JP2006160587A - 遠赤外線放射体 - Google Patents
遠赤外線放射体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006160587A JP2006160587A JP2004358221A JP2004358221A JP2006160587A JP 2006160587 A JP2006160587 A JP 2006160587A JP 2004358221 A JP2004358221 A JP 2004358221A JP 2004358221 A JP2004358221 A JP 2004358221A JP 2006160587 A JP2006160587 A JP 2006160587A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- far
- weight
- parts
- coating film
- borate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
Landscapes
- Central Heating Systems (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
【課題】美観を向上すると共に、利用し易くする。
【解決手段】アルカリ金属シリケートに対し、ホウ酸塩を添加し、無機充填材として、厚
み0.01〜0.5μm面径2〜5μmの鱗片状で透明のシリカを混合し、更に平均粒径
10〜30nmのモンモリロナイト0.5〜5重量部を配合して、遠赤外線放射体を塗料
状の形態とし、該遠赤外線放射体を所望箇所に塗布する。つまり、アルカリ金属シリケー
トをホウ酸塩由来の金属イオンで固化して塗膜化し、かかる塗膜に溶出ホウ酸が固化して
生成したガラスを含有させると共に、無数の透明シリカの薄片を幾重にも積層分散させて
、透明且つ強靱な塗膜を生成する。そして、この塗膜中に遠赤外線の放射体機能に優れた
モンモリロナイトを分散させることで、塗膜から遠赤外線を放射させる。又、モンモリロ
ナイトを超微粉にすることによって、塗膜の透明性を維持する。
【選択図】なし
【解決手段】アルカリ金属シリケートに対し、ホウ酸塩を添加し、無機充填材として、厚
み0.01〜0.5μm面径2〜5μmの鱗片状で透明のシリカを混合し、更に平均粒径
10〜30nmのモンモリロナイト0.5〜5重量部を配合して、遠赤外線放射体を塗料
状の形態とし、該遠赤外線放射体を所望箇所に塗布する。つまり、アルカリ金属シリケー
トをホウ酸塩由来の金属イオンで固化して塗膜化し、かかる塗膜に溶出ホウ酸が固化して
生成したガラスを含有させると共に、無数の透明シリカの薄片を幾重にも積層分散させて
、透明且つ強靱な塗膜を生成する。そして、この塗膜中に遠赤外線の放射体機能に優れた
モンモリロナイトを分散させることで、塗膜から遠赤外線を放射させる。又、モンモリロ
ナイトを超微粉にすることによって、塗膜の透明性を維持する。
【選択図】なし
Description
本発明は、美観に優れた遠赤外線放射体に関する。
従来より、遠赤外線放射体は様々な分野で利用されており、例えばハロゲンランプや電
熱線を熱源とした室内用暖房器具では、熱源からの放射による加熱だけではなく、より効
率良く室内加熱するために、暖房器具の適切箇所に遠赤外線放射体を装備したものが知ら
れている。
この遠赤外線放射は、カーボン粉末に樹脂バインダーを配合してペレット化し、該ペレ
ットにより、射出成形または押出成形して製造したものが主流であった(例えば、特許文
献1参照)。
熱線を熱源とした室内用暖房器具では、熱源からの放射による加熱だけではなく、より効
率良く室内加熱するために、暖房器具の適切箇所に遠赤外線放射体を装備したものが知ら
れている。
