JP2006157827A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 飲酒時における利便性の高い撮像装置を提供する。
【解決手段】 ステップS10で、手ぶれ補正機能がすでにオンされているかどうかを判断する。手ぶれ補正機能がすでにオンされている場合には、そのまま本処理を終了する。手ぶれ補正機能がオンされていない場合には、ステップS12で、アルコール検知センサ28からアルコール濃度データを取得し、ステップS14で、このアルコール濃度が予め設定されている所定値以上かどうかを判断する。判断が肯定された場合には、ステップS16で手ぶれ補正機能をオンにして本処理を終了する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、撮像装置に係り、特に、アルコール濃度の検出を可能な撮像装置に関する。
近年、デジタルカメラが普及し、飲み会などの席でも広く手軽に使用されるようになっている。ところで、アルコールが入ると、撮影者はデジタルカメラを手でしっかりと固定することが難しくなり、撮影した画像に手ぶれが生じてしまうことがある。また、被写体となる人にアルコールが入ると、顔色が通常時よりも赤くなる場合がある。
そこで、アルコールが入るとわかっているときには、ユーザーは、予め手ぶれ補正機能をオンしておくことも考えられるが、手ぶれ補正のための回路は、通常消費電力が大きく、長時間手ぶれ補正機能をオン状態にしておくのは望ましくない。
また、被写体となる人の顔色を、アルコールの濃度の応じて調整したい場合もある。
現在、人の体内のアルコール濃度の検出を行なって、その結果飲酒が確認された場合に、その人を監視対象者としたり(特許文献1参照)、飲酒運転を防止したりする(特許文献2参照)システムが提案されている。
しかしながら、アルコールの入った撮影者によるカメラ操作の不都合を解消するものでも、被写体の撮影時に制御を加えるものでもなかった。
特開2003−224844号公報 特開2004−212217号公報
本発明は、上記事実を考慮して成されたものであり、飲酒時における利便性の高い撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の撮像装置は、被写体を撮影する撮影手段と、アルコール濃度を検知可能なアルコール検知手段と、前記アルコール検知手段により検知されたアルコール濃度に応じて、前記撮影手段による撮影時にアルコールに対応した制御を実行可能なアルコール制御実行手段と、を備えている。
この撮像装置では、アルコール濃度の検知が可能とされており、検知されたアルコール濃度に応じて、アルコール制御実行手段で、撮影手段による撮影時にアルコールに対応した制御が実行される。
このように、検知したアルコール濃度に応じた制御を可能とすることで、撮影者や被撮影者(被写体)が飲酒している場合に、飲酒により生じる撮影上の不都合を回避するように制御すれば、飲酒時における利便性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1の撮像装置において、撮影時の手ぶれを補正可能な手ぶれ補正手段をさらに備え、前記アルコール制御実行手段が、前記手ぶれ補正手段による手ぶれ補正の実行であり、前記アルコール検知手段により検知されたアルコール濃度が所定値以上である場合に、この手ぶれ補正が実行されること、を特徴とする。
この撮像装置によれば、アルコール検知手段により検知されたアルコール濃度が所定値以上である場合に、手ぶれ補正が実行されるので、飲酒者が撮像装置をしっかりと固定できなくても、手ぶれの少ない画像を得ることができる。また、予め手ぶれ機能をオンしておく必要がないので、消費電力を抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の撮像装置において、被写体の肌部分を認識すると共に、前記アルコール検知手段により検知されたアルコール濃度に応じて肌部分の画像の色を赤みが強調される色へ色強調する赤み強調手段をさらに備え、前記アルコール制御実行手段が、前記赤み強調手段による色強調の実行であること、を特徴とする。
