JP2006156130A - 光源装置及び照明装置及びそれを用いた表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】導光部材の出射面側に赤色の強調された部分が周期的に現れて導光部材の出射光に赤の縞模様が生じてしまい、色むらと輝度むらが生じるということはなく、色むらのない輝度の均一な出射光を得ることができる照明装置を提供する。
【解決手段】 導光部材102と、この導光部材102の光入射面102aに隣接して配置された光源101を備えた照明装置において、光源101は、二個の光半導体パッケージA−1、A−2を横並びにして構成してあり、二個の光半導体パッケージA−1、A−2の中央を通る仮想中央線xに対して、R(赤)色の光半導体素子10は、横方向に中二つおいて上と下に配置し、B(青)色の光半導体素子11は、横方向に中二つおいて下と上に配置し、G(緑)色の光半導体素子12は、横方向に中二つおいて下と上に配置した千鳥配置である。
【選択図】 図5
【解決手段】 導光部材102と、この導光部材102の光入射面102aに隣接して配置された光源101を備えた照明装置において、光源101は、二個の光半導体パッケージA−1、A−2を横並びにして構成してあり、二個の光半導体パッケージA−1、A−2の中央を通る仮想中央線xに対して、R(赤)色の光半導体素子10は、横方向に中二つおいて上と下に配置し、B(青)色の光半導体素子11は、横方向に中二つおいて下と上に配置し、G(緑)色の光半導体素子12は、横方向に中二つおいて下と上に配置した千鳥配置である。
【選択図】 図5
Description
本発明は、光半導体素子を利用した光半導体パッケージと、この光半導体パッケージを用いた照明装置及び表示装置に関するものである。
光半導体パッケージであるチップ部品型LEDアッセンブリなどは、電気的及び機械的に安定化させた素子の如く使用できるように光半導体素子をチップ型保護体で保護させている。したがって、用途上より外形が小型であることが要求される。この様なチップ部品型LEDアッセンブリなどは、個々に電力を供給し複数色などの発光を行わせるため光半導体素子としての各LEDチップをパッケージ内の別々の電極上もしくは同一パッケージ電極に固着させて構成させてある。
特許文献1に記載されたものは、複数の光半導体素子を同一電極上に共通接着剤により固着させることによって発光特性及び混色性に優れた発光装置とするものであり、G(緑)色、R(赤)色、B(青)色の3色の混色性の向上と発熱を最小にするために、G(緑)色、R(赤)色、B(青)色の3色の光半導体素子の配置を三角形の各頂点に位置させた三角配置にするようにしたことが開示してある。
また、従来における表示装置の光源に用いられる光半導体パッケージとして、パッケージ本体に収容されたG(緑)色、R(赤)色、B(青)色の3色の光半導体素子の配置は三角形の各頂点に位置させた三角配置とし、導光部材の光入射面に対して光出射面側を上段とした場合に、R(赤)色の光半導体素子を上段に位置させ、他のG(緑)色、B(青)色の光半導体素子を下段に位置させたものがある。
従来の光半導体パッケージでは、パッケージ本体にG(緑)色、R(赤)色、B(青)色の三色の光半導体素子を三角配置としているが、これは三色の混色性の向上と発熱を最小にするためなされた構成である。
しかし、この光半導体パッケージを、携帯電話や携帯コンピュータ端末機やナビゲータ用装置やパーソナルコンピュータなどに用いられる表示装置の光源に用いた場合には、光半導体パッケイジと導光部材(一般に、板状をなす)を組み合わせて照明装置を構成することが多い。
即ち、上下面と側面を有する板状をなす導光部材の側面側に光源である光半導体パッケージを配置しする。このように光源を配置することで、導光部材は、側面を光入射面とし、上面を光出射面とし、下面を光反射面とする構成、作用をなす。
この導光部材の側面に配置される三色の光半導体素子が三角配置された光半導体パッケイジ(図3を参照)は、頂点に赤色が配設され、底辺に青色と緑色が並んで配置されており、この頂点に配置された赤色の光半導体素子は導光部材の前記光出射面にもっとも近接しては位置されることになる。一方、底辺の青色と緑色が並んで配置された光半導体素子は、導光部材の前記光出射面に対して遠い側して配置される。
このような構成を実際に作り、光出射面において観測すると、光出射面の光入射面に近い側から遠いい側に向けて、この方向を横切る方向に赤色の線状の輝度が高い部分が周期
的に生じている。すなわち、ストライプ状であり周期的な輝度ムラあるいは色むらが生じ、表示装置の表示品質を落とす問題を生じていた。
本発明者が考えるには、光半導体パッケージが対向する導光部材の入射面から入射する光は、赤色光が出射面に最も近い位置で入射されるために、出射面側から導光板を観測すると、光入射面に近いところの光出射面上で赤色光の輝度が高い部分が生じ、この隣であり光入射面から遠ざかる方向の位置では前記光反射面で反射された青色光と緑色光が出射するが、この場所の輝度は前記の赤色光の輝度に比べて低くなっている。
このように、三角形配置の頂点に配置されたR(赤)色の光半導体素子により、導光部材の出射光に赤色と緑色と青色の縞模様が生じてしまい、表示が均一でないという問題が生じていた。
この縞模様は、光源に近いほど強くあるいは際だって観測される。
しかし、この光半導体パッケージを、携帯電話や携帯コンピュータ端末機やナビゲータ用装置やパーソナルコンピュータなどに用いられる表示装置の光源に用いた場合には、光半導体パッケイジと導光部材(一般に、板状をなす)を組み合わせて照明装置を構成することが多い。
即ち、上下面と側面を有する板状をなす導光部材の側面側に光源である光半導体パッケージを配置しする。このように光源を配置することで、導光部材は、側面を光入射面とし、上面を光出射面とし、下面を光反射面とする構成、作用をなす。
この導光部材の側面に配置される三色の光半導体素子が三角配置された光半導体パッケイジ(図3を参照)は、頂点に赤色が配設され、底辺に青色と緑色が並んで配置されており、この頂点に配置された赤色の光半導体素子は導光部材の前記光出射面にもっとも近接しては位置されることになる。一方、底辺の青色と緑色が並んで配置された光半導体素子は、導光部材の前記光出射面に対して遠い側して配置される。
このような構成を実際に作り、光出射面において観測すると、光出射面の光入射面に近い側から遠いい側に向けて、この方向を横切る方向に赤色の線状の輝度が高い部分が周期
的に生じている。すなわち、ストライプ状であり周期的な輝度ムラあるいは色むらが生じ、表示装置の表示品質を落とす問題を生じていた。
本発明者が考えるには、光半導体パッケージが対向する導光部材の入射面から入射する光は、赤色光が出射面に最も近い位置で入射されるために、出射面側から導光板を観測すると、光入射面に近いところの光出射面上で赤色光の輝度が高い部分が生じ、この隣であり光入射面から遠ざかる方向の位置では前記光反射面で反射された青色光と緑色光が出射するが、この場所の輝度は前記の赤色光の輝度に比べて低くなっている。
このように、三角形配置の頂点に配置されたR(赤)色の光半導体素子により、導光部材の出射光に赤色と緑色と青色の縞模様が生じてしまい、表示が均一でないという問題が生じていた。
この縞模様は、光源に近いほど強くあるいは際だって観測される。
すなわち、従来における表示装置の光源に用いられる光半導体パッケージとして、パッケージ本体に収容されたG(緑)色、R(赤)色、B(青)色の3色の光半導体素子の配置は三角形の各頂点に位置させた三角配置ではあるが、導光部材の光入射面に対して光出射面側を上段とした場合に、R(赤)色の光半導体素子を上段に位置させ、他のG(緑)色、B(青)色の光半導体素子を下段に位置させてあるために、導光部材の出射面側に赤色の強調された部分が周期的に現れて導光部材の出射光に赤の縞模様が生じてしまい、色むらと輝度むらが生じていた。また、G(緑)色の光半導体素子の発光輝度が、B(青)色とR(赤)色の発光輝度に比べて弱いので、導光部材の光出射面には白としてのホワイトバランスが崩れ、この崩れを目立たなくするためにR色とG色の光半導体素子の発光輝度を低く調整して、全体を暗めに調整せざるを得ないという問題が生じていた。
本発明はかかる従来の問題を改善するためになされたもので、その第1の目的とするところは、均一な輝度と彩度を得ることができる光半導体パッケージを提供することである。
また、本発明の第2の目的とするところは、導光部材の出射面側に赤色の強調された部分が周期的に現れて導光部材の出射光に赤の縞模様が生じてしまい、色むらと輝度むらが生じるという問題を解決し、色むらのない輝度の均一な出射光を得ることができる照明装置を提供することである。
また、本発明の第3の目的とするところは、色むらのない輝度の均一な画像等を得ることができる表示装置を提供することである。
上記課題を解決するために本発明は、それぞれがピーク波長特性の異なる光を放射する3つの発光素子を光放射方向から見て三角形状に配置し、その三角形状の頂点を上方にして収納したパッケイジを複数有する照明装置において、前記複数のパッケイジをその光放射方向を揃えて配置すると共に隣接する少なくとも2つの前記パッケイジは、互いに上下が逆に配置されていることを特徴とする照明装置である。
さらに、前記ピーク波長特性の異なる光が、少なくとも赤色光、緑色光、青色光よりなることを特徴とする。
さらに、前記パッケイジには、前記赤色光、緑色光、青色光に加えて白色光の発光素子が内蔵され、前記赤色光、緑色光、青色光で前記光出射方向から見て三角配置なしこの三角配置の外側に白色光を配置した事を特徴とする。
さらに、前記パッケイジには、前記赤色光、緑色光、青色光に加えて前記3色光の中でもっとも弱い光を出射する発光素子が追加されて内蔵されており、前記赤色光、緑色光、青色光の3つで前記光出射方向から見て三角配置をなすとともにこの三角配置の外側に前記追加された発光素子が配置された事を特徴とする。
上記課題を解決するために本発明は、ピーク光波長特性のが異なる光を発光する3種類の光半導体素子を内蔵し前記3種類の光が出射する光出射領域を三角形の頂点に略位置する三角配置をなした光半導体パッケイジの前記光出射面が、光りを導光する導光部材の入射面に対向させて配設した照明装置において、複数の前記光半導体パッケイジを前記光出射面が一方向に向かうようにして隣り合わせに配設すると共に隣り合う前記光出射面の光出射領域が三角配置と逆三角配置との配置関係としたことを特徴とする照明装置である。
さらに、前記3種類のピーク光波長特性の異なる光が、赤色光、緑色光、青色光の3種類であることを特徴とする照明装置である。
さらに、光半導体パッケイジには前記赤色光、緑色光、青色光に加えて白色光の光半導体素子が内蔵され、光出射領域を三角形の頂点に略位置して前記赤色光、緑色光、青色光が三角配置るとともにこの三角配置の外側に白色光を配置した光出射面をなす事を特徴とする照明装置である。
さらに、光半導体パッケイジには前記赤色光、緑色光、青色光に加えて前記3色光の中でもっとも弱い光を出射する光半導体素子が追加され内蔵されており、前記赤色光、緑色光、青色光の光出射領域を三角配置するとともにこの三角配置の外側に前記追加された光半導体素子の光出射領域が設けられた事を特徴とする照明装置である。
上記課題を解決するために本発明は、ピーク光波長特性の光を発光する光半導体素子のピーク波長を異ならせた複数種類の光半導体素子を複数個内蔵しこれら光半導体素子の発光光を出射する領域を有する光出射面を少なくとも備える光半導体パッケージを用いた光源装置において、前記光出射面を第1と第2の部分に区分し前記第1の部分と前記第2の部分とで前記発光光の出射する光出射領域の数を異ならせた前記光半導体パッケージを複数パッケイジ前記光出光面を1方向を向けて隣り合わせて配設し、且つ隣り合う前記半導体光パッケイジは第1の部分に対しては第2の部分が隣り合い上側区分領域を構成し第2の部分に対しては第1の部分が隣り合い下側区分領域を構成するように配設したことを特徴とする光源装置である。
さらに、前記上側区分と前記下側区分との光出射領域の総数が、同じであることを特徴とする光源装置である。
さらに、前記上側区分から出射される前記複数種類の光半導体素子の光は、前記下側区分から出射される前記複数種類の光半導体素子の複数種類の光と同じ光の種類でであり同じ数の光よりなることを特徴とする光源装置である。
さらに、前記光源装置の前記光出射面に対向して光を導光する導光部材の入射面を配設したことを特徴とする照明装置である。
さらに、前記照明装置内の前記導光部材の光出射面の上方に表示パネルを配設したことを特徴とする表示装置である。
さらに、前記上側区分と前記下側区分との光出射領域の総数が、同じであることを特徴とする光源装置である。
さらに、前記上側区分から出射される前記複数種類の光半導体素子の光は、前記下側区分から出射される前記複数種類の光半導体素子の複数種類の光と同じ光の種類でであり同じ数の光よりなることを特徴とする光源装置である。
さらに、前記光源装置の前記光出射面に対向して光を導光する導光部材の入射面を配設したことを特徴とする照明装置である。
さらに、前記照明装置内の前記導光部材の光出射面の上方に表示パネルを配設したことを特徴とする表示装置である。
