JP2006155393A - サーバ融通装置、サーバ融通方法およびサーバ融通プログラム - Google Patents

サーバ融通装置、サーバ融通方法およびサーバ融通プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】自動インストールを実行できるサーバ融通装置を提供すること。
【解決手段】貸出側における借用サーバ130のインストールに関する設定項目を含む貸出側インストール設定情報125を記憶した貸出側インストール設定情報記憶手段と、借用制御装置110から融通要求と借用側における前記借用サーバ130のインストールに関する設定項目を含む借用側インストール設定情報113とを受信する受信部121と、前記受信部121が受信した前記借用側インストール設定情報113内の設定項目と、前記貸出側インストール設定情報125内の設定項目とを合成し、インストール設定情報を生成するインストール設定情報合成部122と、前記インストール設定情報合成部122が生成した前記インストール設定情報に基づいて前記借用サーバ130のインストールを行うインストール部124とを備えた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、サーバ装置を一括して利用者組織に割り当てるサーバ融通装置、サーバ融通方法およびサーバ融通プログラムに関するものである。
近年、サーバ装置の利用効率の改善や、一時的な高負荷・ハードウェア障害への対応などのために、グリッドコンピューティングというサーバ装置利用形態が提唱されている。一般的なグリッドコンピューティングシステムは、サーバを複数の利用者組織で共有し、複数の利用者組織のアプリケーションプログラムを並行して動作させている。しかし、このように1つのサーバを複数の利用者組織で共有する方式によるグリッドコンピューティングシステムにおいては、利用者組織間におけるCPU時間などのリソースの割り当ての調整、利用者組織間におけるセキュリティの確保が必要になる。
そこで、サーバ融通方式によるグリッドコンピューティングシステムが提案されている。サーバ融通方式は、一時的な高負荷やハードウェア障害などでサーバが不足している利用者組織に対して、サーバに余裕のある別の利用者組織からサーバを一括して貸出す方式である。例えば、非特許文献1においては、グリッド技術を利用し、サーバ(ノード)を含むリソースを複数のクラスタ間で融通する方法が開示されている。なお、サーバ融通は、サーバのほかディスクやネットワークなどの計算機リソース全般の融通を扱うリソース融通の一形態である。
サーバ融通方式では、1つのサーバが一括して利用者組織間で融通されるため、複数の利用者組織による共有によって生じるリソース割り当て調整やセキュリティの問題が生じないという利点がある。サーバの融通を行う主体としては、OSまたはミドルウェアのレベルでサーバ装置を一括管理するクラスタシステムが主に想定されているが、クラスタ以外にも、負荷分散装置とWEBサーバを組み合わせたシステムなどの複数のサーバからなるシステムをサーバ融通の主体とすることができる。また、サーバ融通方式では、複数の利用者組織間において相互に貸出す方法の他、貸出しを専門に行う組織から貸出す方法が可能である。
このようなサーバ融通方式では、以前、ある利用者組織に融通されていたサーバ装置が、別の利用者組織に新たに融通される場合が生じ得る。その際、一般にサーバ装置の利用用途が変わるため、OSやアプリケーションの再インストールが必要になる。サーバ融通は、サーバ装置の稼働状況などに応じて自動的に行われるため、再インストールを管理者が手動で行うことは期待できない。そのためサーバ融通においては、OSやアプリケーションの自動インストールが必要となる。
一般に、自動インストールとは、管理者が手動で操作を行うことなくソフトウェアのインストールを行う方法をいう。すなわち、通常のインストールにおいて管理者が手動で指定していたインストールのための設定情報を予め設定情報ファイルに記述しておき、インストールの際にそのファイルの内容に従って自動的にインストールを行う方法である。
このような固定的な設定情報ファイルによる自動インストールは、設定情報が予め決定できることが前提となる。例えば、あるシステムで必要な設定情報の種類が複数存在する場合であっても、それらが予め決定できるものであれば、複数の設定情報ファイルを用意してそれらを適宜使い分けることによって自動インストールが可能である。
吉田英樹、崎山伸夫、關俊文、金井達徳、平山秀昭著「グリッド技術によるクラスタ間リソース融通」情報処理学会第66回全国大会、2004年3月
しかしながら、サーバ融通に伴う再インストールにおいては、借用側の組織と貸出し側の組織が決まらなければ、各組織に固有の設定情報を決定することができないため、予め固定的な設定情報ファイルを準備する従来の方式による自動インストールを行うことができない。
例えば、利用するソフトウェアの種類、利用するソフトウェアの設定方法といったサーバの利用目的に関わるインストールの設定要求は、一般に借用側の事情で生じる場合が多い。一方、利用するハードウェアの種類、利用するハードウェアの設定方法といったサーバのハードウェアやその環境に依存する設定要求は、そのサーバを物理的に保有している貸出側の事情で生じる場合が多い。また、セキュリティの設定やネットワークの設定のように、借用側と貸出側の双方の要求に関わる設定要求も存在する。
