JP2006149564A - Mri装置およびmri装置の画質改善方法 - Google Patents

Mri装置およびmri装置の画質改善方法 Download PDF

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Abstract

【課題】MRI装置において、出力される勾配磁場が有する、期待される時刻からの遅延に起因する画質の劣化を改善すること。
【解決手段】所定のパルスシーケンスにより収集されたエコー信号に基づいて所定のMR画像を生成処理するMRI装置1において、理想の勾配磁場波形と所定の位置に配置された磁場測定用供試体からのエコー信号を用いて算出された勾配磁場の観測波形とに基づいて、出力される勾配磁場が有する期待される時刻からの遅延に相当するグループ・ディレイを算出するグループ・ディレイ算出手段15を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置に関するものであり、より詳細には、MRI装置における画質改善方法に関するものである。
MRI装置では、位置情報を付加するために勾配磁場を利用するのが一般的な手法である。この勾配磁場は、理論に基づいて正確に決定され、印加されるべきものである。しかしながら、勾配磁場を印加するグラディエント・コイルの周辺には導体が存在しており、この導体によって、所望の勾配磁場を打ち消すような渦電流が発生する。この渦電流の影響で、実際の勾配磁場波形は、理想波形に比べて立ち上がり、あるいは立ち下がり波形に鈍りが発生する。このため、実際に、病院などの施設に設置されているMRI装置では、理論的に導き出される勾配磁場に所定の補正をかけた勾配磁場を印加し、渦電流の影響を低減させている。
従来、この種の補正は、渦電流の影響により生ずる勾配磁場波形の鈍りを見込んで、予め波形を強調することで行われていた。
なお、下記特許文献1には、MRI装置において、勾配磁場パルスの印加によって誘起される渦電流磁場や残留磁場の不整磁場が持つ勾配磁場パルスへの波形依存性、時間・空間依存性、および、永久磁石装置における勾配磁場パルスの履歴依存性に対応して不整磁場を補正をすることにより、不整磁場が原因で発生する再構成画像上の歪み、信号強度の低下、ゴーストおよび他の画質劣化を防止する技術が開示されている。
特開2004−261591号公報
上述のように、現在、医療施設などに設置されている製品では、渦電流の影響を減らし、理想の勾配磁場を出力するような補正が行われている。また、上記特許文献1に示されるMRI装置では、X,Y,Zの方向ごとの較正データを空間成分ごとに用意しておき、方向ごとに各空間成分の補正電流を算出し、この算出された補正電流をシムコイルと呼ばれる不整磁場補正コイルに流すような制御を行うようにしている。
しかしながら、渦電流の影響を完全に補正することはできず、また、ハードウェア上の伝送遅延とも相まって、理想に近い勾配磁場波形を得ることができないので、出力勾配磁場には少なからぬ遅延が存在していた。このとき、この遅延を無視してエコーデータの取得を行うと、RF磁場に対して勾配磁場がずれたり、エコーピークがデータ取得の中心からずれたりすることで、画質が劣化するといった問題点があり、従来から、出力される勾配磁場が有する、期待される時刻からの遅延に相当するグループ・ディレイを測定・算出し、MRI装置に反映させることで、画質劣化を改善していた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、エコーピークとデータ取得中心とのずれに起因する画質の劣化を改善することができるMRI装置および、その画質改善方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明にかかるMRI装置によれば、所定のパルスシーケンスにより収集されたエコー信号に基づいて所定のMR(Magnetic Resonance)画像を生成処理するMRI装置において、理想の勾配磁場波形と所定の位置に配置された磁場測定用供試体からのエコー信号を用いて算出された勾配磁場の観測波形とに基づいて、出力される勾配磁場が有する期待される時刻からの遅延に相当するグループ・ディレイを算出するグループ・ディレイ算出手段を備えたことを特徴とする。
