JP2006157260A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高級感あふれるデザインにマッチしたスピーカやマイクなどの収納方法を採用した撮像装置を提供する。
【解決手段】撮影レンズ体を有する撮像装置本体と、前記撮像装置本体に配置され前記撮像レンズ体を保護するレンズカバー部を有すると共に所定方向にスライド可能なスライドカバーと、前記撮像装置本体に配置され、前記スライドカバーが前記撮像レンズ体を覆う位置にある場合には外部空間に露出されず、前記スライドカバーが前記撮像レンズ体を露出させる位置にある場合には外部空間に露出されるスピーカ及び/またはマイクと、を備えることを特徴とする撮像装置に関する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、電子カメラ(デジタルカメラ)等における撮像装置に関し、特に、撮影レンズ体を保護するため非撮影時は撮影レンズ体を覆い、撮影時にスライドさせて撮影レンズ体を表出させるスライドカバー部を備え、かつ、外見上、スピーカやマイクなどの音声用の孔が見えないようにした撮像装置に関するものである。
電子カメラ(デジタルカメラ)はフィルムを用いたカメラと異なり、撮像素子として用いられるCCD(電荷結合素子)などの画素数が増大しているにもかかわらず、素子自体の大きさがそれほど大型化していないため、小型化、薄型化、低価格化が急速に進み、低価格な普及機はかなりの普及率を示して、最近では、所有すること自体が持つ人に満足感を与えるような個性化が要求されるようになってきている。
すなわち、例えばカメラ自体の外観が高級ライターのようにスマートで、机上にアクセサリとしておくことが可能であり、持ち歩きに際しても、それを見た人に、「これは何」というような興味を起こさせるような高級感あふれる、スティタスシンボルとなるようなデザインが求められ始めている。
こういった要求に応えるためには、例えば撮影レンズ体を沈胴式とし、非撮影時は撮像装置本体に収納された撮影レンズ体を覆い、撮影時にスライドさせて撮影レンズ体を表出させるスライドカバー部を設け、非撮影時の外観を、前記した高級ライターのようにすることも一案である。
しかしながらこのようなデザインとした場合、電子カメラ(デジタルカメラ)に動画を撮影したときの音声を記録するための機能を持たせると、マイクのための音声取り込み孔やスピーカからの音声放出のための孔が必要となり、せっかくの高級感あふれるデザインが台無しになる可能性がある。
こういった携帯機器におけるスピーカやマイクの配置については、例えば特許文献1に、携帯電話に関するものではあるが、スライド可能なハンズフリースピーカを配置することが開示されている。また特許文献2には、マイクを覆うスライドカバーを備えるビデオ一体型カメラが開示されている。
特開2000−316040号公報 特開平8−32841号公報(図7)
しかしながら特許文献1に示された携帯電話では、ハンズフリースピーカが常に外部に表出していて、高級感あふれるデザインにはマッチしない。また、特許文献2に示された技術では、マイクがスライドカバーで覆われているが、スピーカは表示装置のある前面に従来と同様音声放出用孔を有して設けられており、これも高級感あふれるデザインにはマッチしない。
そのため本発明においては、スピーカやマイクなどの新規な収納方法を採用した撮像装置を提供することが課題である。
上記課題を解決するため本発明における撮像装置は、撮影レンズ体を有する撮像装置本体と、前記撮像装置本体に配置され前記撮像レンズ体を保護するレンズカバー部を有すると共に所定方向にスライド可能なスライドカバーと、前記撮像装置本体に配置され、前記スライドカバーが前記撮像レンズ体を覆う位置にある場合には外部空間に露出されず、前記スライドカバーが前記撮像レンズ体を露出させる位置にある場合には外部空間に露出されるスピーカ及び/またはマイクと、を備えることを特徴とする撮像装置に関する。
このように、該スライドカバー部が閉状態、またはレンズカバー部が撮像レンズ体を覆っている状態では外部空間に表出されず、開状態、またはレンズカバー部を所定方向にスライドさせて撮像レンズ体を露出させた状態では外部空間に表出されるよう設けることにより、外部に孔部や突出部を設ける必要が無く、従って、高級感あふれるデザインとすることのできる撮像装置を提供することができる。
本発明は、前記撮像装置本体の一側面に前記所定の方向へ延びるように形成された中空部と、前記スライドカバーに配置され、前記撮像装置本体から露出しない状態と露出した状態とになり得る前記中空部に挿入可能な挿入体と、を更に備え、前記撮像装置本体に配置され、前記挿入体が露出しない状態の場合には外部空間に露出されず、前記挿入体が露出された状態の場合には外部空間に露出されるスピーカ及び/またはマイクと、を有することを特徴とする撮像装置に関する。