上記課題を解決するために本発明は、ピーク光波長特性が異なる光を発光する複数種類の光半導体素子をそれぞれ内蔵する複数種類のパッケージを光を導光する板状の導光部材の光入射面側に配設した照明装置において、前記導光部材の入射面に対向して配設される複数の前記パッケイジは前記導光部材の厚み方向に2段に重ねて配設されたことを特徴とする照明装置である。
さらに、前記2段に重ねられた上段に配設されるパッケイジの数と下段に配設される
パッケイジの数が同じであることを特徴とする照明装置である。
さらに、前記上段に配設されるパッケイジの種類は、前記下段から出射されるパッケイジの種類と同じであることを特徴とする照明装置である。
さらに、前記照明装置内の前記導光部材の光出射面の上方に表示パネルを配設したことを特徴とする表示装置である。
さらに、前記2段に重ねられた上段に配設されるパッケイジの数と下段に配設される
パッケイジの数が同じであることを特徴とする照明装置である。
さらに、前記上段に配設されるパッケイジの種類は、前記下段から出射されるパッケイジの種類と同じであることを特徴とする照明装置である。
さらに、前記照明装置内の前記導光部材の光出射面の上方に表示パネルを配設したことを特徴とする表示装置である。
本発明に係るパッケイジあるいは光半導体パッケージによれば、ピーク波長特性の異なる光を放射する3つの発光素子あるいはピーク波長特性の異なる光を放射する光半導体素子あるいはR(赤)色とG(緑)色とB(青)色と白色の光半導体素子の位置にかかわらず、均一な輝度と彩度を得ることができる。
また、本発明に係る照明装置によれば、導光部材の出射面側に赤色の強調された部分が周期的に現れて導光部材の出射光に赤の縞模様が生じてしまい、色むらと輝度むらが生じるという問題を解決し、色むらのない輝度の均一な出射光を得ることができる。
また、本発明に係る表示装置によれば、導光部材の出射面側に輝度の高い色の強調された部分が周期的に現れて導光部材の出射光にR(赤)色の縞模様が生じるという問題を解決し、色むらと輝度むらがなくなり、色むらのない輝度の均一な出射光を得て、色むらのない輝度の均一な画像等を得ることができる。
本発明では、導光部材の出射面側に輝度の高い色の強調された部分が周期的に現れて導光部材の出射光に光エネルギーの高い色の縞模様あるいは輝度ムラあるいは色ムラが生じるということを防止し、色むらと輝度むらがなくなり、色むらのない輝度の均一な出射光を得ることができる。
本発明は、R(赤)色とG(緑)色とB(青)色と白色の光半導体素子の位置にかかわらず、均一な輝度と彩度を得ることができる。
本発明は、導光部材の出射面側に輝度の高い色の強調された部分が周期的に現れて導光部材の出射光にR(赤)色の縞模様が生じるということはなく、色むらと輝度むらがなくなり、色むらのない均一な出射光を得ることができる効果を有する。
本発明は、劣化の早い色の光半導体素子の数を増やすことで輝度を稼ぎ、その代わりに電流を下げることができて劣化を抑えることができる効果を有する。
本発明は、導光部材の出射面側に輝度の高いあるいは色が強調された部分が周期的に現れて導光部材の出射光にR(赤)色の縞模様が生じるということはなく、色むらと輝度むらがなくなり、色むらのない輝度の均一な出射光を得ることができる。色むらのない均一な出射光を得ることができる。しかも、異なる発光色の光半導体素子の一つをパッケージ本体に設けて構成される複数の光半導体パッケージを用いているために、半田付け端子が広くすることができて半田付けが容易になる効果を有する。
また、本発明に係る照明装置によれば、導光部材の出射面側に赤色の強調された部分が周期的に現れて導光部材の出射光に赤の縞模様が生じてしまい、色むらと輝度むらが生じるという問題を解決し、色むらのない輝度の均一な出射光を得ることができる。
また、本発明に係る表示装置によれば、導光部材の出射面側に輝度の高い色の強調された部分が周期的に現れて導光部材の出射光にR(赤)色の縞模様が生じるという問題を解決し、色むらと輝度むらがなくなり、色むらのない輝度の均一な出射光を得て、色むらのない輝度の均一な画像等を得ることができる。
本発明では、導光部材の出射面側に輝度の高い色の強調された部分が周期的に現れて導光部材の出射光に光エネルギーの高い色の縞模様あるいは輝度ムラあるいは色ムラが生じるということを防止し、色むらと輝度むらがなくなり、色むらのない輝度の均一な出射光を得ることができる。
本発明は、R(赤)色とG(緑)色とB(青)色と白色の光半導体素子の位置にかかわらず、均一な輝度と彩度を得ることができる。
本発明は、導光部材の出射面側に輝度の高い色の強調された部分が周期的に現れて導光部材の出射光にR(赤)色の縞模様が生じるということはなく、色むらと輝度むらがなくなり、色むらのない均一な出射光を得ることができる効果を有する。
本発明は、劣化の早い色の光半導体素子の数を増やすことで輝度を稼ぎ、その代わりに電流を下げることができて劣化を抑えることができる効果を有する。
本発明は、導光部材の出射面側に輝度の高いあるいは色が強調された部分が周期的に現れて導光部材の出射光にR(赤)色の縞模様が生じるということはなく、色むらと輝度むらがなくなり、色むらのない輝度の均一な出射光を得ることができる。色むらのない均一な出射光を得ることができる。しかも、異なる発光色の光半導体素子の一つをパッケージ本体に設けて構成される複数の光半導体パッケージを用いているために、半田付け端子が広くすることができて半田付けが容易になる効果を有する。
特に、ピーク光波長特性の光を発光する光半導体素子のピーク波長を異ならせた複数種類の光半導体素子あるいは発光素子よりなる光源(例えば、LED)を複数個用いたことによる、個々の前記光半導体素子パッケイジあるいはパッケイジの配置状態及びに異なる種類の光半導体素子あるいは発光素子をそのパッケイジを組み合わせることによる輝度のムラ、あるいは色ムラを本願発明は解決することができ、表示品質が向上し、製品歩留まりも向上する効果を有する。
さらに、市場で使用され始めた三角配置をパッケイジを、組み合わせることで、三角パッケイジを1個用いて問題となった輝度ムラ、色むらを解消でき表示品質が向上した製品が得られる効果を有する。3角配置されたパッケイジは、横並び配設されたパッケイジに比べ、光混色性が向上し白が得られやすいとの効果を有しており、さらに、本願発明の三角配パッケイジを、横並びに設け、三角配置、次に逆算角配置とする組み合わせとする、あるいはを三角配置、次に逆算角配置、さらに次ぎに三角配置、さらにさらに逆三角配置とする組み合わせとすることで、混色性が向上し、さらに白色が得られる効果が本発明で
はある。
さらに、上記内容のR色、G色、B色の光半導体素子に、白色の光半導体素子を追加することで、さらなる白色が得られる効果がある。このとき、R色、G色、B色の光半導体素子の三角配置を維持しているために、R色、G色、B色の光半導体素子の光混色性による本発明の白色効果は、維持されたままである。
さらに、市場で使用され始めた三角配置をパッケイジを、組み合わせることで、三角パッケイジを1個用いて問題となった輝度ムラ、色むらを解消でき表示品質が向上した製品が得られる効果を有する。3角配置されたパッケイジは、横並び配設されたパッケイジに比べ、光混色性が向上し白が得られやすいとの効果を有しており、さらに、本願発明の三角配パッケイジを、横並びに設け、三角配置、次に逆算角配置とする組み合わせとする、あるいはを三角配置、次に逆算角配置、さらに次ぎに三角配置、さらにさらに逆三角配置とする組み合わせとすることで、混色性が向上し、さらに白色が得られる効果が本発明で
はある。
さらに、上記内容のR色、G色、B色の光半導体素子に、白色の光半導体素子を追加することで、さらなる白色が得られる効果がある。このとき、R色、G色、B色の光半導体素子の三角配置を維持しているために、R色、G色、B色の光半導体素子の光混色性による本発明の白色効果は、維持されたままである。
本発明の実施の形態を、図面を参照して詳述する。
本発明の光半導体パッケージの第1の実施の形態と、この光半導体パッケージを用いた照明装置F及びこの照明装置Fを用いた表示装置Gを、図1乃至図9に基づいて説明する。
本発明の光半導体パッケージAは、ポリカーボネート樹脂等の樹脂製のパッケージ本体1を備えており、このパッケージ本体1には、その表側に、各LEDチップである光半導体素子10、11、12を収容する収容凹部2が形成してあり、また、パッケージ本体1には、光半導体素子10、11、12の一方の電極(図示せず)と電気的に接続できるパッケージ電極3と、光半導体素子10、11、12の他方の電極(図示せず)と接続できる各電極4a、4b、4cとを有している。これらのパッケージ電極3及び各電極4a、4b、4cはパッケージ本体1にインサート成形などにより一体にしてある。
本発明の光半導体パッケージAは、ポリカーボネート樹脂等の樹脂製のパッケージ本体1を備えており、このパッケージ本体1には、その表側に、各LEDチップである光半導体素子10、11、12を収容する収容凹部2が形成してあり、また、パッケージ本体1には、光半導体素子10、11、12の一方の電極(図示せず)と電気的に接続できるパッケージ電極3と、光半導体素子10、11、12の他方の電極(図示せず)と接続できる各電極4a、4b、4cとを有している。これらのパッケージ電極3及び各電極4a、4b、4cはパッケージ本体1にインサート成形などにより一体にしてある。
パッケージ電極3は、パッケージ本体1外部からの電力を内部に配置された光半導体素子10、11、12に供給させるために用いられる。また、パッケージ電極3上に光半導体素子10、11、12が配置されることから、光半導体素子10、11、12が放出した光を有効利用させるため反射率が高いことが好ましい。
このパッケージ電極3上には、光半導体素子10、11、12が、各々同一極性側の一方の電極をパッケージ電極3に対してそれぞれ接着剤として銀ペーストなどを利用して固着してある。また、各光半導体素子10、11、12の逆極性側の他方の電極は、パッケージ本体1に設けられた他の各電極4a、4b、4cと金属ワイヤー7などの電気的接続部材を利用して電気的導通が取られている。
このパッケージ電極3上には、光半導体素子10、11、12が、各々同一極性側の一方の電極をパッケージ電極3に対してそれぞれ接着剤として銀ペーストなどを利用して固着してある。また、各光半導体素子10、11、12の逆極性側の他方の電極は、パッケージ本体1に設けられた他の各電極4a、4b、4cと金属ワイヤー7などの電気的接続部材を利用して電気的導通が取られている。
光半導体素子10、11、12は種々の所望の発光色とすることができるが、フルカラー表示させるためには、R(赤)色、B(青)色、G(緑)色の発光色が用いてある。すなわち、光半導体素子10がR(赤)色の発光素子であり、光半導体素子11がB(青)色の発光素子であり、光半導体素子12がG(緑)色の発光素子である。なお、フルカラー発光色とするためにはR(赤)色の発光波長が600nmから700nm、、B(青)色の発光波長が430nmから490nm、G(緑)色の発光波長が495nmから565nmであることが好ましい。
また、パッケージ本体1の各光半導体素子10、11、12を内包した収容凹部2には、透光性のシリコーンまたはエポキシ等の樹脂5でモ−ルドし外部環境から各光半導体素子10、11、12を保護している。
また、パッケージ電極3及び各電極4a、4b、4cは、パッケージ本体1の外側にて基板6上に設けられた配線パターンなどの外部電極6Aに半田付などで導通を取り且つ係止される。
そして、光半導体パッケージA−1にあっては、光半導体素子10、11、12は、図1及び図3に示すように、三角形の各頂点abcに位置するように配置してあり、パッケージ本体1の一方の側壁面1a側であって三角形の頂点aに輝度の高い(光エネルギーの大きい)R(赤)色の光半導体素子10が配置してあり、一方の側壁面1aに対向する他
方の側壁面1b側であって三角形の頂点bにB(青)色の光半導体素子11が配置してあり、他方の側壁面1b側であって三角形の頂点cに輝度の低い(光エネルギーの小さい)G(緑)色の光半導体素子12が配置してある。
また、光半導体パッケージA−2にあっては、図4に示すように、パッケージ本体1の一方の側壁面1a側に、B(青)色の光半導体素子11とG(緑)色の光半導体素子12とを並べて配置し、一方の側壁面1aに対向する他方の側壁面1b側に、R(赤)色の光半導体素子10を配置して構成することができる。
また、パッケージ電極3及び各電極4a、4b、4cは、パッケージ本体1の外側にて基板6上に設けられた配線パターンなどの外部電極6Aに半田付などで導通を取り且つ係止される。
そして、光半導体パッケージA−1にあっては、光半導体素子10、11、12は、図1及び図3に示すように、三角形の各頂点abcに位置するように配置してあり、パッケージ本体1の一方の側壁面1a側であって三角形の頂点aに輝度の高い(光エネルギーの大きい)R(赤)色の光半導体素子10が配置してあり、一方の側壁面1aに対向する他
方の側壁面1b側であって三角形の頂点bにB(青)色の光半導体素子11が配置してあり、他方の側壁面1b側であって三角形の頂点cに輝度の低い(光エネルギーの小さい)G(緑)色の光半導体素子12が配置してある。
