JP2006161769A - 往復圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】往復圧縮機において、ロッドパッキンのシール性を維持しつつ性能向上及び信頼性の向上を図ると共に、製作コストの低減を図ること。
【解決手段】往復圧縮機はプランジャ43、ロッドパッキンシール構造部及びプランジャ駆動手段を備える。ロッドパッキンシール構造部は、プランジャ43の外周に配置されたパッキンケース22と、ロッドパッキン27とを複数段に備える。ロッドパッキン27は、周方向に複数に分割されたリング状の高圧側ロッドパッキン51と、周方向に複数に分割されたリング状の低圧側ロッドパッキン52とを軸方向に重ね合わせて構成される。両パッキン51、52の外周面に外周溝55を形成し、両パッキン51、52の周方向の相対位置を拘束するように廻り止め部材を外周溝55に設置すると共に、両パッキン51、52及び廻り止め部材を薄板状円筒リング53内に装着した。
【選択図】図1

Description

本発明は、往復圧縮機に係り、特に、可燃性ガスや毒性ガスを取り扱う40MPaを越えるような高圧で小容量の往復圧縮機に好適なものである。
従来の往復圧縮機としては、特開2004−116329号公報(特許文献1)に示されたものがある。この往復圧縮機は、一側に圧縮室を形成すると共に往復動するプランジャと、プランジャの他側外周をパッキンシールするように、ロッドパッキンシール構造部と、プランジャの駆動手段とを備えて構成されている。ロッドパッキンシール構造部は、プランジャの他側外周に配置されたパッキンケースと、パッキンケースの中に収納されたロッドパッキンとを複数段に備えて構成されている。
従来のロッドパッキンとしては、'Compressor Tech' January-February 2002(非特許文献1)に示されたものがある。このロッドパッキンは、周方向に複数に分割されたリング状の高圧側ロッドパッキンと、周方向に複数に分割されたリング状の低圧側ロッドパッキンとを軸方向に重ね合わせて構成されている。この高圧側ロッドパッキンは、一般にラジアルカットパッキンと呼ばれ、半径方向に直線状の分割面を持つ3つのパッキンピースからなっている。また、低圧側ロッドパッキンは、一般にタンジェンシャルカットパッキンと呼ばれ、半径方向及び周方向に傾斜して延びる分割面を持つ3つのパッキンピースからなっている。
このように、ロッドパッキンを3つ割れのパッキンピースでリング状に構成するのは、運転中の摺動によってパッキン内周面が摩耗したときでも、パッキン内周面がロッド表面(プランジャ表面)に追随できるようにするためである。従って、低圧側ロッドパッキン及び高圧側ロッドパッキンとも周方向分割面には初期運転時には合口隙間が生じるように形状寸法が考慮されている。
圧縮ガスの漏れ通路は主に低圧側ロッドパッキンでシールされる。そして、低圧側ロッドパッキンの内周部合口隙間を塞ぐように高圧側ロッドパッキンが自身の合口隙間と重ならないように配置される。即ち、両者は、合口隙間のほぼ1/2ピッチ、相対的に周方向にずらして装着されている。この周方向の相対位置を拘束することが必要であるため、図13(a)に示すように、従来のロッドパッキン27では、高圧側ロッドパッキンン51と低圧側ロッドパッキン52の互いの相対面の中央部にピン穴56a、56bを形成し、この両ピン穴56a、56bに跨って廻り止めピン57を挿入して高圧側ロッドパッキン51と低圧側ロッドパッキン52との周方向の位置を拘束している。また、高圧側ロッドパッキン51及び低圧側ロッドパッキン52のそれぞれの外周面に全周にわたって凹部を形成し、リング状のコイルバネ58、59をそれぞれの凹部内に設置して分割された高圧側ロッドパッキン51及び低圧側ロッドパッキン52を保持するようになっている。
特開2004−116329号公報 'Compressor Tech' January-February 2002
しかし、従来技術においては、高圧側ロッドパッキン51と低圧側ロッドパッキン52との周方向の位置を拘束するピン穴56a、56bを用いているため、ピン穴56a、56bの廻りにスペースを必要とし、高圧側ロッドパッキン51及び低圧側ロッドパッキン52の外径がその分だけ大きくなっていた。これによって、低圧側ロッドパッキン51がプランジャ43に押し付けられる圧力荷重である低圧側ロッドパッキン51の緊縛力が大きくなり、低圧側ロッドパッキン51の摺動摩擦損失が増加すると共に、摩耗量が増加して摩耗寿命が短くなるという課題があった。
