JP2006156509A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低欠陥密度領域と高欠陥密度領域とを有する窒化物系III−V族化合物半導体層を用いて半導体発光素子や電子走行素子を形成する場合に、その高欠陥密度領域の有効利用を図り、これらの素子全体の構造の最適化を図ることができる半導体装置を提供する。
【解決手段】 第1の平均欠陥密度を有する結晶からなる第1の領域3中に第1の平均欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する第2の領域2を有する窒化物系III−V族化合物半導体基板1上に素子構造を形成する窒化物系III−V族化合物半導体層4、5、6が成長された半導体装置であって、第1の領域3を活性領域に用い、第2の領域2を電極配線領域または排熱構造領域に用いる。半導体装置は半導体レーザ、発光ダイオード、トランジスタなどである。
【選択図】 図1

Description

この発明は、半導体装置に関し、特に、窒化物系III−V族化合物半導体を用いた半導体レーザ、発光ダイオード、トランジスタなどに適用して好適なものである。
窒化物系III−V族化合物半導体は、GaInNのバンドギャップが、そのIn混晶比によりEg =0.8〜3.2eVまで変化し、直接遷移型であることから、紫外領域から全可視領域、さらには赤外領域までの広波長範囲に亘る発光素子または受光素子の材料としての用途が期待され、既に発光波長が紫外領域、青色領域あるいは緑色領域の発光ダイオード(LED)や、次世代光ディスク用の発光波長が405nmの半導体レーザが実用化されている。また、窒化物系III−V族化合物半導体は、高電界での飽和速度が大きいことや耐熱性・耐放射線性に優れることから、高出力高周波トランジスタ用材料などとしても期待されている。
ここで、窒化物系III−V族化合物半導体を用いた従来の素子の課題の1つに、高品質の基板材料が無かったことが挙げられる。基板の候補としては、V族元素の原料として用いられるアンモニア雰囲気や成長温度が約1000℃と高い結晶成長環境下でも化学的に安定で、かつ高品質の大口径基板が廉価で得られるという観点で、サファイア基板がまず挙げられる。このサファイア基板は現在も最も汎用的に用いられており、例えば市販の青色発光LEDは、ほぼサファイア基板を用いたものである。
しかしながら、サファイア基板を用いると、素子の種類によっては、信頼性などに問題がある場合がある。その理由として、サファイアとGaNとでは格子定数が互いに10%以上異なることや、窒化物系III−V族化合物半導体同士、例えばGaNとAlGaNとGaInNとの間でも格子整合しないことから、結晶成長初期に低温バッファー層を用いても、通常例えば108 (cm-2)以上の結晶欠陥密度が発生することが挙げられる。そのため、例えば発光素子においては、結晶欠陥が非発光領域になり、また欠陥が元で面内のIn組成むらなどにより品質の不均一も起こり得る。汎用的なLEDにおいては、実用上性能に問題ない場合もあるが、長寿命の半導体レーザや高効率のLED用途には、結晶欠陥の低減が必要となる。また、トランジスタなどの電子素子においても、キャリアの移動度向上による高性能化や、素子性能の面内均質化による集積性向上などに効果があるので、結晶欠陥密度が低い高品質結晶は望ましい。
低欠陥密度の結晶を作製する技術として、主に半導体レーザ用途に横方向選択成長(ELO:Epitaxial Lateral Overgrowth)を用いることがある。このELOで得られる結晶では、低欠陥密度領域と高欠陥密度領域とが周期的な構造をとるが、〈0001〉c面サファイア基板に対し、〈11−20〉横方向成長幅が有限、例えば10〜20μmであることから、この低欠陥領域の幅は任意に大きく取れない。すなわち、低欠陥密度領域に幅数μm以下のレーザストライプを置くことはできても、一般的に100μmを超えるストライプ幅を有する、ブロードエリアレーザのストライプや、LEDの全発光領域を低欠陥密度領域に置くことはできなかった。
また、ELOによる結晶欠陥密度の下限は例えば106 (cm-2)台程度であり、レーザの高信頼化に望ましい105 (cm-2)以下(=レーザストライプ内に欠陥が1つも無いことにほぼ相当するレベル)には若干不十分な場合もあった。
