JP2006150847A - 記録ヘッドの駆動制御方法、インクジェットプリンタ、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】急激な温度変化に応じた駆動電圧の変更を制限し、印画画像のムラを抑制することのできるインクジェットプリンタを提供すること。
【解決手段】駆動電圧を印加することによりインク滴を吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドのヘッド温度又はその周囲の環境温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段により検出された温度に応じて前記駆動電圧を変更する変更手段と、前記変更手段によって変更される前記駆動電圧の変化量を予め決められた所定量と比較し、前記駆動電圧の変化量が所定量を超える場合に、該変化量が所定量を超えないように制御する制御手段とを有することを特徴とするインクジェットプリンタ。
【選択図】 図1

Description

本発明は記録ヘッドの駆動制御方法、インクジェットプリンタ、プログラム及び記憶媒体に関し、詳しくは、インクの温度特性に起因する吐出速度の変化を、温度に応じて駆動波形に帰還をかけることにより抑制する記録ヘッドの駆動制御方法、インクジェットプリンタ、プログラム及び記憶媒体に関する。
微小なインク滴を記録ヘッドに形成された多数のノズルから紙等の記録媒体に向けて吐出し、該記録媒体にインク滴を着弾させながら印画を行うインクジェットプリンタでは、連続して印画を行っていると、ICの駆動により記録ヘッドやインクが温められることで、インク温度が変化する。
一般にインクは粘度に温度係数を持っているため、インク温度の変化により粘度の変動を生じる。インク粘度が変動すると、インク滴の吐出速度が異なってくることによりインク滴量が変動し、画像の濃度が変わったり、着弾位置の変動から画像がぼけたり、ざらついたりする画像劣化を生じる問題がある。
このため、インクジェットプリンタでは、記録ヘッドの駆動波形をインクの温度変化に応じて変化させ、最適な吐出速度を維持するように制御をかけることが行われている(特許文献1)。
特開平5−8409号公報
インク滴の吐出速度を安定化させるためには、吐出直前のインクの温度を正確に測定する必要がある。しかし、吐出直前、すなわちノズル出口近傍でのインクの温度を正確に測定することは非常に困難であるため、記録ヘッド自体若しくはその記録ヘッドが配置されている周囲の環境温度を測定することで代替させ、間接的にインク温度を把握する方法が採られている。
ところが、記録ヘッド自体の温度やその周囲の環境温度は、必ずしも吐出直前のインク温度と追従していない可能性がある。また、温度測定における誤差も生じる。このため、これらエラー要因により急激な温度変化を検出してしまった場合、この温度変化に逐一対応して記録ヘッドに付与する駆動波形を変更するように帰還(フィードバック)を掛けてしまうと、実際のインク温度に対して適切な駆動波形で吐出させることができない。
これにより、インク滴の吐出速度が急激に変化し、着弾位置ずれや不良吐出の原因となる問題がある。更に、インク滴の吐出速度の急激な変化は、印画画像にムラを発生させ、画像品質を低下させる。
そこで、本発明は、急激な温度変化に応じた駆動波形の変更を制限し、印画画像のムラを抑制することのできる記録ヘッドの駆動制御方法、インクジェットプリンタ、プログラム及び記憶媒体を提供することを課題とする。
本発明の他の課題は、以下の記載により明らかとなる。
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
請求項1記載の発明は、所定の駆動波形に基づいてインク滴を吐出する記録ヘッドのヘッド温度又はその周囲の環境温度を検出すると共に、該検出された温度に応じて前記駆動波形を変更制御する記録ヘッドの駆動制御方法であって、前記変更される駆動波形の現在の駆動波形に対する変化量を算出すると共に、前記算出された変化量を予め決められた所定量と比較し、前記変化量が所定量を超える場合に、前記変化量が所定量を超えないように前記変更される駆動波形に対して制限をかけることを特徴とする記録ヘッドの駆動制御方法である。
