JP2006155950A - 差込接続器 - Google Patents

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健 小浦
Masuo Kitamura
満寿雄 北村
Atsushi Kawai
淳 河合
Hidekazu Nomura
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Abstract

【課題】 防水性を向上することができる差込接続器を提供する。
【解決手段】 栓刃挿入穴2aが設けられたハウジング1と、ハウジング1に収納され、栓刃挿入穴2aを閉塞する閉位置と栓刃挿入穴2aを開放する開位置との間で可動な扉体4とを備える。扉体4は、閉位置において一部が栓刃挿入穴2aに嵌入される。扉体4が栓刃挿入穴2aに嵌入されない場合に比べ、水が栓刃挿入穴2aを通過しにくくなるから、防水性を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンセントやテーブルタップのような差込接続器に関するものである。
従来から、電源プラグの栓刃が挿入される栓刃挿入穴が設けられたハウジングを有するコンセントやテーブルタップのような差込接続器において、栓刃挿入穴を通じたハウジング内への塵埃等の異物の進入を阻止するために、栓刃挿入穴に栓刃が挿入されていないときに栓刃挿入穴を閉塞する扉体を備えるものが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
この種の差込接続器において、扉体は、ハウジング内で、栓刃挿入穴の後側と栓刃挿入穴の後側からずれた位置との間で栓刃挿入穴の開口面に沿ってスライドすることにより、栓刃挿入穴を開閉していた。
特開2004−253312号公報
ここで、台所や洗面所、あるいは熱帯魚飼育用の水槽の周囲などのように水を使用する場所でも、ミキサーやひげ剃りやポンプなど電気機器は用いられるため、差込接続器は必要とされる。
しかし、上記従来構成においては、扉体が栓刃挿入穴の後側に位置することによって栓刃挿入穴を閉塞していたので、扉体が閉じた状態でもハウジング内面と扉体との間に隙間が空きやすく、この隙間から水が浸入する可能性があった。つまり、従来の扉体は、塵埃の進入防止には有効でも水の浸入防止には有効ではなかった。そこで、上記従来の扉体を備えた差込接続器よりも防水性を向上した差込接続器が望まれていた。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、防水性を向上することができる差込接続器を提供することにある。
請求項1の発明は、栓刃挿入穴が設けられたハウジングと、ハウジングに収納され、栓刃挿入穴を閉塞する閉位置と栓刃挿入穴を開放する開位置との間で可動であって、栓刃挿入穴に挿入された栓刃によって押圧されて開位置に移動する扉体と、栓刃挿入穴に栓刃が挿入されていないときに扉体を閉位置に復帰させる復帰手段とを備え、扉体は閉位置において少なくとも一部が栓刃挿入穴に嵌入されることを特徴とする。
この発明によれば、扉体が栓刃挿入穴に嵌入されない場合に比べ、水が栓刃挿入穴を通過しにくくなるから、防水性を向上することができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、扉体は閉位置において栓刃挿入穴の開口面に至るまで嵌入されることを特徴とする。
この発明によれば、扉体を栓刃挿入穴の開口に至らない程度までしか嵌入しない場合に比べ、より防水性を向上することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、扉体はスライドして栓刃挿入穴を開閉するものであり、栓刃による扉体への押圧力を扉体を閉位置から開位置へ移動させる力に変換する開用傾斜面を扉体とハウジングとの少なくとも一方に有し、復帰手段は、開位置から閉位置に近付ける方向へ扉体を付勢するばねからなることを特徴とする。