従って、サーバ融通における再インストールのために必要な全設定情報は、どの組織のサーバをどの組織へ貸出すかによって変動する。一般にどの組織のサーバをどの組織へ貸出すかは予め決めることができないため、予めインストールのための設定情報を決定することはできない。すなわち、サーバ融通においては、固定的な設定情報ファイルを用いた従来の方式による自動インストールを行うことができないという問題がある。
現状では、サーバ融通における上述のような問題を解消した自動インストールの方法については提案されていない。前記非特許文献1においては、クラスタ間のリソース融通を実現するためのインターフェースの拡張について示されているが、自動インストールの実現方法については述べられていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、自動インストールを確実に実行することができるサーバ融通装置、サーバ融通方法およびサーバ融通プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、貸出対象となるサーバを管理し、ネットワークに接続された前記サーバの借用の制御を行う借用制御装置からの前記サーバのリソース借用の要求である融通要求に対し前記サーバのリソースの貸出しである前記サーバの融通を行うサーバ融通装置において、貸出側における前記サーバのインストールに関する設定項目を含む貸出側インストール設定情報を記憶した貸出側インストール設定情報記憶手段と、前記借用制御装置から前記融通要求と借用側における前記サーバのインストールに関する設定項目を含む借用側インストール設定情報とを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記借用側インストール設定情報内の設定項目と、前記貸出側インストール設定情報内の設定項目とを合成し、前記サーバを融通する際のインストールに関するインストール設定情報を生成するインストール設定情報合成手段と、前記インストール設定情報合成手段が生成した前記インストール設定情報に基づいて前記サーバのインストールを行うインストール手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記装置を実行することができるサーバ融通方法およびサーバ融通プログラムである。
本発明によれば、借用側の組織と貸出し側の組織それぞれに固有の設定情報をサーバ融通時に合成し、合成した設定情報を含むインストールのための設定情報ファイルを生成し、生成した設定情報に従いインストールを実行することができる。このため、固定の設定情報の準備や管理者の手動の操作を必要とせずに、融通するサーバのインストールを確実に自動的に実行することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるサーバ融通装置、サーバ融通方法およびサーバ融通プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態にかかるサーバ融通装置は、借用側のインストール設定情報と貸出側のインストール設定情報をサーバ融通時に合成し、合成したインストール設定情報に従って貸出すサーバのインストールを自動的に実行するものである。
図1は、第1の実施の形態にかかるサーバ融通装置120を含むサーバ融通システム100の全体の構成を示すブロック図である。同図に示すように、サーバ融通システム100は、借用側クラスタ101と貸出側クラスタ102とがネットワークを介して接続されている。このように、本実施の形態においては、クラスタをサーバ融通の主体として用いた例を示す。
借用側クラスタ101は、サーバを借りる側である借用側の組織において管理されるクラスタであり、借用制御装置110と、借用側クラスタ101内のサーバの故障の有無や負荷状況を監視し、サーバおよびその上のアプリケーションの動作を制御する借用側クラスタマネージャ(図示せず)とから構成されている。なお、借用制御装置110と借用側クラスタマネージャを同一装置となるように構成してもよい。
貸出側クラスタ102は、サーバを貸す側である貸出側の組織において管理されるクラスタであり、サーバ融通装置120と、借用側の組織により借用されるサーバである借用サーバ130と、貸出側クラスタ102内のサーバの故障の有無や負荷状況を監視し、サーバおよびその上のアプリケーションの動作を制御する貸出側クラスタマネージャ(図示せず)とから構成されている。なお、サーバ融通装置120と貸出側クラスタマネージャは同一装置となるように構成してもよい。
借用制御装置110は、借用側クラスタ101内において、サーバ融通における借用の制御を行う装置であり、送信部111を備えている。また、借用制御装置110は、ハードディスクドライブ装置(HDD:Hard Disk Drive)にインストール対象ソフトウェア112と、借用側インストール設定情報113とを保存している。
インストール対象ソフトウェア112は、借用側の組織が借用サーバ130を借用したときに、借用サーバ130にインストールして利用するソフトウェアである。例えば、借用サーバ130上で使用する予定のアプリケーションやライブラリなどが該当する。
