JP2006153337A - 空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空調装置本体を見ることで運転状態を容易に確認できる空調装置を提供すること。
【解決手段】リモコン8,121により、空調装置本体7の制御回路25に操作信号を入力して、前記空調装置本体7を運転操作するようにしている。しかも、前記空調装置本体7の外表面に運転状態表示部(19,26)を設けて、前記制御回路25により、前記制御回路25により前記空調装置本体7の運転モードなどの運転状態や誤動作を前記運転状態表示部(19,26)に表示させるようにしている。
【選択図】 図6

Description

この発明は、動作状態を確認可能な空調装置に関するものである。
従来、例えば浴室乾燥暖房機や洗面所暖房機等の空調装置においては、空調装置本体を浴室や洗面所の高所に設置すると共に、空調装置本体をワイヤレスのリモコン或いは壁等に取り付けた有線のリモコンにより操作するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−172524号公報
このようにリモコンにより操作するようにした空調装置では、リモコンからの信号を受け取って運転を開始し又は停止したことを示すLEDを空調装置本体に設けているものも知られている。
しかし、空調装置本体のLEDを見ただけでは、どのモードで空調装置本体が運転しているのか分からないものであった。また、空調装置本体が誤動作してエラーモードとなった場合でも、その状態が空調装置本体を見ても分からなかった。
そこで、この発明は、空調装置本体を見ることで運転状態を容易に確認できる空調装置を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、請求項1の発明は、リモコンにより、空調装置本体の制御回路に操作信号を入力して、前記空調装置本体を運転操作するようにした空調装置において、前記空調装置本体の外表面に運転状態表示部を設けて、前記制御回路により前記空調装置本体の運転モードなどの運転状態や誤動作を前記運転状態表示部に表示させるようにした空調装置としたことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、前記運転状態表示部は発光して表示する発光表示部からなり、該発光表示部は前記制御回路により複数の発光表示形態で発光制御可能に設けられ、且つ前記制御回路は前記空調装置本体の複数の運転モード、誤動作状態に応じて前記発光表示部を異ならせて発光表示させるようにしたことを特徴とする。
更に、請求項3の発明は、前記空調装置本体は室内の空気を換気する換気手段、室内の空気を循環させる循環手段の少なくともいずれかを有し、前記リモコンは充電手段を有する二次電池を内蔵していることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、空調装置本体の運転状態表示部を見ることで空調装置本体の運転状態を容易に確認できる。しかも、発光表示部は誤動作の表示も兼用しているので、空調装置本体の運転モードや誤動作によるエラー発生の表示のための部品点数を少なくできる。
また、請求項2の発明によれば、空調装置本体の発光表示部の発光状態を見ることで運転状態や誤動作を容易に確認できると共に、空調装置本体の運転モードや誤動作によるエラー発生の表示のための部品点数を少なくできる他に、簡単な構成で空調装置本体の運転状態や誤動作を報知できる。
更に、請求項3の発明によれば、空調装置本体の運転状態表示部を見ることで空調装置本体の運転状態を容易に確認できると共に、空調装置本体の運転モードや誤動作によるエラー発生の表示のための部品点数を少なくできる他に、電池の交換が必要なく、使用者がいつでも利用できる使い勝手の良いリモコンを用いた空調装置を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1において、1は住宅等の建物、2は建物1内の居室、3は建物1内の浴室、4は浴室3内に設けられた浴槽、5は浴室4の壁部、6は浴室換気乾燥暖房機(空調装置)である。
この浴室換気乾燥暖房機6は、壁部5に装着された空調装置本体7と、空調装置本体7の操作をするワイヤレスのリモコン8を有する。
この空調装置本体7は、図2に示したように、壁部5に取り付けられた本体ケース9を有する。この本体ケース9には、内部に形成された循環風路10と、正面(外表面)9aに開口する循環風路10の吸込口10a及び吹出口10b(図5参照)と、この循環風路10の途中に連通し且つ屋外に開口する換気風路11を有する。
また、空調装置本体7は、浴室3内の空気を吸込口10aから吸い込ませる吸込ブロワ12と、吹出口10b内に設けられたセラミックヒータ(ヒータ、加熱手段)13と、セラミックヒータ13の温度を検出するサーミスタ(温度センサ、温度検出手段)14を有する。吸込ブロワ12は、ファン12aと、ファン12aを回転駆動するファンモータ12bと、ファンモータ12bの回転を検出する回転センサ(回転検知器)12cを有する。
更に、空調装置本体7は、循環風路10と換気風路11の分岐部において本体ケース9に回動可能に取り付けられたダンパー15を有する。15aはダンパー15の回動軸である。このダンパー15は、パルスモータ等の駆動モータ(電動駆動手段)16の出力軸16aに図示しないカム機構を介して連動している。この駆動モータ16は、一方向に回転駆動されるようになっている。
また、カム機構は、駆動モータ16の出力軸が1回転する毎に、ダンパー15が図2の実線の位置(換気風路11の循環風路10への開口端を閉成する位置)と破線の位置(換気風路11を開口し且つ循環風路10の途中を遮断する位置)との間を往復回動するように、駆動モータ16とダンパー15を連動させるようになっている。