この遠赤外線放射は、カーボン粉末に樹脂バインダーを配合してペレット化し、該ペレ
ットにより、射出成形または押出成形して製造したものが主流であった(例えば、特許文
献1参照)。
ところが、カーボン製の遠赤外線放射体は、当然ながらカーボンの黒色が強く現れ、美
観に劣ることこら、室内備品の露出部分に多量に使用するには、不適であった。
又、上記の様に別途成形したものを取り付けるため、手間がかかり製造コストの高騰を
招いた。
観に劣ることこら、室内備品の露出部分に多量に使用するには、不適であった。
又、上記の様に別途成形したものを取り付けるため、手間がかかり製造コストの高騰を
招いた。
本発明は、上記課題に鑑み、アルカリ金属シリケート100重量部に対し、ホウ酸塩0
.5〜35重量部を添加し、無機充填材として、厚み0.01〜0.5μm面径2〜5μ
mの鱗片状で透明のシリカ0.5〜50重量部を混合し、更に平均粒径10〜30nmの
モンモリロナイト0.5〜5重量部を配合することにより、遠赤外線放射体を塗料状の形
態と成し、該遠赤外線放射体を所望箇所に塗布する様にして、上記課題を解決する。
つまり、アルカリ金属シリケートをホウ酸塩由来の金属イオンで固化して塗膜化し、か
かる塗膜に溶出ホウ酸が固化して生成したガラスを含有させると共に、無数の透明シリカ
の薄片を幾重にも積層分散させて、透明且つ強靱な塗膜を生成する。
そして、この塗膜中に遠赤外線の放射体機能に優れたモンモリロナイトを分散させるこ
とで、塗膜から遠赤外線を放射させる。
又、モンモリロナイトを平均粒径10〜30nmの超微粉にすることによって、塗膜の
透明性を維持する。
.5〜35重量部を添加し、無機充填材として、厚み0.01〜0.5μm面径2〜5μ
mの鱗片状で透明のシリカ0.5〜50重量部を混合し、更に平均粒径10〜30nmの
モンモリロナイト0.5〜5重量部を配合することにより、遠赤外線放射体を塗料状の形
態と成し、該遠赤外線放射体を所望箇所に塗布する様にして、上記課題を解決する。
つまり、アルカリ金属シリケートをホウ酸塩由来の金属イオンで固化して塗膜化し、か
かる塗膜に溶出ホウ酸が固化して生成したガラスを含有させると共に、無数の透明シリカ
の薄片を幾重にも積層分散させて、透明且つ強靱な塗膜を生成する。
そして、この塗膜中に遠赤外線の放射体機能に優れたモンモリロナイトを分散させるこ
とで、塗膜から遠赤外線を放射させる。
又、モンモリロナイトを平均粒径10〜30nmの超微粉にすることによって、塗膜の
透明性を維持する。
要するに、本発明はアルカリ金属シリケート100重量部に対し、ホウ酸塩0.5〜3
5重量部を添加し、無機充填材として、厚み0.01〜0.5μm面径2〜5μmの鱗片
状で透明のシリカ0.5〜50重量部を混合し、更に平均粒径10〜30nmのモンモリ
ロナイト0.5〜5重量部を配合したので、透明且つ強靱なだけでなく、遠赤外線を放射
可能な塗膜を生成することが出来る。
従って、本発明品を例えば暖房器具に塗布することにより、手間をかけず簡単に遠赤外
線放射体を付与して、加熱効率の向上を図ることが出来る。
又、モンモリロナイトを平均粒径10〜30nmの超微粉にしたので、塗膜は失透せず
、透明性を維持しているため、暖房器具の美観を全く損ねず、また透明なので、顔料を添
加すれば、とても発色が良く、美観は更に向上する。
従って、人目に付く箇所、例えば、サウナルーム、老人ホーム、病院、大型店舗等の壁
材に使用しても良く、様々な箇所に使用し、暖房費の削減を図ることが出来る。
更に、塗膜が超親水性を有することから、塗膜に汚れが付着しても、水拭きだけで簡単
に汚れを除去することが出来る。
5重量部を添加し、無機充填材として、厚み0.01〜0.5μm面径2〜5μmの鱗片
状で透明のシリカ0.5〜50重量部を混合し、更に平均粒径10〜30nmのモンモリ
ロナイト0.5〜5重量部を配合したので、透明且つ強靱なだけでなく、遠赤外線を放射
