JP2006149952A - ローション付きトイレットペーパー及びローション付きトイレットペーパー製造方法 - Google Patents

ローション付きトイレットペーパー及びローション付きトイレットペーパー製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 べたつき感が無く、手に付着したローションを水で簡単に洗い流すことができるローション付きトイレットペーパーを提供する。
【解決手段】 原料パルプからなる紙基材に、脂肪酸エステル系界面活性剤、乳化剤、流動パラフィン、スクワランオイルを主成分とした水溶性のローションが塗布する。
【選択図】なし

Description

本発明は、ローション付きトイレットペーパー及び当該ローション付きトイレットペーパー製造方法に関する。
排便後など、肛門周辺部を清拭するために、トイレットペーパーが使用されているが、十分に清拭することができないと、肛門周辺部のかゆみ、かぶれ、ただれの原因になる。さらに肛門周辺部の疾患を有する場合は、症状を悪化させる原因にもなる。しかしながら、トイレットペーパーを使用しただけでは、肛門周辺部を十分に清拭することは困難である。
そこで、予め、油溶性のローションが含浸してあるトイレットペーパーが提案された(例えば、特許文献1)。
特開平4−15021公報
しかしながら、上述のようなトイレットペーパーは、含浸したローションが油溶性であるため、当該トイレットペーパーを手で持ったときにべたつき感があるという問題がある。さらに、ローションが油溶性であるため、トイレットペーパーを使用した際、手に付着したローションを水で簡単に洗い流すことができないという問題がある。
本発明の課題は、べたつき感が無く、手に付着したローションを水で簡単に洗い流すことができるローション付きトイレットペーパー及びローション付きトイレットペーパー製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ローション付きトイレットペーパーであって、原料パルプからなる紙基材に、脂肪酸エステル系界面活性剤、乳化剤、流動パラフィン、スクワランオイルを主成分とした水溶性のローションが塗布されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のローション付きトイレットペーパーであって、前記ローションの塗布量が、前記紙基材の重量の10〜80%であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のローション付きトイレットペーパーであって、前記紙基材の坪量が、12〜25g/mであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載のローション付きトイレットペーパーであって、表面の摩擦係数の平均偏差(MMD値)が、7.0〜12.0であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載のローション付きトイレットペーパーであって、長手方向の乾燥引張強度が2〜4Nであり、且つ、短手方向の乾燥引張強度が0.5〜1.5Nであることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載のローション付きトイレットペーパーを製造するためのローション付きトイレットペーパー製造方法であって、前記ローションを、グラビア印刷又はフレキソ印刷の方法を用いて前記紙基材に塗布することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載のローション付きトイレットペーパーを製造するためのローション付きトイレットペーパー製造方法であって、前記ローションを、グラビア印刷の方法を用いて前記紙基材に塗布することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ローション付きトイレットペーパーには、脂肪酸エステル系界面活性剤、乳化剤、流動パラフィン、スクワランオイルを主成分とした水溶性のローションが塗布されている。したがって、ローション付きトイレットペーパーの使用者は、ローション付きトイレットペーパーを手に持った際や使用した際などにべたつき感を感じることがなく、さらに、手に付着したローションを水で簡単に洗い流すことができることとなる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、ローションの塗布量が、紙基材の重量の10%以上であるため、紙基材にローションを塗布した効果を十分感じることができるという効果は、最低限、得られることとなる。さらに、肌触り(具体的には、例えば、滑らかさ、柔らかさ、しっとり感など)や、拭取り性の効果などの面において、通常のローションが塗布されていないトイレットペーパーとの違いを十分に発揮することができることとなる。
