JP2006159927A - 蓋体のスライド開閉機構 - Google Patents

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博行 吉井
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Abstract

【課題】 カップホルダ本体に対してスライドさせて装着することができない構造の蓋体を、カップホルダ本体に上方から装着することのできる蓋体のスライド開閉機構を提供する。
【解決手段】 蓋体31は、下側に凹部37、ロック部材41を有し、カップホルダ本体11に対してスライドさせて装着不能に構成されており、蓋体の両側に設けられた前側、後側フランジ32F,32Rがスライドするガイド溝22F,22R部を有する一対の前側、後側ガイドレール21F,21Rを、蓋体をカップホルダ本体に装着するために必要な長さを有する前右側、後右側ガイドレール21FR,21RRと、この前右側、後右側ガイドレールを除いた前左側、後左側ガイドレール21FL,21RLとに分割し、この前左側、後左側ガイドレールをカップホルダ本体に横から装着可能にし、前右側、後右側ガイドレールをカップホルダ本体に上方から装着可能にした。
【選択図】 図2

Description

この発明は、収納体の収納開口を、収納体に対してスライド可能な蓋体で開閉する蓋体のスライド開閉機構に関するものである。
上記した蓋体のスライド開閉機構を備えた機器、例えば、カップホルダ付コンソールボックスは、蓋体を、収納体の収納開口の全体を閉塞する閉塞位置に停止させたり、収納開口の全体を開放させる全開放位置に停止させる構成とされている。
したがって、蓋体を、収納開口の全体を開放させる全開放位置に停止させることことにより、収納物を収納部内に収納させたり、収納部内から収納物を取り出すことができ、また、蓋体を、収納開口の全体を閉塞する閉塞位置に停止させることにより、収納部内を見えないように収納部を蓋体で覆い隠すことができる。
特開平5−193417号公報
しかしながら、上記したカップホルダ付コンソールボックスにおける蓋体のスライド開閉機構は、蓋体の下側に突出部が設けられているので、蓋体を収納体に対してスライドさせることによって装着することができない構造となっている。
そこで、蓋体をガイドレールにスライド可能に予め装着させたガイドレール部材を、コンソールボックスアウター(収納体)内へ下側から挿入し、装着している。
この発明は、収納体に対してスライドさせることによって装着することができない構造の蓋体を、収納体の上方から装着することのできる蓋体のスライド開閉機構を提供するものである。
この発明は、以下のような発明である。
(1)収納体の収納開口を、前記収納体に対してスライド可能な蓋体で開閉する蓋体のスライド開閉機構において、前記蓋体は、下側に突出部を有し、前記収納体に対してスライドさせることによって装着不能に構成されており、前記蓋体の両側に設けられたフランジ部がスライドする溝部を有する一対のガイドレールを、前記収納体に対して上方から装着可能にしたことを特徴とする。
(2)(1)に記載の蓋体のスライド機構において、前記一対のガイドレールを、前記蓋体を前記収納体に装着するために必要な長さを有する第1部分と、この第1部分を除いた第2部分とに分割したことを特徴とする。
(3)(1)に記載の蓋体のスライド開閉機構において、前記ガイドレールの一方を、前記蓋体を前記収納体に装着するために必要な長さを有する第1部分と、この第1部分を除いた第2部分とに分割し、前記ガイドレールの他方を、前記収納体に対して横からも装着可能にしたことを特徴とする。
(4)(2)または(3)に記載の蓋体のスライド開閉機構において、前記ガイドレールの第1部分および第2部分を、前記収納体に対して横からも装着可能にしたことを特徴とする。
(5)(1)から(4)のいずれか1つに記載の蓋体のスライド開閉機構において、前記溝部と前記フランジ部との一方に設けられた突出部と、前記溝部と前記フランジ部との他方に設けられた、前記突出部が係脱する凹部とによって構成された作動判別手段を、前記蓋体の開閉位置に対応させて設けたことを特徴とする。
(6)(5)に記載の蓋体のスライド開閉機構において、前記突出部は弾性片に設けられていることを特徴とする。
(7)(5)または(6)に記載の蓋体のスライド開閉機構において、前記凹部は、前記フランジ部に設けられた複数の円弧状隆起部で挟まれた部分であることを特徴とする。
この発明によれば、蓋体が、下側に突出部を有し、収納体に対してスライドさせることによって装着不能に構成されており、蓋体の両側に設けられたフランジ部がスライドする溝部を有する一対のガイドレールを、収納体に対して上方から装着可能にしたので、蓋体を収納体の上方から装着することができる。
そして、一対のガイドレールを、蓋体を収納体に装着するために必要な長さを有する第1部分と、この第1部分を除いた第2部分とに分割したので、第1部分と第2部分との長さを同じにすることにより、第1部分と第2部分とを同じ金型で成形でき、ガイドレールを成形する金型の製作費用を削減することができ、また、ガイドレールの第1部分を予め収納体に装着することにより、蓋体とともに収納体に装着するガイドレールの部分が短い第2部分となるため、作業性よく蓋体を収納体に装着することができる。