可能な塗膜を生成することが出来る。
従って、本発明品を例えば暖房器具に塗布することにより、手間をかけず簡単に遠赤外
線放射体を付与して、加熱効率の向上を図ることが出来る。
又、モンモリロナイトを平均粒径10〜30nmの超微粉にしたので、塗膜は失透せず
、透明性を維持しているため、暖房器具の美観を全く損ねず、また透明なので、顔料を添
加すれば、とても発色が良く、美観は更に向上する。
従って、人目に付く箇所、例えば、サウナルーム、老人ホーム、病院、大型店舗等の壁
材に使用しても良く、様々な箇所に使用し、暖房費の削減を図ることが出来る。
更に、塗膜が超親水性を有することから、塗膜に汚れが付着しても、水拭きだけで簡単
に汚れを除去することが出来る。
錫、アンチモン等の透光性導電材料を上記と同じく超微粉にして0.3〜11重量部を
配合したので、遠赤外線の放射効率が向上して、加熱効率の更なる向上を図ることが出来
る。
配合したので、遠赤外線の放射効率が向上して、加熱効率の更なる向上を図ることが出来
る。
更に、同じく超微粉の酸化ジルコニウム0.5〜7重量部を配合したので、遠赤外線の
放射率が更に向上すると共に、塗膜の表面硬度を高めて、用途の拡張を図ることが出来る
等その実用的効果甚だ大である。
放射率が更に向上すると共に、塗膜の表面硬度を高めて、用途の拡張を図ることが出来る
等その実用的効果甚だ大である。
以下本発明の一実施例について説明する。
本発明に係る遠赤外線放射体は、基本的にはアルカリ金属シリケートにホウ酸塩を添加
し、これに無機充填材として、厚み0.01〜0.5μm面径2〜5μmの鱗片状で透明
のシリカを混合し、これに対し更に遠赤外線の放射機能に優れたモンモリロナイトの超微
粉を配合している。
又、上記組成に錫、アンチモン等の透光性導電材料、或いは酸化ジルコニウムの微粉を
配合しても良い。
本発明に係る遠赤外線放射体は、基本的にはアルカリ金属シリケートにホウ酸塩を添加
し、これに無機充填材として、厚み0.01〜0.5μm面径2〜5μmの鱗片状で透明
のシリカを混合し、これに対し更に遠赤外線の放射機能に優れたモンモリロナイトの超微
粉を配合している。
又、上記組成に錫、アンチモン等の透光性導電材料、或いは酸化ジルコニウムの微粉を
配合しても良い。
アルカリ金属シリケートは、アリカリ金属のケイ酸塩で、例えばケイ酸リチウム、ケイ
酸ナトリウム、ケイ酸カリウム等が挙げられ、下記のホウ酸塩を添加することで、脱水収
縮反応及びゲル化反応が起こり固化する。
ホウ酸塩としては、例えばホウ酸マグネシウム、ホウ酸カルシウム、ホウ酸バリウム、
ホウ酸ストロンチウム、ホウ酸亜鉛、ホウ酸アルミニウム等が挙げら、これらは単独又は
混合して用いることが出来る。
又、上記の様な物性を有するシリカとしては、かかるシリカを水に分散させたスラリー
状の商品にして、旭硝子株式会社より市販のサンラブリー(登録商標)LFS等が挙げら
れる。
そして、モンモリロナイト、透光性導電材料及び酸化ジルコニウムは、生成塗膜の失透
防止のため、平均粒径10〜30nmのものでなければならない。
酸ナトリウム、ケイ酸カリウム等が挙げられ、下記のホウ酸塩を添加することで、脱水収
縮反応及びゲル化反応が起こり固化する。
ホウ酸塩としては、例えばホウ酸マグネシウム、ホウ酸カルシウム、ホウ酸バリウム、
ホウ酸ストロンチウム、ホウ酸亜鉛、ホウ酸アルミニウム等が挙げら、これらは単独又は
混合して用いることが出来る。
又、上記の様な物性を有するシリカとしては、かかるシリカを水に分散させたスラリー
状の商品にして、旭硝子株式会社より市販のサンラブリー(登録商標)LFS等が挙げら
れる。
そして、モンモリロナイト、透光性導電材料及び酸化ジルコニウムは、生成塗膜の失透
防止のため、平均粒径10〜30nmのものでなければならない。
アルカリ金属シリケート100重量部に対する各成分の比率としては、ホウ酸塩が0.
