JP2006152606A - エントリーシステム - Google Patents
エントリーシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006152606A JP2006152606A JP2004342408A JP2004342408A JP2006152606A JP 2006152606 A JP2006152606 A JP 2006152606A JP 2004342408 A JP2004342408 A JP 2004342408A JP 2004342408 A JP2004342408 A JP 2004342408A JP 2006152606 A JP2006152606 A JP 2006152606A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- registration
- portable device
- information
- vehicle
- authentication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
【課題】 車の通信データの母線に接続された受信機で 診断ツールを用いてID登録する時のセキュリティ性を向上させたエントリーシステム(キーレスエントリー、スマートエントリーシステム等)を提供する。
【解決手段】 車両の使用者に携帯される携帯機3との通信により取得する識別情報(IDコード)が、予め登録された第1登録情報と一致して、携帯機の認証に成功すると、予め設定された車両制御を実行する車載機本体5と、車両の診断ツール7とが接続される(S110)。そして、車載機本体5は、第1登録情報の登録を開始するための指令が診断ツール7から入力され(S120)、且つ車の所有者からイグニッションキーを借りてイグニッションキーシリンダにIGキーが挿入される(S130)と、その後に、車載機本体5が受信したIDコードを第1登録情報として登録する(S140,S150)ことが可能となる。
【選択図】図3
【解決手段】 車両の使用者に携帯される携帯機3との通信により取得する識別情報(IDコード)が、予め登録された第1登録情報と一致して、携帯機の認証に成功すると、予め設定された車両制御を実行する車載機本体5と、車両の診断ツール7とが接続される(S110)。そして、車載機本体5は、第1登録情報の登録を開始するための指令が診断ツール7から入力され(S120)、且つ車の所有者からイグニッションキーを借りてイグニッションキーシリンダにIGキーが挿入される(S130)と、その後に、車載機本体5が受信したIDコードを第1登録情報として登録する(S140,S150)ことが可能となる。
【選択図】図3
Description
本発明は、電子キーの認証を行って、ドアロックの解除等の制御を行うエントリーシステムに関する。
リモートエントリシステムでは車の所有者が携帯する送信機の機能の定められた各スイッチ操作により識別情報含む電波を送出し、車両側受信機で受信し、認証することにより車両のドアのロック/アンロックやエンジンの始動等が行われている。
更に近年では、車載機から無線送信される質問信号に対して、携帯機(電子キー)が識別情報を載せた応答信号で返すことで、車載機が携帯機の認証を行い、認証に成功した場合に、車載機が、ドアロックの解除を行ったりするスマートエントリーシステムも普及している(以下、前記2つのシステムをエントリーシステムと称す)。このよう無線電波を使用したシステムでは上記認証のために、車載機側において携帯機の識別情報が予め登録されている必要がある。
そして識別情報の登録を行う際には、車の通信データの母線と通信する受信機と前記母線に選択的に接続する診断装置(診断ツールやダイアグチェッカーとも呼ばれる)において所定のスイッチが操作されることにより、受信機が登録モードに設定されるように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特表2001−501267号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、車両のドアが解錠状態にある場合には、診断装置を所持する者であれば誰でも、車両の所有者の許可を得ることなく、不正に識別情報を登録することが可能となり、セキュリティ性が低いという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、セキュリティ性を向上させたエントリーシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた第1発明のエントリーシステムでは、登録手段は、登録指令出力手段から出力される登録開始指令と、車両の所有認証としてのイグニッションキーを介して行われる予め設定された所定登録操作を示す登録操作信号とを第1検出手段が検出した場合に、情報登録モードへ移行し、携帯機から送出される第1識別情報を、第1登録情報として登録する。
