JP2006152405A - 真空脱ガス装置シュノーケルの補修方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】真空脱ガス装置シュノーケルの補修方法において、補修材として圧入した不定形耐火物の迅速乾燥と、補修後の不定形耐火物の耐用性向上。
【解決手段】目開き0.045〜2mmの金網製円筒の中子3を真空脱ガス装置1のシュノーケル2内に挿入し、このシュノーケル2と中子3の間に、アルミナセメントを結合剤として含む不定形耐火物4の混練物を圧入充填する。
【選択図】図1
【解決手段】目開き0.045〜2mmの金網製円筒の中子3を真空脱ガス装置1のシュノーケル2内に挿入し、このシュノーケル2と中子3の間に、アルミナセメントを結合剤として含む不定形耐火物4の混練物を圧入充填する。
【選択図】図1
Description
本発明は、真空脱ガス装置のシュノーケル部の補修方法に関する。
溶鋼処理に使用されるDH式、RH式等の真空脱ガス装置には、溶鋼を取鍋と脱ガス槽との間で吸い上げまたは排出させるシュノーケルが備えられている。このシュノーケルの内周面は溶鋼流によって損耗が著しい。そこで、中子を用いた不定形耐火物圧入によってシュノーケルの内周面を補修することが知られている(特許文献1、2参照)。
シュノーケル部の補修において、圧入後の不定形耐火物は炉稼動前に十分に乾燥させる必要がある。一方、この補修は、脱ガス処理対象の溶鋼取鍋を交換する僅かな休止時間内に行わなければならず、迅速さが要求される。圧入後の不定形耐火物は炉壁残熱あるいは中子の内面側からのガスバーナ等による加熱をもって乾燥させているが、圧入後の不定形耐火物は中子で覆われており、迅速な乾燥が困難である。
従来方法においては、中子に脱気孔が形成されている。脱気孔は、乾燥時に不定形耐火物の施工水分から発生する水蒸気の逃路となり、乾燥促進の効果をもつ。また、圧入時に脱気孔からの不定形耐火物の流出を確認し、不定形耐火物がどの位置まで充填されたかを監視することができる。
しかし、従来方法における中子の脱気孔の径は、一般に5〜10mmあるいはそれ以上である。不定形耐火物が圧入時に脱気孔から流出するため、その形成数に自ずと限りがあり、乾燥性向上の効果は十分なものではない。
また、不定形耐火物による補修は施工性に優れる反面、耐火レンガと違って施工体の組織強度が小さいことは否めない。施工体は組織強度に劣ると溶鋼との接触で耐用性が低下する。そこで、補修効果向上のために、不定形耐火物施工体の耐用性向上強く望まれている。
実公昭53−47046号公報
特公昭53−4484号公報
本発明が解決しようとする課題は、真空脱ガス装置シュノーケルの補修方法において、補修材として圧入した不定形耐火物の迅速乾燥と、補修後の不定形耐火物の耐用性向上にある。
本発明の真空脱ガス装置シュノーケルの補修方法は、目開き0.045〜2mmの金網製円筒の中子を真空脱ガス装置のシュノーケル内に挿入し、このシュノーケルと前記中子の間に、アルミナセメントを結合剤として含む不定形耐火物の混練物を圧入充填するものである。また、前記の中子を目開き0.045〜2mmの金網製円筒に代えて、開孔部がその開孔部に内接する円の最大直径0.045mm〜2mmのパンチングメタル製円筒とした真空脱ガス装置シュノーケルの補修方法の発明である。
本発明において使用する金網製円筒よりなる中子は、金網の目開きによって中子の略全面にわたって脱気孔が形成され、不定形耐火物の施工体の乾燥性が著しく向上する。
不定形耐火物は密充填組織が得られるように、耐火原料が粗粒、中粒、微粒に適宜調整された配合組成となっている。金網の目開きであっても透孔である以上、不定形耐火物が流出する。これに対し本発明では、金網の目開きを0.045〜2mmに限定している。目開きから不定形耐火物組成のうち微粉部が流出するが、目開きが0.045〜2mmであることでそのあとに続く粗粒あるいは中粒部によって目詰まりを生じ、目開きからの不定形耐火物の流出量は僅かであって、圧入充填を実質的に阻害するものではない。
