JP2006156414A - 高圧放電ランプ点灯装置、高圧放電ランプ装置、投射型画像表示装置及び高圧放電ランプ点灯方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 内部に、ハロゲン物質が封入され、かつ先端部に突起部が形成されている一対の電極が配置されている発光管を有する高圧放電ランプに対して交流電流を供給して点灯させる点灯回路を備え、前記点灯回路は、前記交流電流の周波数を、前記高圧水銀放電ランプの点灯経過時間とともに変化する動作データに依存することなく変化させ、当該周波数の値を2つ以上の異なる値を切り替えて動作を継続させる。
【選択図】図14
Description
一般に高圧水銀ランプは、ハロゲン物質、希ガス及び水銀が封入された発光管内に一対の電極が対向して配設されている。高圧放電ランプ点灯装置はこの高圧放電ランプに所定の高圧パルス電圧を印加して電極間を絶縁破壊した後、所定の固定周期の交流電流を流して点灯させている。
液晶プロジェクターにはその光源として短い電極間に放電を起こさせて発生する光、つまり点光源が使用されている。このため画像の安定性は放電の安定性によって左右される。このために放電ランプの放電の安定性を確保するために従来から次のようなランプの構成および、点灯方法が使用されてきた。
また、前記点灯回路は、前記周波数が前記高圧放電ランプの点灯経過時間とともに変化する動作データに依存することなく連続的に変化する変化期間と、前記周波数が固定されている固定期間とを交互に繰り返す動作を行うことを特徴とする。
さらに、前記点灯回路は、前記周波数を前記高圧放電ランプの点灯経過時間とともに変化する動作データに依存することなく規則的に、または不規則的に常時変化させる動作を行うことを特徴とする。
さらに、前記周波数は、前記一定期間中、連続的に変化していることを特徴とする。
また、前記一定期間中には、前記周波数が連続的に変化する変化期間と、前記周波数が固定されている固定期間とを含むことを特徴とする。
また、前記周波数は、予め定められた最大周波数と最小周波数との間で変化し、前記最小周波数は70Hz以上であることを特徴とする。
また、本発明に係る投射型画像表示装置は、前記高圧放電ランプ装置を備えたことを特徴とする。
また、前記周波数を前記高圧放電ランプの点灯経過時間とともに変化する動作データに依存することなく連続的に変化する変化期間と、前記周波数が固定されている固定期間とを交互に繰り返すことを特徴とする。
また、前記周波数を、前記高圧放電ランプの点灯経過時間とともに変化する動作データに依存することなく規則的に、または不規則的に常時変化させることを特徴とする。
また、本発明に係る高圧放電ランプの点灯方法は、内部に、ハロゲン物質が封入され、かつ先端部に突起部が形成されている一対の電極が配置されている発光管を有する高圧放電ランプに対して交流電流を供給して点灯させる高圧放電ランプの点灯方法であって、前記交流電流の周波数を、規則的に、または不規則的に一定期間変化させ、かつこの一定期間を1サイクルとしてこれを連続的に繰り返す、または断続的に続けることを特徴とする。
さらに、また、本発明に係る高圧放電ランプ点灯装置は、内部に、ハロゲン物質が封入され、かつ先端部に突起部が形成されている一対の電極が配置されている発光管を有する高圧水銀放電ランプに対して交流電流を供給して点灯させる点灯回路を備え、前記点灯回路は、前記交流電流の周波数を、前記高圧水銀放電ランプの点灯経過時間とともに変化する動作データに依存することなく変化させ、当該周波数の値を2つ以上の異なる値に切り替えて動作を継続させることを特徴とする。
また、第1の固定期間または第2の固定期間の少なくとも一方は、固定周波数を複数周期分含む長さであることを特徴とする。
また、定常点灯での電極先端の突起形状変化に起因する輝度の変化が抑制されて従来のランプでは達成できなかった2000時間から3000時間を越える寿命を実現することが可能となる。従って、寿命はこれ以外の要因、例えばランプ外管の白濁による光透過率の低下、あるいはランプ外管の変形による光透過率の低下により制限されることになる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
