JP2006159438A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バス接続手段を介してパーソナルコンピュータ等の情報処理端末1台と接続されたか、若しくは、多数のパーソナルコンピュータ等の情報処理端末との通信を可能とする通信装置と接続されたかを認識することができる画像処理装置を提供すること。
【解決手段】主制御部に接続されるバス接続手段を有し、前記バス接続手段を介して画像処理装置が1台のパーソナルコンピュータ等の外部処理装置か多数のパーソナルコンピュータ等の外部処理装置との通信を可能とする通信装置か、どちらと接続されているかを認識することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】主制御部に接続されるバス接続手段を有し、前記バス接続手段を介して画像処理装置が1台のパーソナルコンピュータ等の外部処理装置か多数のパーソナルコンピュータ等の外部処理装置との通信を可能とする通信装置か、どちらと接続されているかを認識することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像処理装置に関する。
パーソナルコンピュータ等の情報処理端末に接続可能な画像処理装置において、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ通信等の複数の機能の同時動作を簡単に実現する装置として、特許文献1等に記載されているように、外部処理装置に接続するUSBファンクション制御部と複合装置内部で記録部等と接続するUSBホスト制御部を持つ画像処理装置が知られている。
従来技術による画像処理システムを構成する画像処理装置100の概略構成を図1を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の実施例である画像処理装置100の概略構成を示すブロック図である。
画像処理装置100において、CPU101は、システム制御部であり、画像処理装置100の全体を制御する。
ROM102は、CPU101が実行する制御プログラムやデータテーブル、組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等の固定データを格納する。本例では、ROM102に格納されている各制御プログラムは、ROM102に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ、割り込み処理等のソフトウエア実行制御を行う。
RAM103は、バックアップ電源を必要とするSRAM(Static Random Access Memory)等で構成され、図示しないデータバックアップ用の1次電池によってデータが保持されている。RAM103には、データが消去されては困るプログラム制御変数等を格納する。又、オペレータが登録した設定値や画像処理装置100の管理データ等を格納するメモリエリアも設けられている。
画像メモリ104は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、画像データを蓄積する。又、一部の領域をソフトウエア処理の実行のためのワークエリアとして確保してある。
データ変換部105は、ページ記述言語(PDL:Page DescriptionLanguage)等の解析や、キャラクタデータのCG(Computer Graphics)展開等、画像データの変換を行う。
読取制御部106は、読取部107が、CISイメージセンサ(密着型イメージセンサ)によって原稿を光学的に読み取り、電気的な画像データに変換した画像信号を、図示しない画像処理制御部を介して、2値化処理や中間調処理等の各種画像処理を施し、高精細な画像データを出力する。尚、上記例では、読取制御部106、読取部107は、原稿を搬送しながら、固定されているCISイメージセンサで読み取りを行うシート読取制御方式と、原稿台に固定されている原稿を、移動するCISイメージセンサでスキャンするブック読取制御方式の両制御方式に対応している。
操作表示部108は、数値入力キー、文字入力キー、ワンタッチ電話番号キー、モード設定キー、決定キー、取り消しキー等を備え、ユーザが画像送信相手先データの決定や設定データの登録動作を行うための操作部と、各種キー、LED(発光ダイオード)とLCD(液晶ディスプレイ)等によって構成され、オペレータによる各種入力操作や、画像処理装置100の動作状況、ステータス状況の表示等を行う表示部である。