本発明では、アルミナセメントを結合剤として含む不定形耐火物を補修材に使用する。アルミナセメントの粉末度については、JIS R 2511−77において標準網ふるい(網目88μm)による残分が10質量%以下と規定されており、その平均粒径が一般に2〜20μmである。このため、不定形耐火物組成においてアルミナセメントは微粉部に存在する。
圧入時において金網の目開きから流出するのは、前記のとおり不定形耐火物組成の中でも微粒部である。不定形耐火物組織は金網の目開きから流出に伴って施工体のうち内周面側に微粉部が集中する。微粉部はアルミナセメント濃度の高いことから、不定形耐火物施工体のうち微粉部が集中する内周面の強度が向上する。同時に金網の目開きから流出した微粉部の一部は金網の表面を覆い、金網に耐熱性を付与する。
金属製中子は溶鋼と接触すると瞬時に溶失するが、微粉部による充填と被覆された金網製の中子はその耐熱性によって使用直後の溶失を免れ、溶鋼による熱衝撃を緩和させる。
不定形耐火物施工体は使用中に溶鋼熱で焼結が進行し、溶鋼流にも耐えうる組織強度が付与されるが、溶鋼が最初に流通する際に従来は十分な組織強度がないままで溶鋼流と接触する。これに対し、本発明により形成される不定形耐火物施工体は、溶鋼と接触する内周面側がアルミナセメント濃度の高い材質となって、使用初期の焼結されていない状況下での組織強度が付与され、耐食性が向上する。
また、不定形耐火物施工体は内周面側が前記したようにアルミナセメント濃度の高いことによる強度付与に加え、目開きから流出した微粉部で耐熱性が付与された中子による熱衝撃の緩和作用によって、不定形耐火物施工体使用初期の激しい熱衝撃に耐え、耐用性低下の一因である亀裂の発生が抑制される。
溶鋼が最初に流通する際には圧入施工された不定形耐火物は、この熱衝撃が原因した亀裂によって損耗速度が大きくなる。これに対し本発明により得られる不定形耐火物施工体は、内周面の強度が向上と内周に位置する金網が耐熱性を付与されていることで、シュノーケルが溶鋼と最初に接する際の激しい熱衝撃が緩和され、耐用性低下の一因である亀裂の発生が抑制される。
ここで、金網の目開きは0.045mmより小さいと不定形耐火物の微粉部であっても流出し難くなり、不定形耐火物施工体の内周面側の強度向上の効果が得られない。また、微粉部が金網を覆うことによる金網に耐熱性を付与する効果も無い。目開きが2mmを超えると微粉部以外の組織の流出が激しくなって中子としての機能が損なわれる。さらに好ましい目開きは0.1〜1mmである。
本発明で使用する中子は、前記した金網製円筒に代えて、パンチングメタル製円筒を使用してもよい。パンチングメタルの開孔部は形状・寸法について種々のものが知られている。本発明ではその開孔部の形状に関係なく、開孔部の寸法がその開孔部に内接する円の最大直径0.045mm〜2mmであることが必要である。金網の目開きの場合と同様、0.045mmより小さいと、不定形耐火物施工体の内周面側の強度向上の効果が不十分となり、また開孔部からの微粉部の流失が無いことでパンチングメタルに耐熱性を付与する効果が得られない。開孔部が2mmを超えると微粉部以外の組織の流出が激しくなって中子としての機能が損なわれる。さらに好ましい開孔部は0.1〜1mmである。
金網は目開きが小さくなるとそれに伴って線径が小さくなり、中子の強度が不十分となる。パンチングメタルについても一般には開孔部が小さいと肉厚が薄くなり、強度が不足する。不定形耐火物の圧入時の圧力で変形が懸念される場合は、必要によっては補強部材を設ける。補強部材は圧入管の保持固定を強固にする等の効果もある。
補強部材の例としては、例えば鋼棒等による補強リブ、中子の内周側に一定の間隔をもって同心円状に設けた金属製円筒、さらには中子の目開き又は開孔部より大きな開孔部を有するパンチングメタル等が挙げられる。