また、ローションの塗布量が、紙基材の重量の80%以下であるため、ローション付きトイレットペーパーの強度を確保することができ、そして、ローション付きトイレットペーパーを安価に製造することができるという効果は、最低限、得られることとなる。さらに、べたつき感などの違和感が生じないため、ローション付きトイレットペーパーの使用者は、ローションを塗布したという利点のみを十分に感じることができることとなる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、紙基材の坪量が、12g/m以上であるため、紙基材が薄くなり過ぎることがない。したがって、裏抜けしにくく、吸収性も十分に確保することができることとなる。
また、紙基材の坪量が、25g/m以下であるため、紙基材が厚くなり過ぎることがない。したがって、ローション付きトイレットペーパー自体が硬くなったりすることがなく、トイレットペーパーとしての使用感の高さを十分に確保することができることとなる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、表面の摩擦係数の平均偏差(MMD値)が、7.0以上であるため、紙力が大きく、破れにくいトイレットペーパーとなる。
また、MMD値が12.0以下であるため、滑らかさが大きく、トイレットペーパーとしての使用感を良好にすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、長手方向の乾燥引張強度が2N以上であり、且つ、短手方向の乾燥引張強度が0.5N以上であるため、破れにくく、使い勝手の良いトイレットペーパーとなる。
また、長手方向の乾燥引張強度が4N以下であり、且つ、短手方向の乾燥引張強度が1.5N以下であるため、水解性が高く、商品価値の高いトイレットペーパーとなる。
請求項6に記載の発明によれば、グラビア印刷又はフレキソ印刷の方法を用いて、紙基材にローションを塗布するため、他の方式(例えば、スプレー塗布の方法など)に比べて、塗布効率が高く、紙基材に塗布するローションの量を多くすることができることとなる。
請求項7に記載の発明によれば、グラビア印刷の方法を用いて、紙基材にローションを塗布するため、他の方式(例えば、フレキソ印刷やスプレー塗布などの方法)に比べて、塗布効率がより一層高く、紙基材に塗布するローションの量をより一層多くすることができることとなる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
本実施形態におけるローション付きトイレットペーパーは、紙基材に、ローションを塗布したものである。
[紙基材]
紙基材は、例えば、周知の湿式方法により製造されることとする。すなわち、紙基材は、原料から繊維(原料パルプ)の懸濁液である紙料を調整する紙料調整工程と、紙料から原料パルプを抄いて、繊維ウェブを形成し、当該形成した繊維ウェブを乾燥させる抄紙工程とによって製造される。
紙基材は、針葉樹クラフトパルプ(NBKP)、広葉樹クラフトパルプ(LBKP)のうち、少なくとも何れか一方が配合された原料パルプを原料としている。原料パルプには、具体的には、全配合量に対して、NBKPが、0〜100重量%、好ましくは20〜80重量%の割合で配合され、LBKPが、0〜100重量%、好ましくは20〜80重量%の割合で配合される。かかる範囲が好ましい理由は、NBKPが20重量%を下回り、LBKPが80重量%を上回ると、LBKPの特徴が支配的となって、紙力が低下し、紙基材が破れやすくなるからである。一方、LBKPが20重量%を下回り、NBKPが80重量%を上回ると、NBKPの特徴が支配的となって、紙力が増加し、紙基材が硬くなるからである。
NBKPの原料である針葉樹は、広葉樹と比較して繊維長が2倍以上長い。そのため、NBKPを配合することによって、繊維間の結合が強くなり、紙基材の強度(紙力)を上げることができる。
LBKPの原料である広葉樹は、繊維長が短い。そのため、LBKPを配合することによって、紙基材の表面は滑らかになり、地合を良くすることができる。