尚、車両の所有者が第1登録情報を新たに登録したいと考えた場合には、車両を購入した店舗(例えば、カーディーラー)に車両を持ち込み、この店舗の従業員に第1登録情報の登録作業をしてもらうことが一般的である。このため、上記登録指令出力手段としては、例えば、車両の故障診断のために用いられる診断ツールとすればよい。
このように、第1発明のエントリーシステムでは、第1登録情報を登録するためには、登録指令出力手段(例えば診断ツール)と、車両の所有認証としてのイグニッションキーとを必要とする。このため、車両の所有者が、車両を購入した店舗(例えば、カーディーラー)に車両を持ち込み、その後に、車両の所有者以外の者が登録指令入力手段を用いて第1登録情報を登録する際には、車両の所有者からイグニッションキーを借りる必要がある。つまり、車両の所有者に無断で第1登録情報を登録することが困難になり、セキュリティ性が向上する。
尚、登録操作信号は、イグニッションキーシリンダに、イグニッションキーを挿入することにより発生する信号であってもよいし、イグニッションキーシリンダにイグニッションキーを挿入し、IGを、オフ又はオンすることにより発生する信号であってもよい。
また第2発明のエントリーシステムでは、登録モードへ移行する為の条件としてイグニションキーを使用する代わりに第2の既に登録済みの携帯機を使用する方法を提案している。即ち、携帯機は、当該携帯機を識別するための第2識別情報を無線送信し、認証手段が、通信手段を介して入力される第2識別情報を、予め登録された特定携帯機の第2識別情報である第2登録情報と比較することで認証を行う。そして登録手段は、登録指令出力手段から出力される登録開始指令を第2検出手段が検出し、且つ、認証手段が認証に成功した場合に、情報登録モードへ移行し、携帯機から送出される第1識別情報を、第1登録情報として登録する。
このように、第2発明のエントリーシステムでは、第1登録情報を登録するためには、登録指令出力手段と、予め登録された第2登録情報に対応した携帯機とを必要とする。このため、車両の所有者以外の者が登録指令出力手段を用いて第1登録情報を登録する際には、車両の所有者から携帯機を借りる必要がある。つまり、車両の所有者に無断で第1登録情報を登録することが困難になり、セキュリティ性が向上する。
(第1実施形態)
以下に本発明の第1実施形態について図面をもとに説明する。
図1は、本発明が適用されたエントリーシステム1の構成を示すブロック図である。
以下に本発明の第1実施形態について図面をもとに説明する。
図1は、本発明が適用されたエントリーシステム1の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態のエントリーシステム1は、車両の使用者に携帯される携帯機(電子キー)3と、車両に搭載され、携帯機3との通信により取得する識別情報を用いた認証を実行し、認証に成功すると、予め設定された車両制御を実行するための指令を出力する車載機本体5と、車両の故障診断のために用いられる診断ツール7と、車載機本体5から指令を受けて車両制御を実行するドアECU11,エンジンECU13と、車両のイグニッションキーシリンダ(不図示。以降、IGキーシリンダと称す)にイグニッションキー(以降、IGキーと称す)キーが挿入されている場合にはオンとなり、IGキーが抜かれている場合にはオフとなるキー有りスイッチ15と、IGキーシリンダに挿入されたIGキーの位置(OFF(オフ)位置,ACC(アクセサリ)位置,IG(イグニッション)位置及びST(スタート)位置の何れか)に応じて、その位置を示す信号を出力するキーポジションスイッチ17と、キー有りスイッチ15及びキーポジションスイッチ17が接続されて、キー有りスイッチ15及びキーポジションスイッチ17からの信号に基づいて、IGキーの操作内容を示す信号を出力するスイッチモジュール9とから構成されている。そして、車載機本体5,診断ツール7,スイッチモジュール9,ドアECU11及びエンジンECU13は多重通信線21を介して接続されている。
但し、診断ツール7は、ダイアグコネクタ23を介して多重通信線21と接続可能となっている。即ち、診断ツール7は、診断ツール7が利用される時のみ、多重通信線21に接続される。
これらのうち携帯機3は、車載機本体5との間でデータを送受信する送受信機33と、送受信機33を制御する制御部31を備えている。尚、制御部31は、各種データを記憶するメモリ31a(不揮発性メモリ)を備えており、当該携帯機3に付与された識別情報であるIDコードがメモリ31aに記憶されている。
