JP2006155413A - 情報提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の携帯電話機の電子メールアドレスに地図情報を送信して利用者を誘導するとともに各種情報を提供することができるようにする。
【解決手段】利用者が保安検査場等を通過するとそこに設けられている読取装置500−1によって利用者が所持するチケットのIC半券602から個人IDが読み取られ、管理サーバ300にLAN等を介して送信される。管理サーバ300は、顧客情報、地図情報、および利用者に提供すべき各種情報を保持し、その個人IDに対応する顧客情報を検索し、検索した顧客情報に含まれる携帯電話機200の電子メールアドレス宛に、利用者を誘導するための地図情報や各種情報を送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は情報提供システムに関し、特に、電子メールにより情報を提供する情報提供システムに関する。
航空会社等では、航空券をインターネットで予約し購入することができるいわゆるチケットレスサービスのシステムが浸透してきている。しかしながら、搭乗の際には、ボーディングパス(航空券、チケット)が発券され、搭乗の際にその一部である半券のみが乗客の手元に残る。搭乗の際に乗務員から行き先や便名等がチェックされ、乗客は手元に残った半券を用いて座席番号の確認のみを行っている。
また、近年、交通機関などでIC(Integrated Circuit)チップが内蔵されたICカードを利用したシステムが知られている。
例えば、特許文献1にはICチップを埋め込んだICカード乗車券のICチップに予め所定の電子メールアドレスを記憶させておき、乗客が電車の改札の入退場ゲートを通過したとき、ICカード乗車券のICチップに記憶されている電子メールアドレスを読み取り、その電子メールアドレス宛に、乗客が改札の入退場ゲートを通過した時刻や駅名等の通過位置を通知するシステムが開示されている。
特開平11−16011号公報
しかしながら、背景技術では、ICカード乗車券を用いて電車の改札口の入退場ゲートを通過した時刻や通過位置等を所定の電子メールアドレスに通知することはできるが、ICカード乗車券の所持者以外に情報を送信するだけであるため、ICカード乗車券の所持者が情報を活用することができないという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、飛行場や駅等において、乗客が活用できる場所に関する様々な情報を取得できるようにするものである。
請求項1に記載の情報提供システムは、イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、交通情報を記憶する交通情報記憶手段と、顧客情報を記憶する顧客情報記憶手段と、 利用者が所持するチケットに埋め込まれたICチップに記録されている個人IDを読み取る個人ID読取手段と、個人IDに対応する顧客情報を顧客情報記憶手段から検索する顧客情報検索手段と、個人IDを読み取った個人ID読取手段の設置場所に基づいて、利用者の現在位置を特定する特定手段と、特定手段によって特定された現在位置に対応するイベント情報または交通情報のうちの少なくともいずれか1つを送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
また、地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、現在位置と、個人IDに対応する顧客情報に基づいて判断された次に向かうべき場所とを含む地図情報を地図情報記憶手段から読み取る地図情報読取手段と、現在位置から次に向かうべき場所までの経路を示す経路情報を生成し、地図情報に付加する経路情報付加手段と、顧客情報に含まれる個人IDに対応する利用者の携帯電話機の電子メールアドレス宛に、経路情報が付加された地図情報を含む電子メールを送信する地図情報送信手段とをさらに備えるようにすることができる。
また、個人ID読取手段は、空港の各ゲートに設けられ、利用者が各ゲートを通過する毎に利用者が所持するチケットに埋め込まれたICチップに記録されている個人IDを読み取り、地図情報送信手段は、個人IDに対応する利用者の電子メールアドレス宛に、利用者を空港内において現在位置から次に向かうべき場所に案内する地図情報を含む電子メールを送信することができる
本発明の情報提供システムによれば、利用者の現在位置に応じて利用者が活用可能な場所に関する様々な情報を提供することができる。
また、利用者の現在位置と顧客情報とに基づいて次に向かうべき場所までの経路を示す経路情報を含む地図情報を提供するようにすれば、利用者は迷うことなく次に向かうべき場所まで移動することができる。
また、空港内において利用者を現在位置から次に向かうべき場所に案内する地図情報を提供するようにすれば、利用者は空港内において迷うことなく次に向かうべき場所に移動することができる。