また、ガイドレールの一方を、蓋体を収納体に装着するために必要な長さを有する第1部分と、この第1部分を除いた第2部分とに分割し、ガイドレールの他方を、収納体に対して横からも装着可能にしたので、さらに、ガイドレールの第1部分および第2部分を、収納体に対して横からも装着可能にしたので、一方のガイドレールの第1部分と、他方のガイドレールとを予め収納体に装着することにより、他方のガイドレールの溝部に挿入したフランジ部を支点として作業性よく蓋体を収納体に装着することが可能になる。
そして、溝部とフランジ部との一方に設けられた突出部と、溝部とフランジ部との他方に設けられた、突出部が係脱する凹部とによって構成された作動判別手段を、蓋体の開閉位置に対応させて設けたので、作動判別手段の節度感によって蓋体の開閉位置を確認することができる。
さらに、突出部を弾性片に設けたので、適度な節度感を得ることができる。
そして、凹部を、フランジ部に設けられた複数の円弧状隆起部で挟まれた部分にしたので、より明確な節度感を得ることができる。
以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の一実施例であるカップホルダ(C)の斜視図、図2は図1に示したカップホルダ(C)の分解斜視図、図3は図2に示したカップホルダ本体(11)の正面図、図4は図2に示したカップホルダ本体(11)の平面図、図5は図3のA−A線による断面図、図6(a)〜(e)は図2に示した前左側ガイドレール(21FL)および前右側ガイドレール(21FR)の正面図、背面図、底面図、左側面図および右側面図、図7(a)〜(e)は図2に示した後左側ガイドレール(21RL)および後右側ガイドレール(21RR)の正面図、背面図、底面図、左側面図および右側面図、図8は図2に示した蓋体(31)の平面図、図9は図2に示した蓋体(31)の右側面図、図10は図8のB−B線による断面図、図11は前左側ガイドレール(21FL)、後左側ガイドレール(21RL)および前右側ガイドレール(21FR)をカップホルダ本体(11)へ取り付けた状態を示す平面図、図12は前左側ガイドレール(21FL)、後左側ガイドレール(21RL)および前右側ガイドレール(21FR)をカップホルダ本体(11)へ取り付けた状態を示す正面図、図13は後右側ガイドレール(21RR)および蓋体(31)をカップホルダ本体(11)へ取り付ける平面図に相当する説明図、図14は図13のC−C線による拡大部分断面図、図15は後側ガイドレール(21R,21RL,21RR)と蓋体(31)の後側フランジ部(32R)との係合関係を示す説明図、図16は蓋体(31)でカップホルダ本体(11)の収納開口の全体を閉塞した状態の断面図に相当する説明図、図17は蓋体(31)でカップホルダ本体(11)の収納開口の全体を閉塞した状態の一部を破断した前側半分の平面図に相当する説明図、図18は蓋体(31)でカップホルダ本体(11)の収納開口の一部を開放させた状態の一部を破断した前側半分の平面図に相当する説明図、図19は蓋体(31)でカップホルダ本体(11)の収納開口の全体を開放させた状態の一部を破断した前側半分の平面図に相当する説明図である。
なお、上下、左右、前後などは、各構成部材の正面図、例えば、図3、図6(a)、図7(a)、図12などに対するものである。
そして、図4に前左側ガイドレール(21FL)を二点鎖線で書き込むとともに、図10にロック部材(41)を書き込んである。
図1または図2において、Cは、例えば、乗用自動車の運転席と助手席との間に取り付けられるカップホルダを示し、車体側に取り付けられる合成樹脂で成形した収納体としてのカップホルダ本体11と、このカップホルダ本体11に取り付けられる合成樹脂で成形した他方のガイドレールとしての前側ガイドレール21Fおよび一方のガイドレールとしての後側ガイドレール21Rと、この前側ガイドレール21Fおよび後側ガイドレール21Rで案内される合成樹脂で成形した蓋体31と、この蓋体31の下側に取り付けられる合成樹脂で成形した突出部としてのロック部材41とで構成されている。
上記したカップホルダ本体11は、図3〜図5に示すように、平面視左右に長い長方形で、左側部分に収納部としての左側、右側カップ収容凹部12L,12Rが左右へ並べ、一部を連通させて設けられている。
そして、左側カップ収容凹部12Lの左側に連通させてロック部材41の一部などを収容する左側ロック部材収容凹部13Lが設けられるとともに、この左側ロック部材収容凹部13Lの底に、係止部としての係止凹部13dが設けられている。
また、右側カップ収容凹部12Rの右側に連通させてロック部材41などを収容する右側ロック部材収容凹部13Rが設けられている。
さらに、カップホルダ本体11の上側の前後縁には、左端から右端まで左右へ平行して延びた前側ガイドレール取付部14Fと後側ガイドレール取付部14Rとが一体的に設けられている。
そして、前側ガイドレール取付部14Fは直立する壁とされ、その左側半分には、左右へ延びた矩形の4つの取付孔14Fhが間隔を開けて設けられ、左側半分の右端の内側(後側ガイドレール取付部14R側)に位置させて右端を基端(揺動支点)とした弾性係止片14Fpが設けられるとともに、この弾性係止片14Fpと、左側半分の右端の取付孔14Fhとの間の内側(後側ガイドレール取付部14R側)に、左右へ延びた矩形の係止孔14Fsが設けられている。
さらに、前側ガイドレール取付部14Fの右側半分には、左側半分と同様に、左右へ延びた矩形の4つの取付孔14Foが間隔を開けて設けられ、右側半分の右端の内側(後側ガイドレール取付部14R側)に位置させて右端を基端(揺動支点)とした弾性係止片14Fpが設けられるとともに、この弾性係止片14Fpと、右側半分の右端の取付孔14Foとの間の内側(後側ガイドレール取付部14R側)に、左右へ延びた矩形の係止孔14Fsが設けられている。