このように構成された携帯機3において、制御部31は、送受信機33が車載機本体5からの質問信号を受信すると、メモリ31aに記憶されているIDコードを応答信号として送受信機33に送信させる。
次に車載機本体5は、携帯機3に対する質問信号を送信する送信機55と、携帯機3からの応答信号を受信する受信機57と、多重通信線21を介して診断ツール7,スイッチモジュール9,ドアECU11及びエンジンECU13との間でデータ通信する通信部53と、通信部53及び送信機55の動作を制御する制御部51とを備えている。
また受信機57は、携帯機応答エリア内の携帯機3から質問信号に応答して送信されてくる応答信号を受信して、携帯機3に固有のIDコードを復号化する。
また制御部51は、各種データを記憶するメモリ51aを備えており、当該車両用の1または複数の携帯機3に割り当てられたIDコード(以降、第1登録情報と称す)がメモリ51aに記憶されている。
また制御部51は、各種データを記憶するメモリ51aを備えており、当該車両用の1または複数の携帯機3に割り当てられたIDコード(以降、第1登録情報と称す)がメモリ51aに記憶されている。
このように構成された車載機本体5において、制御部51は、受信機57から得られるIDコードに基づいてドアECU11に対する指令を出力するエントリー処理と、第1登録情報を登録するための登録処理とを実行する。
次に診断ツール7は、車載機本体5,スイッチモジュール9,ドアECU11との間でデータ通信する通信部73と、操作キー75aおよび表示パネル75bからなるユーザインターフェース(以降、ユーザI/Fとする)75と、通信部73及びユーザI/F75を制御する制御部71とを備えている。
尚、ユーザI/F75は、操作者が表示パネル75bに表示される指示に従いながら、操作キー75aを操作することにより、第1登録情報の登録を開始するための登録開始指令を制御部71へ出力するように構成される。
このように構成された診断ツール7において、制御部71は、ユーザI/F75から登録開始指令を入力すると、この登録開始指令を通信部73を介して車載機本体5へ送信する。
次にスイッチモジュール9は、車載機本体5,診断ツール7,ドアECU11及びエンジンECU13との間でデータ通信する通信部93と、通信部93を制御する制御部91と、キー有りスイッチ15及びキーポジションスイッチ17が接続され、制御部91との間で信号の入出力を行う入出力部95とを備えている。
このように構成されたスイッチモジュール9において、制御部91は、キー有りスイッチ15からの信号に基づいて、IGキーシリンダにIGキーが挿入されているか否かを示すキー有り信号を生成し、このキー有り信号を通信部93を介して車載機本体5へ送信する。更に制御部91は、キーポジションスイッチ17からの信号に基づいて、IGキーシリンダにおけるIGキーの操作位置(以下単に、キー操作位置という)を示すキー操作位置信号を生成し、このキー操作位置信号を通信部93を介して車載機本体5へ送信する。
次にドアECU11は、車両の各乗降用ドアにそれぞれ設けられ、車載機本体5からドアロックの解除を許可する指令(以降、アンロック許可指令と称す)を受けるとアンロックスタンバイ状態となり、その後、ドアの外側に設けられたアンロック用のスイッチ(不図示)が操作された際にドアをアンロックするドアアンロック制御を実行するように構成されている。
次に、車載機本体5の制御部51が実行する登録処理の手順を、図2を用いて説明する。図2は登録処理を表すフローチャートである。
この登録処理が実行されると、制御部51は、まずS110にて、診断ツール7が接続されているか否か、即ち、制御部51が多重通信線21を介して診断ツール7と通信可能となっているか否かを判断する。ここで、診断ツール7が接続されていない場合には(S110:NO)、本処理を終了する。一方、診断ツール7が接続されている場合には(S110:YES)、S120にて、診断ツール7から登録開始指令を受信するまで待機する。
この登録処理が実行されると、制御部51は、まずS110にて、診断ツール7が接続されているか否か、即ち、制御部51が多重通信線21を介して診断ツール7と通信可能となっているか否かを判断する。ここで、診断ツール7が接続されていない場合には(S110:NO)、本処理を終了する。一方、診断ツール7が接続されている場合には(S110:YES)、S120にて、診断ツール7から登録開始指令を受信するまで待機する。
そして登録開始指令を受信すると(S120:YES)、S130にて、IGキーシリンダにIGキーが挿入されるまで待機する。即ち、スイッチモジュール9から送信されるキー有り信号に基づいて、IGキーが挿入されているか否かを判断する。
そしてIGキーが挿入されると(S130:YES)、S140にて、ID登録しようとする携帯機からIDコードを受信するまで待機する。