つぎの発明にかかるMRI装置によれば、上記の発明において、前記グループ・ディレイは、理想の勾配磁場波形の重心時刻と実際に測定された勾配磁場の観測波形の重心時刻とに基づいて算出されることを特徴とする。
つぎの発明にかかるMRI装置によれば、上記の発明において、前記グループ・ディレイは、理想の勾配磁場波形の重心時刻と実際に測定された勾配磁場の観測波形の重心時刻とに基づいて算出されることを特徴とする。
つぎの発明にかかるMRI装置によれば、上記の発明において、算出されたグループ・ディレイに基づいて、RF磁場および/または勾配磁場を印加するタイミングが制御されることを特徴とする。
つぎの発明にかかるMRI装置によれば、上記の発明において、算出されたグループ・ディレイに基づいて、観測データのエコーピークとデータ取得中心とが略一致するようにエコー信号を取得するタイミングが制御されることを特徴とする。
つぎの発明にかかるMRI装置の画質改善方法によれば、所定のパルスシーケンスにより収集されたエコー信号に基づいて所定のMR(Magnetic Resonance)画像を生成処理するMRI装置に適用され、該MR画像の画質を改善するMRI装置の画質改善方法において、理想の勾配磁場波形と所定の位置に配置された磁場測定用供試体からのエコー信号を用いて算出された勾配磁場の観測波形とに基づいて、出力される勾配磁場が有する期待される時刻からの遅延に相当するグループ・ディレイを算出するグループ・ディレイ算出ステップを含むことを特徴とする。
つぎの発明にかかるMRI装置の画質改善方法によれば、上記の発明において、前記グループ・ディレイが、理想の勾配磁場波形の重心時刻と実際に測定された勾配磁場の観測波形の重心時刻とに基づいて算出されることを特徴とする。
つぎの発明にかかるMRI装置の画質改善方法によれば、上記の発明において、前記グループ・ディレイが、理想の勾配磁場波形の重心時刻と実際に測定された勾配磁場の観測波形の重心時刻とに基づいて算出されることを特徴とする。
本発明にかかるMRI装置によれば、理想の勾配磁場波形と所定の位置に配置された磁場測定用供試体からのエコー信号を用いて算出されたグループ・ディレイをMRI装置に反映するようにしているので、RF磁場と勾配磁場を印加するタイミングや、エコーピークとデータ取得中心とを略一致させることができ、表示画質の劣化を防止することができるという効果を奏する。
以下に、本発明のMRI装置およびMRI装置の画質改善方法にかかる実施の形態について図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明にかかるMRI装置の構成を示すブロック図である。同図に示す各構成部は、MRI装置の一般的構成を示すものであるが、本発明に特に関係の深い構成部は、計算機2に具備されるグループ・ディレイ算出部15である。なお、マグネットアッセンブリ5に具備されるファントム21およびコイル22は、後述するグループ・ディレイを算出するための測定用ツールである。したがって、測定用ツールであるファントム21およびコイル22は、マグネットアッセンブリ5に常時備えておく必要はなく、測定の際に準備されるものであってもよい。また、コイル22は、受信機能に加えて、RF送信の機能を有していてもよい。
つぎに、図1を用いて、本発明にかかるMRI装置1の動作について説明する。同図において、計算機2は、操作卓13からの指示に基づき、全体の作動を制御する。シーケンスコントローラ3は、記憶しているシーケンスに基づいて、勾配磁場駆動回路4を作動させ、マグネットアッセンブリ5の勾配磁場コイルで、勾配磁場を発生させる。また、シーケンスコントローラ3は、ゲート変調回路7を制御する。この制御によって、RF発振回路6で発生したRFパルスが所定の波形に変調され、RF電力増幅器8を介してマグネットアッセンブリ5の送信コイル(図示省略)、もしくはコイル22に印加される。