本発明によれば、真空脱ガス装置シュノーケルの補修方法において、不定形耐火物施工体の乾燥性の向上と、不定形耐火物施工体の内周面の強度付与および中子の耐熱性向上により、迅速な施工と優れた補修効果を得ることができる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はRH式真空脱ガス装置1におけるシュノーケル2の内周を、中子3を使用して不定形耐火物4を圧入充填する態様を模式的に示した縦断面図である。
シュノーケル2は一般に環流管2aと浸漬管2bとからなり、浸漬管2bは環流管2aに対しフランジ5によって着脱自在となっている。同図は環流管2aと浸漬管2bとを同時に補修する場合を示しているが、浸漬管2bはフランジ5から取り外して新規なものと交換できることから、環流管2aのみの補修を行うこともできる。
補修の際は、真空脱ガス装置の操業によって耐火物部が損耗されたシュノーケル2に円筒状の中子3をその下方から挿入し、シュノーケル2と中子3との間に、中子3の一端に接続した圧入管7を介して不定形耐火物4を圧入充填する。この際、中子3はシュノーケル2の下端面に一時的に取り付けた基板6の上に載置され、基板6上面に突設したリング状の係止部6aに嵌合して位置決めされる。また、圧入管7は、基板6の中央に設けた貫通孔6bに挿通される。
図には示していないが、圧入管7の基端部には材料圧送装置が備えられている。不定形耐火物4の充填は図に示すとおり、中子3の内周側面に接続した圧入管7からの圧入が主であるが、中子3の上方からの投入も併用することもある。
図2は本発明で使用する中子の例を示した拡大図である。同図に示した中子31は、金網製円筒8で構成されている。金網の種類は目開きを存在させるために平織金網、綾織金網、菱型金網が好ましい。ここでは金網製円筒8に補強部材を設けた例を示している。
補強部材として同図の例は縦横に設けた鋼棒等の補強リブ9である。同図では補強リブ9を金網製円筒8の内側に設けているが、これに限らず、金網製円筒8の外側に設けてもよい。中子31の側面に設けた貫通孔10は、図1に示した圧入管7を接続するためのもので、鋼板等によって補強している。金網製円筒8の目開きは、前記のとおり0.045〜2mmとする。
図3は中子の他の例を示した拡大図である。同図に示した中子32は、補強部材として、金網製円筒8の内周側に一定の間隔をもって同心円状に金属製円筒11を設けたものである。図1に示した圧入管7を金属製円筒11に固着することで、圧入管の接続構造がより強固なものとなる。不定形耐火物4施工体の乾燥時、金網製円筒8の目開きを透過した水蒸気の逃路を形成するために、金網製円筒8と金属製円筒11との間に介在した適当な厚さのスペーサー12をもって、金網製円筒8と金属製円筒11との間に一定の間隔を保つ。
図4の中子33の例は、補強部材としてパンチングメタルを使用したものである。金網中子の目開きを塞がないように、パンチングメタルの開孔部は、中子の目開きより大きくする。同図ではパンチングメタル製補強部材16を金網製円筒8の外側に設けているが、これに限らず、金網製円筒8の内側に設けてもよい。パンチングメタル製補強部材33を外側に設けた場合は、中子をシュノーケル2内に挿入する等の際に金網の損傷を防止する保護部材としての効果がある。
図5は中子として、前記した金網製円筒に代えてパンチングメタル製円筒14を使用したものである。ここでは、図4に示した中子と同様に、その外周にパンチングメタル製補強部材16を設けている。この例で使用した中子としてのパンチングメタルは、開孔部が丸孔型であるがこれに限らず、長孔型、角孔型等でもよい。いずれの孔型であっても開孔部は、それに内接する円の最大直径Rが0.045〜2mmとする。図6はパンチングメタルの開孔部の拡大図であり、角孔型における開孔部15の最大直径Rを示したものである。
なお、図5では中子となるパンチングメタルより開孔部が大きなパンチングメタルを補強部材として使用している。図には示していないが補強部材は、例えば図2に示したリブ状のものを適用させることもできる。