結晶成長膜と同じ材料系の基板である高品質GaN基板が得られれば、最も望ましいことは言うまでもないが、実際はGaN基板の作製が難しく、基板全面に亘り高品質(例えば、結晶欠陥密度が105 (cm-2)以下)なGaN基板はいまだ開発途上にある。
2002年頃、GaN基板のバルク成長時の結晶欠陥を局在させることで、周期的に低欠陥密度領域と高欠陥密度領域とを持つGaN基板が開発された(特許文献1)。
特開2003−183100号公報
また、低欠陥密度領域に有効領域を形成することで、高性能の半導体レーザを設計する手段が提案されている(特許文献2〜6)。具体的には、低欠陥密度領域に選択的に、例えばレーザストライプやLED発光領域などを設ける。
特開2003−124572号公報
特開2003−133650号公報
特開2003−229638号公報
特開2003−273470号公報
特開2004−23050号公報
上記特許文献1〜6のいずれでも、高欠陥密度領域は積極的に使用せず、本来無いことが望ましいことを前提に、そこを避けるか、影響が無いような素子設計を行っている。ELOでの結晶欠陥終端の手法に準じた方法、すなわち絶縁膜により高欠陥密度領域を終端させる例も示されている(特許文献5の第10図(d−2))。
高欠陥密度領域を素子の有効領域に用いると、結晶欠陥による信頼性の問題(レーザ寿命)発生以前に、pn接合部の結晶構造不良による素子の短絡不良やリーク電流の増大、基板の凹凸によるパターン崩れ(リソグラフィーなどでの不具合)などが起こり得る。結晶成長設計どおりの構造に作製できないことで、その不具合の程度も制御しにくい。
高欠陥密度領域の活用法として、その位置の基板裏面の一部にエッチング穴を設けるなどして別の用途に使用する提案(特許文献7〜9)があるが、これらはこの発明の目的とは全く異なるものである。
特開2003−229623号公報
特開2003−229634号公報
特開2003−229639号公報
次に、GaN系LEDの設計について述べる。GaN系LEDは、上述のように、既に発光波長が紫外領域から緑色帯のものが実用化され、赤色帯付近までの発光も得られている。青や緑は3原色を構成するし、また紫外光は可視光を励起できるため、これらのGaN系LEDは表示素子に広く応用可能であり、各種ディスプレイや信号機などの光源、白熱電球や蛍光灯に代わる長寿命低消費電力の白色光源などとして用いられ、あるいは期待されている。LED性能として、高性能化や、省エネへの要求が今後高まるに伴い、開発課題の中で、高効率・高輝度化が重要になる。小型で比較的低輝度のLEDでは、半透明電極を介した表面(結晶表面)側出力の構造が汎用的で、チップサイズが例えば300μm幅程度であるので、電極取り出し構造は単純なもの(p/n電極が各1〜2箇所ある構造)が標準である。これは、電極構造が簡単なことに加え、結晶成長面が上面になる構造は電極取り出しが簡単であるため、低価格化が重要な汎用素子では主流の構造である。一方、大型高輝度LEDでは、例えばチップサイズが800〜1000μmであることと、注入電流が大きいことで、例えば小型LEDでの、p側電極とn側電極とが隣接する単純な構造では電流注入効率が悪い。そのため、電流注入むらを低減するため、一般には、くし型電極や島状電極にして、発光領域の形状を工夫し、電流注入効率を上げる設計とする場合が一般的である(特許文献10〜13)。結晶成長面を下面(パッケージ実装面)とするために独立電極取り出し技術が必要になるのに加え、電極構造の複雑化に伴い、電極取り出し方法や、排熱技術、高効率光取出し技術(例えば、素子構造や電極面での吸収損失低減)なども必要になる。また、高輝度LEDは基板裏面光取り出し型(フリップチップ型)を通常用いる。これは、基板材料がサファイアにせよ、GaNにせよ、発光波長に対し透明であるため裏面から光取り出しが可能であり、半透明電極型より裏面発光型の方が光取り出し効率が高いためである。この構造は電極取り出し技術や排熱技術の設計とも関連する。
特開2004−56109号公報
特開2001−203386号公報
特開2001−237458号公報
特開2002−335014号公報
図10は発光領域が複数に分割された従来のGaN系LEDの一例を示し、図10Aは上面図、図10Bは断面図である。