しかも、駆動モータ16の出力軸16aには図4に示したように円板17が設けられ、円板17にはマグネット18が取り付けられている。一方、円板17の板面に隣接してホール素子18aが配設されている。このホール素子18aは、ダンパー15が換気風路11の循環風路10への開口端を閉成しているとき、マグネット18に対向するようになっている。
このホール素子18aは、図示を省略したブラケットにより本体ケース9に取り付けられている。そして、マグネット18がホール素子18aに対向したときにダンパー15が破線の位置(換気風路11を開口し且つ循環風路10の途中を遮断する位置)に位置するように設定されている。
また、本体ケース9の正面(外表面)9aには、図5に示したように運転状態表示部19が発光表示部として設けられている。
この運転状態表示部19には、乾燥運転モードのときに点灯させる乾燥運転表示用発光体(発光手段)20、涼風運転モードのときに点灯させる涼風運転表示用発光体(発光手段)21、暖房運転モードのときに点灯させる暖房運転表示用発光体(発光手段)22、換気運転モードのときに点灯させる換気運転表示用発光体(発光手段)23が設けられている。この表示発光体20〜23にはLED等が用いられている。
また、本体ケース9の正面(外表面)9aには、図5に示したようにリモコン8からの赤外光を受光する受光部24が設けられている。
この受光部24からの受光信号,回転センサ(回転検知器)12cからの回転信号,サーミスタ14からの温度検出信号及びホール素子18aからの開度検出信号は制御回路(コントローラー、演算制御回路)25に入力される。しかも、制御回路25は、吸込ブロワ12のファンモータ12b及び駆動モータ16を駆動制御すると共に、セラミックヒータ13を作動制御するようになっている。また、制御回路25は、乾燥運転表示用発光体20,涼風運転表示用発光体21,暖房運転表示用発光体22及び換気運転表示用発光体23を発光制御するようになっている。
次に、この制御回路25による制御を図7,図8のフローチャートに基づいて説明する。
利用者が空調装置本体7を運転操作する場合には、空調装置本体7に電源を供給して、制御回路25を予め動作させておく。これにより制御回路25は、図7のフローチャートに基づいて制御動作を開始させる。
ステップS1
そして、ステップS1において制御回路25は、リモコン8からの赤外線信号の入力が受光部24にあるか否かを判断し、リモコン8からの赤外線信号の入力が受光部24にない場合にはループし、リモコン8からの赤外線信号の入力が受光部24にある場合にはステップS2に移行する。
ここで、制御回路25を予め動作させた状態のみではリモコン8からの赤外線信号の入力が受光部24にないので、制御回路25はループして待機状態となっている。
この待機状態において利用者が空調装置本体7を運転操作する場合、リモコン8を操作して乾燥運転モード,涼風運転モード,暖房運転モード,換気運転モードのいずれかを選択した後、この選択したモードの操作信号を赤外線信号にしてリモコン8から空調装置本体7の受光部24に向けて送信し、この赤外線信号を受光部24に受信させる。
この受信した赤外線信号による空調装置本体7の操作信号は制御回路25に入力され、制御回路25はリモコン8からの赤外線信号の入力が受光部24にあるとしてステップS2に移行する。
ステップS2
このステップS2において制御回路25は、入力される操作信号が乾燥運転モードのときに図9(a)の黒色で示したように乾燥運転表示用発光体(発光手段)20を点灯させ、入力される操作信号が涼風運転モードのときに図9(b)の黒色で示したように涼風運転表示用発光体(発光手段)21を点灯させ、入力される操作信号が暖房運転モードのときに図9(c)の黒色で示したように暖房運転表示用発光体(発光手段)22を点灯させ、入力される操作信号が換気運転モードのときに図9(d)の黒色で示したように換気運転表示用発光体(発光手段)23を点灯させ、ステップS3に移行する。
ステップS3
このステップS3において制御回路25は、ファンモータ12bを駆動して吸込ブロワ12を作動させ、吸込ブロワ12により吸込口10aから循環風路10内に浴室3内の空気の吸込運転を開始させる。
また、制御回路25は、受光部24から入力される操作信号のモードに対応して、空調装置本体7の吸込ブロワ12以外の部分の運転制御をする。
即ち、制御回路25は、入力される操作信号が乾燥運転モードのときに、駆動モータ16を駆動制御して、換気風路11の循環風路10への開口端をダンパー15により少し開くと共に、セラミックヒータ13に通電して、このセラミックヒータ13を発熱させる。これにより、循環風路10内に吸い込まれた空気は、一部が換気風路11を介して屋外に排気される一方、残りがセラミックヒータ13で加熱されて温風となって吹出口10bから浴室3内に吹き出される。
また、制御回路25は、入力される操作信号が涼風運転モードのときに、駆動モータ16を駆動制御して、換気風路11の循環風路10への開口端をダンパー15により少し開くと共に、循環風路10内に吸い込まれた空気の一部を換気風路11から屋外に排気し、循環風路10内に吸い込まれた空気の残りをセラミックヒータ13で加熱することなく吹出口10bから浴室3内に吹き出させる。
更に、制御回路25は、入力される操作信号が暖房運転モードのときに、駆動モータ16を駆動制御して、換気風路11の循環風路10への開口端をダンパー15で閉成すると共に、セラミックヒータ13に通電して、このセラミックヒータ13を発熱させる。これにより、循環風路10内に吸い込まれた空気は、セラミックヒータ13で加熱されて温風となって吹出口10bから浴室3内に吹き出される。
