているため、光源2の数を増やしたり、出力の高い光源2を使用したりしなくても、シャウカステン1の輝度を上げることができ、コスト上昇、消費電力増大、装置の大型化を回避することができる。
具体的には、光源2の本数を増やす必要がないため、コスト上昇を避けられるとともに消費電力の増大が避けられる。また、出力の高い光源2を使用しなくてもよいことからも消費電力の増大が避けられる。しかも、消費電力が増大しないため、温度上昇を抑えることができる。
これに対し、本実施の形態のシャウカステン1によれば、光源からの発熱を抑えられることから、装置を薄型化しても、観察面A1の温度上昇を抑えることができる。
しかも、本実施の形態では、観察者が正面方向以外の方向(斜め方向)に移動すると、調光可能な輝度範囲の下限(3000cd/m2)よりも更に輝度が小さくなるように正面方向に集光しているため、調光ボリューム12を操作しなくとも、調光ボリューム12を操作した以上の眩しさ低減効果が得られる。
2線状光源
3ケーシング(装置本体)
9反射体
12点灯装置
40底板部
41第1側板部
42第2側板部
Claims (6)
- 装置本体と、この装置本体に配設された複数の線状光源と、この光源の光を反射するための反射体とを備えたフィルム観察装置であって、
前記複数の線状光源が前記反射体により保持されており、当該複数の線状光源及び反射体が、前記装置本体に対して一体的に着脱可能であることを特徴とするフィルム観察装置。 - 前記反射体が、略矩形状の底板部と、この底板部の4辺に沿ってそれぞれ配設される側板部とで構成されている請求項1に記載のフィルム観察装置。
- 前記底板部が前記装置本体から所定距離だけ離間するように、前記反射体が、当該装置本体に配設されている請求項2に記載のフィルム観察装置。
- 前記反射体が、略矩形状の底板部と、この底板部の4辺のうち、上辺を除く3辺に沿ってそれぞれ配設される側板部とで構成されている請求項1に記載のフィルム観察装置。
- 前記フィルム観察装置が、前記複数の線状光源を点灯させるための点灯装置を備えており、この点灯装置が、前記複数の線状光源及び反射体よりも下方に配設されている請求項1〜4のいずれかに記載のフィルム観察装置。
- 前記反射体の底板部に孔が形成されており、且つこの底板部上に反射シートが配設されている請求項1〜5のいずれかに記載のフィルム観察装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004353844A JP2006162938A (ja) | 2004-12-07 | 2004-12-07 | フィルム観察装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004353844A JP2006162938A (ja) | 2004-12-07 | 2004-12-07 | フィルム観察装置 |
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JP2006162938A true JP2006162938A (ja) | 2006-06-22 |
Family
ID=36665041
Family Applications (1)
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JP2004353844A Pending JP2006162938A (ja) | 2004-12-07 | 2004-12-07 | フィルム観察装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006162938A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007145182A1 (ja) | 2006-06-12 | 2007-12-21 | Olympus Medical Systems Corp. | 超音波探触子および超音波探触子を有する超音波内視鏡 |
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-
2004
- 2004-12-07 JP JP2004353844A patent/JP2006162938A/ja active Pending
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