また、従来技術においては、高圧側ロッドパッキン51及び低圧側ロッドパッキン52のそれぞれの外周面に形成した凹部内にリング状のコイルバネ58、59を設置しているので、ロッドパッキン27の外径が大きくなり、パッキンケースのパッキン収納内径及びケース外径が大きくなっていた。これによって、製作コストが増大してしまうという課題があった。
本発明の目的は、ロッドパッキンのパッキンシールの性能を維持しつつ摺動摩擦損失及び摩耗量を低減して性能向上及び信頼性の向上を図ると共に、ロッドパッキン及びパッキンケースを小型化して製作コストの低減及び圧縮機吸込み容量の増大を図ることができる往復圧縮機を得ることにある。
前述の目的を達成するために、本発明の第1の態様は、一側に圧縮室を形成すると共に往復動するプランジャと、前記プランジャの他側外周をパッキンシールするロッドパッキンシール構造部と、前記プランジャの駆動手段とを備え、前記ロッドパッキンシール構造部は、前記プランジャの他側外周に配置されたパッキンケースと、前記パッキンケースの中に収納されたロッドパッキンとを複数段に備え、前記ロッドパッキンは、周方向に複数に分割されたリング状の高圧側ロッドパッキンと、周方向に複数に分割されたリング状の低圧側ロッドパッキンとを軸方向に重ね合わせて構成された往復圧縮機において、前記高圧側ロッドパッキンの外周面と前記低圧側ロッドパッキンの外周面とに跨って外周溝を形成し、前記高圧側ロッドパッキンと前記低圧側ロッドパッキンの周方向の相対位置を拘束するように廻り止め部材を前記外周溝に設置すると共に、前記高圧側ロッドパッキン、前記低圧側ロッドパッキン及び前記廻り止め部材を薄板状円筒リング内に装着した構成にしたことにある。
係る本発明のより好ましい具体的な構成例は次の通りである。
(1)前記高圧側ロッドパッキンは半径方向に直線状の分割面を持つ3つのパッキンピースからなっており、前記低圧側ロッドパッキンは半径方向及び周方向に傾斜して延びる分割面を持つ3つのパッキンピースからなっており、前記高圧側ロッドパッキンの分割面と前記低圧側ロッドパッキンの分割面とを周方向にずらして組み合わせたこと。
(2)前記(1)に加えて、前記外周溝を前記高圧側ロッドパッキンの分割面に位置するように設け、前記廻り止め部材をバネ板で構成すると共に、前記外周溝の両側に位置する前記高圧側ロッドパッキンのパッキンピースを周方向に押すように前記廻り止め部材を前記外周溝に設置したこと。
(3)前記(2)に加えて、前記外周溝を中央から円周方向の両側に広がる平坦部を有して形成し、前記廻り止め部材を両側方向にバネ作用を有する中央凸部とその円周方向両側に延びる水平部とから構成し、前記外周溝の両側に位置する前記高圧側ロッドパッキンのパッキンピースを周方向に押すように前記廻り止め部材の中央凸部を前記外周溝の中央深溝部に配置すると共に、前記廻り止め部材の水平部を前記外周溝の平坦部側に延びるように配置したこと。
(4)前記外周溝を中央から軸方向両側に広がる平坦部を有して形成し、前記廻り止め部材の水平部を前記中央凸部から軸方向両側にも延びるように形成し、前記廻り止め部材の水平部を前記外周溝の軸方向両側に広がる平坦部側にも延びるように配置したこと。
本発明の第2の態様は、往復圧縮機のプランジャの外周をパッキンシールするロッドパッキンシール構造部に用いられるロッドパッキンにおいて、周方向に複数に分割されたリング状の高圧側ロッドパッキンと、周方向に複数に分割されたリング状の低圧側ロッドパッキンとを軸方向に重ね合わせて構成され、前記高圧側ロッドパッキンの外周面と前記低圧側ロッドパッキンの外周面とに跨って外周溝を形成し、前記高圧側ロッドパッキンと前記低圧側ロッドパッキンの周方向の相対位置を拘束するように廻り止め部材を前記外周溝に設置すると共に、前記高圧側ロッドパッキン、前記低圧側ロッドパッキン及び前記廻り止め部材を薄板状円筒リング内に装着した構成にしたことにある。