借用側インストール設定情報113は、借用サーバ130のインストール時に必要となる設定情報のうち、サーバの利用目的・利用方法などの借用側の組織に依存する設定情報を管理する。例えば、使用言語、時間帯、インストール対象ソフトウェア112の指定、インストール対象ソフトウェア112のインストールメディアの指定、インストール対象ソフトウェア112のインストールメディアの所在の指定などが該当する。
送信部111は、サーバの融通要求、借用側インストール設定情報113、インストール対象ソフトウェア112をサーバ融通装置120に送信するものである。
サーバ融通装置120は、貸出側クラスタ102内において、サーバ融通の制御を行う装置であり、受信部121と、インストール設定情報合成部122と、インストール制御部123と、インストール部124とを備えている。また、サーバ融通装置120は、HDDに貸出側インストール設定情報125を保存している。HDDは、本発明における貸出側インストール設定情報記憶手段に相当する。
貸出側インストール設定情報125は、借用サーバ130のインストール時に必要となる設定情報のうち、サーバのハードウェア構成や設置環境などの貸出側の組織に依存する設定情報を管理する。例えば、借用サーバ130のデバイスの設定に関する情報が該当する。同一のハードウェア構成の借用サーバ130が多数存在する場合などにおいては、複数の借用サーバ130の設定情報を共通化して管理するように構成してもよい。
なお、借用側の利用目的・利用方法と貸出側のサーバのハードウェア構成や設置環境との両方に依存する項目は、借用側インストール設定情報113と貸出側インストール設定情報125との両方において管理される。例えば、ディスクのパーティションの設定やネットワークの設定などが該当する。
受信部121は、借用制御装置110の送信部111が送信したサーバの融通要求、借用側インストール設定情報113の受信を行うものである。
インストール設定情報合成部122は、受信部121が受信した借用側インストール設定情報113と、HDDに保存された貸出側インストール設定情報125とを合成し、借用サーバ130のインストール時に必要なインストール設定情報を生成するものである。
インストール制御部123は、借用サーバ130に対するインストール準備のためのブート指示や、借用サーバ130に対するインストール部124の送信を行うものである。
インストール部124は、サーバ融通装置120からインストール設定情報を取得し、取得したインストール設定情報に従い借用サーバ130のインストールを行う。インストール部124はサーバ融通装置120上に存在するが、インストール時に借用サーバ130上に転送され、借用サーバ130上で実行される。なお、インストール部124はサーバ融通装置120以外の他の装置上に存在するものを借用サーバ130上に転送するように構成してもよい。
次に、このように構成された第1の実施の形態にかかるサーバ融通装置120によるサーバ融通処理における借用サーバ130の自動インストール処理について説明する。図2は、第1の実施の形態における自動インストール処理の全体の流れを示すフローチャートである。
まず、借用サーバ130上の送信部111がサーバの融通要求と借用側インストール設定情報113をサーバ融通装置120に送信する(ステップS201)。ここで、サーバの融通要求とは、サーバを特定して借用を要求する情報をいい、借用側クラスタと別のクラスタ間で融通が可能なサーバの検索が行われ、借用するサーバが決定した後に送信される。例えば、借用するサーバのIPアドレス等の情報を含むが、サーバを特定して借用を要求する情報であればこれに限られるものではない。
次に、送信部111が送信した融通要求と借用側インストール設定情報113を、サーバ融通装置120上の受信部121が受信する(ステップS202)。
次に、受信した借用側インストール設定情報113と、HDDに保存されている貸出側インストール設定情報125とから、インストール設定情報合成部122がインストール設定情報を生成する(ステップS203)。インストール設定情報生成処理の詳細については、後述する図3のフローチャートにおいて説明する。
インストール設定情報が生成された後、インストール制御部123は、借用サーバ130にブート指示を送信する(ステップS204)。借用サーバ130のBIOSの設定などにより、ネットワーク経由でブート指示ができるように構成することによって本機能を実現することができる。
次に、インストール制御部123は、借用サーバ130にインストール部124を転送する(ステップS205)。なお、サーバ融通装置120上のインストール制御部123によりインストール部124を借用サーバ130に転送するのではなく、借用サーバ130のブート時に借用サーバ130側からインストール部124を取得するように構成してもよい。また、インストール部124はサーバ融通装置120から取得しているが、貸出側クラスタ102内の別のサーバ装置などから取得するように構成してもよい。
次に、借用サーバ130上に転送されたインストール部124が、インストール設定情報をサーバ融通装置120から取得する(ステップS206)。取得したインストール設定情報に従い、インストール部124により借用サーバ130のHDDのディスクパーティションの設定や、OSのインストールが実行されるとともに、インストール部124からの指示に従い、借用制御装置110の送信部111が借用サーバ130に対してインストール対象ソフトウェア112の送信を行う(ステップS207)。