また、本発明は、前記スピーカ及び/またはマイクは、前記中空部の内壁に配置されていることを特徴とする撮像装置に関する。
中空部に挿入可能な挿入体が否露出状態、すなわちレンズカバー部が前記撮像レンズ体を覆っている状態では外部空間に表出されず、挿入体が露出状態、すなわちレンズカバー部を所定方向にスライドさせて撮像レンズ体を露出させた状態で外部空間に表出されるよう設けることにより、外部に孔部や突出部を設ける必要が無く、従って、高級感あふれるデザインとすることのできる撮像装置を提供することができる。
本発明は、前記挿入体は、該挿入体が前記撮像装置から露出した所定の状態において前記中空部と外部空間とを連通させる切り欠き部を備え、前記切り欠き部が前記撮像本体から露出しない状態では外部空間に露出されず、前記切り欠き部が露出された状態では外部空間に露出されるスピーカ及び/またはマイクと、を有することを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載の撮像装置に関する。
前記挿入体は切り欠き部を有し、前記挿入体が露出した状態で切り欠き部が撮像装置本体から露出して挿入体内部と外部空間とが連通することで、スピーカからの音声、またはマイクへの音声は、遮るものがないから良好な状態でスピーカから、またはマイクへ達することができる。
本発明によれば、スピーカやマイクのために外部に孔部や突出部を設ける必要が無い撮像装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
図1乃至図4は、本発明の撮像装置を備えた一例の電子カメラの概略を説明するための図であり、図1は非撮影状態の電子カメラ10を正面側(被写体側)から示す斜視図、図2は電子カメラ10を同じく背面側から示す斜視図、図3は撮影時の電子カメラ10を正面側から見た図、図4は同じく背面側から見た図である。
図示の電子カメラ10は、撮像装置本体11を有し、この撮像装置本体11の前面(正面:被写体)側には、撮像レンズ体21(図3参照)が装着されている。この撮像レンズ体21は、レンズユニットの一部を構成し、図示はしないが、レンズユニットはさらにシャッタ機構及びCCD(電荷結合素子)を有している。
さらに、撮像装置本体11にはスライドカバー部12が装着され、このスライドカバー部12は、撮像装置本体11に、図1に実線矢印で示す方向にスライド可能に支持されており、このスライドカバー部12によって非撮影時には撮像レンズ体21が保護される。つまり、スライドカバー部12は撮像レンズ体21を覆う第1の位置と撮像レンズ体21を露出させる第2の位置との間でスライド可能となっている。
このスライドカバー部12は、正面側に位置する正面部(レンズカバー部)12a、正面側から見て右側面側に位置する右側面部12bと、背面側に位置する背面部(表示部カバー部)12cとを有しており、撮像装置本体11を正面部12aと背面部12cとで挟むようにして、撮像装置本体11にスライド可能に配置されている。図示の例では、正面部12aから右側面部12bにわたって、つまり、二面にわたってストロボ発光部13が形成されており(スライドカバー部12が開く方向の端部側において、スライドカバー部12の前面及び少なくとも前面に連続する側面にストロボ発光部を形成する)、このストロボ発光部13からストロボ撮影の際、光が発光される。なお、上述の例では、撮像装置本体11、撮像レンズ体21、スライドカバー部12によって撮像装置16が構成される。
図2に示すように、撮像装置本体11の背面には表示部(例えば、液晶ディスプレイ)14が配置されるとともに、操作部15が配置されており、操作部15には、例えば、レリーズボタン、モードダイヤル、及び各種ファンクションキー等が備えられている。そして、前述の第1の位置にスライドカバー部12が位置付けられている際には、背面部12cによって液晶ディスプレイ14の一部分が覆われた状態となる(背面部12cは液晶ディスプレイ14の全てを覆うようにしてもよいが、少なくとも液晶ディスプレイ14の一部を覆うようにすればよい)。
図3及び図4を参照して、電子カメラ10で撮影を行う際には、スライドカバー部12を第1の位置から第2の位置にスライドさせる。これによって、図3に示すように、撮像レンズ体21が露出し、主電源がオン状態となって、液晶ディスプレイ14が明るくなる。この際、図4に示すように、スライドカバー部12の背面部12cがスライドして、液晶ディスプレイ14の全てが露出することになる。また、スライドカバー12のスライドによってストロボ発光部13は撮像レンズ体21の取付位置よりもさらに外側に移動することになって、ストロボ撮影の際には、撮像レンズ体21とストロボ発光部13との距離が大きくなり、赤目現象などを防止することができる。