1.高圧水銀ランプの構成
高圧放電ランプの一例としての高圧水銀ランプの構成について説明する。
図1は、定格電力130Wの高圧水銀ランプ100(以下、単に「ランプ」という。)の概略構成を示す図である。
発光部101aは略回転楕円体形状をしており、その内部の放電空間(発光空間)108内には、発光物質である水銀109及び始動補助用としてのアルゴン(Ar)、クリプトン(Kr)、キセノン(Xe)などの希ガスと、ヨウ素(I)、臭素(Br)などのハロゲン物質が封入されている。また、発光部101aの内部には一対のタングステン(W)製の電極102,103が互いに略対向して配置されている。
上記ハロゲン物質は、点灯時の高温により電極102,103から蒸発したタングステンを電極102,103に戻すという、いわゆるハロゲンサイクル作用を行なう機能を有している。上記作用を効果的に機能させるためには、臭素の封入量は1×10-10〜1×10-4mol/cm3の範囲に設定することが好ましい、より好ましい範囲は1×10-9mol/cm3〜1×10-5mol/cm3である。
電極102,103(102a,103a)は、モリブデン箔104,105を介して、外部モリブデンリード線106,107と電気的に接続されており、この外部モリブデンリード線106,107は、封止部101b,101cの端面から発光管101外部に導出されている。
2.ランプユニットの構成
図2は、ランプユニット(高圧水銀ランプ装置)200の構成を示す一部切り欠き斜視図である。
発光管101(図1参照)の片方の端部には口金201が装着されており、ランプ100はスペーサ202を介して凹面反射鏡203に取り付けられている。この取り付けは、発光管101の長手方向の中心軸と凹面反射鏡の光軸とが略平行となり、かつランプ100の放電アークの位置が凹面反射鏡203の焦点位置と略一致するように調整して行なわれる。
3.点灯装置の構成
図3は、上記ランプ100を点灯させる点灯装置300の構成を示すブロック図である。
DC電源302は、例えば、整流回路を含んでおり、家庭用の交流100Vから直流電圧を生成する。
DC/ACインバータ306は、制御部310から送出された制御信号に基づいて、所定の周波数の矩形波交流電流を生成して高圧発生器308に送る。
高圧発生器308は、例えばトランスを含んでおり、高電圧を発生させてランプ100に印加する。
電流検出器312はランプ100の電流を検出し、電圧検出器314はランプ100の電圧を検出する。
プログラマブル発振器316は、所定のプログラムに基づいて、所定周波数の矩形波交流を発生させる。制御部310は、この波形を参照して、DC/ACインバータ306に制御信号を送出する。
図示しないランプ100の点灯スイッチがonに切り替えられると、点灯装置300はランプ100に高圧パルスを印加する。そして、ランプ100の電極間が絶縁破壊して当該電極間にアーク放電電流が流れ出すと、電流検出器312が制御部310に検知信号を送り、制御部310内の点灯判別回路が「点灯開始」を判断する。
4.本願発明に至った経緯
本願発明は、従来の点灯中に流す矩形波交流電流の周波数を固定する手法を用いた点灯試験結果の考察と、従来の電極先端の突起を制御する手法の考察とを契機として到達したものであるので、以下、これらについて順に述べる。
本願発明者らは、ランプ100の点灯中に流す矩形波交流電流の固定周波数を異なる値に設定して、ランプ100の輝度維持率とランプ電圧の経時的な変化を調査する点灯試験を行なった。
当試験は、定格電力130Wのランプ100を高圧水銀ランプ装置200の取り付けた状態で、ランプの定常点灯中に流す矩形波電流の固定周波数を85Hz,170Hz,340Hz,510Hzと異なる値に設定して行なった。
図4のグラフにおいて、輝度維持率は点灯初期における輝度を100%としたときの相対値を表したものである。この輝度は、ANSIlm測定(アンシルーメン測定:光学系から投影された画面照度をスクリーン上で定められた9点で測定し、その平均照度から光束を算出した値で評価する。)に基づいて求めた。また、図4のグラフは片対数グラフであり、横軸の累積点灯時間を対数的に表している。これは、点灯初期段階における動的な変化を把握しやすくするためである。