請求項2記載の発明は、前記記録ヘッドは、印画時に主走査方向に沿って往復移動するキャリッジに搭載された記録ヘッドであり、前記駆動波形を変更するタイミングは、前記キャリッジの往復移動のタイミングと非同期とすることを特徴とする請求項1記載の記録ヘッドの駆動制御方法である。
請求項3記載の発明は、前記記録ヘッドは、印画時に主走査方向に沿って往復移動するキャリッジに搭載された記録ヘッドであり、前記駆動波形を変更するタイミングは、前記キャリッジが印画領域に入る前とすることを特徴とする請求項1記載の記録ヘッドの駆動制御方法である。
請求項4記載の発明は、所定の駆動波形に基づいてインク滴を吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドのヘッド温度又はその周囲の環境温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段により検出された温度に応じて前記駆動波形を変更する変更手段とを有するインクジェットプリンタであって、前記変更手段により変更される駆動波形の現在の駆動波形に対する変化量を算出する変化量算出手段と、前記変化量算出手段によって算出された変化量を予め決められた所定量と比較し、前記変化量が所定量を超える場合に、前記変化量が所定量を超えないように前記変更される駆動波形に対して制限をかける変化量制限手段を有することを特徴とするインクジェットプリンタである。
請求項5記載の発明は、前記記録ヘッドは、印画時に主走査方向に沿って往復移動するキャリッジに搭載され、前記変更手段によって前記駆動波形を変更するタイミングは、前記キャリッジの往復移動のタイミングと非同期であることを特徴とする請求項4記載のインクジェットプリンタである。
請求項6記載の発明は、前記記録ヘッドは、印画時に主走査方向に沿って往復移動するキャリッジに搭載され、前記変更手段によって前記駆動波形を変更するタイミングは、前記キャリッジが印画領域に入る前であることを特徴とする請求項4記載のインクジェットプリンタである。
請求項7記載の発明は、所定の駆動波形に基づいてインク滴を吐出する記録ヘッドの駆動を制御するコンピュータを、記録ヘッドのヘッド温度又はその周囲の環境温度に応じて前記駆動波形を変更する手段と、前記変更される駆動波形の現在の駆動波形に対する変化量を算出する手段と、前記算出された変化量を所定量と比較する手段と、比較の結果、前記変化量が所定量を超える場合に、前記変化量が所定量を超えないように前記変更される駆動波形に対して制限をかける手段として機能させるためのプログラムである。
請求項8記載の発明は、請求項7記載のプログラムを記憶したコンピュータに読み取り可能な記憶媒体である。
請求項1及び4記載の発明によれば、ヘッド温度又はその周囲の環境温度に応じて変更される駆動波形の変化量は、所定の範囲内に制限されるので、実際の温度変化に追従しないような急激な温度変化を検出しても、駆動波形をなだらかに変化させることができる。従って、急激な駆動波形の変化による吐出速度の急変がないので、着弾位置ずれや不良吐出の発生が抑えられ、印画画像のムラを抑制し、安定した画像品質を維持することができるようになる。
請求項2及び5記載の発明によれば、ヘッド温度又はその周囲の環境温度に応じた駆動波形の変化量が所定量を超えないように制御しているため、実際にインク滴を吐出している最中でも、急激な吐出速度の変化が発生することがない。従って、変更手段によって駆動波形を変更するタイミングをキャリッジの移動のタイミングと非同期としても、目立つような画像劣化は生じない。
請求項3及び6記載の発明によれば、少なくともキャリッジが主走査方向に沿って1スキャンする間は、駆動波形の変更による吐出速度の変化はないため、1スキャン中での目立つような画像劣化は生じない。
請求項7及び8記載の発明によれば、ヘッド温度又はその周囲の環境温度に応じて変更される駆動波形の変化量を所定の範囲内に制限し、実際の温度変化に追従しないような急激な温度変化を検出しても、駆動波形をなだらかに変化させ、急激な駆動波形の変化による吐出速度の急変を生じさせないので、着弾位置ずれや不良吐出の発生が抑えられ、印画画像のムラを抑制し、安定した画像品質を維持することができるプログラム及びそのプログラムを記憶した記憶媒体を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1はインクジェットプリンタを示す要部斜視図、図2は速度検出装置によるインク滴の速度検出を説明する図、図3はインクジェットプリンタの主要部の内部構成を示すブロック図である。