また、後側ガイドレール取付部14Rは直立する壁とされ、その左側半分には、前側ガイドレール取付部14Fの取付孔14Fhに対向させて、左右へ延びた矩形の4つの取付孔14Rhが間隔を開けて設けられ、左側半分の右端の内側(前側ガイドレール取付部14F側)に前側ガイドレール取付部14Fの弾性係止片14Fpに対向させて、右端を基端(揺動支点)とした弾性係止片14Rpが設けられるとともに、この弾性係止片14Rpと、左側半分の右端の取付孔14Rhとの間の内側(前側ガイドレール取付部14F側)に前側ガイドレール取付部14Fの係止孔14Fsに対向させて、左右へ延びた矩形の係止孔14Rsが設けられている。
さらに、後側ガイドレール取付部14Rの右側半分には、左側半分と同様に、前側ガイドレール取付部14Fの取付孔14Foに対向させて、左右へ延びた矩形の4つの取付孔14Roが間隔を開けて設けられ、右側半分の右端の内側(前側ガイドレール取付部14F側)に前側ガイドレール取付部14Fの弾性係止片14Fpに対向させて、右端を基端(揺動支点)とした弾性係止片14Rpが設けられるとともに、この弾性係止片14Rpと、右側半分の右端の取付孔14Roとの間の内側(前側ガイドレール取付部14F側)に前側ガイドレール取付部14Fの係止孔14Fsに対向させて、左右へ延びた矩形の係止孔14Rsが設けられている。
なお、各取付孔14Fo,14Roの右側部分は、前側ガイドレール21Fを構成する前右側ガイドレール21FR、後側ガイドレール21Rを構成する後右側ガイドレール21RRの係止片26F,26Rを上側から挿入できるように、上方へ開放している。
また、各取付孔14Fh,14Fo,14Rh,14Roは、前側ガイドレール21Fを構成する前左側ガイドレール21FLおよび前右側ガイドレール21FR、後側ガイドレール21Rを構成する後左側ガイドレール21RLおよび後右側ガイドレール21RRの係止片26F,26Rを内側の横から挿入できる大きさとされている。
そして、カップホルダ本体11の周囲には、取付孔15hを有する複数の取付片15が一体的に設けられている。
さらに、カップホルダ本体11の上側の前端には、左側面(内側)の前後端部に、前側、後側ガイドレール21F,21Rのガイド溝22F,22R内に入ってストッパとして機能する前側、後側突起17F,17Rを備えた左端壁16が一体的に設けられている。
なお、前側、後側突起17F,17Rと前側、後側ガイドレール取付部14F,14Rとの間には、所定の隙間(間隔)が設けられている。
上記した前側ガイドレール21Fは、図1および図2に示すように、蓋体31をカップホルダ本体11に着脱するために必要な長さを有する第1部分としての前右側ガイドレール21FRと、この前右側ガイドレール21FRと同じ構成で、カップホルダ本体11に着脱可能な第2部分としての前左側ガイドレール21FLとで構成されている。
すなわち、前左側ガイドレール21FLと前右側ガイドレール21FRとは、1本のガイドレールを同じ長さの2つに分割したものである。
そして、前左側、前右側ガイドレール21FL,21FRは、図6に示すように、後側および左右に開放して左右へ水平に延びた溝部としてのガイド溝22Fを有する左側面視コ字状に成形され、前側側面に、前側ガイドレール取付部14Fの4つずつの取付孔14Fh,14Foに対応させて、前方へ突出した後に左側へ延びた平面視左右反転L字状の係止片26Fと、前側ガイドレール取付部14Fの弾性係止片14Fpに対応させた係合凹部27Fと、前側ガイドレール取付部14Fの係止孔14Fsに対応させた係合突起28Fとが一体的に設けられ、左側側面の上側に嵌合凹部29Fが設けられ、右側側面の上側に嵌合凹部29Fに嵌合して2つのガイド溝22Fを段差なく連結する嵌合突起30Fが一体的に設けられている。
なお、ガイド溝22F内には、前側側面の左端部に突出部24Fが設けられ、上側に、一端を基端とした複数の弾性押圧片25Fが肉抜き部を形成することによって左右方向へ間隔を開けて一体的に設けられている。
そして、突出部24Fは、前左側、前右側ガイドレール21FL,21FRに肉抜き凹部23dを形成することによって一体的に成形された弾性片23Fに設けられている。
上記した前側ガイドレール21Rは、図1および図2に示すように、蓋体31をカップホルダ本体11に着脱するために必要な長さを有する第1部分としての後右側ガイドレール21RRと、この後右側ガイドレール21RRと同じ構成で、カップホルダ本体11に着脱可能な第2部分としての後左側ガイドレール21RLとで構成されている。
すなわち、後左側ガイドレール21RLと後右側ガイドレール21RRとは、1本のガイドレールを同じ長さの2つに分割したものである。
そして、後左側、後右側ガイドレール21RL,21RRは、図7に示すように、前側および左右に開放して左右へ水平に延びた溝部としてのガイド溝22Rを有する右側面視コ字状に成形され、後側側面に、後側ガイドレール取付部14Rの4つずつの取付孔14Rh,14Roに対応させて、後方へ突出した後に左側へ延びた平面視上下左右反転L字状の係止片26Rと、後側ガイドレール取付部14Rの弾性係止片14Rpに対応させた係合凹部27Rと、後側ガイドレール取付部14Rの係止孔14Rsに対応させた係合突起28Rとが一体的に設けられ、左側側面の上側に嵌合凹部29Rが設けられ、右側側面の上側に嵌合凹部29Rに嵌合して2つのガイド溝22Rを段差なく連結する嵌合突起30Rが一体的に設けられている。