そしてIDコードを受信すると(S120:YES)、S150にて、受信したIDコードを登録する。即ち、このIDコードを第1登録情報としてメモリ51aに記憶する。その後に本処理を終了する。
そしてIDコードを受信すると(S120:YES)、S150にて、受信したIDコードを登録する。即ち、このIDコードを第1登録情報としてメモリ51aに記憶する。その後に本処理を終了する。
このように構成されたエントリーシステム1では、第1登録情報を登録するためには、診断ツール7と、車両に対応したIGキーとを必要とする。このため、車両の所有者以外の者が診断ツール7を用いて第1登録情報を登録する際には、車両の所有者からIGキーを借りる必要がある。つまり、車両の所有者に無断で第1登録情報を登録することが困難になり、セキュリティ性が向上する。
以上説明した第1実施形態において、送信機55及び受信機57は本発明における通信手段、診断ツール7は本発明における登録指令出力手段、S120及びS130の処理は本発明における第1検出手段、S140は本発明における情報登録モード、S150の処理は本発明における登録手段、IDコードは本発明における第1識別情報、キー有り信号は本発明における登録操作信号である。
(第2実施形態)
以下に、本発明の第2実施形態について図面をもとに説明する。尚、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
以下に、本発明の第2実施形態について図面をもとに説明する。尚、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
第2実施形態のエントリーシステム1は、登録処理が変更されていること以外は、第1実施形態と同じである。
図3は、第2実施形態における登録処理を表すフローチャートである。
図3は、第2実施形態における登録処理を表すフローチャートである。
図3に示すように、第2実施形態の登録処理において第1実施形態と異なるのは、S120,S130の処理に代わって、それぞれS120a,S130aの処理が行われる点である。
即ちS110にて、診断ツール7が接続されている場合には(S110:YES)、S120aにて、S130と同様にして、IGキーシリンダにIGキーが挿入されるまで待機する。
そしてIGキーが挿入されると(S120a:YES)、S130aにて、S120と同様にして、診断ツール7から登録開始指令を受信するまで待機する。
そして登録開始指令を受信すると(S130a:YES)、S140に移行する。
そして登録開始指令を受信すると(S130a:YES)、S140に移行する。
つまり、第1実施形態の登録処理では、登録開始指令を受信するまで待機する処理(S120)(以降、登録開始指令待機処理と称す)を、IGキーが挿入されるまで待機する処理(S130)(以降、キー挿入待機処理と称す)よりも先に行っているのに対して、第2実施形態の登録処理では、キー挿入待機処理を、登録開始指令待機処理よりも先に行っている。
従って、第2実施形態のエントリーシステム1においては、登録開始指令待機処理とキー挿入待機処理の処理順を変更したこと以外は、第1実施形態と同じである。
このため、第2実施形態のエントリーシステム1は、第1実施形態のエントリーシステム1と同様の効果を得ることができる。
このため、第2実施形態のエントリーシステム1は、第1実施形態のエントリーシステム1と同様の効果を得ることができる。
以上説明した第2実施形態において、S120aの処理は本発明における登録操作検出手段である。
(第3実施形態)
以下に、本発明の第3実施形態について図面をもとに説明する。尚、第3実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
(第3実施形態)
以下に、本発明の第3実施形態について図面をもとに説明する。尚、第3実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
第3実施形態のエントリーシステム1は、登録処理が変更されていること以外は、第1実施形態と同じである。
図4は、第3実施形態における登録処理を表すフローチャートである。
図4は、第3実施形態における登録処理を表すフローチャートである。
図4に示すように、第3実施形態の登録処理において第1実施形態と異なるのは、S130の処理に代わって、S130bの処理が行われる点である。
即ちS120にて、登録開始指令を受信すると(S120:YES)、S130bにて、キー操作位置が、アクセサリ位置,イグニッション位置及びスタート位置の何れか(以降、アクセサリ位置,イグニッション位置及びスタート位置をまとめて、オン位置と称す)になるまで待機する。即ち、スイッチモジュール9から送信されるキー操作位置信号に基づいて、キー操作位置がオフ位置からオン位置に変化したか否かを判断する。