図10に示すように、このGaN系LEDにおいては、n型GaN基板101の一辺の近傍にこの一辺に沿って高欠陥密度領域102が形成され、その他の部分は低欠陥密度領域103である。このn型GaN基板101上にn型GaN系半導体層104、活性層105およびp型GaN系半導体層106が順次積層されている。これらのn型GaN系半導体層104、活性層105およびp型GaN系半導体層106のうち、高欠陥密度領域102上の部分には結晶成長の際にこの高欠陥密度領域102から伝播した結晶欠陥が存在する高欠陥密度領域(この高欠陥密度領域とn型GaN基板101中の高欠陥密度領域102との全体をあらためて符号102で示す)が形成され、低欠陥密度領域103上の部分には同じく低欠陥密度領域(この低欠陥密度領域とn型GaN基板101中の低欠陥密度領域103との全体をあらためて符号103で示す)が形成されている。低欠陥密度領域103の部分におけるn型GaN系半導体層104の上層部、活性層105およびp型GaN系半導体層106はメサ形状にパターニングされている。そして、各メサ部のp型GaN系半導体層106上にp側電極107がこのp型GaN系半導体層106とオーミック接触して形成されている。メサ部の平面形状はこのp側電極107と同じである。また、メサ部の間の溝の底部の低欠陥密度領域103におけるn型GaN系半導体層104上に、高欠陥密度領域102を避けるように、くし型のn側電極108がこのn型GaN系半導体層104とオーミック接触して形成されている。
図11は一つの発光領域を有する従来のGaN系LEDの一例を示し、図11Aは上面図、図11Bは断面図である。
図11に示すように、このGaN系LEDにおいては、n型GaN基板101の一辺の近傍にこの一辺に沿って高欠陥密度領域102が形成され、その他の部分は低欠陥密度領域103である。このn型GaN基板101上にn型GaN系半導体層104、活性層105およびp型GaN系半導体層106が順次積層されている。これらのn型GaN系半導体層104、活性層105およびp型GaN系半導体層106のうち、高欠陥密度領域102上の部分には結晶成長の際にこの高欠陥密度領域102から伝播した結晶欠陥が存在する高欠陥密度領域(この高欠陥密度領域とn型GaN基板101中の高欠陥密度領域102との全体をあらためて符号102で示す)が形成され、低欠陥密度領域103上の部分には同じく低欠陥密度領域(この低欠陥密度領域とn型GaN基板101中の低欠陥密度領域103との全体をあらためて符号103で示す)が形成されている。低欠陥密度領域103の部分におけるn型GaN系半導体層104の上層部、活性層105およびp型GaN系半導体層106はメサ形状にパターニングされている。そして、各メサ部のp型GaN系半導体層106上にp側電極107がこのp型GaN系半導体層106とオーミック接触して形成されている。メサ部の平面形状はこのp側電極107と同じである。また、メサ部の両側の低欠陥密度領域103におけるn型GaN系半導体層104上にこのメサ部を囲むように、かつ高欠陥密度領域102を避けるようにn側電極108がこのn型GaN系半導体層104とオーミック接触して形成されている。
図12は従来のGaN系半導体レーザの一例を示し、図12Aは上面図、図12Bは断面図である。
図12に示すように、このGaN系半導体レーザにおいては、n型GaN基板101の一辺の近傍にこの一辺に沿って高欠陥密度領域102が形成され、その他の部分は低欠陥密度領域103である。このn型GaN基板101上にn型GaN系半導体層104、活性層105およびp型GaN系半導体層106が順次積層されている。これらのn型GaN系半導体層104、活性層105およびp型GaN系半導体層106のうち、高欠陥密度領域102上の部分には結晶成長の際にこの高欠陥密度領域102から伝播した結晶欠陥が存在する高欠陥密度領域(この高欠陥密度領域とn型GaN基板101中の高欠陥密度領域102との全体をあらためて符号102で示す)が形成され、低欠陥密度領域103上の部分には同じく低欠陥密度領域(この低欠陥密度領域とn型GaN基板101中の低欠陥密度領域103との全体をあらためて符号103で示す)が形成されている。低欠陥密度領域103の部分におけるn型GaN系半導体層104の上層部、活性層105およびp型GaN系半導体層106はメサ形状にパターニングされている。このメサ部のp型GaN系半導体層106には一方向に延在するレーザストライプ109が形成されている。そして、このレーザストライプ109を覆うようにp側電極107がp型GaN系半導体層106とオーミック接触して形成されている。メサ部の平面形状はこのp側電極107と同じである。また、メサ部の片側の低欠陥密度領域103におけるn型GaN系半導体層104上に、高欠陥密度領域102を避けるように、n側電極108がこのn型GaN系半導体層104とオーミック接触して形成されている。