なお、インストール対象ソフトウェア112を借用側クラスタ101内のファイルサーバ(図示せず)などの別のサーバ装置で管理し、そのサーバ装置からインストール対象ソフトウェア112を送信するように構成してもよい。
インストール部124は、借用制御装置110から送信されたインストール対象ソフトウェア112のインストールを実行する(ステップS208)。すべてのインストール対象ソフトウェア112のインストールが完了するとインストール部124により借用サーバ130のリブートが行われ(ステップS209)、自動インストール処理が終了する。
なお、インストール部124、インストール設定情報、インストール対象ソフトウェア112の送信は、FTP・HTTP・NFSなどの一般的なファイル提供プロトコルのいずれを用いてもよい。また、上述の手順においては、インストール設定情報を生成した後に借用サーバ130のブートおよびインストールを実行しているが、借用サーバ130のブートの後、借用サーバ130から要求があったときにインストール設定情報を生成し、借用サーバ130に送信するように構成してもよい。
次に、図2のステップS203におけるインストール設定情報生成処理の詳細について説明する。図3は、インストール設定情報生成処理の流れを示すフローチャートである。以下の処理は、インストール設定情報合成部122によって実行される。
まず、受信部121が受信した借用側インストール設定情報113の取得(ステップS301)、サーバ融通装置120上のHDDに保存されている貸出側インストール設定情報125の取得(ステップS302)の後、双方の設定情報からインストールに関する個々の情報が指定された設定項目を取得する(ステップS303)。
次に、借用側インストール設定情報113内の設定項目と貸出側インストール設定情報125内の設定項目を比較し、双方の指定項目内で指定内容が結合できるか否かを判断する(ステップS304)。結合できると判断した場合は(ステップS304:YES)、双方の指定内容を結合してインストール設定情報に設定する(ステップS306)。
例えば、ネットワークに関する設定項目“network”について、借用側インストール設定情報113内には“--bootproto=dhcp”という指定内容が、貸出側インストール設定情報125内には“--device=eth0”という指定内容が設定されていたとする。ここで、“--bootproto=dhcp”は、ネットワークのブートプロトコルとしてDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)を利用することを表している。また、“--device=eth0”は、ネットワークのデバイスとして“eth0”という指定で定められるデバイスを利用することを表している。
このように、指定内容はそれぞれネットワークのプロトコルおよびネットワークのデバイスの指定を表しており、インストールにおいては双方を共に設定する必要があるため、両者は結合することができると判断される。その結果、双方の指定内容を結合して、“network --bootproto=dhcp --device=eth0”という1つの設定項目がインストール設定情報に設定される。
指定内容が結合できない場合は(ステップS304:NO)、双方の指定項目から指定内容の値を演算する必要があるか否かを判断する(ステップS305)。演算する必要があると判断した場合は(ステップS305:YES)、双方の指定内容から所定のルールに従い演算処理を行い、得られた設定項目をインストール設定情報に設定する(ステップS307)。
例えば、ディスクのパーティションに関する設定項目“part”および“disksize”について、借用側インストール設定情報113内には“part /boot --size=100”、“part / --ratio=1”、“part /usr --ratio=4”という3つの指定内容が、貸出側インストール設定情報125内には“disksize 20000”という指定内容が設定されていたとする。ここで、“part /boot --size=100”は、ブートパーティションのサイズを100MBとすることを、“part / --ratio=1”および“part /usr --ratio=4”は、ルートパーティションとユーザパーティションのサイズの比率を1:4とすることを表している。また、“disksize 20000”は、借用サーバ130のディスクの物理サイズが20GBであることを表している。
このような指定内容の場合、単純に指定内容を結合することができないため、指定内容に従い、実際の借用サーバ130のインストールのために具体的な設定情報の値を算出する必要がある。上記の例においては、ディスクのサイズ20GBからブートパーティションのサイズ100MBを減算し、減算した残りのサイズを1:4の比率で分割してそれぞれルートパーティションとユーザパーティションのサイズとする演算を行う。この結果、“part /boot --size=100”、“part / --size=3980”、“part /usr --size=15920”という3つの設定項目がインストール設定情報に設定される。