また、制御回路25は、入力される操作信号が換気運転モードのときに、駆動モータ16を駆動制御して、ダンパー15を図2の破線の位置まで回動させることにより、循環風路10の途中をダンパー15で遮断して、循環風路10の吸込側を換気風路11に連通させる。これにより、循環風路10内に吸い込まれた空気は、換気風路11を介して屋外に排気される。
ステップS4
ここで、上述した赤外線信号には、空調装置本体7の駆動時間を決定するために、リモコン8により設定される切りタイマの信号が含まれる。
従って、このステップS4において制御回路25は、空調装置本体7を駆動制御させてからの駆動時間が切りタイマの信号により設定された時間になったか否かを判断し、駆動時間が切りタイマの信号により設定された時間になっていない場合にステップS5に移行し、駆動時間が切りタイマの信号により設定された時間になった場合に空調装置本体7の運転を終了する。
ステップS5
このステップS5において制御回路25は、空調装置本体7の運転停止操作の赤外線信号がリモコン8から受光部24に入力されたか否かを判断し、入力されている場合に運転を終了し、入力されていない場合にステップS6に移行する。
ステップS6
このステップS6において制御回路25は、空調装置本体7の各作動部が正常に作動しているか否かを判断し、正常に作動している場合にステップS4に戻り、空調装置本体7の作動部が正常に作動していない部分がある場合に図8のステップS7に移行する。
この図8のステップS7に移行する条件としては、次のようなものが考えられる。
例えば、一つの条件としては、セラミックヒータ13の温度が設定温度より上昇したり、セラミックヒータ13の制御ができない状態(例えばセラミックヒータ13が作動しなくなったり)となったりしたのを、制御回路25がサーミスタ14の温度検出信号から判断した場合が考えられる。
また、他の条件としては、ファンモータ12bが駆動しなかったり、ファンモータ12bの回転制御ができなかったりした場合が考えられる。この状態は、回転センサ(回転検知器)12cから出力される回転検出信号から判断できる。
更に他の条件としては、サーミスタ14がセラミックヒータ13の温度変化を正常に検出できなくなった場合が考えられる。
また、その他の条件としては、上述したように駆動モータ16が正常に作動しない場合やダンパー15の回動位置が各モードに応じた設定位置と異なる場合が考えられる。
例えば、駆動モータ16に駆動パルスを供給したときに、ホール素子18aからのマグネット検出信号が変化しない場合である。即ち、ダンパー15が換気風路11の循環風路10への開口端を閉成(全閉状態)している状態ではホール素子18aが駆動モータ16側のマグネット18に対向してマグネット18を検出している。この状態から駆動モータ16に駆動パルスを供給したときに、駆動モータ16が駆動しない場合には、ホール素子18aからのマグネット検出信号が変化しない。この場合には駆動モータ16が正常に作動していないと判断できる。
また、駆動モータ16に駆動パルスを供給して、駆動モータ16の出力軸16aを一回転させると、出力軸16aの円板17に設けたマグネット18が出力軸16aと一体に回転してホール素子18aから離反した後にホール素子18aに再び対向する。この一回転に要する時間Tは、図6Aに示すように時間t1においてホール素子18aのマグネット検出信号が無くなってから時間t3において再びホール素子18aのマグネット検出信号が得られるまでの時間である。
一方、駆動モータ16に駆動パルスを供給して、駆動モータ16の出力軸16aを一回転させると、ダンパー15が図示しないカム機構を介して出力軸16aの回転に連動して、ダンパー15が図2の実線の位置から破線の位置まで移動した後に図2の実線の位置まで戻る往復動作をする。
これらの結果、マグネット18が出力軸16aと一体に一回転するのに要する時間Tはダンパー15が一往復するのに要する時間となるので、この時間Tを予め計測しておくことで、ダンパー15の回動位置を知ることができる。この結果、運転モードや設定条件に応じて駆動モータ16の駆動時間を制御することで、ダンパー15による換気風路11の開度を調整できる。
従って、駆動モータ16が正常に作動している場合、或いは駆動モータ16の出力軸16aをダンパー15に連動させるカム機構が正常に動作している場合には、ホール素子18aが駆動モータ16側のマグネット18に対向してマグネット18を検出している初期状態から、駆動モータ16に駆動パルスを供給して駆動モータ16の出力軸16aを一回転させたときに、マグネット検出信号がある状態からマグネット検出信がない状態を経て再びマグネット検出信が得られる。
しかし、ホール素子18aが駆動モータ16側のマグネット18に対向してマグネット18を検出している初期状態から、駆動モータ16に駆動パルスを供給して駆動モータ16の出力軸16aを一回転させたときに、マグネット検出信号に変化が無い場合や、マグネット検出信号がある状態からマグネット検出信がない状態を経た後に再びマグネット検出信が得られない場合(ダンパー15の回動位置が各モードに応じた設定位置と異なる場合)には、駆動モータ16やカム機構が正常に動作していないと判断できる。
ステップS7
このステップS7において制御回路25は、セラミックヒータ13の温度が設定温度より上昇したり、セラミックヒータ13の制御ができない状態(例えばセラミックヒータ13が作動しなくなったり)となったりしたのを、サーミスタ14の温度検出信号から判断した場合、図10(a)の黒色で示したように乾燥運転表示用発光体(発光手段)20を点滅させる。
また、制御回路25は、ファンモータ12bが駆動しなかったり、ファンモータ12bの回転制御ができなかったりした場合、図10(b)の黒色で示したように涼風運転表示用発光体(発光手段)21を点滅させる。