この発明によれば、栓刃挿入穴の深さ方向のばね力を傾斜面によって変換して扉体の復帰力に用いる場合に比べ、扉体の復帰力としてばね力を有効に利用することができるから、比較的にばね力の低いばねを用いることができ、設計の自由度が向上する。
請求項4の発明は、請求項1又は2の発明において、扉体はスライドして栓刃挿入穴を開閉するものであり、栓刃による扉体への押圧力を扉体を閉位置から開位置へ移動させる力に変換する開用傾斜面を扉体とハウジングとの少なくとも一方に有し、復帰手段は、扉体を栓刃挿入穴の深さ方向であって栓刃挿入穴に近付ける方向へ付勢するばねと、扉体とハウジングとの少なくとも一方に設けらればねのばね力を扉体を開位置から閉位置へ復帰させる復帰力に変換する閉用傾斜面とからなることを特徴とする。
この発明によれば、請求項3の発明に比べ、ばねのばね力によって扉体が栓刃挿入穴に嵌入されやすい。
請求項5の発明は、請求項3又は4の発明において、ばねとハウジングとを合成樹脂成形品として一体に形成したことを特徴とする。
この発明によれば、ばねを別体の部品で構成する場合に比べ、部品点数が減少するから、製造コストを低減することができる。
請求項6の発明は、請求項5の発明において、ばねを、ハウジングのスライド方向に交叉する方向に並べて2個設けたことを特徴とする。
本発明は、栓刃挿入穴を閉塞する閉位置と栓刃挿入穴を開放する開位置との間で可動な扉体が、閉位置において少なくとも一部が栓刃挿入穴に嵌入されるので、扉体が栓刃挿入穴に嵌入されない場合に比べ、水が栓刃挿入穴を通過しにくくなるから、防水性を向上することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下ではテーブルタップを例に挙げて説明するが、本発明は例えば埋込型のコンセントなど他の差込接続器にも適用可能である。
(実施形態1)
本実施形態は、図2及び図3に示すように、それぞれプラグPLの栓刃PL1が挿入される複数の栓刃挿入穴2aが設けられたハウジング1と、ハウジング1からブッシングB1を通じて引き出されたコードCと、ブッシングB2を通じてコードCに接続され栓刃P1を有するプラグPとを備える。また、ハウジング1には、栓刃挿入穴2aに栓刃PL1が挿入されていないときに図1(a)及び図4に示すように栓刃挿入穴2aを閉塞する扉体4が収納されている。
詳しく説明すると、ハウジング1は、図4に示すように、栓刃挿入穴2aが設けられた内郭2と、栓刃挿入穴2aを露出させる形で内郭2を覆う外郭3とからなる。
内郭2は、後述する刃受ばね6などの導電部を収納するボディ22と、それぞれ1組の栓刃挿入穴2aが設けられボディ22に結合する3個のカバー21とからなる。各カバー21は、それぞれ図5(a)に示すように一面(以下、「前面」と呼ぶ。)に栓刃挿入穴2aが設けられ後面が開放された直方体形状に形成されている。各栓刃挿入穴2aは、それぞれカバー21の前面に設けられた角錐台形状の凹部2bの底面に貫設されており、栓刃挿入穴2aに栓刃PL1を挿入する際には、凹部2bの内面によって栓刃PL1が栓刃挿入穴2aに向けてガイドされるようになっている。各カバ−21とボディ22とは、例えばカバー21の後面の短手方向の両端部に突設された嵌合凸部21aがボディ22に設けられた嵌合凹部(図示せず)に嵌合することにより結合し、ここにおいてカバー21の後側の開口はボディ22によって閉塞される。ボディ22において栓刃挿入穴2aに臨む各部位にはそれぞれ凹部22aが設けられており、各凹部22aにはそれぞれ栓刃挿入穴2aに挿入された栓刃PL1に接触導通する刃受ばね6が収納されている。各刃受ばね6は、それぞれコードCを介してプラグPの対応する側の栓刃P1に電気的に接続されている。