また、光半導体パッケージA−2にあっては、図4に示すように、パッケージ本体1の一方の側壁面1a側に、B(青)色の光半導体素子11とG(緑)色の光半導体素子12とを並べて配置し、一方の側壁面1aに対向する他方の側壁面1b側に、R(赤)色の光半導体素子10を配置して構成することができる。
次に、上記のように構成された図3に示す光半導体パッケージA−1と図4に示す光半導体パッケージA−2を用いた本発明に係る照明装置を、図5乃至図7を参照して説明する。
この照明装置Fは、光源101と板状の導光部材102とで構成してある。そして、この光源101は、図3及び図4にそれぞれ示す光半導体パッケージA−1、A−2を、横並びに保持部材(図示せず)に固定して構成してあり、また、導光部材102は、図5に示すように、その端面部が光入射面102aであり、図5において上面が光出射面102bであり、図5において下面が光反射面102cである。
光源101において、一方の光半導体パッケージA−1は、そのR(赤)色の光半導体素子10を、導光部材102の光出射面102bに対し近くの側(図5において上段)にし、B(青)色の光半導体素子11とG(緑)色の光半導体素子12とを、導光部材102の光出射面102bに対し遠くの側(図5において下段)にしてある。
この照明装置Fは、光源101と板状の導光部材102とで構成してある。そして、この光源101は、図3及び図4にそれぞれ示す光半導体パッケージA−1、A−2を、横並びに保持部材(図示せず)に固定して構成してあり、また、導光部材102は、図5に示すように、その端面部が光入射面102aであり、図5において上面が光出射面102bであり、図5において下面が光反射面102cである。
光源101において、一方の光半導体パッケージA−1は、そのR(赤)色の光半導体素子10を、導光部材102の光出射面102bに対し近くの側(図5において上段)にし、B(青)色の光半導体素子11とG(緑)色の光半導体素子12とを、導光部材102の光出射面102bに対し遠くの側(図5において下段)にしてある。
また、他方の光半導体パッケージA−2は、そのR(赤)色の光半導体素子10を、導光部材102の光出射面102bに対し遠くの側(図5において下段)にし、B(青)色の光半導体素子11とG(緑)色の光半導体素子12とを、導光部材102の光出射面102bに対し近くの側(図5において上段)にしてある。
二個の光半導体パッケージA−1、A−2における各光半導体素子10、11、12の配置は千鳥配置にしてある。すなわち、図6に示すように、二個の光半導体パッケージA−1、A−2の中央を通る仮想中央線xに対して、R(赤)色の光半導体素子10は、横方向に中二つおいて上と下に配置してあり、B(青)色の光半導体素子11は、横方向に中二つおいて下と上に配置してあり、同様にG(緑)色の光半導体素子12は、横方向に中二つおいて下と上に配置してある。
二個の光半導体パッケージA−1、A−2における各光半導体素子10、11、12の配置は千鳥配置にしてある。すなわち、図6に示すように、二個の光半導体パッケージA−1、A−2の中央を通る仮想中央線xに対して、R(赤)色の光半導体素子10は、横方向に中二つおいて上と下に配置してあり、B(青)色の光半導体素子11は、横方向に中二つおいて下と上に配置してあり、同様にG(緑)色の光半導体素子12は、横方向に中二つおいて下と上に配置してある。
このように、ピーク光波長特性のが異なる光であるR色、G色、B色を発光する3種類の光半導体素子あるいは発光素子を内蔵し前記3種類の光であるR色、G色、B色の光が出射する光出射領域(図5,図6の10,11,12の位置に相当する)を図5あるいは図6の如く三角形の頂点に略位置する三角配置をなしたパッケイジあるいは光半導体パッケイジなしており、このパッケイジの前記光出射面(図6に図示された面)が、光りを導光する導光部材102の入射面102aに対向させて配設した照明装置Fにおいて、複数の前記光半導体パッケイジ(パッケイジ)A−1,A−2を前記光出射面が一方向に向かうようにして隣り合わせに配設すると共に隣り合う前記光出射面の光出射領域が三角配置(A−1の状態)と逆三角配置(A−2の状態)との配置関係としたことを特徴とする照明装置である。
また、それぞれがピーク波長特性の異なる光を放射する3つの発光素子、例えばR色、G色、B色を発光する3種類の発光素子、を光放射方向から見て三角形状に配置し(図3に参照)、その三角形状の頂点を上方にして収納したパッケイジ(図3に参照)を複数有する照明装置であって、前記複数のパッケイジ(A−1,A−2)をその光放射方向を揃えて配置すると共に隣接する少なくとも2つの前記パッケイジ(A−1,A−2)は、互いに上下が逆に配置されている(図5または図6参照)ことを特徴とする照明装置である。
また、図5,図6において、ピーク光波長特性の光を発光する光半導体素子のピーク波長を異ならせた複数種類の光半導体素子10,11,12を複数個内蔵(例えば、図1または図5または図6の状態)しこれら光半導体素子の発光光を出射する領域(図5の10,11,12の位置に相当する)を有する光出射面を少なくとも備える光半導体パッケージA−1,A−2を用いた光源装置において、前記光出射面を第1と第2の部分(図6における一点鎖線の上側部分と下側部分に相当する)に区分し前記第1の部分(図6の上側部分)と前記第2の部分(図6の下側部分)とで前記発光光の出射する光出射領域の数を異ならせた前記光半導体パッケージ(例えば、図6のA−1またはA−2)を複数パッケイジ(図5,図6では2パッケイジ)前記光出光面を1方向を向けて隣り合わせて配設し(図5参照)、且つ隣り合う前記半導体光パッケイジはA−1の第1の部分(図6のA−1の上側でありR色光出射領域を有する)に対してはA−2の第2の部分(図6のA−2の上側であり、G、B色光出射領域を有する)が隣り合い上側区分領域(図6で横方向にR、G、B色光出射領域が並んで位置する)を構成しA−1の第2の部分に対してはA−2の第1の部分が隣り合い下側区分領域(図6で横方向にB、G、R色光出射領域が並んで位置する)を構成するように配設したことを特徴とする光源装置である。
図6の図を正面から見て、パッケイジA−1のX線より下側の光半導体素子は、左からB色、G色と並んでいる。一方、パッケイジA−2のX線より上側の光半導体素子は、左からB色、G色と並んでいる。このようなB、G色の配置関係を、次のようにしても良い。
すなわち、図6の図を参考図としてみて且つ正面から見て、パッケイジA−1のX線より下側の光半導体素子は、左からB色、G色と並べ、一方、パッケイジA−2のX線より上側の光半導体素子は、左からG色、B色と並べる。この並べ方では、A−1のパッケイジを上下ひっくり返すことでこの配置を得ることができるために、同じパッケイジ、あるいは同じ部品を用いることができ、部材管理が簡素化できる効果がある。
前記上側区分と前記下側区分との光出射領域の総数が3個と3個で、同じであることを特徴とする請求項5に記載の光源装置である。
前記上側区分から出射される前記複数種類の光半導体素子の光は、前記下側区分から出射される前記複数種類の光半導体素子の複数種類の光と同じ光の種類(図6では、上側区分ではRBG、下側区分ではBGRで同じ光の色の種類を有する)であり同じ数(図6では3個と3個)の光よりなることを特徴とする請求項6に記載の光源装置。
図5に示す如く、このような光源装置の前記光出射面に対向して光を導光する導光部材102の入射面102aを配設したことを特徴とする照明装置である。
図8に示す如く、前記照明装置の前記導光部材102の光出射面102bの上方に表示パネルの実施例である液晶パネル201を配設したことを特徴とする表示装置である。
また、それぞれがピーク波長特性の異なる光を放射する3つの発光素子、例えばR色、G色、B色を発光する3種類の発光素子、を光放射方向から見て三角形状に配置し(図3に参照)、その三角形状の頂点を上方にして収納したパッケイジ(図3に参照)を複数有する照明装置であって、前記複数のパッケイジ(A−1,A−2)をその光放射方向を揃えて配置すると共に隣接する少なくとも2つの前記パッケイジ(A−1,A−2)は、互いに上下が逆に配置されている(図5または図6参照)ことを特徴とする照明装置である。
また、図5,図6において、ピーク光波長特性の光を発光する光半導体素子のピーク波長を異ならせた複数種類の光半導体素子10,11,12を複数個内蔵(例えば、図1または図5または図6の状態)しこれら光半導体素子の発光光を出射する領域(図5の10,11,12の位置に相当する)を有する光出射面を少なくとも備える光半導体パッケージA−1,A−2を用いた光源装置において、前記光出射面を第1と第2の部分(図6における一点鎖線の上側部分と下側部分に相当する)に区分し前記第1の部分(図6の上側部分)と前記第2の部分(図6の下側部分)とで前記発光光の出射する光出射領域の数を異ならせた前記光半導体パッケージ(例えば、図6のA−1またはA−2)を複数パッケイジ(図5,図6では2パッケイジ)前記光出光面を1方向を向けて隣り合わせて配設し(図5参照)、且つ隣り合う前記半導体光パッケイジはA−1の第1の部分(図6のA−1の上側でありR色光出射領域を有する)に対してはA−2の第2の部分(図6のA−2の上側であり、G、B色光出射領域を有する)が隣り合い上側区分領域(図6で横方向にR、G、B色光出射領域が並んで位置する)を構成しA−1の第2の部分に対してはA−2の第1の部分が隣り合い下側区分領域(図6で横方向にB、G、R色光出射領域が並んで位置する)を構成するように配設したことを特徴とする光源装置である。
図6の図を正面から見て、パッケイジA−1のX線より下側の光半導体素子は、左からB色、G色と並んでいる。一方、パッケイジA−2のX線より上側の光半導体素子は、左からB色、G色と並んでいる。このようなB、G色の配置関係を、次のようにしても良い。
すなわち、図6の図を参考図としてみて且つ正面から見て、パッケイジA−1のX線より下側の光半導体素子は、左からB色、G色と並べ、一方、パッケイジA−2のX線より上側の光半導体素子は、左からG色、B色と並べる。この並べ方では、A−1のパッケイジを上下ひっくり返すことでこの配置を得ることができるために、同じパッケイジ、あるいは同じ部品を用いることができ、部材管理が簡素化できる効果がある。
前記上側区分と前記下側区分との光出射領域の総数が3個と3個で、同じであることを特徴とする請求項5に記載の光源装置である。
前記上側区分から出射される前記複数種類の光半導体素子の光は、前記下側区分から出射される前記複数種類の光半導体素子の複数種類の光と同じ光の種類(図6では、上側区分ではRBG、下側区分ではBGRで同じ光の色の種類を有する)であり同じ数(図6では3個と3個)の光よりなることを特徴とする請求項6に記載の光源装置。
図5に示す如く、このような光源装置の前記光出射面に対向して光を導光する導光部材102の入射面102aを配設したことを特徴とする照明装置である。
図8に示す如く、前記照明装置の前記導光部材102の光出射面102bの上方に表示パネルの実施例である液晶パネル201を配設したことを特徴とする表示装置である。
そして、図7に示すように、二個の光半導体パッケージA−1、A−2におけるR(赤)色、B(青)色、G(緑)色の3色の光半導体素子10、11、12をすべて点灯すると、それぞれの光半導体パッケージA−1、A−2からは、上段(光出射面に近い側)のR,G,B色の光からなる白色光イ、下段(光出射面に遠いい側)のR,G,B色の光からなる白色光ロが出射される。これらの出射光である白色光イ、白色光ロは導光部材102の光入射面102aからすべて入射し、この導光部材102の光出射面102bと、この光出射面102bの対向面である光反射面102cとの間で反射を繰り返し、光出射面102bから出射して照明光ハになる。
本発明に係る照明装置Fにおいては、二個の光半導体パッケージA−1、A−2の中央を通る仮想中央線xに対して、R(赤)色の光半導体素子10は、横方向に中二つおいて上と下に配置してあり、B(青)色の光半導体素子11は、横方向に中二つおいて下と上に配置してあり、同様にG(緑)色の光半導体素子12は、横方向に中二つおいて下と上に配置してあるために、導光部材102の光出射面102b側に赤色の強調された部分が周期的に現れて導光部材102の出射光に赤の縞模様が生じるということはなく、色むら
と輝度むらがなくなり、輝度の均一な照明光ハを得ることができる。
と輝度むらがなくなり、輝度の均一な照明光ハを得ることができる。
次に、上記のように構成された照明装置Fを用いた表示装置Gを、図8及び図9を参照して説明する。
この表示装置Gは液晶表示装置であって、表示側あるいは看視者P側から順に配置した液晶パネル201と照明装置Fによって構成してある。液晶パネル201は、図9に示すように、2枚の透明基板203、204で液晶層205を挟持すると共に枠状のシール材で封止した構成をなす液晶セルと、その表示側あるいは看視者P側に配置した偏光板207と、その反対側に配置した偏光板208とから構成してある。透明基板203、204の互いに対向する内面上には透明電極(図示せず)が形成してあって、これらの透明電極間に印加された電圧に応じて液晶層205が配向状態を替えるよう構成してある。