本発明の往復圧縮機によれば、ロッドパッキンのパッキンシールの性能を維持しつつ摺動摩擦損失及び摩耗量を低減して性能向上及び信頼性の向上を図ると共に、ロッドパッキン及びパッキンケースを小型化して製作コストの低減及び圧縮機吸込み容量の増大を図ることができる。
以下、本発明の複数の実施例について図を用いて説明する。各実施例の図における同一符号は同一物または相当物を示す。
本発明の第1実施例の往復圧縮機を図1〜図6を用いて説明する。
最初に、本実施例の往復圧縮機の外観構成に関して図1を参照しながら説明する。図1は本実施例の往復圧縮機を示す外観図である。
往復圧縮機10は、低圧段圧縮部1、高圧段圧縮部2、3、クランク機構部4、及びモータ5を備えて構成され、40MPaを越えるような高圧で小容量の圧縮機として好適に用いられる。なお、作動ガスとしては、水素ガスなどの可燃性作動ガスや毒性作動ガスを用いることが可能であり、本実施例では水素ガスが用いられている。
低圧段圧縮部1は、供給源から供給された低圧の作動ガスを圧縮するものであり、第1圧縮段圧縮部と第2圧縮段圧縮部とを有している。高圧段圧縮部2は、低圧段圧縮部1により圧縮された作動流体をさらに圧縮するものであり、第3圧縮段圧縮部を構成する。高圧段圧縮部3は、高圧段圧縮部2により圧縮された作動流体をさらに圧縮するものであり、第4圧縮段圧縮部を構成する。
クランク機構部4は、低圧段圧縮部1、高圧段圧縮部2、及び高圧段圧縮部3を駆動するためのものであり、その外面を形成するクランクケース4a及び筒状ケース4b〜4dを有している。クランクケース4aの基本的な形状は、前後に薄い略矩形状である。筒状ケース4bはクランクケース4aと低圧段圧縮部1とを接続するものであり、筒状ケース4cはクランクケース4aと中圧段圧縮部2とを接続するものであり、筒状ケース4dはクランクケース4aと高圧段圧縮部3とを接続するものである。モータ5は、クランク機構部4を介して、低圧段圧縮部1、高圧段圧縮部2、及び高圧段圧縮部3を駆動するものである。
さらには、クランク機構部4は、低圧段圧縮部1、高圧段圧縮部2、高圧段圧縮部3、及びモータ5などの構成要素の中央に配置されている。換言すれば、高圧段圧縮部2、低圧段圧縮部1、高圧段圧縮部3はクランクケース4aの周方向に連続する3面(本実施例では、底面を除く上面及び両側面)からそれぞれ突出して設けられ、モータ5はクランクケース4aの前後面を構成する1面(本実施例では、後面)から突出して設けられている。かかる構成によって、往復圧縮機10の小型化を図ることができる。
また、低圧段圧縮部1、高圧段圧縮部2、高圧段圧縮部3は、筒状に細長く形成されており、クランクケース4aの3面から放射状に延びている。低圧段圧縮部1はクランクケース4aの上面に垂直に突出するように配置されている。そして、高圧段圧縮部2と高圧段圧縮部3とは、両側面に水平方向に対向して同一軸心となるように突出して配置されている。換言すれば、クランク機構部4を挟んで互いに反対側に同一軸心となるように配置されている。かかる構成によって、クランクシャフト11の荷重を低減し、その軸受損失を低減することができる。
次に、往復圧縮機10の機構部分に関して、図2を参照しながら説明する。図2は本実施例の往復動圧縮機10の要部断面図である。
駆動源であるモータ5の回転軸にはクランクシャフト11が連結され、クランクシャフト11はモータ5によって回転される。このクランクシャフト11は主軸部と偏心軸部11aとを有している。コネクティングロッド13、15はクランクシャフト11の偏心軸部11aに回転可能に結合されている。クランクシャフト11の偏心軸部11aとクロスヘッド12とはコネクティングロッド13を介して連結され、偏心軸部11aの偏心回転運動をクロスヘッド12の左右の往復運動に変換するようになっている。さらには、クランクシャフト11の偏心軸部11aとクロスヘッド14とはコネクティングロッド15を介して連結され、偏心軸部11aの偏心回転運動をクロスヘッド14の上下の往復運動に変換するようになっている。
クランクシャフト11の偏心軸部11a、コネクティングロッド13、15、クロスヘッド12は、一つのクランクケース4a内に収納されている。クロスヘッド14はクランクケース4aの上面に設けられた筒状ケース4b内に収納されている。この筒状ケース4bはクランクケース4aと低圧段圧縮部1とを接続している。