図1において、1a〜1dはそれぞれ異なる色のインク、例えばYMCKの4色のインクを吐出する4個の記録ヘッドであり、共通のキャリッジ2に搭載されている。キャリッジ2は、図中Aで示す主走査方向に沿って延びる平行な2本のガイドレール3に沿ってスライド可能に設けられており、図示しない主走査モータが駆動することによってガイドレール3に沿ってスライドし、主走査方向Aに沿って往復移動する。
キャリッジ2の下方には搬送ベルト4が配設されている。搬送ベルト4は、図中Bで示す副走査方向に所定間隔をおいて配置された2本の搬送ローラ4a、4bの間に掛け渡されている。一方の搬送ローラ4bには図示しない副走査モータが駆動力を伝達可能に接続されており、この副走査モータが回転駆動することで、搬送ベルト4が回転し、搬送ベルト4上に載置される紙、プラスチックフィルム、布等の記録媒体Pを副走査方向Bに沿って搬送する。
図1において、5は速度検出装置であり、LEDやレーザ等からなる発光部51、フォトダイオード等からなる受光部52、速度検出時に吐出されるインク滴aを受け入れるインク受け皿53及び受光信号の検出動作を行う検出部54(図3参照)とを有しており、このうち少なくとも発光部51、受光部52及びインク受け皿53が、キャリッジ2が記録媒体P上から外れた非印画位置に対応して配置されている。
速度検出装置5において、発光部51は、図2に示すように記録ヘッド1の各ノズルから吐出されるインク滴aの通過を検出するための検出光Lを出射する。また、受光部52は、発光部51から出射された検出光Lを受光する。検出光Lは、記録ヘッド1a〜1dの主走査方向Aと直交し且つ各記録ヘッド1a〜1dのノズルの配列方向と平行であって、インク滴aの吐出方向に沿う高さ位置が記録ヘッド1a〜1dのノズル面11の位置よりも低い位置となるように出射される。これにより、記録ヘッド1a〜1dのいずれかのノズル列が検出光L上に位置したときに、そのノズルから吐出されるインク滴aの進行経路は、検出光Lと交叉する。
なお、ここでは、速度検出装置5は4個の記録ヘッド1a〜1dに対して1組の発光部51と受光部52とを有しており、記録ヘッド1a〜1d毎に速度検出を行うようになっているが、発光部51と受光部52との組は記録ヘッドの配設数と同数設けるようにしてもよい。
また、図1において、各記録ヘッド1a〜1dには、それぞれ記録ヘッド1a〜1d自体のヘッド温度を検出する温度検出器6a〜6dが設けられている。温度検出器6a〜6dの検出結果はコントローラ100(図3参照)に送られる。
更に、7は記録ヘッド1a〜1dのクリーニングを行うことで、各記録ヘッド1a〜1dのインク滴aの吐出状態を正常化するためのクリーニング装置である。クリーニング装置7は、記録ヘッド1a〜1dのノズル面に密着することで、ノズルからインクを強制的に吸引して目詰まり等を清掃するための吸引キャップ71と、ノズル面をワイピングして該ノズル面に付着しているインクを拭き取り清掃するための板状のゴム等の弾性部材からなるワイピング部材72とを有している。クリーニング装置7は、吸引キャップ71又はワイピング部材72のいずれか一方のみでもよい。
このインクジェットプリンタは、図3に示すコントローラ(CPU)100が図示しない主走査モータを駆動することによりキャリッジ2を主走査方向Aに沿って移動させ、この移動の過程で、該コントローラ100が所定のタイミングで記録ヘッド1a〜1d毎に設けられた駆動回路101a〜101dを所定の駆動波形で駆動することにより、記録ヘッド1a〜1dから搬送ベルト4上に停止している記録媒体Pに向けてインク滴aを吐出する。
ここで、記録ヘッド1a〜1dからインク滴aを吐出するための駆動波形について説明する。
図4は、図5に示すタイプの記録ヘッドを駆動するための好ましい駆動波形の一例を示している。図5に示す記録ヘッドは、上部基板201と下部基板202との間に、PZT等の圧電素子からなる駆動壁203とチャネル204とが交互に配置されている。駆動壁203は、分極方向(矢印で示す)を反対方向とした2枚の圧電素子203a、203bを積層して構成され、チャネル204内に臨む各駆動壁203の壁面に、それぞれ駆動電極205が密着形成されている。206はチャネル204に対応して形成されたインク滴吐出のためのノズルである。