なお、ガイド溝22R内には、後側側面の左端部に突出部24Rが設けられ、上側に、一端を基端とした複数の弾性押圧片25Rが肉抜き部を形成することによって左右方向へ間隔を開けて一体的に設けられている。
そして、突出部24Rは、後左側、後右側ガイドレール21RL,21RRに肉抜き凹部23dを形成することによって一体的に成形された弾性片23Rに設けられている。
上記した蓋体31は、図8〜図10に示すように、平面視左右に長い長方形で、前後の下端に左右方向へ左端から右端まで延びた一対の前側、後側フランジ部32F,32Rが一体的に設けられている。
そして、前側フランジ部32Fには、左端部分の前側に、前左側、前右側ガイドレール21FL,21FRの突出部24Fが係脱する、左右へ3つ(複数)設けられた円弧状隆起部33Fによって円弧状隆起部33Fの間に形成された2つ(複数)の凹部34Fが設けられ、この円弧状隆起部33Fから右側へ所定距離寄った前側に、前右側ガイドレール21FRの突出部24Fが係脱する、左右へ2つ設けられた円弧状隆起部35Fによって円弧状隆起部35Fの間に形成された1つの凹部36Fが設けられている。
また、後側フランジ部32Rには、左端部分の後側に、後左側、後右側ガイドレール21RL,21RRの突出部24Rが係脱する、左右へ3つ(複数)設けられた円弧状隆起部33Rによって円弧状隆起部33Rの間に形成された2つ(複数)の凹部34Rが設けられ、この円弧状隆起部33Rから右側へ所定距離寄った後側に、後右側ガイドレール21RRの突出部24Rが係脱する、左右へ2つ設けられた円弧状隆起部35Rによって円弧状隆起部35Rの間に形成された1つの凹部36Rが設けられている。
さらに、蓋体31には、平面視左端部分に、上側から指を挿入することのできる、右側壁に開口37oを有する突出部としての凹部37が下側へ突出させて設けられるとともに、この凹部37の下側に、円形の回動軸支持孔38hを有する突出部としての前側、後側支持片38F,38Rが前後方向へ対向させて一体的に設けられている。
上記したロック部材41は、図2、図9および図10に示すように、前後に所定の幅を有し、正面視左右反転L字状で湾曲した形状に成形され、下側の前後に、蓋体31の前側、後側支持片38F,38Rの回動軸支持孔38hに回動可能に挿着される前側、後側回動軸42F,42Rが設けられ、左側上方に、前側、後側回動軸42F,42Rを蓋体31の前側、後側支持片38F,38Rの回動軸支持孔38hへ挿着すると、蓋体31の下側に圧接してロック部材41を反時計方向へ付勢することにより、ロック部材41の上側部分の左側を蓋体31の凹部37の開口37oから左側へ突出させる弾性片43が設けられるとともに、左端に、左側へ延び、カップホルダ本体11の係止凹部13dを形成する右側壁に係脱するロック片44が設けられている。
上記のように構成された、前左側、後左側ガイドレール21FL,21RLの突出部24F,24Rと、蓋体31の凹部34F,34Rとにより、蓋体31を、カップホルダ本体11の収納開口の全体、すなわち、左側、右側カップ収容凹部12L,12Rを閉塞する閉塞位置に位置させる閉塞位置作動判別手段が構成されている。
また、前右側、後右側ガイドレール21FR,21RRの突出部24F,24Rと、蓋体31の凹部36F,36Rとにより、蓋体31を、左側カップ収容凹部12L(収納開口の一部)を開放させる一部開放位置に位置させる一部開放位置作動判別手段が構成されている。
さらに、前右側、後右側ガイドレール21FR,21RRの突出部24F,24Rと、蓋体31の凹部34F,34Rとにより、蓋体31を、左側、右側カップ収容凹部12L,12R(収納開口の全体)を開放させる全開放位置に位置させる全開放位置作動判別手段が構成されている。
次に、カップホルダCの組立の一例について説明する。
最初に、ロック部材41の蓋体31への取付について説明する。
まず、図10に示すように、ロック片44を左下側にしたロック部材41の前側、後側回動軸42F,42Rを、蓋体31の前側、後側支持片38F,38Rの間の下側に位置させ、前側、後側回動軸42F,42Rを前側、後側支持片38F,38Rの間へ下側から圧入させると、前側、後側支持片38F,38Rは自身の弾性で下側が前後へ拡開するので、前側、後側支持片38F,38Rの間へ前側、後側回動軸42F,42Rを挿入することができる。
そして、前側、後側回動軸42F,42Rが回動軸支持孔38hと対向すると、前側、後側支持片38F,38Rが自身の弾性で元の状態へ復帰することにより、前側、後側回動軸42F,42Rが回動軸支持孔38hへ突入して挿着され、ロック部材41の蓋体31への取付が完了する。
このようにしてロック部材41を蓋体31へ取り付けると、図10に二点鎖線で示すように、ロック部材41は蓋体31に取り付けられ、弾性片43が蓋体31の下側に圧接することにより、ロック部材41は反時計方向へ付勢され、ロック部材41の上側部分の左側が開口37oから凹部37内へ臨む状態になる。
したがって、凹部37内へ上側から挿入した指で、凹部37内へ突出したロック部材41の上側部分の左側を右側へ押すと、弾性片43の付勢力に抗してロック部材41を時計方向へ回動させることができる。
そして、ロック部材41の上側部分の左側を押す力を解除すると、ロック部材41は、弾性片43の付勢力によって図10に示す状態へ復帰する。
次に、前左側、後左側、前右側ガイドレール21FL,21RL,21FRのカップホルダ本体11への取付について説明する。