クロスヘッド14には低圧段ピストンロッド16が連結され、そのピストンロッド16には低圧段ピストンが連結されている。このピストンは低圧段シリンダ内に摺動可能に収納され、ピストンの両側に第1圧縮段圧縮部及び第2圧縮段圧縮部が形成されている。クロスヘッド14の外周部にシールリング44が設けられ、このシールリング44が筒状ケース4bの内面と摺動するようになっている。これによって、クロスヘッド14と筒状ケース4bとの間の気密が保たれている。そして、シールリング44より低圧段圧縮部側の筒状ケース4bにガス導出孔46が形成されている。
また、水平方向に配置されたクロスヘッド12の両側に中間ガイドロッド41が夫々設けられている。その中間ガイドロッド41のピストン部42の外周部にシールリング45が取り付けられ、そのシールリング45が筒状ケース4c、4dの内面と摺動するようになっている。これによって、中間ガイドロッド41と筒状ケース4c、4dとの間の気密が保たれている。そして、シールリング45より中圧段圧縮部側の筒状ケース4c及び高圧段圧縮部側の筒状ケース4dにそれぞれガス導出孔47が形成されている。
ロッド部材で形成されたプランジャ43は、ほぼ同一径の細長い丸棒であり、中間ガイドロッド41との締結部側だけが小径になっている。プランジャ43の先端部外周側にはプランジャ43との間で圧縮室43aを形成するシリンダリング31が配置されており、プランジャ43の先端には、バルブブロック34が配置されている。中間ガイドロッド41との締結部とシリンダリング31との間には、軸方向に多段に積層された軸封構造部が形成されている。
このプランジャ43部の軸封構造部は、ロッドパッキンシール構造部と呼ばれるものであり、中間シャフトケース4dの軸方向端面に取り付けた内カバー35に嵌合して取り付けた低圧リング21とシリンダリング31との間に、中間リング23、ガイドリング24、メインテインリング25を介在させて、多数のパッキンケース22が軸方向に積層されている。
図2に示す例では、低圧リング21と中間リング23との間に4段のパッキンケース22が設けられ、中間リング23とメインテインリング25との間に3段のパッキンケース22が設けられ、メインテインリング25とシリンダリング31との間に単段のパッキンケース22が設けられている。各パッキンケース22は、プランジャ43の外周部から作動ガスが漏れるのを防止するロッドパッキン27を内周側に保持している。
次に、図3から図6を参照しながら、ロッドパッキンシール構造部について、さらに具体的に説明する。図3は本実施例のロッドパッキンシール構造部を示す一部断面拡大図、図4は本実施例のロッドパッキンシール構造部の圧力分布を説明する図、図5は本実施例のロッドパッキン27の側面図、図6は図5のA−A断面図である。なお、図4は円筒リング53を省略して示してあり、図5は低圧側ロッドパッキン52の一部を破断して示してある。
図3において、プランジャ43の左側がシリンダ側であり、そのシリンダ側の圧縮室43aで圧縮されたガスがプランジャ43の右側である低圧側(一般にほぼ大気圧力)に漏れないようにロッドパッキン27が装着されている。
各段のロッドパッキン27は、一対の高圧側ロッドパッキン51及び低圧側ロッドパッキン52と、両パッキン51、52による外周溝55(図5及び図6参照)に装着された廻り止め部品54(図5及び図6参照)と、両パッキン51、52及び廻り止め部品54の外周に配置した円筒リング53と、を一組として構成されている。各ロッドパッキン27は、パッキンケース22の中央に設けられた凹段部22a内に収納されると共に、左右のパッキンケース22の間に挟まれる形態で配置されている。係る構成によって、各段のロッドパッキン27を上述したような組構成とすることによってパッキンケース22に容易に組み込みむことができる。
ここで、ロッドパッキン27は、周方向に複数に分割されたリング状の高圧側ロッドパッキン51と、周方向に複数に分割されたリング状の低圧側ロッドパッキン52とを軸方向に重ね合わせて構成されている。また、外周溝55は、高圧側ロッドパッキン51の外周面と低圧側ロッドパッキン52の外周面とに跨って形成されている。また、廻り止め部材54は、高圧側ロッドパッキン51と低圧側ロッドパッキン52の周方向の相対位置を拘束するように外周溝55に設置されている。そして、高圧側ロッドパッキン51、低圧側ロッドパッキン52及び廻り止め部材54は、薄板状の円筒リング53内に装着されている。円筒リング53は、バネ板で形成しており、高圧側ロッドパッキン51、低圧側ロッドパッキン52及び廻り止め部材54を確実に保持することができる。