この記録ヘッドにおいて、図4に示す矩形波からなる駆動波形を駆動電極205に印加すると、まず、所定電圧(+V)の立ち上がり信号P1の印加によって、駆動壁203はチャネル204の容積を拡大する方向にくの字型にせん断変形する。これによってチャネル204内にインクが流入される(図6(a))。所定時間経過後、続いて立下り信号P2(0V)の印加によって、駆動壁203は初期状態に復帰し、このとき、それまで拡大状態にあったチャネル204の内圧が高められる(図6(b))。引き続き、更に立下り信号P3(−V)の印加によって、駆動壁203はチャネル204の容積を縮小する方向にくの字型にせん断変形する(図6(c))。これによってチャネル204の内圧は更に高められ、チャネル204内のインクがノズル206からインク滴aとして吐出される。所定時間経過後、続いて立ち上がり信号P4(0V)が印加されることによって、駆動壁203は初期状態に復帰する(図6(b))。
このような図4に示す駆動波形は、電圧(V)の大きさを変化させることによって、ノズル206から吐出されるインク滴の速度を変化させることができる。
コントローラ100は、RAM100a及びROM100b等の記憶手段を有しており、この駆動電圧の電圧設定情報は、不揮発メモリからなるRAM100aの所定の領域に書き換え可能に記憶されている。
キャリッジ2の1主走査が終了すると、コントローラ100は図示しない副走査モータを駆動することにより搬送ローラ4bを回転させ、搬送ベルト4を間欠的に回転させて記録媒体Pを所定量だけ搬送し、上記と同様に次の主走査を行う動作を繰り返していくことで、記録媒体P上に画像データに応じた画像を記録する。
次に、速度検出装置5によってインク滴aの吐出速度を検出する場合、コントローラ100は発光部51を点灯させ、受光部52との間に検出光Lを形成し、更に、図示しない主走査モータを駆動してキャリッジ2を移動させることにより、記録ヘッド1a〜1dを主走査方向Aに沿って非記録領域まで移動させ、そのうちの1つのノズル列を検出光Lの光軸上に位置させて停止させる。この状態で、コントローラ100は吐出開始信号(FIRE-M)を出力し、対応する駆動回路101a〜101dを所定の電圧設定で制御し、各ノズルからインク滴aを吐出させる。これにより吐出されたインク滴aは、検出光Lを通過し、そのときの影が受光部52によって捉えられ、これが検出部54によって検出される。
検出部54は、受光部52からの光量信号を増幅する電流増幅部54aと、この電流増幅部54aにより増幅された光量信号の変動分のみを増幅する交流増幅部54bと、この交流増幅部54bからの出力信号を、該出力信号を低域フィルタ54dを経て生成された基準信号と比較し、基準信号レベルを越える信号をdefect-out信号としてコントローラ100へ出力する比較器54cとを有して構成されている。
従って、インク滴aが検出光Lを通過した際に受光部52から出力される光量信号が低下すると、検出部54から図7に示すようなdefect-out信号が出力される。コントローラ100は、ノズルから正常にインク滴aが吐出されたことによって検出部54から所定のタイムアウト時間内にdefect-out信号が入力されると、インク滴aの吐出開始信号(FIRE-M)を出力したタイミングからdefect-out信号を検出したタイミングまでの時間、具体的には、defect-out信号の立下り信号s1と立ち上がり信号s2の中間値までの時間(図7中のt時間)を測定し、この測定時間と、コントローラ100内に設けられたROM100bに予め記憶されている記録ヘッド1a〜1dのノズル面11と検出光Lとの間の距離とに基づいてインク滴aの吐出速度を算出する。
また、各記録ヘッド1a〜1dに設けられた温度検出器6a〜6dによって検出された各ヘッド温度のデータは、コントローラ100に送られる。コントローラ100は、所定のタイミングでこの温度検出器6a〜6dから送られる各ヘッド温度を監視している。
次に、本発明に係るインクジェットプリンタにおける記録ヘッド1a〜1dの駆動波形の変更動作について述べる。
コントローラ100は、速度検出装置5による記録ヘッド1a〜1d毎の吐出速度の検出結果及び温度検出器6a〜6dによる記録ヘッド1a〜1d毎のヘッド温度に応じて、記録ヘッド1a〜1dからインク滴aを吐出する際の駆動波形を変更する。