即ちS120にて、登録開始指令を受信すると(S120:YES)、S130bにて、キー操作位置が、アクセサリ位置,イグニッション位置及びスタート位置の何れか(以降、アクセサリ位置,イグニッション位置及びスタート位置をまとめて、オン位置と称す)になるまで待機する。即ち、スイッチモジュール9から送信されるキー操作位置信号に基づいて、キー操作位置がオフ位置からオン位置に変化したか否かを判断する。
そして、キー操作位置がオン位置になると(S130b:YES)、S140に移行する。
従って、第3実施形態のエントリーシステム1においては、第1登録情報の登録を開始するためにIGキーを介して行う操作を、「IGキーシリンダにIGキーを挿入する操作」から「キー操作位置をオフ位置からオン位置に変化させる操作」に変更したこと以外は、第1実施形態と同じである。
従って、第3実施形態のエントリーシステム1においては、第1登録情報の登録を開始するためにIGキーを介して行う操作を、「IGキーシリンダにIGキーを挿入する操作」から「キー操作位置をオフ位置からオン位置に変化させる操作」に変更したこと以外は、第1実施形態と同じである。
このため、第3実施形態のエントリーシステム1は、第1実施形態のエントリーシステム1と同様の効果を得ることができる。
以上説明した第3実施形態において、S130bの処理は本発明における登録操作検出手段、キー操作位置信号は本発明における登録操作信号、キー操作位置がオフ位置にある状態は本発明におけるIGをオフ、キー操作位置がオン位置にある状態は本発明におけるIGをオンである。
以上説明した第3実施形態において、S130bの処理は本発明における登録操作検出手段、キー操作位置信号は本発明における登録操作信号、キー操作位置がオフ位置にある状態は本発明におけるIGをオフ、キー操作位置がオン位置にある状態は本発明におけるIGをオンである。
(第4実施形態)
以下に、本発明の第4実施形態について図面をもとに説明する。尚、第4実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
以下に、本発明の第4実施形態について図面をもとに説明する。尚、第4実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
第4実施形態のエントリーシステム1において第1実施形態と異なる点は、携帯機3及び車載機本体5の構成と、登録処理手順である。
即ち、携帯機3のメモリ31aには、第1登録情報の登録を開始するために当該携帯機3に付与された識別情報である登録コードが記憶されている。そして、制御部31は、送受信機33が車載機本体5からの質問信号を受信すると、メモリ31aに記憶されているIDコード及び登録コードを応答信号として送受信機33に送信させる。
即ち、携帯機3のメモリ31aには、第1登録情報の登録を開始するために当該携帯機3に付与された識別情報である登録コードが記憶されている。そして、制御部31は、送受信機33が車載機本体5からの質問信号を受信すると、メモリ31aに記憶されているIDコード及び登録コードを応答信号として送受信機33に送信させる。
また、車載機本体5の受信機57は、携帯機応答エリア内の携帯機3から質問信号に応答して送信されてくる応答信号を受信して、携帯機3に固有のIDコード及び登録コードを復号化する。更に車載機本体5のメモリ51aには、当該車両用の1または複数の携帯機3に割り当てられた登録コード(以降、第2登録情報と称す)が記憶されている。
図5は、第4実施形態における登録処理を表すフローチャートである。
図5に示すように、第4実施形態の登録処理において第1実施形態と異なるのは、S130の処理に代わって、S130cの処理が行われる点である。
図5に示すように、第4実施形態の登録処理において第1実施形態と異なるのは、S130の処理に代わって、S130cの処理が行われる点である。
即ちS120にて、登録開始指令を受信すると(S120:YES)、S130cにて、携帯機3の登録コード認証に成功したか否か、即ち、応答エリアに進入した携帯機3からの応答信号を受信した受信機57から供給される登録コードが、既にメモリ51aに登録済みの第2登録情報と一致したか否かを判断する。ここで、認証に成功していない場合には(S130c:NO)、S130cの処理を繰り返す。一方、登録コード認証に成功した場合には(S130c:YES)、S140に移行する。
このように構成されたエントリーシステム1では、第1登録情報を登録するために、診断ツール7と、メモリ51aに記憶されている第2登録情報に対応した携帯機3とを必要とする。このため、車両の所有者以外の者が診断ツール7を用いて第1登録情報を登録する際には、車両の所有者から携帯機3を借りる必要がある。つまり、車両の所有者に無断で第1登録情報を登録することが困難になり、セキュリティ性が向上する。