まず、前左側ガイドレール21FLのカップホルダ本体11への取付について説明すると、図4に二点鎖線で示すように、カップホルダ本体11の前側ガイドレール取付部14Fの左側半分の後側に、係止片26Fを前側ガイドレール取付部14Fに対向させるとともに、各係止片26Fを対応する取付孔14Fhに対向させて前左側ガイドレール21FLを位置させる。
そして、前左側ガイドレール21FLを前側(横)へ押して各係止片26Fを対応する取付孔14Fhへ挿通させた後、前左側ガイドレール21FLを前側ガイドレール取付部14Fに対して左側へスライド(移動)させると、前左側ガイドレール21FLは係止片26Fで前側ガイドレール取付部14Fをがたつかないように挟持し、前側突起17Fがガイド溝22F内へ入って前左側ガイドレール21FLの左端が左端壁16に当接し、カップホルダ本体11の弾性係止片14Fpが前左側ガイドレール21FLの係合凹部27Fへ突入して係合凹部27Fの縁に当接するとともに、前左側ガイドレール21FLの係合突起28Fがカップホルダ本体11の係止孔14Fsへ突入して係止孔14Fsの縁に当接するので、前左側ガイドレール21FLが前側ガイドレール取付部14Fに対して右側へスライドできなくなり、前左側ガイドレール21FLのカップホルダ本体11への取付が、図11および図12に示すように、完了する。
なお、前左側ガイドレール21FLをカップホルダ本体11から取り外す場合は、前左側ガイドレール21FLの右端を後側へ引っ張り、前左側ガイドレール21FLの右端部分を後側へ湾曲させて弾性係止片14Fpと係合凹部27Fとの係合を解除するとともに、係止孔14Fsと係合突起28Fとの係合を解除した後、前左側ガイドレール21FLを前側ガイドレール取付部14Fに対して右側へスライドさせ、後側へ移動させて各係止片26Fを対応する取付孔14Fhから抜き出すことにより、前左側ガイドレール21FLをカップホルダ本体11から取り外すことができる。
次に、後左側ガイドレール21RLのカップホルダ本体11への取付は、前後方向は逆になるものの、前左側ガイドレール21FLを後側ガイドレール取付部14Rに対して取り付けるのと同様に操作することにより、図11に示すように、後左側ガイドレール21RLをカップホルダ本体11に取り付けることができる。
そして、後左側ガイドレール21RLをカップホルダ本体11から取り外す場合は、前後方向は逆になるものの、前左側ガイドレール21FLをカップホルダ本体11から取り外す場合と同様に操作することにより、後左側ガイドレール21RLをカップホルダ本体11から取り外すことができる。
次に、前右側ガイドレール21FRのカップホルダ本体11への取付について説明すると、カップホルダ本体11の前側ガイドレール取付部14Fの右側半分の上側に、各係止片26Fを対応する取付孔14Foに対向させて前右側ガイドレール21FRを位置させる。
そして、前右側ガイドレール21FRを下側へ押して各係止片26Fを対応する取付孔14Foへ挿通させた後、前右側ガイドレール21FRを前側ガイドレール取付部14Fに対して左側へスライド(移動)させると、前右側ガイドレール21FRは係止片26Fで前側ガイドレール取付部14Fをがたつかないように挟持し、カップホルダ本体11の弾性係止片14Fpが前右側ガイドレール21FRの係合凹部27Fへ突入して係合凹部27Fの縁に当接し、前右側ガイドレール21FRの係合突起28Fがカップホルダ本体11の係止孔14Fsへ突入して係止孔14Fsの縁に当接するとともに、前左側ガイドレール21FLの嵌合突起30Fが前右側ガイドレール21FRの嵌合凹部29Fに嵌合するので、前右側ガイドレール21FRが前側ガイドレール取付部14Fに対して右側へスライドできなくなり、前右側ガイドレール21FRのカップホルダ本体11への取付が、図11および図12に示すように、完了する。
このようにカップホルダ本体11に対して前左側、前右側ガイドレール21FL,21FRを取り付けると、前左側ガイドレール21FLの嵌合突起30Fが前右側ガイドレール21FRの嵌合凹部29Fに嵌合するので、前左側、前右側ガイドレール21FL,21FRのガイド溝22Fは段差なく連結される。
なお、前右側ガイドレール21FRをカップホルダ本体11から取り外す場合は、前右側ガイドレール21FRの右端を後側へ引っ張り、前右側ガイドレール21FRの右端部分を後側へ湾曲させて弾性係止片14Fpと係合凹部27Fとの係合を解除するとともに、係止孔14Fsと係合突起28Fとの係合を解除した後、前右側ガイドレール21FRを前側ガイドレール取付部14Fに対して右側へスライドさせ、上側へ移動させて各係止片26Fを対応する取付孔14Foから抜き出すことにより、前右側ガイドレール21FRをカップホルダ本体11から取り外すことができる。
次に、後右側ガイドレール21RRおよび蓋体31のカップホルダ本体11への取付について説明する。
まず、前述したようにしてロック部材41を取り付けた蓋体31の後側フランジ部32Rを、図13および図14に示すように、後右側ガイドレール21RRのガイド溝22Rへ挿入して弾性押圧片25Rの下側に位置させる。
そして、蓋体31を前下がりに傾斜させて前側フランジ部32Fを、図13および図14に示すように、カップホルダ本体11に取り付けた前右側ガイドレール21FRのガイド溝22Fへ挿入して弾性押圧片25Fの下側に位置させ、凹部37およびロック部材41を右側ロック部材収容凹部13Rに対応する位置に位置させるとともに、カップホルダ本体11の後側ガイドレール取付部14Rの右側半分の上側に、各係止片26Rを後側ガイドレール取付部14Rの対応する取付孔14Roに対向させて後右側ガイドレール21RRを位置させる。
