JP2006150581A - 関節アーム - Google Patents

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Abstract

【課題】 対象物などの損傷防止を図れる関節アームを提供する。
【解決手段】 互いに球継手4を介して屈曲自在に連結された第1アーム部材2および第2アーム部材3を備える。第1アーム部材2に設けた複数個の貫通孔5と、第2アーム部材3に設けた複数個の保持孔6とにわたって圧縮コイルばね8を挿入する。貫通孔5内の圧縮コイルばね8の後端部より後方には支持シャフト10を進退動自在に挿入する。或る支持シャフト10がアクチュエータ等により前進動して圧縮コイルばね8を押圧すると共に別の支持シャフト10を後退動させる。これにより、球継手4を介して、第2アーム部材3を所定の位置に移動させることができる。第2アーム部材3の所定位置での停止状態は支持シャフト10の変位と圧縮コイルばね8の反発力とのバランスでもって保持される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、関節を有するアームに関する。
この種のマニピュレータ用関節アームとして、たとえば、図10に示すようなものがある(例えば、特許文献1参照。)。図10に示される関節アームは、半球状の凹部を有するソケット20aとその凹部に転動自在に嵌合するボール20bからなる球継手20にて連結した第1アーム21および第2アーム部材22に、図外の圧力供給源から加圧流体を導入することにより膨径変形し長手方向に収縮する弾性収縮体(アクチュエータ)23を少なくとも3本を一組として組合せる。各弾性収縮体23はこれの一端を第1アーム部材21に、他端を第2のアーム部材22にそれぞれ連結する。その連結に際しては、各弾性収縮体23の一端を第1アーム部材21に固着の取付部材24にワイヤー25aで連結し、他端を第2アーム部材22にワイヤー25bで連結する。かくして、弾性収縮体23に加圧流体を給排して各ワイヤー25bに張力を作用させ、球継手20を介して、第2アーム部材22を第1アーム部材21に対して移動させ、所定位置まで移動すると加圧流体給排装置26によりソケット20aの内面とボール20bとの間の隙間に負圧を作用させることで当該位置に停止保持するようにしている。
特公平7−80145号公報
しかるに、上記関節アームでは、第2アーム部材22の所定停止位置での保持が複数本全てのワイヤー25bの張力でバランスを保つことにより行われるが、不測に、第2アーム部材22が対象物(障害物)に突き当たると、この衝撃により弾性収縮体23や対象物に損傷、破損を加える恐れがあった。
また、弾性収縮体(アクチュエータ)23に加圧流体を給排するための加圧流体給排装置を必要とし、さらに第2アーム部材22を第1アーム部材21に対して所定位置まで移動させて当該位置に停止保持するには、ソケット20aの内面とボール20bとの間の隙間に負圧を作用させるための加圧流体給排装置26を必要とするため、全体構造がやや複雑になるという難点もあった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、上記のような、互いに継手を介して屈曲自在に連結された第1アーム部材および第2アーム部材を備える関節アームにおいて、第1アーム部材と第2アーム部材との間に上記のような衝撃を吸収ないし緩和できる弾性体を設けることにより対象物などの損傷防止を図れ、またシンプルな構造の関節アームを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、互いに継手を介して屈曲自在に連結された第1アーム部材および第2アーム部材と、第1アーム部材にその長手方向に設けられた複数個の貫通孔と、第2アーム部材の第1アーム部材と対向する一端面に、前記各貫通孔と向き合うよう設けられた複数個の保持孔と、先端部側が前記保持孔に、後端部側が前記貫通孔にそれぞれ挿入された複数個の弾性体と、前記各貫通孔内の、前記弾性体の後端部より後方に、進退動自在に挿入される複数本の支持シャフトとからなり、複数本の支持シャフトのうち或る支持シャフトが前進動して前記弾性体を第2アーム部材の方向へ押圧すると共に、前進する弾性体に押されて継手を介して屈曲する第2アーム部材に対応して別の支持シャフトが後退動することによって弾性体が後退動するように構成してあることに特徴を有するものである。