図13は従来のGaN系半導体レーザの他の例を示す断面図である。
図13に示すように、このGaN系半導体レーザにおいては、n型GaN基板101の一辺の近傍にこの一辺に沿って高欠陥密度領域102が形成され、その他の部分は低欠陥密度領域103である。このn型GaN基板101上にn型GaN系半導体層104、活性層105およびp型GaN系半導体層106が順次積層されている。p型GaN系半導体層106の上層部にレーザストライプ109が形成されている。このレーザストライプ109の両側の部分に電流狭窄層110が埋め込まれている。これらのn型GaN系半導体層104、活性層105、p型GaN系半導体層106および電流狭窄層110のうち、高欠陥密度領域102上の部分にはこの高欠陥密度領域102から伝播した結晶欠陥が存在する高欠陥密度領域(この高欠陥密度領域とn型GaN基板101中の高欠陥密度領域102との全体をあらためて符号102で示す)が形成され、低欠陥密度領域103上の部分には同じく低欠陥密度領域(この低欠陥密度領域とn型GaN基板101中の低欠陥密度領域103との全体をあらためて符号103で示す)が形成されている。レーザストライプ109上には、電流狭窄層110にまたがって、p側電極107がp型GaN系半導体層106とオーミック接触して形成されている。一方、n型GaN基板101の裏面にn側電極108がこのn型GaN基板101とオーミック接触して形成されている。
図14は従来のGaN系半導体レーザのさらに他の例を示す断面図である。
図14に示すように、このGaN系半導体レーザにおいては、n型GaN基板101の一辺の近傍にこの一辺に沿って高欠陥密度領域102が形成され、その他の部分は低欠陥密度領域103である。このn型GaN基板101上にn型GaN系半導体層104、活性層105およびp型GaN系半導体層106が順次積層されている。p型GaN系半導体層106の上層部にレーザストライプ109が形成されている。このレーザストライプ109の片側の部分のp型GaN系半導体層106上に絶縁膜111が設けられている。さらに、このレーザストライプ109の両側の部分に電流狭窄層110が埋め込まれている。n型GaN系半導体層104、活性層105およびp型GaN系半導体層106のうち、高欠陥密度領域102上の部分にはこの高欠陥密度領域102から伝播した結晶欠陥が存在する高欠陥密度領域(この高欠陥密度領域とn型GaN基板101中の高欠陥密度領域102との全体をあらためて符号102で示す)が形成され、低欠陥密度領域103上の部分には同じく低欠陥密度領域(この低欠陥密度領域とn型GaN基板101中の低欠陥密度領域103との全体をあらためて符号103で示す)が形成されている。絶縁膜111により上層への結晶欠陥の伝播が防止されるため、電流狭窄層110には高欠陥密度領域102は形成されていない。レーザストライプ109上には、電流狭窄層110にまたがって、p側電極107がp型GaN系半導体層106とオーミック接触して形成されている。一方、n型GaN基板101の裏面にn側電極108がこのn型GaN基板101とオーミック接触して形成されている。
以上のように、窒化物系III−V族化合物半導体層の高欠陥密度領域は、本来望ましくなく、やむを得ず存在するものであり、これを避けるように活性領域や電極などを形成していた。
そこで、この発明が解決しようとする課題は、低欠陥密度領域と高欠陥密度領域とを有する窒化物系III−V族化合物半導体層を用いて半導体発光素子や電子走行素子を形成する場合に、その高欠陥密度領域の有効利用を図り、これらの素子全体の構造の最適化を図ることができる半導体装置を提供することである。
本発明者は、従来技術が有する上記課題を解決すべく、鋭意検討を行った。その概要を説明すると次のとおりである。