したがって、NBKPとLBKPとの配合割合は、ローション付きトイレットペーパーが備えるべき特性に応じて、適宜設定すると好適である。すなわち、紙力を向上させたい場合には、NBKPの配合割合を高め、滑らかさを向上させたい場合には、LBKPの配合割合を高めると効果的である。
さらに、NBKPとLBKPとの配合割合は、ローションの塗布量に応じて、適宜設定すると好適である。ローション付きトイレットペーパーは、ローションの塗布量が増加するほど、紙力が低下する。一方、ローション付きトイレットペーパーを使用した後に水で流すことができるよう、紙基材への湿潤紙力剤(紙力増強剤)の使用は控えられている。そのため、ローションの塗布量の増加に伴う紙力の低下を、NBKPを配合することによって埋め合わせ、NBKPの配合に伴う滑らかさの低下を、LBKPを配合することによって埋め合わせると効果的である。
後述する実施例においては、NBKPパルプとして、「グランドプレーリー(商品名)」、「ハーマック(商品名)」、「ヒントン(商品名)」を用いた。一方、LPKPパルプとしては、「リアウ(商品名)」を用いた。
なお、原料パルプとしては、NBKPやLBKPなどの化学パルプだけでなく、その他好適なパルプを用いることができる。具体的には、例えば、未晒しの針葉樹クラフトパルプ(NUKP)や、未晒しの広葉樹クラフトパルプ(LUKP)、古紙パルプ(DIP)、非木材パルプ(例えば、ケナフ、マニラ麻、バガス、コットンリンターなど)、機械パルプ(例えば、サーモメカニカルパルプ:TMP、ケミサーモメカニカルパルプ:CTMP、脱色ケミサーモメカニカルパルプ:BCTMPなど)などを用いることができる。そして、これらの配合割合は、未晒しの針葉樹クラフトパルプ(NUKP)においては、晒しの針葉樹クラフトパルプであるNBKPと同一の20〜80重量%が好ましい。未晒しの広葉樹クラフトパルプ(LUKP)においては、晒しの広葉樹クラフトパルプであるLBKPと同一の20〜80重量%が好ましい。また、古紙パルプ、非木材パルプ、機械パルプにおいては、LBKPと同一の20〜80重量%が好ましい。
紙基材の坪量は、10〜50g/mである。好ましくは、12〜25g/mである。下限を10g/mと規定した理由は、坪量が10g/mを下回ると、抄紙工程の段階で、シートが薄くなり、穴があきやすくなるからである。さらに、吸収性性能についても発現しにくくなるからである。一方、上限を50g/mと規定した理由は、坪量が50g/mを上回ると、紙基材自体が硬くなり、紙基材表面のクレープも粗くなるため表面性が悪くなって、トイレットペーパーとしての使用感が低下するからである。さらに、紙基材の坪量の好ましい範囲を12〜25g/mと規定した理由は、この範囲であれば、拭取り性や柔らかさなど、トイレットペーパーとしての品質を十分に発現することができるからである。
[ローション]
ローションは、脂肪酸エステル系界面活性剤、乳化剤、流動パラフィン、スクワランオイルを主成分としている。ローションには、具体的には、全配合量に対して、脂肪酸エステル系界面活性剤が5〜90重量%、乳化剤が1〜40重量%、流動パラフィンが5〜90重量%、スクワランオイルが1〜50重量%の割合で配合されている。好ましくは、脂肪酸エステル系界面活性剤が10〜70重量%、乳化剤が2〜20重量%、流動パラフィンが20〜70重量%、スクワランオイルが2〜25重量%の割合で配合されている。
脂肪酸エステル系界面活性剤は、優れたエモリエント効果(皮膚柔軟効果)を有している。したがって、脂肪酸エステル系界面活性剤の配合量が、5重量%を下回ると、滑らかな感触がなくなり、ローション付きトイレットペーパーが肌に張り付くような感触となってしまうため好適ではない。一方、脂肪酸エステル系界面活性剤の配合量が90重量%を上回ると、ローション付きトイレットペーパー表面にべたつき感が生じてくるため好適ではない。さらに、脂肪酸エステル系界面活性剤の配合量の好ましい範囲を10〜70重量%と規定した理由は、この範囲であれば、ローション付きトイレットペーパー表面が十分な滑らかさを有し、且つ、べたつき感を感じさせることがないからである。
脂肪酸エステル系界面活性剤としては、具体的には、例えば、グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルなどが挙げられる。
後述する実施例においては、脂肪酸エステル系界面活性剤として、グリセリン脂肪酸エステルであるトリ(カプリル/カプリン酸)グリセリンを用いた。
