JP2006161472A - フランス落とし - Google Patents

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【課題】床面の係止穴の深度に対応した係止棒部材の突出量の変化に応じてケースに対する係止棒部材の固定位置を加減調節できるフランス落としを得る。
【解決手段】扉体30における縦框32に埋設されるケース12に係止棒部材13、15を昇降可能に配置し、床面60側に設けた係止穴64に該係止棒部材13、15の降下によって扉30を固定するフランス落とし10が、ケース12の内部壁17に複数のロック部18を縦方向に順次に連設し、また、係止棒部材13、15にその昇降動作に連動すると共にケース12内壁17の各ロック部18に弾性係合可能な係合子19を有した弾性ロック腕20を具備した構成とし、係止棒部材13、15の係止穴64への落とし込降下量に対応して何れかのロック部18と係合子19との弾性ロック係合を得るようにした。
【選択図】図4

Description

本発明は、扉に装着され、その扉を必要に応じて、また解除可能に所定の位置に固定するために用いられる係止手段、つまりフランス落としに関する。
従来から、一般住宅をはじめオフィスビルディング等の建物入口や内部の部屋、室への出入り口等に開き扉や仕切扉が設置される際には、必要に応じて扉を全面的に開扉可能に、しかも通常は扉を閉扉された一定状態位置に固定する手段としてフランス落としが常用されている。
このフランス落としは、扉体の縦框の下部部位に穿設した凹所へ埋め込まれたケース部に丸棒又は角棒形状を有した係止部材がマニュアル操作で昇降可能に装着された構成にあり、下降時に同係止部材が床面に所定位置に予め削設した縦係止穴に嵌入させ、以って扉を所定位置に固定するものである。
特許文献1は、この種のフランス落としにおいて、上記係止部材を床面に設けた係止穴に落とし込んだ際に、両者の間に隙間が形成され、確実、強固な固定状態が得られない点を改善する手段を提供しているものであり、係止部材の断面形状を円形断面と異なる長円形等とし、その長円形断面の係止棒が相手の係止穴の穴壁面に対して接触状態で係止するように若干の螺旋動作を伴って昇降動するように工夫し、常に接触係止により棒と穴との間で隙間が発生しないようにしているものである。その成果としてフランス落としを下ろした時には、扉はガタつくことなく、確実に固定されるようになっている。つまり、フランス落としと、その係止穴との間に生じる一つの課題を解決したものである。そして、係止部材は、通常、扉固定位置まで降ろされた際には、本体ケースに形成した凹所形状等のロック部に係止部材側のロック腕先端に設けた爪が係合して適正度合いのロック状態を形成し、以って係止部材が簡単には固定位置から昇動しないように昇降方向にも安定した固定状態を確保するように構成してある。
然しながら、この種のフランス落としは、両開き扉を一般住宅のフローリング面等の様に木製床面を相手として固定する場合もあれば、オフィスビルディング等におけるコンクリート床面を相手として扉を固定する場合もあり、必ずしも扉の固定対象が一定しているとは限らないのが現状である。このような床面条件の多様性は、フランス落としの係止部材ないし係止棒を床面に削設した係止穴に落とす際に穴深さが必ずしも一定していないと言う不都合を発生させている。つまり、係止穴の削設作業者と出入り口への扉の設置、フランス落としの取り付け等を施工する作業者とが一致していることは無いので、建物構造条件等から係止穴位置が設計図通りに形成されていてもその係止穴の浅深度合いまで確実に所望の通りに形成されているとは限らないのが普通である。また、木製フローリング床面の場合であってもその下層のコンクリート面にまで達する状態で係止穴が適正深さを有するように形成されているとは限らない場合も多々発生している。
特許第3553136号公報