この表示装置Gは液晶表示装置であって、表示側あるいは看視者P側から順に配置した液晶パネル201と照明装置Fによって構成してある。液晶パネル201は、図9に示すように、2枚の透明基板203、204で液晶層205を挟持すると共に枠状のシール材で封止した構成をなす液晶セルと、その表示側あるいは看視者P側に配置した偏光板207と、その反対側に配置した偏光板208とから構成してある。透明基板203、204の互いに対向する内面上には透明電極(図示せず)が形成してあって、これらの透明電極間に印加された電圧に応じて液晶層205が配向状態を替えるよう構成してある。
そして、二個の光半導体パッケージA−1、A−2におけるR(赤)色、B(青)色、G(緑)色の3色の光半導体素子10、11、12をすべて点灯すると、それぞれの光半導体パッケージA−1,A−2からは、光半導体パッケージ上段(光出射面に近い側)のR,G,B色の光からなる白色光イ、光半導体パッケージ下段(光出射面に遠いい側)のR,G,B色の光からなる白色光ロが出射される。これらの出射光である白色光イ、ロは導光部材102の光入射面102aからすべて入射し、この導光部材102の光出射面102bと、この光出射面102bの対向面である光反射面102cとの間で反射を繰り返し、光出射面102bから出射して液晶パネル201の照明光ハになり、この照明光ハは偏光板208、液晶層205及び偏光板207を透過して映像等として表示側あるいは看視者P側で視認される。
本発明に係る表示装置Gにおいては、光部材102の光出射面102b側に赤色の強調された部分が周期的に現れて導光部材102の出射光に赤の縞模様が生じるということはなく、色むらと輝度むらがなくなる。
本発明に係る表示装置Gにおいては、光部材102の光出射面102b側に赤色の強調された部分が周期的に現れて導光部材102の出射光に赤の縞模様が生じるということはなく、色むらと輝度むらがなくなる。
次に、本発明の光半導体パッケージの第2の実施の形態と、この光半導体パッケージを用いた照明装置及びこの照明装置を用いた表示装置を、図10乃至図16に基づいて説明する。
光半導体パッケージの第2の実施の形態としては、輝度が低いまたは色度のバランスが弱い色、の光半導体素子の数を増やして輝度ムラや色むらが無く、且つ明るくしたものである。すなわち、R(赤)色、B(青)色、G(緑)色の3色の光半導体素子10、11、12を点灯して白色を得る場合であって、G(緑)色の光半導体素子12が他に比べて輝度が弱い場合、図10及び図11に示すように、1つの光半導体パッケージは、R(赤)色、B(青)色、G(緑)色の3色の光半導体素子10、11、12の配置に、G(緑)色の光半導体素子12を加えている。
当実施例では、緑色の発光光が弱い場合を実施例として、緑色の光半導体素子の数を増やして輝度ムラや色むらが無く、且つ明るくしたものである。
一方、LEDの技術は絶えず進歩している現状においては、現時点で他の色に対して緑色の発光輝度が弱いのであるが、この問題は将来改善されることが予測される。過去の技術を見てくると、1つの色(緑色)の輝度が改善されると、その輝度改善は、赤色と青色を上回った改善結果が得られている。このような、LEDの開発状況からして、本願発明では、緑色の光の輝度が低いとの実施例を説明したが、将来は他の色、例えば赤色光あるいは青色光の発光輝度が緑色の発光光よりを低い場合が生じることも予測され、その時には、その色間における相対的に弱い発光光の色の光半導体素子の数を増やすことが、当実施例の基づく技術的特徴でもある。
すなわち、より白い色に近づけるために、混色比率を最適にするが、このときに弱い発光光の光を発光する発光半導体素子の数を他の色の光を発光する発光半導体素子より多くしたことを特徴とする。
光半導体パッケージの第2の実施の形態としては、輝度が低いまたは色度のバランスが弱い色、の光半導体素子の数を増やして輝度ムラや色むらが無く、且つ明るくしたものである。すなわち、R(赤)色、B(青)色、G(緑)色の3色の光半導体素子10、11、12を点灯して白色を得る場合であって、G(緑)色の光半導体素子12が他に比べて輝度が弱い場合、図10及び図11に示すように、1つの光半導体パッケージは、R(赤)色、B(青)色、G(緑)色の3色の光半導体素子10、11、12の配置に、G(緑)色の光半導体素子12を加えている。
当実施例では、緑色の発光光が弱い場合を実施例として、緑色の光半導体素子の数を増やして輝度ムラや色むらが無く、且つ明るくしたものである。
一方、LEDの技術は絶えず進歩している現状においては、現時点で他の色に対して緑色の発光輝度が弱いのであるが、この問題は将来改善されることが予測される。過去の技術を見てくると、1つの色(緑色)の輝度が改善されると、その輝度改善は、赤色と青色を上回った改善結果が得られている。このような、LEDの開発状況からして、本願発明では、緑色の光の輝度が低いとの実施例を説明したが、将来は他の色、例えば赤色光あるいは青色光の発光輝度が緑色の発光光よりを低い場合が生じることも予測され、その時には、その色間における相対的に弱い発光光の色の光半導体素子の数を増やすことが、当実施例の基づく技術的特徴でもある。
すなわち、より白い色に近づけるために、混色比率を最適にするが、このときに弱い発光光の光を発光する発光半導体素子の数を他の色の光を発光する発光半導体素子より多くしたことを特徴とする。
一方の光半導体パッケージA−3は、図10に示すように、四角形の一方の対角にG(緑)色の光半導体素子12を配置し、他方の対角にR(赤)色の光半導体素子10とB(青)色の光半導体素子11とを配置して構成してある。
他方の光半導体パッケージA−4は、図11に示すように、四角形の一方の対角にG(緑)色の光半導体素子12を配置し、他方の対角にR(赤)色の光半導体素子10とB(青)色の光半導体素子11とを一方の光半導体パッケージA−3の場合と逆に配置して構成してある。
他方の光半導体パッケージA−4は、図11に示すように、四角形の一方の対角にG(緑)色の光半導体素子12を配置し、他方の対角にR(赤)色の光半導体素子10とB(青)色の光半導体素子11とを一方の光半導体パッケージA−3の場合と逆に配置して構成してある。
次に、上記のように構成された一方及び他方の光半導体パッケージA−3、A−4を用いた本発明に係る照明装置F−1を、図12乃至図14を参照して説明する。
この照明装置F−1の光源101は、一方及び他方の光半導体パッケージA−3、A−4を横並びに保持部材(図示せず)に固定することで構成してあって、導光部材101の光入射面102aに対向させて配置してある。
この照明装置F−1の光源101において、一方の光半導体パッケージA−3は、そのR(赤)色の光半導体素子10と一方のG(緑)色の光半導体素子12とが、導光部材102の光出射面102bに対し近くの側(図12において上段)に位置しており、B(青)色の光半導体素子11と他のG(緑)色の光半導体素子12とが、導光部材102の光出射面102bに対し遠くの側(図12において下段)に位置している。
この照明装置F−1の光源101は、一方及び他方の光半導体パッケージA−3、A−4を横並びに保持部材(図示せず)に固定することで構成してあって、導光部材101の光入射面102aに対向させて配置してある。
この照明装置F−1の光源101において、一方の光半導体パッケージA−3は、そのR(赤)色の光半導体素子10と一方のG(緑)色の光半導体素子12とが、導光部材102の光出射面102bに対し近くの側(図12において上段)に位置しており、B(青)色の光半導体素子11と他のG(緑)色の光半導体素子12とが、導光部材102の光出射面102bに対し遠くの側(図12において下段)に位置している。
図12,図13では、ピーク光波長特性のが異なる光を発光する3種類の光半導体素子10,11,12を内蔵し前記3種類の光が出射する光出射領域(図10及び図11で示される面)を三角形の頂点に略位置する三角配置(図10,11では直角三角形の角頂点に配設された光半導体素子(光出射領域)10,11,12)をなした光半導体パッケイジA−1,A−2の前記光出射面が、光りを導光する導光部材102の入射面102aに対向させて配設した照明装置F−1において、複数の前記光半導体パッケイジA−1,A−2を前記光出射面が一方向に(導光部材の入射面102aに)向かうようにして隣り合わせに配設すると共に隣り合う前記光出射面の光出射領域が三角配置(図10に於ける下方の光半導体素子(光出射領域)11,12と上方の光半導体素子(光出射領域)10)と逆三角配置(図11における上方の光半導体素子(光出射領域)11,12と下方の光半導体素子(光出射領域)10)との配置関係をなす。
さらに、前記3種類のピーク光波長特性の異なる光が、赤色光、緑色光、青色光の3種類である。
さらに、光半導体パッケイジA−1,A−2には前記赤色光、緑色光、青色光に加えて前記3色光の中でもっとも弱い光を出射する光半導体素子(図10では上側の緑色光半導体素子(光出射領域)12)が追加され内蔵されており、前記赤色光、緑色光、青色光の光出射領域を三角配置するとともにこの三角配置の外側に前記追加された光半導体素子の光出射領域が設けられ、図10では四角形の角に配置された四角配置を為すことを特徴とする照明装置である。
さらに、図15に示す如く、前記照明装置の前記導光部材102の光出射面102bの上方に表示パネルの実施例である液晶パネル301を配設したことを特徴とする表示装置である。
さらに、前記3種類のピーク光波長特性の異なる光が、赤色光、緑色光、青色光の3種類である。
さらに、光半導体パッケイジA−1,A−2には前記赤色光、緑色光、青色光に加えて前記3色光の中でもっとも弱い光を出射する光半導体素子(図10では上側の緑色光半導体素子(光出射領域)12)が追加され内蔵されており、前記赤色光、緑色光、青色光の光出射領域を三角配置するとともにこの三角配置の外側に前記追加された光半導体素子の光出射領域が設けられ、図10では四角形の角に配置された四角配置を為すことを特徴とする照明装置である。
さらに、図15に示す如く、前記照明装置の前記導光部材102の光出射面102bの上方に表示パネルの実施例である液晶パネル301を配設したことを特徴とする表示装置である。
また、他方の光半導体パッケージA−4は、その一方のG(緑)色の光半導体素子12とB(青)色の光半導体素子11とが、導光部材102の光出射面102bに対し近くの側(図12において上段)に位置しており、R(赤)色の光半導体素子10と他のG(緑)色の光半導体素子12とが、導光部材102の光出射面102bに対し遠くの側(図12において下段)に位置している。
したがって、一方及び他方の光半導体パッケージA−3、A−4における各光半導体素子10、11、12の配置は千鳥配置にしてある。すなわち、図13に示すように、一方
及び他方の光半導体パッケージA−3、A−4の中央を通る仮想中央線xに対して、G(緑)色の光半導体素子12は上、下、上、下に配置してあり、R(赤)色の光半導体素子10は、上と下に配置してあり、B(青)色の光半導体素子11は、横方向に中二つおいて下と上に配置してある。
そして、図14に示すように、一方及び他方の光半導体パッケージA−3、A−4におけるR(赤)色、B(青)色、G(緑)色の3色の光半導体素子10、11、12をすべて点灯すると、一方及び他方の光半導体パッケージA−3、A−4からはR,G,B色の光からなる白色光イ、ロが出射される。これらの出射光であるR,G,B色の光からなる白色光イ、ロは導光部材102の光入射面102aからすべて入射し、この導光部材102の光出射面102bと、この光出射面102bの対向面である光反射面102cとの間で反射を繰り返し、光出射面102bから出射して照明光ハになる。
したがって、一方及び他方の光半導体パッケージA−3、A−4における各光半導体素子10、11、12の配置は千鳥配置にしてある。すなわち、図13に示すように、一方
及び他方の光半導体パッケージA−3、A−4の中央を通る仮想中央線xに対して、G(緑)色の光半導体素子12は上、下、上、下に配置してあり、R(赤)色の光半導体素子10は、上と下に配置してあり、B(青)色の光半導体素子11は、横方向に中二つおいて下と上に配置してある。
そして、図14に示すように、一方及び他方の光半導体パッケージA−3、A−4におけるR(赤)色、B(青)色、G(緑)色の3色の光半導体素子10、11、12をすべて点灯すると、一方及び他方の光半導体パッケージA−3、A−4からはR,G,B色の光からなる白色光イ、ロが出射される。これらの出射光であるR,G,B色の光からなる白色光イ、ロは導光部材102の光入射面102aからすべて入射し、この導光部材102の光出射面102bと、この光出射面102bの対向面である光反射面102cとの間で反射を繰り返し、光出射面102bから出射して照明光ハになる。
本発明に係る照明装置F−1の場合においては、一方及び他方の光半導体パッケージA−3、A−4の中央を通る仮想中央線xに対して、G(緑)色の光半導体素子12は上、下、上、下に配置してあり、R(赤)色の光半導体素子10は、上と下に配置してあり、B(青)色の光半導体素子11は、横方向に中二つおいて下と上に配置してあるために、導光部材102の光出射面102b側に赤色の強調された部分が周期的に現れて導光部材102の出射光に赤の縞模様が生じるということはなく、色むらと輝度むらがなくなり、輝度の均一な照明光ハを得ることができる。