乳化剤は、優れた乳化効果、分散効果、水溶解効果を有している。したがって、乳化剤の配合量が、1重量%を下回ると、ローション付きトイレットペーパーに柔らかさがなくなって、肌に柔軟性を与えることができなくなる。さらに、手に付いたローションを、水で洗い流すことができなくなって好適ではない。一方、乳化剤の配合量が、40重量%を上回ると、べたつき感が生じてくるため好適ではない。さらに、乳化剤の配合量の好ましい範囲を2〜20重量%と規定した理由は、この範囲であれば、肌に十分な柔軟性を与えることができ、且つ、べたつき感を感じさせることがなく、さらに、手に付いたローションを水で簡単に洗い流すことができるからである。
乳化剤としては、具体的には、例えば、水溶解性の高いポリエチレングリコール脂肪酸エステル系の乳化剤などが挙げられる。そして、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル系の乳化剤としては、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルや、ジイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルなどが挙げられる。
後述する実施例においては、乳化剤として、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリルを用いた。
流動パラフィンは、優れた拭取り効果を有している。したがって、流動パラフィンの配合量が、5重量%を下回ると、十分な拭取り効果が発現せず好適ではない。一方、流動パラフィンの配合量が90重量%を上回ると、ローション付きトイレットペーパー表面の滑らかさがなくなってしまい好適ではない。さらに、流動パラフィンの配合量の好ましい範囲を20〜70重量%と規定した理由は、この範囲であれば、優れたエモリエント効果を有する脂肪酸エステル系界面活性剤と、優れた乳化効果、分散効果、水溶解性効果を有する乳化剤と併用することによって、高い拭取り効果と、良好な肌触りとを兼ね備えたローション付きトイレットペーパーを得ることができるからである。
なお、流動パラフィンの他に、その他好適なミネラルオイルを用いることができる。
スクワランオイルは、人間の皮膚に近い成分であり、浸透し易く、優れた柔軟効果を有している。したがって、スクワランオイルの配合量が、1重量%を下回ると、十分な柔軟効果が発現せず好適ではない。一方、スクワランオイルの配合量が、50重量%を上回ると、べたつき感が生じるようになり、また、コストが高くなるため好適ではない。さらに、スクワランオイルの配合量の好ましい範囲を2〜25重量%と規定した理由は、この範囲であれば、十分な柔軟効果を有し、且つ、べたつき感がなく、さらに、コストの面でも都合の良いローション付きトイレットペーパーを得ることができるからである。
なお、スクワランオイルの他に、その他好適な動物系オイル(例えば、馬油など)を用いることができる。さらに、植物性オイル(例えば、パーム油、ホホバオイル、ココナッツオイル、オリーブオイル、アーモンドオイル、スイートアーモンドオイル、マカデミアナッツオイル、小麦胚芽オイル(ウイートジャームオイル)、ローズヒップオイル、アボガドオイル、植物性スクワランオイル、ユーカリエキス、ビタミンEなど)なども用いることができる。
[ローション付きトイレットペーパー]
ローション付きトイレットペーパーは、グラビア印刷又はフレキソ印刷の方法を用いて、紙基材にローションを塗布したものである。グラビア印刷又はフレキソ印刷の方法を用いると、紙基材に対するローションの塗布効率が高く、紙基材に塗布するローションの量を多くすることができる。
ローションを紙基材に塗布する方法としては、グラビア印刷又はフレキソ印刷だけでなく、例えば、スプレー塗布、ブレードコーター、バーコーターなどあらゆる方法を用いることができる。
後述する実施例においては、塗布効率がより高いグラビア印刷の方法を用いて、紙基材にローションを塗布したローション付きトイレットペーパーを使用した。
ローションの塗布量は、紙基材の重量に対して、3〜400%、好ましくは10〜80%とした。下限を3%と規定した理由は、塗布量が3%を下回ると、紙基材にローションを塗布した効果が十分に確保できなくなるからである。一方、上限を400%と規定した理由は、塗布量が400重量%を上回ると、べたつき感などが生じて品質が低下するようになり、また、コストが嵩むこととなるからである。さらに、ローションの塗布量の好ましい範囲を、10〜80重量%と規定した理由は、この範囲であれば、品質、コストの面から、最も好ましいローション付きトイレットペーパーを得ることができるからである。