上述のように、フランス落としの係止棒は、床面に削設した係止穴の浅深に応じて昇降方向において、充分に既述のようなロック状態を確保し得ない事態も発生し、コンクリート部に再度、穿孔作業を施して係止穴深さを修正する手間、それに要する工具の持ち込み等の付加作業を伴うことからフランス落としの取付け施工を煩瑣にする結果と成っており、この種の不都合を解決することが課題となっている。
また、上述した不都合をフランス落としの内部機構を、しかも比較的安価に改善することを課題とするものである。
依って、本発明は、上述した課題を解決するために、扉体における縦框の下部に埋め込まれるケースに係止棒部材を昇降可能に配置し、床面側に設けた係止穴に該係止棒部材の落とし込みによって扉を固定するフランス落としにおいて、前記ケースの内部壁に複数のロック部を縦方向に順次に連設し、他方、前記係止棒部材に該部材の昇降動作に連動すると共に前記ケース内部壁の各ロック部に弾性係合可能な係合子を有したロック腕を具備した構成とし、前記係止棒の前記係止穴への落とし込降下量に対応して何れかのロック部と係合子との弾性ロック係合を得るようにした構成のフランス落としを提供するものである。
上述した構成を有した本発明に係るフランス落としでは、あらかじめ床面側に設けられる係止穴の浅深度合いを予測して複数のロック部をフランス落としのケース内部壁の隠れ位置に設け、その複数のロック部に対して、係止棒部材側の係合子を有したロック腕が該棒部材の降下動作に連動して降下しながら係止穴への落ち込み限界に達したとき、その落ち込み量の多少に応じて適宜のロック部に腕が弾性的にその係合子を係合させてロック状態を形成できるから、フランス落としによる扉固定が床面側の係止穴の深さの相違に影響されることなく、所望の安定度の下に達成できることとなり、フランス落としの取付け施工をも簡便化する効果を奏することができる。
なお、好ましくは、上述したフランス落としのケースの内部壁に設けられる複数のロック部は、複数の凹溝として形成され、このとき、係止棒部材のロック腕に設けられる係合子は、該ロック腕の先端域に設けた爪状部として形成し、ロック腕が扉固定位置へ向けて落ち込み、相手側の係止穴に嵌入し、下降限界に達した際に、連動して降下するロック腕の爪状部が複数凹溝の何れか丁度対応した凹溝に弾性的に係合してロック状態を得るようにする。
もちろん、上記構成とは逆に、ケースの内面に設けられる複数のロック部を複数の蒲鉾形の凸部を係止棒部材の昇降動作方向に連接した構成とし、係止棒部材のロック腕に設けられる係合子は、該ロック腕の先端域に設けた凹部として形成し、ロック腕が扉固定位置へ向けて落ち込み、降下する過程で下降限界に達したとき、連動して降下するロック腕の凹部が複数の蒲鉾形の凸部の何れか丁度対応する凸部に弾性的に係合してロック状態を得るようにしても良いことは言うまでもない。
更に好ましくは、上述した弾性ロック腕は、上記係止棒部材の上部に一体形成した摺動部材の左右両側に一対にして設けられ、このとき、上記ケースの内部壁に形成される上記ロック部は対応して左右の内部壁にそれぞれ複数が設けられるように形成される。
なお、フランス落としのケース、係止棒部材、ロック腕等はポリアセタール等の適宜の合成樹脂材料を用いて成形加工法によって製造することが好ましく、またステンレス鋼板やアルミ合金材料によりダイキャスト法や絞り加工法等で形成することも可能であり、何れの素材、加工法に因るものも上述した複数のロック部と、係合子を有したロック腕とを具備した構成を採る限り、本発明の技術範囲に属するものであることを理解すべきである。
以下、本発明を添付図面に示す好ましい実施形態に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るフランス落としが開き扉の縦框に埋設、装着されて相手の床面に予め設けられた係止穴と対向している状態を示した斜視図であり、図2は、図1の2−2線に沿う断面図、図3は、係止棒部材が係止穴に落とされて扉を固定状態にしている状況を説明する断面図、図4は、係止棒がケース内に昇動、収納された状態における本実施形態に係るフランス落としのより具体的な構造を示す正面図、図5は同係止棒部材が最大限、ケース外に降下、突出した状態における図4同様の本実施形態に係るフランス落としの正面図、図6は、同実施形態における係止棒部材の構造部材を分離、詳細に示した分解状態の正面図である。