固定周波数を170Hzとしたランプにおいては、点灯開始直後から徐々に輝度が高くなっていくものの、点灯時間20時間付近をピークにその後は緩やかに輝度が下がり、3000時間程度の寿命となった。
図5は、従来の固定周波数が170Hzのランプ100における電極102,103の突起124,134の経時的な変化を示す模式図である。
寿命初期の段階において、突起124,134が過度に成長したのは、アークの起点となる突起124,134部分にタングステンが大量に堆積したからであると考えられる。
上記点灯試験の固定周波数170Hzのランプにおいて[図4(b)参照]、点灯開始後約20時間まで輝度が上昇したのは電極間距離が短縮化したことに起因している。
次に寿命中期から後期の段階においては、電極102,103の再結晶化が始まり、当該電極102,103の組成が変化するため、蒸発したタングステンが電極102,103の先端に戻りにくくなる。このため、突起124,134が短くなり、やがては消失する。そして、突起124,134が消失した後も、電極先端部122,132のタングステンがさらに蒸発し続けるので、当該電極先端部122,132が徐々に削られる。
上記点灯試験の固定周波数170Hzのランプにおいて[図4(b)参照]、寿命中・後期に輝度が単調減少しているのは、電極102,103の先端が削られて、電極間距離が長くなったことが原因である。
従来の電極先端の突起の制御方法の問題点は次の通りである。
まず、製造段階において供給する交流電流の周波数を選択することにより、意図的に突起を成長を促進させることが特開2001−312997号に開示されている。この方法は、適度な突起を形成することで電極間距離を短くし、点光源にすることで、出荷時の輝度安定が図れる。現在使用されている高圧水銀ランプは、ハロゲンサイクルによる電極突起の成長を積極的に応用し、その突起を形成することで放電のアークを集中させ、ランプの輝度が高くなるように設計されている。
言い換えれば、突起の過度の成長後に周波数変化の制御を行い、既に成長した突起を蒸発させて元に戻す制御となり、突起部が変形した後の修復制御による方法となる。
電極先端の突起の成長と消失を促進する最適な条件は、ランプの設計条件によっても変化するし、定常点灯した場合には累積点灯時間によっても変化していくことが、実験的に明らかになっている。このことを考慮して点灯可能な周波数を絶えず変化させることで実験を試みたところ、初期の形状を維持する作用のあることを見出した。
5.本実施の形態に係る点灯方法
図6は、本実施の形態に係るランプの点灯装置が生成する矩形波交流電流を示し、上部のグラフは矩形波交流電流の時間的な変化を示し、下部のグラフは上部のグラフに対応しており上記矩形波交流電流の周波数の時間的な変化を示す。
切り替える周波数の中の最大の周波数である340Hzから、最小の周波数である85Hzまで周波数を段階的に小さくすると、再び周波数を340Hzまで段階的に大きくし、この周波数の切り替えを反復させる。
この本発明に係るランプの点灯方法を使用して、前記と同様の点灯試験を行なった。
図7に、この試験結果のグラフを示す。同図においては比較の便宜のため従来の170Hz周波数固定方式のグラフも示している。
このように、本発明の点灯方法において寿命を長くすることができたのは、上述の堆積と蒸発のバランスを保つことにより、ランプ使用開始の初期状態における電極102,103の先端の突起124,134の形状を、従来より長時間に亘って維持できたためと考えられる。
(切り替える周波数について)
(1)本実施の形態においては、周波数を340Hzと85Hzの間で直接変化させるのでなく、340Hzと85Hzの周波数の間には、255Hz、170Hz、128Hzの3つの周波数があり、340Hz、255Hz、170Hz、128Hz、85Hzと階段的に変化させるようにしている。これは、点灯回路の特性上、周波数を急激に変化させると、矩形波が歪んでしまうことがあるからである。このように周波数を段階的に変化させることで矩形波のひずみを抑制することが可能である。
(3)変化させる周波数の下限について