双方の指定項目から指定内容の値を演算する必要がないと判断した場合は(ステップS305:NO)、双方の設定項目はそのままインストール設定情報の中に併記して設定される(ステップS308)。
例えば、借用側の組織の利用形態にのみ依存する言語の設定情報“lang JA_JP”や、時間帯の設定情報“timezone Japan”などは、貸出側の設定情報と結合する必要や演算処理を行う必要がないため、そのままインストール設定情報に設定される。
次に、すべての設定項目が処理されたか否かを判断し(ステップS309)、すべての設定項目が処理されていない場合は(ステップS309:NO)、設定項目取得処理に遷移して処理を繰り返す(ステップS303)。すべての設定項目が処理された場合は(ステップS309:YES)、インストール設定情報生成処理を終了する。
図4〜図6は、第1の実施の形態にかかるサーバ融通装置120において、上述したインストール設定情報生成処理に従って、借用側インストール設定情報113と貸出側インストール設定情報125を合成してインストール設定情報を生成した場合の各設定情報の内容の例を示した説明図である。
図4は、借用側インストール設定情報113の一例を示す説明図である。設定項目401は、貸出側インストール設定情報125内の設定項目とともに演算処理が必要な設定項目を表している。設定項目402は、貸出側インストール設定情報125内の設定項目と結合することができる設定項目を表している。それ以外の設定項目は、インストール設定情報にそのまま設定される設定項目であることを表している。
図5は、貸出側インストール設定情報125の一例を示す説明図である。設定項目501は、借用側インストール設定情報113の内の設定項目とともに演算処理が必要な設定項目を表している。設定項目502は、借用側インストール設定情報113内の設定項目と結合することができる設定項目を表している。それ以外の設定項目は、インストール設定情報にそのまま設定される設定項目であることを表している。
図6は、インストール設定情報生成処理により、図4に示した借用側インストール設定情報113および図5に示した貸出側インストール設定情報125を合成して生成されたインストール設定情報を示す説明図である。設定項目601は、図4における設定項目401と、図5における設定項目501との情報から演算を行い、具体的な値を算出した結果が指定された設定項目を表している。この例では、前述したディスクのパーティションに関する設定項目の演算例と同じ演算結果が設定されている。
設定項目602は、図4における設定項目402と、図5における設定項目502とを結合して得られた設定項目を表している。この例では、前述したネットワークに関する設定項目の結合例と同じ設定項目が設定されている。
図6に示すように、設定項目601、602以外の設定項目は、図4、図5に設定されている設定項目がそのまま併記されている。
このように、第1の実施の形態にかかるサーバ融通装置120では、借用側インストール設定情報113と貸出側インストール設定情報125とを、サーバ融通時に合成し、インストール設定情報を生成している。従って、サーバ融通の際、事前に固定的なインストール設定情報を準備していない場合においても、借用サーバ130のインストールを自動的に実行することができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態にかかるサーバ融通装置は、借用側インストール設定情報113、インストール対象ソフトウェア112といったインストールに必要な情報を借用制御装置110から受信し、自動インストールを実行している。
しかし、異なる組織間でサーバを融通するときのインストールにおいては、セキュリティの問題が生じる場合がある。すなわち、組織間がインターネットのような通信内容の改竄・傍受の可能性がある通信網によって接続されている場合、インストールに必要な情報の改竄・傍受が行われる危険性が存在する。これを防止するためには、借用サーバ130と借用制御装置110との間の通信を暗号化する必要がある。しかし、その際に固定的な暗号鍵により暗号化する方法を使用すると、後に借用サーバ130を他の組織へ貸出す場合、それ以前にその借用サーバ130を借用し同一の暗号鍵を保有する組織によって改竄・傍受が行われるおそれがあるという問題が生じる。
そこで、第2の実施の形態にかかるサーバ融通装置は、サーバのインストール時にサーバ融通の開始から終了までの期間において有効な一対の公開鍵、秘密鍵を生成し、これらの鍵を使用してインストールに必要な情報を暗号化・復号化することによりセキュリティを高めた自動インストールを実行するものである。
図7は、第2の実施の形態にかかるサーバ融通装置720を含むサーバ融通システム700の全体の構成を示すブロック図である。同図に示すように、サーバ融通システム700は、借用側クラスタ701と貸出側クラスタ702とがネットワークを介して接続されている。
借用側クラスタ701は、借用制御装置710と、借用側クラスタマネージャ(図示せず)とから構成されている。貸出側クラスタ702は、サーバ融通装置720と、借用サーバ130と、貸出側クラスタマネージャ(図示せず)とから構成されている。