送信コイルから出力されたRFパルス信号は、マグネットアッセンブリ5に接続されたファントム21に照射される。また、ファントム21に照射されて再放射されるエネルギー(FID信号)は、コイル22によって受信される。コイル22で得られたFID信号は、前置増幅器9を介して位相検波器10に入力され、さらにAD変換器11を介して計算機2に入力される。計算機2に具備されるグループ・ディレイ算出部15は、AD変換器11から出力されたFID信号のデータに基づき、出力される勾配磁場が有する、期待される時刻からの遅延に相当するグループ・ディレイを算出する。このとき算出されたグループ・ディレイは、計算機2内に記憶されるとともに、例えば、表示装置12に表示される。また、算出されたグループ・ディレイは、例えば、操作卓13の制御によりMRI装置1に反映される。なお、以上の動作は、MRI装置の運用前に行われる補正処理であり、現地における実際の運用(計測処理)は、当該グループ・ディレイが反映されたパルスシーケンスに基づいて行われる。
図2は、MRI装置のグループ・ディレイを算出するための測定系の一例を示す図である。同図に示す例では、磁場中心からZ軸の正方向および負方向の略等距離の各位置に、ファントム21a,21bと、これらのファントム21a,21bをそれぞれ取り囲むように備えられたコイル22a,22bとのそれぞれからなる磁場測定用供試体23a,23bが設置されている。
なお、図2において、磁場測定用供試体をZ軸の正方向および負方向の略等距離の位置に設置しているが、必ずしも、これらの位置に限定されるものではない。なお、同図に示す例では、磁場測定用供試体をZ軸に設置する例について説明したが、X軸あるいはY軸方向のグループ・ディレイを算出する場合には、図2と同様に、各磁場測定用供試体をX軸あるいはY軸方向の同様な位置にそれぞれ設置すればよい。
図3−1は、例えば、ある位置に配置された磁場測定用供試体に印加された勾配磁場の大きさ(以下「勾配磁場」と呼称)の理想波形を示す図である。この図に示されるような台形波形は、励起領域選択のためにスライス軸に印加される勾配磁場や、周波数エンコードのために読み出し軸に印加される勾配磁場に、一般的に用いられている。
一方、図3−2は、図3−1に示した理想の勾配磁場波形上と勾配磁場として現実に観測される観測波形とを示した図である。同図において、波線部は図3−1に示した理想波形であり、実線部は渦電流などの影響によって鈍った波形として観測された観測波形である。なお、この実施の形態では、図3−2に示すように、理想波形の面積中心、すなわち重心であるポイントP1と観測波形の重心であるポイントP2との間の遅延時間をグループ・ディレイとして定義する。
図3−3は、勾配磁場として観測された観測波形の重心の算出概念を示す図である。同図において、G[n]、G[n+1]は、それぞれ時刻T[n]、T[n+1]のときに、コイル22a,22bの各観測出力に基づいて算出される勾配磁場の出力値を示している。詳細な処理手順については後述するが、同図の斜線部で示される部分(台形形状)の面積を時間軸方向に加算し、加算された面積の平均値に基づいて観測波形の重心(P2)を算出することができる。
つぎに、図2および図4を用いて、任意の時刻における勾配磁場を算出するための算出原理について説明する。なお、図4は、本発明にかかるパルスシーケンスと算出原理とを示す図である。まず、勾配磁場コイルにより同図(A)に示すような入力グラディエント(勾配磁場)が印加されるとともに、マグネットアッセンブリ5の送信コイル(図示省略)もしくはコイル22から同図(B)に示すような所定のRFパルス信号が、磁場測定用供試体23a,23bに照射され、コイル22a,22bでは同図(C)に示すようなFID信号が受信される。計算機2は、このFID信号に基づいて勾配磁場の波形を算出する。
いま、磁場測定用供試体23a,23bの各設置位置をz1,z2とし、時刻T[n](n=1,2,・・・,N(Nは測定ポイント数))において、z1,z2の位置における位相変化量Δφ(z1,T[n]),Δφ(z2,T[n])をコイル22a,22bの各出力に基づいて算出する。なお、これらの位相変化量Δφ(z1,T[n]),Δφ(z2,T[n])は、スピンが感じる磁場によって生ずる位相変化量であることから、次式の関係が成立する。