図1は、本発明の実施の形態における情報提供システムの構成例を示している。同図に示すように、本実施の形態は、利用者本人の家族等のパーソナルコンピュータ(PC)100と、利用者本人の携帯電話機200、および、家族の携帯電話機210と、管理サーバ300と、空港のチェックインカウンタ(受付カウンタ)等に設けられた受付装置400と、搭乗券(チケット)600(図3)をミシン目603(図3)で切り離した残りのICチップ614(図3)が埋め込まれたIC半券602(図3)と、IC半券602に記録された各種データを読み取る読取装置500−1と、読取装置500−2とから構成されている。以下では、読取装置500−1,500−2を区別する必要がない場合、適宜、単に読取装置500と記載する。
パーソナルコンピュータ100と管理サーバ300とはインターネット等のネットワークにより接続可能とされている。また、携帯電話機200および携帯電話機210と管理サーバ300とはインターネット等によって接続が可能とされている。また、受付装置400および読取装置500−1,500−2はそれぞれ管理サーバ300とLAN(Local Area Network)等によって接続されている。
読取装置500−1は、例えば、空港において手荷物検査を行う所定の場所の保安検査場Aに設置され、利用者が所持するIC半券602に埋め込まれたICチップ614に記憶されている個人IDを読み取り、管理サーバ300に送信するようになっている。この個人IDは、後述する受付装置400によってチケット600の発券時にICチップ614に記録されたものである。
また、読取装置500−2は、空港の搭乗口に設置され、IC半券602に埋め込まれたICチップ614に記憶されている個人IDを読み取り、管理サーバ300に送信するようになっている。
受付装置400は、空港において搭乗手続を行う受付カウンタに設置され、利用者に対してチケット600を発券するようになっている。例えば、このチケット600の半券601には便名、行き先、搭乗口等の必要事項が印字され、IC半券602には座席番号等が印字されるとともに、個人IDがIC半券602のICチップ614に記録されている。
パーソナルコンピュータ100は、インターネット等を介して管理サーバ300に接続し、管理サーバ300が提供するホームページ上でチケット600の予約を行うことができるようになっている。チケット600を予約すると、管理サーバ300より予約番号である個人IDがインターネット等を介してパーソナルコンピュータ100に提供される。
携帯電話機200は、インターネットを介して管理サーバ300から配信された後述するイベント情報および交通情報および地図情報を受信し、画面に表示することができるようになっている。
図2は、図1の管理サーバ300の詳細な構成例を示すブロック図である。同図に示すように、管理サーバ300は、LAN等を介して接続された読取装置500および受付装置400との間で各種情報の送受信を行う送受信部301と、携帯電話機200および携帯電話機210との間でインターネットにより各種データの送受信を行う送受信部302とを有している。
また、管理サーバ300は、イベント情報を記憶するイベント情報記憶部304と、交通情報を記憶する交通情報記憶部305と、顧客情報を記憶する顧客情報記憶部306と、地図情報を記憶する地図情報記憶部307と、これら各部を制御する情報管理部303とを有している。
図3は、チケット600の構成例を示している。図3(a)は、チケット600の平面図であり、図3(b)は、チケット600の断面図である。図3(a)に示すように、チケット600は、半券601とIC半券602とから構成され、半券601とIC半券602とはミシン目603を境にして切り離すことができるようになっている。
また、図3(b)に示すように、チケット600は、基材611と基材612とが粘着剤613によって接着された構成とされ、IC半券602の部分にICチップ614が基材611と基材612との間に挟み込まれている。
ICチップ614は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、メモリ、通信制御部等とアンテナとからなり、アンテナを介して無線により読取装置500との間でデータの送受信を行い、受信したデータをメモリに記憶したり、メモリに記憶されているデータをアンテナを介して電波により送信するようになっている。
このICチップ614は、読取装置500が発生する磁界をアンテナが移動するときに電磁誘導現象によってアンテナ内に生じる起電力によって駆動されるようになっている。
この例では、チケット600の半券601の基材611の表面には、便名「010便」、日付「2004/7/10」、出発地および到着地「羽田→福岡」、出発時刻および到着時刻「10:00 11:30」、搭乗口「4番搭乗口」、価格「¥□□□□」、搭乗者(利用者の氏名)「搭乗者 ○○ △△」が印字され、IC半券602の基材611の表面には、座席番号「座席 No.30A」が印字されている。