次に、前右側ガイドレール21FRのガイド溝22Fへ挿入して弾性押圧片25Fの下側に位置させた前側フランジ部32Fを支点(中心)にして蓋体31を、図14において時計方向へ後側支持片38Rを前側へ押しながら回動させると、凹部37、前側、後側支持片38F,38Rおよびロック部材41を右側ロック部材収容凹部13Rへ収容させることができるとともに、後右側ガイドレール21RRの各係止片26Fを後側ガイドレール取付部14Rの対応する取付孔14Roへ挿通させることができる。
そして、後右側ガイドレール21RRを後側ガイドレール取付部14Rに対して左側へスライド(移動)させると、後右側ガイドレール21RRは係止片26Rで後側ガイドレール取付部14Rをがたつかないように挟持し、カップホルダ本体11の弾性係止片14Rpが後右側ガイドレール21RRの係合凹部27Rへ突入して係合凹部27Rの縁に当接するとともに、後右側ガイドレール21RRの係合突起28Rがカップホルダ本体11の係止孔14Rsへ突入して係止孔14Rsの縁に当接するとともに、後左側ガイドレール21RLの嵌合突起30Rが後右側ガイドレール21RRの嵌合凹部29Rに嵌合するので、後右側ガイドレール21RRが後側ガイドレール取付部14Rに対して右側へスライドできなくなり、後右側ガイドレール21RRおよび蓋体31のカップホルダ本体11への取付が完了する。
このようにカップホルダ本体11に対して後右側ガイドレール21RRを取り付けると、後左側ガイドレール21RLの嵌合突起30Rが後右側ガイドレール21RRの嵌合凹部29Rに嵌合するので、後左側、後右側ガイドレール21RL,21RRのガイド溝22Rは、図15に示すように、段差なく連結される。
なお、後右側ガイドレール21RRおよび蓋体31をカップホルダ本体11から取り外す場合は、前後方向は逆になるものの、前右側ガイドレール21FRをカップホルダ本体11から取り外す場合と同様に操作することにより、後右側ガイドレール21RRおよび蓋体31をカップホルダ本体11から取り外すことができる。
次に、カップホルダCの取付について説明する。
上記のようにして組み立てたカップホルダCの蓋体31を前側、後側ガイドレール21F,21Rに対して左側へスライドさせると、ロック片44の左端部分がカップホルダ本体11に衝合することにより、前側、後側回動軸42F,42Rを中心にしてロック部材41が弾性片43の付勢力に抗して反時計方向(図16参照)へ回動し、ロック片44が上昇するので、蓋体31を前側、後側ガイドレール21F,21Rに対してさらに左側へスライドさせることができる。
そして、蓋体31を前側、後側ガイドレール21F,21Rに対してさらに左側へスライドさせて前側、後側フランジ部32F,32Rの左端を前側、後側突起17F,17Rに当接させると、ロック片44の左端部分が係止凹部13dと対向することにより、ロック部材41が弾性片43の付勢力によって時計方向へ回動し、ロック片44の左端部分が係止凹部13dを形成する右側壁に係合するとともに、突出部24F,24Rが弾性片23F,23Rの弾性によって前後動することにより、突出部24F,24Rが円弧状隆起部33F,33Rを乗り越えて所定の凹部34F,34Rに係合するので、図1、図16および図17に示すように、蓋体31を、左側、右側カップ収容凹部12L,12Rを閉塞する閉塞位置に位置(停止)させ、ロックすることができる。
このように蓋体31を閉塞位置に位置させ、ロックさせた状態で、取付片15を利用してカップホルダCを乗用自動車の運転席と助手席との間に取り付ける。
次に、左側、右側カップ収容凹部12L,12Rの開閉について説明する。
上記のように左側、右側カップ収容凹部12L,12Rを蓋体31で閉塞した図16および図17の状態において、凹部37内へ上側から指を挿入してロック部材41の上側を、弾性片43の付勢力に抗して押し、ロック部材41を時計方向へ回動させ、ロック片44の係止凹部13dに対するロック状態を解除すると、蓋体31を前側、後側ガイドレール21F,21Rに対して右側へスライドさせることができる。
したがって、ロック部材41のロックを解除した状態で、蓋体31を前側、後側ガイドレール21F,21Rに対して右側へスライドさせ、凹部36F,36Rに前右側、後右側ガイドレール21FR,21RRの突出部24F,24Rを弾性片23F,23Rの弾性によって前後動させて係合させると、図18に示すように、蓋体31を、左側カップ収容凹部12L(収納開口の一部)を開放させる一部開放位置に位置(停止)させることができ、左側カップ収容凹部12Lを利用することができる。
なお、蓋体31を右側へスライドさせてロック片44が係止凹部13dを形成する右側壁に係合しなくなったならば、すなわち、ロック状態を維持する状態を脱したら、ロック部材41を回動させる力を解除してもよい。
このようにロック部材41を回動させる力を解除すると、弾性片43の付勢力により、ロック部材41は、図16の状態へ復帰する。
さらに、蓋体31を前側、後側ガイドレール21F,21Rに対して右側へスライドさせ、凹部34F,34Rに前右側、後右側ガイドレール21FR,21RRの突出部24F,24Rを弾性片23F,23Rの弾性によって前後動させて係合させると、図19に示すように、蓋体31を、左側、右側カップ収容凹部12L,12R(収納開口の全体)を開放させる全開放位置に位置(停止)させることができ、左側、右側カップ収容凹部12L,12Rを利用することができる。