図3に示すように、シャッターボタン22は撮像装置本体11の上面の一端部側に配置されており、スライドカバー部12はシャッターボタン22の配置された一端部側とは逆の端部側方向にスライドする。これによって、電子カメラ10を両手で把持して撮影を行う際、シャッターボタン操作を行う手とは別の手でスライドカバー部12をスライド操作することができる。
ストロボ撮影を行う際には、操作部15によってストロボ撮影モードをオンするとともに、各種撮影モード、画像再生モード、及びフラッシュ待ち時間等を設定する。この各種撮影モードには、例えば、「通常撮影」、「連写撮影」、「ファイン撮影」、「静止画」、及び「動画」等があり、画像再生モードには「静止画」及び「動画」等がある。そして、画像再生モードを設定すると、撮影後液晶画面14に撮影した画像が再生表示される。これら各種撮影モード、画像再生モード、及びフラッシュ待ち時間等は動作モードと呼ばれ、撮像装置本体11に収納されたマイクロプロセッサ(制御手段及び電源オン手段:図示せず)は、動作モードに応じて光の強さ、色を変化させることや、点滅させる等、ストロボ発光部13からの発光を制御することができる。
前述のシャッタ機構は、例えば、オートフォーカス(AF)機構、絞り機構、及びフィルタ機構等を有しており、レリーズ時における露光を制御する。撮像レンズ体21から入射した被写体等の光学像は、CCDに結像されて光学像が電気信号に変換される。そして、マイクロプロセッサによってCCDからの出力信号(電気信号)は、所定のサンプリング周波数でサンプリングされてデジタル値(デジタル画像データ)に変換され、デジタル画像データを色差成分と輝度成分に分けて、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)準拠の画像圧縮/伸長のための直交変換及びハフマン符号化/復号化等の処理が行われる。そして、このようにして圧縮処理された画像データは一旦メモリに記憶される。
つまり、図示の電子カメラでは、レリーズボタン又はシャッターボタン22を押下する以前から、CCDによって捉えられている画像を液晶ディスプレイ14にリアルタイムで表示し、液晶ディスプレイ14は電子的に撮像視野を確認するための電子ファインダ機能を有しており、この電子ファインダを観察しつつ、レリーズボタン等を操作して撮像を行うことになる。この際、必要に応じてストロボ発光部13を発光させ、撮像によって得られた画像データは、ファンクションキーによって再生操作を行うと、随時撮像結果として液晶ディスプレイ14に表示される。
このようにして、液晶ディスプレイ14には撮像前及び撮像中のデジタル画像データがリアルタイムで表示され、電子ファインダとして機能し、さらに、撮像後のデジタル画像データ及び伸長されて復元された記録画像データが表示される。また、液晶ディスプレイ14には電子カメラの動作状態等のモード表示が行われる。なお、電子カメラの電源部には、バッテリーが用いられ、バッテリーは、Ni−Cd(ニッケルカドミウム)電池、ニッケル水素電池、又はリチウム電池等が用いられる。
図示の電子カメラでは、ストロボ発光部13を撮像装置16の前面(被写体側の面)から少なくとも前面に連続する一側面にわたって形成するようにしたから、ストロボ撮影の際、簡単な構成で広範囲にストロボ発光部13から光を照射することができることになり、しかもストロボ発光部13の発光状況を被写体側のみならず、撮影者側からも容易に視認することができる。
また、ここでは、撮像レンズ体21を保護するスライドカバー部(レンズカバー)12にストロボ発光部13を配置して、スライドカバー部12が開く方向の端部側において、スライドカバー部12の前面及び少なくとも前面に連続する側面にストロボ発光部13を形成するようにしたから、スライドカバー部12をスライドさせて撮像レンズ体21を露出させた際には、ストロボ発光部13と撮像レンズ体21の距離が大きくなり、ストロボ撮影の際に生じる赤目現象を低減できる。
さらに、スライドカバー部12は前面部と背面部とを有し、前面部によって撮像レンズ体21が覆われている際には、背面部によって液晶ディスプレイ14の少なくとも一部が覆われるようにしたので、非撮影時においては、スライドカバー部12によって撮像レンズ体21が保護されると共に、液晶ディスプレイ14の保護も行われる。スライドカバー部12をスライドさせて撮像レンズ体21を露出させた時に主電源がオンされるようにし、また逆に、スライドカバー部12をスライドさせて撮像レンズ体21を該スライドカバー部12によって覆うと、電源がオフされるようにしたので、使用動作と主電源のオン・オフが一致しており、電源のオフを失念することがない。