ひとつの好適な態様として、本発明による関節アームは、前記複数個の貫通孔が継手の位置を中心とする同心円上に配されるようにするとよい。また前記弾性体には、外側コイルばねと、この外側コイルばねの内側に配される内側コイルばねとを組合せてなる組合せコイルばねを使用することができる。
また、前記各支持シャフトを進退動させるアクチュエータを備えることができる。各アクチュエータは、正逆回転する駆動モータ、該駆動モータのモータ軸に固定されるねじ軸、および該ねじ軸に螺合するナットを備え、前記ナットを前記支持シャフトの後端部より後方に回り止め状態に配備し、前記ねじ軸の回動によるナットの進退動に伴い支持シャフトが進退動するように成すことが望ましい。なお上記関節アームにおいて、更に前記各貫通孔に挿入された支持シャフトを一斉に前進動あるいは後退動できるように構成しておくとよい。
上記構成の関節アームによれば、支持シャフトを進退動させて弾性体を移動させることにより、継手を中心に第2アーム部材を第1アーム部材に対して屈曲させることができ、第2アーム部材が所定位置まで屈曲すると各支持シャフトの進退動は停止し、各支持シャフトの変位と弾性体の反発力とでバランスを保って第2アーム部材を当該位置に停止保持させることができる。つまり、各支持シャフトの変位と弾性体の反発力によって、第2アーム部材の継手を中心とする三次元位置または二次元位置をコントロールできる。
その際、たとえ、第2アーム部材が対象物に突き当たってもこのときの衝撃は弾性体の弾性で吸収ないし緩和することができるので、対象物に損傷、破損を加えるのを防止できる。
弾性体に外側コイルばねと内側コイルばねとの組合せコイルばねを用いることにより、所定のばね定数で滑らかに撓ませることができ、第2アーム部材を滑らかに動かし得て所定位置に確実に移動させることができる。
全ての支持シャフトを一斉に所定量前進させて全ての弾性体を圧縮させておくと、第2アーム部材が対象物に突き当たった際の衝撃の吸収緩和を減少させることができ、逆に全ての支持シャフトを一斉に所定量後退させて全ての弾性体を伸長させておくと、第2アーム部材が対象物に突き当たった際の衝撃の吸収緩和を増大させることができ、これにより対象物などの損傷防止を確実に図ることができる。
各支持シャフトを進退動させるアクチュエータとして、駆動モータとねじ軸およびナットを使用することにより、駆動モータの駆動により第2アーム部材を屈曲させた後、該駆動モータを停止させると該第2アーム部材の前記所定向きに所定角度で屈曲した状態を維持できる。したがって、図10に示すような、弾性収縮体(アクチュエータ)23に加圧流体を給排するための加圧流体給排装置や、第2アーム部材22を第1アーム部材21に対して所定位置まで移動させて当該位置に停止保持させるための加圧流体給排装置26を必要とする従来のアクチュエータ23や関節アームに比べてシンプルな構造にすることができる。
本発明の好適な実施形態を図面に基づき説明する。図1は本発明の一実施例を示す関節アームの半欠截断面図、図2は同関節アームの作動説明図、図3は同関節アームの球継手の概略側面図、図4は同関節アームの第2アーム部材の正面図、図5は図1におけるA−A線断面図、図6は図1におけるB−B線断面図、図7は図1の関節アームにアクチュエータを備えた状態の外観斜視図、図8は図7におけるC−C線断面図、図9は図1の関節アームの支持シャフトとアクチュエータとの連結部の断面図である。
図1〜図6において、関節アーム1は第1アーム部材2と第2アーム部材3を備える。第1アーム部材と第2アーム部材は、両部材2,3の相対向する端面の中央部同士間に設けた球継手4により、互いに屈曲自在に連結されている。この球継手4は球面滑り軸受を有し、球面滑り軸受は第1アーム部材2の突片2aに付設された二つ割り外輪2b,2bと、第2アーム部材3のスタッド3aに組み込まれた球状の内輪3bからなる。なお二つ割り外輪2b,2bは、図3に示されるように、両端に配置されたねじ2c,2cで固定されている。