このように全開放停止位置へ蓋体31をスライドさせると、凹部37およびロック部材41は、右側ロック部材収容凹部13Rに収容される。
そして、蓋体31を前側、後側ガイドレール21F,21Rに対して左側へスライドさせることにより、蓋体31を、図18に示す一部開放位置、または、図16および図17に示す閉塞位置に位置(停止)させることができる。
上述したように、この発明の一実施例によれば、前側、後側ガイドレール21F,21Rを、蓋体31をカップホルダ本体11に装着するために必要な長さを有する前右側、後右側ガイドレール21FR,21RRと、この前右側、後右側ガイドレール21FR,21RRを除いた前左側、後左側ガイドレール21FL,21RLとに分割し、前右側、後右側ガイドレール21FR,21RRと前左側、後左側ガイドレール21FL,21RLとの長さを同じにしたので、前左側、後左側ガイドレール21FL,21RLと前右側、後右側ガイドレール21FR,21RRとを同じ金型で成形でき、前側、後側ガイドレール21F,21Rを成形する金型の製作費用を削減することができる、また、前左側、後左側、前右側ガイドレール21FL,21RL,21FRを予めカップホルダ本体11に装着することにより、前右側ガイドレール21FRのガイド溝22Fに挿入した前側フランジ部32Fを支点として作業性よく蓋体31を上方からカップホルダ本体11に装着することができる。
そして、ガイド溝22F,22Rに設けた突出部24F,24Rと、前側、後側フランジ部32F,32Rに設けた凹部34F,34Rとによって構成された全開放、閉塞作動判別手段を、蓋体31の開閉位置(全開放位置と閉塞位置と)に対応させて設けたので、全開放、閉塞作動判別手段の節度感によって蓋体31の開閉位置を確認することができる。
さらに、突出部24F,24Rを弾性片23F,23Rに設けたので、適度な節度感を得ることができる。
そして、凹部34F,34Rを、前側、後側フランジ部32F,32Rに設けられた複数の円弧状隆起部33F,33Rで挟まれた部分(凹部34F,34R)にしたので、より明確な節度感を得ることができる。
また、ガイド溝22F,22Rに設けた突出部24F,24Rと、前側、後側フランジ部32F,32Rに設けた凹部36F,36Rとによって構成された一部開放作動判別手段を、蓋体31の左側カップ収容凹部12Lを開放させる一部開放位置に対応させて設けたので、作動判別手段の節度感によって蓋体31の開閉位置を確認することができ、左側カップ収容凹部12Lを開放させる一部開放位置に蓋体31を停止させることができる。
したがって、蓋体31をスライドさせて左側カップ収容凹部12Lを使用する場合、使用しない右側カップ収容凹部12Rを覆い隠すことができ、使い勝手および見栄えのよいものとなる。
さらに、前側、後側フランジ部32F,32Rを弾性押圧片25F,25Rでガイド溝22F,22Rの底へ押圧しているので、蓋体31ががたつかなくなる。
上記した実施例では、前左側、後左側、前右側ガイドレール21FL,21RL,21FRを予めカップホルダ本体11に装着することにより、前右側ガイドレール21FRの溝部22Fに挿入した前側フランジ部32Fを支点として蓋体31をカップホルダ本体11に装着する例を示したが、前左側、後左側ガイドレール21FL,21RLを予めカップホルダ本体11に装着し、前右側、後右側ガイドレール21FR,21RRを蓋体31とともに上方からカップホルダ本体11に装着してもよい。
このようにして蓋体31をカップホルダ本体11に対して装着すると、蓋体31とともにカップホルダ本体11に装着する前右側、後右側ガイドレール21FR,21RRが短くなるため、作業性よく蓋体31をカップホルダ本体11に装着することができる。
また、前左側、後左側ガイドレール21FL,21RLをカップホルダ本体11に対して横から取り付ける例を示したが、各取付孔14Fh,14Rhの右側部分を、取付孔14Fo,14Roと同様に、前左側、後左側ガイドレール21FL,21RLの係止片26F,26Rを上側から挿入できるように上方へ開放させ、前左側、前右側ガイドレール21FL,21FRを1本のガイドレールにするとともに、後左側、後右側ガイドレール21RL,21RRを1本のレールにしたり、または、前左側、前右側ガイドレール21FL,21FRのみを1本のガイドレールにしても、蓋体31をカップホルダ本体11に対して上方から装着することができる。
なお、突出部24F,24Rを前左側、前右側、後左側、後右側ガイドレール21FL,21FR,21RL,21RRに設け、凹部34F,34R,36F,36Rを蓋体31に設けた例を示したが、前左側、前右側ガイドレール21FL,21FRのみに突出部24Fを設けるとともに、蓋体31の前側フランジ部32Fのみに凹部34F,36Fを設けたり、または、後左側、後右側ガイドレール21RL,21RRのみに突出部24Rを設けるとともに、蓋体31の後側フランジ部32Rのみに凹部34R,36Rを設けたり、または、蓋体31に突出部を設けるとともに、ガイドレールに凹部を設けても、同様に機能させることができる。
また、ロック部材41のロック状態を弾性片43の付勢力で維持する例を示したが、弾性片43に代えてねじりコイルばねを利用してもよい。