加えて、シャッターボタン22を撮像装置本体の上面の一端部側に配置して、スライドカバー部12はシャッターボタン22の配置された一端部側とは逆の端部側方向にスライドするようにしたから、電子カメラ10を両手で把持して撮影を行う際、シャッターボタン22の操作を行う手(指)とは別の手でスライドカバー部12をスライド操作することができ、操作性が向上されることになる。
図5は撮像装置本体11とスライドカバー部12とを分解して示す斜視図であり、図6はさらにスライドカバー部12内部に配置したスピーカ17を示した斜視図である。図示の例では、撮像装置本体11内に収納されるマイクロプロセッサ等の各種制御要素等は省略されている。図示のように、撮像装置本体11の一側面(撮像装置本体11の背面側から見て左側面)には他側面(右側面)側に延びる中空部31が形成されており、図示の例では、この中空部31は角筒状に成形されている。この中空部31の四辺(一側面側から他側面側に延びる四辺)には、フレーム部材(ガイド部材)31a〜31dが配置され、このフレーム部材31a〜31dによって中空部31が規定されている。なお、この中空部31は、スライドカバー部12が第1の位置に位置付けられて、撮像レンズ体21が覆われた際、後述するようにして、スライドカバー部12が収納される奥行きを有している。
一方、図示のように、スライドカバー部12は略角柱状のフレーム体(挿入体)121を有しており、図示のように、フレーム体121の前面(正面)から側面に渡って前述のストロボ発光部13が取り付けられている。図5に於けるフレーム体121の正面121a、側面121b、及び背面121cには、それぞれ図6に示したように正面部12a、側面部12b、及び背面部12cが取り付けられる。そして、フレーム体121の上面121d及び下面121eは、フレーム体121の正面121a及び背面121cに比べてその長手方向寸法が短く成形されて切り欠き部121fを形成しており、図3から明らかなように、スライドカバー部12が撮像レンズ体21を露出させる第2の位置にスライドされたとき、この切り欠き部121fの存在によってスライドカバー部12の内部が外部空間と連通する。
フレーム体121の内部空間には、ストロボ発光部13に接続され、ストロボ発光部13に高電圧(ストロボ電圧)を供給するストロボユニット(図示せず)が、フレーム体121における側面121b側にはスピーカ17が、さらにフレーム体121の上面121dにはマイク18が配設されている。ストロボユニットの長手方向寸法は、フレーム体121の上面121d及び下面121eの長手方向長さ未満とされ、ストロボユニットはフレーム体121の正面121a、側面121b、背面121c、上面121d、下面121eで規定される内部空間に収納されている。スピーカ17は、前記したように、スライドカバー部12が撮像レンズ体21を露出させる第2の位置にスライドされたとき、この切り欠き部121fの存在によって外部空間と連通し、音声を遮るものがないから外部に孔部や突出部を設けることなく良好な状態でスピーカから放出される。またはマイク18は、同じくスライドカバー部12が撮像レンズ体21を露出させる第2の位置にスライドされたとき、外部に表出して録音が可能となり、これらスピーカ17、マイク18は従来のように、外部に孔部や突出部を設ける必要が無いから、撮像装置10を高級感あふれるデザインとしても何ら違和感が生じない。
なお、これらスピーカ17やマイク18は、図示した位置だけに限定されることなく、スライドカバー部12が前記第1の位置から第2の位置にスライドするに際し、外部空間に表出する位置であればどの位置でも良く、例えばスピーカ17をマイク18の設置されている上面121dに設けたり、マイク18をスピーカ17の設置されている位置に設けても良い。更にはレンズカバー部12aの裏側面や、表示カバー部12cの裏側面に設けることができる。また、音声が外部に伝わるように、切り欠き部121fと同様な切り欠きを他の面に設けても良い。
また、これまでは主にスピーカ17やマイク18がスライドカバーに配置されている場合について説明してきたが、該スピーカ17やマイク18を撮像装置本体側に配置することができる。
つまり、前記スライドカバー12(レンズカバー部12a)が前記撮像レンズ体21を覆っている場合は外部空間に露出されず、前記スライドカバー12が前記撮像レンズ体21を露出させた場合には外部空間に露出される位置にスピーカ17及び/またはマイク18を配置することでも同様の効果を得ることができる。