ランプ100を定常点灯駆動させる場合の最小周波数は、数Hzから駆動可能である。しかしながら、現在商用周波数として使用されている50Hzあるいは60Hzで駆動させた場合には、照明装置の点滅とプロジェクター表示画面の点滅が位相の変化と共に同期し、あたかも表示画面が点滅しているような状況となる。このような不具合を避けるためには、最小周波数として商用周波数との干渉を避けるために60Hz以上が求められる。実験によれば、10Hzずらした場合には、このような点滅が目立たないほどに軽減された。従って、現在商用周波数として使用されている最大周波数へのマージンを考察すると70Hz以上が安全な周波数として選択できる。なお、この周波数において、電極先端の突起が成長していく事も確認している。
130Wランプ100を130Wで駆動した場合に固定周波数で300Hz、400Hz、500Hz、550Hzの各周波数において定常駆動が可能であることを確認している。他の電力条件についても実験を行ったが、固定周波数300Hz〜500Hzであれば、最大周波数として使用可能である。ランプの固有のバラツキを考慮しても、定常駆動が可能な最大の駆動周波数は、300Hz〜500Hzの範囲内にある。またこの時にランプの電極突起についても評価した。ランプの電極突起はこの周波数で成長することはなく、減少傾向も見られる。このことは、ランプの放電電圧からも確認している。すなわち、この周波数は電極先端に発生する突起の成長が最も少なく、もしくは電極間距離が増大する駆動周波数である。
(6)本実施の形態においては、周波数を340Hz、170Hz、85Hzの3つの周波数を切り替えて変化させているが、切り替える周波数が2つのみであっても構わない。その場合、電極間距離を従来より適正に維持する期間を長くするためには、上記2つの周波数の内の大きい方の周波数を、寿命初期段階に電極の先端が成長する周波数に設定し、かつ、小さい方の周波数を、寿命初期段階に電極の先端が後退する周波数に設定することが好ましい。
6.画像表示装置
本発明に係るランプの点灯装置300を備えたランプユニット200は、投射型画像表示装置に適用することができる。
同図に示すように透過型方式の液晶プロジェクタ400は、電源ユニット401と、制御ユニット402と集光レンズ403と、透過型のカラー液晶表示板404と駆動モータが内蔵されたレンズユニット405および冷却用のファン装置406とからなる。
制御ユニット402は、外部から入力された画像信号に基づき、カラー液晶表示板404を駆動してカラー画像を表示させる。また、レンズユニット405内の駆動モータを制御してフォーカシング動作やズーム動作を実行させる。
本発明に係る高圧水銀ランプと点灯装置からなる従来より長寿命なランプユニットを使用することにより、商品価値の高い液晶プロジェクタを提供することができる。
7.変形例
以上、本実施の形態について説明してきたが、本発明は上記した形態に限定されないことは勿論であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更できるものである。
図11に示す切り替えパターンは、最大の周波数から最小の周波数まで周波数を階段的に小さくすると、再び周波数を最大の周波数まで階段的に大きくする点は実施の形態1と同様であるが、半周期毎に周波数を切り替える点が異なっている。例えば、1可変周期は周波数を340Hz、255Hz、170Hz、128Hz、85Hz、128Hz、170Hz、255Hzと順次半周期毎に切り替えるものである。
図13に示す切り替えパターンは、最大の周波数から最小の周波数まで矩形波の半周期毎に周波数を切り替える。例えば、可変1周期は周波数を340Hz、255Hz、170Hz、128Hz、85Hz、128Hz、170Hz、255Hzと順次矩形波の半周期毎に切り替えるものである。
図15に示す切り替えパターンは、一定時間ごとに周波数を固定した固定期間と周波数を変化させる可変期間を交互に切り替える周期を、1可変周期とするものである。例えば、可変1周期は、固定周波数は340Hzとした固定期間と、図12に示す可変周期における周波数切り替えと同様な切り替えを行なう可変期間の2つの期間から構成される。