すなわち、コントローラ100は、速度検出装置5による記録ヘッド1a〜1d毎の吐出速度の検出結果に応じて、記録ヘッド1a〜1d各々の吐出速度が目標速度に一致するように、駆動回路101a〜101dに出力する駆動電圧の電圧設定をそれまでの電圧設定に対して変更するように制御する。この速度検出装置5による速度検出は、印画中には実行せず、プリンタの電源投入時や印画開始直前等のタイミングで実行される。
一方、温度検出器6a〜6dによる温度検出は、インク温度の上昇に応じて粘度が低下することによる吐出速度の変化やインク滴量の変化をヘッド温度によって把握するためのものである。コントローラ100は、プリンタの電源投入後、印画中と非印画中とに関わらず、温度検出器6a〜6dから各ヘッド温度の検出結果を監視している。
コントローラ100における温度検出器6a〜6dによる検出結果に応じた駆動電圧の変更は、速度検出装置5の検出結果に応じた駆動電圧の変更とは異なるタイミングで実行され、速度検出装置5の検出結果に応じて変更された駆動電圧に対し、その速度検出と同時又はその近傍のタイミングにおいて検出された温度検出器6a〜6dの検出結果に対する温度の変動分に対応する電圧を変更することにより行われる。
すなわち、速度検出装置5による速度検出と同時又はその近傍のタイミングにおいて検出された温度検出器6a〜6dによる検出温度に対する現時点での温度差を求め、速度検出装置5の検出結果に応じて変更された駆動電圧の電圧設定に対し、その温度差に対応した電圧分を加減するように変更制御する。
これにより、温度検知器6a〜6dやインク粘度、基板の温度特性等のばらつき分や、機体差やインク交換による変動等に影響されず、正確な駆動電圧に変更することができる。また、速度検出装置5による検出結果に応じて駆動電圧を変更するタイミングと異なるタイミングで、温度検出器6a〜6dによる検出結果に応じて駆動電圧を変更するので、印画中のように速度検出装置5による速度検出が不可能なタイミングにおいても駆動電圧を最適化させることができる。
ここで、コントローラ100のROM100bには、温度検出器6a〜6dによる検出温度に対応して変更される駆動電圧が、前回変更された駆動電圧に対して変化する変化量を所定量に制限するための変化量の制限値(ΔVlim)が予め設定されており、温度検出器6a〜6dに基づくこの駆動電圧の変化量がΔVlimを超える場合は、変更される駆動波形に対し、変化量がΔVlimを超えないように制限する。
この変化量の制限値(ΔVlim)は、文字画像、写真画像等といった印画される画像の種類、紙、フィルム、布等といった記録媒体の種類、顔料インク、染料インク、溶剤系インク、水系インク等といったインクの種類、YMCK等といったインクの色等の諸条件に応じて適宜決定される。
かかる駆動電圧の変更動作の一例を図8に示すフロー図を用いて更に説明する。以下の制御は、コントローラ100のROM100bや図示しないその他の適宜の記憶媒体に記憶された所定のプログラムに従って実行される。その他の記憶媒体としてはプログラムをコンピュータにより読み取り可能であれば特に問わず、例えばハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM等任意である。
まず、プリンタ電源投入後、コントローラ100は、温度検出器6a〜6dにより検出されたヘッド温度を入力する(S1)。
ここで、コントローラ100のRAM100a内には、前回電源切断した際に最後に検出された速度検出装置5による検出結果に応じて目標速度と一致するように変更された電圧設定と、その速度検出時と同時又はその近傍のタイミングで温度検出器6a〜6dによって検出されたヘッド温度の各データが記憶されており、これらのデータを読み出すと共に、電源投入後に入力されたヘッド温度と上記読み出されたヘッド温度との温度差を求め、その温度差に対応する電圧分を上記読み出された電圧設定に対して加減し、新たな電圧設定に変更する(S2)。変更された新たな電圧設定はRAM100aに記憶される。これにより、電源投入後の記録ヘッド1a〜1dの駆動条件を、インク滴aの速度検出を実行しなくても、ほぼ目標速度でインク滴aを吐出させることができるように設定される。
この後、キャリッジ2をガイドレール3に沿って主走査方向Aに移動させることにより、記録ヘッド1a〜1dをクリーニング装置7の配設位置の上方まで移動させ、クリーニング装置7を駆動させて各記録ヘッド1a〜1dのクリーニングを実行する。ここでは吸引キャップ71によるインクの強制的な吸引により目詰まり等を回復させると共に、ワイピング部材72によりノズル面をワイピングしてノズル面に付着するインクを拭き取り清掃し、各記録ヘッド1a〜1dの吐出状態を正常化する(S3)。