通信制御部109は、MODEM(変復調装置)や、NCU(網制御装置)等によって構成されている。本例では、通信制御部109は、アナログの通信回線(PSTN)131に接続され、T30プロトコルでの通信制御、通信回線に対する発呼と着呼等の回線制御を行っている。
解像度変換処理部110は、ミリ系の画像データとインチ系の画像データの相互変換等の解像度変換制御を行う。尚、解像度変換部110において、画像データの拡大縮小処理も可能である。
符号復号化処理部111は、画像処理装置100で扱う画像データ(非圧縮、MH、MR、MMR、JBIG、JPEG等)を相互に符号復号化処理したり、拡大縮小処理を行ったりする。
記録制御部112は、印刷される画像データに対し、図示しない画像処理制御部を介して、スムージング処理や記録濃度補正処理、色補正等の各種画像処理を施すことにより、高精細な画像データに変換し、USBホスト制御部114(後述)に出力する。又、USBホスト制御部114を制御することにより、定期的に記録部115の状態情報データを取得する役割も果たす。
USBファンクション制御部113は、USBインタフェースの通信制御を行うものであり、USB通信規格に従って、プロトコル制御を行い、CPU101が実行するUSBファンクション制御タスクからのデータをパケットに変換し、外部の図示しない情報処理端末にUSBパケット送信を行ったり、逆に、外部の情報処理端末からのUSBパケットをデータに変換してCPU101に対し送信を行ったりする。
USBホスト制御部114は、USB通信規格で定められたプロトコルで通信を行うための制御部である。USB通信規格は、双方向のデータ通信を高速に行うことができる規格であり、1台のホスト(マスター)に対し、複数のハブまたはファンクション(スレーブ)を接続することができる。USBホスト制御部114は、USB通信におけるホストの機能を有する。
記録部115は、図示しない専用CPUで制御するレーザビームプリンタやインクジェットプリンタ等から成る記録装置であり、USBインタフェース経由で受信したカラー画像データ、又はモノクロ画像データを印刷部材に印刷する。USBホスト制御部114とは、USB通信規格で定められたプロトコルで通信を行い、特に記録部115はファンクションの機能を有する。本例においては、記録機能のUSB通信は1対1の接続形態を用いる。又、本例においては、USB対応とする。
USBメモリ116は、DRAM等で構成され、USBファンクション制御部113とUSBホスト制御部114の通信速度の差を吸収するためのメモリである。記録部115へ送出する印刷データや記録部115から取得したステータス情報等を蓄積する。又、図示しないメモリカードに対する書き込みデータやメモリカードからの読み込みデータも一時的に蓄積する。
上記構成要素101〜106、108〜114、116は、CPU101が管理するCPUバス121を介して、相互に接続されている。
近年、パーソナルコンピュータ等の情報処理端末の普及により、家庭やオフィスでの有線・無線によるネットワーク化が進んでおり、上記のようなプリンタ、スキャナ、ファクシミリ通信等の複数の機能を持った複合機でもパーソナルコンピュータ等の情報処理端末との接続に関してネットワークへの対応が望まれている。
しかしながら、複合機は先述のようにネットワークへの対応が近年望まれてはいるものの、未だ必要ない場合も想定され、コストダウン要求からも全ての複合機に無線通信機能を付ける訳にはいかない。そのため、複合機に無線通信機能を持ったユニットを後付する方法が一般的に採られている。
そのため、画像処理装置100においては、USBファンクション制御部113に外付けの通信ユニットをUSBインタフェースを介して繋げることによって、ネットワークへの対応が可能となり、多数の情報処理端末と通信可能となる。
上記従来の画像処理装置では、USBファンクション制御部113を用いて、USBインターフェースを介して、パーソナルコンピュータ等の情報処理端末間でデータを直接転送していた。このため、従来の画像処理装置は、USBインターフェースを介して繋がった1台のパーソナルコンピュータ等の情報処理端末としか通信を行うことができなかった。
そのため、画像処理装置が多数のパーソナルコンピュータ等の情報処理端末と通信を行うことができるように、USBファンクション制御部113を用いて、USBインターフェースを介して、外付けの通信ユニットを繋げることによって、多数のパーソナルコンピュータ等の情報処理端末と通信を可能としている。