この撮像装置によれば、アルコール検知手段により検知されたアルコール濃度に応じて被写体の肌部分の画像の色を赤みが強調されるので、撮影時に被写体となる人のアルコール濃度を検知しておけば、飲酒時の撮影であることがわかり、画像の閲覧時等に楽しむことができる。また、飲酒により顔が赤くならない人でも赤い顔の画像とすることができて便利である。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置において、被写体の肌部分を認識すると共に、前記アルコール検知手段により検知されたアルコール濃度に応じて肌部分の画像で赤みが強調される面積を調整する赤色強調面積調整手段をさらに備え、前記アルコール制御実行手段が、前記赤色強調面積調整手段による赤色強調面積の調整の実行であること、を特徴とする。
この撮像装置によれば、アルコール検知手段により検知されたアルコール濃度に応じて被写体の肌部分の画像で赤みが強調される面積が調整されるので、被写体となる人のアルコール濃度を撮影時に検出しておけば、その人にどの程度アルコールが入っているかを画像から読みとれ、閲覧時に楽しむことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の撮像装置において、被写体の肌部分を認識すると共に、前記アルコール検知手段により検知されたアルコール濃度に応じて肌部分の画像の色を赤みが軽減されるように色補正する肌色補正手段をさらに備え、前記アルコール制御実行手段が、前記肌色補正手段による色補正の実行であること、を特徴とする。
この撮像装置によれば、アルコール検知手段により検知されたアルコール濃度に応じて被写体の肌部分の画像の色が赤みが軽減されるように色補正されるので、撮影時に被写体となる人のアルコール濃度を検知しておけば、飲酒時に実際は顔が赤くなっていても赤みの軽減された画像として記録され、飲酒時の撮影であることをわかりずらくすることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の撮像装置において、前記アルコール検知手段により検知されたアルコール濃度を表示可能なアルコール濃度表示手段をさらに備え、前記アルコール制御実行手段が、アルコール濃度表示手段によるアルコール濃度の表示の実行であること、を特徴とする。
この撮像装置によれば、アルコール検知手段により検知されたアルコール濃度が表示されるので、被写体の飲酒の度合いを数値で確認することができて便利である。
以上説明したように、本発明の撮像装置によれば、飲酒時における使用の際の利便性を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の撮像装置について説明する。本実施形態では、撮像装置としてデジタルカメラを例に説明するが、他の撮像装置、例えば、ビデオカメラなどにも適用することができる。
本実施形態のデジタルカメラ10は、図1(A)に示すように、カメラ本体12を備え、前面にレンズユニット14、上面にレリーズボタン16を備える。レリーズボタン16は、押圧されることにより撮影準備の実行指示、または、撮影動作の実行指示を入力可能とされている。ここで、撮影準備とはAE(Automatic Exposure、自動露出)機能を働かせて露出状態(シャッタースピード、絞りの状態)を設定し、AF(Auto Focus、自動合焦)機能を働かせて合焦制御を行うことをいう。また、撮影動作とは、露光の動作をいう。
また、図1(B)に示すように、背面に液晶ディスプレイ(以下「LCD」という)18、指示キー22、電源SW24、その他各種の入力を行うための入力キー26、及び、アルコール検知センサ28、を備える。
アルコール検知センサ28は、呼気によるアルコール濃度の検知を可能とされており、いわゆるMEMSセンサをカメラ本体12の表面または内部に配置して構成することができる。
図2にデジタルカメラ10の制御系の概略ブロック図を示す。デジタルカメラ10には、レンズユニット14を通過する光量を調整する絞り32、光の通過時間を調整するシャッタ34、及び、光を光電変換してアナログ画像信号を出力するCCD36が備えられている。