補修材として使用する不定形耐火物は耐火原料として、例えばマグネシア、スピネル、クロム鉱、アルミナ、シリカ、アルミナ−シリカ、ジルコン、ジルコニア、炭化珪素、あるいはこれらを骨材としたレンガ屑などから選ばれる一種または二種以上を主材とする。最大粒子径を例えば3〜10mmとし、密充填組織が得られるようにこれらを粗粒、中粒、微粒に調整する。また、耐火原料の一部には施工時の流動性と施工後の焼結性を向上させるために、粒径30μm以下のアルミナ、シリカ、マグネシア、チタニア等が適宜使用される。
本発明では、不定形耐火物の結合剤としてアルミナセメントを使用する。結合剤としては他にフェノール樹脂、ピッチ、リン酸塩、ケイ酸塩等が知れているが、フェノール樹脂、ピッチ等は施工時の不定形耐火物の粘性が高く、中子の金網目開きから不定形耐火物の微粉部の流出がなく、不定形耐火物施工体の内周面側の組織強度を向上あるいは微粉部が金網を覆うことで金網に耐熱性を付与する効果が得られない。リン酸塩、ケイ酸塩等は微粉部主体の施工体部分、すなわち不定形耐火物施工体の内周面側および金網あるいはパンチングメタルを覆う微粉部の強度が不足し、シュノーケル使用直後の熱衝撃に対する抵抗性に劣り、本発明の補修効果が得られない。
アルミナセメントの添加量は耐火原料100質量部に対して3〜20質量%が好ましい。少な過ぎると不定形耐火物の前記した微粉部の強度が不足し、多過ぎると耐食性の低下を招く。
他に、必要によっては湿潤剤、分散剤、金属粉、酸化防止剤、焼結剤、気泡剤、消石灰、シリカゾル、アルミナゾル、有機質ファイバー、無機ファイバー、金属ファイバーなどから選ばれる一種または二種以上を添加してもよい。
以上からなる不定形耐火物は、この不定形耐火物100質量部に対して施工水分10〜15質量%程度添加して混練後、材料圧送装置から送り出され、図1に示したとおり、圧送管7を介して中子3とシュノーケル2との間に圧入充填される。充填後は常法どおり中子の内側からガスバーナ等を使用して加熱乾燥させる。中子は取り外すことなく、補修を完了する。
250tのRH式真空脱ガス装置のシュノーケルである浸漬管および環流管(耐火物損耗前の寸法:内径650×高さ1600mm)を補修した。
補修材として使用した不定形耐火物は耐火原料がアルミナおよびマグネシアを主体とするアルミナ−マグネシア質不定形耐火物とした。最大粒子径は5mmである。100μm以下の微粉部としてアルミナ、マグネシア、揮発シリカを含んでいる。結合剤として、耐火原料100質量部に対してアルミナセメント10質量%を添加した。さらに分散剤にヘキサメタリン酸ソーダを耐火原料100質量部に対して0.1質量%を添加した。
中子の寸法はシュノーケル使用前の内径に見合うように、外径を600mmとし、高さは1600mmとした。
実施例1として、図2に示したとおり、金網製円筒で構成した中子を使用して補修した。目開きが0.1mm(線径0.07mm)、0.5mm(線径0.18mm)、1mm(線径0.4mm)の三種類の中子を作製した。金網の種類は平織金網とした。
実施例2として、図3に示したとおり、金網製円筒の内周に、さらに金属製円筒を設けた二層構造の中子を使用して補修した。金網は目開きが0.5mm(線径0.18mm)の平織金網とした。
実施例3として、図4に示したとおり一辺50mmの角穴の開孔部を有するパンチング製円筒を補強部材とし、この補強部材の内周全体に中子となる金網製円筒を被着した。金網は目開きが0.5mm(線径0.18mm)の平織金網を使用した。この中子をもって施工した。
実施例4として、図5に示すようにパンチングメタル製円筒よりなる中子を使用した。この例で使用したパンチングメタルは、丸穴千鳥型で、直径1mm×1.5ピッチ、開孔率40.2%のものである。補強部材として一辺25mm×30mmピッチ、開孔率69.0%の角孔型パンチング製円筒を前記パンチングメタル製円筒の中子外周面に設けた。