しかしながら、画像処理装置が、USBインターフェースを介して、1台のパーソナルコンピュータ等の情報処理端末と繋がっているのか、外付けの通信ユニットを介して多数のパーソナルコンピュータ等の情報処理端末と繋がっているかどうか判断ができない。そのため、外付けの通信ユニットを介して多数のパーソナルコンピュータ等の情報処理端末と繋がっている場合には、どのパーソナルコンピュータ等の情報処理端末にデータを送ればいいのか分からないため画像処理装置の操作パネル上からスキャンができないのに、そのことをユーザに通知することができない。
そのため、ユーザビリティを向上させるために、画像処理装置が1台のパーソナルコンピュータ等の情報処理端末、若しくは外付けの通信ユニットのどちらと繋がっているのかどうかを見分けることが課題となっている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、バス接続手段を介してパーソナルコンピュータ等の情報処理端末1台と接続されたか、若しくは、多数のパーソナルコンピュータ等の情報処理端末との通信を可能とする通信装置と接続されたかを認識することができる画像処理装置を提供することにある。
上記課題を達成するために、本発明の画像処理装置は、主制御部に接続されるバス接続手段とスキャン開始手段とユーザに画像処理装置の状態を示す表示手段と前記通信装置を介して通信可能な多数のパーソナルコンピュータ等の外部処理装置の中から1 つを選ぶ選択手段を有し、前記バス接続手段を介して画像処理装置が1台のパーソナルコンピュータ等の外部処理装置か多数のパーソナルコンピュータ等の外部処理装置との通信を可能とする通信装置か、どちらと接続されているかを認識する。
認識する方法としては、以下の3つの方法があり、又、それらを組み合わせることも可能である。
1つ目の方法は、画像処理装置が前記バス接続手段を介してIN方向データを接続された装置に送り、接続された装置からの応答を画像処理装置が解析することによって、接続された装置が前記外部処理装置と前記通信装置のどちらであるかを認識する方法。
2つ目の方法は、前記外部処理装置と前記通信装置のどちらか一方か若しくは両方が、前記バス接続手段を介してOUT方向に前記外部処理装置か前記通信装置を示す情報を画像処理装置に送り、画像処理装置が前記情報を解析することによって、接続された装置が前記外部処理装置と前記通信装置のどちらであるかを認識する方法。
3つ目の方法は、画像処理装置が前記バス接続手段を介して前記外部処理装置か前記通信装置と接続された時に、前記外部処理装置か前記通信装置どちらか一方か若しくは両方が、画像処理装置に対して前記バス接続手段を介してOUT方向データのリセットコマンドを発行する回数を変化させることによって、画像処理装置がリセットコマンドの回数を解析することによって、接続された装置が前記外部処理装置と前記通信装置のどちらであるかを認識する方法。
上記構成によれば、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ通信等の複数の機能を有する画像処理装置において、バス接続手段を介してパーソナルコンピュータ等の情報処理端末1台と接続されたか、若しくは、多数のパーソナルコンピュータ等の情報処理端末との通信を可能とする通信装置と接続されたかを認識することが可能となる。
本発明によれば、バス接続手段とスキャン開始手段とユーザに画像処理装置の状態を示す表示手段を有する画像処理装置において、バス接続手段を介してパーソナルコンピュータ等の情報処理端末1台と接続されたか、若しくは多数のパーソナルコンピュータ等の情報処理端末との通信を可能とする通信装置と接続されたかを認識することができる。
これにより、画像処理装置が通信装置と接続されていると認識した場合には、スキャン開始手段からスキャンの開始が指示されても、どのパーソナルコンピュータ等の情報処理端末にスキャン画像を表示して良いか分からないため、スキャンを開始しないように制御することが可能となる。又、「画像処理装置が通信装置に接続されているので、スキャンを行えません」等のメッセージを表示手段に表示することによって、ユーザにスキャンが行えないことを通知することができ、ユーザビリティの向上が図れる。
更に、画像処理装置が通信装置と接続されていると認識した状態で、スキャン開始手段からスキャンの開始が指示された場合に、表示手段に通信装置を介して通信可能な多数のパーソナルコンピュータ等の外部処理装置の一覧を示し、その中からスキャン画像を表示するパーソナルコンピュータ等の外部処理装置を選択手段を用いて選択することによって、選択されたパーソナルコンピュータ等の外部処理装置に対してスキャン画像を表示することが可能となる。
又、一般的なパーソナルコンピュータ等の情報処理端末にのみ接続できる画像処理装置を、画像処理装置の少ない変更と後付けの通信ユニットの追加でネットワークに対応することができる。