第1アーム部材2には、それぞれが球継手4の位置を中心とする同一円上に等間隔置きに配される複数個(図示例では6個)の貫通孔5がそれぞれ第1アーム部材2の長手方向に貫通するよう平行に穿設されている。
一方、第2アーム部材3の第1アーム部材2と対向する一端面には、各貫通孔5と向き合いかつ貫通孔5と同径同数の保持孔6(図示例では6個)がそれぞれ第2アーム部材3の長手方向に盲孔状に設けられている。各保持孔6の先端側の盲壁にはねじ孔13を設け、このねじ孔13にねじ7をねじ込んでいる。
第1アーム部材2の各貫通孔5と第2アーム部材3の各保持孔6にわたって圧縮コイルばね等による弾性体8が挿通される。圧縮コイルばねによる弾性体8は、貫通孔5、保持孔6の内径と略同径の外側コイルばね8aと、この外側コイルばね8aの内部に同心に配され、外側コイルばね8aの内径より小さい外径でかつ外側コイルばね8aの線径、ピッチより大きい線径、ピッチを持って外側コイルばね8aよりもばね定数の大きい内側コイルばね8bとを組合せてなる組合せコイルばねからなる。この弾性体8の先端部側が保持孔6に、後端部側が貫通孔5にそれぞれ挿入される。
第1アーム部材2の各貫通孔5内における弾性体8の後端部より後方には、支持シャフト10が進退動自在に挿入され、弾性体8の後端部に支持シャフト10の先端が当接している。支持シャフト10の先端が弾性体8の後端部に当接した状態で、弾性体8の先端部は保持孔先端側のねじ7の先端に当接している。各支持シャフト10は、それぞれの後端側に備えたアクチュエータ14(図7〜図9参照)が制御部(図示せず)からの信号により駆動することにより貫通孔5内で進退動され、その前進動により弾性体8を第2アーム部材3の方向へ押圧する。
次に、アクチュエータ14の具体例を図7ないし図9を参照して説明する。アクチュエータ14は正逆回転する駆動モータ15、該駆動モータ15のモータ軸16に筒形のカップリング17を介して連結されるボールねじ軸等によるねじ軸18、および該ねじ軸18に螺合するボールねじナット等によるナット19を備える。そして、支持シャフト10は、ねじ軸18の外径より大きい内径を有し且つ後方開放状の中空部10aを有する中空状に形成され、その中空部10aにねじ軸18の先端側が遊嵌状に挿通される。支持シャフト10とナット19とは互いにフリー状態で一体的に結合されていない。
上記アクチュエータ14は取付部材33によって支持されている。この取付部材33は相対向する前後一対の固定板30,31を有し、一対の固定板30,31は複数本の平行なタイロッド32で一体的に結合してなる。また取付部材33は固定板30,31の中央部どうし間にナット回止用ロッド34を一体的に結合し、前側の固定板30のナット回止用ロッド34周りには、第1アーム部材2の後端面2dから後方へ突出する複数本の支持シャフト10が貫通し得る複数個の支持シャフト貫通孔35を列設している。図8に示すように、ナット回止用ロッド34は支持シャフト10の本数と同数の辺34aを有する断面多角形に形成されている。
而して、図7に示すように、前側の固定板30は第1アーム部材2の後端面2dに一体的に取り付けられ、第1アーム部材2の後端面2dから突出する支持シャフト10は固定板30の支持シャフト貫通孔35を貫通する。図7、図9に示すように、後側の固定板31には支持シャフト10の本数と同数個の駆動モータ15がそれぞれ取付ねじ37で固定される。各駆動モータ15のモータ軸16は固定板31に設けたモータ軸貫通孔39から該固定板31の前側に突出されて、各ボールねじ軸18の後端部18bと筒形のカップリング17を介して接続される。つまりモータ軸16およびねじ軸18の後端部18bとカップリング17とはそれぞれ押さえねじ40,41により固定される。なお、図9のように、固定板31とカップリングとの間には座金42が配置され、駆動モータ15のモータ軸16は座金42の中央孔に挿通されている。これによりカップリング17と取付ねじ37とが干渉しない。