更に、制御回路25は、サーミスタ14がセラミックヒータ13の温度変化を正常に検出できなくなった場合、図10(c)の黒色で示したように暖房運転表示用発光体(発光手段)22を点滅させる。
また、制御回路25は、上述したように駆動モータ16が正常に作動しない場合やダンパー15の回動位置が各モードに応じた設定位置と異なる場合、図10(d)の黒色で示したように換気運転表示用発光体(発光手段)23を点滅させる。
ステップS8
このステップS8において制御回路25は、ステップS3における運転を停止して、ステップS9に移行する。
ステップS9
このステップS9において制御回路25は、操作信号や切りタイマ等をリセットするリセット信号がリモコン8から送信されて、このリセット信号が受光部24で受信されたか否かを判断する。そして、リセット信号が受光部24で受信されている場合にはステップS10に移行し、又、リセット信号が受光部24で受信されていない場合にはステップループする。
ステップS10
このステップS10において制御回路25は、操作信号や切りタイマ等をリセットして、図7のステップS1に移行する。
(表示の変形例)
以上説明した実施例では4つの運転モードに対応した発光体20〜23を本体ケース9の正面9aに設けた例を示したが、必ずしもこれに限定されるものではない。
例えば、図11に示したように、本体ケース9の正面9aにカラー表示可能な一つの運転状態表示部26を発光表示部として設けて、この運転状態表示部26の発光表示色を各運転モードに応じて変化させるようにしても良い。
即ち、制御回路25は、乾燥運転モードのときには運転状態表示部26の発光表示色をオレンジ色にし、涼風運転モードのときには運転状態表示部26の発光表示色を水色(ブルー)にし、暖房運転モードのときには運転状態表示部26の発光表示色を赤色にし、換気運転モードのときには運転状態表示部26の発光表示色を緑色にする。
ここで、図11(a)の斜線の状態は運転状態表示部26の発光表示色がオレンジ色であることを意味し、図11(b)の交差斜線の状態は運転状態表示部26の発光表示色が水色(ブルー)であることを意味し、図11(c)の多数点の状態は運転状態表示部26の発光表示色が赤色であることを意味し、図11(d)の多数点と斜線の組み合わせ状態は運転状態表示部26の発光表示色が緑色であることを意味する。
また、制御回路25は、セラミックヒータ13の温度が設定温度より上昇したり、セラミックヒータ13の制御ができない状態(例えばセラミックヒータ13が作動しなくなったり)となったりしたのを、サーミスタ14の温度検出信号から判断した場合、運転状態表示部26をオレンジ色で点滅させるようになっている。
更に、制御回路25は、ファンモータ12bが駆動しなかったり、ファンモータ12bの回転制御ができなかったりした場合、運転状態表示部26を水色(ブルー)で点滅させるようになっている。
また、制御回路25は、サーミスタ14がセラミックヒータ13の温度変化を正常に検出できなくなった場合、運転状態表示部26を赤色で点滅させるようになっている。
また、制御回路25は、上述したように駆動モータ16が正常に作動しない場合やダンパー15の回動位置が各モードに応じた設定位置と異なる場合、運転状態表示部26を緑色で点滅させるようになっている。
ここで、図12(a)の運転状態表示部26の上に3本の線26aを付加した状態は運転状態表示部26がオレンジ色で点滅していることを意味し、図12(b)の運転状態表示部26の上に3本の線26aを付加した状態は運転状態表示部26が水色(ブルー)で点滅していることを意味し、図12(c)の運転状態表示部26の上に3本の線26aを付加した状態は運転状態表示部26が赤色で点滅していることを意味し、図12(d)の運転状態表示部26の上に3本の線26aを付加した状態は運転状態表示部26が緑色で点滅していることを意味する。
尚、カラー表示可能な運転状態表示部26には、例えば複数のLED等を用いたカラー表示パネルを用いることができる。更に、運転状態表示部26は、カラー液晶(LCD)パネルであってもよい。
(空調装置本体の表示以外の変形例)
更に、上述した例の浴室3の空調装置はダンパーにより換気風路と循環風路を切り換える構造であったが、ダンパーを用いずに循環用ファンと換気用ファンを別々に設けるような空調装置に上述した表示構造を適用しても良い。また、換気用ファンを有せずに、循環用ファンで浴室内の空気の循環及び加熱を行う循環ユニットのみの暖房装置(空調装置)に上述した表示構造を適用しても良い。
また、暖房モードには、温風による暖房を入浴前に浴室内を暖める予備運転モードと、図示しないカーボンランプやハロゲンヒータ等を用いた輻射式ヒータを用いた入浴暖房モードを設けても良い。
また、空調装置は、浴室内に設置する浴室空調装置としたが、洗面所内に設置する洗面所暖房機(空調装置)であっても良く、浴室、洗面所、トイレ等のサニタリー空間に設置するものであってもよい。
以上説明したように、この発明の実施の形態の空調装置は、リモコン8により、空調装置本体7の制御回路25に操作信号を入力して、前記空調装置本体7を運転操作するようにしている。しかも、前記空調装置本体7の外表面に運転状態表示部(19,26)を設けて、前記制御回路25により、前記制御回路25により前記空調装置本体7の運転モードなどの運転状態や誤動作を前記運転状態表示部(19,26)に表示させるようにしている。
この構成によれば、空調装置本体7の運転状態表示部(19,26)を見ることで空調装置7の運転状態を容易に確認できる。しかも、発光表示部(運転状態表示部19,26)は誤動作の表示も兼用しているので、空調装置本体7の運転モードや誤動作によるエラー発生の表示のための部品点数を少なくできる。