図4は、管理サーバ300の顧客情報記憶部306に記憶されている顧客情報の一例を示している。この例では、顧客情報は、送信先の電子メールアドレスと、送信情報種別とから構成される。例えば、送信先A(本人)として電子メールアドレス「○○○@□□□.ne.jp」が記憶され、その送信先に送信すべき情報の種別(送信情報種別)として、「イベント、交通、地図情報」が記憶されている。
また、送信先B(出発地の家族など)として電子メールアドレス「XXX@△△△.co.jp」が記憶され、その送信先に送信すべき情報の種別として「出発情報、到着情報」が記憶されている。さらに、送信先C(到着地の親戚など)として電子メールアドレス「☆☆☆@−−−.co.jp」が記憶され、その送信先に送信すべき情報の種別として「出発情報、到着情報」が記憶されている。
図5は、利用者が到着地においてその空港の出口等に設けられた読取装置500を通過したときに、管理サーバ300より提供された各種情報が表示された利用者の携帯電話機200の表示部201の画面例を示している。
この例では、到着地のイベント情報として「8/1 ○○市 花火大会」が表示され、交通情報として「◇◇号線 □方面 渋滞10Km」および「△線 ×方面 1時間の遅れ」が表示されている。このイベント情報および交通情報は、管理サーバ300から搭乗者である利用者本人の携帯電話機200の電子メールアドレス宛に送信されてきたものである。
図6は、利用者が空港の搭乗口を通過したときに、管理サーバ300より提供された出発情報が表示された、例えば、利用者の家族のパーソナルコンピュータ100の表示部の画面例を示している。同様に、家族の携帯電話機210にも出発情報を表示することができる。
この例では、利用者(この場合、Aさん)が搭乗したことを示す出発情報として「Aさんは羽田空港10:00発福岡行きの010便に搭乗されました。福岡空港到着は、11:30の予定です。」が表示されている。
図7は、管理サーバ300から利用者の携帯電話機200の電子メールアドレスに送信されてきた電子メールが表示された表示部201の画面例を示している。この例では、携帯電話機200の電子メールアドレスに地図情報が送信され、表示部201に地図情報が表示されている。
この地図情報は、保安検査場Aおよび4番搭乗口を含む地図と、保安検査場Aから4番搭乗口までの経路を示す矢印とからなる。この地図情報が利用者の携帯電話機200の表示部201の画面に表示されると、利用者は、この地図情報の矢印で示された経路に沿って移動するだけで、次の目的地(この例では4番搭乗口)に辿り着くことができる。
次に、図8のフローチャートを参照して、利用者が空港において搭乗手続を行ってから目的地に到着するまでの往路における本実施の形態の動作について説明する。まず、利用者は、受付カウンタにおいて、予めパーソナルコンピュータ100等を用いてチケット600を予約した際に取得した個人IDを受付担当者に提示する。受付担当者は、利用者より提示された個人IDを受付装置400の図示しない操作部を操作してキー入力する。
これにより、ステップS901において、受付装置400は、受付担当者によってキー入力された個人IDを記憶し、ステップS902において、記憶した個人IDをLAN等のネットワークを介して管理サーバ300に送信する。
管理サーバ300の送受信部301は、ステップS911において、受付装置400よりLAN等のネットワークを介して送信されてきた個人IDを受信すると、受信した個人IDを情報管理部303に供給する。情報管理部303は、送受信部301より供給された個人IDに対応する予約情報を顧客情報記憶部306より検索する。
顧客情報記憶部306には顧客情報データベース(DB)が構築されており、利用者がインターネットを介して管理サーバ300が提供するホームページにアクセスしてチケット600を予約したときに、情報管理部303の制御下、利用者から送信されてきた利用者の氏名や電子メールアドレス等の利用者情報と利用者が予約したチケット600の内容とからなる予約情報と、管理サーバ300が利用者に対して通知した個人ID(予約番号)とが対応付けられ、顧客情報データベースに顧客情報として記憶されている。
次に、ステップS912において、管理サーバ300の情報管理部303は、個人IDを検索キーにして顧客情報記憶部306の顧客情報データベースを検索した結果として得られた予約情報を送受信部301を介して受付装置400にLAN等のネットワークを介して送信する。
この予約情報を受け取った受付装置400は、ステップS903において、予約情報を受付装置400の図示しない表示装置の画面に表示する。次に、受付カウンタの受付担当者は、利用者の希望に基づいて座席番号を決定し、入力するとともに、利用者が申告した利用者およびその家族が空港から提供される各種情報を受け取る利用者本人の携帯電話機200や家族の携帯電話機210またはパーソナルコンピュータ100等の電子メールアドレスを入力する。