ナット19は各支持シャフト10の後端部より後方へ突出する各ねじ軸18上に配備され、ナット19の一端は、図8に示すように、その外周を多角形に形成し、その一辺19aを断面多角形のナット回止用ロッド34の辺34aに面接触させて回り止め状態に保持される。これにより複数個のナット19は1本のナット回止用ロッド34で回り止め状態に配備することができる。
次に、アクチュエータ14の駆動について説明する。駆動モータ15の駆動でモータ軸16が反時計方向に回転すると、カップリング17およびねじ軸18は同方向に回転し、ナット19は矢印X方向に前進する。このとき支持シャフト10は前進するナット19で押されて前進動する。
駆動モータ15の駆動でモータ軸16が時計方向に回転すると、カップリング17およびねじ軸18は同方向に回転し、ナット19は矢印Y方向に後退し、支持シャフト10の後退動スペースが確保される。この時、球継手4を介して第2アーム部材3が屈曲した状態となっていると、その屈曲側の弾性体8の後退動と共に支持シャフト10が後退動する。
次に、上記のように構成された関節アーム1の作動について説明する。
いま、図1において、例えば、上側の支持シャフト10のアクチュエータ14の駆動により上側の支持シャフト10を矢印X方向に前進動させて弾性体8を押圧し圧縮させると共に、下側の支持シャフト10のアクチュエータ14の駆動により下側の支持シャフト10を上側の支持シャフト10の移動量相当分だけ矢印Y方向に後退させる。すると、図2に示されるように、球継手4を介して、第2アーム部材3を所定の位置に移動させることができる。この位置に移動させるにあたっては図6における6本の支持シャフト10群のうち近隣3本の支持シャフト10を前進動させてもよい。この時、残り3本の支持シャフト10を適宜後退させておく。
第2アーム部材3が所定位置まで移動すると、各支持シャフト10の動作は停止し、各支持シャフト10の変位と弾性体8の反発力とのバランスでもって第2アーム部材3の当該位置での停止状態を保持することができる。このように各支持シャフト10の変位と弾性体8の反発力によって、第2アーム部材3の自在継手からなる球継手4を中心とする三次元位置をコントロールできる。
この第2アーム部材3の移動時に、不慮にも、第2アーム部材3が対象物などに突き当たってもこのときの衝撃は弾性体8の弾性で吸収ないし緩和することができるので、アクチュエータ14、支持シャフト10、対象物などに損傷や破損を加えることが軽減される。
アクチュエータ14として、駆動モータ15とねじ軸18およびナット19を使用することにより、駆動モータ15の駆動により第2アーム部材3を屈曲させた後、該駆動モータ15を停止させると該第2アーム部材3の前記所定向きに所定角度で屈曲した状態を維持できることになる。
支持シャフト10の全てを矢印X方向に一斉に所定量前進させて全ての弾性体8を圧縮させておくと、第2アーム部材が対象物に突き当たった際の衝撃の吸収緩和を減少させることができ、逆に支持シャフト10の全てを矢印Y方向に一斉に所定量後退させて全ての弾性体8を伸長させておくと、第2アーム部材が対象物に突き当たった際の衝撃の吸収緩和を増大させることができ、これにより対象物などの損傷防止を確実に図ることができる。なお各支持シャフト10の一斉の進退動を予め行うようにしておくと、第2アーム部材が対象物に突き当たる前に関節アーム1としての所望の衝撃緩和が調節されることとなる。因みに各支持シャフト10が一斉の進退動しても第2アーム部材3は球継手4を介して移動しないようにしておく。
また、第1アーム部材2と第2アーム部材3とが共に水平状態になるように使用する際、第2アーム部材3が自重により下がる場合があるが、この場合は下がる側の支持シャフト10のみを矢印X方向に前進動させてその弾性体8を圧縮させることで第2アーム部材3を自重に抗して水平状態に保持することができる。
上記実施例では、支持シャフト10とナット19とは互いにフリー状態で一体的に結合されていないが、支持シャフト10の後端部にナット19を一体に形成するものであってもよい。