次いで、キャリッジ2をガイドレール3に沿って主走査方向Aに更に移動させ、記録ヘッド1a〜1dを速度検出装置5の配設位置の上方まで移動させた後、記録ヘッド1a〜1d毎に吐出速度を検出する。このときの吐出速度は、この直前の上記S3のステップにおいて各記録ヘッド1a〜1dのクリーニングが実行されていることにより、吐出状態が正常化されているため、正確な吐出速度の検出が可能である。
コントローラ100は、このときの検出結果に応じて、各記録ヘッド1a〜1dの吐出速度が目標速度に一致するように、RAM100a内に記憶されている電圧設定を変更すると共に、この速度検出時と同時又はその近傍のタイミングで温度検出器6a〜6dにより検出された各ヘッド温度T0(ヘッド温度T01〜T04)をRAM100a内に記憶する(S4)。これによりプリンタは印画可能状態に設定される。
ここで、未だオペレータによって印画の開始が指示されていない場合、コントローラ100は印画開始の指示を待ち(S5)、印画が開始されるまでは上記S3〜S5の各ステップの動作を繰り返す。これは、印画が開始されるまでの間のノズルの目詰まり等を防止すると共に、待機中のプリンタ内の環境温度の変動等による記録ヘッド1a〜1dの温度変動によってインク温度が変動し、吐出速度が変化するのを補正するためである。
上記S5のステップにおいて印画が開始された場合、次に、コントローラ100は、その他の処理の有無を判断する(S6)。その他の処理としては、インク交換、ヘッド交換、記録媒体の交換等であり、これらの処理が行われた後(S7)、再び上記S3〜S5のステップを繰り返す。
上記S6のステップにおいてその他の処理がない場合、コントローラ100に送られた画像データに基づいて、上記S4のステップにおいて変更された電圧設定によって各駆動回路101a〜101dが制御されることにより印画が開始される。この印画開始後(印画中)は、コントローラ100はタイマによって予め決められた一定時間(例えば3sec)の経過をカウントしており(S8)、一定時間経過するまで上記S5〜S8のステップを繰り返す。
一定時間が経過すると、コントローラ100はその時点で温度検出器6a〜6dによって検出された各ヘッド温度を入力し、このヘッド温度に基づいた温度帰還制御を実行する(S9)。
温度帰還制御のフローを図9に示す。ここでは、まず、温度検出器6a〜6dによって現時点での1番目(n=1)のヘッド温度T1を取得し、上記S4のステップにおいて速度検出時に検出された当該1番目のヘッド温度T01との温度差ΔT1を求め(S91)、その後、更に、上記S4のステップにおいて設定された駆動電圧に対するΔT1に対応した駆動電圧の変化量を算出する。これにより、上記S4のステップにおいて設定された駆動電圧に対し、温度変化に対応して変更すべき駆動電圧が求められる。そして、この変更すべき駆動電圧が、現在の駆動電圧の電圧設定に対してどのくらいの電圧変化があるか、すなわち、現在の駆動電圧に対する電圧変化量ΔV1を算出する(S92)。
次いで、この算出された電圧変化量ΔV1を、予めコントローラ100のROM100bに設定されている変化量の制限値ΔVlimと比較する(S93)。
この比較の結果、ΔV1<ΔVlimの条件を満たしている場合はその電圧変化量をΔV1のままとし、ΔV1≧ΔVlimである場合は、ΔV1=ΔVlimとして電圧変化量ΔV1をΔVlimに制限した後(S94)、1番目の記録ヘッドの駆動電圧を、現在の駆動電圧に対してΔV1だけ変化するように変更させる(S95)。
その後、順次n=2、3、4として、各記録ヘッドについて上記S91〜S95までのステップを繰り返す(S96、S97)。
この温度帰還制御により変更された駆動電圧は、コントローラ100のRAM100aに新たに記憶され、その後の印画は、この変更された電圧設定に基づいて各駆動回路101a〜101dを制御し、各記録ヘッド1a〜1dを駆動して印画を継続する。
以後、プリンタ稼動中は、電源が切断されるまで上記S5〜S9のステップを繰り返していく。
この結果、ヘッド温度に応じて変更される駆動電圧の変化量は、所定の範囲内に制限されるので、各温度検出器6a〜6dによって実際の温度変化に追従しないような急激な温度変化を検出しても、駆動電圧をなだらかに変化させることができる。