また、この発明の実施の形態の空調装置において、前記運転状態表示部は発光して表示する発光表示部(19,26)からなり、該発光表示部(19,26)は前記制御回路25により複数の発光表示形態で発光制御可能に設けられ、且つ前記制御回路25は前記空調装置本体7の複数の運転モード、誤動作状態に応じて前記発光表示部(19,26)を異ならせて発光表示させるようになっている。
この構成によれば、空調装置本体7の発光表示部(19,26)の発光状態を見ることで運転状態や誤動作を容易に確認できると共に、空調装置本体7の運転モードや誤動作によるエラー発生の表示のための部品点数を少なくできる他に、簡単な構成で空調装置本体7の運転状態や誤動作を報知できる。
[リモコンの変形例等]
以上説明した実施例では、空調装置本体7の操作を行うワイヤレスのリモコン8については詳述しなかったが、空調装置本体及びその操作手段(リモコン)として以下に説明するような構成を採用することができる。尚、以下に説明する例では、空調装置本体に上述した運転状態表示部を設けていない例を示しているが、空調装置本体に上述した運転状態表示部を設けても良いことは勿論であるし、以下に説明するリモコンで上述した空調装置本体7の運転操作をするようにしても良い。
図13(a)において、101は住宅等の建物、102は建物101内の居室、103は建物101内の浴室、104は居室102と浴室103との間に設けられた脱衣室(洗面所)、105は浴室103と脱衣室104とを区画する仕切壁、106は浴室103内に設けられた浴槽、107は浴室104の外壁、108は浴室換気乾燥暖房機(空調装置)である。
この浴室換気乾燥暖房機108は、外壁107に装着された空調装置本体109と、空調装置本体109のリモコンシステム(リモコン装置)110を有する。
(空調装置本体109)
この空調装置本体109は、図14に示したように、外壁107に取り付けられた本体ケース111を有する。この本体ケース111には、内部に形成された循環風路112と、本体ケース111の正面(外表面)111aに開口する循環風路112の吸込口112a及び吹出口112bと、この循環風路112の途中に連通し且つ屋外に開口する換気風路113を有する。
更に、空調装置本体109は、浴室103内の空気を吸込口112aから吸い込ませる吸込ブロワ114と、吹出口112b内に設けられたセラミックヒータ(ヒータ、加熱手段)115と、セラミックヒータ115の温度を検出するサーミスタ(温度センサ、温度検出手段)116を有する。この吸込ブロワ114は、ファン114aと、ファン114aを回転駆動するファンモータ114bを有する。
また、空調装置本体109は、循環風路112と換気風路113の分岐部において本体ケース111に回動可能に取り付けられたダンパー117を有する。117aはダンパー117の回動軸である。このダンパー117は、パルスモータ等の駆動モータ(電動駆動手段)118に図示しないカム機構を介して連動している。この駆動モータ118は、一方向に回転駆動されるようになっている。
しかも、カム機構は、駆動モータ118の出力軸が1回転する毎に、ダンパー117が図14の実線の位置(換気風路113の循環風路112への開口端を閉成する位置)と破線の位置(換気風路113を開口し且つ循環風路112の途中を遮断する位置)との間を往復回動するように、駆動モータ118とダンパー117を連動させるようになっている。
更に、本体ケース111の正面111aには赤外線受信部(操作信号受信手段)119が設けられている。この赤外線受信部119で受信した赤外線信号(操作信号)及びサーミスタ116から出力される温度検出信号は図15の制御回路120に入力される。また、この制御回路120は、ファンモータ114b及び駆動モータ118を駆動制御すると共に、セラミックヒータ115を作動制御するようになっている。
(リモコンシステム110)
また、リモコンシステム110は、図13(b),図16に示した空調装置本体109の操作をするワイヤレスのリモコン121と、このリモコン121の不使用時にリモコン121を保持するホルダ122を有する。このホルダ122は、脱衣室104内に配設されていると共に、仕切壁105の脱衣室104側の壁面に取り付けられている。
<リモコン121>
このリモコン121は、図16に示したリモコン本体123と、このリモコン本体123内に内蔵された二次電池124と、リモコン本体123の底部に設けられ且つ二次電池124に接続された電池側充電端子(リモコン側充電端子)125,125を備えている。
また、リモコン本体123内には、図16,図17に示したように二次電池124からの電力供給を受けて動作する演算制御回路126と、演算制御回路126からの操作信号を送信する送信回路127と、送信回路127からの操作信号を赤外線信号として送信する赤外発光ダイオード(赤外発光LED)等の赤外線送信部128を有する。
更に、リモコン本体123には操作パネル129が設けられている。この操作パネル129には、切/入スイッチ130,乾燥モードスイッチ131,涼風モードスイッチ132,暖房モードスイッチ133,換気モードスイッチ134,24時間換気モードスイッチ135,切りタイマースイッチ136,入時刻スイッチ137,液晶表示器138が設けられている。
この各スイッチ130〜137からの操作信号は演算制御回路126に入力されるようになっている。また、演算制御回路126は、液晶表示器138を作動制御して、液晶表示器138に時刻等を表示させる。
また、操作パネル129には、乾燥運転表示するLED131a,涼風運転表示するLED132a,暖房運転表示するLED133a,換気運転表示するLED134a,24時間換気運転を表示するLED135a等が設けられている。このLED131a,132a,133a,134a,135aは演算制御回路126により点灯制御されるようになっている。