ΔB(z1,T[n])=1/(2πγ)*Δφ(z1,T[n])/Δt
=G[n]*z1+ΔB0(T[n]) ・・・(1)
ΔB(z2,T[n])=1/(2πγ)*Δφ(z2,T[n])/Δt
=G[n]*z2+ΔB0(T[n]) ・・・(2)
上式において、γは磁気回転比、ΔB(z,T[n])は磁場の変化量、ΔB0(T[n])は定数項であり、G[n]は算出対象である勾配磁場である。
したがって、勾配磁場G[n]は、式(1)、式(2)に基づいて、次式のように算出することができる。
G[n]=[ΔB(z1,T[n])−ΔB(z2,T[n])]/(z1−z2)・・・(3)
なお、実際の測定においては、1度のRFパルスの印加によって勾配磁場波形の全体を算出することができない場合もある。そのような場合には、図4に示すように、RFパルスの印加時刻を変化させつつ、同じ勾配磁場波形を何度か出力し、その結果を重ね合わせて勾配磁場波形全体を算出するようにすればよい。
なお、図2において、磁場測定用供試体23aおよび磁場測定用供試体23bの配置位置は任意である。また、各磁場測定用供試体は、ファントムの大きさや特性によって、適宜好適な位置に配置すればよい。
また、磁場測定用供試体23aおよび磁場測定用供試体23bの配置位置の座標は、予め既知であってもよいし、未知であってもよい。なお、配置位置の座標が未知の場合であっても、コイル22a,22bの各出力に基づいて磁場測定用供試体23aおよび磁場測定用供試体23bの配置位置を算出することができる。また、印加されるRFパルスとしては、矩形パルス、Sinc波形パルスなどの任意形状のパルスを用いることができる。
つぎに、グループ・ディレイを算出する2つの処理手順について図1および図5を用いて説明する。なお、図5は、グループ・ディレイを算出する第1の処理手順を示すフローチャートである。
図5に示すフローにおいて、以下の処理が計算機2のグループ・ディレイ算出部15において実行される。時刻T[n]における勾配磁場G[n]が上記の式(3)に基づいて算出され(ステップS101)、算出されたG[n]の集合体である観測波形上の面積S[N]を次式に基づいて算出される(ステップS102)。
Figure 2006149564
また、S[k−1]<S[N]/2<S[k]を満たす“k”が算出され(ステップS103)、このとき算出された“k”に基づいて、面積の和が1/2(すなわちS[N]/2)となる時刻Tmが次式に基づいて算出される(ステップS104)。
a=S[k]−S[N]/2
b=S[N]/2−S[k−1]
m=(T[k−1]*a+T[k]*b)/(a+b) ・・・(5)
さらに、ステップS104において算出されたTmと理想波形における重心(Tideal)との差分であるグループ・ディレイ(Td)が次式に基づいて算出される(ステップS105)。
d=Tm−Tideal ・・・(6)
上記のステップS101〜S105の各処理によって得られたグループ・ディレイは、例えば計算機2内の所定の領域に記憶され、例えば操作卓13の制御によりMRI装置1に反映される。
つぎに、第2の処理手順について説明する。図6は、グループ・ディレイを算出する第2の処理手順を示すフローチャートである。
図6に示すフローにおいて、以下の処理が計算機2のグループ・ディレイ算出部15において実行される。第1の処理手順と同様に、時刻T[n]における勾配磁場G[n]が上記の式(3)に基づいて算出され(ステップS201)、算出されたG[n]の0次モーメント(ΣG[n])と1次モーメント(ΣG[n]*T[n])とから次式に基づいて重心時刻Tgが算出される(ステップS202)。
Figure 2006149564
また、ステップS202において算出されたTgと理想波形における重心(Tideal)との差分であるグループ・ディレイ(Td)が次式に基づいて算出される(ステップS203)。
d=Tg−Tideal ・・・(8)
上記ステップS201〜S203の各処理によって得られたグループ・ディレイは、例えば計算機2内の所定の領域に記憶され、例えば操作卓13の制御によりMRI装置1に反映される。