既に述べたように、現在の技術では、素子構造を形成する窒化物系III−V族化合物半導体層に低欠陥密度領域に加えて高欠陥密度領域が存在することは避けられないが、このことは欠点ばかりを伴うものではない。この高欠陥密度領域は、素子の活性領域(例えば、LEDの発光領域)に用いるには望ましくないのは当然であるが、一方では欠陥密度が高いことによりキャリア密度の増大があり、この部分の電気抵抗率が低い場合もある。また、低欠陥密度領域と高欠陥密度領域とを有する基板上に窒化物系III−V族化合物半導体層を成長させる場合に、この高欠陥密度領域では、結晶方位の乱れなどが理由で厚さが小さくなり成長面の凹凸を形成する条件があるため、これを積極的に素子形成に利用することもできる。
この発明は、以上の検討に基づいて案出されたものである。
すなわち、上記課題を解決するために、この発明は、
第1の平均欠陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に第1の平均欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する第2の領域を有する窒化物系III−V族化合物半導体基板上に素子構造を形成する窒化物系III−V族化合物半導体層が成長された半導体装置であって、
第1の領域を活性領域に用い、第2の領域を電極配線領域または排熱構造領域に用いる
ことを特徴とするものである。
ここで、第1の平均欠陥密度は好適には2×106 cm-2以下、より好適には1×106 cm-2以下、第2の平均欠陥密度は1×108 cm-2以上である。第2の領域は、典型的には、直線状または所定配置の点状に形成される。
窒化物系III−V族化合物半導体基板の主面は、典型的にはC面であるが、このC面にはこれに対して5〜6°程度までオフしていて実質的にC面とみなすことができる結晶面も含むものとする。窒化物系III−V族化合物半導体基板の主面はC面以外のものであってもよい。
窒化物系III−V族化合物半導体は、最も一般的にはAlX y Ga1-x-y-z Inz Asu 1-u-v v (ただし、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、0≦u≦1、0≦v≦1、0≦x+y+z<1、0≦u+v<1)からなり、より具体的にはAlX y Ga1-x-y-z Inz N(ただし、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1、0≦x+y+z<1)からなり、典型的にはAlX Ga1-x-z Inz N(ただし、0≦x≦1、0≦z≦1)からなる。窒化物系III−V族化合物半導体の具体例を挙げると、GaN、InN、AlN、AlGaN、InGaN、AlGaInNなどである。
窒化物系III−V族化合物半導体層の成長方法としては、有機金属化学気相成長(MOCVD)、ハイドライド気相エピタキシャル成長またはハライド気相エピタキシャル成長(HVPE)、分子線エピタキシー(MBE)などを用いることができる。
半導体装置は、半導体レーザや発光ダイオードなどの半導体発光素子あるいは各種トランジスタ(電界効果トランジスタ(FET)やヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT)などの電子走行素子である。半導体発光素子においては活性領域は発光領域であり、電子走行素子においては活性領域は電子走行領域である。
上述のように構成されたこの発明においては、高欠陥密度領域である第2の領域は高欠陥密度であるがゆえに低抵抗となることから、電極配線や排熱構造を形成する領域として積極的に利用することができる。
この発明によれば、低欠陥密度領域である第1の領域を活性領域に用い、高欠陥密度領域である第2の領域を電極配線領域または排熱構造領域に用いることにより、半導体発光素子や電子走行素子を形成する場合に、その高欠陥密度領域の有効利用を図り、これらの素子全体の構造の最適化を図ることができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、実施形態の全図において、同一または対応する部分には同一の符号を付す。
図1はこの発明の第1の実施形態によるGaN系LEDを示し、図1Aは上面図、図1Bは断面図である。このGaN系LEDは大面積の高輝度LEDに用いて好適なものである。