5重量部未満の場合、塗膜の固化が不十分となり、35重量部を超えると、固化が過剰に
速くて塗膜に微細な亀裂が生じてしまうため、ホウ酸塩の比率は0.5〜35重量部の範
囲が良い。
又、シリカが0.5重量部未満の場合、塗膜の被覆力が不十分となり、50重量部を超
えると、透明性が低下し、なおかつ塗料としての粘度が高く不安定となって均一厚さに塗
布できなくなってしまうため、シリカの比率は0.5〜50重量部の範囲が良い。
5重量部未満の場合、塗膜の固化が不十分となり、35重量部を超えると、固化が過剰に
速くて塗膜に微細な亀裂が生じてしまうため、ホウ酸塩の比率は0.5〜35重量部の範
囲が良い。
又、シリカが0.5重量部未満の場合、塗膜の被覆力が不十分となり、50重量部を超
えると、透明性が低下し、なおかつ塗料としての粘度が高く不安定となって均一厚さに塗
布できなくなってしまうため、シリカの比率は0.5〜50重量部の範囲が良い。
モンモリロナイトは遠赤外線の放射機能に優れ、50℃以下の比較的低温度の場合であ
っても、遠赤外線を放射するが、配合比が0.5重量部未満の場合、遠赤外線の放射量不
足で、5重量部を超えると、塗膜の透明性が低下するので、モンモリロナイトの配合比は
0.5〜5重量部の範囲が良い。
っても、遠赤外線を放射するが、配合比が0.5重量部未満の場合、遠赤外線の放射量不
足で、5重量部を超えると、塗膜の透明性が低下するので、モンモリロナイトの配合比は
0.5〜5重量部の範囲が良い。
遠赤外線放射体に導電材料を含有させると、遠赤外線の放射量は増加し、また低温度下
での放射特性が安定する。
そして、錫やアンチモンは比較的透明性も高いが、配合比が0.3重量部未満の場合、
遠赤外線の増量、安定効果が得られず、11重量部を超えると、塗膜の透明性が低下する
ので、透光性導電材料の配合比は0.3〜11重量部の範囲が良い。
での放射特性が安定する。
そして、錫やアンチモンは比較的透明性も高いが、配合比が0.3重量部未満の場合、
遠赤外線の増量、安定効果が得られず、11重量部を超えると、塗膜の透明性が低下する
ので、透光性導電材料の配合比は0.3〜11重量部の範囲が良い。
更に、酸化ジルコニウムを遠赤外線放射体に含有させると、酸化ジルコニウムからも遠
赤外が放射されて増量し、また塗膜の表面高度が高くなるが、硬度及び透明性をバランス
良く兼備させるためには、0.5〜7重量部の範囲が適量である。
赤外が放射されて増量し、また塗膜の表面高度が高くなるが、硬度及び透明性をバランス
良く兼備させるためには、0.5〜7重量部の範囲が適量である。
次に本発明の遠赤外線放射体で生成した塗膜の作用について説明する。
本発明品によって得られた塗膜は、その内部にモンモリロナイト、透光性導電材料及び
酸化ジルコニウムの超微粉を含有するため、50℃以下の場合であっても、遠赤外線を安
定して放射する。
又、塗膜中のモンモリロナイト、透光性導電材料及び酸化ジルコニウムが平均粒径10
〜30nmの超微粉であることから、塗膜は失透せず、顔料添加によりとても良好な発色
を示す。
そして、塗膜はその表面に無数のシラノール基(−SiOH)を有し、これによって超
親水性が発現する。
従って、塗膜表面に油等の頑固な汚れが付着しても、水洗いすれば、汚れは容易に流れ
落ちる。
これは、塗膜の超親水性で強く引き寄せられた水が、塗膜と汚れの間に入り込み、汚れ
が塗膜から浮き上がって剥離するからである。
本発明品によって得られた塗膜は、その内部にモンモリロナイト、透光性導電材料及び
酸化ジルコニウムの超微粉を含有するため、50℃以下の場合であっても、遠赤外線を安
定して放射する。
又、塗膜中のモンモリロナイト、透光性導電材料及び酸化ジルコニウムが平均粒径10
〜30nmの超微粉であることから、塗膜は失透せず、顔料添加によりとても良好な発色
を示す。
そして、塗膜はその表面に無数のシラノール基(−SiOH)を有し、これによって超
親水性が発現する。
従って、塗膜表面に油等の頑固な汚れが付着しても、水洗いすれば、汚れは容易に流れ
落ちる。
これは、塗膜の超親水性で強く引き寄せられた水が、塗膜と汚れの間に入り込み、汚れ
が塗膜から浮き上がって剥離するからである。
次に実施例を示し、本発明について更に詳細に説明する。
ケイ酸ナトリウム100重量部、ホウ酸カルシウム11重量部、サンラブリーLFS4
8重量部(乾燥シリカとして7.2重量部)、モンモリロナイト(平均粒径20nm)5
重量部、酸化錫(平均粒径15nm)3重量部、酸化ジルコニウム(平均粒径20nm)
6重量部を水と共に、ボールミルで10分間混合し、得られた泥漿状の遠赤外線放射体を
板材にスプレー塗布した後、220〜250℃の熱風で約50分間乾燥して、厚み約10
μmの塗膜を生成した試験体1を得た。
そして、未塗装品(板材)をブランクとして、上記試験体1の35℃における遠赤外線
の放射強度を測定した。その結果を表1に示す。
ケイ酸ナトリウム100重量部、ホウ酸カルシウム11重量部、サンラブリーLFS4
8重量部(乾燥シリカとして7.2重量部)、モンモリロナイト(平均粒径20nm)5
重量部、酸化錫(平均粒径15nm)3重量部、酸化ジルコニウム(平均粒径20nm)