借用制御装置710は、送信部111と、公開鍵受信部711と、暗号化部712とを備えている。また、借用制御装置710は、ハードディスクドライブ装置(HDD:Hard Disk Drive)にインストール対象ソフトウェア112と、借用側インストール設定情報113とを保存している。
サーバ融通装置720は、受信部121と、インストール設定情報合成部122と、インストール制御部123と、インストール部721と、公開鍵送信部722とを備えている。インストール部721は、鍵対生成部721aと、復号化部721bとを備えている。また、サーバ融通装置720は、HDDに貸出側インストール設定情報125を保存している。
本実施の形態においては、借用制御装置710内に、公開鍵受信部711と、暗号化部712とを追加したこと、および、サーバ融通装置720内に鍵対生成部721aと、復号化部721bと、公開鍵送信部722とを追加したことが第1の実施の形態と異なっている。その他の構成および機能は、第1の実施の形態にかかるサーバ融通装置120を含むサーバ融通システム100の構成を表すブロック図である図1と同様であるので、同一符号を付し、ここでの説明は省略する。
鍵対生成部721aは、インストール時に公開鍵暗号方式における一対の公開鍵および秘密鍵を生成するものである。公開鍵送信部722は、鍵対生成部721aが生成した公開鍵を借用制御装置710に送信する。
公開鍵受信部711は、公開鍵送信部722が送信した公開鍵を受信する。暗号化部712は、公開鍵受信部711が受信した公開鍵を使用してインストールに必要な情報の暗号化を行う。ここで、インストールに必要な情報とは、インストールを実行するために欠くことのできない情報をいい、インストールの対象となる情報、インストールの方法を示す情報、インストール処理を制御するための情報などのあらゆる情報が含まれる。例えば、インストール対象ソフトウェア112、借用側インストール設定情報113が、インストールに必要な情報に該当する。なお、これらは一例であり、インストールを実行するために欠くことのできない情報であればこれらに限られるものではない。
復号化部721bは、暗号化部712が暗号化したインストールに必要な情報を、借用サーバ130のインストール時に復号化する処理を行う。インストール部721は、鍵対生成部721aと復号化部721bとを追加したことが、第1の実施の形態にかかるサーバ融通装置120におけるインストール部124と異なっている。
次に、このように構成された第2の実施の形態にかかるサーバ融通装置720によるサーバ融通処理における借用サーバ130の自動インストール処理について説明する。図8は、第2の実施の形態における自動インストール処理の全体の流れを示すフローチャートである。
ステップS801からステップS806までの、融通要求および借用側インストール設定情報送受信処理、インストール設定情報生成処理、借用サーバブート処理、インストール関連情報の転送処理は、第1の実施の形態にかかるサーバ融通装置120におけるステップS201からステップS206までと同様の処理なので、その説明を省略する。
借用サーバ130上において、インストール部721が、インストール設定情報をサーバ融通装置720から取得した後(ステップS806)、鍵対生成部721aは、一対の公開鍵・秘密鍵を生成し、サーバ融通装置720に送信する(ステップS807)。
次に、サーバ融通装置720上において、公開鍵送信部722が、借用サーバ130から受信した公開鍵を、借用制御装置710に送信する(ステップS808)。借用制御装置710では、暗号化部712により、送信された公開鍵を使用してインストール対象ソフトウェア112の暗号化処理を行う(ステップS809)。
なお、借用サーバ130のブートの後、借用サーバ130から要求があったときに借用制御装置710が借用側インストール設定情報113を送信し、サーバ融通装置720が、受信した借用側インストール設定情報113からインストール設定情報を生成し、借用サーバ130に送信するように構成してもよい。この場合、借用側インストール設定情報113についても暗号化部712により暗号化するように構成することができる。
その後、インストール部721からの指示に従い、暗号化部712が暗号化したインストール対象ソフトウェア112を、借用制御装置710の送信部111が借用サーバ130に送信する(ステップS810)。
次に、送信部111が送信した暗号化済みのインストール対象ソフトウェア112を、借用サーバ130上の復号化部721bが復号化する(ステップS811)。この際、鍵対生成部721aが生成した秘密鍵を使用して復号化を行う。
次に、インストール部721は、借用制御装置710から送信されたインストール対象ソフトウェア112のインストールを実行する(ステップS812)。すべてのインストール対象ソフトウェア112のインストールが完了するとインストール部721により借用サーバ130のリブートが行われ(ステップS813)、自動インストール処理が終了する。
なお、上述の例ではインストール対象ソフトウェア112および借用側インストール設定情報113を暗号化しているが、IPsecのESP(Encapsulating Security Payload)、SSL(Secure Socket Layer)、ssh(Secure Shell)などのプロトコルを利用して、通信全体を暗号化するように構成してもよい。