外郭3は、外カバー31と外ボディ32とからなる。外カバー31は、長手方向に沿った一面が開放された直方体形状に形成されている。外カバー31において開放された面の反対面には、それぞれカバー21の前面を露出させる矩形状の貫通穴31aが、長手方向に並べて2個設けられている。外ボディ32は、長手方向に沿った一面が開放された直方体形状に形成され、開放された面同士を突き合わせる形で内郭2を挟んで例えば嵌合によって外カバー31に結合する。図2に示すように、外カバー31と外ボディ32との長手方向の一端にはそれぞれ切り欠き31b,32aが設けられており、外カバー31と外ボディ32とが結合した状態では切り欠き31b,32aの間に形成された貫通穴から1組の栓刃挿入穴2aが露出するようになっている。また、外カバー31と外ボディ32との長手方向の他端には、コードCが引き出される貫通穴を構成する切り欠き(図示せず)が設けられている。ここで、カバー21において栓刃挿入穴2aの周囲の矩形状の範囲は前方へ突出させてあり、内郭2を外郭3で覆った状態では、外カバー31において貫通穴31aが設けられた面とカバー21において栓刃挿入穴2aが設けられた面とは面一となるようにしてある。
以下、本実施形態の要部である扉体4周辺の構造について説明する。以下の説明では、左右方向は図1(a)を基準とし、図1(a)の上下方向を前後方向と呼ぶ。
扉体4は、図5(a)に示すように、長方形平板状であって2個の貫通穴41a,41bが中桟41cを挟んで長手方向に並べて設けられた本体部41と、本体部41の長手方向の両端部からそれぞれ本体部41の厚さ方向であって互いに同じ方向へ突設された凸部42とを備える。
そして、扉体4は、図1(a)及び図4に示すように凸部42が栓刃挿入穴2aに嵌入されて栓刃挿入穴2aを閉塞する閉位置と、図1(b)に示すように本体部41の左端部が左側の栓刃挿入穴2aよりも右側に位置しかつ右側の栓刃挿入穴2aの後側に右側の貫通穴41bが位置することにより栓刃挿入穴2aを開放する開位置との間で、カバー21の内面にガイドされて左右にスライド可能となっている。
また、カバー21の右側の内面には、扉体4を左方へ付勢するばね5が取り付けられている。ばね5は例えば金属板に曲げ加工が施されてなり、図5(a)に示すように平板状の本体部51と、本体部51の両端からそれぞれ本体部51の厚さ方向であって互いに同じ方向に突設された2個の押圧部52とからなる。各押圧部52は、互いの先端を近づける方向にそれぞれ傾斜しており、それぞれ本体部51の厚さ方向のばね性を有する。ばね5は、各押圧部52をそれぞれ左方へ突出させる向きで、例えばカバー21の右側の内面に設けられた凹部(図示せず)に本体部51が嵌め込まれることによってカバー21に保持される。ここにおいて、各押圧部52の先端はそれぞれ扉体4の右端面に弾接し、扉体4を左方すなわち開位置から閉位置へ向かう方向へ付勢する。
さらに、ボディ22の前面において、扉体4の中桟41cの後側に位置する部位には、凸部22bが前方へ突設されている。凸部22bの前面は、左端に近付くほど前方への突出寸法を大きくする方向に傾斜させてある。さらに、扉体4の中桟41cの後面は、図5(b)に示すように左端に近付くほど厚さ寸法を小さくする方向に傾斜させてある。
そして、図1(a)に示すように、栓刃挿入穴2aに栓刃PL1が挿入されていないときは、中桟41cの後面が凸部22bの前面に当接することにより、ばね5の左向きのばね力が前向きに変換され、扉体4は凸部42の前端が栓刃挿入穴2aの前側の開口面に至るまで栓刃挿入穴2aに嵌入された閉位置に保持されている。
栓刃挿入穴2aに栓刃PL1が挿入されると、栓刃PL1から後向きの力を受けて扉体4は後方へ移動し、ボディ22の凸部22bは扉体4の左側の貫通穴41bに進入する。このとき、中桟41cの後面が凸部22bの前面上を摺動することにより、扉体4はばね5のばね力に抗して右方へも移動する。つまり、扉体4が栓刃PL1から受ける後ろ向きの力が右斜め後向きに変換されているのであって、中桟41cの後面と凸部22bの前面とがそれぞれ開用傾斜面である。そして、図1(b)に示すように扉体4が開位置に至ると、先に述べたように扉体4の左端部が左側の栓刃挿入穴2aよりも右側に位置するとともに右側の貫通穴41aが右側の栓刃挿入穴2aの後方に位置することにより、両栓刃挿入穴2aがそれぞれ開放され、各栓刃PL1をそれぞれ刃受ばね6に接触導通させることができるようになる。
そして、栓刃挿入穴2aから栓刃PL1が抜かれると、ばね5の左向きのばね力を受けて扉体4が左方へ移動する。このとき、中桟41cの後面が凸部22bの前面上を摺動することにより、扉体4が前方へも移動して凸部42が栓刃挿入穴2aの前側の開口面に至るまで嵌入され、扉体4は閉位置に復帰する。