図1に示すように、このGaN系LEDにおいては、n型GaN基板1中に、一方向に延在する高欠陥密度領域2と低欠陥密度領域3とが交互に形成されている。ここで、高欠陥密度領域2の転位密度は例えば2×106 cm-2以下、低欠陥密度領域3の転位密度は例えば108 cm-2台である。このn型GaN基板1上にn型GaN系半導体層4、活性層5およびp型GaN系半導体層6が順次積層されている。これらのn型GaN系半導体層4、活性層5およびp型GaN系半導体層6のうち、高欠陥密度領域2上の部分には結晶成長の際にこの高欠陥密度領域2から伝播した結晶欠陥が存在する高欠陥密度領域(この高欠陥密度領域とn型GaN基板1中の高欠陥密度領域2との全体をあらためて符号2で示す)が形成され、低欠陥密度領域3上の部分には同じく低欠陥密度領域(この低欠陥密度領域とn型GaN基板1中の低欠陥密度領域3との全体をあらためて符号3で示す)が形成されている。ここで、n型GaN系半導体層4中の高欠陥密度領域2は、n型GaN基板1中の高欠陥密度領域2から結晶欠陥が伝播する際にこの結晶欠陥を介したキャリア取り込みが起こり易いなどの理由で、低欠陥密度領域3よりも低抵抗になっている。低欠陥密度領域3の部分におけるn型GaN系半導体層4の上層部、活性層5およびp型GaN系半導体層6はメサ形状にパターニングされている。そして、各メサ部のp型GaN系半導体層6上にp側電極7がこのp型GaN系半導体層6とオーミック接触して形成されている。メサ部の平面形状はこのp側電極7と同じである。この場合、このp側電極7の周期は高欠陥密度領域2の周期と一致している。また、メサ部の間の溝の底部のn型の高欠陥密度領域2上にくし型のn側電極8がこの高欠陥密度領域2とオーミック接触して形成されている。
このGaN系LEDは通常、p側電極7およびn側電極8のそれぞれに対応した電極パターンがあらかじめ形成されたサブマウントやはんだパンプなどの構造を介して実装される。そして、p側電極7とn側電極8との間に所定の電流を流すことにより各メサ部から発光が起き、n型GaN基板1の裏面から取り出される。
この第1の実施形態によれば、次のような利点を得ることができる。すなわち、高欠陥密度領域2を避けてメサ部を配置し、このメサ部のp型GaN系半導体層6上にp側電極7を形成しているため、高欠陥密度領域2は発光領域にあたるこのp側電極7の領域を通過しない。このため、この高欠陥密度領域2に起因する短絡不良など、素子特性への悪影響がない。一方、n型GaN系半導体層4中の高欠陥密度領域2は低抵抗のn型であるため、このn型GaN系半導体層4中に高欠陥密度領域2がない場合に比べてn側電極8に接続する直列抵抗が小さくなり、その分だけGaN系LEDの動作電圧の低減を図ることができる。
また、次のような利点を得ることもできる。図2Aに示す、高欠陥密度領域2と低欠陥密度領域3とを有するn型GaN基板1上に、図2Bに示すように、n型GaN系半導体層4、活性層5およびp型GaN系半導体層6を成長させた場合、これらの厚さは高欠陥密度領域2上と低欠陥密度領域3上とで互いに大きく異なり、高欠陥密度領域2上の厚さの方が低欠陥密度領域3上の厚さに比べてずっと小さくなるため、高欠陥密度領域2上に逆台形状の断面形状を有する凹部が形成される。寸法の例を挙げると、この凹部の幅wは30〜40μm、高欠陥密度領域2上の厚さと低欠陥密度領域3上の厚さとの差d(凹部の深さ)は数μm程度である。このような深さ数μm程度の凹部が形成されても、その断面形状は上記のように逆台形状であって鋭角的ではなく段切れが起こりにくく、また、リソグラフィープロセスによりパターンを形成することができない程深くはないため、この凹部を横断するようにn側電極8を形成することができ、しかもこの凹部ではパターン形成精度が凹部の深さと同程度の数μm程度となっても問題ないためパターン精度上も問題ない。
図3はこの発明の第2の実施形態によるGaN系LEDを示し、図3Aは上面図、図3Bは断面図である。
図3に示すように、このGaN系LEDにおいては、各発光領域毎にn側電極8が分割されて形成されている。その他のことは第1の実施形態と同様である。
この第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
図4はこの発明の第2の実施形態によるGaN系LEDを示し、図4Aは上面図、図4Bは断面図である。