あるいは、座席番号や電子メールアドレスを予約時に入力して顧客情報として顧客情報記憶部306の顧客情報データベースに記憶させておくこともできる。その場合、受付装置400は、管理サーバ300から利用者が予約した座席番号や電子メールアドレスを取得し、画面に表示することができるので、受付カウンタ400では、画面に表示された座席番号や電子メールアドレスを利用者に提示してその可否を確認するだけでよい。
次に、ステップS904において、受付装置400は、入力された座席番号および電子メールアドレス等を管理サーバ300に送信する。その後、ステップS905において、予約内容を印字するとともに、IC半券602に個人IDを記録したチケット600を発券する。
この例の場合、図3に示したように、チケット600の半券601の基材611の表面には、便名「010便」、日付「2004/7/10」、出発地および到着地「羽田→福岡」、出発時刻および到着時刻「10:00 11:30」、搭乗口「4番搭乗口」、価格「¥□□□□」、搭乗者(利用者の氏名)「搭乗者 ○○ △△」が印字され、IC半券602の基材611の表面には、座席番号「座席 No.30A」が印字される。また、IC半券602には個人IDが記録されている。
管理サーバ300の情報管理部303は、ステップS913において、受付装置400よりステップS904において送信されてきた座席番号および電子メールアドレスを、ステップS902において送信されてきた個人IDと対応付けて顧客情報記憶部306の顧客情報データベースに顧客情報として格納する。
一方、利用者が図5に示した保安検査場Aを通過するとき、ステップS921において、読取装置500−1によりチケット600のIC半券602のICチップ614に記憶されている個人IDが読み取られる。
次に、ステップS922において、読取装置500−1は、読み取った個人IDをLAN等のネットワークを介して管理サーバ300に送信する。
管理サーバ300の送受信部301は、ステップS914において、読取装置500−1より送信されてきた個人IDを受信すると、この個人IDを情報管理部303に供給する。情報管理部303は、この個人IDを検索キーにして、顧客情報記憶部306の顧客情報データベースからこの個人IDを含む顧客情報を検索する。その結果、上記個人IDを含む顧客情報が得られる。上述したように、その顧客情報に含まれる予約情報には利用者本人の電子メールアドレスが含まれる。
次に、ステップS915において、管理サーバ300の情報管理部303は、個人IDが読取装置500−1から送信されてきたことから、この例の場合、利用者が読取装置500−1が設置されている保安検査場Aを通過したと判断する。また、検索された顧客情報に含まれる予約情報に基づいてその個人IDに対応する利用者が次に向かうべき搭乗口は4番搭乗口であると判断する。
その後、保安検査場Aから4番搭乗口までの経路を示す経路情報を含む地図情報を地図情報記憶部307から読み出し、読み出した地図情報を含む電子メールを上記個人IDに対応する予約情報に含まれる利用者本人の電子メールアドレス宛に送受信部302を介して送信する。
これにより、この電子メールを受け取った利用者の携帯電話機200の表示部201には、図7に示すように、保安検査場Aと4番搭乗口を含むエリアと、保安検査場Aから次に向かうべき場所である4番搭乗口に通じる経路を示す矢印からなる地図情報が表示されるので、利用者は矢印通りに移動するだけで目的とする4番搭乗口に辿り着くことができる。この経路を示す矢印は、情報管理部303が利用者の現在位置(この場合、保安検査場A)と次に向かうべき場所(この場合、4番搭乗口)に基づいて生成し、地図情報に付加することもできるし、予め取り得る全ての経路に対応する矢印を含む地図情報を地図情報記憶部307に記憶させておき、上記経路に対応する矢印を含む地図情報を読み出すようにすることもできる。(矢印はリアルタイムで作成する方法(請求項2)の他に、予め矢印の付いた地図を経路毎に用意する方法があると思いましたのでこのように説明を追加しました。)
利用者が4番搭乗口に移動し、4番搭乗口を通過すると、ステップS931において、読取装置500−2によって利用者が所持するチケット600のIC半券602のICチップ614に記憶されている個人IDが読み取られる。
次に、ステップS932において、読取装置500−2は、ステップS931においてIC半券602のICチップ614から読み取った個人IDをLAN等のネットワークを介して管理サーバ300に送信する。