以上説明した第4実施形態において、S120の処理は本発明における第2検出手段、S130cの処理は本発明における認証手段、登録コードは本発明における第2識別情報である。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採ることができる。
例えば、上記第4実施形態においては、S130cの処理ではIDコードを用いて認証を行うとともに、登録コードを用いて登録コード認証を行っている。しかし、S130cの登録コード認証において、IDコードにより認証を行うようにしてもよい。このようにすれば、登録コード(第2登録情報)を不要とすることができる。
例えば、上記第4実施形態においては、S130cの処理ではIDコードを用いて認証を行うとともに、登録コードを用いて登録コード認証を行っている。しかし、S130cの登録コード認証において、IDコードにより認証を行うようにしてもよい。このようにすれば、登録コード(第2登録情報)を不要とすることができる。
また上記実施形態においては、制御部51のメモリ51aに第1登録情報を記憶するものを示したが、受信機57にメモリを設け、このメモリに第1登録情報を記憶するようにしてもよい。
1…エントリーシステム、3…携帯機、5…車載機本体、7…診断ツール、9…スイッチモジュール、11…ドアECU、13…エンジンECU、15…イグニッションスイッチ、17…キーポジションスイッチ、21…多重通信線、23…ダイアグコネクタ、31…制御部、31a…メモリ、33…送受信機、51…制御部、51a…メモリ、53…通信部、55…送信機、57…受信機、71…制御部、73…通信部、75…ユーザI/F、75a…操作キー、75b…表示パネル、91…制御部、93…通信部、95…入出力部。
Claims (4)
- 使用者が所持する携帯機との無線通信を行う通信手段を備え、前記通信手段を介して入力される前記携帯機の第1識別情報を、予め登録された特定携帯機の第1識別情報である第1登録情報と比較することで認証を行い、この認証に成功した場合に、予め設定された車両制御を実行するエントリーシステムであって、
予め設定された所定登録条件が成立すると、情報登録モードへ移行し、前記携帯機から送出される第1識別情報を、前記第1登録情報として登録する登録手段と、
予め設定された外部操作に基づいて、前記情報登録モードへ移行するための登録開始指令を出力する登録指令出力手段と、
前記登録開始指令と、車両の所有認証としてのイグニッションキーを介して行われる予め設定された所定登録操作を示す登録操作信号とを検出する第1検出手段と、を備え、
前記登録手段は、
前記第1検出手段が前記登録開始指令及び前記登録操作信号の両方を検出した場合に、前記所定登録条件が成立したとする、
ことを特徴とするエントリーシステム。 - 前記登録操作信号は、イグニッションキーシリンダに、前記イグニッションキーを挿入することにより発生する信号であること、
を特徴とする請求項1に記載のエントリーシステム。 - 前記登録操作信号は、イグニッションキーシリンダにイグニッションキーを挿入し、IGを、オフ又はオンすることにより発生する信号であること、
を特徴とする請求項1に記載のエントリーシステム。 - 使用者が所持する携帯機との無線通信を行う通信手段を備え、前記通信手段を介して入力される前記携帯機の第1識別情報を、予め登録された特定携帯機の第1識別情報である第1登録情報と比較することで認証を行い、この認証に成功した場合に、予め設定された車両制御を実行するエントリーシステムであって、
前記携帯機は、当該携帯機を識別するための第2識別情報を無線送信し、
予め設定された所定登録条件が成立すると、情報登録モードへ移行し、前記携帯機から送出される第1識別情報を、前記第1登録情報として登録する登録手段と、
予め設定された外部操作に基づいて、前記情報登録モードへ移行するための登録開始指令を出力する登録指令出力手段と、
前記登録開始指令を検出する第2検出手段と、
前記通信手段を介して入力される前記第2識別情報を、予め登録された特定携帯機の第2識別情報である第2登録情報と比較することで認証を行う認証手段と、を備え、
前記登録手段は、
前記第2検出手段が前記登録開始指令を検出し、且つ、前記認証手段が認証に成功した場合に、前記所定登録条件が成立したとする、
ことを特徴とするエントリーシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004342408A JP2006152606A (ja) | 2004-11-26 | 2004-11-26 | エントリーシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004342408A JP2006152606A (ja) | 2004-11-26 | 2004-11-26 | エントリーシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006152606A true JP2006152606A (ja) | 2006-06-15 |