図4に示すように、このGaN系LEDにおいては、隣接する高欠陥密度領域2の間に二つのメサ部が形成されている。その他のことは第1の実施形態と実質的に同様である。
この第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
図5はこの発明の第4の実施形態によるGaN系LEDを示し、図5Aは上面図、図5Bは断面図である。
図5に示すように、このGaN系LEDにおいては、隣接する高欠陥密度領域2の間に二つのメサ部が形成されていることは第3の実施形態と同様であるが、この場合、高欠陥密度領域2の間隔がより大きく、メサ部の幅もより大きい。その他のことは第1の実施形態と実質的に同様である。
この第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
図6はこの発明の第5の実施形態によるGaN系LEDを示し、図6Aは上面図、図6Bは断面図である。
図6に示すように、このGaN系LEDにおいては、n型GaN基板1に一本の高欠陥密度領域2が形成され、この高欠陥密度領域2の片側の低欠陥密度領域3に幅広のメサ部が形成されている。そして、このメサ部を囲むように、かつ高欠陥密度領域2およびその両側の低欠陥密度領域3にまたがってn側電極8がn型GaN系半導体層4とオーミック接触して形成されている。その他のことは第1の実施形態と実質的に同様である。
この第5の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
図7はこの発明の第6の実施形態によるGaN系半導体レーザを示し、図7Aは上面図、図7Bは断面図である。
図7に示すように、このGaN系半導体レーザにおいては、n型GaN基板1をほぼ二分割するように高欠陥密度領域2が形成されている。この高欠陥密度領域2の片側の低欠陥密度領域3にメサ部が形成され、このメサ部のp型GaN系半導体層6にレーザストライプ9が形成されている。そして、このレーザストライプ9を覆うようにp側電極7がp型GaN系半導体層6とオーミック接触して形成されている。また、このメサ部の片側の高欠陥密度領域2および低欠陥密度領域3にまたがってn側電極8がn型GaN系半導体層4とオーミック接触して形成されている。その他のことは第1の実施形態と実質的に同様である。
この第6の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
図8はこの発明の第7の実施形態によるGaN系HBTを示し、図8Aは上面図、図8Bは断面図である。
図8に示すように、このGaN系HBTにおいては、高欠陥密度領域2と低欠陥密度領域3とを有するn型GaN基板1上に、n型GaN系コレクタ層10、p型GaN系ベース層11およびn型GaN系エミッタ層12が順次積層されている。n型GaN系エミッタ層12は長方形状の平面形状を有し、その上にエミッタ電極13が形成されている。p型GaN系ベース層11はその両端部の厚さが中央部に比べて小さくなっており、その上に一対のベース電極14、15が形成されている。さらに、n型GaN系コレクタ層10およびp型GaN系ベース層11には一対の凹部16、17が形成されており、これらの凹部16、17のn型GaN系コレクタ層10上にコレクタ電極18、19が形成されている。ここで重要なことは、高欠陥密度領域2は、コレクタ電極18に対応する部分にのみ位置し、n型GaN系エミッタ層12、p型GaN系ベース層11およびその下部のn型GaN系コレクタ層10はいずれも低欠陥密度領域3に形成されていることである。
この第7の実施形態によれば、GaN系HBTにおいて、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
図9はこの発明の第8の実施形態によるGaN系LEDを示し、図9Aは上面図、図9Bは断面図である。
図9に示すように、このGaN系LEDにおいては、高密度欠陥領域2が六方格子状配置で点状に形成されている。その他のことは第1の実施形態と同様である。
この第8の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