図10は、ヘッド温度に対応した駆動電圧の変更制御の例であり、ΔVlim=±1.0Vとした場合の例を示している。なお、ここでは濃色シアンインクにより、布上にベタ画像を印画した。
図中、▲のプロットで示すグラフのように、ヘッド温度が急激に変化して±1.0Vを超えるような駆動電圧の変化量が発生しても、±1.0V内に制限することにより、◆のプロットで示す変化量の制限のないグラフの場合に比べて、全体として駆動電圧はなだらかに変化することがわかる。この結果、駆動電圧の変化量に制限を掛けない場合の画像は、急激な電圧変化による主走査方向へのインク着弾位置のずれが目立つものであったのに対し、変化量に制限を掛けた場合は、このような印画画像のムラは目立たなかった。
従って、本発明によれば、急激な駆動電圧の変化による吐出速度の急変がないので、着弾位置ずれや不良吐出の発生が抑えられ、印画画像のムラを抑制し、安定した画像品質を維持することができるようになる。
本発明において、温度検出器6a〜6dによる検出結果に応じた駆動電圧の変更のタイミングは、電源投入後の所定のタイミングで行うことができる。所定のタイミングとしては、電源投入後であれば印画中と非印画中とに関わらず何ら制限はなく、例えば所定のタイマ時間が経過したタイミング、記録ヘッド1a〜1dが主走査方向Aに沿って所定回数移動したタイミング、画像データ中の空白部のタイミング等が挙げられる。
特に、温度検出器6a〜6dによる検出結果に応じた駆動電圧の変更を、実際に記録ヘッド1a〜1dからインク滴を吐出している印画中のタイミングで行うと、印画中のインク温度の変動に伴う画像濃度の変動を抑制することができるため、高画質の画像を記録する上で好ましい。
中でも、キャリッジ2の移動のタイミングと非同期とすると、駆動電圧の変更は、キャリッジ2が主走査方向Aに沿って移動して記録媒体Pに向けて実際にインク滴を吐出している最中でも実行されるが、本発明では、以上のように、温度検出器6a〜6dによる検出結果に応じた駆動電圧の変化量が所定量を超えないように制御しているため、実際にインク滴を吐出している最中でも、急激な吐出速度の変化が発生することがなく、目立つような画像劣化は生じない。
また、キャリッジ2が主走査方向Aに沿って移動して印画領域に入る前のタイミングで実行するようにすると、少なくともキャリッジ2が主走査方向Aに沿って1スキャンする間は、駆動電圧の変更による吐出速度の変化はないため、1スキャン中での目立つような画像劣化は生じない。
以上の説明では、インクジェットプリンタの記録ヘッドは4個を例示したが、何ら制限はない。また、複数の記録ヘッドを有する場合、温度検出器は、図示したように記録ヘッド毎に設けられていなくてもよく、1つの温度検出器によって複数個の記録ヘッドのヘッド温度を検出するように設けてもよい。
また、温度検出器は、必ずしも記録ヘッドのヘッド温度そのものを検出しなくてもよく、記録ヘッドが置かれている周囲の環境温度を検出できるようにしてもよい。この場合、温度検出器は記録ヘッドに接している必要はなく、その近傍に設けるようにすればよい。このように温度検出器によって記録ヘッドの周囲の環境温度を検出する場合も、温度検出器は複数の記録ヘッド毎に設けなくてもよく、1つの温度検出器によって複数個の記録ヘッドの周囲の環境温度を検出できるように設けてもよい。
更に、以上の態様では、記録ヘッドのタイプが、図5に示すように圧電素子13a、13bからなる駆動壁13がせん断変形することによりインク滴を吐出するものについて説明したが、何らこれに限定されず、インク滴をピエゾ素子の圧電効果を利用して吐出させるピエゾ方式、インク滴をヒーターの熱によって発生した気泡の破裂作用によって吐出させるサーマル方式等、様々なタイプの記録ヘッドに適用することができる。
また、インク滴aの吐出速度は、一般に記録ヘッドに印加される駆動波形を変化させることによって変化させることができるが、以上の態様では、駆動波形として矩形波を用い、速度検出装置5によって検出された吐出速度に応じてその電圧値を変化させることによって駆動波形を変更するものについて説明した。しかし、本発明は何らこれに限らず、例えば、図8に示すように、駆動波形として台形波を用いるものにおいては、その立ち上がり信号Paの傾斜を変化させることによって吐出速度を変化させることができるため、このような駆動波形を用いて、その立ち上がり信号Paの傾斜、すなわちtaの立ち上がり時間を変化させるようにしてもよい。