高圧側ロッドパッキン51は、ラジアルカットパッキンとも呼ばれ、半径方向に直線状の分割面を持つ3つのパッキンピース51aからなっている。低圧側ロッドパッキン52は、タンジェンシャルカットパッキンとも呼ばれ、半径方向及び周方向に傾斜して延びる分割面を持つ3つのパッキンピース52aからなっている。3つ割れのパッキンピース51a、52aでリング状に構成するのは、運転中の摺動によって低圧側ロッドパッキン51、高圧側ロッドパッキン52の内周面が摩耗したときでも、低圧側ロッドパッキン51、高圧側ロッドパッキン52の内周面がプランジャ43の表面に追随して摺動できるようにするためである。従って、低圧側ロッドパッキン51、高圧側ロッドパッキン52とも周方向分割面には初期運転時に合口隙間が生じるように形状寸法が考慮されている。
圧縮ガスの漏れ通路は、ロッドパッキン27の内周とプランジャ43の外周との摺動面、ロッドパッキン27とパッキンケース22との接触面の二つがある。これらの漏れ通路を形成しないようにするために、タンジェンシャルパッキン52が配置されている。そして、低圧側のタンジェンシャルパッキン53の内周部合口隙間を塞ぐように高圧側のラジアルパッキン52が自身の合口隙間と重ならないように配置されている。即ち、両者51、52の合口隙間をほぼ1/2ピッチだけ相対的に周方向にずらして装着されている。
ロッドパッキン27に要求される特性として、シール性能の他に低損失、長寿命等がある。図4はロッドパッキン27に掛かる圧力分布を示す。パッキンシールは主として低圧側ロッドパッキン51が受け持つ。図4において、高圧側が圧力P、低圧側が圧力Pである。低圧側ロッドパッキン51の外周面には上流側圧力P1が掛かり、プランジャ43との接触内周面には軸方向に圧力Pから圧力Pの圧力勾配が生じる。この圧力分布とパッキン形状寸法である外径D、内径D、幅Bとから、低圧側ロッドパッキン51の緊縛力(低圧側ロッドパッキン51がプランジャ43に押し付けられる圧力荷重)が次の式(1)のように推定される。
F=πB{P(D−D/2)+P/2} (1)
この低圧側ロッドパッキン51の緊縛力Fが大きければ、摺動摩擦損失が増加し、摩耗寿命も短くなる。特に、本実施例のように高圧で小容量の圧縮機では、プランジャ43の外径が小さくなるため、低圧側ロッドパッキン51の外径と内径との差が相対的に大きくなる。そこで、本実施例では、後述するように、低圧側ロッドパッキン51の外形Dをできるだけ内径Dに近づけて低圧側ロッドパッキン51の緊縛力Fを小さくするようにしており、摩擦損失や摩耗量を減らすことができるようになっている。
図5及び図6に示すように、高圧側ロッドパッキン51と低圧側ロッドパッキン52とは、それぞれの分割面に有する合口隙間が相対的にずれるように組み合わされ、外周溝55内に廻り止め部品54を装着した状態で、薄板状の円筒リング13の中に収められている。高圧側ロッドパッキン51の少なくとも一分割部の外周部には、外周側と低圧側ロッドパッキン側とが開放された凹段部55aが形成され、低圧側ロッドパッキン52の分割部ではない部分の外周部には、外周側と高圧側ロッドパッキン側とが開放された凹段部55bが形成されている。この両凹段部55a、55bが合わさってロッドパッキン27の外周溝55が形成される。この外周溝55は円筒リング53がない状態で外周側に開放された外周溝である。廻り止め部品54は、この外周溝55内に収納して係合されており、両凹段部55a、55bに跨って配置されている。
各凹段部55a、55bは両パッキン51、52の相対面からパッキン厚さ方向にほぼ半分程度の寸法で設けられている。また、各凹段部55a、55bは半径方向に内周に向かって設けてあり、その深さは低圧側ロッドパッキン52が運転経過によって磨耗し、外径Dが小さくなっても廻り止め部品54が凹段部55bの淵が外れないことを予め考慮して決定されている。