6重量部を水と共に、ボールミルで10分間混合し、得られた泥漿状の遠赤外線放射体を
板材にスプレー塗布した後、220〜250℃の熱風で約50分間乾燥して、厚み約10
μmの塗膜を生成した試験体1を得た。
そして、未塗装品(板材)をブランクとして、上記試験体1の35℃における遠赤外線
の放射強度を測定した。その結果を表1に示す。
下表の様に、試験体1は遠赤外線の放射機能に優れ、全測定領域において、とても安定
していることが確認された。
していることが確認された。
Claims (3)
- アルカリ金属シリケート100重量部に対し、ホウ酸塩0.5〜35重量部を添加し、
無機充填材として、厚み0.01〜0.5μm面径2〜5μmの鱗片状で透明のシリカ0
.5〜50重量部を混合し、更に平均粒径10〜30nmのモンモリロナイト0.5〜5
重量部を配合したことを特徴とする遠赤外線放射体。 - 錫、アンチモン等の透光性導電材料を平均粒径10〜30nmにして0.3〜11重量
部を配合したことを特徴とする請求項1記載の遠赤外線放射体。 - 平均粒径10〜30nmの酸化ジルコニウム0.5〜7重量部を配合したことを特徴と
する請求項1又は2記載の遠赤外線放射体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004358221A JP2006160587A (ja) | 2004-12-10 | 2004-12-10 | 遠赤外線放射体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004358221A JP2006160587A (ja) | 2004-12-10 | 2004-12-10 | 遠赤外線放射体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006160587A true JP2006160587A (ja) | 2006-06-22 |
Family
ID=36663017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004358221A Pending JP2006160587A (ja) | 2004-12-10 | 2004-12-10 | 遠赤外線放射体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006160587A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006160997A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Yamada Fumitaka | 無機塗料組成物 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63270787A (ja) * | 1987-04-30 | 1988-11-08 | Tanabe Shoko Kk | 遠赤外線放射体 |
JPH01317163A (ja) * | 1988-06-15 | 1989-12-21 | Mizusawa Ind Chem Ltd | 遠赤外線輻射体及びその製法 |
JPH0797244A (ja) * | 1993-09-28 | 1995-04-11 | Tokiwa Electric Co Ltd | 水ガラス組成物 |
JPH07247110A (ja) * | 1994-03-15 | 1995-09-26 | Asahi Kagaku Kogyo Co Ltd | 遠赤外線放射材および放射体 |
JP2002030251A (ja) * | 2000-05-12 | 2002-01-31 | Dokai Chemical Industries Co Ltd | 鱗片状シリカ粒子を含有する透明な塗膜 |
JP2005015728A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-20 | Wako:Kk | 無機塗料組成物 |
JP2006160997A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Yamada Fumitaka | 無機塗料組成物 |
-
2004
- 2004-12-10 JP JP2004358221A patent/JP2006160587A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63270787A (ja) * | 1987-04-30 | 1988-11-08 | Tanabe Shoko Kk | 遠赤外線放射体 |
JPH01317163A (ja) * | 1988-06-15 | 1989-12-21 | Mizusawa Ind Chem Ltd | 遠赤外線輻射体及びその製法 |
JPH0797244A (ja) * | 1993-09-28 | 1995-04-11 | Tokiwa Electric Co Ltd | 水ガラス組成物 |