ローション付きトイレットペーパー表面の摩擦係数の平均偏差(MMD値)は、7.0〜12.0であることが望ましい。下限を7.0と規定した理由は、MMD値が7.0を下回ると、紙力がなくなり、破れやすくなるからである。上限を12.0と規定した理由は、MMD値が12.0を上回ると、滑らかさがなくなり、ローション付きトイレットペーパーとしての使用感が悪くなるからである。
ローション付きトイレットペーパーの水解性は、5〜80秒である。好ましくは、10〜40秒である。下限を5秒と規定した理由は、水解性が5秒を下回ると、破れやすく、使い勝手の悪いトイレットペーパーとなるからである。一方、上限を80秒と規定した理由は、水解性が80秒を上回ると、ローション付きトイレットペーパーを水に流した際に、排水管に詰まったりして、トイレットペーパーとしての商品価値が低下することになるからである。さらに、水解性の好ましい範囲を10〜40秒と規定した理由は、この範囲であれば、使用時に破れることがなく、且つ、多量のローション付きトイレットペーパーを水に流したとしても排水管が詰まる心配がないからである。
なお、ローション付きトイレットペーパーの水解性の測定は、JIS P4501−1993法に基づいて行った。
ローション付きトイレットペーパーの乾燥引張強度は、長手方向において2〜4N、短手方向において0.5〜1.5Nである。ここで、トイレットペーパーはロール状に巻回されるため、短手方向の乾燥引張強度と比較して、長手方向の乾燥引張強度が大きい方が望ましい。下限を2N(長手方向の乾燥引張強度)、0.5N(短手方向の乾燥引張強度)と規定した理由は、長手方向の乾燥引張強度が2Nを下回ると、又は、短手方向の乾燥引張強度が0.5Nを下回ると、破れやすく、使い勝手の悪いトイレット−ペーパーとなるからである。一方、上限を4N(長手方向の乾燥引張強度)、1.5N(短手方向の乾燥引張強度)と規定した理由は、長手方向の乾燥引張強度が4Nを上回ると、又は、短手方向の乾燥引張強度が1.5Nを上回ると、ローション付きトイレットペーパーを水に流した際に、排水管に詰まったりして、トイレットペーパーとしての商品価値が低下することになるからである。
[実施例]
次に、上記に説明した本発明に係るローション付きトイレットペーパーの実施例を比較例とともに説明する。
[配合割合、坪量及び塗布量]
実施例1〜7のローション付きトイレットペーパーにおいて、紙基材におけるパルプ配合割合[重量%]及び坪量[g/m]と、ローションにおける主成分配合割合[重量%]及び塗布量[%]を変化させた。各実施例の配合割合、坪量及び塗布量を表1に示した。
Figure 2006149952
[特性評価方法]
各実施例のローション付きトイレットペーパーのMMD値[-]及び水解性[秒]を測定した。併せて、各実施例のローション付きトイレットペーパーを使用したときの官能評価も実施した。各項目の評価方法は下記のとおりである。
[MMD値]
MMD値の測定に使用した摩擦子は、直径0.5mmのピアノ線を10本隣接させてなり、長さ及び幅がともに5mmとなるように形成された測定試料に対する接触面を有している。接触面には、先端が10本のピアノ線(曲率半径0.25mm)で形成された単位膨出部が形成されている。そして、摩擦子の接触面を所定方向に20g/cmの張力が付与された測定試料の表面に対して50gの接触圧で接触させながら、張力が付与された方向と略同じ方向に速度0.1cm/sで2cm移動させた。このときの摩擦係数を、摩擦感テスター KES−SE(カトーテック株式会社製)を用いて測定し、その摩擦係数を摩擦距離(移動距離=2cm)で除した値をMMD値とした。
[水解性]
JIS P4501−1993法に基づいて、ローション付きトイレットペーパーの水解性の測定を行った。
[官能評価]
肛門に痔症状などのトラブルを持つ15人を対象にして評価を行った。具体的には、排便後、普通のトイレットペーパーで拭いてから、実施例1〜7のローション付きトイレットペーパーを仕上げ用として使った際の評価を行った。しっとり感、柔らかさ、滑らかさ、厚み感、丈夫さ、風合い、拭取り性、手に残るローションのべたつき感の八項目について、「○」:たいへん良い、「△」:良い、「×」:悪いの三段階で評価した。
上記した各測定方法によって得た結果を表2に示した。
Figure 2006149952
[比較例]
[配合割合、坪量及び塗布量]