この発明の一実施例であるカップホルダの斜視図である。 図1に示したカップホルダの分解斜視図である。 図2に示したカップホルダ本体の正面図である。 図2に示したカップホルダ本体の平面図である。 図3のA−A線による断面図である。 図2に示した前左側ガイドレールおよび前右側ガイドレールの正面図、背面図、底面図、左側面図および右側面図である。 図2に示した後左側ガイドレールおよび後右側ガイドレールの正面図、背面図、底面図、左側面図および右側面図である。 図2に示した蓋体の平面図である。 図2に示した蓋体の右側面図である。 図8のB−B線による断面図である。 前左側ガイドレール、後左側ガイドレールおよび前右側ガイドレールをカップホルダ本体へ取り付けた状態を示す平面図である。 前左側ガイドレール、後左側ガイドレールおよび前右側ガイドレールをカップホルダ本体へ取り付けた状態を示す正面図である。 後右側ガイドレールおよび蓋体をカップホルダ本体へ取り付ける平面図に相当する説明図である。 図13のC−C線による拡大部分断面図である。 後側ガイドレールと蓋体の後側フランジ部との係合関係を示す説明図である。 蓋体でカップホルダ本体の収納開口の全体を閉塞した状態の断面図に相当する説明図である。 蓋体でカップホルダ本体の収納開口の全体を閉塞した状態の一部を破断した前側半分の平面図に相当する説明図である。 蓋体でカップホルダ本体の収納開口の一部を開放させた状態の一部を破断した前側半分の平面図に相当する説明図である。 蓋体でカップホルダ本体の収納開口の全体を開放させた状態の一部を破断した前側半分の平面図に相当する説明図である。
符号の説明
C カップホルダ
11 カップホルダ本体(収納体)
12L 左側カップ収容凹部(収納部)
12R 右側カップ収容凹部(収納部)
13L 左側ロック部材収容凹部
13R 右側ロック部材収容凹部
13d 係止凹部(係止部)
14F 前側ガイドレール取付部
14R 後側ガイドレール取付部
14Fh,14Rh 取付孔
14Fo,14Ro 取付孔
14Fp,14Rp 弾性係止片
14Fs,14Rs 係止孔
15 取付片
15h 取付孔
16 左端壁
17F 前側突起(ストッパ)
17R 後側突起(ストッパ)
21F 前側ガイドレール(他方のガイドレール)
21FL 前左側ガイドレール(第2部分)
21FR 前右側ガイドレール(第1部分)
21R 後側ガイドレール(一方のガイドレール)
21RL 後左側ガイドレール(第2部分)
21RR 後右側ガイドレール(第1部分)
22F,22R ガイド溝(溝部)
23F,23R 弾性片
23d 肉抜き凹部
24F,24R 突出部(閉塞位置作動判別手段、一部開放位置作動判別手段、全開放位置作動判別手段)
25F,25R 弾性押圧片
26F,26R 係止片
27F,27R 係合凹部
28F,28R 係合突起
29F,29R 嵌合凹部
30F,30R 嵌合突起
31 蓋体
32F 前側フランジ部
32R 後側フランジ部
33F,33R 円弧状隆起部
34F,34R 凹部(閉塞位置作動判別手段、全開放位置作動判別手段)
35F,35R 円弧状隆起部
36F,36R 凹部(一部開放位置作動判別手段)
37 凹部(突出部)
37o 開口
38F 前側支持片(突出部)
38R 後側支持片(突出部)
38h 回動軸支持孔
41 ロック部材(突出部)
42F 前側回動軸
42R 後側回動軸
43 弾性片
44 ロック片

Claims (7)

  1. 収納体の収納開口を、前記収納体に対してスライド可能な蓋体で開閉する蓋体のスライド開閉機構において、
    前記蓋体は、下側に突出部を有し、前記収納体に対してスライドさせることによって装着不能に構成されており、
    前記蓋体の両側に設けられたフランジ部がスライドする溝部を有する一対のガイドレールを、前記収納体に対して上方から装着可能にした、
    ことを特徴とする蓋体のスライド開閉機構。
  2. 請求項1記載の蓋体のスライド機構において、
    前記一対のガイドレールを、前記蓋体を前記収納体に装着するために必要な長さを有する第1部分と、この第1部分を除いた第2部分とに分割した、
    ことを特徴とする蓋体のスライド開閉機構。
  3. 請求項1に記載の蓋体のスライド開閉機構において、
    前記ガイドレールの一方を、前記蓋体を前記収納体に装着するために必要な長さを有する第1部分と、この第1部分を除いた第2部分とに分割し、
    前記ガイドレールの他方を、前記収納体に対して横からも装着可能にした、
    ことを特徴とする蓋体のスライド開閉機構。
  4. 請求項2または請求項3に記載の蓋体のスライド開閉機構において、
    前記ガイドレールの第1部分および第2部分を、前記収納体に対して横からも装着可能にした、
    ことを特徴とする蓋体のスライド開閉機構。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の蓋体のスライド開閉機構において、
    前記溝部と前記フランジ部との一方に設けられた突出部と、前記溝部と前記フランジ部との他方に設けられた、前記突出部が係脱する凹部とによって構成された作動判別手段を、前記蓋体の開閉位置に対応させて設けた、
    ことを特徴とする蓋体のスライド開閉機構。
  6. 請求項5に記載の蓋体のスライド開閉機構において、
    前記突出部は弾性片に設けられている、
    ことを特徴とする蓋体のスライド開閉機構。
  7. 請求項5または請求項6に記載の蓋体のスライド開閉機構において、
    前記凹部は、前記フランジ部に設けられた複数の円弧状隆起部で挟まれた部分である、
    ことを特徴とする蓋体のスライド開閉機構。
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