JPH07247110A (ja) * | 1994-03-15 | 1995-09-26 | Asahi Kagaku Kogyo Co Ltd | 遠赤外線放射材および放射体 |
JP2002030251A (ja) * | 2000-05-12 | 2002-01-31 | Dokai Chemical Industries Co Ltd | 鱗片状シリカ粒子を含有する透明な塗膜 |
JP2005015728A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-20 | Wako:Kk | 無機塗料組成物 |
JP2006160997A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Yamada Fumitaka | 無機塗料組成物 |
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
JPN6010068360, サンラブリーLFS, 20030201 * |
JPN6010068362, サンラブリー, 2006 * |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006160997A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Yamada Fumitaka | 無機塗料組成物 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101186467B (zh) | 一种隔热保温的节能复合材料及其制备方法 | |
JP4669883B2 (ja) | 粘着シート及びその製造方法 | |
TW201111282A (en) | Magnesium oxide particles, method for producing same, heat dissipating filler, resin composition, heat dissipating grease, and heat dissipating coating composition | |
CN109486155A (zh) | 一种石墨烯改性无卤阻燃pc/abs材料及其制备方法 | |
CN103242731A (zh) | 断热涂料 | |
CN106566104B (zh) | 一种高流动性阻燃母料及其制备方法 | |
JP2008231164A (ja) | 紫外・近赤外光遮蔽分散体および紫外・近赤外光遮蔽体 | |
CN106750891A (zh) | 一种纳米阻燃复合材料及其制备方法 | |
KR101291894B1 (ko) | 차열도료의 조성물 및 그 제조방법 | |
CN101948651A (zh) | 硅酸铝纳米复合保温涂料及其制备方法 | |
CN104559398A (zh) | 一种高性能隔热材料的制造方法 | |
CN101851453B (zh) | 一种热反射—发射型薄层仿砖隔热涂料及其制备方法 | |
CN101942266A (zh) | 散热器专用远红外功能粉末涂料 | |
KR20080000631A (ko) | 수계 도료 조성물 및 열 차폐 도료 | |
CN106147155A (zh) | 一种加热器用阻燃pet导热材料及其制备方法 | |
CN105802436A (zh) | 一种纳米膨胀型透明防火涂料及其制备方法 | |
CN101240144B (zh) | 透明导电隔热纳米复合涂料 | |
CN105949955A (zh) | 一种暖气片表面用粉末涂料及其制备方法 | |
JP2006160587A (ja) | 遠赤外線放射体 | |
Suwal et al. | Performance of roof‐cool paints prepared using organic acrylic polymer binder and inorganic additives for the thermal reduction in buildings | |
JPS60155267A (ja) | 赤外線輻射被覆組成物 | |
JP2005015728A (ja) | 無機塗料組成物 | |
CN108884375A (zh) | 红外线吸收材料、红外线吸收材料分散液、红外线吸收材料分散体、红外线吸收材料分散体夹层透明基材、红外线吸收透明基材 | |
CN105567023B (zh) | 一种碳纤维复合材料及其制造方法 | |
KR20140045035A (ko) | 첨가제를 함유하는 차열 및 단열 도료 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071019 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101029 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101130 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110510 |