上記構成によれば、閉位置において扉体4の凸部42が栓刃挿入穴2aに嵌入されることにより、扉体4に凸部42を設けない場合に比べて栓刃挿入穴2aからハウジング1内に水が浸入しにくくなるから、防水性が向上する。したがって、台所や洗面所や水槽の周囲などのような水を使用する場所での使用に適する。また、扉体4の凸部42が閉位置において栓刃挿入穴2aの前側の開口に至るまで嵌入されるので、扉体4の凸部42が栓刃挿入穴2aの前側の開口に至らない程度までしか嵌入されない場合に比べ、より防水性を向上することができる。
また、1個の扉体4で2個の栓刃挿入穴2aを開閉するので、各栓刃挿入穴2aにそれぞれ扉体4を設ける場合に比べて部品点数が減少している。さらに、ばね5の力を傾斜面によって斜め方向の力に変換して用いているので、扉体4の左右へのスライドと前後への移動とにそれぞれ個別のばねを用いる場合に比べ、部品点数が減少している。また、カバー21の内面によって扉体4をガイドしているので、扉体4をガイドするための部品を別途用意する場合に比べて部品点数が減少している。
なお、ばね5をハウジング1に合成樹脂成形品として一体化してもよい。例えば、図6(a)(b)に示すように、カバー21の右側の内面からカバー21の短手方向(図6(a)の上下方向)に並べて2個左方へ突設され互いに近付く方向へ曲がったL字形状であって先部が左右に弾性を有するばね部21bをカバー21に設け、ばね5に代えてばね部21bのばね力によって扉体4を左方へ付勢するようにする。この構成を採用すれば、部品点数が減少することにより、製造コストを低減することができる。また、ばね部21bを、扉体4のスライド方向(図6(a)の左右方向)に交叉する方向(図6(a)の上下方向)に並べて2個設けているので、ばね部21bを1個のみ設ける場合に比べて扉体4ががたつきにくい。
(実施形態2)
本実施形態の基本構成は実施形態1と共通であるので、共通する部分については同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、図7(a)に示すように、扉体4を左方へ付勢するばね5に代えて、扉体4を前方へ付勢するばね7を備える。ばね7は、例えば図7(b)に示すようにU字形状の板ばねからなり、ボディ22の前面に設けられた嵌合穴(図示せず)に両端部が嵌合することによってボディ22に取り付けられ、中央部が扉体4の中桟41cの後面に弾接することにより扉体4を前方へ付勢する。
また、カバー21の後面において栓刃挿入穴2aに挟まれた位置には凸部21cが後方へ突設され、この凸部21cの後面は、右端に近付くほど後方への突出寸法を大きくするように傾斜させてある。さらに、扉体4の中桟41cの前面の右端部は、右端に近付くほど厚さ寸法を小さくするように傾斜させてある。
以下、本実施形態の動作を説明する。
栓刃挿入穴2aに栓刃PL1が挿入されていないときには、図8(a)に示すように扉体4はばね7の前向きのばね力を受け、凸部42が栓刃挿入穴2aに前側の開口に至るまで嵌入される閉位置に位置する。
栓刃挿入穴2aに栓刃PL1が挿入されると、扉体4は栓刃PL1から後向きの押力を受け、ばね7のばね力に抗して後方へ移動し、ボディ22の凸部22bは扉体4の左側の貫通穴41bに進入する。このとき、中桟41cの後面が凸部22bの前面上を摺動することにより、扉体4は右方へも移動する。つまり、扉体4が栓刃PL1から受ける後ろ向きの力が右斜め後向きに変換されているのであって、中桟41cの後面と凸部22bの前面とがそれぞれ開用傾斜面である。そして、図8(b)に示すように扉体4が開位置に至ると、扉体4の左端部が左側の栓刃挿入穴2aよりも右側に位置するとともに右側の貫通穴41aが右側の栓刃挿入穴2aの後方に位置することにより、両栓刃挿入穴2aがそれぞれ開放され、各栓刃PL1をそれぞれ刃受ばね6に接触導通させることができるようになる。