管理サーバ300の送受信部301は、ステップS916において、読取装置500−2より送信されてきた個人IDを受信すると、この個人IDを情報管理部303に供給する。情報管理部303は、この個人IDを検索キーにして、顧客情報記憶部306の顧客情報データベースからこの個人IDを含む顧客情報を検索する。その結果、上記個人IDを含む顧客情報が得られる。上述したように、その顧客情報に含まれる予約情報には利用者本人の携帯電話機200の電子メールアドレスの他、家族の携帯電話機210またはパーソナルコンピュータ100の電子メールアドレスも含まれる。
次に、ステップS917において、管理サーバ300の情報管理部303は、個人IDが読取装置500−2から送信されてきたことから、この例の場合、利用者が読取装置500−2が設置されている4番搭乗口を通過したと判断する。
その後、情報管理部303は、利用者本人宛のメッセージを生成して利用者本人の電子メールアドレス宛に送信する。例えば、「搭乗の際は、携帯電話機の電源をお切りください。」や、「到着地福岡の天気は晴れ、気温は25℃です。」等のメッセージを生成して利用者本人の電子メールアドレス宛に送信する。
また、家族宛に出発情報を知らせるメッセージを生成し、そのメッセージを家族の携帯電話機210の電子メールアドレスやパーソナルコンピュータ100の電子メールアドレス宛に送信する。例えば、図6に示すように、家族宛に出発情報を知らせるメッセージ「Aさんは羽田空港10:00発福岡空港行きの010便に搭乗されました。」や、メッセージ「福岡空港到着は、11:30の予定です。」等を生成して家族の携帯電話機210やパーソナルコンピュータ100等の電子メールアドレス宛に送信する。
また、チケット600を購入する毎にポイントが貯まるポイントシステムと連動している場合には、例えば、利用者本人の携帯電話機200の電子メールアドレス宛に「今回の到着地までのポイント数は○○ポイントです。」等のメッセージを生成し、送信することもできる。その場合、ポイント数は、利用者毎に顧客情報記憶部306に個人IDと対応付けて記憶させておき、利用者がチケット600を購入する毎に更新されるようにしておく。
また、乗り換えをする場合には、経由地までのポイント数を通知し、その先は新たに次の経由地または到着地までのポイント数を通知するようにすることができる。その後、利用者は飛行機に搭乗し、IC半券602に印字された座席番号の座席に移動する。
また、手荷物を預けた場合に、利用者の電子メールアドレス宛に、利用者が搭乗した飛行機に荷物が実際に積み込まれたか否かを通知するメッセージを送信することができる。実際に荷物が積み込まれた場合には、例えば次のようなメッセージ「お預かりの2個の荷物は010便に間違いなく積み込まれました。」等を送信することができる。
その場合、各荷物の荷札に埋め込まれた図示しないICチップには、それぞれ利用者の個人IDと出発地および到着地の空港を示す荷札情報が記録される。このICチップに記録された情報は荷物を積み込むためのゲート等に設けられた読取装置500によって読み取られ、管理サーバ300に送信される。管理装置300の情報管理部303は、読取装置500から送信されてきた荷札情報を顧客情報記憶部306の対応する個人IDの顧客情報に対応付けて記憶させておく。
利用者の搭乗した飛行機が目的地に到着し、到着地において利用者が出口ゲートを通過すると、そこに設けられた読取装置500によって利用者が所持するIC半券602のICチップ614に記憶されている個人IDが読み取られ、管理サーバ300に送信される。
管理サーバ300の情報管理部303は、読取装置500から送信されてきた個人IDを検索キーにして、顧客情報記憶部306の顧客情報データベースから顧客情報を検索する。次に、検索結果として得られた顧客情報に含まれる利用者本人の電子メールアドレス宛に、イベント情報記憶部304から読み出した到着地でのイベント情報や交通情報が送信される。
例えば、到着地で到着日以降に予定されているイベント情報を示すメッセージ「8/1 ○○市 花火大会」が送信され、交通情報を示すメッセージ「◇◇号線 □方面 渋滞10Km」および「△線 ×方面 1時間の遅れ」が送信される。その結果、利用者の携帯電話機200の表示部201には図5に示すような画面が表示される。
また、検索結果として得られた上記顧客情報に含まれる利用者の家族の携帯電話機210やパーソナルコンピュータ100等の電子メールアドレス宛に到着情報を知らせるメッセージが送信される。例えば、次のようなメッセージ「○○様が福岡空港の3番到着ターミナルに到着しました。」が送信される。その結果、利用者の家族の携帯電話機210やパーソナルコンピュータ100の画面には、上記到着情報を知らせるメッセージが表示される。
また、このとき、利用者本人の携帯電話機200の電子メールアドレス宛に、本日までの累計ポイント数を通知する例えば次のようなメッセージ「本日までの累計ポイント数は○○ポイントです。」を送信することができる。このメッセージは携帯電話機200の表示部201に表示される。