以下に本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
先ず、図4を用いて本発明の画像処理装置システムの全体の概略を説明する。
従来の画像処理装置で一般的なパーソナルコンピュータ等の情報処理端末にのみ接続できる画像処理装置である画像処理装置100に、無線LANユニット300を後付けし、USBファンクション制御部113を介してUSBインタフェースを用いて接続することによって、ネットワークに対応可能な画像処理装置400を構成する。
続いて、画像処理装置100と共に画像処理システムを構成する情報処理端末等の処理装置200の概略構成を図2を参照して説明する。
CPU201は、ROM202、RAM203、又は、内部記録装置204、外部記憶装置205により外部記憶媒体206から読み出されたプログラムに従って、システムバスを介して処理装置200全体の動作を制御するものである。
ROM202は、CPU201の制御プログラム等を格納している。RAM203は、一時的にプログラムや画像データを記憶し、処理装置200の処理を高速に動作させるためのものである。
内部記録装置204には、オペレーティングシステム、各種アプリケーションプログラムや画像データ等が格納されている。内部記録装置204には、本実施の形態における文字データ処理工程を含む、画像処理装置100に対する各種制御命令やデータの送受信を行うためのアプリケーションソフト、プリンタドライバソフト、スキャナドライバソフト、ファクシミリドライバソフト、各機能毎のUSBクラスドライバソフト、USBバスドライバソフト等がインストールされているものとする。
通常、これらのアプリケーションソフト及びドライバソフトは、これらが記憶された他のコンピュータ可読媒体から外部記憶ディスク206(フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMメディア)によりデータを受け取り、外部記憶装置205を制御することによりインストールを行う。又、通信回線によって通信部209(ネットワークやモデム)でアプリケーションソフト及びドライバソフトを受け取り、内部記憶装置204にインストールすることも可能である。
操作部207は、オペレータからの指示入力手段としてのキーボードやマウス(不図示)を制御するものである。印刷の実行起動には通常、操作部207のキーボードやマウスが使用される。
表示部208は、オペレータに対して各種表示を行うものである。外部処理端末200で印刷の実行起動を掛ける場合は、確認ダイヤログ等を表示部209に表示し、オペレータに入力を促す。又、印刷動作の実行中は、印刷状況を示す情報をオペレータに提供する。
通信部209は、不図示のネットワークに接続したり、通信回線を通してインターネットプロバイダへの接続や、相手通信装置との間でのデータや画像情報等の通信を行う。尚、ネットワークや通信回線への接続に関しては、公知の方法を使用するものとし、説明を省略する。
USBホスト制御部210は、USBインターフェースの通信制御を行うものであり、USB通信規格に従って、CPU201からのデータをパケットに変換し、画像処理装置100にUSBパケットを送信したり、逆に、画像処理装置100からのUSBパケットをデータに変換して、CPU201に送信したりする。通信制御方法に関しては、公知の方法を使用するものとし、説明を省略する。
続いて、画像処理装置100と共に画像処理システムを構成する無線LANユニット300の概略構成を、図3を参照して説明する。
CPU301は、ROM302、RAM303に記録されたプログラムに従って、システムバスを介して無線LANユニット300全体の動作を制御するものである。
ROM302は、CPU301の制御プログラム等を格納している。
RAM303は、一時的にプログラムや画像データを記憶する。
無線LAN通信部304は無線LANによる通信を行う部分であり、各社から供給されている無線LANコントロールチップを用いても良く、更に通信の認証の手間を省くため各社から供給されているPCMCIAカード型無線LANアダプタを、PCMCIAカードコントローラ(不図示)を通してCPUバスに接続しても良い。
USBホスト制御部305は、USBインターフェースの通信制御を行うものであり、USB通信規格に従って、CPU301からのデータをパケットに変換し、画像処理装置100にUSBパケットを送信したり、逆に画像処理装置100からのUSBパケットをデータに変換して、CPU201に送信したりする。通信制御方法に関しては、公知の方法を使用するものとし、説明を省略する。