上述した構成によれば、従来技術で必要であった廻り止めピンまわりのスペースを低減できるので、高圧側ロッドパッキン51及び低圧側ロッドパッキン52の半径方向寸法を縮小することができ、これによってパッキン外径Dを内径(ロッド径)Dに近づけることができる。また、両パッキン51、52の合わせ面に廻り止め部品54を封止しているので、廻り止め部品54が両パッキン51、52から落下することを防止できる。
次に、図13を参照しながら、本実施例のロッドパッキン27と従来技術のロッドパッキン27との差異について説明する。
図13(a)に従来技術のロッドパッキン27を示し、図13(b)に本実施例のロッドパッキン27を示す。この図13(a)、(b)から明らかなように、本実施例では、従来必要であった廻り止めピン廻りのスペースを縮減でき、更にパッキン組立てスプリング径も小さくできるので、ロッドパッキン27の半径方向の寸法を縮減できる。また、図13(c)に示すように、従来技術のパッキンケースの内径寸法Dc1から本実施例のパッキンケースの内径寸法Dc2に小さくできる。これらにより、本実施例によれば、次のような効果が得られる。
(1)パッキン外径を内径寸法に近づけられるので、パッキン緊縛力を低減でき、摩擦損失の低減、パッキン寿命の長寿命化を図れる。
2)パッキンケースの内径を小さくすることによって、パッキンケースの必要肉厚を小さくすることができ、パッキンケースの外径を小さくでき、製作コストを低減できる。
3)圧縮室側のパッキンケースの内径も小さくすることができるので、空隙容量が小さくなり、圧縮機吸込み容量を増加できる。
次に、本発明の第2実施例について図7及び図8を用いて説明する。図7は本発明の第2実施例の往復圧縮機におけるロッドパッキン27の側面図、図8は図7のB−B断面図である。この第2実施例は、次に述べる点で第1実施例と相違するものであり、その他の点については第1実施例と基本的には同一である。
この第2実施例では、外周溝55は、外周側(開放側)に位置して、円周方向の中央から両側に広がる平坦部55cが形成されている。この外周溝55の中央深溝部55dの深さ、幅などは第1実施例と同じである。また、廻り止め部品54は、バネ板を折り曲げて形成されており、中央凸部54aと、その円周方向両側に延びる水平部54bとからなっている。この廻り止め部品54は、中央凸部54aの先端を中心として両側方向にバネ作用を有している。中央凸部54aは、外周溝55の中央部の円周方向の幅より若干大きな幅を有して、外周溝55の中央部内にそのバネ作用を利用して挿入されている。水平部54bは、外周溝55の平坦部55c側に延びるように配置されている。
廻り止め部品54を外周溝55に装着すると、そのバネ作用が働いて高圧側ロッドパッキン51を周方向に押し付ける。このとき、高圧側ロッドパッキン51の外周にはバネ板で形成された円筒リング53が設けてあるので、高圧側ロッドパッキン51は飛散せずに円筒リング53の中に保持される。このようにすることによって、ロッドパッキン27の単独組み合わせ状態において、高圧側ロッドパッキン51が飛散しないので、取り扱いやプランジャ43への組み込み作業を容易にできる。
次に、本発明の第3実施例について図9及び図10を用いて説明する。図9は本発明の第3実施例の往復圧縮機におけるロッドパッキン27の側面図、図10は図9のC−C断面図である。この第3実施例は、次に述べる点で第2実施例と相違するものであり、その他の点については第1実施例と基本的には同一である。
この第3実施例では、外周溝55の両側に広がる平坦部55cが円周方向だけでなく軸方向にも広がって形成されている。また、バネ板を折り曲げて形成された廻り止め部品54の両側に延びる水平部54bが円周方向だけでなく軸方向にも延びて形成されている。即ち、第3実施例では、高圧側ロッドパッキン51及び低圧ロッドパッキン52の両方の外周面に半径方向溝に対して直角に外周をカットしてあり、廻り止め部品54の水平部54bが高圧側ロッドパッキン51及び低圧ロッドパッキン52の両方の外周面に跨るようになっている。これによって、廻り止め部品54のバネ力の調整と取り付けの安定性を増すことができる。