従来公知の技術に相当する施工法として、金属製円筒に孔径3〜5mmの透孔を多数形成した中子をもって補修し、比較例とした。
以上の各例をもってシュノーケルを補修したところ、比較例では中子に設けた透孔からの不定形耐火物の流出が激しく、そのために透孔の位置は中子の上方箇所に設けなければならず、またその個数も少なくする必要があった。このため、脱気孔の総面積が少なく、圧入後の不定形耐火物の乾燥に時間を要し、迅速な補修作業ができなかった。また、不定形耐火物施工体の耐用性も不十分なものであった。
これに対し実施例1〜4は、脱気孔の総面積が大きいことで、乾燥に要する所要時間は前記の比較例に比べて2/3あるいは1/2以下であった。中子の目開きあるいは開孔部からの不定形耐火物の流出は中子の内周を被覆しる程度の僅かな量であり、実質的に不定形耐火物の損失は無かった。
しかも、この実施例1〜4で形成された不定形耐火物施工体は、内周面側組織の強固化および耐熱衝撃性の向上によって、優れた補修効果を発揮し、前記した比較例で補修した場合に比べて補修後のシュノーケルの耐用寿命は1.2倍以上向上した。
本発明は、DH式、RH式等の各種の真空脱ガス装置のシュノーケルの補修に適用できる。
1 RH式真空脱ガス装置
2 シュノーケル
3、31、32、33、34 中子
4 不定形耐火物
5 フランジ
6 基板
6a 係止部
6b 貫通孔
7 圧入管
8 金網製円筒
9 補強リブ
10 貫通孔
11 金属製円筒
12 スペーサー
13 開孔部
14 パンチングメタル製円筒
15 開孔部
16 パンチングメタル製補強部材
2 シュノーケル
3、31、32、33、34 中子
4 不定形耐火物
5 フランジ
6 基板
6a 係止部
6b 貫通孔
7 圧入管
8 金網製円筒
9 補強リブ
10 貫通孔
11 金属製円筒
12 スペーサー
13 開孔部
14 パンチングメタル製円筒
15 開孔部
16 パンチングメタル製補強部材
Claims (6)
- 目開き0.045〜2mmの金網製円筒の中子を真空脱ガス装置のシュノーケル内に挿入し、このシュノーケルと前記中子の間に、アルミナセメントを結合剤として含む不定形耐火物の混練物を圧入充填する真空脱ガス装置シュノーケルの補修方法。
- 請求項1記載の真空脱ガス装置シュノーケルの補修方法において、中子を目開き0.045〜2mmの金網製円筒に代えて、開孔部がその開孔部に内接する円の最大直径0.045mm〜2mmのパンチングメタル製円筒とした真空脱ガス装置シュノーケルの補修方法。
- 中子に補強部材が設けられている請求項1又は2記載の真空脱ガス装置シュノーケルの補修方法。
- 補強部材が中子に設けた補強リブである請求項3記載の真空脱ガス装置シュノーケルの補修方法。
- 補強部材が中子の内周側に一定の間隔をもって同心円状に設けた金属製円筒である請求項3記載の真空脱ガス装置シュノーケルの補修方法。
- 補強部材が、中子の目開き又は開孔部より大きな開孔部を有し、且つ中子と同心円状に設けたパンチングメタルである請求項3記載の真空脱ガス装置シュノーケルの補修方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004347285A JP2006152405A (ja) | 2004-11-30 | 2004-11-30 | 真空脱ガス装置シュノーケルの補修方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100912674B1 (ko) | 2007-12-03 | 2009-08-17 | 조선내화 주식회사 | 부정형 내화물 시공장치 |
-
2004
- 2004-11-30 JP JP2004347285A patent/JP2006152405A/ja active Pending
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