以上、この発明の実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の実施形態において挙げた数値、材料、構造、形状、基板などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じて、これらと異なる数値、材料、構造、形状、基板などを用いてもよい。
具体的には、必要に応じて、上述の第1〜第8の実施形態において、p型とn型とを置換してもよい。
この発明の第1の実施形態によるGaN系LEDを示す上面図および断面図である。 この発明の第1の実施形態によるGaN系LEDの利点を説明するための断面図である。 この発明の第2の実施形態によるGaN系LEDを示す上面図および断面図である。 この発明の第3の実施形態によるGaN系LEDを示す上面図および断面図である。 この発明の第4の実施形態によるGaN系LEDを示す上面図および断面図である。 この発明の第5の実施形態によるGaN系LEDを示す上面図および断面図である。 この発明の第6の実施形態によるGaN系半導体レーザを示す上面図および断面図である。 この発明の第7の実施形態によるGaN系HBTを示す上面図および断面図である。 この発明の第8の実施形態によるGaN系LEDを示す上面図および断面図である。 従来のGaN系LEDの一例を示す上面図および断面図である。 従来のGaN系LEDの他の一例を示す上面図および断面図である。 従来のGaN系半導体レーザの一例を示す上面図および断面図である。 従来のGaN系半導体レーザの他の一例を示す断面図である。 従来のGaN系半導体レーザのさらに他の一例を示す断面図である。
符号の説明
1…n型GaN基板、2…高欠陥密度領域、3…低欠陥密度領域、4…n型GaN系半導体層、5…活性層、6…p型GaN系半導体層、7…p側電極、8…n側電極、9…レーザストライプ、10…n型GaN系コレクタ層、11…p型GaN系ベース層、12…n型GaN系エミッタ層、13…エミッタ電極、14、15…ベース電極、18、19…コレクタ電極

Claims (12)

  1. 第1の平均欠陥密度を有する結晶からなる第1の領域中に上記第1の平均欠陥密度より高い第2の平均欠陥密度を有する第2の領域を有する窒化物系III−V族化合物半導体基板上に素子構造を形成する窒化物系III−V族化合物半導体層が成長された半導体装置であって、
    上記第1の領域を活性領域に用い、上記第2の領域を電極配線領域または排熱構造領域に用いる
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 上記第1の平均欠陥密度が2×106 cm-2以下であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 上記第1の平均欠陥密度が1×106 cm-2以下であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 上記第2の平均欠陥密度が1×108 cm-2以上であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 上記第2の領域が直線状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  6. 上記第2の領域が点状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  7. 上記窒化物系III−V族化合物半導体基板がGaN基板であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  8. 上記半導体装置が半導体発光素子であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  9. 上記半導体発光素子が半導体レーザまたは発光ダイオードであることを特徴とする請求項8記載の半導体装置。
  10. 上記活性領域が発光領域であることを特徴とする請求項8記載の半導体装置。
  11. 上記半導体装置が電子走行素子であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  12. 上記活性領域が電子走行領域であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
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