Family
ID=36631215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004342408A Withdrawn JP2006152606A (ja) | 2004-11-26 | 2004-11-26 | エントリーシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006152606A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011259352A (ja) * | 2010-06-11 | 2011-12-22 | Nippon Soken Inc | 車両用電力線通信システム |
JP2014237445A (ja) * | 2014-09-11 | 2014-12-18 | 三菱自動車工業株式会社 | 電動車両の制御装置 |
JP2015113693A (ja) * | 2013-12-16 | 2015-06-22 | 富士重工業株式会社 | 車両制御システム |
-
2004
- 2004-11-26 JP JP2004342408A patent/JP2006152606A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011259352A (ja) * | 2010-06-11 | 2011-12-22 | Nippon Soken Inc | 車両用電力線通信システム |
JP2015113693A (ja) * | 2013-12-16 | 2015-06-22 | 富士重工業株式会社 | 車両制御システム |
JP2014237445A (ja) * | 2014-09-11 | 2014-12-18 | 三菱自動車工業株式会社 | 電動車両の制御装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7227446B2 (en) | Electronic key system for entry objects | |
KR100410797B1 (ko) | 스마트 카드 시스템의 카드 무력화 장치 및 방법 | |
KR102071406B1 (ko) | 차량 탑재 장치 및 인증 시스템 | |
US7426275B2 (en) | Handling device and method of security data | |
US8207817B2 (en) | Electronic key system | |
JP2016079600A (ja) | 車両用認証システム | |
JP2018062306A (ja) | 生体認証併用電子キーシステム | |
CN109642439B (zh) | 电子钥匙系统 | |
JP7344705B2 (ja) | 車両のワイヤレスキー装置 | |
JP2008121254A (ja) | 車両キーレス装置の自動開錠方法 | |
JP2006022607A (ja) | キーレスエントリー装置 | |
JP2004102940A (ja) | 認証システム | |
WO2005021904A1 (ja) | 認証システム | |
JP2009097241A (ja) | 車両用セキュリティシステム | |
EP3640880B1 (en) | Vehicular control system | |
JP2006144480A (ja) | 携帯機の登録システム | |
JP2006152606A (ja) | エントリーシステム | |
JP6964976B2 (ja) | 車両用通信装置 | |
JP2003064920A (ja) | 車両キーシステム及び車両側キー装置並びに電子キー | |
JP4578984B2 (ja) | キーレスエントリシステム | |
JP2018180842A (ja) | ユーザ認証システム及びユーザ認証方法 | |
JP3930385B2 (ja) | 電子キーシステム | |
JP5502769B2 (ja) | 電子キーシステム | |
JP6347284B2 (ja) | 電子キーシステム | |
JP2008087734A (ja) | エンジン始動制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070214 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20081112 |