さらに、利用者本人の携帯電話機200の電子メールアドレス宛に、利用者の荷物のお預かりナンバ(No.)を通知する例えば次のようなメッセージ「お預かりしているお荷物のお預かりナンバは○○番です。」を送信することができる。利用者は、携帯電話機200の表示部201に表示された荷物のお預かりナンバに基づき、自分の荷物を探し出し、受け取ることができる。
このお預かりナンバは、受付カウンタにおいて、または搬入ゲートにおいて荷札に埋め込まれたICチップに記録することができる。このお預かりナンバは、管理サーバ300に送信され、荷札のICチップに記録されている個人IDと同一の個人IDを有する顧客情報に関連づけて顧客情報記憶部306に記憶されるようにすることができる。
従って、管理サーバ300の情報管理部303は、利用者の個人IDを検索キーにして、その利用者のお預かりナンバを顧客情報記憶部306の顧客情報データベースから検索して取得することができ、そのお預かりナンバを通知するメッセージを利用者本人の電子メールアドレス宛に送信することができる。
利用者宛のメッセージは、情報管理部303によって生成され、送受信部302の制御により利用者本人の携帯電話機200の電子メールアドレス宛に送信される。一方、家族宛のメッセージは、家族の携帯電話機210の電子メールアドレス宛に送信される場合、送受信部302の制御により家族の携帯電話機210の電子メールアドレス宛に送信される。また、家族のパーソナルコンピュータ100の電子メールアドレス宛に送信される場合、送受信部301の制御によりインターネット等のネットワークを介して家族のパーソナルコンピュータ100の電子メールアドレス宛に送信される。
次に、図9のフローチャートを参照して、復路における本実施の形態の動作について説明する。なお、図8のフローチャートを参照して説明した往路の場合と同様の処理には同一のステップ番号を付し、その説明は適宜省略する。ステップS901乃至ステップS912の処理は、図8の場合と同様である。
ステップS953においては、管理サーバ300より送信されてきた予約情報を受け取った受付装置400は、この予約情報を受付装置400の図示しない表示装置の画面に表示する。次に、受付カウンタの受付担当者は、利用者の希望に基づいて座席番号を決定し、入力する。利用者およびその家族が空港から提供される各種情報を受け取る携帯電話機200や携帯電話機210またはパーソナルコンピュータ100等の電子メールアドレスは、往路のチケット600購入時に既に顧客情報記憶部306の顧客情報データベースに登録されているので、ここでは入力する必要はない。
次に、ステップS954において、受付装置400は、入力された座席番号を管理サーバ300に送信する。往路においては、座席番号のみを送信し、電子メールアドレスを送信する必要はない。その後、ステップS905において、予約情報を印字し、かつ、IC半券602に個人IDを記録したチケット600を発券する。
管理サーバ300の情報管理部303は、ステップS963において、ステップS954において受付装置400より送信されてきた座席番号のみを顧客情報記憶部306の顧客情報データベースに顧客情報として格納する。
読取装置500−1におけるステップS921およびステップS922の処理、管理サーバ300におけるステップS914乃至ステップS917の処理、および読取装置500−2におけるステップS931およびステップS932の処理は、図8のフローチャートを参照して上述した場合と基本的に同様である。
ただし、復路においては、ステップS917において、情報管理部303は、到着地である羽田に合わせて、利用者本人宛のメッセージ「到着地羽田の天気は晴れ、気温は25℃です。」を生成して利用者本人の携帯電話機200の電子メールアドレス宛に送信する。これにより、利用者本人の携帯電話機200の表示部201に到着地に対応した上記メッセージが表示される。
また、復路においては、家族宛のメッセージ「Aさんは福岡空港10:00発羽田空港行きの020便に搭乗されました。」や、メッセージ「羽田空港到着は、11:30の予定です。」等を生成して家族の携帯電話機210やパーソナルコンピュータ100の電子メールアドレス宛に送信する。これにより、家族の携帯電話機210またはパーソナルコンピュータ100の画面に上記メッセージが表示される。
また、例えば、到着地で予定されているイベント情報を示すメッセージ「8/3 ○○区 花火大会」や交通情報を示すメッセージ「◇◇号線 □方面 渋滞10Km」および「△線 ×方面 1時間の遅れ」が利用者本人の携帯電話機200の電子メールアドレス宛に送信される。これにより、利用者の携帯電話機200の表示部201に上記メッセージが表示される。
また、検索結果として得られた上記顧客情報に含まれる利用者の家族の携帯電話機210やパーソナルコンピュータの電子メールアドレス宛に例えば次のようなメッセージ「○○様が羽田空港の3番到着ターミナルに到着しました。」を送信する。その結果、家族の携帯電話機210の画面には上記メッセージが表示される。その他は図8のフローチャートを参照して上述した往路の場合と同様である。