CCD36はアナログ信号処理部38と接続され、アナログ信号処理部38はアナログ/デジタル変換器(以下、「A/D変換器」という)40と接続され、A/D変換器40はデジタル信号処理部42と接続されている。アナログ信号処理部38は、CCD36から入力された信号に対して所定のアナログ信号処理を施す。A/D変換器40は、アナログ信号処理部38から入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換してデジタル信号処理部42へ出力する。デジタル信号処理部42は、入力されたデジタル信号に対して各種の処理を行い、デジタル画像データを生成する。
また、デジタルカメラ10には、CPU50、内部メモリ52、表示制御部54、記録制御部56、及び、圧縮/伸張部58が備えられている。前述のデジタル信号処理部42、CPU50、内部メモリ52、表示制御部54、記録制御部56、圧縮/伸張部58は、バス59を介して相互に接続されている。
CPU50は各種のプログラムを実行するなどしてデジタルカメラ10全体の制御を行う。CPU50は、電源SW24、入力キー26、アルコール検知センサ28、と接続されており、これらの各部から各種の情報が入力される。
内部メモリ52にはデジタル信号処理部42で生成されたデジタル画像データ、デジタルカメラ10の制御用の各種プログラム等が記憶されている。また、内部メモリ52には、アルコール検知センサ28で検知されたアルコール濃度に応じて、各種の制御を実行するかどうかの飲酒用指示が記憶されている。各種指示内容としては、手ぶれ補正のオン・オフ、顔色補正のオン・オフ、赤み強調のオン・オフ、赤色面積強調のオン・オフ、アルコール濃度表示のオン・オフが記憶可能とされている。
手ぶれ補正のオン・オフは、アルコール検知センサ28で検知されたアルコール濃度が、所定値以上の場合に、手ぶれ補正機能をオンするか、オフとしておくかの指示である。
顔色補正のオン・オフは、アルコール検知センサ28で検知されたアルコール濃度に応じて、すなわち、アルコール濃度が高くなるにしたがって、被写体の肌の赤みが軽減されるような色補正をオンにするか、オフとしておくかの指示である。アルコール濃度と顔色補正との対応関係は、予め内部メモリ52に登録されている。この顔色補正をオンにした場合には、赤み強調、及び、赤色面積強調はオンすることができず、オフのみが選択される。
赤み強調のオン・オフは、アルコール検知センサ28で検知されたアルコール濃度に応じて、すなわち、アルコール濃度が高くなるにしたがって、被写体の肌の赤みが強調されるような赤み強調をオンにするか、オフとしておくかの指示である。アルコール濃度と赤み強調との対応関係は、予め内部メモリ52に登録されている。
赤色面積強調のオン・オフは、アルコール検知センサ28で検知されたアルコール濃度に応じて、すなわち、アルコール濃度が高くなるにしたがって、被写体の肌の赤色部分の面積を広くするような赤色面積強調をオンにするか、オフとしておくかの指示である。アルコール濃度と赤色面積強調との対応関係は、予め内部メモリ52に登録されている。
アルコール濃度表示のオン・オフは、アルコール検知センサ28で検知されたアルコール濃度の、LCD18への表示をオンにするか、オフとしておくかの指示である。
記録制御部56は外部メモリ60と接続可能とされており、外部メモリ60へデジタル画像データを書き込む処理、及び、外部メモリ60からデジタル画像データを読出す処理を実行可能とされている。表示制御部54はLCD18と接続されており、LCD18へ画像等を表示するための処理を行う。圧縮/伸張部58は、デジタル画像データに対して圧縮処理及び伸張処理を行う。
さらに、デジタルカメラ10には、レンズユニット14を駆動させるためのレンズ駆動部62、手ぶれ補正用に図示しない圧電素子を用いてレンズユニット14を駆動させる手ぶれ補正部63、絞り32を駆動させるための絞り駆動部64、シャッタ34を駆動させるためのシャッタ駆動部66、及び、CCD36に対する撮影時のタイミング制御を行うCCD制御部68が備えられている。レンズ駆動部62、絞り駆動部64、シャッタ駆動部66、及び、CCD制御部68は、CPU50と接続されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