続いて、画像処理装置400を無線LAN接続で使用した場合の画像処理システムの概要を図5を参照して説明する。
画像処理装置400の内部にある画像処理装置100と無線LANユニット300をUSBインタフェースを用いて接続する。これにより、画像処理装置100は無線LANユニット300を介して無線LANによってアクセスポイントと通信を行うことが可能となる。そして、図示しないアクセスポイントと通信可能な複数のパーソナルコンピュータ等の情報処理端末と、アクセスポイントを介して画像処理装置400は通信可能となる。
又、画像処理装置400はアクセスポイントを介さないで直接パーソナルコンピュータ等の情報処理端末と無線で通信を行うことが可能である。
続いて、画像処理装置400を1つの外部処理装置と接続した場合の画像処理システムの概要を図6を参照して説明する。
画像処理装置400の内部にある画像処理装置100と無線LANユニット300間のUSBインタフェースでの接続を止め、画像処理装置100と外部処理装置200を直接USBインタフェースを用いて接続する。無線LANユニット300はどこにも接続されていない状態となる。
これによって、従来の外部処理装置200のみとの接続が可能となる。
続いて、画像処理装置100がUSB インタフェースで外部処理装置200と無線LANユニット300のどちらと接続されているかについて認識する方法を、図7を参照して説明する。
先ず、従来の通信手順について説明するが、ユーザーにとっては画像処理装置100を操作するので図の左方向の矢印が送信であり、右方向の矢印が受信である。しかし、USB通信での用語としてはホスト側が主体となるので右矢印が送信でありoutである、左矢印は受信でありinであることに注意が必要である。
従来は、USB通信ではホスト側からデータ要求コマンド(S701)やデータ送信コマンド(S711)に対して、デバイス側から要求されたデータ(S702)・ホスト側からデータ(S712)が送られ、1 組のコマンド処理が正常に終了したことを示す確認としてデバイス側から送信確認(S703)や受信確認(S713)を返すことによって、1組のコマンド処理を行っていた。
これに対して本発明では、例えば画像処理装置100のUSBファンクション制御部113にUSBインタフェースが接続された状態で、外部処理装置200と無線LANユニット300のどちらであるかを知りたい時点に、データ送信コマンド要求をInterrupt Inを発行する(S730)。これを受け取った外部処理装置200と無線LANユニット300等のホストがデータ送信コマンドをBulk Outで送信する(S731)。そして、ホストが外部処理装置200と無線LANユニット300のどちらであるかを示すデータをBulk Outで送信する(S372)。その後、画像処理装置100が1組のコマンド処理が正常に終了したことを示す確認を返す(S733)。
以上のように、Interrupt Inを使用することによって、デバイス側から能動的にホスト側に対してデータ送信コマンド要求を出すことによって、ホストが外部処理装置200と無線LANユニット300のどちらであるかを認識することが可能となる。
又、他の認識する方法としては、例えば画像処理装置100のUSBファンクション制御部113にUSBインタフェースが接続された時に、ホスト側からデータ送信コマンドをBulk Outを発行する(S711)。続いてホストが外部処理装置200と無線LANユニット300のどちらであるかを示すデータをBulk Outで送信する(S712)。その後、画像処理装置100が1組のコマンド処理が正常に終了したことを示す確認を返す(S713)。
以上のように、USBインタフェースが接続された時に、ホストが外部処理装置200と無線LANユニット300のどちらであるかを示すデータを送ることによって、ホストが外部処理装置200と無線LANユニット300のどちらであるかを認識することが可能となる。又、外部処理装置200と無線LANユニット300のどちら一方のみが送るだけでも、外部処理装置200と無線LANユニット300のどちらであるかを認識することが可能となる。
又、他の認識する方法としては、例えば画像処理装置100のUSBファンクション制御部113にUSBインタフェースが接続された時に、外部処理装置200と無線LANユニット300で画像処理装置100に対するリセットコマンドの回数を変えることによって、ホストが外部処理装置200と無線LANユニット300のどちらであるかを認識することが可能となる。