比較例1は、紙基材のみのトイレットペーパーであり、ローションが塗布されていない。なお、比較例1のトイレットペーパーの紙基材は、実施例3〜7のローション付きトイレットペーパーの紙基材と同一である。
比較例1のトイレットペーパーにおいて、紙基材におけるパルプ配合割合[重量%]及び坪量[g/m]を表1に示した。
比較例2は、従来のローション付きトイレットペーパーである。比較例2のローション付きトイレットペーパーの紙基材は、LBKPパルプである「ユカリ(商品名)」と、その他何らかの原料パルプとを原料としている。「ユカリ(商品名)」以外の原料パルプについては、具体的な商品名や配合割合などが不明である。比較例2のローション付きトイレットペーパーに塗布されたローションは、メチルポリシロキサンが含まれており、脂肪酸エステル系界面活性剤及び乳化剤が含まれていない。
比較例2のローション付きトイレットペーパーにおいて、紙基材におけるパルプ配合割合[重量%]及び坪量[g/m]と、ローションにおける主成分配合割合[重量%]及び塗布量[%]を表1に示した。
[特性評価方法]
比較例1のトイレットペーパーと、比較例2のローション付きトイレットペーパーとのMMD値[-]及び水解性[秒]を測定した。併せて、比較例1のトイレットペーパーと、比較例2のローション付きトイレットペーパーを使用したときの官能評価も実施した。各項目の評価方法は、実施例の評価方法と同一である。
[評価]
次いで、各項目についての評価を行った。
[MMD値]
実施例の中では、実施例2のMMD値(11.20)が最も高かった。また、実施例2のMMD値は、比較例1のMMD値(12.46)よりも低く、比較例2のMMD値(11.10)よりも高かった。
実施例2のローションの塗布量は「30%」であり、実施例2以外の実施例(実施例1,3〜7)のローションの塗布量は「60%」である。また、比較例1はローションを塗布していないトイレットペーパーであり、比較例2のローションの塗布量は「60%」である。これにより、ローションの塗布量が小さいと、MMD値が高くなり、滑らかさが低下することが分かった。
[水解性]
実施例の中では、実施例7の水解性(47秒)が最も低かった。また、実施例7の水解性は、比較例1の水解性(25秒)よりも低く、比較例2の水解性(48秒)と同程度であった。
実施例7のローション中の乳化剤配合割合は「2重量%」であり、実施例7以外の実施例(実施例1〜6)のローション中の乳化剤配合割合は「5重量%」以上である。また、比較例1はローションを塗布していないトイレットペーパーであり、比較例2のローションには乳化剤が配合されていない。これにより、ローション中の乳化剤配合割合が小さいと、水解性が低下する、すなわち、水に溶けにくくなることが分かった。
[官能評価]
しっとり感は、実施例1〜7の全てにおいて、「○」となり、たいへん良い評価が得られた。また、比較例1のしっとり感は「×」であり、比較例2のしっとり感は「○」であった。
実施例1〜7及び比較例2は、ローション付きトイレットペーパーであり、比較例1は、ローションを塗布していないトイレットペーパーである。これにより、紙基材にローションを塗布すると、しっとり感が増すことが分かった。
柔らかさは、実施例の中では、実施例7が最も低く、「△」であり、その他の実施例(実施例1〜6)においては「○」であった。また、比較例1の柔らかさは「×」であり、比較例2の柔らかさは「△」であった。
実施例7のローション中の乳化剤配合割合は「2重量%」であり、実施例7以外の実施例(実施例1〜6)のローション中の乳化剤配合割合は「5重量%」以上である。また、比較例1はローションを塗布していないトイレットペーパーであり、比較例2のローションには乳化剤が配合されていない。これにより、ローション中の乳化剤配合割合が小さいと、柔らかさが低下することが分かった。
滑らかさは、実施例の中では、実施例1、2、5がより低く、「△」であり、実施例3、4、6、7がより高く、「○」であった。また、比較例1の滑らかさは「×」であり、比較例2の滑らかさは「△」であった。
実施例1と実施例3とでは、原料パルプであるNBKPの商品名が異なる。具体的には、実施例1のNBKPには、「グランドプレーリー(商品名)」と「ハーマック(商品名)」とが使用されており、実施例3のNBKPには、「ヒントン(商品名)」と「ハーマック(商品名)」とが使用されている。このことから、「グランドプレーリー(商品名)」、「ハーマック(商品名)」の組み合わせよりも、「ヒントン(商品名)」、「ハーマック(商品名)」の組み合わせを用いた方が、滑らかなローション付きトイレットペーパーを得ることができることが分かった。