図1〜図3において、フランス落とし10は、開き扉等の扉30における縦框32の下部位に埋設、固定されるケース12と、このケース12の内部に昇降可能に配設された摺動部材13と、この摺動部材13の下端に適宜の連結棒11を介して垂設される棒状体14とから成る係止棒部材15とから基本構成されている。
そして、ケース12は、例えばポリフェノール(POM)等の硬質合成樹脂材料により裏面側を開口させた中空体に形成され、その上端ならびに中央部下方に止めねじ29の通孔を形成したボス部41並びに42、42が一体に形成されており、これらのボス部41、42、42によって囲繞される内部室43に所定長さを有した摺動部材13が摺動可能に嵌装されている。
ここで、摺動部材13の左右側壁16、16には、ケース12の左右内部壁17、17に設けられ、後に詳述する複数個の凹溝(ロック部を成す)18、18に対して弾性的に係止する係合子19、19を備えた弾性ロック腕20、20が設けられている。
また、図1に詳示するように、ケース12の前板部46には上記摺動部材13の前面53に突設させた操作片54を所定の昇降距離に渡って露出、突出させるための縦長の窓47が形成されている。
更に、摺動部材13の下端に連結棒11を介して垂設される係止棒部材15の
棒状体14は、先端が非円形断面を有するごとく形成され、後述する床面側の係止凹所への突出部をなしている。
更にまた、ケース12の底板48には上記の係止棒部材15の棒状体14が挿設される挿通孔49が貫設されており、この挿通孔49の周壁を案内にして係止棒部材15が昇降動作するように形成されている。
従って、上記の操作片54を人が昇降方向に操作すると、摺動部材13と係止棒部材15が一体となって軸心に沿って昇降する。
一方、図1〜図3において、扉30と対向した床面60には上述したフランス落とし10の摺動部材13と係止棒部材15が降下した際に係止するための止座62が床面から沈めた形態で設けられ、その中央領域に凹形受けケース63によって形成される係止穴64が配設、形成されている。
この凹形受けケース63により形成される係止穴64は、上記係止棒部材15の先端の断面形状と可及的に相補した開口形状として設けられ、ガタ無く係止棒部材15が同係止穴64の壁面に接触して係止するように設計される。更に、係止棒部材15が降下したとき、弾性ロック腕20、20が有する係合子19、19が、ケース12の内部壁17、17に形成した最下位の凹溝(ロック部)18、18に弾性的に係合して係止棒部材15、摺動部材13が振動等の伝播に応じてケース12内部に向け上動戻りしないように成っている。この結果、フランス落とし10を介して扉30は床面60に対してガタつくこと無く所定の開閉位置に固定される。図3は、係止棒部材15が係止穴64に降下して扉30を床面60に対して固定した状態例示しているものである。
さて、上述のような構成を有したフランス落とし10において、床面60に埋設形態で設けられる止座62は、その床面60に予め床面60の施工時に削設ないし穿設された穴位置に沈めることにより、埋設されるが、特に床面60がコンクリート床面であれば、扉30の取付け、フランス落とし10の取付け時点では既にコンクリートも固形化されている。そして、そのコンクリート床面60に形成された穴の浅深度合いが加工誤差等を含めて必ずしも一定深さに形成されてはいない。故にこの点に鑑みて、特に、穴の深度が不十分で止座62の凹形受けケース63が確実に埋設できない時は、フランス落とし10の取付け作業時にコンクリート床面60の係止穴64の深度修正の穿孔加工を実行することは、煩瑣であり、かつコンクリートの穿孔加工具を準備することが必要となる不都合がある。