続いて、画像処理装置100に無線LANユニット300が接続されたと認識した場合に、操作表示部108からのスキャンを行わない制御について詳細に説明する。
従来の画像処理装置では、外部処理装置200が接続されているのか無線LANユニット300が接続されているのか分からなかったため、画像処理装置100上からのスキャンを行おうとすると、無線LANユニット300が接続されている場合も、USBファンクション制御部113を通して、スキャン開始命令をホスト側に送信してしまう。
しかし、無線LANユニット300は、無線LANユニット300と通信可能な多数のパーソナルコンピュータ等の情報処理端末のどれに対してスキャン画像を送って良いか分からないために、操作表示部108からのスキャン開始命令に応答を返すことができない。そして、画像処理装置100ではスキャン開始命令に対して応答がないため、デバイスからの応答待ちルーチンがタイムアウトし、「スキャナエラー」となってしまう。
これに対して本発明では、例えば画像処理装置100が無線LAユニット300が接続されていると認識している場合、ユーザが操作表示部108からスキャン開始命令を出そうとした場合、操作表示部108に「無線LANに接続されているため、MFPからのスキャンはできません。PCからスキャンしてください。」と表示する。これによって、ユーザに無線LANに接続されているため、スキャンができないことを速やかに通知することが可能となる。
続いて、画像処理装置100に無線LANユニット300が接続されたと認識した場合に、操作表示部108からのスキャン開始が指示された場合に1台のパーソナルコンピュータ等の情報処理端末にスキャン画像を表示する制御について詳細に説明する。
従来の画像処理装置では、外部処理装置200が接続されているのか無線LANユニット300が接続されているのか分からなかったため、画像処理装置100上からのスキャンを行おうとすると、無線LANユニット300が接続されている場合も、USBファンクション制御部113を通して、スキャン開始命令をホスト側に送信してしまう。
しかし、無線LANユニット300は、無線LANユニット300と通信可能な多数のパーソナルコンピュータ等の情報処理端末のどれに対してスキャン画像を送って良いか分からないために、操作表示部108からのスキャン開始命令に応答を返すことができない。そして、画像処理装置100ではスキャン開始命令に対して応答がないため、デバイスからの応答待ちルーチンがタイムアウトし、「スキャナエラー」となってしまう。
これに対して本発明では、例えば画像処理装置100が無線LANユニット300が接続されていると認識している場合、ユーザが操作表示部108からスキャン開始命令を出そうとした場合、操作表示部108に現在無線LANユニット300が通信可能な多数のパーソナルコンピュータ等の情報処理端末のリストを表示し、ユーザが操作表示部108を使用して、リストの中から1台を選び、その選ばれた情報処理装置に対してスキャン画像を表示する。これによって、画像処理装置100に無線LANユニット300に接続されている場合にも、多数のパーソナルコンピュータ等の情報処理端末の中から特定の1台にスキャン画像を表示でき、ユーザビリティの向上が図れる。
本実施の形態では、画像処理装置100に後付けする通信ユニットを、無線LANユニット300としたが、本発明は無線LANに限定するものではなく。有線LANやBluetooth 等の色々な通信に対応するものである。
100 画像処理装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 画像メモリ
105 データ変換部
106 読取制御部
107 読取部
108 操作表示部
109 通信制御部
110 解像度変換処理部
111 符号復号化処理部
112 記録制御部
113 USBファンクション制御部
114 USBホスト制御部
115 記録部
116 USBメモリ
121 CPUバス
131 通信回線
200 外部処理装置
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 内部記憶装置
205 外部記憶装置
206 外部記憶ディスク
207 操作部
208 表示部
209 通信部
210 USBホスト制御部
211 CPUバス
221 通信回線
300 無線LANユニット
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 無線LAN通信部
305 USBホスト制御部
311 通信回線
400 画像処理装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 画像メモリ