また、G(緑)色緑の光半導体素子12の輝度が、B(青)色とR(赤)色とのそれぞれの光半導体素子10、11の輝度に比べて弱い、輝度が低い色のG(緑)色の光半導体素子12の数を増やしてやることで、ホワイトバランスの崩れがなく、輝度が高くなる。
ところで、当明細書の実施例では、主に緑の色の光半導体素子の輝度が他の色の光半導体素子に比べ低いとして説明した。一方、発明の主旨は、例えば3色(4色、5色、6色7色などでも良い)の光半導体素子を用いた光の白バランスを取るためには、それぞれの色の光半導体素子の発光光が相対的にバランスかくずれている場合には、その相対的なあるいは互いの、輝度あるいは光の色度を、白が得られるようにバランスを採ってやる事であり、そのために光半導体素子の数を調整したとするものである。
また、G(緑)色緑の光半導体素子12の輝度が、B(青)色とR(赤)色とのそれぞれの光半導体素子10、11の輝度に比べて弱い、輝度が低い色のG(緑)色の光半導体素子12の数を増やしてやることで、ホワイトバランスの崩れがなく、輝度が高くなる。
ところで、当明細書の実施例では、主に緑の色の光半導体素子の輝度が他の色の光半導体素子に比べ低いとして説明した。一方、発明の主旨は、例えば3色(4色、5色、6色7色などでも良い)の光半導体素子を用いた光の白バランスを取るためには、それぞれの色の光半導体素子の発光光が相対的にバランスかくずれている場合には、その相対的なあるいは互いの、輝度あるいは光の色度を、白が得られるようにバランスを採ってやる事であり、そのために光半導体素子の数を調整したとするものである。
次に、上記のように構成された照明装置F−1を用いた表示装置G−1を、図15及び図16を参照して説明する。
この表示装置G−1は液晶表示装置であって、表示側あるいは看視者P側から順に配置した液晶パネル301と照明装置F−1によって構成してある。液晶パネル301は、上記した表示装置G(図9を参照)における液晶パネル201と同構成であるために、同一符号を付して説明を省略する。
そして、一方及び他方の光半導体パッケージA−3、A−4におけるR(赤)色、B(青)色、G(緑)色の3色の光半導体素子10、11、12をすべて点灯すると、一方及び他方の光半導体パッケージA−3、A−4からは白色光イ、ロが出射される。これらの出射光である白色光イ、ロは導光部材102の光入射面102aからすべて入射し、この導光部材102の光出射面102bと、この光出射面102bの対向面である光反射面102cとの間で反射を繰り返し、光出射面102bから出射して液晶パネル301の照明光ハになり、この照明光ハは偏光板208、液晶層205及び偏光板207を透過して映像等として看視者Pに視認される。
この表示装置G−1は液晶表示装置であって、表示側あるいは看視者P側から順に配置した液晶パネル301と照明装置F−1によって構成してある。液晶パネル301は、上記した表示装置G(図9を参照)における液晶パネル201と同構成であるために、同一符号を付して説明を省略する。
そして、一方及び他方の光半導体パッケージA−3、A−4におけるR(赤)色、B(青)色、G(緑)色の3色の光半導体素子10、11、12をすべて点灯すると、一方及び他方の光半導体パッケージA−3、A−4からは白色光イ、ロが出射される。これらの出射光である白色光イ、ロは導光部材102の光入射面102aからすべて入射し、この導光部材102の光出射面102bと、この光出射面102bの対向面である光反射面102cとの間で反射を繰り返し、光出射面102bから出射して液晶パネル301の照明光ハになり、この照明光ハは偏光板208、液晶層205及び偏光板207を透過して映像等として看視者Pに視認される。
本発明に係る表示装置G−1においては、導光部材102の光出射面102b側に赤色の強調された部分が周期的に現れて導光部材102の出射光に赤の縞模様が生じるということはなく、色むらと輝度むらがなくなり、映像等に色むらと輝度むらがなくなり、また、G(緑)色緑の光半導体素子12の輝度が、R(赤)色とB(青)色とのそれぞれの光半導体素子10、11の発光輝度に比べて弱いにもかかわらず、導光部材102の光出射面102bには白としてのホワイトバランスの崩れがなくなることから、映像等に色むら
と輝度むらがなくなる。
と輝度むらがなくなる。
上記した照明装置F−1及び表示装置G−1では、輝度が低いまたは色度が弱い色のG(緑)色の光半導体素子12の数を増やすことで、輝度ムラや色むらを防ぐようにしたが、劣化が早い色の光半導体素子を他の色の光半導体素子の数より増やすようにしてもよい。したがって、劣化の早い色の光半導体素子の数を増やすことで輝度を稼ぎ、その代わりに電流を下げることができて劣化を抑えることができ、光半導体パッケージの寿命を実質的に延ばすことになる効果が得られる。
すなわち、照明装置及び表示装置は、光入射面102aに対して光出射面102b側を上段とした場合に、光源101は、上段と下段に光出射し且つ上段に光出射する個数と下段に光出射する個数が異なるところの三個の光半導体素子10、11、12をパッケ−ジ本体1に収納した光半導パッケ−ジを複数個有していて、光半導体素子10、11、12のうちで劣化が早い色の光半導体素子を他の色の光半導体素子の数より増やした光半導パッケ−ジを用いる。
すなわち、照明装置及び表示装置は、光入射面102aに対して光出射面102b側を上段とした場合に、光源101は、上段と下段に光出射し且つ上段に光出射する個数と下段に光出射する個数が異なるところの三個の光半導体素子10、11、12をパッケ−ジ本体1に収納した光半導パッケ−ジを複数個有していて、光半導体素子10、11、12のうちで劣化が早い色の光半導体素子を他の色の光半導体素子の数より増やした光半導パッケ−ジを用いる。
次に、本発明の光半導体パッケージの第3の実施の形態と、この光半導体パッケージを用いた照明装置F−2及びこの照明装置F−2を用いた表示装置G−2を、図17乃至図23に基づいて説明する。
光半導体パッケージの第3の実施の形態としては、光半導体素子構成を、R(赤)色の光半導体素子10とB(青)色の光半導体素子11とG(緑)色の光半導体素子12とに白(W)色の光半導体素子13を加えた構成にして、輝度の均一化、色むらの解消、視感度による色むら解消を可能にしたものである。
すなわち、一方の光半導体パッケージA−5は、図17に示すように、四角形の一方の対角にG(緑)色の光半導体素子12と白(W)色の光半導体素子13とを配置し、他方の対角にR(赤)色の光半導体素子10とB(青)色の光半導体素子11とを配置して構成してある。
また、他方の光半導体パッケージA−6は、図18に示すように、四角形の一方の対角に白(W)色の光半導体素子13とG(緑)色の光半導体素子12とを配置し、他方の対角にB(青)色の光半導体素子11とR(赤)色の光半導体素子10とを配置して構成してある。
光半導体パッケージの第3の実施の形態としては、光半導体素子構成を、R(赤)色の光半導体素子10とB(青)色の光半導体素子11とG(緑)色の光半導体素子12とに白(W)色の光半導体素子13を加えた構成にして、輝度の均一化、色むらの解消、視感度による色むら解消を可能にしたものである。
すなわち、一方の光半導体パッケージA−5は、図17に示すように、四角形の一方の対角にG(緑)色の光半導体素子12と白(W)色の光半導体素子13とを配置し、他方の対角にR(赤)色の光半導体素子10とB(青)色の光半導体素子11とを配置して構成してある。
また、他方の光半導体パッケージA−6は、図18に示すように、四角形の一方の対角に白(W)色の光半導体素子13とG(緑)色の光半導体素子12とを配置し、他方の対角にB(青)色の光半導体素子11とR(赤)色の光半導体素子10とを配置して構成してある。
図17から図22では、ピーク光波長特性のが異なる光を発光する3種類の光半導体素子10,11,12を内蔵し前記3種類の光が出射する光出射領域(図17及び図18で示される面)を三角形の頂点に略位置する三角配置(図17,18では直角三角形の角頂点に配設された光半導体素子(光出射領域)10,11,12)をなした光半導体パッケイジA−5,A−6の前記光出射面が、光りを導光する導光部材102の入射面102aに対向させて配設した照明装置F−2において、複数の前記光半導体パッケイジA−5,A−6を前記光出射面が一方向に(導光部材の入射面102aに)向かうようにして隣り合わせに配設すると共に隣り合う前記光出射面の光出射領域が三角配置(図17に於ける下方の光半導体素子(光出射領域)11と上方の光半導体素子(光出射領域)10、12)と逆三角配置(図11における上方の光半導体素子(光出射領域)11と下方の光半導体素子(光出射領域)10、12)との配置関係をなす。
さらに、前記3種類のピーク光波長特性の異なる光が、赤色光、緑色光、青色光の3種類である。
さらに、光半導体パッケイジには前記赤色光、緑色光、青色光に加えて白色光の光半導体素子13が内蔵され、光出射領域を三角形の頂点に略位置して前記赤色光、緑色光、青色光が三角配置るとともにこの三角配置の外側に白色光Wを配置した光出射面(図17,18参照)をなす事を特徴とする照明装置F−2である。
このようにR,G,Bいろの出射領域が三角配置され、この3角形の外側に前記追加さ
れた光半導体素子13の光出射領域(図17,18で符号13に対応する部分あるいは領域)が設けられ、図17、18では四角形の角に配置された四角配置を為すことを特徴とする照明装置F−2である。
さらに、図22に示す如く、前記照明装置の前記導光部材102の光出射面102bの上方に表示パネルの実施例である液晶パネル401を配設したことを特徴とする表示装置である。
さらに、前記3種類のピーク光波長特性の異なる光が、赤色光、緑色光、青色光の3種類である。
さらに、光半導体パッケイジには前記赤色光、緑色光、青色光に加えて白色光の光半導体素子13が内蔵され、光出射領域を三角形の頂点に略位置して前記赤色光、緑色光、青色光が三角配置るとともにこの三角配置の外側に白色光Wを配置した光出射面(図17,18参照)をなす事を特徴とする照明装置F−2である。
このようにR,G,Bいろの出射領域が三角配置され、この3角形の外側に前記追加さ
れた光半導体素子13の光出射領域(図17,18で符号13に対応する部分あるいは領域)が設けられ、図17、18では四角形の角に配置された四角配置を為すことを特徴とする照明装置F−2である。
さらに、図22に示す如く、前記照明装置の前記導光部材102の光出射面102bの上方に表示パネルの実施例である液晶パネル401を配設したことを特徴とする表示装置である。
次に、上記のように構成された二個の光半導体パッケージA−5、A−6を用いた本発明に係る照明装置F−2を、図19乃至図21を参照して説明する。
この照明装置F−2の光源101は、一方及び他方の光半導体パッケージA−5、A−6を横並びに保持部材(例えば、リジットな回路基板であったりフレキシブル回路基板であったりするが、図示はしていない)に固定することで構成してあって、導光部材102の光入射面102aに対向させて配置してある。
この照明装置F−2の光源101において、一方の光半導体パッケージA−5は、そのG(緑)色の光半導体素子12とR(赤)色の光半導体素子10とが、導光部材102の光出射面102bに対し近くの側(図19において上段)に位置し、B(青)色の光半導体素子11と白(W)色の光半導体素子13とが、導光部材102の光出射面102bに対し遠くの側(図19において下段)に位置している。
また、他方の光半導体パッケージA−6は、その白(W)色の光半導体素子13とB(青)色の光半導体素子12とが、導光部材102の光出射面102bに対し近づく側(図19において上段)に位置し、そのR(赤)色の光半導体素子10とG(緑)色の光半導体素子12とが、導光部材102の光出射面102bに対し遠くの側(図19において下段)に位置している。
この照明装置F−2の光源101は、一方及び他方の光半導体パッケージA−5、A−6を横並びに保持部材(例えば、リジットな回路基板であったりフレキシブル回路基板であったりするが、図示はしていない)に固定することで構成してあって、導光部材102の光入射面102aに対向させて配置してある。
この照明装置F−2の光源101において、一方の光半導体パッケージA−5は、そのG(緑)色の光半導体素子12とR(赤)色の光半導体素子10とが、導光部材102の光出射面102bに対し近くの側(図19において上段)に位置し、B(青)色の光半導体素子11と白(W)色の光半導体素子13とが、導光部材102の光出射面102bに対し遠くの側(図19において下段)に位置している。
また、他方の光半導体パッケージA−6は、その白(W)色の光半導体素子13とB(青)色の光半導体素子12とが、導光部材102の光出射面102bに対し近づく側(図19において上段)に位置し、そのR(赤)色の光半導体素子10とG(緑)色の光半導体素子12とが、導光部材102の光出射面102bに対し遠くの側(図19において下段)に位置している。
したがって、一方及び他方の光半導体パッケージA−5、A−6における各光半導体素子10、11、12、13の配置は千鳥配置にしてある。すなわち、図20に示すように、一方及び他方の光半導体パッケージA−5、A−6の中央を通る仮想中央線xに対して、G(緑)色の光半導体素子12は横方向に中二つおいて上と下とに配置してあり、R(赤)色の光半導体素子10は、上と下に配置してあり、B(青)色の光半導体素子11は、横方向に中二つおいて下と上に配置してあり、さらに、白(W)色の光半導体素子13は下と上に配置してある。