また、第1アーム部材2と第2アーム部材3を連結する継手として、第2アーム部材3の三次元位置をコントロールできるように上下・前後にも屈曲可能な球継手4など自在継手を用いた場合について説明したが、これに限定されるものではなく、第2アーム部材3の二次元位置をコントロールできるように上下または前後のみに屈曲可能な肘継手(例えば、JIS T 9219又はJIS T 9220に記載の継手)などを用いるものであってもよい。
本発明の一実施例を示す関節アームの半欠截断面図である。 同関節アームの作動説明図である。 同関節アームの球継手の概略側面図である。 同関節アームの第2アーム部材の正面図である。 図1におけるA−A線断面図である。 図1におけるB−B線断面図である。 図1の関節アームにアクチュエータを備えた状態の外観斜視図である。 図7におけるC−C線断面図である。 図1の関節アームの支持シャフトとアクチュエータとの連結部の断面図である。 従来例の関節アームの概略構成図である。
符号の説明
1 関節アーム
2 第1アーム部材
3 第2アーム部材
4 継手(球継手)
5 貫通孔
6 保持孔
8 弾性体(圧縮コイルばね)
8a 外側コイルばね
8a 内側コイルばね
10 支持シャフト
14 アクチュエータ
15 駆動モータ
16 モータ軸
18 ねじ軸
19 ナット

Claims (6)

  1. 互いに継手を介して屈曲自在に連結された第1アーム部材および第2アーム部材と、第1アーム部材にその長手方向に設けられた複数個の貫通孔と、第2アーム部材の第1アーム部材と対向する一端面に、前記各貫通孔と向き合うよう設けられた複数個の保持孔と、先端部側が前記保持孔に、後端部側が前記貫通孔にそれぞれ挿入された複数個の弾性体と、前記各貫通孔内の、前記弾性体の後端部より後方に、進退動自在に挿入される複数本の支持シャフトとからなり、複数本の支持シャフトのうち或る支持シャフトが前進動して前記弾性体を第2アーム部材の方向へ押圧すると共に、前進する弾性体に押されて継手を介して屈曲する第2アーム部材に対応して別の支持シャフトが後退動することによって弾性体が後退動するように構成してあることを特徴とする、関節アーム。
  2. 複数個の貫通孔が継手の位置を中心とする同心円上に配される、請求項1記載の関節アーム。
  3. 前記弾性体が、外側コイルばねと、この外側コイルばねの内側に配される内側コイルばねとを組合せてなる組合せコイルばねからなる、請求項1又は2記載の関節アーム。
  4. 前記各支持シャフトを進退動させるアクチュエータを備えている、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の関節アーム。
  5. 前記各アクチュエータは、正逆回転する駆動モータ、該駆動モータのモータ軸に固定されるねじ軸、および該ねじ軸に螺合するナットを備え、前記ナットを前記支持シャフトの後端部より後方に回り止め状態に配備し、前記ねじ軸の回動による前記ナットの進退動に伴い前記支持シャフトが進退動するように構成してある、請求項4記載の関節アーム。
  6. 互いに継手を介して屈曲自在に連結された第1アーム部材および第2アーム部材と、第1アーム部材にその長手方向に設けられた複数個の貫通孔と、第2アーム部材の第1アーム部材と対向する一端面に、前記各貫通孔と向き合うよう設けられた複数個の保持孔と、先端部側が前記保持孔に、後端部側が前記貫通孔にそれぞれ挿入された複数個の弾性体と、前記各貫通孔内の、前記弾性体の後端部より後方に、進退動自在に挿入される複数本の支持シャフトとからなり、複数本の支持シャフトのうち或る支持シャフトが前進動して前記弾性体を第2アーム部材の方向へ押圧すると共に、前進する弾性体に押されて継手を介して屈曲する第2アーム部材に対応して別の支持シャフトが後退動することによって弾性体が後退動するように構成するとともに、前記各貫通孔に挿入された支持シャフトを一斉に前進動あるいは後退動できるように構成してあることを特徴とする、関節アーム。
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