そこで、予め係止穴64の浅深度が相互に異なる複数種の凹形受けケース63を準備、確保しておくことで、比較的簡単に対処することは可能である。
然しながら、フランス落とし10の摺動部材13や係止棒部材15をも予め異なる寸法の部品を用意して相手側の係止穴64に確実に落とし込んで一定の固定状態を確保するように対処することは、フランス落とし10の製造に要する部品点数を徒に増加させることとなり、しかも両部材13、15が単純形状部品ではないことを勘案するなら、極めて不経済である。
本発明の実施形態に係るフランス落とし10は、この点に鑑みてケース12の左右内部壁17、17に複数のロック部用凹溝18、18を縦方向に連接、具備していることから、係止棒部材15が係止穴64に向けて降下して限界量まで落とし込まれた時点でもなお、最下位に形成された凹溝18、18と弾性腕20、20の係合子19、19が対応、係合不可能なときには、その最下位の凹溝18、18よりも上位に設けられた複数の凹溝18、18の何れかには弾性的に係合して係止棒部材15、摺動部材13の戻り上動等が発生しないように固定、保持することが可能となるのである。この結果、扉30の床面60に対する所定位置での固定の確実に確保し得ることは言うまでもない。
つまり、本発明の技術思想によれば、フランス落とし10は、その内部の構造を比較的簡単な改善設計に基づいて製造することで、フランス落としの本来的な扉30の固定機能の発揮と、製造コストの徒な増加を抑制し、かつ取付け作業に要する工数を極力、低減化して効率的なフランス落とし10の取付けを完成させ得る効果を奏することになるのである。
ここで更に、図4、図5を参照すると、本実施形態に係るフランス落とし10の詳細な構造が図示され、前者では、係止棒部材15が摺動部材13と共にケース12の内部に上動、収納された状態(図2を参照)を示し、後者は、操作片54を手動操作して係止棒部材15を摺動部材13と一緒に降下させてケース12の底部から突出させた状態(図3を参照)を示している。
ここで、注目すべきは、ケース12の内部の壁面に最上位位置に一つの凹溝18が、そして同様な複数の凹溝18が上記最上位よりも摺動部材13の昇降ストローク量だけ下方位置に略等間隔(例えば2〜3ミリメートルピッチ)で形成されている。これらの凹溝18において最上位の凹溝18は図4に図示の如く摺動部材13が係止棒部材15と一緒にケース12の内部で上動によって最上部位置に達したとき、同摺動部材13の左右側壁16、16に設けた弾性ロック腕20、20の係合子19、19が弾性的に係合して摺動部材13をケース12の内部に係止するロック機能を奏する。
他方、上記最上位の凹溝18より下方に設けた複数の凹溝18は、摺動部材13が係止棒部材15と一緒にケース12内から降下し、同ケース12の底板48に形成された通孔49を経て突出した際に、摺動部材13の両側壁16に設けられた弾性ロック腕20、20の係合子19、19が係止棒部材15の突出量に応じて複数の凹溝18における何れか一つの、丁度対向した凹溝18に弾性的に係合して摺動部材13と係止棒部材15との両者を突出位置でロックする機能を奏する。つまり、係止棒部材15が床面側の係止穴64(図3参照)の深度に応じて昇降ストロークにおける最大ストローク分だけ降下、下動し得なかった場合でも複数の連設された凹溝18における一つには確実に弾性的に係合するから、既述のように、係止棒部材15が摺動部材13と共に何らかの振動、ショック等の伝達に従って不本意に上動してケース12の内部に引っ込んでしまうと言う不都合は、確実に阻止できるのである。
図6は、上述した摺動部材13と係止棒部材15との構造を詳示しており、好ましくは、両者は、ロック腕20、20を有した摺動部材13と、連結棒11及び棒状体14とから成る係止棒部材15とに予め別部品として合成樹脂材の成形加工法等によって形成され、更に両者13、15を適宜の固定部材、例えば図示の如く箱体状の固定子25を用いて摺動部材13の下部の連結室13aに係止棒部材15の連結棒11における結合ヘッド11aを連結して一体化する構成で製造、組立てされる。