ユーザーは、飲酒時に所定の飲酒用制御を実行させたい場合には、入力キー26を操作して、LCD18に図3に示すアルコール制御設定画面Gを表示させる。アルコール制御設定画面Gには、手ぶれ補正、顔色補正、赤み強調、赤色面積強調、アルコール濃度表示、の各々について、オン・オフのいずれかを選択可能とする表示がなされている。ユーザーは、指示キー22を用いて、各指示内容についてオン・オフのいずれかを選択する。例えば、撮影者が酔っている場合には、手ぶれ補正をオンとしておき、被撮影者が、酔っている場合には赤み強調、赤色面積強調、アルコール濃度表示をオンとしておくなどの指示を入力しておくことができる。なお、図3では、手ぶれ補正及び顔色補正がオンとされ、その他の指示はオフとされている。
ユーザーがデジタルカメラ10で被写体を撮影する際には、まず、電源SW24から電源オンを入力する。これにより、デジタルカメラ10の電源がオンされ、CPU50からレンズ駆動部62へレンズ駆動の指示がなされ、レンズユニット14がカメラ本体12の外側へ突出される。
また、CPU50からCCD制御部68へCCD制御の指示がなされ、CCD36は所定のタイミングで被写体からの光を受け取って光電変換し、光電変換して得られるアナログ信号をアナログ信号処理部38へ出力する。アナログ信号処理部38では雑音除去などの所定の処理が行われ、処理後の信号がA/D変換器40へ出力される。A/D変換器40で、アナログ信号はデジタル信号に変換され、デジタル信号がデジタル信号処理部42へ出力される。デジタル信号処理部42では入力されたデジタル信号に所定の処理が加えられ、デジタル画像データが生成され、一旦、内部メモリ52に記憶される。そして、表示制御部54へ出力され、表示制御部54により所定の処理が行われて、デジタル画像データに基づく画像がLCD18に所定のフレームレートで動画像的に連続表示される。
[手ぶれ補正]
ここで、デジタルカメラ10では、飲酒時の手ぶれ補正がオンに選択されている場合には、図4に示す手ぶれ補正確認処理が実行される。
ステップS10で、手ぶれ補正機能がすでにオンされているかどうかを判断する。手ぶれ補正機能がすでにオンされている場合には、そのまま本処理を終了する。手ぶれ補正機能がオンされていない場合には、ステップS12で、アルコール検知センサ28からアルコール濃度データを取得し、ステップS14で、このアルコール濃度が予め設定されている所定値以上かどうかを判断する。判断が肯定された場合には、ステップS16で手ぶれ補正機能をオンにして本処理を終了する。判断が否定された場合には、ステップS12へ戻って上記の処理を繰り返す。
上記処理によれば、酔ったユーザがデジタルカメラ10のアルコール検知センサ28に呼気を吹きかけ、この呼気のアルコール濃度が所定値以上となった場合に、手ぶれ補正機能がオンされる。手ぶれ補正機能を常時オン状態としておくと、消費電力が大きく節電の観点より好ましくないが、上記処理では、必要時に自動的に手ぶれ補正機能がオンされるので、消費電力の抑制が可能である。
[顔色補正]
また、デジタルカメラ10では、飲酒時の顔色補正がオンに選択されている場合には、図5に示す顔色補正処理が実行される。
ステップS20で、アルコール検知センサ28からアルコール濃度データを取得し、ステップS22で、このアルコール濃度に対応する顔色補正データが読み出される。ステップS24で、取り込み画像中の顔部分を抽出すると共に、読み出した顔色補正データに基づいて被写体の肌の顔色を補正する処理を行ない、本処理を終了する。
上記処理によれば、被写体となる人がデジタルカメラ10のアルコール検知センサ28に呼気を吹きかけることにより、この人の呼気のアルコール濃度に応じて、取り込まれる画像の顔色を補正することができる。これにより、図6に示すように、被写体となった人の顔(図6(A)参照)が飲酒により赤くなっていても、撮影される画像(図6(B)参照)は通常時と同様の顔色のものとすることができる。
また、本処理では、顔部分を抽出して顔色の補正を行なったが、顔を含めた肌部分抽出し、肌部分の色補正を行なってもよい。
[赤み強調]
また、デジタルカメラ10では、飲酒時の赤み強調がオンに選択されている場合には、図7に示す赤み強調処理が実行される。
ステップS30で、アルコール検知センサ28からアルコール濃度データを取得し、ステップS32で、このアルコール濃度に対応する赤み強調データが読み出される。ステップS34で、取り込み画像中の顔部分を抽出すると共に、読み出した赤み強調データに基づいて被写体の肌の赤みを強調する処理を行ない、本処理を終了する。