そして、図21に示すように、一方及び他方の光半導体パッケージA−5、A−6におけるR(赤)色、B(青)色、G(緑)色、白(W)色の4色の光半導体素子10、11、12、13をすべて点灯すると、一方及び他方の光半導体パッケージA−5、A−6からはR,G,B、白色の光からなる白色光イ、ロが出射される。これらの出射光であるR,G,B、白色の光からなる白色光イ、ロは導光部材102の光入射面102aからすべて入射し、この導光部材102の光出射面102bと、この光出射面102bの対向面である光反射面102cとの間で反射を繰り返し、光出射面102bから出射して照明光ハになる。
本発明に係る照明装置F−2においては、一方及び他方の光半導体パッケージA−5、A−6の中央を通る仮想中央線xに対して、G(緑)色の光半導体素子12は横方向に中二つおいて上と下とに配置してあり、R(赤)色の光半導体素子10は、上と下に配置してあり、B(青)色の光半導体素子11は、横方向に中二つおいて下と上に配置してあり、さらに、白(W)色の光半導体素子13は下と上に配置してあるために、導光部材102の光出射面102b側に赤色の強調された部分が周期的に現れて導光部材102の出射光に赤の縞模様が生じるということはなく、視感度による色むらがなくなり、輝度の均一な照明光ハを得ることができる。
次に、上記のように構成された照明装置F−2を用いた表示装置G−2を、図22及び図23を参照して説明する。
この表示装置G−2は液晶表示装置であって、表示側あるいは看視者P側から順に配置した液晶パネル401と照明装置F−2によって構成してある。液晶パネル401は、上記した表示装置G(図9を参照)における液晶パネル201と同構成であるために、同一符号を付して説明を省略する。
この表示装置G−2は液晶表示装置であって、表示側あるいは看視者P側から順に配置した液晶パネル401と照明装置F−2によって構成してある。液晶パネル401は、上記した表示装置G(図9を参照)における液晶パネル201と同構成であるために、同一符号を付して説明を省略する。
そして、一方及び他方の光半導体パッケージA−5、A−6におけるR(赤)色、B(青)色、G(緑)色、白(W)色の光半導体素子10、11、12、13をすべて点灯すると、一方及び他方の光半導体パッケージA−5、A−6からはR,G,B、白色の光からなる白色光イ、ロが出射される。これらの出射光であるR,G,B、白色の光からなる白色光イ、ロは導光部材102の光入射面102aからすべて入射し、この導光部材102の光出射面102bと、この光出射面102bの対向面である光反射面102cとの間で反射を繰り返し、光出射面102bから出射して液晶パネル401の照明光ハになり、この照明光ハは偏光板208、液晶層205及び偏光板207を透過して表示側あるいは看視者Pで映像等として視認される。
本発明に係る表示装置G−2においては、導光部材102の光出射面102b側に赤色の強調された部分が周期的に現れて導光部材102の出射光に赤の縞模様が生じるということはなく、視感度による色むらがなくなり、輝度の均一化が可能になり、映像等に色むらと輝度むらがなくなり、また、G(緑)色の光半導体素子12の輝度が、R(赤)色とB(青)色とのそれぞれの光半導体素子10、11の発光輝度に比べて弱いにもかかわらず、導光部材102の光出射面102bには白としてのホワイトバランスの崩れがなくなることから、映像等に色むらと輝度むらがなくなる。
次に、本発明の光半導体パッケージの第4の実施の形態と、この光半導体パッケージを用いた照明装置及びこの照明装置を用いた表示装置を、図24乃至図29に基づいて説明する。
光半導体パッケージの第4の実施の形態としては、光半導体素子構成を、図24に示すように、R(赤)色の光半導体素子10とB(青)色の光半導体素子11とG(緑)色の光半導体素子12とを、それぞれに二個組み合わせた構成にしたものであり、輝度の均一化、色むらの解消、視感度による色むら解消を可能にしたものである。
すなわち、一方の光半導体パッケージA−7は、図24に示すように、上段にG(緑)色の光半導体素子12とB(青)色の光半導体素子11とR(赤)色の光半導体素子10とを左から右に配置し、下段にR(赤)色の光半導体素子10とG(緑)色の光半導体素子12とB(青)色の光半導体素子11とを左から右に配置している。他方の光半導体パッケージA−8は一方の光半導体パッケージA−7と同構成である。
光半導体パッケージの第4の実施の形態としては、光半導体素子構成を、図24に示すように、R(赤)色の光半導体素子10とB(青)色の光半導体素子11とG(緑)色の光半導体素子12とを、それぞれに二個組み合わせた構成にしたものであり、輝度の均一化、色むらの解消、視感度による色むら解消を可能にしたものである。
すなわち、一方の光半導体パッケージA−7は、図24に示すように、上段にG(緑)色の光半導体素子12とB(青)色の光半導体素子11とR(赤)色の光半導体素子10とを左から右に配置し、下段にR(赤)色の光半導体素子10とG(緑)色の光半導体素子12とB(青)色の光半導体素子11とを左から右に配置している。他方の光半導体パッケージA−8は一方の光半導体パッケージA−7と同構成である。
次に、上記のように構成された二個の光半導体パッケージA−7、A−8を用いた本発明に係る照明装置F−3を、図25乃至図27を参照して説明する。
この照明装置F−2の光源101は、一方及び他方の光半導体パッケージA−5、A−6を横並びに保持部材((例えば、リジットな回路基板であったりフレキシブル回路基板であったりするが、図示はしていない)に固定することで構成してあって、導光部材102の光入射面102aに対向させて配置してある。
この照明装置F−2の光源101は、一方及び他方の光半導体パッケージA−5、A−6を横並びに保持部材((例えば、リジットな回路基板であったりフレキシブル回路基板であったりするが、図示はしていない)に固定することで構成してあって、導光部材102の光入射面102aに対向させて配置してある。
そして、一方及び他方の光半導体パッケージA−7、A−8において、図26において上段の配列であるG(緑)色の光半導体素子12とB(青)色の光半導体素子11とR(赤)色の光半導体素子10とが、導光部材102の光出射面102bに対し近くの側(図26において上段)に位置し、下段にR(赤)色の光半導体素子10とG(緑)色の光半
導体素子12とB(青)色の光半導体素子11とが、導光部材102の光出射面102bに対し遠くの側(図において下段)に位置している。
したがって、一方及び他方の光半導体パッケージA−7、A−8における各光半導体素子10、11、12の配置は千鳥配置にしてある。すなわち、図25に示すように、一方及び他方の光半導体パッケージA−7、A−8の中央を通る仮想中央線xに対して、G(緑)色の光半導体素子12は、横方向に上、下、上、下に配置してあり、R(赤)色の光半導体素子10は、横方向に下、上、下、上に配置してあり、B(青)色の光半導体素子11は、上、下、上、下に配置してある。
導体素子12とB(青)色の光半導体素子11とが、導光部材102の光出射面102bに対し遠くの側(図において下段)に位置している。
したがって、一方及び他方の光半導体パッケージA−7、A−8における各光半導体素子10、11、12の配置は千鳥配置にしてある。すなわち、図25に示すように、一方及び他方の光半導体パッケージA−7、A−8の中央を通る仮想中央線xに対して、G(緑)色の光半導体素子12は、横方向に上、下、上、下に配置してあり、R(赤)色の光半導体素子10は、横方向に下、上、下、上に配置してあり、B(青)色の光半導体素子11は、上、下、上、下に配置してある。
そして、図27に示すように、一方及び他方の光半導体パッケージA−7、A−8におけるR(赤)色、B(青)色、G(緑)色の三色の光半導体素子10、11、12をすべて点灯すると、一方及び他方の光半導体パッケージA−7、A−8からはR,G,B色の光からなる白色光イ、ロが出射される。これらの出射光であるR,G,B色の光からなる白色光イ、ロは導光部材102の光入射面102aからすべて入射し、この導光部材102の光出射面102bと、この光出射面102bの対向面である光反射面102cとの間で反射を繰り返し、光出射面102bから出射して照明光ハになる。
本発明に係る照明装置F−3においては、一方及び他方の光半導体パッケージA−7、A−8の中央を通る仮想中央線xに対して、G(緑)色の光半導体素子12は、横方向に上、下、上、下に配置してあり、R(赤)色の光半導体素子10は、横方向に下、上、下、上に配置してあり、B(青)色の光半導体素子11は、上、下、上、下に配置してあるために、導光部材102の光出射面102b側に赤色の強調された部分が周期的に現れて導光部材102の出射光に赤の縞模様が生じるということはなく、視感度による色むらがなくなり、輝度の均一な照明光ハを得ることができる。
次に、上記のように構成された照明装置F−3を用いた表示装置を、図28及び図29を参照して説明する。
この表示装置G−3は液晶表示装置であって、表示側あるいは看視者P側から順に配置した液晶パネル401と照明装置F−3によって構成してある。液晶パネル501は、上記した表示装置G(図9を参照)における液晶パネル201と同構成であるために、同一符号を付して説明を省略する。
そして、一方及び他方の光半導体パッケージA−7、A−8におけるR(赤)色、B(青)色、G(緑)色の光半導体素子10、11、12をすべて点灯すると、一方及び他方の光半導体パッケージA−7、A−8からはR,G,B色の光からなる白色光イ、ロが出射される。これらの出射光であるR,G,B色の光からなる白色光イ、ロは導光部材102の光入射面102aからすべて入射し、この導光部材102の光出射面102bと、この光出射面102bの対向面である光反射面102cとの間で反射を繰り返し、光出射面102bから出射して液晶パネル501の照明光ハになり、この照明光ハは偏光板208、液晶層205及び偏光板207を透過して映像等として視認される。
この表示装置G−3は液晶表示装置であって、表示側あるいは看視者P側から順に配置した液晶パネル401と照明装置F−3によって構成してある。液晶パネル501は、上記した表示装置G(図9を参照)における液晶パネル201と同構成であるために、同一符号を付して説明を省略する。
そして、一方及び他方の光半導体パッケージA−7、A−8におけるR(赤)色、B(青)色、G(緑)色の光半導体素子10、11、12をすべて点灯すると、一方及び他方の光半導体パッケージA−7、A−8からはR,G,B色の光からなる白色光イ、ロが出射される。これらの出射光であるR,G,B色の光からなる白色光イ、ロは導光部材102の光入射面102aからすべて入射し、この導光部材102の光出射面102bと、この光出射面102bの対向面である光反射面102cとの間で反射を繰り返し、光出射面102bから出射して液晶パネル501の照明光ハになり、この照明光ハは偏光板208、液晶層205及び偏光板207を透過して映像等として視認される。
本発明に係る表示装置G−3においては、導光部材102の光出射面102b側に赤色の強調された部分が周期的に現れて導光部材102の出射光に赤の縞模様が生じるということはなく、視感度による色むらがなくなり、輝度の均一化が可能になり、また、G(緑)色の光半導体素子12の輝度が、R(赤)色とB(青)色とのそれぞれの光半導体素子10、11の発光輝度に比べて弱いにもかかわらず、導光部材102の光出射面102bには白としてのホワイトバランスの崩れがなくなることから、映像等に色むらと輝度むらがなくなる。
次に、本発明の光半導体パッケージの第5の実施の形態と、この光半導体パッケージを
用いた照明装置及びこの照明装置を用いた表示装置を、図30乃至図38に基づいて説明する。
本発明に係る光半導体パッケージは、一つのパッケージ本体1に一個の光半導体素子を収容した構成である。そして、この光半導体パッケージは、光半導体素子に異なる色のものを用いることで、R(赤)色の光半導体素子10を有する光半導体パッケージA−9と、B(青)色の光半導体素子11を有する光半導体パッケージA−10と、G(緑)色の光半導体素子12を有する光半導体パッケージA−11とを用意することができる。
光半導体パッケージA−9(A−10、A−11)は、図30及び図31に示すように、パッケージ電極3上に、一個の光半導体素子10(11、12)が、一方の電極(図示せず)をパッケージ電極3に対して接着剤として銀ペーストなどを利用して固着してある。また、光半導体素子10(11、12)の他方の電極(図示せず)は、パッケージ本体1に設けられた他の各電極4に金属ワイヤー7などの電気的接続部材を利用して電気的導通が取られている。
用いた照明装置及びこの照明装置を用いた表示装置を、図30乃至図38に基づいて説明する。
本発明に係る光半導体パッケージは、一つのパッケージ本体1に一個の光半導体素子を収容した構成である。そして、この光半導体パッケージは、光半導体素子に異なる色のものを用いることで、R(赤)色の光半導体素子10を有する光半導体パッケージA−9と、B(青)色の光半導体素子11を有する光半導体パッケージA−10と、G(緑)色の光半導体素子12を有する光半導体パッケージA−11とを用意することができる。