なお、摺動部材13の左右側壁16、16に形成する弾性ロック腕20、20は先端に爪状の係合子19、19を外向きに有してその長さ方向と交差する横方向に弾性変位可能な腕体として形成すれば良く、成形加工によれば、比較的容易に加工、形成することができる。
なお、上述した実施形態におけるケース12の内部壁面に設けた複数の凹溝18から成るロック部と、摺動部材13に設けたロック腕20、20の係合子19、19とから成る固定、係合機構は、逆に異なる実施形態としてケース12の内部壁17、17に複数の凸状のロック部を形成し、摺動部材13の弾性ロック腕20、20の先端に爪状の係合子19、19に代えて上記凸状ロック部と係合可能な凹所を形成した構成とすることも可能である。
以上、本発明を好ましい実施形態に基づいて説明したが、既述のように、本発明によれば、フランス落としが、従来から周知のフランス落としの構造を踏襲しながら、その内部の構造を比較的簡単な改善設計に基づいて加工、組立てすることで、フランス落としの本来的な床面を相手に扉の固定機能を発揮し、かつ製造コストの徒な増加を抑制し、しかも取付け作業に要する工数を極力、低減させて効率的なフランス落とし10の取付けを完成させ得る効果を奏することになるのである。
本発明の実施形態に係るフランス落としが開き扉の縦框に埋設、装着されて相手の床面に予め設けられた係止穴と対向している状態を示した斜視図、 図1の2−2線に沿う断面図、 係止棒部材が係止穴に落とされて扉を固定状態にしている状況を説明する断面図、 係止棒がケース内に昇動、収納された状態における本実施形態に係るフランス落としのより具体的な構造を示す正面図、 同係止棒部材が最大限、ケース外に降下、突出した状態における図4同様の本実施形態に係るフランス落としの正面図、 同実施形態における係止棒部材の構造部材を分離、詳細に示した分解状態の正面図。
符号の説明
10:フランス落とし
12:ケース
13:摺動部材
14:棒状体
15:係止棒部材
16:側壁
17:内部壁
18:凹溝(ロック部)
19:係合子
20:弾性ロック腕
30:両開き等の扉
32:縦框
60:床面
62:止座
63:凹形受けケース
64:係止穴

Claims (4)

  1. 扉体における縦框の下部に埋め込まれるケースに係止棒部材を昇降可能に配置し、床面側に設けた係止穴に該係止棒部材の落とし込みによって扉を固定するフランス落としにおいて、
    前記ケースの内部壁に複数のロック部を縦方向に順次に連設し、他方、前記係止棒部材に該部材の昇降動作に連動すると共に前記ケース内部壁の各ロック部に弾性係合可能な係合子を有した弾性ロック腕を具備した構成とし、前記係止棒部材の前記係止穴への落とし込降下量に対応して何れかのロック部と係合子との弾性ロック係合を得るようにしたことを特徴とするフランス落とし。
  2. 前記ケースの内面に設けられる複数のロック部は、複数の凹溝として形成され、このとき、前記係止棒部材の弾性ロック腕に設けられる前記係合子は、該弾性ロック腕の先端域に設けた爪状部として形成し、該係止棒部材が扉固定位置へ向けて落ち込み、相手側の係止穴に嵌入し、下降限界に達した際に、連動して降下する前記弾性ロック腕の爪状部が前記複数凹溝の何れか丁度対応した凹溝に弾性的に係合する構成とした請求項1に記載のフランス落とし。
  3. 前記ケース、前記係止棒部材、前記弾性ロック腕は硬質合成樹脂材料を用いて成形加工法によって製造されることを特徴とする請求項1又は2に記載のフランス落とし。
  4. 前記弾性ロック腕は、前記係止棒部材の上部に一体形成した摺動部材の左右両側に一対にして設けられ、このとき、前記ケースの内部壁に形成される前記ロック部は対応して左右の内部壁にそれぞれ複数が設けられる請求項1から3項の何れか1項記載のフランス落とし。
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