インクジェットプリンタを示す要部斜視図 速度検出装置によるインク滴の速度検出を説明する図 インクジェットプリンタの主要部の内部構成を示すブロック図 駆動波形の一例を示す図 記録ヘッド構造の一例を示す断面図 (a)〜(c)は図5に示す記録ヘッドの動作を説明する図 吐出制御信号と検出部からの検出信号を示す図 駆動条件の変更動作の一例を示すフロー図 温度帰還制御の一例を示すフロー図 ヘッド温度、駆動電圧及びフィードバック回数の関係を示すグラフ
符号の説明
1a〜1d:記録ヘッド
2:キャリッジ
3:ガイドレール
4:搬送ベルト
4a、4b:搬送ローラ
5:速度検出装置
51:発光部
52:受光部
53:インク受け皿
54:検出部
6a〜6d:温度検出器
7:クリーニング装置
71:吸引キャップ
72:ワイピング部材

Claims (8)

  1. 所定の駆動波形に基づいてインク滴を吐出する記録ヘッドのヘッド温度又はその周囲の環境温度を検出すると共に、該検出された温度に応じて前記駆動波形を変更制御する記録ヘッドの駆動制御方法であって、
    前記変更される駆動波形の現在の駆動波形に対する変化量を算出すると共に、前記算出された変化量を予め決められた所定量と比較し、前記変化量が所定量を超える場合に、前記変化量が所定量を超えないように前記変更される駆動波形に対して制限をかけることを特徴とする記録ヘッドの駆動制御方法。
  2. 前記記録ヘッドは、印画時に主走査方向に沿って往復移動するキャリッジに搭載された記録ヘッドであり、
    前記駆動波形を変更するタイミングは、前記キャリッジの往復移動のタイミングと非同期とすることを特徴とする請求項1記載の記録ヘッドの駆動制御方法。
  3. 前記記録ヘッドは、印画時に主走査方向に沿って往復移動するキャリッジに搭載された記録ヘッドであり、
    前記駆動波形を変更するタイミングは、前記キャリッジが印画領域に入る前とすることを特徴とする請求項1記載の記録ヘッドの駆動制御方法。
  4. 所定の駆動波形に基づいてインク滴を吐出する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドのヘッド温度又はその周囲の環境温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段により検出された温度に応じて前記駆動波形を変更する変更手段とを有するインクジェットプリンタであって、
    前記変更手段により変更される駆動波形の現在の駆動波形に対する変化量を算出する変化量算出手段と、
    前記変化量算出手段によって算出された変化量を予め決められた所定量と比較し、前記変化量が所定量を超える場合に、前記変化量が所定量を超えないように前記変更される駆動波形に対して制限をかける変化量制限手段を有することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  5. 前記記録ヘッドは、印画時に主走査方向に沿って往復移動するキャリッジに搭載され、
    前記変更手段によって前記駆動波形を変更するタイミングは、前記キャリッジの往復移動のタイミングと非同期であることを特徴とする請求項4記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記記録ヘッドは、印画時に主走査方向に沿って往復移動するキャリッジに搭載され、
    前記変更手段によって前記駆動波形を変更するタイミングは、前記キャリッジが印画領域に入る前であることを特徴とする請求項4記載のインクジェットプリンタ。
  7. 所定の駆動波形に基づいてインク滴を吐出する記録ヘッドの駆動を制御するコンピュータを、
    記録ヘッドのヘッド温度又はその周囲の環境温度に応じて前記駆動波形を変更する手段と、
    前記変更される駆動波形の現在の駆動波形に対する変化量を算出する手段と、
    前記算出された変化量を所定量と比較する手段と、
    比較の結果、前記変化量が所定量を超える場合に、前記変化量が所定量を超えないように前記変更される駆動波形に対して制限をかける手段として機能させるためのプログラム。
  8. 請求項7記載のプログラムを記憶したコンピュータに読み取り可能な記憶媒体。



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