光半導体パッケージA−9(A−10、A−11)は、図30及び図31に示すように、パッケージ電極3上に、一個の光半導体素子10(11、12)が、一方の電極(図示せず)をパッケージ電極3に対して接着剤として銀ペーストなどを利用して固着してある。また、光半導体素子10(11、12)の他方の電極(図示せず)は、パッケージ本体1に設けられた他の各電極4に金属ワイヤー7などの電気的接続部材を利用して電気的導通が取られている。
また、パッケージ本体1の光半導体素子10(11、12)を内包した収容凹部2には、透光性のシリコーンまたはエポキシ等の樹脂5でモ−ルドし外部環境から光半導体素子10(11、12)を保護している。また、パッケージ電極3は、パッケージ本体1の外側にて基板6上に設けられた配線パターン6Aなどの外部電極に半田付などで導通を取りかつ係止される。
そして、図32に示すように、R(赤)色の光半導体素子10を有する光半導体パッケージA−9と、B(青)色の光半導体素子11を有する光半導体パッケージA−10と、G(緑)色の光半導体素子12を有する光半導体パッケージA−11とは、三角形の各頂点abcに位置するように配置してあり、上段に光半導体パッケージA−9を位置させ、下段に光半導体パッケージA−10と光半導体パッケージA−11とを位置させ、これらの光半導体パッケージA−9、A−10、A−11を互いに接着して、パッケージユニットU1が構成してある。
また、図33に示すように、上段に光半導体パッケージA−10と光半導体パッケージA−11とを位置させ、下段に光半導体パッケージA−9を位置させて、これらの光半導体パッケージA−9、A−10、A−11を互いに接着して、パッケージユニットU2が構成してある。
そして、図32に示すように、R(赤)色の光半導体素子10を有する光半導体パッケージA−9と、B(青)色の光半導体素子11を有する光半導体パッケージA−10と、G(緑)色の光半導体素子12を有する光半導体パッケージA−11とは、三角形の各頂点abcに位置するように配置してあり、上段に光半導体パッケージA−9を位置させ、下段に光半導体パッケージA−10と光半導体パッケージA−11とを位置させ、これらの光半導体パッケージA−9、A−10、A−11を互いに接着して、パッケージユニットU1が構成してある。
また、図33に示すように、上段に光半導体パッケージA−10と光半導体パッケージA−11とを位置させ、下段に光半導体パッケージA−9を位置させて、これらの光半導体パッケージA−9、A−10、A−11を互いに接着して、パッケージユニットU2が構成してある。
次に、上記のように構成されたパッケージユニットU1とパッケージユニットU2を用いた本発明に係る照明装置F−4を、図34乃至図36を参照して説明する。
この照明装置F−4の光源101は、パッケージユニットU1とパッケージユニットU2を横並びに保持部材(図示せず)に固定して構成してあって、導光部材101の光入射面102aに対向させて配置してある。
そして、一方のパッケージユニットU1は、そのR(赤)色の光半導体素子10を、導光部材102の光出射面102bに対し近くの側(図34において上段)にし、B(青)色の光半導体素子11とG(緑)色の光半導体素子12とを、導光部材402の光出射面102bに対し遠くの側(図34において下段)にしてある。
この照明装置F−4の光源101は、パッケージユニットU1とパッケージユニットU2を横並びに保持部材(図示せず)に固定して構成してあって、導光部材101の光入射面102aに対向させて配置してある。
そして、一方のパッケージユニットU1は、そのR(赤)色の光半導体素子10を、導光部材102の光出射面102bに対し近くの側(図34において上段)にし、B(青)色の光半導体素子11とG(緑)色の光半導体素子12とを、導光部材402の光出射面102bに対し遠くの側(図34において下段)にしてある。
また、他方のパッケージユニットU2は、そのR(赤)色の光半導体素子10を、導光部材102の光出射面102bに対し遠くの側(図34において下段)にし、B(青)色の光半導体素子11とG(緑)色の光半導体素子12とを、導光部材402の光出射面102bに対し近くの側(図34において上段)にしてある。
図34には、これらのパッケージユニットU1,U2を構成する半導体パッケージを回路基板に実装する状態の実施例が図示されている。
図34の如く、半導体パッケイジを実装(半田付けあるいは異方性導電接着材あるいは導電接着剤による導通接続する)するためのFPC(フレキシブル回路基板)がUの字型に折り曲げあるいは湾曲させて、パッケージユニットU1、U2の上下に配設されている
。ここで、FPCには半導体パッケイジと接続するための電極端子及び配線が設けられており、これら電極端子と半導体パッケイジに備えられている端子とを接続する。
図34には、これらのパッケージユニットU1,U2を構成する半導体パッケージを回路基板に実装する状態の実施例が図示されている。
図34の如く、半導体パッケイジを実装(半田付けあるいは異方性導電接着材あるいは導電接着剤による導通接続する)するためのFPC(フレキシブル回路基板)がUの字型に折り曲げあるいは湾曲させて、パッケージユニットU1、U2の上下に配設されている
。ここで、FPCには半導体パッケイジと接続するための電極端子及び配線が設けられており、これら電極端子と半導体パッケイジに備えられている端子とを接続する。
二個のパッケージユニットU1、U2における各光半導体素子10、11、12の配置は千鳥配置にしてある。すなわち、図35に示すように、二個のパッケージユニットU1、U2の中央を通る仮想中央線xに対して、R(赤)色の光半導体素子10は、横方向に中二つおいて上と下に配置してあり、G(緑)色の光半導体素子12は下と上に配置してあり、同様にB(青)色の光半導体素子11は下と上に配置してある。
そして、図36に示すように、二個のパッケージユニットU1、U2におけるR(赤)色、B(青)色、G(緑)色の3色の光半導体素子10、11、12をすべて点灯すると、それぞれのパッケージユニットU1、U2からはR,G,B色の光からなる白色光イ、ロが出射される。これらの出射光であるR,G,B色の光からなる白色光イ、ロは導光部材102の光入射面102aからすべて入射し、この導光部材102の光出射面102bと光反射面102cとの間で反射を繰り返し、光出射面102bから出射して照明光ハになる。
そして、図36に示すように、二個のパッケージユニットU1、U2におけるR(赤)色、B(青)色、G(緑)色の3色の光半導体素子10、11、12をすべて点灯すると、それぞれのパッケージユニットU1、U2からはR,G,B色の光からなる白色光イ、ロが出射される。これらの出射光であるR,G,B色の光からなる白色光イ、ロは導光部材102の光入射面102aからすべて入射し、この導光部材102の光出射面102bと光反射面102cとの間で反射を繰り返し、光出射面102bから出射して照明光ハになる。
この場合、光源101を構成する二個のパッケージユニットU1、U2のそれぞれのR(赤)色の光半導体素子10は、二個のパッケージユニットU1、U2の中央を通る仮想中央線に対して横方向に中二つおいて上と下に配置してあり、G(緑)色の光半導体素子12は下と上に配置してあり、同様にB(青)色の光半導体素子11は下と上に配置してあるために、導光部材102の光出射面102b側に赤色の強調された部分が周期的に現れて導光部材102の出射光に赤の縞模様が生じるということはなく、色むらと輝度むらがなくなり、輝度の均一な照明光ハを得ることができる。また、G(緑)色緑の光半導体素子12の輝度が、B(青)色とR(赤)色とのそれぞれの光半導体素子10、11の輝度に比べて弱いにもかかわらず、導光部材102の光出射面102bには白としてのホワイトバランスの崩れがなくなる。しかも、異なる発光色の光半導体素子10、11、12のうちの一つをパッケージ本体1に設けて構成される三個の光半導体パッケージA−9、A−10、A−11を用いているために、半田付け端子が広くすることができて半田付けが容易になる。
次に、上記のように構成された照明装置F−4を用いた表示装置G−4を、図37及び図38を参照して説明する。
この表示装置G−4は液晶表示装置であって、表示側あるいは看視者P側から順に配置した液晶パネル601と照明装置F−4によって構成してある。液晶パネル601は、上記した液晶パネル201と同じ構成であるために、同じ符号を付して説明を省略する。
そして、二個のパッケージユニットU1、U2におけるR(赤)色、B(青)色、G(緑)色の3色の光半導体素子10、11、12をすべて点灯すると、それぞれのパッケージユニットU1、U2からは白色光イ、ロ、ハが出射される。これらの出射光である白色光イ、ロ、ハは導光部材102の光入射面102aからすべて入射し、この導光部材102の光出射面102bと光反射面102cとの間で反射を繰り返し、光出射面102bから出射して照明光ハになり、この照明光ハは偏光板208、液晶層205及び偏光板207を透過して表示側あるいは看視者Pで映像等として視認される。
この表示装置G−4は液晶表示装置であって、表示側あるいは看視者P側から順に配置した液晶パネル601と照明装置F−4によって構成してある。液晶パネル601は、上記した液晶パネル201と同じ構成であるために、同じ符号を付して説明を省略する。
そして、二個のパッケージユニットU1、U2におけるR(赤)色、B(青)色、G(緑)色の3色の光半導体素子10、11、12をすべて点灯すると、それぞれのパッケージユニットU1、U2からは白色光イ、ロ、ハが出射される。これらの出射光である白色光イ、ロ、ハは導光部材102の光入射面102aからすべて入射し、この導光部材102の光出射面102bと光反射面102cとの間で反射を繰り返し、光出射面102bから出射して照明光ハになり、この照明光ハは偏光板208、液晶層205及び偏光板207を透過して表示側あるいは看視者Pで映像等として視認される。
本発明に係る表示装置G−1の場合においては、導光部材102の光出射面102b側に赤色の強調された部分が周期的に現れて導光部材102の出射光に赤の縞模様が生じるということはなく、色むらと輝度むらがなくなり、また、G(緑)色緑の光半導体素子12の輝度が、R(赤)色とB(青)色とのそれぞれの光半導体素子10、11の発光輝度に比べて弱いにもかかわらず、導光部材102の光出射面102bには白としてのホワイトバランスの崩れがなくなることから、映像等に色むらと輝度むらがなくなる。
このように図32から図38において、ピーク光波長特性が異なる光を発光する複数種類の光半導体素子10,11,12をそれぞれ内蔵する複数種類のパッケージA−9,A−10,A−11を光を導光する板状の導光部材102の光入射面102a側に配設した照明装置において、前記導光部材102の入射面102aに対向して配設される複数の前記パッケイジA−9,10,11は前記導光部材102の厚み方向に2段に重ねて配設されたことを特徴とする照明装置である。
また、前記2段に重ねられた上段(図35において、一点鎖線に対して上側に配設されたパッケイジA−9,A−10,A−11)に配設されるパッケイジの数と下段(図35において、一点鎖線に対して下側に配設されたパッケイジA−10,A−11,A−10)に配設されるパッケイジの数(図35では、上段3個で下段3個で同じ数)が同じであることを特徴とする光源装置F−4である。
前記上段に配設されるパッケイジの種類(R,G,B色の光半導体素子のパッケイジである)は、前記下段(B、G、R色の光半導体素子のパッケイジである)に配設されるパッケイジの種類と同じであることを特徴とする光源装置である。
前記照明装置F−4内の前記導光部材102の光出射面102bの上方に表示パネル(例えば、液晶パネル601)を配設したことを特徴とする表示装置G−4である。
また、前記2段に重ねられた上段(図35において、一点鎖線に対して上側に配設されたパッケイジA−9,A−10,A−11)に配設されるパッケイジの数と下段(図35において、一点鎖線に対して下側に配設されたパッケイジA−10,A−11,A−10)に配設されるパッケイジの数(図35では、上段3個で下段3個で同じ数)が同じであることを特徴とする光源装置F−4である。
前記上段に配設されるパッケイジの種類(R,G,B色の光半導体素子のパッケイジである)は、前記下段(B、G、R色の光半導体素子のパッケイジである)に配設されるパッケイジの種類と同じであることを特徴とする光源装置である。
前記照明装置F−4内の前記導光部材102の光出射面102bの上方に表示パネル(例えば、液晶パネル601)を配設したことを特徴とする表示装置G−4である。
ところで、図32,33の如くなる単個のパッケイジが2段重ねて配設されると、これらのパッケイジの電極端子をどのように回路基板に接続するかが検討課題になる。
この課題に対しては、図34に示した如く、フレキシブル回路基板(FPC)上に間隔を空けて2列パッケイジを接続し配置しておき、この光源が実装されたFPCを表示装置あるいは照明装置に組み込むときに、図34の如く湾曲させて組み込めば、上段、下段それぞれに接続する2枚の基板を用いる場合に比べて、製造コストのコストダウンが得られる。