そして、栓刃挿入穴2aから栓刃PL1が抜かれると、ばね7の前向きのばね力を受けて扉体4が前方へ移動する。このとき、中桟41cの前面がカバー21の凸部21cの後面上を摺動することにより、扉体4が左方へも移動して凸部42が栓刃挿入穴2aに嵌入され、扉体4は閉位置に復帰する。つまり、ばね7の前向きのばね力が扉体4を閉位置に復帰させる復帰力に変換されているのであって、扉体4の中桟41cの前面とカバー21の凸部21cの後面とがそれぞれ閉用傾斜面である。
上記構成によれば、ばね7のばね力が前向きすなわち栓刃挿入穴2aの深さ方向であって栓刃挿入穴2aに近付ける向きであることにより、実施形態1に比べて扉体4の凸部42を栓刃挿入穴2aに深く嵌入させやすくなり、さらに防水性を向上することができる。また、扉体4とばね7とを前後に並べて配置しているから、実施形態1のように扉体4とばね5とをカバー21の前面に沿った方向に並べて配置する場合に比べて、前方から見たカバー21の寸法を小さくし、ハウジング1全体を小型化することができる。
なお、本実施形態においても、実施形態1と同様に、ばね7をハウジング1に合成樹脂成形品として一体化してもよい。例えば、薄肉に形成されて前後に弾性を有するばね部(図示せず)をボディ22において扉体4の後側に設ける。
本発明の実施形態1を示す断面図であり、(a)は扉体が閉位置にある状態を示し、(b)は扉体が開位置にある状態を示す。 同上を示す斜視図である。 同上の全体像を示す斜視図である。 同上を示す一部破断した斜視図である。 同上を示す図であり、(a)は要部を示す分解斜視図、(b)は扉体を示す一部破断した斜視図である。 同上の別の形態におけるカバーを示す図であり、(a)は斜視図、(b)は一部破断した斜視図である。 本発明の実施形態2を示す図であり、(a)は一部破断した斜視図、(b)は要部を示す分解斜視図である。 同上を示す断面図であり、(a)は扉体が閉位置にある状態を示し、(b)は扉体が開位置にある状態を示す。
符号の説明
1 ハウジング
2a 栓刃挿入穴
4 扉体
5,7 ばね
21b ばね部
PL1 栓刃

Claims (6)

  1. 栓刃挿入穴が設けられたハウジングと、ハウジングに収納され、栓刃挿入穴を閉塞する閉位置と栓刃挿入穴を開放する開位置との間で可動であって、栓刃挿入穴に挿入された栓刃によって押圧されて開位置に移動する扉体と、栓刃挿入穴に栓刃が挿入されていないときに扉体を閉位置に復帰させる復帰手段とを備え、扉体は閉位置において少なくとも一部が栓刃挿入穴に嵌入されることを特徴とする差込接続器。
  2. 扉体は閉位置において栓刃挿入穴の開口面に至るまで嵌入されることを特徴とする請求項1記載の差込接続器。
  3. 扉体はスライドして栓刃挿入穴を開閉するものであり、栓刃による扉体への押圧力を扉体を閉位置から開位置へ移動させる力に変換する開用傾斜面を扉体とハウジングとの少なくとも一方に有し、復帰手段は、開位置から閉位置に近付ける方向へ扉体を付勢するばねからなることを特徴とする請求項1又は2記載の差込接続器。
  4. 扉体はスライドして栓刃挿入穴を開閉するものであり、栓刃による扉体への押圧力を扉体を閉位置から開位置へ移動させる力に変換する開用傾斜面を扉体とハウジングとの少なくとも一方に有し、復帰手段は、扉体を栓刃挿入穴の深さ方向であって栓刃挿入穴に近付ける方向へ付勢するばねと、扉体とハウジングとの少なくとも一方に設けらればねのばね力を扉体を開位置から閉位置へ復帰させる復帰力に変換する閉用傾斜面とからなることを特徴とする請求項1又は2記載の差込接続器。
  5. ばねとハウジングとを合成樹脂成形品として一体に形成したことを特徴とする請求項3又は4記載の差込接続器。
  6. ばねを、ハウジングのスライド方向に交叉する方向に並べて2個設けたことを特徴とする請求項5記載の差込接続器。
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JP3172236U (ja) * 2011-09-28 2011-12-08 株式会社ノア 家具用電源コンセント

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