周波数のリニア変化を実現するための点灯装置について説明する。図16は変形例に係る点灯装置301の構成を示すブロック図である。図16に示す点灯装置301は、実施の形態に係る点灯装置300(図3参照)と基本的には同様の構成をしているので異なる点を中心に説明する。
周波数決定回路316は、上記被変調信号を変調信号により変調すると共に、変調した矩形波を生成する。
制御部310は、上記矩形波を参照してDC/ACインバータ306に所定の制御信号を送出する。
なお、周波数決定回路316、発振器318、320に代えて公知の周波数変調回路を用いてもよいであろう。
(A)規則的変化と不規則的変化
周波数を規則的に、すなわち一定のきまりに従って変化させてもよいし、不規則的に変化させてもよい。図17中のグラフは規則的変化と不規則的変化を概念的に示している。同図に示すように、期間A1における周波数の変化は規則的であるのに対して、期間A2における周波数の変化は不規則的である。なお、期間A2においては、不規則的な変化といっても、周波数の最大(fmax)と最小(fmin)を定め、両者の間で変化させるようにしている。
周波数を断続的に変化させてもよいし、連続的に、すなわち常時変化させてもよい。図18(a)(b)中のグラフは断続的変化と連続的変化を概念的に示している。
図18(a)中のグラフにおいては、周波数を変化させる一定期間の後には周波数を固定させる期間が続き、上記周波数変化の一定期間が時々とだえながら続いている。
(C)断続的変化と連続的変化の組み合わせ
上記(B)で述べた断続的変化の期間と連続的変化の期間を組み合わせてもよい。例えば、図19中のグラフに示すように、断続的変化の期間と連続的変化の期間を交互に繰り返すようにしてもよい。
特に図示しないが、周波数を連続的に変化させる期間と周波数を固定させる期間の両者をグループ化した期間を1サイクルとして繰り返すようにしてもよい。例えば、連続的に変化させる期間とその後に続く固定させる期間の2つの期間をグループ化し、1サイクルとして取り扱って、これを繰り返すようにしてもよい。
図20中のグラフに示すように、連続的変化の期間と周波数固定期間の2つを準備しておき、この両者の期間を不規則的に繰り返すとしてもよい。すなわち、予め両者の順番を定めるのではなく、ある期間の後に両者いずれの期間とするかを不定にするとしてもよい。
上述の(A)〜(E)においては、動作データに依存せずに周波数を変化させる期間と周波数を固定させる期間との組み合わせについて述べたが、上記周波数を固定させる期間に替えて、動作データに依存させて周波数を変化させる期間を用いるようにしても構わない。
8.その他
上記実施の形態においては、発光物質として水銀が封入された高圧水銀ランプを例として説明したが、本発明は、メタルハライドランプなどの他の高圧放電ランプにも適用することができる。
101 発光管
101a 発光部
101b,101c 封止部
102,103 電極
200 ランプユニット(高圧放電ランプ装置)
300,301 点灯装置
400 液晶表示装置
Claims (3)
- 内部に、ハロゲン物質が封入され、かつ先端部に突起部が形成されている一対の電極が配置されている発光管を有する高圧水銀放電ランプに対して交流電流を供給して点灯させる点灯回路を備え、
前記点灯回路は、前記交流電流の周波数を、前記高圧水銀放電ランプの点灯経過時間とともに変化する動作データに依存することなく変化させ、当該周波数の値を2つ以上の異なる値に切り替えて動作を継続させることを特徴とする高圧放電ランプ点灯装置。 - 前記点灯回路は、
第1の固定周波数値で動作させる第1期間と、前記第1の固定周波数値とは異なる第2の固定周波数値で動作させる第2期間との組み合わせを1サイクルとして、このサイクルを繰り返す動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプ点灯装置。 - 第1の固定期間または第2の固定期間の少なくとも一方は、固定周波数を複数周期分含む長さであることを特徴とする請求項2に記載の高圧放電ランプ点灯装置。
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