尚、図17では、図示の便宜上、操作パネル129が各スイッチ130〜137,液晶表示器138及びLED131a,132a,133a,134a,135aを代表している。
<ホルダ122>
また、図16に示したようにホルダ122は、リモコン本体123を嵌合保持させる嵌合凹部139を有すると共に、嵌合凹部139の底部139aに設けられたホルダ側充電端子140,140を有する。
しかも、ホルダ122にはホルダ側充電端子140,140に接続された充電回路141が内蔵され、この充電回路141には電源コード142が接続され、電源コード142の自由端にはプラグ143が設けられている。このプラグ143を建物1内の商用電源のコンセント(図示せず)に差し込むことにより、ホルダ側充電端子140,140は商用電源に接続されている。
次に、このような構成の浴室換気乾燥暖房機(空調装置)108の作用を説明する。
リモコン121の二次電池124は、演算制御回路126に電力を供給して、演算制御回路126を作動させている。そして、演算制御回路126は、リモコン121の乾燥モードスイッチ131,涼風モードスイッチ132,暖房モードスイッチ133,換気モードスイッチ134,24時間換気モードスイッチ135等のいずれかが押されると、LED131a,132a,133a,134a,135aのうち押されたスイッチに対応する運転モードのものを点灯させると共に、押されたスイッチに対応する運転モードの操作信号を送信回路127に出力する。この送信回路127は、赤外送信部128から操作信号を赤外線信号として送信する。
一方、空調装置本体109の赤外線受光部119がリモコン121からの赤外線信号(操作信号)を受信すると、リモコン121で選択された運転モードの操作信号が赤外線受光部119から制御回路120に入力され、制御回路120は入力された運転モードで空調装置本体109の各部の作動を制御する。
この際、制御回路120は、ファンモータ114bを駆動して吸込ブロワ114を作動させ、吸込ブロワ114により吸込口112aから循環風路112内に浴室103内の空気の吸込運転を開始させる。また、制御回路120は、赤外線受光部119から入力される操作信号の運転モードに対応して、空調装置本体109の吸込ブロワ114以外の部分の運転制御をする。
即ち、制御回路120は、入力される操作信号が乾燥運転モードのときに、駆動モータ118を駆動制御して、換気風路113の循環風路112への開口端をダンパー117により少し開くと共に、セラミックヒータ115に通電して、このセラミックヒータ115を発熱させる。これにより、循環風路112内に吸い込まれた空気は、一部が換気風路113を介して屋外に排気される一方、残りがセラミックヒータ115で加熱されて温風となって吹出口112bから浴室103内に吹き出される。
また、制御回路120は、入力される操作信号が涼風運転モードのときに、駆動モータ118を駆動制御して、換気風路113の循環風路110への開口端をダンパー117により少し開くと共に、循環風路112内に吸い込まれた空気の一部を換気風路113から屋外に排気し、循環風路112内に吸い込まれた空気の残りをセラミックヒータ115で加熱することなく吹出口112bから浴室103内に吹き出させる。
更に、制御回路120は、入力される操作信号が暖房運転モードのときに、駆動モータ118を駆動制御して、換気風路113の循環風路112への開口端をダンパー117で閉成すると共に、セラミックヒータ115に通電して、このセラミックヒータ115を発熱させる。これにより、循環風路112内に吸い込まれた空気は、セラミックヒータ115で加熱されて温風となって吹出口112bから浴室103内に吹き出される。
また、制御回路120は、入力される操作信号が換気運転モード又は24時間換気運転モードのときに、駆動モータ118を駆動制御して、ダンパー117を図14の破線の位置まで回動させることにより、循環風路112の途中をダンパー117で遮断して、循環風路112の吸込側を換気風路113に連通させる。これにより、循環風路112内に吸い込まれた空気は、換気風路113を介して屋外に排気される。
ところで、このような空調装置本体109の運転操作に用いられるリモコン121の不使用時には、リモコン121を図13(b),図16の如くホルダ139の嵌合凹部139内に挿入して、電池側充電端子125,125をホルダ側充電端子140,140に接触させる。これにより充電回路141は、充電端子140,140及び125,125を介して二次電池124の充電を実行する。
このような空調装置においては、ワイヤード(有線式)リモコンの場合のようなコントローラから空調装置本体までの通信線の配線作業が不要であり、電池の交換作業も必要なくなる。更に、浴室、脱衣所等に設置される空調装置では、一般的に空調装置本体に電源スイッチが設けられておらず、運転モードの切り換えを行う操作スイッチが設けられていない。そのような場合には、空調運転を行いたい場合にリモコンの電池が消耗して容量がなくなっていると、運転の開始や運転モードの切り換えが行えないという問題がある。しかし、リモコンに二次電池を設けて、不使用時にホルダに保持させたときに二次電池に充電するように構成することにより、空調装置本体に電源スイッチや運転モードの切り換えを行う操作スイッチが設けられていない場合においても、リモコンの電池が消耗して容量がなくなっているために、運転の開始や運転モードの切り換えが行えず、特に冬場等で寒さを感じるということはなくなり、いつでも使用者のニーズに即した暖房等の空調運転を行うことができる。
(変形例1)