次に、本発明の第4実施例について図11及び図12を用いて説明する。図11は本発明の第4実施例の往復圧縮機におけるロッドパッキン27の側面図、図11は図11のD−D断面図である。この第4実施例は、次に述べる点で第1実施例と相違するものであり、その他の点については第1実施例と基本的には同一である。
この第4実施例では、高圧側ロッドパッキン51及び低圧側ロッドパッキン52が周方向にバイアスカットされた3つのパッキンピース51a、52aから構成されたものである。第4実施例でも、上述の実施例と同様に、両パッキン51、52の周方向における分割位置が相対的にずらしてあり、分割位置が存在しない部分で、外周部に設けた廻り止め部品54によって、両パッキン51、52の周方向位置を拘束している。この第4実施例のようにロッドパッキンの形状が変わっても本発明の外周方向からパッキン51、52の周方向相対位置を拘束する手段は有効である。
これまで、高圧側ロッドパッキン、低圧側ロッドパッキンの廻り止め部材を装着する部材は薄板円筒状リングにて説明してきたが、リングでなくても良い。即ち、該部材は薄板を円筒状に巻いて形成したものであっても良い。更に言えば、薄板状円筒部材を巻き構造することによって、スプリング効果を持たせ、パッキン内周面が摩耗してもパッキン外周面と円筒部材との間に隙間が生じることを防げるので、好都合である。また、パッキン内周面の摩耗量が少なければ、図14の実施例に示すように薄板円筒部材にパッキンの廻り止め機能を持たせてもよい。なお、図14において、61は薄板状円筒部材、62は低圧側ロッドパッキン、63は高圧側ロッドパッキン、61aは廻り止め機能部をそれぞれ示す。
本発明の第1実施例の往復圧縮機を示す外観図である。 第1実施例の往復動圧縮機の要部断面図である。 第1実施例のロッドパッキンシール構造部を示す一部断面拡大図である。 第1実施例のロッドパッキンシール構造部の圧力分布を説明する図である。 第1実施例のロッドパッキンの側面図である。 図5のA−A断面図である。 本発明の第2実施例の往復圧縮機におけるロッドパッキンの側面図である。 図7のB−B断面図である。 本発明の第3実施例の往復圧縮機におけるロッドパッキンの側面図である。 図9のC−C断面図である。 本発明の第4実施例の往復圧縮機におけるロッドパッキンの側面図である。 図11のD−D断面図である。 本発明の第1実施例のロッドパッキンと従来技術のロッドパッキンとの差異を説明する図である。 本発明の第5実施例の往復圧縮機におけるロッドパッキンの側面図である。
符号の説明
1…低圧段圧縮部、2…高圧段圧縮部、3…高圧段圧縮部、4…クランク機構部、4a…クランクケース、4b〜4d…筒状ケース、5…モータ、10…往復圧縮機、11…クランクシャフト、11a…偏心部、12…クロスヘッド、12a〜12d…枠部、12e…開口、13…コネクティングロッド、14…クロスヘッド、15…コネクティングロッド、16…ピストンロッド、21…低圧リング、22…パッキンケース、22a…凹段部、23…中間リング、24…ガイドリング、25…メインテインリング、27…ロッドパッキン、31…シリンダリング、34…バルブブロック、35…内カバー、41…中間ガイドロッド、42…ピストン部、43…プランジャ(ロッド)、43a…圧縮室、44…シールリング、45…シールリング、46…ガス導出孔、47…ガス導出孔、51…高圧側ロッドパッキン(タンゼンシャルロッドパッキン)、51a…パッキンピース、52…低圧側ロッドパッキン(ラジアルパッキン)、52a…パッキンピース、53…円筒リング、54…廻り止め部品、54a…中央凸部、54b…水平部、55…外周溝、55a〜55b…凹段部、55c…平坦部、55d…中央深溝部、61…薄板状円筒部材、61a…廻り止め機能部、62…低圧側ロッドパッキン、63…高圧側ロッドパッキン。

Claims (9)

  1. プランジャ一側に圧縮室を形成すると共に往復運動するプランジャと、
    前記プランジャの外周をパッキンシールするロッドパッキンシール構造部と、
    前記プランジャの駆動手段とを備え、
    前記ロッドパッキン構造部は、軸方向に積層された複数枚のパッキンケースの中に収納されて複数段を形成し、