105 データ変換部
106 読取制御部
107 読取部
108 操作表示部
109 通信制御部
110 解像度変換処理部
111 符号復号化処理部
112 記録制御部
113 USBファンクション制御部
114 USBホスト制御部
115 記録部
116 USBメモリ
121 CPUバス
131 通信回線
200 外部処理装置
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 内部記憶装置
205 外部記憶装置
206 外部記憶ディスク
207 操作部
208 表示部
209 通信部
210 USBホスト制御部
211 CPUバス
221 通信回線
300 無線LANユニット
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 無線LAN通信部
305 USBホスト制御部
311 通信回線
400 画像処理装置
Claims (7)
- 主制御部に接続されるバス接続手段を有し、前記バス接続手段を介して画像処理装置が1台のパーソナルコンピュータ等の外部処理装置か多数のパーソナルコンピュータ等の外部処理装置との通信を可能とする通信装置か、どちらと接続されているかを認識することを特徴とする画像処理装置。
- 画像処理装置が前記バス接続手段を介してIN方向データを接続された装置に送り、接続された装置からの応答を画像処理装置が解析することによって、接続された装置が前記外部処理装置と前記通信装置のどちらであるかを認識することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記外部処理装置と前記通信装置のどちらか一方か若しくは両方が、前記バス接続手段を介してOUT方向に前記外部処理装置か前記通信装置を示す情報を画像処理装置に送り、画像処理装置が前記情報を解析することによって、接続された装置が前記外部処理装置と前記通信装置のどちらであるかを認識することを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
- 画像処理装置が前記バス接続手段を介して前記外部処理装置か前記通信装置と接続された時に、前記外部処理装置か前記通信装置どちらか一方か若しくは両方が、画像処理装置に対して前記バス接続手段を介してOUT方向データのリセットコマンドを発行する回数を変化させることによって、画像処理装置がリセットコマンドの回数を解析することによって、接続された装置が前記外部処理装置と前記通信装置のどちらであるかを認識することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の画像処理装置。
- 更に画像処理装置がスキャン開始手段とユーザに画像処理装置の状態を示す表示手段を有し、画像処理装置が前記外部処理装置と接続されていると認識した場合には、前記スキャン開始手段からスキャンの開始が指示された時にスキャンを行うことができるが、前記通信装置と接続されていると認識した場合には、前記スキャン開始手段からスキャンの開始が指示されても、スキャンを行うことができず、その旨を前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の画像処理装置。
- 更に画像処理装置がスキャン開始手段とユーザに画像処理装置の状態を示す表示手段と画像処理装置が前記通信装置を介して通信可能な多数のパーソナルコンピュータ等の外部処理装置の中から1つを選ぶ選択手段を有し、画像処理装置が前記通信装置と接続されていると認識した状態で、前記スキャン開始手段からスキャンの開始が指示された場合に、前記表示手段に前記通信装置を介して通信可能な多数のパーソナルコンピュータ等の外部処理装置の一覧を示し、その中からスキャン画像を表示するパーソナルコンピュータ等の外部処理装置を前記選択手段を用いて選択し、選択されたパーソナルコンピュータ等の外部処理装置にスキャン画像を表示することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の画像処理装置。
- 前記バス接続手段が、ユニバーサルシリアルバス(Universal Serial
Bus、USB)通信規格に対応していることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の画像処理装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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