この場合、借用サーバ130から借用制御装置710への通信を暗号化するために、借用制御装置710の公開鍵を借用サーバ130に送信する必要が生じる場合がある。その場合は、サーバ融通装置720の公開鍵送信部722が、借用サーバ130の公開鍵と借用制御装置710の公開鍵とを相互に送受信するように構成すればよい。
このように、第2の実施の形態にかかるサーバ融通装置720では、借用サーバ130のインストール時に、サーバ融通期間にのみ有効な公開鍵・秘密鍵の鍵対を生成し、これらの鍵を使用して、インストールに必要な情報を暗号化・復号化して自動インストールを実行している。従って、単にインストールに必要な情報のセキュリティ保護が可能となるだけでなく、別の組織に同じ借用サーバ130が融通される場合においても、先に借用した組織により、そのとき使われた秘密鍵を使用して情報の改竄・傍受が行われる危険性がなくなるため、高いセキュリティが確保された自動インストールを実行することができる。
なお、第1または第2の実施の形態にかかるサーバ融通装置を含むサーバ融通システムとして、クラスタシステムを用いた例を示したが、クラスタシステム以外に、負荷分散装置とWEBサーバを組み合わせたシステムなどの複数のサーバからなるシステムに対しても本発明を適用することができる。
第1または第2の実施の形態にかかるサーバ融通装置は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
第1または第2の実施の形態にかかるサーバ融通装置で実行されるサーバ融通プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、第1または第2の実施の形態にかかるサーバ融通装置で実行されるサーバ融通プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、第1または第2の実施の形態にかかるサーバ融通装置で実行されるサーバ融通プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、第1または第2の実施の形態のサーバ融通プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
第1または第2の実施の形態にかかるサーバ融通装置で実行されるサーバ融通プログラムは、上述した各部(受信部、インストール設定情報合成部、インストール制御部、インストール部、公開鍵送信部、鍵対生成部、復号化部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からサーバ融通プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、受信部、インストール設定情報合成部、インストール制御部、インストール部、公開鍵送信部、鍵対生成部、復号化部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上のように、本発明にかかるサーバ融通装置、サーバ融通方法およびサーバ融通プログラムは、サーバを一括して融通するリソース融通システム、およびインターネットのような通信内容の改竄・傍受の可能性があるネットワークにおいて動作するリソース融通システムに適している。
第1の実施の形態にかかるサーバ融通装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかるサーバ融通装置における自動インストール処理を示すフローチャートである。 第1の実施の形態にかかるサーバ融通装置におけるインストール設定情報生成処理を示すフローチャートである。 借用側インストール設定情報の一例を示す説明図である。 貸出側インストール設定情報の一例を示す説明図である。 インストール設定情報の一例を示す説明図である。 第2の実施の形態にかかるサーバ融通装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかるサーバ融通装置における自動インストール処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100、700 サーバ融通システム
101、701 借用側クラスタ
102、702 貸出側クラスタ
110、710 借用制御装置
111 送信部
112 インストール対象ソフトウェア
113 借用側インストール設定情報
120、720 サーバ融通装置
121 受信部
122 インストール設定情報合成部
123 インストール制御部
124、721 インストール部
125 貸出側インストール設定情報
130 借用サーバ
401、402、501、502、601、602 設定項目
711 公開鍵受信部
712 暗号化部
721a 鍵対生成部
721b 復号化部
722 公開鍵送信部

Claims (9)

  1. リソースの貸出対象となるサーバを管理し、ネットワークに接続された前記サーバの借用の制御を行う借用制御装置からの前記サーバのリソース借用の要求である融通要求に対し前記サーバのリソースを貸出すサーバ融通を行うサーバ融通装置において、
    貸出側における前記サーバのインストールに関する設定項目を含む貸出側インストール設定情報を記憶した貸出側インストール設定情報記憶手段と、
