JP2006153069A - 案内部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 所定方向に沿って案内軌道部25が形成された案内レール21と、前記案内軌道部に係合して転動する回転子45を回転自在に軸支し、前記回転子によって前記所定方向に沿って移動可能に案内されたスライダ61と、を備えた案内部材11である。前記案内軌道部の表面形状は、前記所定方向に関する任意位置の断面形状が少なくとも2つの谷部26,26を有する形状に形成されているとともに、前記回転子の回転中心断面に関する外形形状は、前記案内軌道部における少なくとも2つの谷部のそれぞれに係合するような形状に形成されている。
【選択図】 図3
Description
従って、回転子と案内軌道部との間の相対滑りを小さくする目的で、前記山部又は谷部における大径部と小径部との外径差を小さくした場合であっても、その小さくした分だけ、互いに係合する山部と谷部の数を増やしてやれば、前記回転子と案内軌道部との係合力を減らすこと無く所定の要求仕様に設定可能である。その結果、回転子と案内軌道部との係合力を確保しつつ、これらの間に生じ得る相対滑りを小さく抑制可能な案内部材を提供することができる。
このような案内部材によれば、前記少なくとも2つの山部又は谷部には等しい係合力が作用することとなり、もって、各山部又は各谷部に作用する負荷の均等化が図れる。その結果、特定の山部や谷部が選択的に摩耗等するという、前記案内軌道部又は回転子の部分的劣化を有効に抑制できて、当該案内部材は耐久性や寿命面で優れたものとなる。
このような案内部材によれば、上記作用効果を奏し得るなかで最も少ない数の山部又は谷部が、案内軌道部又は回転子に形成されている。よって、山部及び谷部の加工費を最も低く抑えることができる。
また、山部又は谷部の数が多いと、全ての山部又は谷部が、対応する谷部又は山部に対して均等に係合するようにするための加工精度の確保が困難になるが、上述の場合は、2つであるため加工精度の確保もさほど困難ではない。
このような案内部材によれば、スライダを介して所望の物体を直進方向に移動可能に案内可能となる。
このような案内部材によれば、前記一対のレールを、互いの間に所定間隔だけ隔てて配置することが可能である。よって、スライダを、その両脇のレールで案内することができて、当該スライダの移動安定性を高めることができる。
このような案内部材によれば、一本の案内レールでスライダを案内できるため、当該案内部材の部品点数の削減を図れて廉価になる。
このような案内部材によれば、回転子は両端支持されることになるので、その回転中心回りの回転動作の安定化が図れる。従って、スライダの移動安定性を高めることができる。
このような案内部材によれば、前記回転中心軸方向のスライダの移動を確実に規制して、前記所定方向への高精度な案内が可能となる。
図1乃至図4Cは、本発明に係る第1実施形態の案内部材11を説明するための図である。図1は案内部材11の斜視図、図2は上面図、そして図3は正面図である。また、図4A乃至図4Cは、本発明に係る案内部材11の作用効果を説明するための正面図であって説明に必要な要部のみを示している。なお、図3中では、案内部材11の一部を破断して示している。また、説明の便宜上、各図に示すように、物体(不図示)は水平な直進方向に移動可能に案内される前提とし、当該案内方向を前後方向とも言う。また、この前後方向と直交する各方向を、それぞれに上下方向及び左右方向と定義する。
図13乃至図15を参照しつつ第2実施形態について説明する。図13は斜視図、図14は上面図、図15は正面図である。なお、図15中では、案内部材11の一部を破断して示している。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、以下に示すような変形が可能である。
また、図16Dに示すように、2つの山部46,46’の三角形の大きさや形状を互いに異ならせても良い。但し、そうした場合には、各山部46,46’に作用する係合力の均等化が図れずに、特定の山部46,46’が選択的に摩耗する虞があって耐久性の観点からは望ましくない。
21 案内レール
25 案内軌道部
26 谷部
45 回転子
46 山部
61 スライダ
Claims (8)
- 所定方向に沿って案内軌道部が形成された案内レールと、
前記案内軌道部に係合して転動する回転子を回転自在に軸支し、前記回転子によって前記所定方向に沿って移動可能に案内されたスライダと、を備えた案内部材であって、
前記案内軌道部の表面形状は、前記所定方向に関する任意位置の断面形状が少なくとも2つの山部又は谷部を有する形状に形成されているとともに、
前記回転子の回転中心断面に関する外形形状は、前記案内軌道部における少なくとも2つの山部又は谷部のそれぞれに係合するような形状に形成されていることを特徴とする案内部材。 - 請求項1に記載の案内部材において、
前記少なくとも2つの山部又は谷部は、それぞれ同じ形状に形成されていることを特徴とする案内部材。 - 請求項1又は2に記載の案内部材において、
前記案内軌道部には、2つの谷部が形成され、
前記回転子の外周面には、前記谷部のそれぞれに係合するように2つの山部が形成されていることを特徴とする案内部材。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の案内部材において、
前記所定方向は直進方向であることを特徴とする案内部材。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の案内部材において、
前記案内レールは、互いに対向させて平行に並設された一対のレールを備え、
これらレールの互い対向する側面には、それぞれに前記案内軌道部が形成され、
前記スライダには、各案内軌道部に対応させて回転子が少なくとも一つずつ設けられていることを特徴とする案内部材。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の案内部材において、
前記案内軌道部は、前記案内レールの両側面に形成され、
前記両側面のそれぞれに対応させて前記案内レールの両脇を挟むように、少なくとも一対の回転子が前記スライダに設けられていることを特徴とする案内部材。 - 請求項1乃至6のいずれかに記載の案内部材において、
前記回転子は、回転中心軸によって前記回転中心回りに回転可能に支持され、
前記回転中心軸の両端部を支持する支持部材を介して前記回転子は前記スライダに設けられていることを特徴とする案内部材。 - 請求項1乃至7のいずれかに記載の案内部材において、
互いに対応する山部と谷部とは、前記回転子の回転中心軸方向に亘って当接していることを特徴とする案内部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004341758A JP2006153069A (ja) | 2004-11-26 | 2004-11-26 | 案内部材 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004341758A JP2006153069A (ja) | 2004-11-26 | 2004-11-26 | 案内部材 |
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ID=36631622
Family Applications (1)
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JP2004341758A Pending JP2006153069A (ja) | 2004-11-26 | 2004-11-26 | 案内部材 |
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2004
- 2004-11-26 JP JP2004341758A patent/JP2006153069A/ja active Pending
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