この課題に対しては、図34に示した如く、フレキシブル回路基板(FPC)上に間隔を空けて2列パッケイジを接続し配置しておき、この光源が実装されたFPCを表示装置あるいは照明装置に組み込むときに、図34の如く湾曲させて組み込めば、上段、下段それぞれに接続する2枚の基板を用いる場合に比べて、製造コストのコストダウンが得られる。
次に、本発明の光半導体パッケージの第6の実施の形態と、この光半導体パッケージを用いた照明装置F−5及びこの照明装置F−5を用いた表示装置G−5を、図39乃至図43に基づいて説明する。
本発明に係る光半導体パッケージは、一つのパッケージ本体1に一個の光半導体素子を収容した構成であり、この光半導体パッケージは、光半導体素子に異なる色のものを用いることで、R(赤)色の光半導体素子10を有する光半導体パッケージA−9と、B(青)色の光半導体素子11を有する光半導体パッケージA−10と、G(緑)色の光半導体素子12を有する光半導体パッケージA−11とを用意することができる。
そして、図39に示すように、これらの光半導体パッケージA−9と光半導体パッケージA−10と光半導体パッケージA−11とを横一列に並べて、互いに隣り合うものを接着材500で接着してパッケージユニットU3が構成してある。
本発明に係る光半導体パッケージは、一つのパッケージ本体1に一個の光半導体素子を収容した構成であり、この光半導体パッケージは、光半導体素子に異なる色のものを用いることで、R(赤)色の光半導体素子10を有する光半導体パッケージA−9と、B(青)色の光半導体素子11を有する光半導体パッケージA−10と、G(緑)色の光半導体素子12を有する光半導体パッケージA−11とを用意することができる。
そして、図39に示すように、これらの光半導体パッケージA−9と光半導体パッケージA−10と光半導体パッケージA−11とを横一列に並べて、互いに隣り合うものを接着材500で接着してパッケージユニットU3が構成してある。
次に、上記のように構成されたパッケージユニットU3を二個用いた本発明に係る照明装置F−5を、図40及び図41を参照して説明する。
本発明に係る照明装置F−5の光源101は、上記したパッケージユニットU3を二個横一列に並べて構成してあって、導光部材102の光入射面102aに対向させて配置してある。
そして、図41に示すように、二個のパッケージユニットU3におけるR(赤)色、B(青)色、G(緑)色の3色の光半導体素子10、11、12をすべて点灯すると、それぞれのパッケージユニットU3からはR,G,B色の光からなる白色光イ、ロが出射される。これらの出射光であるR,G,B色の光からなる白色光イ、ロは導光部材102の入射面102aからすべて入射し、この導光部材102の光出射面102bと光反射面102cとの間で反射を繰り返し、光出射面102bから出射して照明光ハになる。
本発明に係る照明装置F−5の光源101は、上記したパッケージユニットU3を二個横一列に並べて構成してあって、導光部材102の光入射面102aに対向させて配置してある。
そして、図41に示すように、二個のパッケージユニットU3におけるR(赤)色、B(青)色、G(緑)色の3色の光半導体素子10、11、12をすべて点灯すると、それぞれのパッケージユニットU3からはR,G,B色の光からなる白色光イ、ロが出射される。これらの出射光であるR,G,B色の光からなる白色光イ、ロは導光部材102の入射面102aからすべて入射し、この導光部材102の光出射面102bと光反射面102cとの間で反射を繰り返し、光出射面102bから出射して照明光ハになる。
この場合、光源101は、二個のパッケージユニットU3を横一列に並べて構成してあるために、導光部材102の光出射面102b側に赤色の強調された部分が周期的に現れて導光部材102の出射光に赤の縞模様が生じるということはなく、色むらと輝度むらがなくなり、輝度の均一な照明光ハを得ることができる。また、G(緑)色緑の光半導体素子12の輝度が、R(赤)色とB(青)色とのそれぞれの光半導体素子10、11の輝度に比べて弱いにもかかわらず、導光部材102の光出射面102bには白としてのホワイトバランスの崩れがなくなる。
次に、上記のように構成された照明装置F−5を用いた表示装置を、図42及び図43を参照して説明する。
この表示装置G−5は液晶表示装置であって、表示側あるいは看視者P側から順に配置した液晶パネル701と照明装置F−5によって構成してある。液晶パネル701は、上記した液晶パネル201と同じ構成であるために、同じ符号を付して説明を省略する。
そして、照明装置F−5を構成する二個のパッケージユニットU3におけるR(赤)色、B(青)色、G(緑)色3色の光半導体素子10、11、12をすべて点灯すると、それぞれのパッケージユニットU3からはR,G,B色の光からなる白色光イ、ロが出射される。これらの出射光であるR,G,B色の光からなる白色光イ、ロは導光部材102の入射面102aからすべて入射し、この導光部材102の光出射面102bと光反射面102cとの間で反射を繰り返し、光出射面102bから出射して照明光ハになり、この照明光ハは偏光板208、液晶層205及び偏光板207を透過して表示側あるいは看視者Pで映像等として視認される。
この表示装置G−5は液晶表示装置であって、表示側あるいは看視者P側から順に配置した液晶パネル701と照明装置F−5によって構成してある。液晶パネル701は、上記した液晶パネル201と同じ構成であるために、同じ符号を付して説明を省略する。
そして、照明装置F−5を構成する二個のパッケージユニットU3におけるR(赤)色、B(青)色、G(緑)色3色の光半導体素子10、11、12をすべて点灯すると、それぞれのパッケージユニットU3からはR,G,B色の光からなる白色光イ、ロが出射される。これらの出射光であるR,G,B色の光からなる白色光イ、ロは導光部材102の入射面102aからすべて入射し、この導光部材102の光出射面102bと光反射面102cとの間で反射を繰り返し、光出射面102bから出射して照明光ハになり、この照明光ハは偏光板208、液晶層205及び偏光板207を透過して表示側あるいは看視者Pで映像等として視認される。
この場合、光源101は、二個のパッケージユニットU3を横一列に並べて構成してあるために、導光部材102の光出射面102b側に赤色の強調された部分が周期的に現れて導光部材102の出射光に赤の縞模様が生じるということはなく、色むらと輝度むらがなくなり、また、G(緑)色緑の光半導体素子12の輝度が、B(青)色とR(赤)色とのそれぞれの光半導体素子10、11の輝度に比べて弱いにもかかわらず、導光部材102の光出射面102bには白としてのホワイトバランスの崩れがなくなることから、映像等に色むらと輝度むらがなくなる。
本発明に係る表示装置によれば、導光部材の出射面側に輝度の高い色の強調された部分が周期的に現れて導光部材の出射光にR(赤)色の縞模様が生じるということはなく、色むらのない均一な出射光を得て、色むらのない均一な画像等を得ることができるという効果を有し、光液晶表示装置等の表示装置に有用である。
1 パッケージ本体
10 R(赤)色の光半導体素子
11 B(青)色の光半導体素子
12 G(緑)色の光半導体素子
101 光源
102 導光部材
102a 光入射面
102b 光出射面
102c 反射面
201〜701 液晶パネル
A 光半導体パッケージ
A−1〜A−11 光半導体パッケージ
F 照明装置
F−1〜F−5 照明装置
G 表示装置
G−1〜G−5 表示装置
10 R(赤)色の光半導体素子
11 B(青)色の光半導体素子
12 G(緑)色の光半導体素子
101 光源
102 導光部材
102a 光入射面
102b 光出射面
102c 反射面
201〜701 液晶パネル
A 光半導体パッケージ
A−1〜A−11 光半導体パッケージ
F 照明装置
F−1〜F−5 照明装置
G 表示装置
G−1〜G−5 表示装置
Claims (17)
- それぞれがピーク波長特性の異なる光を放射する3つの発光素子を光放射方向から見て三角形状に配置し、その三角形状の頂点を上方にして収納したパッケイジを複数有する照明装置において、
前記複数のパッケイジをその光放射方向を揃えて配置すると共に隣接する少なくとも2つの前記パッケイジは、互いに上下が逆に配置されていることを特徴とする照明装置。 - 前記ピーク波長特性の異なる光が、少なくとも赤色光、緑色光、青色光よりなることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記パッケイジには、前記赤色光、緑色光、青色光に加えて白色光の発光素子が内蔵され、前記赤色光、緑色光、青色光で前記光出射方向から見て三角配置なしこの三角配置の外側に白色光を配置した事を特徴とする請求項2に記載の照明装置。
- 前記パッケイジには、前記赤色光、緑色光、青色光に加えて前記3色光の中でもっとも弱い光を出射する発光素子が追加されて内蔵されており、前記赤色光、緑色光、青色光の3つで前記光出射方向から見て三角配置をなすとともにこの三角配置の外側に前記追加された発光素子が配置された事を特徴とする請求項2に記載の照明装置。
- ピーク光波長特性が異なる光を発光する3種類の光半導体素子を内蔵し前記3種類の光が出射する光出射領域を三角配置した光出射面を有する光半導体パッケイジの前記光出射面を、光りが主に側方から入射し主に上方あるいは下方に出射し導光する導光部材の入射面に対向させて配設した照明装置において、
複数の前記光半導体パッケイジを前記光出射面が一方向に向かうようにして隣り合わせに配設すると共に隣り合う前記光出射面の光出射領域が前記三角配置と前記三角配置を上下逆にした逆三角配置との配置関係をなすことを特徴とする照明装置。 - 前記ピーク光波長特性の異なる光が、少なくとも赤色光、緑色光、青色光よりなることを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
- 前記光半導体パッケイジには、前記赤色光、緑色光、青色光に加えて白色光の光半導体素子が内蔵され、前記赤色光、緑色光、青色光の前記光出射領域で三角配置なしこの三角配置の外側に白色光を配置した前記光出射面を有する事を特徴とする請求項6に記載の照明装置。
- 光半導体パッケイジには前記赤色光、緑色光、青色光に加えて前記3色光の中でもっとも弱い光を出射する光半導体素子が追加されて内蔵されており、前記赤色光、緑色光、青色光の光出射領域を三角配置するとともにこの三角配置の外側に前記追加された光半導体素子の光出射領域が設けられた事を特徴とする請求項6に記載の照明装置。
- ピーク光波長特性の光を発光する光半導体素子のピーク波長を異ならせた複数種類の光半導体素子を複数個内蔵しこれら光半導体素子の発光光を光出射領域を有する光出射面を少なくとも備える光半導体パッケージを用いた光源装置において、
前記光出射面を第1と第2の部分に区分し前記第1の部分と前記第2の部分とで前記発光光の出射する光出射領域の数を異ならせた前記光半導体パッケージを複数パッケイジ前記光出光面を1方向を向けて隣り合わせて配設し、且つ隣り合う前記半導体光パッケイジは第1の部分に対しては第2の部分が隣り合い上側区分領域を構成し第2の部分に対しては第1の部分が隣り合い下側区分領域を構成するように配設したことを特徴とする光源装置。 - 前記上側区分と前記下側区分との光出射領域の総数が、同じであることを特徴とする請求項9に記載の光源装置。
- 前記上側区分から出射される前記複数種類の光半導体素子の光は、前記下側区分から出射される前記複数種類の光半導体素子の複数種類の光と同じ光の種類でであり同じ数の光よりなることを特徴とする請求項10に記載の光源装置。
- 前記請求項9または10または11に記載された光源装置の前記光出射面に対向して主に側方から入射する光を導光し上方あるいは下方に出射するする導光部材の入射面に配設したことを特徴とする照明装置。
- 前記請求項5または6または7または8または12に記載された照明装置内の前記導光部材の光出射面の外側に表示パネルを配設したことを特徴とする表示装置。
- ピーク光波長特性が異なる光を発光する複数種類の光半導体素子をそれぞれ内蔵する複数種類のパッケージを光入射面と光出射面とをする導光部材の光入射面側に配設した照明装置において、
前記導光部材の入射面に対向して配設される複数の前記パッケイジは前記導光部材の厚み方向に2段に重ねて配設されたことを特徴とする照明装置。 - 前記2段に重ねられた上段に配設される前記パッケイジの数と下段に配設される前記パッケイジの数が同じであることを特徴とする請求項14に記載の照明装置。
- 前記上段に配設される前記パッケイジの種類は、前記下段から出射される前記パッケイジの種類と同じであることを特徴とする請求項15に記載の照明装置。
- 前記請求項14または15または16に記載された照明装置内の前記導光部材の光出射面の上方に表示パネルを配設したことを特徴とする表示装置。
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2004
- 2004-11-30 JP JP2004345058A patent/JP2006156130A/ja active Pending
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