    前記ロッドパッキンシール構造部は、周方向に複数に分割されたリング状の高圧側ロッドパッキンと、周方向に複数に分割されたリング状の低圧側ロッドパッキンとを軸方向に重ね合わせて構成され,前期高圧側ロッドパッキンと前期低圧側ロッドパッキンを一つの薄板状円筒部材内に装着し、薄板円筒部材と前期両ロッドパッキンとの周方向相対廻り止め機能を備えた
    ことを特徴とする往復圧縮機。
  2. 請求項1に記載の往復圧縮機において、プランジャ径が略40mm以下に適用するロッドパッキンシールの外径と内径の比を概略L4以下にしたことを特徴とする往復圧縮機。
  3. プランジャ一側に圧縮室を形成すると共に往復動するプランジャと、
    プランジャ他側の外周をパッキンシールするロッドパッキンシール構造部と、
    前記プランジャの駆動手段とを備え、
    前記ロッドパッキンシール構造部は、プランジャ他側の外周に配置されたパッキンケースと、前記パッキンケースの中に収納されたロッドパッキンとを複数段に備え、
    前記ロッドパッキンは、周方向に複数に分割されたリング状の高圧側ロッドパッキンと、周方向に複数に分割されたリング状の低圧側ロッドパッキンとを軸方向に重ね合わせて構成された往復圧縮機において、
    前記高圧側ロッドパッキンの外周面と前記低圧側ロッドパッキンの外周面とに跨って外周溝を形成し、前記高圧側ロッドパッキンと前記低圧側ロッドパッキンの周方向の相対位置を拘束するように廻り止め部材を前記外周溝に設置すると共に、前記高圧側ロッドパッキン、前記低圧側ロッドパッキン及び前記廻り止め部材を薄板状円筒部材内に装着した
    ことを特徴とする往復圧縮機。
  4. 請求項3に記載の往復圧縮機において、前記高圧側ロッドパッキンは半径方向に直線状の分割面を持つ3つのパッキンピースからなっており、前記低圧側ロッドパッキンは半径方向及び周方向に傾斜して延びる分割面を持つ3つのパッキンピースからなっており、前記高圧側ロッドパッキンの分割面と前記低圧側ロッドパッキンの分割面とを周方向にずらして組み合わせたことを特徴とする往復圧縮機。
  5. 請求項3に記載の往復圧縮機において、前記外周溝を前記高圧側ロッドパッキンの分割面に位置するように設け、前記廻り止め部材をバネ板で構成すると共に、前記外周溝の両側に位置する前記高圧側ロッドパッキンのパッキンピースを周方向に押すように前記廻り止め部材を前記外周溝に設置したことを特徴とする往復圧縮機。
  6. 請求項5に記載の往復圧縮機において、前記外周溝を中央から円周方向の両側に広がる平坦部を有して形成し、前記廻り止め部材を両側方向にバネ作用を有する中央凸部とその円周方向両側に延びる水平部とから構成し、前記外周溝の両側に位置する前記高圧側ロッドパッキンのパッキンピースを周方向に押すように前記廻り止め部材の中央凸部を前記外周溝の中央深溝部に配置すると共に、前記廻り止め部材の水平部を前記外周溝の平坦部側に延びるように配置したことを特徴とする往復圧縮機。
  7. 請求項6に記載の往復圧縮機において、前記外周溝を中央から軸方向両側に広がる平坦部を有して形成し、前記廻り止め部材の水平部を前記中央凸部から軸方向両側にも延びるように形成し、前記廻り止め部材の水平部を前記外周溝の軸方向両側に広がる平坦部側にも延びるように配置したことを特徴とする往復圧縮機。
  8. 往復圧縮機のプランジャの外周をパッキンシールするロッドパッキンシール構造部に用いられるロッドパッキンにおいて、
    周方向に複数に分割されたリング状の高圧側ロッドパッキンと、周方向に複数に分割されたリング状の低圧側ロッドパッキンとを軸方向に重ね合わせて構成され、
    前記高圧側ロッドパッキンの外周面と前記低圧側ロッドパッキンの外周面とに跨って外周溝を形成し、
    前記高圧側ロッドパッキンと前記低圧側ロッドパッキンの周方向の相対位置を拘束するように廻り止め部材を前記外周溝に設置すると共に、前記高圧側ロッドパッキン、前記低圧側ロッドパッキン及び前記廻り止め部材を薄板状円筒部材内に装着した
    ことを特徴とするロッドパッキン。
  9. 請求項8に記載のロッドパッキンにおいて、前記高圧側ロッドパッキンと前記低圧側ロッドパッキンとを装着する薄板状円筒部材を巻き形状にしたことを特徴とするロッドパッキン。
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