上述した実施例では、空調装置本体109を浴室103内に設け、リモコン121を脱衣室(洗面所)104に設けた例を示したが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、空調装置本体109は、浴室103に限らず、脱衣所やトイレ等のサニタリー空間に設置することもできるし、サニタリー空間以外の室に設置することもできる。また、リモコン121も脱衣室(洗面所)104以外の場所、浴室103やトイレ等のサニタリー空間やこれ以外の室に設置することもできる。要は、空調装置本体109が設置された室又はその近傍の室にリモコン121を配置することで、空調装置本体109の操作性が良くなっていればよい。
(変形例2)
また、上述した実施例ではダンパー117を用いて循環風路112と換気風路113とを切り換える構造としたが、必ずしもこれに限定されるものではない。
例えば、循環ファンと換気ファンをそれぞれ別々に設けた空調装置にリモコンシステム110を適用しても良い。
更に、換気手段を有せず、循環手段のみが設けられた暖房装置(空調装置)にリモコンシステム110を適用しても良い。また、換気手段のみを有し、暖房装置を有しない換気装置(空調装置)にリモコンシステム110を適用しても良い。
また、換気手段を用いた換気装置(空調装置)と循環手段を用いた暖房装置(空調装置)を別々に設けて、この換気装置と暖房装置を電気的に連動するようにした空調装置にリモコンシステム110を適用しても良い。
(変形例3)
更に、リモコンシステム110は、洗面所用空調装置に適用することも可能であり、洗面所用空調装置と浴室用空調装置の双方若しくはいずれかに用いることもできる。
(変形例4)
また、空調装置本体109は浴室103の外壁107内面に取り付けているが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、浴室103の壁に埋め込むタイプの空調装置や、天井に設置する空調装置にリモコンシステム110を適用してもよい。
(変形例5)
また、リモコンシステム110には赤外線式のリモコン121を用いたが、必ずしもこれに限定されるものではない。リモコンシステム110には、無線式のリモコンであれば、赤外線でなく、電波式のリモコンを用いることができる。
(変形例6)
また、上述した実施例においては、リモコンシステム110を浴室103の外の脱衣室(洗面所)104内に設置してた例を示したが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、リモコンシステム110は、防水構造とすることで浴室103内に設置することもできる。
例えば、嵌合凹部139を囲むような一次コイルをホルダ122内に埋設すると共に、リモコン121をホルダ122の嵌合凹部139内に嵌合(挿入)したときに、ホルダ122の一次コイルに対応する充電用の二次コイルをリモコン122内に設けておく。これにより、リモコン121やホルダ22に露出する充電用の端子を設ける必要がないので、簡易に防水構造とすることができる。そして、二次コイルを整流回路及び充電回路を介して二次電池124に接続しておくことで、一次コイルから二次コイルに供給される電流を整流回路及び充電回路を介して二次電池124に供給して、二次電池124を充電できる。
また、リモコン121がホルダ122の嵌合凹部139に嵌合装着されたのを検出するリモコンセンサ(例えば近接スイッチや光電センサ等)をホルダ122内に設けて、リモコン121が嵌合凹部139内に嵌合されたのをリモコンセンサが検出したときに、ホルダ122の一次コイルに充電用の交流電圧を印加してリモコン121の二次コイルに通電して、二次電池124を充電するようにしてもよい。
(変形例7)
また、浴室103及び脱衣室104にそれぞれ空調装置(空調装置本体)を設置して、この二つの空調装置を一つのリモコン121により切換操作するようにしても良い。この場合、浴室103の空調装置(空調装置本体)を操作する浴室空調モード、及び脱衣室104の空調装置(空調装置本体)を操作する脱衣室空調モードをリモコン121の制御回路120のプログラムに設けておくと共に、この浴室空調モードと脱衣室空調モードを切り換える切換スイッチをリモコン121に設けておいて、この切換スイッチにより浴室空調モードと脱衣室空調モードを切り換えて浴室103と脱衣室104に設けられる空調装置を切換運転するようにしても良い。
なお、切換スイッチに代えて浴室空調モード用のボタンと脱衣室空調モード用のボタンを別々にリモコン121に設けても良い。
(変形例8)
また、リモコン121とホルダ122とを短い紐や鎖等の紐状体で連結しておいて、リモコン121を誤って落としても、リモコン121が床面等に衝突して破損するのを未然に防止できるようにしておいても良い。
(変形例9)
図18〜図21は、この発明の変形例を示したものである。この図18〜図21において、150は図13の浴室103の外壁107に取り付けられる空調装置本体である。
この空調装置本体150には、図19に示した循環用ファン151及び換気用ファン152と、図20,図21に示した輻射暖房ユニッ1ト53が設けられている。
そして、循環用ファン151は、浴室103内の空気を吸込口151aから吸い込んで吹出口151bから浴室103内に吹き出すようになっている。尚、図21に示したように吹出口151bへの風路151c内にはヒータ151dが設けられていていて、このヒータ151dは循環用ファン151から送風される空気を加熱して暖めることができるようになっている。
また、換気用ファン152は、図19に矢印152bで示したように浴室103内の空気を吸込口152aから吸い込んで屋外に排気させるようになっている。
しかも、輻射暖房ユニット153には、カーボンランプ,シーズヒータ,ハロゲンヒータ等の遠赤外線による熱発生手段が用いられている。そして、この輻射暖房ユニット153は、熱線を空調装置本体150の開口150aから浴室103に輻射するようになっている。