具体例としては、スピーカ17及び/またはマイク18を前記撮像装置本体に形成された一側面から前記所定の方向に延びる中空部31に配置することができる。該スピーカ17及び/またはマイク18は、中空部31のいずれの位置にも配置することができると共に、単に設置することも、所定の内壁部に埋め込むよう配置することもできる。
ここで、スライドカバー12に挿入体121が形成されている場合、該スピーカ17及び/またはマイク18は、挿入体121が撮像装置本体から露出していない状態の場合は外部空間に露出されず、露出した状態の場合には外部空間に露出されるように配置することができる。更に、前記挿入体が前記撮像装置から露出した状態において前記中空部と外部空間とを連通可能に形成された切り欠き部を有する場合、該切り欠き部が前記撮像装置本体から露出することで外部空間と前記スピーカ及び/またはマイクとを連通させ、該スピーカ17及び/またはマイク18を外部空間に露出させるように構成することもできる。
その他、スピーカ17及び/またはマイク18をレンズ近傍であって、スライドカバー12(レンズカバー部12a)が閉状態の場合に該スライドカバー12の覆われる位置に配置することもできる。
フレーム体121の正面121a及び背面121cの長手方向辺(長手方向エッジ)122a〜122d(エッジ122bは示されていないが、エッジ122aに対向するエッジである)は、それぞれガイド部材として機能するフレーム部材31a〜31dに案内されて、前述の中空部31に挿入される。これによって、フレーム体121、つまり、スライドカバー部12が中空部31に挿入されることになるが、フレーム体121は上面121d又は下面121eのいずれかが中空部31を規定する奥行き側端部に当接した際その挿入が停止される。この位置が前述した第1の位置である。
前述のように、フレーム体121の正面121a及び背面121cはその長手方向長さが上面121d及び121eよりも長いから、フレーム部材31a〜31dに案内されつつ中空部31から出てそれぞれ撮像装置本体11の正面及び背面に沿って図5に左側に移動することになる。この結果、第1の位置においては、フレーム体121の正面121a(つまり、スライドカバー部12の正面部12a)及びフレーム体121の背面121c(つまり、スライドカバー部12の背面部12c)によってそれぞれ撮像レンズ体21及び液晶表示部14が覆われることになる。
一方、スライドカバー部12、つまり、フレーム体121を逆方向にスライドさせて、フレーム体121を第2の位置に位置付けると、撮像レンズ体21及び液晶表示部14が完全に露出し、同時にスピーカ17とマイク18が外部空間に表出することになる。なお、図示はしないが、フレーム体121には第2の位置となるとそれ以上のスライドを規制するストッパー部材が設けられている。
このようにして、スライドカバー部12を撮像装置本体11に形成された中空部31に収納すると、スライドカバー部12によって撮像レンズ体21及び液晶ディスプレイ14がスライドカバー部12の一部によって覆われ、しかもスライドカバー部12の表面にストロボ発光部13を形成して、ストロボ発光部13に電圧を印加するストロボユニットをスライドカバー部12内に収納するようにしたから、つまり、非撮像時においては、スライドカバー部12が撮像装置本体11内に収納されるから、非撮影時におけるカメラ寸法を小さくすることができることになる。
また、非撮像時においては、スライドカバー部12が撮像装置本体11内に収納されるから、撮像装置本体自体の強度が向上し、カメラ10をカバン等に安心して収納できることになる。
なお、以上の説明では、実施形態として図1乃至図4に示したような電子カメラの場合を例に説明してきたが、図7に示したように、カメラ本体40の被写体側にスライドカバー部41を設け、これを図7(A)のように閉じて撮像レンズ体42を保護する状態から、図7(B)に示したようにスライドさせて開状態にして、撮像レンズ体42を露出できるようにすると共に図7(C)に示したように、スライドカバー部41の裏側にスピーカ43やマイク44を設け、スライドカバー部41を図7(B)のように開状態にした時に外部空間に表出させるようにしても良い。
このように本実施形態によれば、スピーカ17及び/またはマイク18を撮像装置本体11に設けられた中空部31に挿入可能な挿入体(略角柱状のフレーム体)121を備えたスライドカバー部12に、挿入体が否露出状態、すなわち前記レンズカバー部12aが前記撮像レンズ体21を覆っている状態では外部空間に表出されず、挿入体121が露出状態、すなわちレンズカバー部12を所定方向にスライドさせて前記撮像レンズ体21を露出させた状態で外部空間に表出されるよう設けることにより、外部に孔部や突出部を設ける必要が無く、従って、高級感あふれるデザインとすることのできる撮像装置を提供することができる。