以上説明したように、チケット600のIC半券602のICチップ614に個人IDを記憶させておくことにより、出発地および到着地の空港において利用者がどのゲートを通過したかをリアルタイムで把握することができる。これにより、利用者を適切に誘導することができる。また、個人IDを用いて手荷物の管理も行うことができる。さらに、利用者やその家族に対して適切なタイミングで適切な情報を提供することができる。
なお、上記実施の形態は、本発明を空港に適用する場合について説明したが、その他の交通機関に適用することもできる。
また、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
本発明の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図1の管理サーバの構成例を示すブロック図である。 チケットの構成例を示す図である。 顧客情報記憶部に記憶される顧客情報の例を示す図である。 イベント情報が表示された携帯電話機の画面例を示す図である。 出発情報が表示されたパーソナルコンピュータの画面例を示す図である。 地図情報が表示された携帯電話機の画面例を示す図である。 本実施の形態の往路の動作を説明するためのフローチャートである。 本実施の形態の復路の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100 パーソナルコンピュータ(PC)
200,210 携帯電話機
201 表示部
300 管理サーバ
301 送受信部
302 送受信部
303 情報管理部
304 イベント情報記憶部
305 交通情報記憶部
306 顧客情報記憶部
307 地図情報記憶部
400 受付装置
500,500−1,500−2 読取装置
600 チケット
601 半券
602 IC半券
603 ミシン目
611,612 基材
613 粘着剤
614 ICチップ

Claims (3)

  1. イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、
    交通情報を記憶する交通情報記憶手段と、
    顧客情報を記憶する顧客情報記憶手段と、
    利用者が所持するチケットに埋め込まれたICチップに記録されている個人IDを読み取る個人ID読取手段と、
    前記個人IDに対応する前記顧客情報を前記顧客情報記憶手段から検索する顧客情報検索手段と、
    前記個人IDを読み取った前記個人ID読取手段の設置場所に基づいて、前記利用者の現在位置を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された前記現在位置に対応する前記イベント情報または前記交通情報のうちの少なくともいずれか1つを送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
  2. 地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、
    前記現在位置と、前記個人IDに対応する前記顧客情報に基づいて判断された次に向かうべき場所とを含む地図情報を前記地図情報記憶手段から読み取る地図情報読取手段と、
    前記現在位置から前記次に向かうべき場所までの経路を示す経路情報を生成し、前記地図情報に付加する経路情報付加手段と、
    前記顧客情報に含まれる前記個人IDに対応する前記利用者の携帯電話機の電子メールアドレス宛に、前記経路情報が付加された前記地図情報を含む電子メールを送信する地図情報送信手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記個人ID読取手段は、空港の各ゲートに設けられ、前記利用者が各ゲートを通過する毎に前記利用者が所持する前記チケットに埋め込まれた前記ICチップに記録されている前記個人IDを読み取り、
    前記地図情報送信手段は、前記個人IDに対応する前記利用者の電子メールアドレス宛に、前記利用者を空港内において前記現在位置から前記次に向かうべき場所に案内する前記地図情報を含む電子メールを送信する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報提供システム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2016171277A1 (ja) * 2015-04-22 2018-06-21 浩 稲毛 情報処理システム
WO2021131004A1 (ja) * 2019-12-26 2021-07-01 日本電気株式会社 荷物管理システム、荷物管理方法、荷物管理装置、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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