以上説明したように、この実施の形態のMRI装置によれば、上記2つの処理手順に基づいてグループ・ディレイを算出するとともに、算出されたグループ・ディレイをMRI装置に反映するようにしているので、RF磁場や、勾配磁場を印加するタイミングなどが制御され、あるいはエコー信号取得の際に、観測データのエコーピークとデータ取得中心とを略一致させるようにタイミングを制御することができ、表示画質の劣化を防止することができる。
本発明にかかるMRI装置の構成を示すブロック図である。 MRI装置のグループ・ディレイを算出するための測定系の一例を示す図である。 ある位置に配置された磁場測定用供試体に印加された理想の勾配磁場波形を示す図である。 図3−1に示した理想の勾配磁場波形と勾配磁場として現実に観測される観測波形とを示した図である。 勾配磁場として観測された観測波形の重心の算出概念を示す図である。 本発明にかかるパルスシーケンスと算出原理とを示す図である。 グループ・ディレイを算出する第1の処理手順を示すフローチャートである。 グループ・ディレイを算出する第2の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 MRI装置
2 計算機
3 シーケンスコントローラ
4 勾配磁場駆動回路
5 マグネットアッセンブリ
6 RF発振回路
7 ゲート変調回路
8 RF電力増幅器
9 前置増幅器
10 位相検波器
11 AD変換器
12 表示装置
13 操作卓
15 グループ・ディレイ算出部
21,21a,21b ファントム
22,22a,22b コイル
23,23a,23b 磁場測定用供試体

Claims (8)

  1. 所定のパルスシーケンスにより収集されたエコー信号に基づいて所定のMR画像を生成処理するMRI装置において、
    理想の勾配磁場波形と所定の位置に配置された磁場測定用供試体からのエコー信号を用いて算出された勾配磁場の観測波形とに基づいて、出力される勾配磁場が有する期待される時刻からの遅延に相当するグループ・ディレイを算出するグループ・ディレイ算出手段を備えたことを特徴とするMRI装置。
  2. 前記グループ・ディレイは、理想の勾配磁場波形の重心時刻と実際に測定された勾配磁場の観測波形の重心時刻とに基づいて算出されることを特徴とする請求項1に記載のMRI装置。
  3. 前記グループ・ディレイは、理想の勾配磁場波形の重心時刻と実際に測定された勾配磁場の観測波形の重心時刻とに基づいて算出されることを特徴とする請求項1に記載のMRI装置。
  4. 算出されたグループ・ディレイに基づいて、RF磁場および/または勾配磁場を印加するタイミングが制御されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のMRI装置。
  5. 算出されたグループ・ディレイに基づいて、観測データのエコーピークとデータ取得中心とが略一致するようにエコー信号を取得するタイミングが制御されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のMRI装置。
  6. 所定のパルスシーケンスにより収集されたエコー信号に基づいて所定のMR(画像を生成処理するMRI装置に適用され、該MR画像の画質を改善するMRI装置の画質改善方法において、
    理想の勾配磁場波形と所定の位置に配置された磁場測定用供試体からのエコー信号を用いて算出された勾配磁場の観測波形とに基づいて、出力される勾配磁場が有する期待される時刻からの遅延に相当するグループ・ディレイを算出するグループ・ディレイ算出ステップを含むことを特徴とするMRI装置の画質改善方法。
  7. 前記グループ・ディレイは、理想の勾配磁場波形の重心時刻と実際に測定された勾配磁場の観測波形の重心時刻とに基づいて算出されることを特徴とする請求項6に記載のMRI装置の画質改善方法。
  8. 前記グループ・ディレイは、理想の勾配磁場波形の重心時刻と実際に測定された勾配磁場の観測波形の重心時刻とに基づいて算出されることを特徴とする請求項6に記載のMRI装置の画質改善方法。
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