実施例2においては、実施例1と同一の商品名のNBKPを使用しているため、滑らかさが、実施例1の滑らかさと同程度(「△」)になったと考えられる。
実施例4と実施例5とでは、ローション中の乳化剤の配合割合と流動パラフィンの配合割合が異なる。具体的には、実施例4のローション中の乳化剤配合割合は「10重量%」、流動パラフィン配合割合は「25重量%」であり、実施例5のローション中の乳化剤配合割合は「5重量%」、流動パラフィン配合割合は「30重量%」である。より具体的には、ローション中の乳化剤配合割合は、実施例4がより高く、実施例5がより低い。このことから、ローション中の乳化剤配合割合が低いと、滑らかさが低下することが分かった。
実施例5と実施例6とでは、紙基材の坪量が異なる。具体的には、実施例5の紙基材の坪量は「15g/m」であり、実施例6の紙基材の坪量は「12g/m」である。このことから、紙基材の坪量が大きいと、滑らかさが低下することが分かった。
厚み感は、実施例1〜7の全てにおいて、「○」となり、たいへん良い評価が得られた。また、比較例1の厚み感は「○」であり、比較例2の厚み感は「△」であった。
丈夫さは、実施例の中では、実施例1が最も低く、「△」であり、その他の実施例(実施例2〜7)においては「○」であった。また、比較例1の丈夫さは「○」であり、比較例2の丈夫さは「△」であった。
実施例1と実施例2とでは、ローションの塗布量が異なる。具体的には、実施例1のローションの塗布量は「60%」であり、実施例2のローションの塗布量は「30%」である。このことから、ローションの塗布量が高いと、丈夫さが低下することが分かった。
実施例1と実施例3とでは、原料パルプであるNBKPの商品名が異なる。具体的には、実施例1のNBKPには、「グランドプレーリー(商品名)」と「ハーマック(商品名)」とが使用されており、実施例3のNBKPには、「ヒントン(商品名)」と「ハーマック(商品名)」とが使用されている。このことから、「グランドプレーリー(商品名)」、「ハーマック(商品名)」の組み合わせよりも、「ヒントン(商品名)」、「ハーマック(商品名)」の組み合わせを用いた方が、丈夫なローション付きトイレットペーパーを得ることができることが分かった。
風合いは、実施例の中では、実施例2が最も低く、「△」であり、その他の実施例(実施例1,3〜7)においては「○」であった。また、比較例1の風合いは「×」であり、比較例2の風合いは「△」であった。
実施例2のローションの塗布量は「30%」であり、実施例2以外の実施例(実施例1,3〜7)のローションの塗布量は「60%」である。また、比較例1はローションを塗布していないトイレットペーパーであり、比較例2のローションの塗布量は「60%」である。これにより、ローションの塗布量が小さいと、風合いが低下することが分かった。
拭取り性は、実施例1〜7の全てにおいて、「○」となり、たいへん良い評価が得られた。また、比較例1の拭取り性は「×」であり、比較例2の拭取り性は「○」であった。
実施例1〜7及び比較例2は、ローション付きトイレットペーパーであり、比較例1は、ローションを塗布していないトイレットペーパーである。これにより、紙基材にローションを塗布すると、拭取り性が増すことが分かった。
手に残るローションのべたつき感は、実施例の中では、実施例7が最も低く、「△」であり、その他の実施例(実施例1〜6)においては「○」であった。また、比較例1の手に残るローションのべたつき感は「○」であり、比較例2の手に残るローションのべたつき感は「×」であった。
実施例7のローション中の乳化剤配合割合は「2重量%」であり、実施例8以外の実施例(実施例1〜6)のローション中の乳化剤配合割合は「5重量%」以上である。また、比較例2のローションには乳化剤が配合されていない。これにより、ローション中の乳化剤配合割合が小さいと、手に残るローションのべたつき感が増すことが分かった。さらに、比較例2においては、より一層、手に残るローションのべたつき感が増す。これは、ローションにメチルポリシロキサンが配合されていることが原因であると考えられる。
以上説明した本発明のローション付きトイレットペーパーによれば、ローション付きトイレットペーパーには、脂肪酸エステル系界面活性剤、乳化剤流動パラフィン、スクワランオイルを主成分とした水溶性のローションが塗布されている。したがって、ローション付きトイレットペーパーの使用者は、ローション付きトイレットペーパーを手に持った際や使用した際などにべたつき感を感じることがなく、さらに、手に付着したローションを水で簡単に洗い流すことができることとなる。