上記処理によれば、被写体となる人がデジタルカメラ10のアルコール検知センサ28に呼気を吹きかけることにより、この人の呼気のアルコール濃度に応じて、取り込まれる画像の顔色を赤くすることができる。これにより、図8に示すように、被写体となった人が飲酒により顔色が変わらない人(図8(A)参照)であったとしても、撮影される画像ではアルコール濃度に応じて顔が赤くなり(図8(B)参照)、どの程度お酒を飲んでいるかを画像から知ることができる。
[赤色面積強調]
また、デジタルカメラ10では、飲酒時の赤色面積強調がオンに選択されている場合には、図9に示す赤色面積強調処理が実行される。
ステップS40で、アルコール検知センサ28からアルコール濃度データを取得し、ステップS42で、このアルコール濃度に対応する赤色面積強調データが読み出される。ステップS44で、取り込み画像中の顔部分を抽出すると共に、読み出した赤色面積強調データに基づいて被写体の顔の所定面積部分の赤みが強調される処理を行ない、本処理を終了する。
上記処理によれば、被写体となる人がデジタルカメラ10のアルコール検知センサ28に呼気を吹きかけることにより、この人の呼気のアルコール濃度に応じて、取り込まれる画像の顔の赤い部分の面積を変化させることができる。これにより、図10に示すように、被写体となった人が飲酒により顔色が変わらない人(図10(A)参照)であったとしても、撮影される画像ではアルコール濃度に応じて赤色部分の面積が広くなる(図10(B)参照)。これにより、どの程度お酒を飲んでいるかを画像から知ることができる。
[アルコール濃度表示]
また、デジタルカメラ10では、飲酒時のアルコール濃度表示がオンに選択されている場合には、図11に示すアルコール濃度表示処理が実行される。
ステップS50で、アルコール検知センサ28からアルコール濃度データを取得し、ステップS52で、このアルコール濃度をLCD18へ表示させるように、表示制御部54へ指示を出力し、本処理を終了する。
上記処理によれば、被写体となる人がデジタルカメラ10のアルコール検知センサ28に呼気を吹きかけることにより、図12に示すように、この人の呼気のアルコール濃度を表示させることができる。これにより、被写体となった人の飲酒の程度を知ることができる。
なお、静止画像の取り込みは、上記各制御処理が行なわれるいずれの場合も、以下のようにして行なわれる。
ユーザーがレリーズボタン16を半押しすると、撮影準備が実行される。撮影準備の実行によりAE機能及びAF機能が働いて、シャッタスピード、絞り32、レンズユニット14の位置が調整される。ユーザーがレリーズボタンの半押しを続けることにより、シャッタスピード、絞り32、レンズユニット14の状態が保持される。この状態をレリーズロックという。
続いてユーザーが、レリーズボタン16を全押しする。これにより、撮影動作が実行される。すなわち、シャッタ34が駆動されると共に、CPU50からCCD制御部68へCCD制御の指示がなされ、CCD36は所定のタイミングで被写体からの光を受け取って光電変換し、光電変換して得られるアナログ信号をアナログ信号処理部38へ出力する。このとき、手ぶれ補正機能がオンされていれば、手ぶれ補正部63により、手ぶれが補正されるようにレンズユニット14が駆動される。その後、アナログ信号処理部38では雑音除去などの所定の処理が行われ、処理後の信号がA/D変換器40へ出力される。A/D変換器40で、アナログ信号はデジタル信号に変換され、デジタル信号がデジタル信号処理部42へ出力される。デジタル信号処理部42では入力されたデジタル信号に所定の処理が加えられ(前述の、顔色補正、赤み強調、赤色面積強調、アルコール濃度表示、の各機能がオン設定されている場合にはオンに設定されている処理が加えられる)、デジタル画像データが生成され、圧縮/伸張部58へ出力される。圧縮/伸張部58では、デジタル画像データが圧縮処理され、圧縮後のデジタル画像データが記録制御部56に出力され、外部メモリ60に記録される。
なお、アルコール濃度表示がオンにされている場合には、アルコール濃度も併せて外部メモリ60へ保存される。
以上説明したように、本実施形態のデジタルカメラ10によれば、アルコール検知センサ28でアルコール濃度を検知して、検知結果に応じて、手ぶれ補正、顔色補正、赤み強調、赤色面積強調、アルコール濃度表示、の各々の処理が実行されるので、飲酒時における撮影に好適に使用することができる。