    前記借用制御装置から前記融通要求と借用側における前記サーバのインストールに関する設定項目を含む借用側インストール設定情報とを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記借用側インストール設定情報内の設定項目と、前記貸出側インストール設定情報内の設定項目とを合成し、前記サーバ融通の際のインストールに関するインストール設定情報を生成するインストール設定情報合成手段と、
    前記インストール設定情報合成手段が生成した前記インストール設定情報に基づいて前記サーバのインストールを行うインストール手段と、
    を備えたことを特徴とするサーバ融通装置。
  2. 前記インストール設定情報合成手段は、前記借用側インストール設定情報内の設定項目と前記貸出側インストール設定情報内の設定項目とをそれぞれ独立の設定項目として含む前記インストール設定情報を生成することを特徴とする請求項1に記載のサーバ融通装置。
  3. 前記インストール設定情報合成手段は、前記借用側インストール設定情報内の設定項目と前記貸出側インストール設定情報内の設定項目とを単一の設定項目として結合することにより前記インストール設定情報を生成することを特徴とする請求項1に記載のサーバ融通装置。
  4. 前記インストール設定情報合成手段は、予め定められた規則に従い、前記借用側インストール設定情報内の設定項目と前記貸出側インストール設定情報内の設定項目とを演算することにより単一の設定項目を生成し、前記インストール設定情報を生成することを特徴とする請求項1に記載のサーバ融通装置。
  5. 前記借用制御装置と前記サーバ間で送受信される情報を暗号化する公開鍵を前記借用制御装置および前記サーバに送信する公開鍵送信手段と、
    前記公開鍵送信手段から送信された前記公開鍵を使用して前記借用制御装置が暗号化した前記送受信される情報を、前記公開鍵に対応する秘密鍵を使用して復号化する復号化手段と、をさらに備え、
    前記インストール手段は、前記復号化手段が復号化した前記送受信される情報に含まれるインストールに必要な情報であるインストール情報に基づき前記サーバのインストールを行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のサーバ融通装置。
  6. 前記サーバ融通の開始から終了までの期間において有効な一対の公開鍵と秘密鍵を前記サーバのインストール時に生成する鍵対生成手段をさらに備え、
    前記公開鍵送信手段は、前記鍵対生成手段が生成した公開鍵を前記借用制御装置に送信し、
    前記復号化手段は、前記公開鍵送信手段から送信された前記鍵対生成手段が生成した公開鍵を使用して前記借用制御装置が暗号化した前記インストール情報を、前記鍵対生成手段が生成した秘密鍵を使用して復号化することを特徴とする請求項5に記載のサーバ融通装置。
  7. 前記受信手段は、前記借用制御装置からインストールの対象となるソフトウェアをさらに受信し、
    前記復号化手段は、前記インストール情報として前記借用側インストール設定情報と前記ソフトウェアとを、前記鍵対生成手段が生成した秘密鍵を使用して復号化することを特徴とする請求項6に記載のサーバ融通装置。
  8. リソースの貸出対象となるサーバを管理し、ネットワークに接続された前記サーバの借用の制御を行う借用制御装置からの前記サーバのリソース借用の要求である融通要求に対し前記サーバのリソースを貸出すサーバ融通を行うサーバ融通方法において、
    前記借用制御装置から前記融通要求と借用側における前記サーバのインストールに関する設定項目を含む借用側インストール設定情報とを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップが受信した前記借用側インストール設定情報内の設定項目と、貸出側における前記サーバのインストールに関する設定項目を含む貸出側インストール設定情報内の設定項目とを合成し、前記サーバ融通の際のインストールに関するインストール設定情報を生成するインストール設定情報合成ステップと、
    前記インストール設定情報合成ステップが生成した前記インストール設定情報に基づいて前記サーバのインストールを行うインストールステップと、
    を備えたことを特徴とするサーバ融通方法。
  9. リソースの貸出対象となるサーバを管理し、ネットワークに接続された前記サーバの借用の制御を行う借用制御装置からの前記サーバのリソース借用の要求である融通要求に対し前記サーバのリソースを貸出すサーバ融通を行うサーバ融通プログラムにおいて、
    前記借用制御装置から前記融通要求と借用側における前記サーバのインストールに関する設定項目を含む借用側インストール設定情報とを受信する受信手順と、
    前記受信手順が受信した前記借用側インストール設定情報内の設定項目と、貸出側における前記サーバのインストールに関する設定項目を含む貸出側インストール設定情報内の設定項目とを合成し、前記サーバ融通の際のインストールに関するインストール設定情報を生成するインストール設定情報合成手順と、
    前記インストール設定情報合成手順が生成した前記インストール設定情報に基づいて前記サーバのインストールを行うインストール手順と、
    をコンピュータに実行させるサーバ融通プログラム。
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