また、ローションの塗布量が、紙基材の重量の10%以上であるため、紙基材にローションを塗布した効果を十分感じることができる。さらに、肌触り(具体的には、例えば、滑らかさ、柔らかさ、しっとり感など)や、拭取り性の効果などの面において、通常のローションが塗布されていないトイレットペーパーとの違いを十分に発揮することができることとなる。
さらに、ローションの塗布量が、紙基材の重量の80%以下であるため、ローション付きトイレットペーパーの強度を十分に確保することができ、そして、ローション付きトイレットペーパーを安価に製造することができる。さらに、べたつき感などの違和感が生じないため、ローション付きトイレットペーパーの使用者は、ローションを塗布したという利点のみを十分に感じることができることとなる。
また、紙基材の坪量が、12g/m以上であるため、紙基材が薄くなり過ぎることがない。したがって、裏抜けしにくく、吸収性も十分に確保することができることとなる。
さらに、紙基材の坪量が、25g/m以下であるため、紙基材が厚くなり過ぎることがない。したがって、ローション付きトイレットペーパー自体が硬くなったりすることがなく、トイレットペーパーとしての使用感の高さを十分に確保することができることとなる。
そして、表面の摩擦係数の平均偏差(MMD値)が、7.0以上であるため、紙力が大きく、破れにくいトイレットペーパーとなる。
また、MMD値が12.0以下であるため、滑らかさが大きく、トイレットペーパーとしての使用感を良好にすることができる。
さらに、長手方向の乾燥引張強度が2N以上であり、且つ、短手方向の乾燥引張強度が0.5N以上であるため、破れにくく、使い勝手の良いトイレットペーパーとなる。
また、長手方向の乾燥引張強度が4N以下であり、且つ、短手方向の乾燥引張強度が1.5N以下であるため、水解性が高く、商品価値の高いトイレットペーパーとなる。
さらに、グラビア印刷の方法を用いて、紙基材にローションを塗布するため、他の方式(例えば、フレキソ印刷やスプレー塗布の方法など)に比べて、塗布効率がより一層高く、紙基材に塗布するローションの量をより一層多くすることができることとなる。

Claims (7)

  1. 原料パルプからなる紙基材に、脂肪酸エステル系界面活性剤、乳化剤、流動パラフィン、スクワランオイルを主成分とした水溶性のローションが塗布されていることを特徴とするローション付きトイレットペーパー。
  2. 請求項1に記載のローション付きトイレットペーパーであって、
    前記ローションの塗布量が、前記紙基材の重量の10〜80%であることを特徴とするローション付きトイレットペーパー。
  3. 請求項1又は2に記載のローション付きトイレットペーパーであって、
    前記紙基材の坪量が、12〜25g/mであることを特徴とするローション付きトイレットペーパー。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載のローション付きトイレットペーパーであって、
    表面の摩擦係数の平均偏差(MMD値)が、7.0〜12.0であることを特徴とするローション付きトイレットペーパー。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載のローション付きトイレットペーパーであって、
    長手方向の乾燥引張強度が2〜4Nであり、且つ、短手方向の乾燥引張強度が0.5〜1.5Nであることを特徴とするローション付きトイレットペーパー。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載のローション付きトイレットペーパーを製造するためのローション付きトイレットペーパー製造方法であって、
    前記ローションを、グラビア印刷又はフレキソ印刷の方法を用いて前記紙基材に塗布することを特徴とするローション付きトイレットペーパー製造方法。
  7. 請求項1〜5の何れか一項に記載のローション付きトイレットペーパーを製造するためのローション付きトイレットペーパー製造方法であって、
    前記ローションを、グラビア印刷の方法を用いて前記紙基材に塗布することを特徴とするローション付きトイレットペーパー製造方法。
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