本発明によれば、高級感あふれるデザインにマッチしたスピーカやマイクなどの収納方法を採用した撮像装置を提供することができる。
本発明の撮像装置を備えた一例の電子カメラにおける、非撮影状態を正面側(被写体側)から示した斜視図である。 本発明の撮像装置を備えた一例の電子カメラにおける、非撮影状態を背面側から示した斜視図である。 本発明の撮像装置を備えた一例の電子カメラにおける、撮影時を正面側(被写体側)から見た斜視図である。 本発明の撮像装置を備えた一例の電子カメラにおける、撮影時を背面側から見た斜視図である。 撮像装置本体とスライドカバー部とを分解して示す斜視図である。 スライドカバー部内部のスピーカを示した斜視図である。 本発明の撮像装置を備えた電子カメラの他の例を示したもので、(A)はスライドカバー部を閉じた状態を、(B)は開いた状態を、(C)は開いた状態において表出されるスピーカとマイクを示したものである。
符号の説明
10 電子カメラ
11 撮像装置本体
12 スライドカバー部
12a レンズカバー部(正面部)
12b 右側面部
12c 背面部(表示部カバー部)
121 略角柱状のフレーム体(挿入体)
121a フレーム体121の正面
121b フレーム体121の側面
121c フレーム体121の背面
121d フレーム体121の上面
121e フレーム体121の下面
122a〜122d フレーム体の正面及び背面の長手方向辺(長手方向エッジ)
13 ストロボ発光部
14 表示部
15 操作部
16 カメラ本体撮像装置
17 スピーカ
18 マイク
21 撮像レンズ体
22 シャッターボタン
31 中空部
31a〜31d フレーム部材(ガイド部材)


Claims (4)

  1. 撮影レンズ体を有する撮像装置本体と、前記撮像装置本体に配置され前記撮像レンズ体を保護するレンズカバー部を有すると共に所定方向にスライド可能なスライドカバーと、
    前記撮像装置本体に配置され、前記スライドカバーが前記撮像レンズ体を覆う位置にある場合には外部空間に露出されず、前記スライドカバーが前記撮像レンズ体を露出させる位置にある場合には外部空間に露出されるスピーカ及び/またはマイクと、を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 撮影レンズ体を有する撮像装置本体と、前記撮像装置本体の一側面に前記所定の方向へ延びるように形成された中空部と、前記撮像装置本体に配置され前記撮像レンズ体を保護するレンズカバー部を有すると共に所定方向にスライド可能なスライドカバーと、前記スライドカバーに配置され、前記撮像装置本体から露出しない状態と露出した状態とになり得る前記中空部に挿入可能な挿入体と、
    前記撮像装置本体に配置され、前記挿入体が露出しない状態では外部空間に露出されず、前記挿入体が露出された状態では外部空間に露出されるスピーカ及び/またはマイクと、を有することを特徴とする撮像装置。
  3. 前記挿入体は、該挿入体が前記撮像装置から露出した所定の状態において前記中空部と外部空間とを連通させる切り欠き部を備え、
    前記スピーカ及び/またはマイクは、前記切り欠き部が前記撮像本体から露出された場合に外部空間に露出することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記スピーカ及び/またはマイクは、前記中空部の内壁に配置されていることを特徴とする請求項3に記載した撮像装置。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009088668A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Panasonic Corp 携帯機器
JP2009198773A (ja) * 2008-02-21 2009-09-03 Nikon Corp 閃光ユニット及びそれを備えた光学機器
EP3203757A4 (en) * 2014-10-23 2017-08-30 ZTE Corporation Horn dustproof structure for mobile terminal and horn dustproof implementing method

Cited By (3)

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