このような空調装置本体150の循環用ファン151,換気用ファン152及び輻射暖房ユニット153等を上述したリモコンシステム110のリモコン121により制御するようにしている。尚、リモコン121からの操作信号を受信する構成の図示は省略しているが、この構成には上述したものと同じものを用いることができる。
以上説明したように、この発明の実施の形態のリモコン121は、充電手段を有する二次電池124を内蔵している。この充電手段としては、ホルダ122に設けた充電回路141を採用しても良いし、変形例6の一次コイル,二次コイルを用いた構成を採用することもできる。そして、このリモコン121を上述した空調装置本体7の操作に用いることができる。しかも、前記空調装置本体7は室内の空気を換気する換気手段、室内の空気を循環させる循環手段の少なくともいずれかを有していれば良い。
この構成によれば、空調装置本体の運転状態表示部を見ることで空調装置本体の運転状態を容易に確認できると共に、空調装置本体の運転モードや誤動作によるエラー発生の表示のための部品点数を少なくできる他に、電池の交換が必要なく、ランニングコストもかからず、環境面からも好ましいリモコンを用いた空調装置を提供することができる。
また、この発明の実施の形態のリモコン121は、空調装置本体9を操作するワイヤレスのリモコン本体123に二次電池124が内蔵され、前記リモコン本体123に前記二次電池124の充電端子(電池側充電端子125,125)が設けられている構成となっている。
この構成によれば、電池の交換が必要なく、電池のランニングコストもかからず、環境面からも好ましい空調用リモコンを提供することができる。
また、この発明の実施の形態の空調用リモコンシステム110は、空調装置本体109を操作するワイヤレスのリモコン本体123に二次電池124が内蔵され、前記リモコン本体123に前記二次電池124の電池側充電端子125,125が設けられていると共に、前記リモコン本体123を不使用時に嵌合保持するホルダ122が設けられ、前記ホルダ122に前記リモコン本体123を嵌合保持させたときに前記電池側充電端子125,125に接続されるホルダ側充電端子140,140が設けられ、前記ホルダ側充電端子140,140は商用電源に接続されている構成となっている。
この構成によれば、電池の交換が必要なく、使用者がいつでも利用できる使い勝手の良いリモコンを用いた空調装置を提供することができる。しかも、不使用時にリモコン本体123をホルダ122に保持させておくだけで、リモコン本体123内の二次電池124に自動的に充電できる。
更に、この発明の実施の形態の空調装置(浴室換気乾燥暖房機108)は、室(浴室103)内の空気を換気する換気手段(換気風路113)、室(浴室103)内の空気を循環させる循環手段(循環風路110,吸込ブロワ114)の少なくともいずれかが設けられた空調装置本体109と、前記空調装置本体109を操作するための空調用リモコンシステム110を備えている。
この構成によれば、電池の交換が必要なく、使用者がいつでも利用できる使い勝手の良いリモコンを用いた空調装置を提供することができる。
この発明に係る空調装置を備える建物の概略説明図である。 図1の空調装置本体の一例を示す概略構造説明図である。 図2のダンパー駆動用の駆動モータの説明図である。 図3の円板の右側面である。 図2の本体ケースの正面図である。 図2の空調装置本体の制御回路図である。 図2のダンパーの開閉状態を説明するタイムチャートである。 図2の空調装置本体の運転状態を説明するフローチャートである。 図2の空調装置本体の運転状態を説明するフローチャートである。 (a)〜(d)は図5の運転状態表示部の発光状態の説明図である。 (a)〜(d)は図5の運転状態表示部の発光状態の他の例を示す説明図である。 (a)〜(d)は運転状態表示部の他の例及びその発光状態の説明図である。 (a)〜(d)は図11の運転状態表示部の他の例の説明図である。 (a)はこの発明に係る空調装置を備える建物の概略説明図、(b)は(a)の要部拡大図である。 図13(a)の空調装置本体の説明図である。 図14の空調装置本体の制御回路図である。 図13(b)のリモコンシステムの断面図である。 図16のリモコンの制御回路図である。 この発明の他の例を示す空調装置本体の正面図である。 図18のA1−A1線に沿う断面図である。 図19のA2−A2線に沿う断面図である。 図19のA3−A3線に沿う断面図である。
符号の説明
7…空調装置本体
8…リモコン
9…本体ケース
9a…正面(外表面)
19…運転状態表示部(発光表示部)
25…制御回路
26…運転状態表示部(発光表示部)
121…リモコン

Claims (3)

  1. リモコンにより、空調装置本体の制御回路に操作信号を入力して、前記空調装置本体を運転操作するようにした空調装置において、
    前記空調装置本体の外表面に運転状態表示部を設けて、前記制御回路により前記空調装置本体の運転モードなどの運転状態や誤動作を前記運転状態表示部に表示させることを特徴とする空調装置。
  2. 前記運転状態表示部は発光して表示する発光表示部からなり、該発光表示部は前記制御回路により複数の発光表示形態で発光制御可能に設けられ、且つ前記制御回路は前記空調装置本体の複数の運転モード、誤動作状態に応じて前記発光表示部を異ならせて発光表示させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の空調装置。
  3. 前記空調装置本体は室内の空気を換気する換気手段、室内の空気を循環させる循環手段の少なくともいずれかを有し、前記リモコンは充電手段を有する二次電池を内蔵していることを特徴とする請求項1又は2に記載の空調装置。
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