なお、本実施形態で説明した手ぶれ補正をオンする制御、及び、アルコール濃度を表示させる制御は、銀塩カメラに適用することもできる。
本実施形態のデジタルカメラの(A)は前面図であり、(B)は背面図である。 本実施形態のデジタルカメラの制御系の概略ブロック図である。 本実施形態のアルコール制御設定画面を示す図である。 本実施形態の手ぶれ補正確認処理のフローチャートである。 本実施形態の顔色補正処理のフローチャートである。 (A)は被写体、(B)は顔色補正処理時にLCDに表示された被写体の画像を示す図である。 本実施形態の赤み強調処理のフローチャートである。 (A)は被写体、(B)は赤み強調処理時にLCDに表示された被写体の画像を示す図である。 本実施形態の赤色面積強調処理のフローチャートである。 (A)は被写体、(B)は赤色面積強調処理時にLCDに表示された被写体の画像を示す図である。 本実施形態のアルコール濃度表示処理のフローチャートである。 (A)は被写体、(B)はアルコール濃度表示処理時のLCDの表示を示す図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
12 カメラ本体
14 レンズユニット
16 レリーズボタン
22 指示キー
26 入力キー
28 アルコール検知センサ
42 デジタル信号処理部
52 内部メモリ
52 表示制御部
60 外部メモリ
63 手ぶれ補正部

Claims (6)

  1. 被写体を撮影する撮影手段と、
    アルコール濃度を検知可能なアルコール検知手段と、
    前記アルコール検知手段により検知されたアルコール濃度に応じて、前記撮影手段による撮影時にアルコールに対応した制御を実行可能なアルコール制御実行手段と、
    を備えた撮像装置。
  2. 撮影時の手ぶれを補正可能な手ぶれ補正手段をさらに備え、
    前記アルコール制御実行手段が、前記手ぶれ補正手段による手ぶれ補正の実行であり、前記アルコール検知手段により検知されたアルコール濃度が所定値以上である場合に、この手ぶれ補正が実行されること、
    を特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 被写体の肌部分を認識すると共に、前記アルコール検知手段により検知されたアルコール濃度に応じて肌部分の画像の色を赤みが強調される色へ色強調する赤み強調手段をさらに備え、
    前記アルコール制御実行手段が、前記赤み強調手段による色強調の実行であること、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  4. 被写体の肌部分を認識すると共に、前記アルコール検知手段により検知されたアルコール濃度に応じて肌部分の画像で赤みが強調される面積を調整する赤色強調面積調整手段をさらに備え、
    前記アルコール制御実行手段が、前記赤色強調面積調整手段による赤色強調面積の調整の実行であること、
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 被写体の肌部分を認識すると共に、前記アルコール検知手段により検知されたアルコール濃度に応じて肌部分の画像の色を赤みが軽減されるように色を補正する肌色補正手段をさらに備え、
    前記アルコール制御実行手段が、前記肌色補正手段による色補正の実行であること、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  6. 前記アルコール検知手段により検知されたアルコール濃度を表示可能なアルコール濃度表示手段をさらに備え、
    前記アルコール制御実行手段が、アルコール濃度表示手段によるアルコール濃度の表示の実行であること、
    を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008026785A1 (fr) 2006-08-31 2008-03-06 Shigeo Ohta Agent améliorant le métabolisme lipidique contenant une molécule d'hydrogène

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